JP2020078180A - 電動機及びそれを用いた洗濯機 - Google Patents

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祐卓 宮増
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菊地  聡
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Abstract

【課題】回転子から得られる磁束量の向上を図るとともに、磁石の保持効果を維持でき、生産性に優れた電動機を提供する。【解決手段】固定子と、固定子に対して回転するように設けられた回転子と、回転子は、電磁鋼板の回転子鉄心を積層した回転磁極と、回転磁極の両側に配置された永久磁石と、を備え、回転磁極と永久磁石とを円環状に複数配置された電動機であって、回転磁極は、内径側端部の片側に磁石を支持するための突起部を有する第一の回転子鉄心と、第一の回転子鉄心と逆方向の内径側端部に突起部を有する第二の回転子鉄心と、永久磁石を支持する突起部が無い第三の回転子鉄心と、を有し、複数の第一の回転子鉄心が積層された第一ブロック体を、複数の第三の回転子鉄心が積層された第三ブロック体及び複数の第二の回転子鉄心が積層された第二ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された構成とする。【選択図】 図6

Description

本発明は、電動機、及び、その電動機を用いた洗濯機に関する。
現在、ブラシレス電動機の具体的な適用事例製品であるドラム式洗濯乾燥機等の洗濯機においては、洗濯槽の回転軸に磁石モータを直結して駆動する方式(ダイレクトドライブ方式、以下、DD方式という)が主流となってきている。通常ドラム式洗濯乾燥機においては、洗い工程で洗濯槽を低速高トルクで駆動する必要がある。このため、磁石には、高磁束密度のネオジム磁石などが採用されている。この磁石の主原料であるネオジムは9割以上を外国に依存しており、脱ネオジム、すなわちフェライト磁石化が期待されている。
しかしながら、ネオジム磁石の残留磁束密度が1.3Tであるのに対し、フェライト磁石の残留磁束密度が0.45Tと小さく(約1/3)、フェライト磁石モータでは大型化するという課題があった。
このような課題を回避するための手法として、磁石からの磁束量が磁石の強磁性面の周長に左右されることに着目し、平板フェライト磁石や円弧状フェライト磁石を放射状に配置する技術が知られている。
また永久磁石から発生する磁束を効率的に利用する方法として、着磁された永久磁石を磁化方向が互いに対向するよう複数配置して回転子鉄心へ挿入して埋設する方式がある。回転子に複数設けられた永久磁石片は、回転子の回転子鉄心に設けた磁石保持孔に挿入保持され、回転子鉄心を包むモールド用合成樹脂層内に埋設されるように配置される。この際、回転子鉄心の外径側および内径側の鉄部を無くし、空隙を設けることにより永久磁石から発生する磁束をさらに効率的に利用することができる。
また、特許文献1のように、磁石の円環方向厚み寸法と回転子鉄心の内径側端部寸法を適切に設定することで、生産性を損なわず所望の磁束量を得ることが出来る手法が提案されている。
特開2015−61364号公報
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、回転子から得られる磁束量の向上を図るとともに、磁石の保持効果を維持でき、生産性に優れた電動機を提供することを目的とする。
本発明の電動機は、固定子と、固定子に対して回転するように設けられた回転子と、回転子は、電磁鋼板の回転子鉄心を積層した回転磁極と、回転磁極の両側に配置された永久磁石と、を備え、回転磁極と永久磁石とを円環状に複数配置された電動機であって、回転磁極は、内径側端部の片側に磁石を支持するための突起部を有する第一の回転子鉄心と、第一の回転子鉄心と逆方向の内径側端部に突起部を有する第二の回転子鉄心と、永久磁石を支持する突起部が無い第三の回転子鉄心と、を有し、複数の第一の回転子鉄心が積層された第一ブロック体を、複数の第三の回転子鉄心が積層された第三ブロック体及び複数の第二の回転子鉄心が積層された第二ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された構成とする。
