JP2020081183A - トンネル消火栓装置 - Google Patents

トンネル消火栓装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020081183A
JP2020081183A JP2018217811A JP2018217811A JP2020081183A JP 2020081183 A JP2020081183 A JP 2020081183A JP 2018217811 A JP2018217811 A JP 2018217811A JP 2018217811 A JP2018217811 A JP 2018217811A JP 2020081183 A JP2020081183 A JP 2020081183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
maintenance
latch
engaging portion
tilting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018217811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7207964B2 (ja
Inventor
梅原 寛
Hiroshi Umehara
寛 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2018217811A priority Critical patent/JP7207964B2/ja
Publication of JP2020081183A publication Critical patent/JP2020081183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7207964B2 publication Critical patent/JP7207964B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】扉ハンドルの操作により前傾扉の閉鎖保持を解除して開放させる扉ラッチ機構を自動点検して確実に開放操作ができように保守管理する。
【解決手段】筐体前面に開閉自在に設けられた前傾扉14は扉ラッチ機構のラッチアーム48により閉鎖位置に保持されており、扉ハンドル16の操作によるラッチアーム48の回動で閉鎖保持を解除して開放される。扉ラッチ機構にはメンテナンス機構が設けられ、リニアアクチュエータ55によるラックギア60の前進でピニオンギア62を回転し、前傾扉14を開放させることなく、ラッチアーム48をラッチ穴52から外して閉鎖保持を解除するメンテナンス動作を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、扉ハンドルの操作により前傾扉を開放し、ノズル付きのホースを引き出して消火するトンネル消火栓装置に関する。
従来、高速道路や自動車専用道路などのトンネル内に設置するトンネル非常用設備として消火栓装置が設けられており、消火栓装置は開放自在な消火栓扉を備え、先端にノズルを装着したホースと消火栓弁を含むバルブ類を収納している。
消火栓装置は、一般的に、トンネル側壁に沿って例えば50メートル間隔でトンネル壁面に埋込み設置され、火災時に通行中の道路利用者を主な操作者として想定し、トンネル内で発生する比較的小規模の火災や初期段階での火災を消火するために設置されている。
トンネル消火栓装置は道路トンネルにおいては、初期消火手段として極めて重要な設備であり、道路管理者は定期的に点検を行い、保守維持管理に努めている。
しかしながら、道路供用後は、自動車が通行している中で点検を実施するなど、あるいは他の施設と合わせて実施する道路規制はまたは道路通行止めの際に点検を実施するなど、時間的制約、また安全上の規制など、維持管理には課題が多い。
さらに、近年、都市型の長大トンネルが出現するにあたり、消火栓装置一台当りの点検時間と設置台数を掛け合わせた必要時間を考えると、連日の点検が必要となることもあり、点検の質の維持、向上を実現することは、さらに難しくなってきている。また、今後、社会的には少子高齢化が進むことが確実であり、技術の承継だけでなく、そもそも人員不足により、点検要員が確保できなくなるという問題の解決も喫緊の課題である。
このような課題を解決する方法として、特許文献1に示すトンネル消火栓装置の点検システムが提案されている。この点検システムでは、消火栓弁に並列して電動弁を設けると共と、これに続く自動調圧弁装置の二次側に三方切替電動弁を設け、自動点検を行う場合には、遠隔操作により三方切替電動弁をホースへの給水側から排水側に切替えた後に消火栓弁に並列した電動弁を開放して消火用水を排水側に流し、ノズル付きホースから放水したと同等な放水試験を行い、自動調圧弁により正常な放水圧力が得られるか否か点検している。
特開2011−120717号公報 特開2001−246007号公報
