JP2012217269A - 回転子、磁石モータおよび洗濯機 - Google Patents

回転子、磁石モータおよび洗濯機 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の磁束量が得られるとともに、生産性に優れた回転子、磁石モータおよび洗濯機を提供する。
【解決手段】回転子30は、回転子鉄心31と、回転子鉄心31の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して全体を樹脂材33で覆うことにより固定され、回転子鉄心31および磁石要素の内径側および外径側の両側から着磁ヨークにて磁化方向が互いに対向するように着磁されてなり、さらに、着磁後に回転子鉄心31および磁石要素の内径側に補強部材を介してシャフト連結部材が設けられてなり、回転子鉄心31には、補強部材をモールドする樹脂材34が充填されて融着される凹部39aが形成されている構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、埋め込み磁石形回転子を備えたブラシレス電動機の回転子、この回転子を用いた磁石モータおよび磁石モータを備えた洗濯機に関する。
従来、ブラシレス電動機として、永久磁石の磁化方向が互いに対向するよう複数配置して円環状に形成した回転子を有するものが知られている(特許文献1、2、3参照)。
ブラシレス電動機は、回転子に複数の永久磁石片が配置されるように設けられる。この永久磁石片は、回転子の回転子鉄心に設けた磁石保持孔に挿入保持され、回転子鉄心を包むモールド用合成樹脂層内に埋設されるように配置される。
永久磁石片を磁化させる方法としては、永久磁石片を回転子の磁石保持孔へ挿入する前に着磁する方式、また、永久磁石片を回転子の磁石保持孔へ挿入した後、着磁ヨークにて着磁する方式が知られている。着磁ヨークにて着磁する方法では、回転子の外径側から着磁する方式、回転子の内径側および外径側から着磁する方式が知られている。
回転子の外径側から着磁する方式では、着磁ヨークから発生する磁束が永久磁石片の内径側まで十分に届かないことがあり、十分な着磁を得られないことがある。
また、回転子の外径側および内径側から着磁する方式では、着磁ヨークから発生する磁束が回転子鉄心および永久磁石片周辺の鉄部により遮断されることがあり、着磁ヨークから発生する磁束が永久磁石片まで十分に届かないことがあり、前記と同様に十分な着磁を得られないことがある。
一方、ドラム式洗濯乾燥機等の洗濯機は、洗濯槽の回転軸に磁石モータを直結して駆動する方式(ダイレクトドライブ方式、以下、DD方式という)が主流となってきている。通常、ドラム式洗濯乾燥機においては、洗い工程で洗濯槽を低速高トルクで駆動する必要がある。このため、磁石には、レアメタル、すなわちネオジム磁石が採用されている。ネオジム磁石の主原料であるネオジムは、90%以上が中国に頼っており、脱レアメタル、すなわちフェライト磁石化が要望されている。
しかしながら、ネオジム磁石の残留磁束密度は、1.3Tであるのに対し、フェライト磁石の残留磁束密度は、0.45Tと小さく(約1/3)なっており、フェライト磁石を用いた磁石モータでは、大型化するという問題があった。
このような問題を回避するための手法として、磁石からの磁束量が磁石の強磁性面の周長に左右されることに着目して、平板フェライト磁石や円弧状フェライト磁石を放射状に配置する技術が開示されている(特許文献4〜9参照)。
特開2010−213457号公報 特開2004−173491号公報 特開2001−86673号公報 電気書院:交流機設計:PP559〜564 特開平2006−217477号公報 特開2010−213457号公報 特開2004−173491号公報 特開2001−86673号公報 特開平2006−20425号公報
ところで、永久磁石から発生する磁束を効率的に利用する方法として、着磁された永久磁石を磁化方向が互いに対向するよう複数配置して回転子鉄心へ挿入して埋設する方式がある。この場合、回転子鉄心の外径側および内径側の鉄部を無くし、空隙を設けることにより永久磁石から発生する磁束をさらに効率的に利用することができる。
しかしながら、着磁された永久磁石を回転子鉄心へ挿入する作業時に、永久磁石の磁化方向の確認漏れや挿入間違いにより、磁化方向を誤ったまま永久磁石が組み込まれてしまうおそれがあり、生産性に劣るという問題があった。
また、特許文献4〜9に開示された技術では、所望の磁束量が得られる反面、ロータ外径に対し放射状に伸びたフェライト磁石が長いため、永久磁石間の鉄心部が狭く、あるいは放射状に配置された永久磁石の内径が小さくなるために、シャフトを外したロータ組のままでは、着磁ヨークを用いた磁石の着磁を行うことができなかった。このため、予め着磁したフェライト磁石を回転子の磁石保持孔に挿入する必要があり、生産性に劣るという問題があった。
