JP2020079023A - 車両用ピラー構造 - Google Patents

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    • B60R13/025Pillars; Roof rails

Abstract

【課題】ピラーの細幅化を図れる車両用ピラー構造を得る。【解決手段】ピラー20の長手方向に延在する第1部材32の車室14側を向く第1壁部32Bにピラー20の長手方向に延在する第2部材34の車室14側を向く第2壁部34Bが重ね合わされてなる重ね合わせ部37と、第1壁部32Bに第2壁部34Bの縁端部34Cが線状に溶接されることで形成された線溶接部38と、を有するピラー骨格部材30と、少なくとも第2壁部34Bに取り付けられ 第1壁部32B及び第2壁部34Bを車室14側から覆うピラーガーニッシュ60と、を備えた車両用ピラー構造10とする。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ピラー構造に関する。
断面「U」字形状のピラーガーニッシュにおける一対の端壁部が、アイポイントからフロントピラーへ向かう方向に沿うように配置されることで、運転者の視界を確保するようにしたピラーガーニッシュ構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−99988号公報
しかしながら、フロントピラーの細幅化のためには、ピラーガーニッシュ自体の構造(形状)を工夫する以外に、ピラーガーニッシュが組み付けられる骨格部材の構造(形状)を工夫することが考えられ、この点において、未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、ピラーの細幅化を図れる車両用ピラー構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用ピラー構造は、ピラーの長手方向に延在する第1部材の車室側を向く第1壁部に前記ピラーの長手方向に延在する第2部材の車室側を向く第2壁部が重ね合わされてなる重ね合わせ部と、前記第1壁部に前記第2壁部の縁端部が線状に溶接されることで形成された線溶接部と、を有するピラー骨格部材と、少なくとも前記第2壁部に取り付けられ 前記第1壁部及び前記第2壁部を車室側から覆うピラーガーニッシュと、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、ピラーの長手方向に延在してピラー骨格部材を構成する第1部材の車室側を向く第1壁部に、ピラーの長手方向に延在してピラー骨格部材を構成する第2部材の車室側を向く第2壁部が重ね合わされている。そして、その重ね合わされた第2壁部の縁端部が第1壁部に線状に溶接されている。更に、第1壁部及び第2壁部を車室側から覆うピラーガーニッシュが、少なくとも第2壁部に取り付けられている。したがって、第1壁部と第2壁部とが重ね合わされず、また、ピラーガーニッシュが第1壁部や第2壁部以外に取り付けられる場合に比べて、ピラー骨格部材におけるピラーガーニッシュの組み付けスペースの効率化(省スペース化)が図れる。よって、ピラー骨格部材の細幅化が図れ、結果的にピラーの細幅化が図れる。
また、請求項2に記載の車両用ピラー構造は、請求項1に記載の車両用ピラー構造であって、前記第1壁部及び前記第2壁部と対向する前記ピラーガーニッシュの壁面には係止部材が突設されており、前記ピラーガーニッシュは、少なくとも前記第2壁部に形成された貫通孔に前記係止部材が差し込まれることによって、前記第2壁部に取り付けられている。
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも第2壁部に形成された貫通孔に係止部材を差し込むことによって、ピラーガーニッシュが、その第2壁部に取り付けられている。したがって、ピラーガーニッシュの係止部材を差し込むための貫通孔が第1壁部や第2壁部以外に形成されている場合に比べて、ピラーの長手方向と直交する方向における線溶接部と貫通孔との距離を縮めることができる。よって、ピラー骨格部材の細幅化が促進される。
また、請求項3に記載の車両用ピラー構造は、請求項2に記載の車両用ピラー構造であって、前記線溶接部は、断続的に形成され、前記貫通孔は、前記線溶接部同士の間に形成されている。