しかしながら、このような従来の消火栓装置の自動点検は、放水機能に関わる点検を中心に行われているが、トンネル消火栓装置に起きる故障としては、扉ハンドルの操作により前傾扉のラッチを解除して開放させるための扉ラッチ機構の故障による作動不良も考えられる。
トンネル消火栓装置に設けられた前傾扉は、扉ハンドルにより操作されるラッチ機構により前傾扉を筐体前面の扉開口を閉鎖する位置に保持されており、扉ラッチ機構は扉ハンドルの動きをリンク機構によりラッチアームに伝えてアーム先端を筐体側のラッチ穴から外すことで、前傾扉を自重により扉下側を軸として前開きさせている。
しかし、トンネル供用が開始されてから期間が経過すると、ラッチ機構の可動部に粉塵や湿気が進入して付着し、これにより錆等が発生して固着し、道路利用者が消火栓装置を使用するために扉ハンドルを引こうとしても固着して動かず、消火栓装置を使用することができない場合が想定される。
本発明は、扉ハンドルの操作により前傾扉の閉鎖保持を解除して開放させる扉ラッチ機構を自動点検して確実に開放操作ができように保守管理するトンネル消火栓装置を提供することを目的とする。
(トンネル消火栓装置)
本発明は、筐体前面の扉開口に前傾扉が開閉自在に設けられたトンネル消火栓装置に於いて、
前傾扉を閉鎖位置に保持すると共に扉ハンドルの操作により前傾扉の閉鎖保持を解除して開放させる扉係合機構と、
扉係合機構による前傾扉の閉鎖保持を解除するとともに、前傾扉と係合することにより前傾扉の閉鎖を維持するメンテナンス動作を行うメンテナンス機構と、
が設けられたことを特徴とする。
(扉係合機構とメンテナンス機構の構成)
扉係合機構は、
前傾扉側に設けられた前傾扉側扉係合部と、
筐体側に設けられた筐体側扉係合部と、
を設け、前傾扉側扉係合部と筐体側扉係合部が係合することにより前傾扉を閉鎖位置に保持し、
メンテナンス機構は、
前傾扉側扉係合部に設けられた前傾扉側メンテナンス係合部と、
筐体側に設けられた筐体側メンテナンス係合部と、
を設け、
前傾扉側メンテナンス係合部と筐体側メンテナンス係合部は前傾扉の閉鎖状態でメンテナンス動作を行っていないときには離れており、メンテナンス動作を行うときは係合して、筐体側メンテナンス係合部の動作により前傾扉側メンテナンス係合部を介して前傾扉側扉係合部を操作して前傾扉側扉係合部と筐体側扉係合部との係合を解除する。
(扉係合機構とメンテナンス機構の詳細構成)
扉係合機構は、扉ハンドルの背後に配置された軸により回動されるラッチアームのラッチ爪を筐体側に固定されたラッチ穴に係合して前傾扉を閉鎖位置に保持する扉ラッチ機構であり、
ラッチ爪を備えたラッチアームは前傾扉側係合部を構成し、ラッチ穴は筐体側係合部を構成し、
メンテナンス機構は、
扉ラッチ機構に設けられたラッチアームの回転軸に固定されたピニオンギアと、
直線運動によりピニオンギアを噛み合い回転してラッチアームによる前記前傾扉の閉鎖保持を解除させるラックギアと、
前記ラックギアを往復駆動させるリニアアクチュエータと、
を備え、
ピニオンギアは前傾扉側メンテナンス係合部を構成し、
ラックギアとリニアアクチュエータは筐体側メンテナンス係合部を構成し、
ラックギアは前傾扉の閉鎖状態でピニオンギアから離れた初期位置に配置されており、
制御部は、点検が指示された場合に、リニアアクチュエータによるラックギアの前進でピニオンギアを噛み合い回転してラッチ機構による前傾扉の閉鎖保持を解除させる。
(応力センサーによる扉ラッチ機構の動作判定)
扉ラッチ機構による閉鎖保持の解除動作を検出するセンサーと、
点検が指示された場合に、メンテナンス機構を作動して扉ラッチ機構のメンテナンス動作を行わせ、センサーの検出出力により扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する制御部と、
が設けられる。
例えば、扉ラッチ機構にはラッチアームの回転を検出する回転センサーが設けられており、
制御部は、メンテナンス動作を行ったときの回転センサーによる検出値の変化から扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する。
(応力センサーによる扉ラッチ機構の動作判定)
扉ラッチ機構には、前傾扉の閉鎖位置でラッチ穴に係合するラッチ爪の係合応力を検出する応力センサーが設けられており、
制御部は、メンテナンス動作を行ったときの応力センサーによる検出値の変化から前記扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する。
(メンテナンス機構による扉ラッチ機構の反復動作)
制御部は、メンテナンス機構のメンテナンス動作に先立ち又はメンテナンス動作後に、メンテナンス機構により扉ラッチ機構を反復動作させる。
(基本的な効果)
本発明は、筐体前面の扉開口に前傾扉が開閉自在に設けられたトンネル消火栓装置に於いて、前傾扉を閉鎖位置に保持すると共に扉ハンドルの操作により前傾扉の閉鎖保持を解除して開放させる扉係合機構と、扉係合機構による前傾扉の閉鎖保持を解除するとともに、前傾扉と係合することにより前傾扉の閉鎖を維持するメンテナンス動作を行うメンテナンス機構とが設けられたため、消火栓装置の定期点検などで、例えば防災受信盤からの指示によるメンテナンス機構の作動で扉ラッチ機構による前傾扉の閉鎖保持を解除させるメンテナンス動作が前傾扉を開放させることなく行われ、扉ハンドルにより操作される扉ラッチ機構が正常に動作するか否かの自動点検が可能となり、錆の発生等による扉ラッチ機構の固着等の故障を点検により知って適切に対応できる。
