JP2020082985A - 車両前部構造 - Google Patents

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由香里 井上
Yukari Inoue
由香里 井上
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Abstract

【課題】車両停止中にエアガイドの開口部へのエンジンの熱気の侵入を抑制することによってラジエータの冷却性能の低下を抑制する。【解決手段】ラジエータの前方でサポートアッパー11とサポートロア12の車両幅方向の中央部を接続するセンターブレース15と、ラジエータとサポートロア12との間に配置され、ラジエータよりも前方へ張り出し、車両幅方向に延びる板部材であるエアガイド2と、を含む車両前部構造であって、エアガイド2は、底部に開口部21を備える窪み22が車両幅方向の中央部に設けられ、センターブレース15は、下端が窪み22の中に入り、後方かつ下方に向かって斜めにねじ込まれるボルト25によって、開口部21でサポートロア12の車両幅方向の中央部に接続され、窪み22は、開口部21の前方にボルト25の挿入方向に沿って斜めに延びる傾斜面から成る熱遮蔽壁23を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部構造、特にラジエータの下方から車両前方へ向かって張り出して車両幅方向に延びる板状のエアガイドの構造に関する。
ラジエータの下方から車両前方へ張り出して車両幅方向に延びる板状のエアガイドが特許文献1で開示されている。このエアガイドは、車両走行中に前方から流れ込む車両走行風をラジエータのコア部に導き、車両停止中にラジエータ後方のエンジンルームの熱気がラジエータ下方からラジエータ前方に回り込むことを防止する役割を担っている。
特開2009−154699号公報
ところで、ラジエータを固定支持するラジエータサポートの上端で車両幅方向に延びるサポートアッパーの車両幅方向の中央部と、ラジエータサポートの下端で車両幅方向に延びるサポートロアの車両幅方向の中央部とをセンターブレースが接続する場合、ラジエータとサポートロアとの間に配置されるエアガイドには、センターブレースを通すための開口部が設けられる。センターブレースは下端がサポートロアにボルトで接続されるが、センターブレースをサポートロアに接続するボルトを締める工具とエアガイドとの干渉を避けるため、センターブレースを通す開口部を大きくする必要がある。しかし、開口部を大きくすると、車両停止中にラジエータ後方のエンジンで加熱された熱気がラジエータ下方を回り込んで開口部から侵入し、ラジエータの冷却性能が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、車両停止中に開口部への熱気の侵入を抑制することによってラジエータの冷却性能の低下を抑制することを目的とする。
本発明に係る車両前部構造は、車両前方のフロントコンパートメントの内部に配置され、車両幅方向に延びるサポートアッパーと、サポートアッパーの下側に配置されて車両幅方向に延びるサポートロアと、を含み、サポートアッパーとサポートロアとの間にラジエータを固定支持するラジエータサポートと、ラジエータの前方でサポートアッパー及びサポートロアの車両幅方向の中央部を車両上下方向に接続するセンターブレースと、ラジエータとサポートロアとの間に配置され、ラジエータよりも前方へ張り出し、車両幅方向に延びる板部材で、上面がラジエータへの導入空気をガイドするエアガイドと、を含む車両前部構造であって、エアガイドは、底部に開口部を備える窪みが車両幅方向の中央部に設けられ、センターブレースは、下端が前記窪みの中に入り、後方かつ下方に向かって斜めにねじ込まれるボルトによって、開口部でサポートロアの車両幅方向の中央部に接続され、前記窪みは、開口部の前方に前記ボルトの挿入方向に沿って後方かつ下方に向かって斜めに延びる傾斜面から成る熱遮蔽壁を有すること、を特徴とする。
本発明は、エアガイドの窪みが、開口部の前方にセンターブレースをサポートロアに接続するボルトの挿入方向に沿って後方かつ下方に向かって斜めに延びる傾斜面から成る熱遮蔽壁を有することにより、ボルトを締める工具との干渉を避けつつ開口部を小さくできるので、車両停止中に開口部への熱気の侵入を抑制してラジエータの冷却性能の低下を抑制することができる。
