JP2020081758A - 施術支援システム、施術装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者の皮膚の色に基づいて照射条件を設定したとしても、当該条件でレーザー光を照射された患者の特性に合致していない場合が生じ得る。【解決手段】 前記患者のカウンセリング情報を取得するカウンセリング情報取得手段と、カウンセリング情報に基づいて施術装置による電磁波の照射条件を決定する決定手段と、を有するシステム。【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁波の照射を伴う施術支援システムおよび施術装置に関する。
レーザー光等の電磁波を照射することにより、シミやほくろの除去、入れ墨の除去、脱毛処理などの施術を行うことが知られている。こうした装置の例として、検出された患者の皮膚の色に基づいて、患者に照射するレーザー光の照射条件を調整する手段を備えたレーザー脱毛装置がある。特許文献1は、検出された皮膚の色に基づいてレーザー光のエネルギーを調整する構成を開示する。特許文献2には、検出された皮膚の色に基づいて、レーザー光のエネルギー密度を調整する光脱毛装置が開示されている。
特開平8−266326号公報 特開2006−149489号公報
ところで、レーザー光照射による施術は軽度の痛みを伴うが、許容できる痛みの程度には個人差がある。また、レーザー光の照射により肌が赤みを帯びやすい人もいれば、赤みを帯びにくい人もいる。このため、特許文献1および2に記載の装置のように、患者の皮膚の色に基づいて照射条件を設定したとしても、当該条件でレーザー光を照射された患者の特性に合致していない場合が生じることが考えられる。
本発明は、上述の課題に鑑み、従来技術よりも適切にレーザー光等の電磁波の照射条件の取得することが可能なシステムの提供を目的とする。
本発明の一つの側面である施術支援システムは、電磁波の照射により患者に施術を行う施術装置のシステムであって、前記患者のカウンセリング情報を取得するカウンセリング情報取得手段と、前記カウンセリング情報に基づいて前記施術装置による前記電磁波の照射条件を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明の別の一つの側面である施術装置は、患者の皮膚に電磁波を照射する照射手段と、前記照射手段から照射される電磁波の照射条件を、前記患者のカウンセリング情報に基づいて設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
従来技術よりも適切に、レーザー光等の電磁波の照射条件を取得することが可能となる。
本発明の実施形態に係る脱毛システムの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るカウンセリング時の処理を示すフロー図である。 本発明の実施形態に係る施術時の処理を示すフロー図である。 第1の実施形態に係る第1のクライアント端末上のGUIを示す模式図である。 第1の実施形態に係る第1のクライアント端末上のGUIを示す模式図である。 第2の実施形態に係る第1のクライアント端末上のGUIを示す模式図である。 第2の実施形態に係る第2のクライアント端末上のGUIを示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下では、電磁波を照射する施術装置として、脱毛装置を例示するが、本発明は脱毛装置に限らず、シミやほくろの除去、入れ墨の除去等、電磁波の照射を伴う他の施術装置にも適用できる。
[第1の実施形態]
図1は、機能構成の一例を示す図である。図1に示すシステムは、光脱毛装置100、情報処理装置200、第1のクライアント端末300と第2のクライアント端末400から構成されている。そして情報処理装置200は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等で構成されるネットワークを介して、患者情報DB(DataBase)1、施術情報DB2、マスター計画DB3と、通信ネットワークを介して接続されている。
患者情報DB1は、患者情報が格納されているデータベースサーバーである。患者情報としては、例えば、患者氏名、患者ID、性別、年齢、住所、電話番号、患者の写真、アレルギー情報等が挙げられる。施術情報DB2は、脱毛治療の施術情報が格納されているデータベースサーバーである。施術情報の例としては、光脱毛装置100から患者に照射されるレーザーの種類や波長、出力パワーなどの光源情報、脱毛治療を行う部位や箇所数、治療範囲、患者が望む脱毛レベル、患者の痛み許容レベル、施術ワークフローを含む施術レシピ情報等が挙げられる。マスター計画DB3は、脱毛治療の施術計画のマスター計画が格納されているデータベースサーバーである。マスター計画は、例えば、施術対象部位ごとの施術回数や、複数回に渡って施術を実施する場合の間隔期間等が設定された計画である。
光脱毛装置100は、光照射による脱毛処理を行うための装置であって、照射部110、照射制御部120、通信部130を有する。照射部110は、患者に照射する光の出射を担う部分である。本実施形態に係る照射部110は、照射制御部120と接続され、施術担当者による患者のカウンセリング情報の確認がなされていない場合、施術、すなわち、光の照射が行えないようになっている。照射制御部120は、受信部131と送信部132とを含んでなる通信部130を介して、情報処理装置200と通信することにより受信した情報に基づいて動作する。カウンセリング情報とは、患者情報の一部であり、施術を行う患者の身体の部位、光の照射に対する痛みの許容度、脱毛の程度(患者が期待する施術の効果の程度)、処置完了時期、および光の照射に対する患者の肌の変化の少なくとも一つを含む。照射制御部120は、情報処理装置200からの指示に基づいて照射条件を設定する設定手段でもある。ここでは、レーザー光を用いた光脱毛装置を説明するが、レーザー光以外の電磁波を用いた脱毛装置に置き換えてもよい。すなわち、光脱毛装置100は、電磁波照射による脱毛装置の一例であると考えられる。