また、メンテナンス機構による扉ラッチ機構のメンテナンス動作による動きで、扉ラッチ機構における可動部の固着を解除することもできる。
(扉ラッチ機構とメンテナンス機構の効果)
また、扉係合機構は、前傾扉側に設けられた前傾扉側扉係合部と、筐体側に設けられた筐体側扉係合部とを設け、前傾扉側扉係合部と筐体側扉係合部が係合することにより前傾扉を閉鎖位置に保持し、メンテナンス機構は、前傾扉側扉係合部に設けられた前傾扉側メンテナンス係合部と、筐体側に設けられた筐体側メンテナンス係合部とを設け、前傾扉側メンテナンス係合部と筐体側メンテナンス係合部は前傾扉の閉鎖状態でメンテナンス動作を行っていないときには離れており、メンテナンス動作を行うときは係合して、筐体側メンテナンス係合部の動作により前傾扉側メンテナンス係合部を介して前傾扉側扉係合部を操作して前傾扉側扉係合部と筐体側扉係合部との係合を解除し、例えば、扉係合機構は、扉ハンドルの背後に配置された軸により回動されるラッチアームのラッチ爪を筐体側に固定されたラッチ穴に係合して前傾扉を閉鎖位置に保持する扉ラッチ機構であり、ラッチ爪を備えたラッチアームは前傾扉側係合部を構成し、ラッチ穴は筐体側係合部を構成し、メンテナンス機構は、扉ラッチ機構に設けられたラッチアームの回転軸に固定されたピニオンギアと、直線運動によりピニオンギアを噛み合い回転してラッチアームによる前傾扉の閉鎖保持を解除させるラックギアと、ラックギアを往復駆動させるリニアアクチュエータとを備え、ピニオンギアは前傾扉側メンテナンス係合部を構成し、ラックギアとリニアアクチュエータは筐体側メンテナンス係合部を構成し、ラックギアは前傾扉の閉鎖状態でピニオンギアから離れた初期位置に配置されており、制御部は、点検が指示された場合に、リニアアクチュエータによるラックギアの前進でピニオンギアを噛み合い回転してラッチ機構による前傾扉の閉鎖保持を解除させるようにしたため、扉ラッチ機構は、可動部が1か所と必要最小限としており、粉塵や湿気が進入して付着した場合の錆等の発生による可動部の固着をおきにくくしている。
また、メンテナンス機構は、リニアアクチュエータにより進退されるラックギアのピニオンギアとのギア噛み合いによりリニアアクチュエータの直進運動を回転運動に変換して扉ラッチ機構のラッチアームによる閉鎖保持を解除する方向に回動させることで、確実にメンテナンス動作を行うことができる。
更に、メンテナンス機構におけるラックギアの前進によるピニオンギアの回転でラッチアームによる前傾扉の閉鎖保持を解除しても、前傾扉側に設けられたピニオンギアは筐体側に設けられたラックギアに噛み合っているために前傾扉はロックされ、メンテナンス動作を行っても前傾扉が開放されることはない。
また、ラックギアは前傾扉の閉鎖状態でピニオンギアから離れた初期位置に配置されているため、メンテナンス機構は前傾扉の閉鎖状態では、扉ラッチ機構から機械的に切り離されており、メンテナンス機構が故障しても、これに影響されることなく扉ハンドルを従来と同様に操作して前傾扉を開放することができ、高いフェールセーフ性が確保できる。
(回転センサーによる扉ラッチ機構の動作判定による効果)
また、扉ラッチ機構による閉鎖保持の解除動作を検出するセンサーと、点検が指示された場合に、メンテナンス機構を作動して扉ラッチ機構のメンテナンス動作を行わせ、センサーの検出出力により扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する制御部とが設けられ、例えば、扉ラッチ機構にはラッチアームの回転を検出する回転センサーが設けられており、制御部は、メンテナンス動作を行ったときの回転センサーによる検出値の変化から扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定するようにしたため、メンテナンス機構のメンテナンス動作による扉ラッチ機構の動きで、例えばピニオンギア及びラッチアームを設けた軸が回転することから、この軸の回転が回転センサーで検出されれば正常と判定し、回転検出されなければ異常と判定して必要な対応をとることができる。
(応力センサーによる扉ラッチ機構の動作判定による効果)
また、扉ラッチ機構には、前傾扉の閉鎖位置でラッチ穴に係合するラッチ爪の係合応力を検出する応力センサーが設けられており、制御部は、メンテナンス動作を行ったときの応力センサーによる検出値の変化から前記扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定するようにしたため、メンテナンス機構のメンテナンス動作による扉ラッチ機構の動きで、例えばラッチ穴に係合しているラッチ爪が動き、ラッチ爪の応力を歪センサーなどの応力センサーで検出することにより、応力検出値が低下すれば正常と判定し、応力検出値が変化しなければ異常と判定して必要な対応をとることができる。