又は、固定子と、固定子に対して回転するように設けられた回転子と、回転子は、電磁鋼板の回転子鉄心を積層した回転磁極と、回転磁極の両側に配置された永久磁石と、を備え、回転磁極と永久磁石とを円環状に複数配置された電動機であって、回転磁極は、内径側端部の片側に磁石を支持するための突起部を有する第一の回転子鉄心と、第一の回転子鉄心と逆方向の内径側端部に突起部を有する第二の回転子鉄心と、永久磁石を支持する突起部が無い第三の回転子鉄心と、を有し、複数の第二の回転子鉄心が積層された第二ブロック体を、複数の第三の回転子鉄心が積層された第三ブロック体及び複数の第一の回転子鉄心が積層された第一ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された構成とする。
本発明によれば、回転子から得られる磁束量の向上が可能であるとともに、磁石の保持効果を維持でき、生産性に優れた電動機を提供できる。
本発明に係るドラム式洗濯乾燥機の概観図である。 本発明に係る電動機の回転軸に沿った縦断面図である。 本発明に係る電動機の径方向部分断面図である。 本発明に係る回転子鉄心と永久磁石片の拡大図である。 本発明に係る回転子鉄心の概観図である。 本発明に係る回転子鉄心積層構成図である。 本発明に係る回転磁極構成の外観斜視図である。 本発明に係る電動機の誘起電圧定数との関係を示した比較図である。
次に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。まず、本実施形態に係るドラム式洗濯機(以下、洗濯乾燥機と称する)の全体構成について説明した後に、このドラム式洗濯機に搭載される電動機について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機の外観斜視図である。
符号401は、洗濯乾燥機400の外郭を構成する略箱状の筐体である。筐体401は、この筐体401を支持する合成樹脂製のベース402の上に取り付けられている。図1においては、洗濯乾燥機400の筐体401の内側の構造を示すために、筐体401を構成する上面カバー(不図示)、前面カバー(不図示)、及び下部前面カバー(不図示)を取り外した様子を示している。なお、図1中、符号406は、筐体401を構成する側板であり、符号407は、背面カバーである。
この洗濯乾燥機400においては、前面の略中央に設けられた開口408を介してドラム404内に衣類等の洗濯物の出し入れが行われる。そして、開口408は、図示しないヒンジ周りに回動するドア403によって開閉可能となっている。
ドラム404は、回転可能に支持された有底円筒形状を呈しており、その外周壁及び底壁に通水及び通風のための多数の貫通孔を有している。ドラム404の回転軸は、水平又は開口408側が高くなるように傾斜している。
外槽405は、円筒状に形成され、その同軸上にドラム404を内包している。ちなみに、この外槽405に内包されるドラム404は、洗濯室、脱水室及び乾燥室として機能するようになっている。外槽405の前面の開口には、合成樹脂製の図示しない外槽カバーが設けられ、外槽405内への貯水を可能としている。外槽405の底面には、図示しない排水口が設けられている。
外槽405は、下側をベース402に固定されたサスペンション409(コイルばねとダンパで構成)で防振支持されている。また、外槽405の上側は上部補強部材410に取り付けた補助ばね(不図示)で支持されており、この補助ばねは、外槽405の前後方向へ倒れを防いている。
このような洗濯乾燥機400においては、外槽405内に洗浄水が貯留され、次に説明する電動機1によってドラム404が回転駆動されて洗濯物の洗濯が行われる。また、洗濯乾燥機400においては、洗濯の終了後に、すすぎ、脱水、及び乾燥を実施する際に電動機1がドラム404を回転駆動することとなる。
次に、本実施形態に係る電動機1について更に詳しく説明する。
図1に示すように、電動機1は、外槽405の後側端面の外側中央に配置されている。なお、図1中、電動機1は、その回転軸方向(回転軸の延在方向)から見た当該電動機1の外形(輪郭)がかくれ線(破線)で示されている。このような電動機1の回転軸は、外槽405を貫通し、ドラム404と結合されている。
図2は、本発明の実施形態に係る電動機の回転軸に沿った電動機の縦断面図である。
図2に示すように、電動機1は、外槽405(図1参照)の裏底(外槽ベース)側に固定子ベース300を介してネジ等の締結具(図示省略)により取付けられている。