実施形態の車両前部構造のラジエータサポートを示す斜視図である。 図1のA部にエアガイドを付けた状態を示す拡大図である。 実施形態の車両前部構造のエアガイドの上面を示した斜視図である。 実施形態の車両前部構造のエアガイドの下面を示した斜視図である。 図3のB−B線断面図である。 図3〜5に示すエアガイドが接続されたサポートロアにセンターブレースを接続した状態を示す斜視図である。 図3〜5に示すエアガイドが接続されたサポートロアにセンターブレースを接続した状態を示す断面図である。 比較例1のエアガイドの断面図である。 比較例1のエアガイドが接続されたサポートロアにセンターブレースを接続した状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の車両前部構造10について説明する。以下説明する各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、それぞれ車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
車両前部構造10のラジエータサポート1は、車両前方のフロントコンパートメントの内部に配置される。図1に示すように、ラジエータサポート1は、車両幅方向に延びるサポートアッパー11と、サポートアッパー11の下側に配置されて車両幅方向に延びるサポートロア12と、上下方向に延びてサポートアッパー11及びサポートロア12の右端を接続するサポートライト13と、上下方向に延びてサポートアッパー11及びサポートロア12の左端を接続するサポートレフト14とにより構成される枠状の部材である。ラジエータサポート1は、サポートアッパー11とサポートロア12との間で、かつサポートライト13とサポートレフトとの間にラジエータ(図示せず)を固定支持する。センターブレース15は、ラジエータの前方で、サポートアッパー11及びサポートロア12の車両幅方向の中央部を上下方向に接続する。
図2に示すように、エアガイド2はサポートロア12の上に取り付けられている。センターブレース15は、下端がエアガイド2の窪み22の中に入り、後方かつ下方に向かって斜めにねじ込まれるボルト25によってサポートロア12に接続されている。エアガイド2の窪み22の前側の壁面には、U字状に凹んでボルト25の挿入方向に沿って斜めに延びる傾斜面から成る熱遮蔽壁23が設けられている。
図3、図4及び図5に示すように、エアガイド2は板状の部材であり、エアガイド2の車両幅方向の中央部には、底部に開口部21を備える窪み22が設けられている。窪み22は、開口部21の前方にU字状に凹んだ傾斜面から成る熱遮蔽壁23を有する。また、窪み22の底には開口部21を狭くするために、窪み22の下端の前方側の壁面から車両後方に向かって張り出した前方張り出し部24aと、側方側の壁面から車両中央に向かって張り出した側方張り出し部24bとで構成される張り出し部24が設けられている。
図6及び図7に示すように、板部材であるエアガイド2はサポートロア12に接続することによって、サポートロア12と不図示のラジエータとの間に配置され、ラジエータ及びサポートロア12よりも前方へ張り出し、車両幅方向に延びる。エアガイド2の上面は、車両走行中に前方から流れ込む車両走行風の導入空気をラジエータのコア部に導く。そして、エアガイド2は、車両停止中にラジエータ後方のエンジンで加熱された熱気がラジエータ下方からラジエータ前方に回り込むことを防止する役割を担っている。
図6及び図7に示すように、サポートロア12に接続したエアガイド2の窪み22の中にセンターブレース15の下端が入り、後方かつ下方に向かって斜めにねじ込まれるボルト25によって、図5で示した開口部21を介してサポートロア12に接続される。一点鎖線Lは、ボルト25の挿入方向を示す。U字状に凹んだ傾斜面から成る熱遮蔽壁23は、ボルト25の挿入方向に沿って後方かつ下方に向かって斜めに延びている。そして、ボルト25を締める工具26は、ボルト25を締める際にボルト25の挿入方向を示す一点鎖線Lに沿って挿入される。ボルト25を締める工具26はU字状に凹んだ傾斜面から成る熱遮蔽壁23の上側を通ってボルト25に到達することができるので、ボルト25を締め付ける際に工具26がエアガイド2と干渉することを避けることができる。熱遮蔽壁23は、このように工具26との干渉を避けつつ、車両停止中にラジエータ後方のエンジンからラジエータ下方に回り込む熱気がラジエータ前方に回り込まないように遮蔽している。
図7に示すように、センターブレース15をサポートロア12に接続した状態では、エアガイド2の開口部21の一部はセンターブレース15及びサポートロア12で塞がれる。一方、塞がれていない部分として前方張り出し部24aの車両後方側の端部とセンターブレース15の車両前方側の面との間に隙間G1が形成される。同様に、側方張り出し部24bの車両中央側の端部とセンターブレース15の側面との間に車両幅方向の隙間(図示せず)が形成される。