情報処理装置200は、通信部210および情報処理部220を有する。
本実施形態に係る情報処理部220は、情報記憶部221、インターロック制御部222、施術計画生成部223、および表示制御部224からなる。情報処理装置200は、光脱毛装置100を用いた脱毛施術の結果や第1のクライアント端末300、第2のクライアント端末400等からの情報を、通信部210を介して受信する。また、患者情報DB1からの患者情報、施術情報DB2からの施術情報、マスター計画DB3からの計画情報も受信部211を介して受信される。光脱毛装置100や第1のクライアント端末300から受信した情報は、送信部212を介して、患者情報DB1などへ送信される。情報処理装置200は、カウンセリング情報を取得するカウンセリング情報取得手段であるほか、光脱毛装置による電磁波の照射条件を決定する決定手段にも該当する。また、通信部210は、照射条件を含む施術条件を出力する出力手段とも言える。
情報記憶部221には、第1のクライアント端末300から入力された情報が保存される。また、患者情報DB1、施術情報DB2、マスター計画DB3から取得した情報も保存される。逆に、情報記憶部221に保存された情報を、送信部212を介して患者情報DB1に送信して保存することもできる。
インターロック制御部222は、前述した光脱毛装置100の照射制御部120を制御する。インターロック制御部222は、第1のクライアント端末300と通信部210を通して通信を行い、施術担当者がカウンセリング情報の確認を行ったか否かを判定し、その結果に基づいて照射制御部120の制御指示を行う。
施術計画生成部223は、脱毛治療の施術計画を生成する。施術計画生成部223は、情報記憶部221に保存されている患者情報、第1のクライアント端末300から入力された施術条件等を、通信部210を介して施術情報DB2とマスター計画DB3へ送信する。そして、施術計画生成部223は、送信した情報に基づいて、各データベース内の情報を検索して、当該患者に適した施術情報とマスター計画を生成する。生成される施術情報は、具体的には治療箇所(上肢など)に対応した光学条件(レーザー種類、波長、パワー)等である。一方、生成されるマスター計画の例は、治療箇所ごとの、標準的なレーザーパワーのレーザー光を照射した場合の治療間隔が設定された計画である。このようにして、施術計画生成部223は、入力された患者情報ならびに施術条件に応じて、各データベース内に蓄積された情報から、各患者に対応した施術計画を生成する。
表示制御部224は、第1のクライアント端末300と第2のクライアント端末400上のGUI(Graphical User Interface)に表示される情報の制御を行う。第1のクライアント端末300と第2のクライアント端末400とでは、異なるGUIを用いてもよい。表示制御部224が各端末に表示させる内容は、情報記憶部221に保存されている情報のほか、施術計画生成部223で生成された施術計画を含みうる。また、第1のクライアント端末300ならびに第2のクライアント端末400から入力された情報も併せて表示することができる。
第1のクライアント端末300は、主に施術担当者、医師、カウンセリング担当者が操作する端末であり、光脱毛装置100の制御を支持することができる端末である。第1のクライアント端末300は、表示部310、入力部320、表示切替部330、確定部340、カウンセリング情報承認部350、通信部360を有する。操作者は、第1のクライアント端末300を用いて指示の入力、施術計画などの表示、表示された施術計画の確定、およびカウンセリング情報の確認などの作業を行うことができる。第1のクライアント端末300を実現する具体的な構成として、コンピュータやタブレット情報端末を用いることができる。また、第1のクライアント端末300は、情報処理装置200と有線または無線で接続される。
表示部310は、システムの操作に必要なGUIを表示する装置である。表示部310は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどの機器により実現される。
操作者は、入力部320から患者情報、脱毛治療の施術条件を入力することができる。入力部320は、患者写真を取得できるようにカメラを備えていてもよい。たとえば、第1のクライアント端末300として、タブレット情報端末を用いる場合には、附属のカメラを用いて患者を撮影することで、患者写真を取得することができる。入力部320は、例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパネル、スイッチボックス、音声を含む音や音を受信するマイク、特定のジェスチャーを受け付ける装置である。第1のクライアント端末300としてタブレット情報端末を用いる場合には、入力部320が表示部310に表示されるGUIに統合されていることが好ましい。例えば、タッチパネルを含んで構成される表示部310に表示されるGUI上のボタンをタッチすることで、操作者は各種の情報を入力することができる。
表示切替部330は、表示部310に表示される情報の切替えを行うことができる。具体的には、複数の施術計画が情報処理装置200で生成された場合に、複数の施術計画は選択可能に表示される。操作者は、表示切替部330により、表示部310に表示させる施術計画を選択することができる。