固定子ベース300は、外槽405に取り付けられるフランジ部300aと、電動機1の回転軸320を内蔵する胴部300bとで主に構成されている。
外槽405(図1参照)の底部を貫通する側の胴部300bに設けられるボス部310には、その内側にウォータシール311が圧入されている。このウォータシール311によって、外槽405内の洗浄水が電動機1を介して外槽405の外側に漏れないようになっている。
胴部300bの内側には回転軸320を回転支持する軸受313a、313bが収納されている。
そして、回転軸320は、胴部300b内を外槽405(図1参照)側から離れるように延在し、胴部300bから突出したその回転軸320の先端部が、後に詳しく説明する回転子200に挿入されている。ちなみに、回転軸320の先端部には、ねじ部が形成されており、このねじ部に螺合するナット314によって、回転子200は回転軸320に取り付けられている。
また、後記するように、回転子200の外周側に配置されることとなる固定子100は、ネジ315でフランジ部300aに固定されている。
固定子100には、回転子200の磁極位置を検知するための、ホールICホルダ(図示省略)と巻線の発熱を検知するサーマルプロテクタを搭載したサーマルプロテクタホルダ(図示省略)が取付けられている。ちなみに、ホールICホルダは、回転子200の端面の磁束を検知し極性と位置を検出している。また、サーマルプロテクタホルダは、電動機1が過負荷になったとき、巻線へ通電する電源を遮断するように構成されている。
回転軸320には、ドラム404を取付けるためのフランジ316が嵌合固定されている。
図3は、図2のIIIa−IIIa部分断面図である。
図3に示すように、前記の回転軸320(図2参照)に固定される回転子200は、固定子100の内側に配置されている。
固定子100は、固定子コイル110が巻装された多数の固定磁極120を有し、積層される全ての固定子鉄心の先端部は円周方向に突出している突出形状121となっている。
回転子200は、後記する電磁鋼板で作成された回転子鉄心210(第一回転子鉄心と第二回転子鉄心)を積層した回転磁極に永久磁石(永久磁石片220)が多数配置されている。
本実施形態での固定子100における固定磁極120の数は、42個である。また、本実施形態での回転子200の永久磁石片220及び回転磁極の数は、それぞれ56極である。符号260は、所定の金型内で回転子200をインサート成形する際に、充填される成形樹脂である。
回転子鉄心210と永久磁石片220とは、回転軸中心から放射状に交互に配置され、円筒形状を形成するように並べられている。ここで、永久磁石片220は、無着磁状態の磁石要素が用いられ、永久磁石片220の組み付け時には、永久磁石片220は磁化されておらず、これにより永久磁石片220の磁化方向の確認漏れや挿入間違いが生じることがなく、磁化方向を誤ったまま永久磁石片220が組み込まれてしまうおそれがない。
なお回転子鉄心210の端部には、空孔230が設けられている。この空孔230には、成形樹脂260が充填されて融着されるようになっている。
隣り合う回転子鉄心210の間には、永久磁石片220の外径側(固定子側との対向面側)に空隙240が形成され、永久磁石片220の内径側に空隙250が形成されている。つまり、各永久磁石片220は、外径側および内径側の両側面が回転子鉄心210に接触しない構造となっている。これらの空隙240、空隙250は、永久磁石片220の漏れ磁束を低減するように作用する。
これらの空隙240、空隙250に対しても、前記の空孔230と同様に、成形樹脂260が充填されて融着されるようになっている。つまり、永久磁石片220は、回転方向両側から回転子鉄心210で挟持されるとともに、径方向においても、成形樹脂260によって支持されている。
次に回転子から得られる磁束量を向上するための方法について説明する。