請求項3に記載の発明によれば、線溶接部が断続的に形成され、貫通孔が線溶接部同士の間に形成されている。したがって、貫通孔が、断続的に形成された線溶接部同士の間に形成されていない場合に比べて、ピラーの長手方向と直交する方向における線溶接部と貫通孔との距離を縮めることができる。よって、ピラー骨格部材の細幅化が促進される。
また、請求項4に記載の車両用ピラー構造は、請求項3に記載の車両用ピラー構造であって、前記線溶接部同士の間における前記第2壁部には、前記縁端部から張り出す張出部が形成されており、前記貫通孔は、前記張出部に形成されている。
請求項4に記載の発明によれば、線溶接部同士の間における第2壁部の縁端部から張り出す張出部に貫通孔が形成されている。したがって、線溶接部同士の間における第2壁部の縁端部に張出部が形成されていない場合に比べて、ピラーの長手方向と直交する方向における線溶接部と貫通孔との距離を縮めることができる。よって、ピラー骨格部材の細幅化が促進される。
また、請求項5に記載の車両用ピラー構造は、請求項3又は請求項4に記載の車両用ピラー構造であって、前記貫通孔は、前記線溶接部同士を結ぶ仮想延長線上に形成されている。
請求項5に記載の発明によれば、線溶接部同士を結ぶ仮想延長線上に貫通孔が形成されている。したがって、線溶接部同士を結ぶ仮想延長線上から外れた位置に貫通孔が形成されている場合に比べて、ピラーの長手方向と直交する方向における線溶接部と貫通孔との距離を縮めることができる。よって、ピラー骨格部材の細幅化が促進される。
また、請求項6に記載の車両用ピラー構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用ピラー構造であって、前記ピラーガーニッシュは、平断面視で車両外側へ開口する略「U」字状に形成されている。
請求項6に記載の発明によれば、ピラーガーニッシュが、平断面視で車両外側へ開口する略「U」字状に形成されている。したがって、ピラーガーニッシュが、平断面視で車両外側へ開口する略「U」字状に形成されていない場合に比べて、ピラーの細幅化が図れる。
以上のように、本発明によれば、ピラーの細幅化を図ることができる。
本実施形態に係る車両用ピラー構造を備えたAピラーを示す側面図である。 本実施形態に係る車両用ピラー構造を示す図1のX−X線矢視断面図である。 本実施形態に係る車両用ピラー構造を示す図2の一部拡大断面図である。 本実施形態に係る車両用ピラー構造を構成するフロント柱を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用ピラー構造の作用を説明するための図3に相当する断面図である。 本実施形態に係る車両用ピラー構造の変形例を示す図3に相当する断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印RHを車両右方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右を示すものとする。
図2に示されるように、車両12には、車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜し、車室14の内側と車室14の外側とを隔てるフロントウインドシールドガラス(以下「フロントガラス」という)18が設けられている。そして、図1に示されるように、フロントガラス18の車両幅方向外側で、かつフロントドア26におけるフロントサイドウインド28の車両前方側には、本実施形態に係る車両用ピラー構造10が適用された左右一対のフロントピラー(以下「Aピラー」という)20が設けられている。
左右一対のAピラー20は、それぞれフロントガラス18の車両幅方向外側端部18A(図2参照)に沿って略車両上下方向を長手方向として延在されている。つまり、左右一対のAピラー20は、それぞれ車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜している。なお、Aピラー20は、左側(例えば助手席側)も右側(例えば運転席側)も左右対称なだけで同じ構成であるため、以下においては、右側のAピラー20について説明する。
図2に示されるように、Aピラー20は、前側のピラー骨格部材としてのフロント柱30と、後側のピラー骨格部材としてのリア柱40と、を有している。フロント柱30は、略車両上下方向に沿って延在されており、図3に示されるように、フロント柱30には、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aがウレタン接着剤52及びクッションゴム54を介して接合されている。