確定部340は、表示部310に表示される計画などを確定する情報を入力する入力手段である。表示切替部330と確定部340は、第1のクライアント端末300上にボタンなど配置することで構成することができる。また、表示切替部330ならびに確定部340は、入力部320と共通のハードウェアを用いて実現してもよい。第1のクライアント端末300として、タブレット情報端末を用いた場合に、表示部310に表示されるGUI上のボタンに機能を割り当てることができる。
カウンセリング情報承認部350は、表示部310に表示されたカウンセリング情報ならびに照射条件を、施術担当者が確認・承認したことを、通信部360を介して情報処理装置200内のインターロック制御部222に伝える。インターロック制御部222は、カウンセリング情報承認部350より信号を受信すると、送信部212を介して、光脱毛装置100の照射制御部120にロック解除の信号を送信することで、照射部110からレーザー光を照射することが可能となる。つまり、照射制御手段である照射制御部120は、提示された照射条件を施術担当者が承認した場合を除き、照射部110からの光の照射を制限している。施術担当者が照射条件を承認していることは、承認情報入力手段であるカウンセリング情報承認部350を通じてシステムに入力できる。
第2のクライアント端末400は、主に患者が操作する端末である。そのため、第2のクライアント端末400からは、光脱毛装置100に対する制御指示ができないように構成されることが好ましい。このようにすることで、患者は第2のクライアント端末400を通じて施術計画を確認できる一方で、光脱毛装置100の動作を制御することが禁止されているために、安全性を担保することができる。第2のクライアント端末400は、表示部410、入力部420、確定部430、および通信部440を有する。
第2のクライアント端末400は、表示部410に表示される画面を、第1のクライアント端末300と同様のカウンセリング情報を入力する入力画面に表示を切り替えることができる。また、施術計画生成部223により作成された施術計画を確認するための計画確認画面などに表示を切り替えられるようにしてもよい。第2のクライアント端末400の操作者は、表示部410上の表示を確認し、確定部430で表示内容を確定することができる。
また、第2のクライアント端末400の機能を第1のクライアント端末300に担わせることも可能である。一例として、第1のクライアント端末300において、施術担当者、医師、カウンセリング担当者などが固有のIDとパスワードによる認証を行った場合のみ、光脱毛装置100への制御指示が可能な動作モードとして動作させてもよい。認証がなされない場合には、患者操作モードとして動作させることができる。患者操作モードは、第1のクライアント端末300から光脱毛装置100に対する制御指示は行えない動作モードである。なお、操作者の認証は、IDとパスワードの入力以外にも、顔認識、指紋認識などの生体情報を用いた認証方法で行われてもよい。第1のクライアント端末300および第2のクライアント端末400は、照射条件を表示する表示手段でもある。
図2は、情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置200は、たとえばコンピュータである。図2に示す情報処理装置200は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶装置24、USB25、通信回路26、グラフィックスボード27を有する。これらはBUSを介して互いに通信可能に接続されている。BUSは接続されたハードウェア間でのデータの送受信や、CPU21から他のハードウェアへの命令を送信するために使用される信号伝送経路である。
CPU(Central Processing Unit)21は、情報処理装置200及びこれに接続する各部を統合的に制御する制御回路である。CPU21は、ROM22や記憶装置24に格納されているプログラムを実行することにより、制御処理を実行する。またCPU21は、第1のクライアント端末300および第2のクライアント端末400の表示部を制御するためのソフトウェアであるディスプレイドライバを実行し、各端末に対する表示制御を行う。さらにCPU21は、第1のクライアント端末300に対する入力制御を行う。
ROM(Read Only Memory)22は、CPU21による制御の手順を記憶させたプログラムやデータを格納する記憶装置である。ROM22は、情報処理装置200のブートプログラムや各種初期データを記憶する。また、情報処理装置200の処理を実現するための各種のプログラムを記憶する。
RAM(Random Access Memory)23は、CPU21が命令プログラムによる制御を行う際に作業用の記憶領域を提供する記憶装置である。RAM23は、スタックとワーク領域とを有する。RAM23は、情報処理装置200及びこれに接続する各部における処理を実行するためのプログラムや、画像処理で用いる各種パラメータを記憶する。RAM23は、CPU21が実行する制御プログラムを格納し、CPU21が各種制御を実行する際の様々なデータを一時的に格納する。
記憶装置24は、患者情報や施術情報、施術計画、体毛画像などの各種のデータを保存する補助記憶装置である。記憶装置24は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)である。
USB(Universal Serial Bus)25は、第1のクライアント端末300と第2のクライアント端末400と接続する接続部である。情報処理装置200は、USB25を介して光脱毛装置100と接続されてもよい。