(メンテナンス機構による扉ラッチ機構の反復動作による効果)
また、制御部は、メンテナンス機構のメンテナンス動作に先立ち又はメンテナンス動作後に、メンテナンス機構により扉ラッチ機構を反復動作させるようにしたため、扉ラッチ機構の可動部、即ちラッチアームの回転軸に錆などが発生して動き難くなっていても、メンテナンス動作に加え、メンテナンス機構によりラッチアームを閉鎖位置と閉鎖解除位置との間で往復回転させることで、ラッチアームの動きを回復させ、次の点検までの間、扉ハンドルの操作により前傾扉の開放が確実にできることを保証可能とする。
消火栓装置の正面図 消火栓装置の前傾扉を開いた状態における平面図 消火栓装置の前傾栓扉を開いた状態における側面図 前傾扉の扉ラッチ機構とメンテナンス機構の実施形態を示した説明図 扉ラッチ機構とメンテナンス機構を取り出して示した説明図 メンテナンス機構による扉ラッチ機構のメンテナンス動作を示した説明図 扉ハンドルによる前傾扉の開放を示した説明図 メンテナンス機構に設けられた制御系統を示したブロック図 前傾扉の点検制御を示したフローチャート
[消火栓装置の概要]
図1は消火栓装置の正面図、図2は消火栓装置の前傾扉を開いた状態における平面図、図3は消火栓装置の前傾扉を開いた状態における側面図である。
図1乃至図3に示すように、消火栓装置10は、装置本体(筐体)12の前面右側の扉開口11に、消火栓扉として機能する前傾扉14と保守扉15が設けられており、その内部がホース収納空間及びバルブ類収納空間となっている。
前傾扉14は前倒し式の開閉扉であり、扉下側のヒンジを中心に上側にある扉ハンドル16に手を入れて手前に引くことにより、図3に示すように、前傾扉14を前方下側に開放することができる。
前傾扉14の上には、上側のヒンジを中心に上向きに開閉する保守扉15が設けられており、点検時に保守扉15を開いて上方向に持ち上げることで開くことができる。
装置本体12の左側扉開口に設けられた消火器扉26の右側には通報装置扉18が設けられ、ここに押釦通報装置(発信機)20、赤色表示灯22が設けられている。押釦通報装置20は、透明な保護板の背後に押釦スイッチが配置されており、保護板を押し込むことで押釦スイッチがオンし、監視センターの防災受信盤に火災通報信号を送信して火災警報を出力させる。
赤色表示灯22は常時点灯し、消火栓装置10の設置場所が遠方から分かるようにしている。火災時には、押釦通報装置20を押して火災通報信号が監視センターの防災受信盤に送信されて火災警報が出され、これに伴い応答信号が防災受信盤から送られて、赤色表示灯22が点滅される。
通報装置扉18の左側には消火器扉26が設けられ、内部に2本の消火器28が収納されている。
装置本体12の前傾扉14の背後に形成されたホース収納空間にはホース38が内巻きして収納され、ホース38の先端には消火栓ノズル40が装着され、消火栓ノズル40は前傾扉14の裏面に配置されたノズルホルダー42に着脱自在に保持されている。
ホース収納空間の右側に配置したバルブ類収納空間には、ポンプ設備からの配管が接続される消火配管接続口30からホース接続口に至る配管系統に、給水弁32、消火栓弁を含む放水バルブ系統が設けられている。
消火栓弁に対しては前傾扉14の裏側に配置された消火栓弁開閉レバー36が設けられ、消火栓弁開閉レバー36を操作すると、平行リンクワイヤー機構を介して消火栓弁の開閉操作が行われる。
[前傾扉の扉ラッチ機構とメンテナンス機構]
図4は前傾扉の扉ラッチ機構とメンテナンス機構の実施形態を示した説明図、図5は扉ラッチ機構とメンテナンス機構を取り出して示した説明図である。
(扉ラッチ機構)
図4に示すように、前傾扉14の扉ラッチ機構は、扉ハンドル16、軸46、ラッチ爪52を備えたラッチアーム48、固定プレート54に形成されたラッチ穴50で構成される。
扉ハンドル16は前面開口にハンドルカバー16aが設けられたハンドルケース16bに収納されており、扉ハンドル16の背後に延在されたラッチアーム48の付け根側の軸46により回動自在に設けられ、図示しない軸46に設けられたコイルバネにより図示の位置に閉じるように付勢されている。
扉ハンドル16から延在されたラッチアーム48は先端となる上部にラッチ爪50が形成され、ラッチ爪50は扉枠部材12a側に固定された固定プレート54に形成されたラッチ穴52に下側から係合され、前傾扉14を扉開口11に閉じてゴムブッシュ70に当たる閉鎖位置に保持している。
(メンテナンス機構)
扉ラッチ機構に対してはメンテナンス機構が設けられる。メンテナンス機構は、ネジシャフト58を進退させる直動モータ56を備えたリニアアクチュエータ55、ネジシャフト58の先端に設けられたラックギア60,軸46に固定されたピニオンギア62で構成される。
リニアアクチュエータ55の直動モータ56はボルト66とナット68により扉枠部材12aに固定されている。直動モータ56は例えばステッピングモータであり、ネジ穴を備えたロータを回転させることで、ロータネジ穴に嵌め込まれたネジシャフト58を水平方向に前進又は後退させる。なお、リニアアクチュエータ55はラックギア60を進退できるものであれば、適宜の構造が含まれる。