また、フロント柱30は、第1部材としての鋼板製の前側ピラーアウタパネル32と、第2部材としての鋼板製の前側ピラーインナパネル34と、を含んで構成されている。前側ピラーアウタパネル32は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略「C」字形状に形成されており、前側ピラーインナパネル34は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略「S」字形状に形成されている。なお、前側ピラーインナパネル34の車両後方側には、長手方向に沿った稜線部(角部)34Dが形成されている。
そして、前側ピラーアウタパネル32と前側ピラーインナパネル34とで閉断面形状を形成する構成になっている。すなわち、前側ピラーアウタパネル32の略車両後方側に、前側ピラーインナパネル34が対向して設けられており、前側ピラーアウタパネル32と前側ピラーインナパネル34とは、スポット溶接及び線溶接によって接合されている。
詳細に説明すると、前側ピラーアウタパネル32の車両幅方向外側端部である外側フランジ部32Aと、前側ピラーインナパネル34の車両幅方向外側端部である外側フランジ部34Aと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分がスポット溶接されている。つまり、外側フランジ部32A及び外側フランジ部34Aには、その長手方向に所定の間隔を空けて(断続的に)、複数のスポット溶接部36が形成されている。
一方、図3、図4に示されるように、前側ピラーアウタパネル32の車両幅方向内側端部であり、車室14側を向く第1壁部である内側フランジ部32Bと、前側ピラーインナパネル34の車両幅方向内側端部であり、車室14側を向く第2壁部である内側フランジ部34Bと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分が重ね合わせ部37とされている。
そして、その内側フランジ部32Bに内側フランジ部34Bの縁端部34Cが線状に溶接されている。つまり、内側フランジ部32B及び内側フランジ部34Bには、その長手方向に所定の間隔を空けて(断続的に)、複数の線溶接部38が形成されている。なお、内側フランジ部32Bと内側フランジ部34Bとを線状に溶接する手段としては、アーク溶接やレーザー溶接等が挙げられる。
図2に示されるように、リア柱40は、フロント柱30の略車両後方側に配置されている。換言すれば、リア柱40は、フロント柱30に対して略車両前後方向に所定の間隔を空けて配置されており、フロント柱30と略平行に(略車両上下方向に沿って)延在されている。
リア柱40は、鋼板製の後側ピラーアウタパネル42と、鋼板製の後側ピラーリインフォースメント43と、鋼板製の後側ピラーインナパネル44と、を含んで構成されている。後側ピラーアウタパネル42及び後側ピラーリインフォースメント43は、略平板状に形成されており、後側ピラーインナパネル44は、長手方向(略車両上下方向に沿った延在方向)に直交する断面形状が略ハット型形状に形成されている。
そして、後側ピラーアウタパネル42と後側ピラーリインフォースメント43と後側ピラーインナパネル44とで閉断面形状を形成する構成になっている。すなわち、後側ピラーアウタパネル42の略車両幅方向内側に、後側ピラーリインフォースメント43及び後側ピラーインナパネル44が対向して設けられており、後側ピラーアウタパネル42と後側ピラーリインフォースメント43と後側ピラーインナパネル44とは、スポット溶接によって接合されている。
詳細に説明すると、後側ピラーアウタパネル42の車両前方側端部である前側フランジ部42Aと、後側ピラーリインフォースメント43の車両前方側端部である前側フランジ部43Aと、後側ピラーインナパネル44の車両前方側端部である前側フランジ部44Aと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分がスポット溶接されている。つまり、前側フランジ部42A、前側フランジ部43A及び前側フランジ部44Aには、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数のスポット溶接部46が形成されている。