通信回路26は、通信ネットワークに接続されている各種の外部装置との通信を行うための回路である。通信回路26は、たとえば出力する情報を転送用パケットに格納してTCP/IPといった通信技術により、通信ネットワークを介して外部装置に出力する。情報処理装置200は、所望の通信形態にあわせて、複数の通信回路を有していてもよい。情報処理装置200は、通信回路26を通して光脱毛装置100、第1のクライアント端末300、および第2のクライアント端末400と通信し得る。
グラフィックスボード27は、GPU(Graphics Processing Unit)、ビデオメモリを含む。GPUは、たとえば光音響信号から光音響画像を生成するための再構成処理に係る演算を行う。
HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)28は、外部表示装置を用いる場合に接続する表示装置用接続部である。HDMI28に替えて、他の規格で定められたインターフェースを用いてもよい。
CPU21やGPUはプロセッサの一例である。また、ROM22やRAM23や記憶装置24はメモリの一例である。情報処理装置200は複数のプロセッサを有していてもよい。第1の実施形態においては、情報処理装置200のプロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、情報処理装置200の各部の機能が実現される。
また、情報処理装置200は、特定の処理を専用に行うCPUやGPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を有していても良い。情報処理装置200は特定の処理あるいは全ての処理をプログラムしたFPGA(Field−Programmable Gate Array)を有していてもよい。
図3は光脱毛施術に先立って行われるカウンセリング時のシステム内での処理の一例を示すフローチャートである。フローチャートを3列に分割し、各列に「端末」、「情報処理装置」、「DB」と、各主体の動作を説明している。「端末」は第1のクライアント端末300、または第2のクライアント端末400を通じて行われる処理を示している。以下の説明において、第1のクライアント端末300と第2のクライアント端末のどちらを用いてもよい場合には、総称して単に「クライアント端末」と表記する。「情報処理装置」は、情報処理装置200が実行する処理を示す。「DB」は、患者情報DB1、施術情報DB2、またはマスター計画DB3を用いて行われる処理を示す。
図3を用いて、患者からのカウンセリング情報に基づいて光脱毛治療の施術作成までを説明する。
ステップS401において、操作者は、第1のクライアント端末300の表示部310に表示されるGUIを用いて入力部320から患者情報を入力する。入力された患者情報は、情報処理装置200の情報記憶部221へ保存される。患者情報を入力する目的の一つは、患者情報DB1に登録されている、当該患者の患者情報を取得することである。また、患者情報DB1への患者情報の登録がなされていない患者の場合には、患者情報を患者情報DB1に新規に登録するためにも行われる。ステップS401で入力される患者情報は、例えば、患者氏名のみでもよい。本ステップにおける端末の操作者は、主に患者へのカウンセリングを行うクリニックの受付担当者や医師であるが、氏名や住所など、一部の情報を患者本人が入力してもよい。
ステップS402において、情報処理装置200は、第1のクライアント端末300から送信された患者情報を受信し、情報記憶部221に保存する。その後、情報処理装置200は、情報記憶部221に保存された患者情報を、送信部212により患者情報DB1へ送信する。
ステップS403において、患者情報DB1は、情報処理装置200から受信した患者情報をデータベース内で検索する。患者情報がデータベース内に存在した場合には、データベースから患者情報を抽出する。そして、抽出した結果を情報処理装置200へ送信する。患者情報がデータベース内に存在しない場合には、データ無し(Null値)を情報処理装置200に送信する。
ステップS404において、情報処理装置200は、患者情報DB1から抽出結果を受信し、クライアント端末に送信する。
ステップS405では第1のクライアント端末300は、ステップS401で入力された患者情報に加えて、情報処理装置200患者情報DB1にて抽出された抽出結果に基づいて、患者情報を第1のクライアント端末300表示部310に表示する。
ステップS406では、患者から得たカウンセリング情報がクライアント端末に入力される。ここでは、クライアント端末に表示されている情報に対して、追加および修正することができる。ステップS401で入力された患者情報に対応するカウンセリング情報が患者情報DB1に存在しなかった場合には、ステップS406において、カウンセリング情報の詳細を入力することができる。ステップS401と同様に、カウンセリング情報の少なくとも一部の情報を、患者本人に入力してもらってもよい。
ステップS407において、情報処理装置200は、ステップS406で入力されたカウンセリング情報を情報記憶部221へ保存するとともに、送信部212を介してカウンセリング情報を各データベースに送信する。
ステップS408において、患者情報DB1のデータベース内のカウンセリング情報が更新されて保存される。また、施術情報DB2は、受信した患者情報に適した施術条件を検索する。施術情報DB2は、抽出した結果を情報処理装置200へ送信する。施術情報DB2から抽出される施術条件は1つでもよいし、2以上の施術条件が抽出されてもよい。また、マスター計画DB3は、受信した患者情報に適した施術計画の条件を検索する。マスター計画DB3は、抽出した結果を情報処理装置200へ送信する。カウンセリング情報は各項目に優先順位が付与されていてもよい。すなわち、情報処理装置200は、優先順位の高い項目に関する患者の希望が優先されるような施術計画ならびに施術条件を決定することができる。たとえば、少々の痛みであれば、脱毛の程度を優先するという患者の要望を反映した施術計画ならびに施術条件が得られるため、施術に対する患者の満足度向上に寄与する。