ネジシャフト58の先端にはラックギア60が一体に形成されており、ラッチアーム48の軸46に固定したピニオンギア62と噛み合い可能な水平位置に配置されている。
また、ラックギア60は前傾扉14が閉鎖保持された状態でピニオンギア62から離れた初期位置に配置されており、これにより扉ラッチ機構とメンテナンス機構は通常状態では機械的に分離されており、扉ハンドル16の操作による前傾扉14の操作はメンテナンス機構を設けていても影響は受けない。
ピニオンギア62が固定された軸46には、図5に示すように、回転センサー64が設けられており、軸46の回転を検出して回転検出信号を出力する。回転センサー64としては、軸46の回転を検出スイッチや、回転量に応じてパルス信号を出力するロータリーエンコーダ等の適宜のセンサーが使用できる。
[扉ラッチ機構のメンテナンス動作]
図6はメンテナンス機構による扉ラッチ機構のメンテナンス動作を示した説明図である。前傾扉14に設けられた扉ラッチ機構を点検する場合には、リニアアクチュエータ55に設けた直動モータ56の駆動によりネジシャフト58を前進させ、これに伴いラックギア60をピニオンギア62に向けて前進させるメンテナンス動作を行う。
ラックギア60の先端がピニオンギア62に当たるとギア噛み合いが開始され、ラックギア60の前進に伴いピニオンギア62が反時計回りに回転し、これによりラッチアーム48も反時計回りに回転し、先端のラッチ爪50によるラッチ穴52に対する係合が解除される。
しかしながら、メンテナンス機構のメンテナンス動作により扉ラッチ機構のラッチ爪50による前傾扉14の閉鎖保持が解除されても、前傾扉14側のピニオンギア62は装置本体12側となる扉枠部材12a側のラックギア60に噛み合ってロックされているため、扉開口11から前方へ開放されることはなく、ラッチアーム48を係止解除位置に回動させるメンテナンス動作のみが行われる。
ラッチアーム48がメンテナンス動作により前傾扉14の閉鎖解除位置まで回動されると、このときの軸46の回転が回転センサー64で検出されており、回転センサー64から回転検出信号が得られたら、扉ラッチ機構は正常と判断できる。
これに対し扉ラッチ機構の例えば軸46に粉塵や湿気が進入して付着し、これにより錆等が発生して固着していた場合には、メンテナンス機構によりメンテナンス動作を行っても軸46は回転せず、回転センサー64から回転検出信号が得られないことから、これにより扉ラッチ機構の故障を検出して報知させることになる。
[扉ハンドルによる開操作]
図7は扉ハンドルによる前傾扉の開放を示した説明図である。図5に示した前傾扉14の閉鎖保持状態で扉ハンドル16の下に手をいれて手前に引く操作を行うと、軸46を中心にラッチアーム48が反時計回りに回転され、ラッチ爪50はラッチ穴52から抜け出すことで前傾扉14の閉鎖保持が解除され、図6に示すように、閉鎖保持が解除された前傾扉14は自重により扉下側を軸として回動し、図3に示したように前傾扉14が開き始める。
このような扉ハンドル16の操作による前傾扉14の開放は、メンテナンス機構が初期位置で機械的に分離されているため、メンテナンス機構に影響されることなく、扉ハンドル16の操作により前傾扉14を開放させることができる。
[点検制御動作]
図8はメンテナンス機構に設けられた制御系統を示したブロック図である。図8に示すように、消火栓装置に設けられた扉ラッチ機構を点検するメンテナンス機構に対しては制御部72が設けられる。制御部72は、コンピュータ回路を用いた制御回路部と有線通信を行う通信部を備える。通信部による通信は無線通信としても良い。制御部72には回転センサー64からの信号が入力され、また、図4に示したラックギア60を進退させる直動モータ56を備えたリニアクチュエータ55に対し信号が出力される。また、制御部72に設けられた通信部からトンネルの監視室等に設置された防災受信盤に対し通信線が接続されている。
制御部72は、防災受信盤からの点検指示信号の受信により点検が指示された場合に、リニアアクチュエータ55によりメンテナンス機構を作動して扉ラッチ機構のメンテナンス動作を行わせ、回転センサー64の検出出力により扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する制御を行う。
図9は前傾扉の点検制御を示したタイムチャートであり、図8に示した制御部72による制御動作となる。
図9に示すように、制御部72はステップS1で防災受信盤からの点検指示信号の受信を判別するとステップS2に進み、リニアアクチュエータ55により扉ラッチ機構の閉鎖位置に係合しているラッチアーム48を開放駆動させるメンテナンス動作を行う。
続いて制御部72は、メンテナンス動作に伴う回転センサー64の検出信号から回転検出を判別するとステップS4に進み、扉ラッチ機構が正常に動作することを示す点検正常信号を防災受信盤に送信する。これに対し制御部72がステップS3で回転センサー64の検出信号から回転検出が判別されなかった場合はステップS5に進み、扉ラッチ機構が錆などにより固着して動かないことを示す点検異常信号を防災受信盤に送信し、障害警報を出力させる。