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、所望の磁束量が得られるとともに、生産性に優れた回転子、磁石モータおよび洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の回転子は、固定子に対して回転するように設けられた回転子において、前記回転子は、電磁鋼板を積層した回転子鉄心と、前記回転子鉄心の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して全体を樹脂材で覆うことにより固定され、当該回転子鉄心および当該磁石要素の内径側および外径側から着磁ヨークにて磁化方向が互いに対向するように着磁されてなり、さらに、着磁後に前記回転子鉄心および前記磁石要素の内径側に補強部材を介してシャフト連結部材が設けられてなり、前記回転子鉄心には、前記補強部材をモールドする樹脂材が充填されて融着される凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、回転子鉄心に着磁対象の磁石要素を複数配置して円環形状を形成し、その状態のまま全体を樹脂材で覆い、回転子鉄心の内径側および外径側の両側から直列接続された着磁ヨークにて着磁を行うことにより、正常な永久磁石の磁化方向で埋設される電動機の回転子が得られる。
また、正常な磁化方向となるように永久磁石を所定位置に埋設することができ、生産性に優れた回転子が得られる。
また、本発明の磁石モータは、固定子鉄心に形成された複数のスロット、および集中巻の電機子巻線が施されて磁極を形成するティースからなる固定子と、磁極を形成する永久磁石が配置された回転子と、から構成される磁石モータにおいて、前記回転子は、回転子鉄心と、前記回転子鉄心の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成し、前記一次モールド体の前記磁石要素を着磁した後、前記一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成してなることを特徴とする。
本発明によれば、回転子鉄心と磁石要素とを交互に円環状に複数配置して樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成した状態で、磁石要素を着磁するので、磁石要素に対して確実な着磁を行うことができる。そして、着磁後に、一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成することで回転子が構成されてなる磁石モータが得られる。これにより所望の磁束量が得られるとともに、生産性に優れた磁石モータが得られる。
また、このような磁石モータを用いることにより安定した回転性を有し、生産性に優れた洗濯機が得られる。
本発明によれば、所望の磁束量が得られるとともに、生産性に優れた回転子、磁石モータおよび洗濯機が得られる。
本発明の一実施形態に係る洗濯機を示す模式断面図である。 磁石モータを示す縦断面図である。 磁石モータの要部を示す断面図である。 (a)は回転子の正面図、(b)は図4(a)におけるA−A線断面図である。 回転子鉄心と永久磁石片とを交互に配置して、円環形状を形成した状態を示す説明図である。 (a)は一次モールド体を樹脂材で覆った状態の正面図、(b)は図6(a)のB−B線断面図である。 磁化する際の様子を示した模式図である。 一次モールド体に鉄心支持基体とボス部とを配置した正面図である。 凹部を三角形状とした回転子の拡大断面図である。 回転子鉄心の内周面と永久磁石片との間に凹部が配置された回転子の拡大断面図である。 永久磁石片が円弧状とされた回転子の拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を適宜図面を参照しながら説明するが、本実施形態は以下の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を損なわない範囲で任意に変更して実施可能である。
図1に示すように、洗濯機1は、洗濯物を洗濯する洗濯工程(洗浄工程やすすぎ工程)、脱水工程および乾燥工程の各工程を連続的(必要に応じて選択的)に実行して洗濯物を洗浄乾燥する、いわゆるドラム式の洗濯乾燥機である。洗濯機1は、図示しない洗濯パンなどの床部と接する脚部1bを有するベース1cに、筐体1aが支持されて、その前面に、洗濯物を出し入れするためのドア1dが備わっている。
なお、洗濯機1はドア1dの側を正面とし、正面に対する背面側を後側として説明する。
筐体1aの、例えば、正面上部には、利用者が洗濯機1を操作するための操作ボタンおよび利用者が洗濯機1の状態を確認するための表示部等を備える図示しない操作・表示パネルが設けられている。
また、例えば背面上部には、水道などの給水源から水を取り込む図示しない取水口や給水弁、および取水口から取り込まれた水を外槽2まで導水する給水管等が設けられている。