ステップS409において、情報処理装置200は、施術計画を生成するとともに、情報処理装置200が、受信部211を介して施術情報DB2から受信した抽出結果および生成した施術計画を、送信部212を介してクライアント端末に送信する。
ステップS410において、クライアント端末は、情報処理装置200から受信した施術条件および施術計画を表示部に表示する。ステップS408において抽出された施術条件が複数ある場合には、クライアント端末に複数の施術条件の中から操作者が選択可能なように表示する。
ステップS411では、複数操作者は、施術計画及び施術条件について患者の同意を得た上で施術条件を確定する。患者自身が操作者として、クライアント端末を操作して施術計画及び施術条件を確定させてもよい。操作者による入力は入力部を介して行われ、施術計画および施術条件が確定部により確定される。クライアント端末に表示された施術計画あるいは施術条件では同意が得られない場合には、ステップS406に戻り、カウンセリング情報を更新する。
ステップS412では、ステップS411にて確定された施術計画および施術条件が情報記憶部221へ保存され、さらに、送信部212から患者情報DB1、施術情報DB2、およびマスター計画DB3へ送信される。
ステップS413では、情報処理装置200から受信した情報に基づいて、各データベースが更新される。
以上のように、患者の同意の下で、カウンセリング情報に基づいた光脱毛治療の施術計画及び施術条件を確定することができる。
続いて、図4を用いて施術時のフローを説明する。
ステップS421では、施術担当者が、クライアント端末にこれから施術を受ける患者の患者情報を入力する。施術担当者は、図3を用いて説明したカウンセリングを行うカウンセリング担当者あるいは医師と同一人物でもよいし、別の人物であってもよい。
ステップS422では、クライアント端末に入力された患者情報を情報処理装置200が受信し、情報記憶部221に患者情報を保存する。また、情報処理装置200は、患者情報を、送信部212により患者情報DB1へ送信する。
ステップS423では、受信した患者情報に対応する患者情報を患者情報DB1のデータベース内で検索し、患者情報を抽出する。抽出された患者情報は情報処理装置200に送信される。
ステップS424では、情報処理装置200が患者情報を受信し、患者情報を情報記憶部221に保存するとともに、クライアント端末に送信する。
ステップS425では、クライアント端末が、情報処理装置200から受信したカウンセリング情報および施術条件を表示部に表示する。
ステップS426では、施術担当者が、クライアント端末にある確認ボタンを押すことで、表示されたカウンセリング情報の内容を確認し、承認したことを示す承認信号を、クライアント端末から情報処理装置200へ送信する。
ステップS427において、情報処理装置200は、第1のクライアント端末300から送信されたカウンセリング情報の承認信号を受信する。
ステップS428では、インターロック制御部222は、承認信号を受信した結果として、光脱毛装置100の受信部131に施術条件を送信する。
ステップS429では、光脱毛装置100が、情報処理装置200の送信部212から送信された施術条件を受信する。そして、その施術条件にあわせて照射制御部120が、光脱毛装置100の施術条件の設定を更新する。
ステップS430において、情報処理装置200のインターロック制御部222は、光脱毛装置100の照射制御部120にインターロックの解除を指示する解除信号を送信する。
ステップS431では、インターロックの解除信号を情報処理装置200から受信したことを受けて、照射制御部120が照射部110のインターロックを解除する。
ステップS432では、S429で設定された施術条件に基づいて、施術担当者が施術を開始する。
ステップS433で、施術担当者による施術が終了されると、施術が終了したことを示す施術終了信号を、照射制御部120が通信部130を介して情報処理装置200に送信する。照射制御部120は、施術終了信号とともに、今回の施術情報、もしくは施術中に条件を変更した場合などはその変更履歴などを併せて送信する。なお、施術の終了は、たとえば、光脱毛装置100からの光照射が行われた後、所定の時間が経過しても再度の光照射操作が行われない場合には施術が終了したと判定する判定手段を照射制御部120に設けることで判定してもよい。施術の終了に伴って、照射制御部120によるインターロック解除状態が終了する。
ステップS434では、情報処理装置200が光脱毛装置100からの施術終了信号を受信し、施術が終了したことを認識する。情報処理装置200は、施術終了信号と併せて受信した施術情報や、施術中の条件の変更履歴などを患者情報DB1に送信する。
ステップS435では、患者情報DB1内の患者情報データが更新される。
以上のように、本実施形態に係るシステムによれば、情報処理装置200は、患者から得たカウンセリング情報に基づいて作成された施術計画や施術条件を操作者に提供することができる。これにより、従前の装置と比較して、より患者の要望に沿った施術を実現することが可能になる。また、本実施形態では、患者が施術条件を確認した上で施術条件を確定させているため、患者の施術に対する納得度が向上するという効果が得られる。