そして、後側ピラーアウタパネル42の車両後方側端部である後側フランジ部42Bと、後側ピラーリインフォースメント43の車両後方側端部である後側フランジ部43Bと、後側ピラーインナパネル44の車両後方側端部である後側フランジ部44Bと、が互いに重ね合わされており、その重ね合わされている部分がスポット溶接されている。
つまり、後側フランジ部42B、後側フランジ部43B及び後側フランジ部44Bにも、その長手方向に所定の間隔を空けて、複数のスポット溶接部48が形成されている。なお、互いに重ね合わされた後側フランジ部42Bと後側フランジ部43Bと後側フランジ部44Bとには、樹脂製(ゴム製)のオープニングウエザーストリップ22が略車両後方側から嵌合されることで取り付けられている。
また、フロント柱30とリア柱40との間には、透明部材としてのAピラーガラス50が、後述するピラーガラスモール56、57、クッションゴム54及びウレタン接着剤52を介して架設されている。なお、Aピラーガラス50は、略車両幅方向を板厚方向とする透明の窓部材であり、側面視で車両上方側へ向かうに連れて車両後方側へ傾斜している(図1参照)。
図3に示されるように、Aピラーガラス50の前端部には、車両幅方向内側で、かつ車両後方側に直角部が配置される平面視略直角三角形状の樹脂製(ゴム製)のピラーガラスモール56が一体的に取り付けられている。そして、そのピラーガラスモール56の車室14側を向く壁面56Aの左右両側に位置決め用の突出部56Bが一体に形成されており、その突出部56Bの間にウレタン接着剤52が取り付けられている。
図2に示されるように、Aピラーガラス50の後端部には、車両幅方向外側で、かつ車両後方側に直角部が配置される平面視略直角三角形状の樹脂製(ゴム製)のピラーガラスモール57が一体的に取り付けられている。そして、そのピラーガラスモール57の車室14側を向く壁面57Aの車両後方側にウレタン接着剤52が取り付けられ、その壁面57Aの車両前方側にクッションゴム54が取り付けられている。
したがって、Aピラーガラス50の前端部は、ピラーガラスモール56が、外側フランジ部32Aに車両前方側から突出部56Bによって位置決めされつつ、ウレタン接着剤52によって接合されることでフロント柱30に取り付けられている。そして、Aピラーガラス50の後端部は、ピラーガラスモール57が、前側フランジ部42Aに車両幅方向外側からクッションゴム54によって位置決めされつつ、ウレタン接着剤52によって接合されることでリア柱40に取り付けられている。
また、図2、図3に示されるように、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aには、シール部材としての樹脂製(ゴム製)のモール16が車両幅方向外側から嵌合されることで設けられている。そして、このモール16の車両幅方向外側端部16Aがピラーガラスモール56に対して弾性変形した状態で(所定の圧力で)当接されている。つまり、フロントガラス18の車両幅方向外側端部18Aとピラーガラスモール56との間に設けられたモール16により、Aピラーガラス50とフロントガラス18との間への雨水等の浸入が防止されるようになっている。
また、図2に示されるように、後側ピラーアウタパネル42の車両幅方向外側には、フロントドア26のドアフレーム24が配置されるようになっている。ドアフレーム24の車両前方側には、ドアウエザーストリップ23が設けられており、ドアフレーム24の車両後方側には、ガラスラン25が設けられている。なお、Aピラーガラス50は、ガラスに限定されるものではなく、例えば透明の繊維強化樹脂等によって構成されていてもよい。
図2、図3に示されるように、フロント柱30及びリア柱40の車両幅方向内側には、Aピラーガーニッシュ58が設けられている。Aピラーガーニッシュ58は、樹脂製とされており、フロント柱30の車室14側に設けられた前側ピラーガーニッシュ60と、リア柱40の車室14側に設けられた後側ピラーガーニッシュ70と、を含んで構成されている。
前側ピラーガーニッシュ60は、フロント柱30に沿って略車両上下方向に延設された本体部62と、本体部62の上端部に一体に設けられるとともに略車両後方側へ延設された延長部64(図1参照)と、を有している。本体部62の下端部は、インストルメントパネル(図示省略)に形成された差込口(図示省略)に差し込まれており、延長部64の上端部は、ルーフヘッドライナ(図示省略)に当接されている。