続いて制御部72はステップS4またはS5で点検結果の送信を行うとステップS6に進み、リニアアクチュエータ55を複数回往復移動させて扉ラッチ機構を反復動作させ、扉ラッチ機構の軸46を往復回転させて動き易くし、これにより次に点検制御を行うまでに軸46の固着が起きにくいようにする。なお、ステップS6のリニアアクチュエータ55の反復動作は、ステップS1で点検指示を判別してメンテナンス動作を行う前に行うようにしても良い。
続いて、制御部72はステップS7でリニアアクチュエータ55により、図4に示すように、ラックギア60がピニオンギア62から離れて機械的に分離された初期位置に復帰させ、ステップS1に戻って次の点検指示信号の受信を待つことになる。
[本発明の変形例]
(メンテナンス動作の検出)
上記の実施形態は、メンテナンス機構によりメンテナンス動作された扉ラッチ機構の動きをラッチアーム48を固定した軸46に設けた回転センサー64により検出して点検正常と点検異常を判定しているが、ラッチ爪50が係合するラッチ穴52の開口部に歪センサー等の応力センサーを設け、メンテナンス機構のメンテナンス動作による扉ラッチ機構の動きで、例えばラッチ穴52に係合しているラッチ爪50により加わる応力を応力センサーで検出するようにし、応力検出値が低下すれば点検正常と判定し、応力検出値が変化しなければ点検異常と判定して必要な対応をとるようにしても良い。
(その他)
上記の実施形態は係合部をラッチ機構や、ラックギアとピニオンギアとの組み合わせとしているが、扉係合機構による前傾扉の閉鎖保持を解除するとともに、前傾扉と係合することにより前傾扉の閉鎖を維持する形態をとる機構であれば適宜の形態をとってもよい。
例えば、ラックギア60とピニオンギア62の代わりにウォームギアとウォームホイールを採用し、ウォームギアが回転しながら扉側に前進することによりウォームホイールと噛み合ってラッチ爪を動作させるようにしても良い。
また、ラッチアーム48を軸46の下側まで延伸し、ラックギア60の代わりにラッチアーム48の下部を押す押部材を採用し、押部材が扉側に前進することによりラッチアーム48の下部に接触して押すことによりラッチ爪50が開く方向にラッチアーム48を操作しても良い。このような構成とする場合は前傾扉14の閉鎖を維持できないため、後述するラッチ爪50の操作とは別に前傾扉と筐体を係止させる係止部を設ける。
また、例えば非メンテナンス動作時は収納状態であってメンテナンス動作時に筐体側に設けたアームを所定角度回転動作して扉側に設けた係合部と係合させるなどして、メンテナンス動作時にラッチ爪50の操作とは別に前傾扉と筐体を係止させる係止部を設けるようにしても良い。
このような方法によれば前傾扉の荷重が係止部に係るので前傾扉の荷重をラックギアとピニオンギアの噛み合わせにかけずにメンテナンス動作を行うことが可能となる。
また、扉ハンドル16とピニオンギア62を左右に移動可能な構成とし、ラックギア60とピニオンギア62の噛み合わせを強制的に解除できるようにしても良い。また、前述の前傾扉14と筐体12を係止させる係止部を採用する場合、ラックギア60とピニオンギア62の噛み合わせの解除に伴い係止を解除できる構造としても良い。このような構成とすることで、メンテナンス動作時に火災が発生して前傾扉を開きたい場合に係止状態を強制的に解除して前傾扉を開くことが可能となる。
また、本発明の前傾扉開放機構を応用し、火災発生時に現場付近の消火栓扉を遠隔で開放させる用途に用いても良い。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:消火栓装置
11:扉開口
12:装置本体
14:線形扉
15:保守扉
16:扉ハンドル
16a:ハンドルカバー
16b:ハンドルケース
18:通報装置扉
20:押釦通報装置
22:赤色表示灯
23:応答ランプ
25:ヒンジ
26:消火器扉
28:消火器
30:消火配管接続口
32:給水弁
36:消火栓弁開閉レバー
38:ホース
40:消火栓ノズル
42:ノズルホルダー
46:軸
48:ラッチアーム
50:ラッチ爪
52:ラッチ穴
54:固定プレート
55:リニアアクチュエータ
56:直動モータ
58:ネジシャフト
60:ラックギア
62:ピニオンギア
64:回転センサー
70:ゴムブッシュ
72:制御部

Claims (7)

  1. 筐体前面の扉開口に前傾扉が開閉自在に設けられたトンネル消火栓装置に於いて、
    前記前傾扉を閉鎖位置に保持すると共に前記扉ハンドルの操作により前記前傾扉の閉鎖保持を解除して開放させる扉係合機構と、
    前記扉係合機構による前記前傾扉の閉鎖保持を解除するとともに、前記前傾扉と係合することにより前記前傾扉の閉鎖を維持するメンテナンス動作を行うメンテナンス機構と、
    が設けられたことを特徴とするトンネル消火栓装置。
  2. 請求項1記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記扉係合機構は、