図4は回転子200における回転子鉄心210と永久磁石片220を拡大して示したものである。永久磁石片220と回転子鉄心210は交互に円環状に配置され、磁石の内径側には空隙250が形成され、永久磁石片220の両側にある各回転子鉄心210同士が接触しない構成としている。また永久磁石片220は両側の回転子鉄心210の内径側に形成された突起部211により支持され、径方向への位置ずれを規制されている。この突起部211の形状が無い、あるいは不十分であると、インサート成形時に成形樹脂260の射出圧力によって磁石位置が変動するため、各回転子鉄心210から得られる磁束量に差異が生じ、トルク脈動等に影響が現れる。一方で突起部211は永久磁石片220が発生する磁束の漏洩にも寄与し、誘起電圧低下の要因となるため、突起部211の永久磁石片220に対する当接箇所は可能な限り少なくすることが好ましい。
本発明は突起部211の形状と永久磁石片220との当節箇所を減じても、磁石支持効果を期待できるように構成を改善したものである。
図5に回転子鉄心210を構成する、内径側端部の片側に磁石を支持する形状を有している第一の回転子鉄心212と、第一の回転子鉄心212と逆方向の内径側端部に磁石を支持する形状を有している第二の回転子鉄心213、磁石支持形状を持たない第三の回転子鉄心214を示す。第一回転子鉄心212は磁石を支持する突起形状212aと、支持する突起の無い突起無形状212bを有している。第二回転子鉄心213も同様に磁石を支持する突起形状213aと、支持する突起の無い突起無形状213bを有しているが、第一回転子鉄心212とは逆向きの構成となる。第三回転子鉄心214は内径側に磁石支持する突起を持たない突起無形状214bを有する。
図6は永久磁石片220との当節箇所を減じても、磁石支持効果を期待できるように回転子鉄心210を構成した形態を示す。
第一回転子鉄心212と第二回転子鉄心213と第三回転子鉄心214は、図の如き順番、つまり、第二回転子鉄心213、第三回転子鉄心214、第一回転子鉄心212、第三回転子鉄心214、第二回転子鉄心213の順に、回転軸320の軸方向に積層されている。つまり、第一回転子鉄心212を、第二回転子鉄心213及び第三回転子鉄心214で、挟持して配置された構成とする。
しかし、第一回転子鉄心212と第二回転子鉄心213を入れ替えた構成、つまり、第二回転子鉄心213を、第一回転子鉄心212及び第三回転子鉄心214で、挟持して配置された構成としても良い。
なお、第一回転子鉄心212、第二回転子鉄心213及び第三回転子鉄心214の、それぞれの回転子鉄心は、複数の回転子鉄心が回転軸320の軸方向に積層されたブロック体を形成している。ここでは第一回転子鉄心212を複数積層されたブロックを第一ブロック体、第二回転子鉄心213を複数積層されたブロックを第二ブロック体、第三回転子鉄心214を複数積層されたブロックを第三ブロック体、とする。
本発明では、このように、第一ブロック体を、第二ブロック体及び第三ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された構成とする、又は、第二ブロック体を、第一ブロック体及び第三ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された構成とする。このような配置構成にすることで、回転子から得られる磁束量の向上が可能であるとともに、磁石の保持効果を維持でき、生産性に優れた電動機を提供できる。
図7には本実施例における回転子鉄心210と永久磁石片220を円環状に配置した際の外観図を示す。永久磁石片220は両側に配置された回転子鉄心210によって支持固定され、径方向の位置は第一回転子鉄心212の突起212aおよび第二回転子鉄心213の突起213aによって規制される。図からも明らかなように、3点で永久磁石片220を受けることで、支持するための突起部211との当接面を減らしたとしても永久磁石片220のがたつきを抑制することができ、永久磁石片220の支持効果を損なうことは無い。
図8には誘起電圧定数と第一回転子鉄心212の積層方向の長さT1、第二回転子鉄心213の積層方向の長さT2、第三回転子鉄心214の積層方向の長さT3との関係を示した図である(図6も参照)。現行品は回転子鉄心210の内径側に形成された突起部211が両側にあるものとし、改良品1、2については、第一回転子鉄心212の積層方向の長さT1、第二回転子鉄心213の積層方向の長さT2、第三回転子鉄心214の積層方向の長さT3を変更したときの誘起電圧定数(p.u.)を解析にて求めた。具体的には、改良品1は、長さT1と長さ2が同じ長さで、それらより短い長さT3を設けたものとし、改良品2は、長さT1と長さ2が同じ長さで、それらより長い長さT3を設けたものとした。また、現行品の誘起電圧定数を単位化して1(p.u.)として示した。