次に、第1のクライアント端末300あるいは第2のクライアント端末400に表示されるインターフェースの例を説明する。
図5(a)に、ステップS405にて、第1のクライアント端末300の表示部310に表示されるGUIの例を示す。本例における第1のクライアント端末300は、タブレット情報端末500であり、タッチパネルを搭載している。表示部310の表示領域510に、GUIが表示される。
表示領域510中の表示領域520には、ヘッダ情報が表示される。ここでは、施術施設の名称、操作者の氏名、および現在の日時情報が、ヘッダ情報として表示されている。施術施設に操作者が複数存在する場合、各自にIDを付与することで、個別に第1のクライアント端末300へログインすることができる。各操作者に固有のバーコードを印刷したIDカードを所持させ、ログイン時には、バーコードリーダー(不図示)などを用いて、操作者のバーコードをスキャンすることでログインするようにしてもよい。バーコードに限らず、IDカードに付属のICタグを用いてログインする構成としてもよい。
表示領域530には、ステータス情報が表示される。ステータス情報は、その時点で、施術フローのどのステップにあるのかを操作者に認識させるための情報であり、図5(a)に示した例では、患者情報の入力、カウンセリング情報の入力、施術計画の確認、施術計画の確定がそれぞれアイコンとして表示されている。図のように、現在のステータスが分かるよう、該当するステータスアイコンが強調表示されてもよい。
表示領域540には、各ステップの詳細情報が表示される。より具体的には、患者情報、カウンセリング情報、および施術計画がそれぞれ別のタブとして表示され、図5(a)は、このうちの患者情報が選択されている状態を示す。患者情報の詳細情報として、氏名、性別、年齢、住所、電話番号、E−mailアドレス、初回来院および前回来院の日付と担当者の情報が表示される。来院日時と来院時の担当者情報は、リスト表示してもよい。また、メモ欄に特記事項を入力することもできる。また、患者の写真を表示することもできる。表示する写真は、外部から入力してもよいし、タブレット情報端末500にカメラが付属している場合には、GUI上の撮影ボタンを押すことで、患者の写真を撮影することにより取得してもよい。操作者は、患者情報の入力を終了した後に、新規登録もしくは更新登録ボタンを押すことで、患者情報DB1の患者情報を更新して保存することができる。また、確認ボタンを押すことで現在の患者情報ステータスを終了することができる。患者情報のステータスが終了されると、自動的にカウンセリング情報のタブに遷移される。本実施形態では、患者情報の入力完了後にカウンセリング情報を入力する構成としている。しかし、操作者に自由度を持たせるために、患者情報の入力完了前であっても、操作者がステータスタブ541を選択することで、別のステータスの詳細情報の表示へ移動することができるように構成してもよい。
図5(b)に、表示領域540に表示されるステップS401〜ステップS403の表示例を示す。ここでは、ステップS401において、患者氏名のみを入力する場合を示しており、表示領域540に表示される入力欄のうち、患者氏名以外の項目が入力できないようにグレーアウトしている。操作者が患者氏名の入力が終了し、確認ボタンを押下すると、ステップS402へと遷移して患者情報DBの情報と照合することができる。また、患者氏名の入力に替えて、患者の写真を入力することで、ステップS402へと移るようにしてもよい。その際、ステップS403での患者情報の検索は、公知のAI(Artificial Intelligence)技術による顔認証アルゴリズム等を利用することができる。表示領域542には、現在の処理内容と状況を表示することができる。表示例では、ステップS403で患者情報DBから患者情報を検索している内容が表示されている。
図6(a)は、カウンセリング情報入力画面の例を示す図である(ステップS406)。
図6(a)では、カウンセリング情報として、アレルギーの有無、皮膚炎の有無、体質、持病、服薬中の薬、脱毛経験、完了希望日、施術部位、脱毛レベル、および痛み許容レベルが表示される。このほか、患者情報としての氏名と、施術条件としてのレーザー光の照射条件が表示される。操作者は、患者から聞き取ったカウンセリング情報を項目ごとに記入していく。脱毛部位は、脱毛を行う患者の身体の部位を意味する。ここで脱毛レベルとは、患者が望む脱毛の度合いのことを表す。痛み許容レベルとは、患者が施術時に痛みをどれだけ耐える気持ちがあるかの指標を表す。図6(b)に示すように、操作者は、画面上の選択ボタン▽を押下して表示されたプルダウンリストから部位を選択することができる。同様に、脱毛レベル561(図6(c))、痛み許容レベル571(図6(d))もそれぞれ選択ボタンを押して表示されたブルダウンリストから選択することができる。脱毛レベル561および痛み許容レベル571は、脱毛部位ごとに入力可能となっており、操作者がプルダウンリストから脱毛部位551を選択すると、選択された部位に対応付けられて入力された脱毛レベル561および痛み許容レベル571が表示される。ここで示した脱毛レベル561は一例であり、例えば毛量や毛密度などで表現してもよい。このような場合、患者が理解しやすい表現で脱毛レベルを入力できるように、脱毛レベルの表現を切り替えるための切り替えボタンなどをGUIとして提供してもよい。痛み許容レベルも同様である。