    前記前傾扉側に設けられた前傾扉側扉係合部と、
    前記筐体側に設けられた筐体側扉係合部と、
    を設け、前記前傾扉側扉係合部と前記筐体側扉係合部が係合することにより前記前傾扉を閉鎖位置に保持し、
    前記メンテナンス機構は、
    前記前傾扉側扉係合部に設けられた前傾扉側メンテナンス係合部と、
    前記筐体側に設けられた筐体側メンテナンス係合部と、
    を設け、
    前記前傾扉側扉係合部側メンテナンス係合部と前記筐体側メンテナンス係合部は前記前傾扉の閉鎖状態でメンテナンス動作を行っていないときには離れており、メンテナンス動作を行うときは係合して、前記筐体側メンテナンス係合部の動作により前記前傾扉側扉係合部側メンテナンス係合部を介して前記前傾扉側扉係合部を操作して前記前傾扉側扉係合部と筐体側扉係合部との係合を解除することを特徴とするトンネル消火栓装置。
  3. 請求項2記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記扉係合機構は、前記扉ハンドルの背後に配置された軸により回動されるラッチアームのラッチ爪を筐体側に固定されたラッチ穴に係合して前記前傾扉を閉鎖位置に保持する扉ラッチ機構であり、
    前記ラッチ爪を備えた前記ラッチアームは前記前傾扉側係合部を構成し、前記ラッチ穴は前記筐体側係合部を構成し、

    前記メンテナンス機構は、
    前記扉ラッチ機構に設けられた前記ラッチアームの回転軸に固定されたピニオンギアと、
    直線運動により前記ピニオンギアを噛み合い回転して前記ラッチアームによる前記前傾扉の閉鎖保持を解除させるラックギアと、
    前記ラックギアを往復駆動させるリニアアクチュエータと、
    を備え、
    前記ピニオンギアは前記前傾扉側メンテナンス係合部を構成し、
    前記ラックギアと前記リニアアクチュエータは前記筐体側メンテナンス係合部を構成し、
    前記ラックギアは前記前傾扉の閉鎖状態で前記ピニオンギアから離れた初期位置に配置されており、
    前記制御部は、点検が指示された場合に、前記リニアアクチュエータによるラックギアの前進でピニオンギアを噛み合い回転して前記ラッチ機構による前記前傾扉の閉鎖保持を解除させることを特徴とするトンネル消火栓装置。
  4. 請求項3記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記扉ラッチ機構による閉鎖保持の解除動作を検出するセンサーと、
    点検が指示された場合に、前記メンテナンス機構を作動して前記扉ラッチ機構のメンテナンス動作を行わせ、前記センサーの検出出力により前記扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定する制御部と、
    が設けられたことを特徴とするトンネル消火栓装置。
  5. 請求項4記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記扉ラッチ機構には前記ラッチアームの回転を検出する回転センサーが設けられており、
    前記制御部は、前記メンテナンス動作を行ったときの前記回転センサーによる前記検出値の変化から前記扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定することを特徴とするトンネル消火栓装置。
  6. 請求項4記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記扉ラッチ機構には、前記前傾扉の閉鎖位置で前記ラッチ穴に係合する前記ラッチ爪の係合応力を検出する応力センサーが設けられており、
    前記制御部は、前記メンテナンス動作を行ったときの前記応力センサーによる前記検出値の変化から前記扉ラッチ機構が正常に動作するか否か判定することを特徴とするトンネル消火栓装置。
  7. 請求項1記載のトンネル消火栓装置に於いて、
    前記制御部は、点検に先立ち又は点検後に、前記メンテナンス機構により前記扉係合機構を反復動作させることを特徴とするトンネル消火栓装置。
JP2018217811A 2018-11-21 2018-11-21 トンネル消火栓装置 Active JP7207964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018217811A JP7207964B2 (ja) 2018-11-21 2018-11-21 トンネル消火栓装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018217811A JP7207964B2 (ja) 2018-11-21 2018-11-21 トンネル消火栓装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020081183A true JP2020081183A (ja) 2020-06-04
JP7207964B2 JP7207964B2 (ja) 2023-01-18

Family