筐体1aの内部には、上下方向に伸縮可能な複数の防振装置3(図1には1つの防振装置3を図示)で下方を支持されるとともに、筐体1aの上部から、弾性支持体となる吊り下げバネ4a、4bによって弾性支持される外槽5が備わる。
外槽5は、正面側が開口した有底円筒状を呈している。外槽5の内部には、洗濯物が投入される内槽として回転ドラム6が収容される。回転ドラム6は、外槽5の底部に取り付けられる駆動モータとしての磁石モータ100とシャフト7を介して接続され、磁石モータ100の回転駆動によって外槽5内で回転する。そして洗濯機1は、回転ドラム6の回転によって、洗浄工程、すすぎ工程、脱水工程等を実行する。
外槽5は、洗濯工程(洗浄工程、すすぎ工程)など、水を使用する工程のときには水が溜まるように構成され、排水弁8aを介して排水ホース8bが接続されている。そして、排水弁8aが開弁すると、外槽5に溜まっている水が排水ホース8bを流れて排水される。
磁石モータ100は、図2に示すように、固定子10と、固定子ベース20と、回転子30と、軸受を有する軸受ボス部21と、軸受に回転自在に支持され、回転子30を固定支持する回転軸22とを有して構成されている。
固定子10は、図3に示すように、固定子鉄心10aに形成された複数のスロット10b、および集中巻の電機子巻線(固定子コイル)11が施されて固定磁極12を形成するティース10cを備えて構成されている。
回転子30は、多数の電磁鋼板を積層した回転子鉄心31を有し、回転子鉄心31は固定磁極12の内側面に対向し、固定磁極12に対して相対移動するように回転する。
本実施形態では、磁石モータ100の固定磁極12は、42個、回転子極数は56極として、永久磁石片32には、磁石要素としてフェライトを使用し、薄型、軽量、高トルクの磁石モータ100を構成している。
次に、回転子30について、詳細に説明する。
回転子30は、図3、図4(a)(b)に示すように、多数の回転子鉄心31と永久磁石片32とを、樹脂材(合成樹脂層)33で一体的に固定して一次モールド体を形成し、この一次モールド体とシャフト連結部材(支持円筒部35等)とを樹脂材(合成樹脂層)34で一体的に固定して二次モールド体を形成して構成されている。
回転子鉄心31と永久磁石片32とは、図3に示すように、放射状に交互に配置され、円筒形状を形成するように並べられている。ここで、永久磁石片32は、無着磁状態の磁石要素が用いられ、後記するように、回転子30の一次モールド体を形成した後に、着磁される。すなわち、永久磁石片32の組み付け時には、永久磁石片32は磁化されておらず、永久磁石片32の磁化方向の確認漏れや挿入間違いが生じることがなく、磁化方向を誤ったまま永久磁石片32が組み込まれてしまうおそれがない。
回転子鉄心31の中央部には、図3に示すように、空孔38aが設けられている。この空孔38aには、一次モールド用の樹脂材33が充填されて融着されるようになっている。
また、隣り合う回転子鉄心31,31の間には、永久磁石片32の外径側に空隙40が形成され、永久磁石片32の内径側に空隙41が形成されている。つまり、各永久磁石片32は、外径側および内径側の両側面が回転子鉄心31,31に接触しない構造となっている。これらの空隙40,41は、永久磁石片32の漏れ磁束を低減するように作用し、また、後記する着磁時には、永久磁石片32に磁束が効率的に取り込まれるように作用する。
これらの空隙40,41に対しても、前記と同様にして、一次モールド用の樹脂材33が充填されて融着されるようになっている。つまり、永久磁石片32は、回転方向両側から回転子鉄心31,31で挟持されるとともに、径方向においても、樹脂材33を介して回転子鉄心31,31に支持されている。
回転子鉄心31の内径側となる内側面には、鍵穴形状の凹部39aが形成されている。この凹部39aには、二次モールド用の樹脂材34が充填されて融着されるようになっている。これにより、回転子30の高速回転時においても、回転子鉄心31と永久磁石片32との連結強度を維持することができ、遠心力に抗する強固な固定構造とすることができる。
回転子30の内側には、図4(b)に示すように、補強部材としての鉄心支持基体36(ロータカップ)を介して、シャフト連結部材としてのボス部37が設けられている。鉄心支持基体36とボス部37とは、二次モールド用の樹脂材34で覆われて回転子30に一体的に固定されている。鉄心支持基体36は、有底円筒状を呈しており、回転子鉄心31の内径側に樹脂材34を介して配置される支持円筒部35を有している。支持円筒部35は、回転子鉄心31の軸方向の長さよりも短く形成されている。
次にこのような回転子30を有する磁石モータ100の製造方法について、図5〜図8を参照して説明する。
図5に示すように、まず、回転子鉄心31と永久磁石片32を放射状に交互に配置して、円環形状を呈する回転子鉄心31と永久磁石片32との組付体50を形成する。
この場合、図示しない治具等を用いて、これに回転子鉄心31を全て配置した後、回転子鉄心31の間に永久磁石片32を挿入することで、これらが交互に配置された組付体50が得られる。永久磁石片32は、磁化されていないので、回転子鉄心31,31の間にスムーズに挿入することができる。