図3に示されるように、前側ピラーガーニッシュ60の本体部62は、長手方向に直交する断面形状が(平断面視で)略車両幅方向外側に向かって開口する略「U」字状に形成されており、フロント柱30(前側ピラーアウタパネル32の内側フランジ部32B及び前側ピラーインナパネル34の内側フランジ部34Bと、外側フランジ部32A、34A)を車室14側から非接触状態で覆うようになっている。
なお、図3に示す平断面視で、本体部62は、前側ピラーインナパネル34に対向する後側の側壁部62Bが、前側ピラーアウタパネル32に対向する前側の側壁部62Aよりも長く形成されており、側壁部62Bの先端部62Cは、車両前方側へ向かって若干屈曲されている。
つまり、側壁部62Bの先端部62Cは、外側フランジ部32A及び外側フランジ部34Aに近接するように配置されている。これにより、図5に示されるように、運転席側から見たときの前側ピラーガーニッシュ60による死角Dwが、瞳孔中心間距離以下となる構成になっており、更には助手席側から見たときの前側ピラーガーニッシュ60による死角Pwも、瞳孔中心間距離以下となる構成になっている。
なお、「瞳孔中心間距離」とは、シート(図示省略)に着座した運転者の右目の瞳孔中心と左目の瞳孔中心との間の距離のことであり、例えば日本人の成人では約60〜65mmとされている。本実施形態では、一例として、この瞳孔中心間距離を「65mm」に設定している。
また、本体部62の内面には、先端側に拡径部68を有する略矢印形状の複数のクリップ66が、本体部62の長手方向に沿って、かつ所定の間隔を空けて設けられている。係止部材としてのクリップ66(拡径部68)は、その突出方向と直交する方向に弾性変形可能に形成されており、前側ピラーインナパネル34の内側フランジ部34B及び前側ピラーアウタパネル32の内側フランジ部32Bと対向可能となるように、本体部62の内面(壁面)に突設されている。
また、図4に示されるように、前側ピラーインナパネル34の内側フランジ部34Bには、縁端部34Cから略車両前方側へ張り出す張出部35が形成されており、その張出部35には、矩形状の貫通孔35Aが形成されている。そして、前側ピラーアウタパネル32の内側フランジ部32Bには、貫通孔35Aと連通する貫通孔を形成するのではなく、その張出部35の形状に略沿って切り欠かれた切欠部33が形成されている。
また、貫通孔35Aは、線溶接部38同士の間に形成されており、線溶接部38同士を結ぶ仮想延長線K上に形成されている(貫通孔35Aの中心を仮想延長線Kが通るようになっている)。そして、この貫通孔35Aの内径は、拡径部68の外径よりも若干小さく形成されている。したがって、前側ピラーガーニッシュ60は、クリップ66の拡径部68が弾性変形されつつ貫通孔35Aに挿入され(差し込まれ)、その後、拡径部68が復元することにより、フロント柱30に取り付けられるようになっている。
図2に示されるように、後側ピラーガーニッシュ70は、リア柱40に沿って略車両上下方向に延設された本体部72と、本体部72の上端部に一体に設けられるとともに略車両後方側へ延設された延長部74(図1参照)と、を有している。本体部72の下端部は、前側ピラーガーニッシュ60と同様に、インストルメントパネルに形成された差込口に差し込まれており、延長部74の上端部は、ルーフヘッドライナに当接されている。
後側ピラーガーニッシュ70の本体部72は、長手方向に直交する断面形状が(平断面視で)略車両幅方向外側に向かって開口する略「U」字状に形成されており、リア柱40を車室14側から非接触状態で覆うようになっている。なお、図2に示す平断面視で、本体部72は、後側ピラーインナパネル44に対向する前側の側壁部72Aが、後側の側壁部72Bよりも長く形成されている。
また、後側ピラーガーニッシュ70の内面には、先端側に拡径部78を有する略矢印形状の複数のクリップ76が、本体部72の長手方向に沿って、かつ所定の間隔を空けて設けられている。このクリップ76(拡径部78)も、その突出方向と直交する方向に弾性変形可能に形成されており、後側ピラーインナパネル44に一体的に設けられている支持部45と対向可能となるように、本体部72の内面(壁面)に突設されている。
そして、後側ピラーインナパネル44に一体的に設けられている支持部45には、拡径部78の外径よりも若干小さい矩形状の貫通孔(図示省略)が形成されている。したがって、後側ピラーガーニッシュ70は、クリップ76の拡径部78が弾性変形されつつ貫通孔に挿入され(差し込まれ)、その後、拡径部78が復元することにより、リア柱40に取り付けられるようになっている。