図7に示すように、実施形態の車両前部構造10のエアガイド2は、ボルト25の挿入方向に沿って斜めに延びるU字状に凹んだ傾斜面から成る熱遮蔽壁23がエアガイド2の窪み22に設けられることにより、ボルト25を締める工具26との干渉を避けつつエアガイド2の開口部21を小さくすることができる。また、既に述べたように、エアガイド2の窪みの底には、窪み22の下端に前方張り出し部24aと側方張り出し部24bとで構成される張り出し部24が設けられているため、張り出し部24の分だけ開口部21が小さくなっている。このように、本実施形態の車両前部構造10では、熱遮蔽壁23及び張り出し部24が設けられることによりエアガイド2の開口部21を小さくすることができるため、車両停止中にラジエータ後方のエンジンからラジエータ下方に回り込む熱気が開口部21から侵入することを抑制して、ラジエータの冷却性能の低下を抑制できる。
ここで、本実施形態と比較するための比較例1の車両前部構造20について述べる。比較例1の車両前部構造20が本実施形態の車両前部構造10と異なる点は、エアガイドの形状のみである。図8に示すように、比較例1の車両前部構造20のエアガイド3は、本実施形態の車両前部構造のエアガイド2と異なり、傾斜面から成る熱遮蔽壁23が設けられていない。そして、図8及び図9が示すように、センターブレース15をサポートロア12に接続するボルト25を締める工具との干渉を避けるため、比較例1のエアガイド3の開口部31が本実施形態のエアガイド2の開口部21よりも大きくなっている。更に、比較例1のエアガイド3には、本実施形態のエアガイド2と異なり、張り出し部24が設けられていない。
図9に示すように、センターブレース15をサポートロア12に接続した状態では、図8で示した開口部31の一部はセンターブレース15及びサポートロア12で塞がれるが、塞がれていない部分として開口部31の車両前方側の端部とセンターブレース15の車両前方側の面との間に車両前後方向の隙間G2が形成される。また、開口部31の車両幅方向の端部とセンターブレース15の側面との間に車両幅方向の隙間(図示せず)が形成される。比較例1のエアガイド3には熱遮蔽壁23及び張り出し部24が設けられていないため、隙間G2は図7に示す隙間G1よりも大きい。同様に車両幅方向の隙間も実施形態のエアガイド2を取り付けた場合よりも大きい。そのため、比較例1の車両前部構造20では、車両停止中にラジエータ後方のエンジンで加熱された熱気がラジエータ下方を回り込んで開口部31の隙間G2から侵入し、ラジエータの冷却性能が低下するおそれがある。
これに対して、本実施形態の車両前部構造10では、図5に示す開口部21が図8に示す開口部31よりも小さく、図7に示す隙間G1が図9に示す隙間G2よりも小さい。また、車両幅方向の隙間も比較例1のエアガイド3を取り付けた場合よりも小さい。そのため、本実施形態の車両前部構造10は、比較例1の車両前部構造20よりも、車両停止中にラジエータ後方のエンジンからラジエータの下方に回り込む熱気が開口部21から侵入することを抑制して、ラジエータの冷却性能の低下を抑制できる。
本開示の車両前部構造は、上述した形態に限定されず、本開示の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。例えば、傾斜面からなる熱遮蔽壁23が設けられていれば、窪み22の形状は他の形状であってもよい。また、熱遮蔽壁23の傾斜面はU字状の凹部ではなく多角形状の凹部であってもよい。
1 ラジエータサポート、2、3 エアガイド、10、20 車両前部構造、11 サポートアッパー、12 サポートロア、13 サポートライト、14 サポートレフト、15 センターブレース、21、31 開口部、22 窪み、23 熱遮蔽壁、24 張り出し部、24a 前方張り出し部、24b 側方張り出し部、25 ボルト、26 工具。

Claims (1)

  1. 車両前方のフロントコンパートメントの内部に配置され、車両幅方向に延びるサポートアッパーと、前記サポートアッパーの下側に配置されて車両幅方向に延びるサポートロアと、を含み、前記サポートアッパーと前記サポートロアとの間にラジエータを固定支持するラジエータサポートと、
    前記ラジエータの前方で前記サポートアッパー及び前記サポートロアの車両幅方向の中央部を車両上下方向に接続するセンターブレースと、
    前記ラジエータと前記サポートロアとの間に配置され、前記ラジエータよりも前方へ張り出し、車両幅方向に延びる板部材で、上面が前記ラジエータへの導入空気をガイドするエアガイドと、を含む車両前部構造であって、
    前記エアガイドは、底部に開口部を備える窪みが車両幅方向の中央部に設けられ、
    前記センターブレースは、下端が前記窪みの中に入り、後方かつ下方に向かって斜めにねじ込まれるボルトによって、前記開口部で前記サポートロアの車両幅方向の中央部に接続され、
    前記窪みは、前記開口部の前方に前記ボルトの挿入方向に沿って後方かつ下方に向かって斜めに延びる傾斜面から成る熱遮蔽壁を有すること、
    を特徴とする車両前部構造。
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