患者が施術を希望する脱毛部位550と、各脱毛部位550に関する脱毛レベル560、痛み許容レベル570の入力を行った後、確認ボタンを押下すると、入力されたカウンセリング情報が患者情報DB1に送られ、データベース内の患者情報が更新される。さらに、入力されたカウンセリング情報は施術情報DB2にも送られ、データベースから、入力された条件に適した施術情報が検索、抽出される。施術情報DB2から抽出された情報は第1のクライアント端末300に送られ、グレーアウトされている照射条件580の欄に抽出された照射条件が表示される。操作者は、画面540上に表示された施術条件を患者に提示し、患者の同意を得る。施術担当者は、患者の同意を得た後に、第1のクライアント端末300の表示部310上に表示された施術担当590の欄にサインを行う。患者は、自身が希望する脱毛レベルと痛み許容レベルが反映された施術条件になっていること把握できるため、施術に対する安心感が向上する。最後に、施術担当者が確認ボタンを押下すると、カウンセリング情報の承認信号が光脱毛装置100に送られ、施術を開始することができる(ステップS424〜ステップS432)。なお、図6(a)には、提示された照射条件を変更することができない例を示しているが、操作者が変更することができるようにしてもよい。その場合には、情報処理装置200から提示された照射条件が変更されると、その旨を操作者に通知するようにすることが好ましい。たとえば、表示領域542にメッセージを表示したり、画面全体を明滅させたり、操作者が確認ボタンを押下した後にメッセージを表示させたりしてもよい。つまり、クライアント端末が通知手段としての機能も持つ。
ここでは詳細は説明しないが、クライアント端末の表示領域540において施術計画タブを選択すると、施術計画生成部223が生成した施術計画に関する情報が表示される。より具体的には、施術を実施する日の候補、施術の終了時期などが、施術計画に関する情報として表示される。
本実施形態では、第1のクライアント端末300から入力されたカウンセリング情報に応じた施術条件を情報処理装置200が第1のクライアント端末300上に提示する。施術担当者は、提示された施術条件について患者の同意を得た上で施術条件を確定することができる。光脱毛装置100は、施術担当者による確認を経て、照射制御部120による施術条件の設定がなされる。そのため、本実施形態に係るシステムに依れば、従来の装置と比較してより適切にレーザー光の照射条件を設定することが可能になる。
[第2の実施形態]
本発明に係る第2の実施形態を説明する。本例では、カウンセリング情報の入力方法が第1の実施形態とは異なる。以下では、第1の実施形態と異なる部分のみを説明する。
図7に、本実施形態に係る第1のクライアント端末300上の画面表示例を示す。図6と異なるのは、カウンセリング情報の詳細情報を、人体を模したマップを用いて視覚的に示されている点である。図8に、第2のクライアント端末400における画面表示例を示す。第1のクライアント端末300と同様に、第2のクライアント端末400においても、人体を模したマップが示されている。
患者は、第2のクライアント端末400を用いて、脱毛を希望する箇所を枠801内のマップ上で選択し、選択した箇所に関して希望する脱毛レベルを入力する。脱毛レベルは、図のようにバーグラフとして表示された選択肢の中から、所望のバーを選択することで入力できる。複数の部位の脱毛を希望する患者は、この操作を各部位について繰り返す。なお、脱毛レベルに応じた画像をポップアップなどにより表示すると、患者は施術後の状態を理解しやすいので好ましい。
次に、患者は脱毛を希望する部位の選択と、選択した部位に関する痛み許容レベルを入力する。本例では、枠802内のマップ上で脱毛を希望する箇所の選択を行い、マップと並置されたグラフから、その脱毛箇所について許容できる痛みのレベルを入力する。枠801と枠802にそれぞれ示されたマップは、連動した表示を行うように第2のクライアント端末400が構成されていることが好ましい。たとえば、患者がどちらかのマップ上で脱毛箇所を選択すると、選択した箇所が両方のマップ上で強調表示されるようにする。図8では、患者の左前腕が強調された例を示している。
患者は、必要な情報の入力を行った後、確定ボタンを押下する。
患者が第2のクライアント端末400に入力したカウンセリング情報は、第1のクライアント端末300の表示にも反映される。本例では、枠801、802と同じ画面が第1のクライアント端末300の枠562、572内にそれぞれ示される。
第1のクライアント端末300上の表示領域600には、脱毛レベル562と痛み許容レベル572の二つの条件を足し合わせた条件を、人間を模したマップ601およびグラフ602で表現する。
グラフ602は、横軸に痛み許容レベル、縦軸に脱毛レベルをとったグラフである。ここでは、3つの領域に分割した例を示している。痛み許容レベルが低く、かつ、脱毛レベルが低いとされた施術箇所は、患者ができるだけ痛みを感じないことが好ましいため、当該部位を施術する場合には、患者が痛みを感じないことを優先するように、施術担当者に対して注意を促す。また、痛み許容レベルが低く、かつ、脱毛レベルが高い場合には、患者が希望する脱毛レベルに到達するまでに、長期間にわたって施術を繰り返すことになる可能性がある。そこで、施術担当者は、患者に対して施術が長期に渡る可能性がある旨を知らせることができる。また、患者の痛み許容レベルが高い部位に関しては、患者の希望する脱毛レベルに合わせて照射条件が設定すればよい。
マップ601の各部位を、グラフ602の各領域に対応する色で示すことで、施術担当者は特に注意を要する箇所を容易に理解できる。施術担当者が、マップ601上の部位を選択すると、情報処理装置200から受信した、当該部位に対する照射条件が照射条件欄580に表示される。照射条件欄580に表示された照射条件について、患者の同意を得た上で、施術担当者は確認ボタンを押下して、照射条件を確定させる。