ID=70904764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018217811A Active JP7207964B2 (ja) 2018-11-21 2018-11-21 トンネル消火栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7207964B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113633912A (zh) * 2021-10-18 2021-11-12 江苏惠众消防设备有限公司 一种可方便更换灭火器的固定式灭火器箱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355332A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置の点検方法及びその装置
JP2002355328A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置
JP2010233596A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nohmi Bosai Ltd 簡易型消火栓装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002355332A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置の点検方法及びその装置
JP2002355328A (ja) * 2001-03-30 2002-12-10 Nohmi Bosai Ltd 消火栓装置
JP2010233596A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nohmi Bosai Ltd 簡易型消火栓装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113633912A (zh) * 2021-10-18 2021-11-12 江苏惠众消防设备有限公司 一种可方便更换灭火器的固定式灭火器箱
CN113633912B (zh) * 2021-10-18 2021-12-24 江苏惠众消防设备有限公司 一种可方便更换灭火器的固定式灭火器箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP7207964B2 (ja) 2023-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011104032A (ja) 消火栓装置監視システム
JP6510320B2 (ja) トンネル内非常用設備
US20210331016A1 (en) Internally mounted device for the supervision of a fire suppression system
KR200427721Y1 (ko) 비상문 자동 개폐장치
JP2020081183A (ja) トンネル消火栓装置
JP7179558B2 (ja) 消火栓装置点検システム
JP5399878B2 (ja) 消火栓装置点検システム
JP2017127419A (ja) トンネル内消火栓設備
JP6983632B2 (ja) トンネル内交通流監視システム
RU90691U1 (ru) Автоматическая система пожарной сигнализации и управления пожаротушением в вагонах транспортных средств
CA2334261A1 (en) Locked shut down with remote monitoring of large equipment
JP2004094863A (ja) 酸欠等を防止する作業環境管理システム
JP7194569B2 (ja) トンネル消火栓装置
JP6181527B2 (ja) 消火設備
JP3885149B2 (ja) 消火栓装置
JP6670702B2 (ja) トンネル内消火栓設備
JP7219446B2 (ja) 消火設備の制御システム
JP7391157B2 (ja) 消火栓装置点検システム
JP4647698B2 (ja) 特定施設水道連結型スプリンクラー設備装置
JP6679434B2 (ja) トンネル非常用設備
JPH0448470B2 (ja)
CN219783656U (zh) 一种消防控制箱
JP7097476B2 (ja) 消火栓装置
JP6803432B2 (ja) トンネル内消火栓設備及び消火器箱
JP6872057B2 (ja) 消火栓設備、消火栓装置及び消火器箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7207964

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150