以上のような構成とされた本実施形態に係る車両用ピラー構造10において、次にその作用について説明する。
図3、図4に示されるように、前側ピラーアウタパネル32の内側フランジ部32Bに、前側ピラーインナパネル34の内側フランジ部34Bが重ね合わされることにより、平坦な重ね合わせ部37が形成されている。そして、内側フランジ部32Bに内側フランジ部34Bの縁端部34Cが線状に溶接されることで線溶接部38が形成されている。
また、フロント柱30(内側フランジ部32B、34B及び外側フランジ部32A、34A)を車室14側から覆う前側ピラーガーニッシュ60は、平断面視で車両外側へ開口する略「U」字状に形成されている。そして、前側ピラーガーニッシュ60の本体部62の内面に突設されたクリップ66が、内側フランジ部34Bに形成された貫通孔35Aに差し込まれることにより、フロント柱30に取り付けられている。
つまり、内側フランジ部32Bと内側フランジ部34Bとの重ね合わせ部37及び線溶接部38と、クリップ66を組み付ける部分である貫通孔35Aと、が平坦な同一面側に設けられている。したがって、内側フランジ部32Bと内側フランジ部34Bとが重ね合わされず、また、その内側フランジ部34Bに貫通孔35Aが形成されない場合(内側フランジ部34Bや内側フランジ部32B以外に組み付け用の貫通孔が形成される場合)に比べて、Aピラー20の長手方向から見て、その長手方向と直交する方向における線溶接部38と貫通孔35Aとの距離を縮めることができる。
よって、フロント柱30における前側ピラーガーニッシュ60の組み付けスペースの効率化(省スペース化)を図ることができ、フロント柱30の細幅化を図ることができる。つまり、結果的にAピラー20の細幅化を図ることができ、運転席側から見たときの前側ピラーガーニッシュ60による死角Dw及び助手席側から見たときの前側ピラーガーニッシュ60による死角Pwを良好に低減させる(瞳孔中心間距離以下にする)ことができる。
また、前側ピラーガーニッシュ60が、平断面視で、車両外側へ開口する略「U」字状に形成されているため、その車両外側へ開口する略「U」字状に形成されていない場合に比べて、前側ピラーガーニッシュ60自体の細幅化も図ることができる。よって、Aピラー20の細幅化をより一層図ることができる。
また、線溶接部38は、断続的に形成され、貫通孔35Aは、線溶接部38同士の間に形成されている。したがって、貫通孔35Aが、断続的に形成された線溶接部38同士の間に形成されていない場合に比べて、Aピラー20の長手方向から見て、その長手方向と直交する方向における線溶接部38と貫通孔35Aとの距離を縮めることができる。よって、フロント柱30の細幅化を促進させることができる。
しかも、線溶接部38同士の間における内側フランジ部34Bには、縁端部34Cから張り出す張出部35が形成されており、その張出部35に貫通孔35Aが形成されている。したがって、線溶接部38同士の間における内側フランジ部34Bの縁端部34Cに張出部35が形成されていない場合に比べて、Aピラー20の長手方向と直交する方向における線溶接部38と貫通孔35Aとの距離を更に縮めることができる。
そして、貫通孔35Aは、線溶接部38同士を結ぶ仮想延長線K上に形成されている。したがって、線溶接部38同士を結ぶ仮想延長線K上から外れた位置に貫通孔35Aが形成されている場合に比べて、Aピラー20の長手方向と直交する方向における線溶接部38と貫通孔35Aとの距離をより一層縮めることができる。よって、フロント柱30の細幅化を更に促進させることができる。
また、Aピラー20に車両前方側から荷重が加えられたときには、フロント柱30は、車両後方側へ折れ曲がり変形しようとする。すなわち、図5に一点鎖線で示される中心軸CLよりも車両前方側が引張変形され(引張変形Td側とされ)、車両後方側が圧縮変形される(圧縮変形Cd側とされる)。
しかしながら、図5に示されるように、フロント柱30の圧縮変形Cd側となる後部側には、前側ピラーインナパネル34の長手方向に延在する稜線部34Dが配置されている。したがって、フロント柱30の後部は、圧縮変形に対する耐力がある。よって、その圧縮変形を抑制することができる。