前述したように、施術時には、カウンセリング情報を施術担当者が確認ボタンを押下するまでは、光脱毛装置100はインターロックがかかった状態を保つように構成されている。この構成によれば、施術担当者が不注意でカウンセリング情報を確認せずに施術を実行してしまう可能性を低減できる。また、カウンセリング情報に基づく施術条件を患者も確認できるため患者の安心感および納得感の向上にも寄与する。
[その他]
以上で説明した各実施形態は例示的なものに過ぎず、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、多様な変更が可能である。たとえば、光脱毛装置100が、情報処理装置200と通信する機能を備えないシステムとすることも可能である。この場合には、施術担当者はステップS426において施術条件の確認を行った後、手動で光脱毛装置100の施術条件を設定すればよい。この例の場合でも、カウンセリング情報に基づいて施術条件の提示がなされるため、上述の各実施形態と同様に、従来の装置よりも適切な施術条件の設定が可能となるという効果を奏する。
1 患者情報DB
2 施術情報DB
3 マスター計画DB
100 光脱毛装置
110 照射部
120 照射制御部
130 通信部
200 情報処理装置
210 通信部
220 情報処理部
221 情報記憶部
222 インターロック制御部
223 施術計画生成部
230 表示制御部
300 第1のクライアント端末
350 カウンセリング情報承認部
400 第2のクライアント端末

Claims (13)

  1. 電磁波の照射により患者に施術を行う施術装置のシステムであって、
    前記患者のカウンセリング情報を取得するカウンセリング情報取得手段と、
    前記カウンセリング情報に基づいて前記施術装置による前記電磁波の照射条件を決定する決定手段と、を有すること
    を特徴とするシステム。
  2. 前記カウンセリング情報は、前記患者の身体の部位、前記電磁波の照射に対する許容度、期待する施術の効果の程度、処置完了時期、および前記電磁波の照射に対する前記患者の肌の変化、うちの少なくとも一つの項目に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記カウンセリング情報が、前記患者の身体の部位、前記電磁波の照射に対する許容度、期待する施術の程度、処置完了時期、および前記電磁波の照射に対する前記患者の肌の変化、うちの複数の項目を含み、
    前記複数の項目には、優先順位が付与されており、
    前記決定手段は、前記優先順位に基づいて前記照射条件を決定すること
    を特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記決定手段は、複数の前記照射条件を決定すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 操作者がカウンセリング情報を入力する入力手段と、
    入力されたカウンセリング情報を記憶する記憶手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記入力手段は、入力画面を表示する第一の表示手段を有し、
    前記第一の表示手段は、前記入力画面において、人体を模したマップ上の部位を操作者が選択することにより、当該選択された部位に関するカウンセリング情報の入力が可能な状態にすること
    を特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 前記決定手段により決定された照射条件を出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記出力手段から出力された照射条件を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記施術装置が、
    前記電磁波を前記患者に照射する照射手段と、
    前記照射手段による照射条件の設定を行う設定手段を備え、
    前記決定手段が、複数の照射条件を決定し、
    前記表示手段が、前記複数の照射条件を選択可能に表示し、
    前記表示手段に表示された前記複数の照射条件のうち、いずれかが選択された場合に、前記設定手段が、前記選択された照射条件に従って、前記照射手段による照射条件を設定すること
    を特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 前記表示手段に表示された前記複数の照射条件とは異なる照射条件が設定された場合に、操作者に対する通知を行う通知手段を備えること
    を特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記施術装置が、
    前記電磁波を前記患者に照射する照射手段と、
    前記出力手段から出力された照射条件に従って、前記照射手段による照射条件の設定を行う設定手段を備えること
    を特徴とする請求項8に記載のシステム。
  12. 前記決定手段が決定した照射条件の承認可否を入力する承認情報入力手段と、
    前記承認情報入力手段から前記照射条件の承認がなされた場合を除き、前記照射手段による前記患者への電磁波の照射を制限する照射制御手段と、をさらに備えること
    を特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 患者の皮膚に電磁波を照射する照射手段と、
    前記照射手段から照射される電磁波の照射条件を、前記患者のカウンセリング情報に基づいて設定する設定手段と、を有すること
    を特徴とする施術装置。
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