この比較結果から明らかなように、回転子鉄心210の内径側に形成された突起部211を片側のみ(図5の第一回転子鉄心212(突起形状212a有り)、第二回転子鉄心213(突起形状213a有り))とすることで、誘起電圧定数(p.u.)の向上が見込めることが分かる。また、第三回転子鉄心の積層方向の長さT3を大きくすることにより、誘起電圧定数(p.u.)上がる傾向を示している。すなわち、突起部211で生じていた永久磁石片220の磁気漏洩を減少することで、回転子200から得られる磁束量の向上が可能であることを示している。
本発明によれば、永久磁石片220の磁気漏洩が少なく、回転子から得られる磁束量の向上が可能であるとともに、永久磁石片220の保持効果を維持することができ、生産性に優れた回転子、磁石モータおよび洗濯機を提供することができる。
なお、本実施例では永久磁石を使用した回転子としているが、着磁前の磁石要素を使って回転子を形成し、その後に磁石要素に着磁させて永久磁石としてもよい。この場合は、回転子を組み立てるときに磁石要素が磁化されていないので、回転磁極に吸着することがなく、作業性が良いものとすることができる。
以上、本発明に係る回転子を使用した電動機ついて最良の実施の形態および実施例を示して詳細に説明した。なお、本発明の内容は、前記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲内において適宜改変・変更等することができることはいうまでもない。
1 電動機
100 固定子
110 固定子コイル
120 固定磁極
121 突出形状
200 回転子
210 回転子鉄心
211 突起部
212 第一の回転子鉄心
213 第二の回転子鉄心
214 第三の回転子鉄心
220 永久磁石片
230 空孔
400 洗濯乾燥機
401 筐体
402 ベース
403 ドア
404 ドラム
405 外槽
406 側板
407 背面カバー
408 開口
409 サスペンション
410 補強部材

Claims (4)

  1. 固定子と、
    前記固定子に対して回転するように設けられた回転子と、
    前記回転子は、電磁鋼板の回転子鉄心を積層した回転磁極と、前記回転磁極の両側に配置された永久磁石と、を備え、
    前記回転磁極と前記永久磁石とを円環状に複数配置された電動機であって、
    前回転磁極は、内径側端部の片側に磁石を支持するための突起部を有する第一の回転子鉄心と、前記第一の回転子鉄心と逆方向の内径側端部に突起部を有する第二の回転子鉄心と、前記永久磁石を支持する突起部が無い第三の回転子鉄心と、を有し、
    複数の前記第一の回転子鉄心が積層された第一ブロック体を、複数の前記第三の回転子鉄心が積層された第三ブロック体及び複数の前記第二の回転子鉄心が積層された第二ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された、ことを特徴とする電動機。
  2. 固定子と、
    前記固定子に対して回転するように設けられた回転子と、
    前記回転子は、電磁鋼板の回転子鉄心を積層した回転磁極と、前記回転磁極の両側に配置された永久磁石と、を備え、
    前記回転磁極と前記永久磁石とを円環状に複数配置された電動機であって、
    前回転磁極は、内径側端部の片側に磁石を支持するための突起部を有する第一の回転子鉄心と、前記第一の回転子鉄心と逆方向の内径側端部に突起部を有する第二の回転子鉄心と、前記永久磁石を支持する突起部が無い第三の回転子鉄心と、を有し、
    複数の前記第二の回転子鉄心が積層された第二ブロック体を、複数の前記第三の回転子鉄心が積層された第三ブロック体及び複数の前記第一の回転子鉄心が積層された第一ブロック体で、回転軸方向に挟持して配置された、ことを特徴とする電動機。
  3. 請求項1又は請求項2記載の電動機であって、
    前記第一の回転子鉄心の積層方向の長さと前記第二の回転子鉄心の積層方向の長さは同じ長さであり、前記第三の回転子鉄心の積層方向の長さは、前記第一の回転子鉄心の積層方向の長さと前記第二の回転子鉄心の積層方向の長さより短い、又は長い、ことを特徴とする電動機。
  4. 請求項1又は請求項2記載の電動機を適用したことを特徴とする洗濯機。
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