また、外側フランジ部32Aと外側フランジ部34Aとはスポット溶接によって接合されるが、外側フランジ部32A及び外側フランジ部34Aは、車両幅方向外側へ張り出すように形成されているため、溶接用ガン80(図5参照)を入れるためのスペースを容易に確保することができる。よって、外側フランジ部32Aと外側フランジ部34Aとの接合が容易にできる。
また、内側フランジ部32Bと内側フランジ部34Bとは線状に溶接されているが(線溶接部38を有する構成であるが)、外側フランジ部32Aと外側フランジ部34Aとはスポット溶接によって接合されている(スポット溶接部36を有する構成になっている)。そのため、外側フランジ部32Aと外側フランジ部34Aとが線状に溶接される場合に比べて、フロント柱30に対する入熱量を低減させることができる。よって、フロント柱30において、熱歪の発生を抑制又は防止することができる。
また、本実施形態に係るAピラー20は、透明なAピラーガラス50を備えている。そのため、運転者(乗員)は、前側ピラーガーニッシュ60(フロント柱30)と後側ピラーガーニッシュ70(リア柱40)との間から、そのAピラーガラス50を介して、Aピラー20の外側の状況を視認することができる。
なお、図6に示されるように、フロント柱30において、前側ピラーアウタパネル32の外側フランジ部32Aと前側ピラーインナパネル34の外側フランジ部34Aとをアーク溶接やレーザー溶接等により線状に溶接してもよい。すなわち、外側フランジ部32Aと外側フランジ部34Aとを複数の線溶接部38で接合するようにしてもよい。
この場合には、フロント柱30の閉断面形状を、図3で示したフロント柱30の閉断面形状よりも大きくすることが可能となるため、フロント柱30の剛性を向上させることが可能となるメリットがある。しかしながら、この場合には、上記したように、フロント柱30への入熱量が増加するため、フロント柱30において、熱歪が発生し易くなるデメリットもある。
以上、本実施形態に係る車両用ピラー構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用ピラー構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、内側フランジ部32Bに切欠部33が形成されず、貫通孔35Aと連通する貫通孔(図示省略)が形成される構成になっていてもよい。
10 車両用ピラー構造
14 車室
20 Aピラー(ピラー)
30 フロント柱(ピラー骨格部材)
32 前側ピラーアウタパネル(第1部材)
32B 内側フランジ部(第1壁部)
34 前側ピラーインナパネル(第2部材)
34B 内側フランジ部(第2壁部)
34C 縁端部
35 張出部
35A 貫通孔
37 重ね合わせ部
38 線溶接部
60 前側ピラーガーニッシュ(ピラーガーニッシュ)
66 クリップ(係止部材)
K 仮想延長線

Claims (6)

  1. ピラーの長手方向に延在する第1部材の車室側を向く第1壁部に前記ピラーの長手方向に延在する第2部材の車室側を向く第2壁部が重ね合わされてなる重ね合わせ部と、前記第1壁部に前記第2壁部の縁端部が線状に溶接されることで形成された線溶接部と、を有するピラー骨格部材と、
    少なくとも前記第2壁部に取り付けられ 前記第1壁部及び前記第2壁部を車室側から覆うピラーガーニッシュと、
    を備えた車両用ピラー構造。
  2. 前記第1壁部及び前記第2壁部と対向する前記ピラーガーニッシュの壁面には係止部材が突設されており、
    前記ピラーガーニッシュは、少なくとも前記第2壁部に形成された貫通孔に前記係止部材が差し込まれることによって、前記第2壁部に取り付けられている請求項1に記載の車両用ピラー構造。
  3. 前記線溶接部は、断続的に形成され、
    前記貫通孔は、前記線溶接部同士の間に形成されている請求項2に記載の車両用ピラー構造。
  4. 前記線溶接部同士の間における前記第2壁部には、前記縁端部から張り出す張出部が形成されており、
    前記貫通孔は、前記張出部に形成されている請求項3に記載の車両用ピラー構造。
  5. 前記貫通孔は、前記線溶接部同士を結ぶ仮想延長線上に形成されている請求項3又は請求項4に記載の車両用ピラー構造。
  6. 前記ピラーガーニッシュは、平断面視で車両外側へ開口する略「U」字状に形成されている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用ピラー構造。
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