なお、回転子鉄心31の位置決めの方法としては、回転子鉄心31の内側面に設けた鍵穴形状の凹部39aに係合可能な図示しないピンを治具に設けて、そのピンに凹部39aを係合させることで、位置決め配置することができる。このとき、回転子鉄心31の外径部を保持する保持部を治具に設けることによって、回転子鉄心31の周方向への傾きを抑えることが可能である。
次に、組付体50の状態で、モールド用成形型に組付体50を配置し、一次モールド用の樹脂材33を流し込む。これにより、図6(a)に示すような、樹脂材33で一体的に固定されてなる一次モールド体51が得られる。
その後、図7に示すように、一次モールド体51の外径側に外側着磁ヨーク60を配置し、一次モールド体51の内径側に内側着磁ヨーク61を配置する。なお、図7では、回転子鉄心31および永久磁石片32を透視して図示している。
そして、外側着磁ヨーク60および内側着磁ヨーク61を用いて、永久磁石片32をそれぞれ磁化して着磁する。
その後、図8に示すように、着磁された一次モールド体51の内側に、鉄心支持基体36およびボス部37をそれぞれ配置する。そして、二次モールド用の樹脂材34を流し込む。これにより、図3に示すように、二次モールド用の樹脂材34でこれらが一体的に固定されてなる二次モールド体が得られ、回転子30が形成される。
その後、図2に示すように、回転子30を、固定子ベース20に固定された固定子10の内径側に配置して回転軸22に固定することで、磁石モータ100が得られる。
以下では本実施形態の作用効果を説明する。
(1)回転子鉄心31に無着磁状態の磁石要素である永久磁石片32を複数配置して円環形状の組付体50を形成することができるので、永久磁石片32の装着が簡単である。したがって、回転子30および磁石モータ100の生産性に優れる。
(2)永久磁石片32の組み付け時には、永久磁石片32は磁化されていないので、永久磁石片32の磁化方向の確認漏れや挿入間違いを生じることがない。したがって、磁化方向を誤ったまま永久磁石片32が組み込まれてしまうおそれがない。これにより、回転子30および磁石モータ100の生産性に優れる。
(3)回転子鉄心31と永久磁石片32とを樹脂材33で固定した一次モールド体51に、外側着磁ヨーク60および内側着磁ヨーク61を用いて着磁するので、永久磁石片32をダイレクトに磁化することができ、着磁性能に優れる。したがって、所望の磁束量が得られ、回転性能に優れた回転子30および磁石モータ100が得られる。
(4)一次モールド体51を形成した後に、一次モールド体51と鉄心支持基体36およびボス部37とを樹脂材34で一体にモールドして二次モールド体を形成することで回転子30が構成されてなるので、着磁性能に優れ、所望の回転性能を有する回転子30および磁石モータ100が簡単に得られる。
(5)回転子鉄心31には、樹脂材34が充填されて融着される凹部39aが形成されているので、回転子30の高速回転時においても、回転子鉄心31と永久磁石片32との連結強度を維持することができ、遠心力に抗する強固な固定構造とすることができる。
また、凹部39aは、回転子鉄心31の内周面に開口形成されており、回転子30の軸方向から見て鍵穴形状を呈するので、回転子鉄心31と永久磁石片32との連結強度を好適に維持することができる。また、凹部39aに樹脂材34が充填されたことを回転子30の軸方向から目視で確認することができる。
(6)隣り合う回転子鉄心31,31の間には、永久磁石片32の外径側に空隙40が形成され、永久磁石片32の内径側に空隙41が形成されているので、永久磁石片32の漏れ磁束が低減され、回転が安定する。また、着磁時においては、永久磁石片32が磁化されやすくなり、所望の磁束量を有する回転子30および磁石モータ100が得られる。
(7)磁石要素がフェライトであるので、レアメタルに比べて入手し易く、回転子30および磁石モータ100の生産性に優れる。
(8)支持円筒部35は、回転子鉄心31の軸方向の長さよりも短く形成されているので、回転子鉄心31周りの強度を確保しつつ、磁束の乱れを抑えることができ、所望の磁束量を有する回転子30および磁石モータ100が得られる。
(9)シャフト連結部材が鉄心支持基体36とボス部37とで構成されているので、回転子30の成形が安定する。また、芯部分の強度が高まり、成形時のヒケを抑えることもできる。また、寸法が安定するとともに回転性能が向上する。
(10)回転子鉄心31と鉄心支持基体36とは、樹脂材34を介して配置されているので、固定が簡単であり、回転子30および磁石モータ100の生産性に優れる。
(11)磁石モータ100を用いることにより安定した回転性を有し、また、生産性に優れた洗濯機1が得られる。
前記した凹部39aは、鍵穴形状を呈するものを示したが、これに限られることはなく、図9に示すように、凹部39bは、回転子30の軸方向から見て三角形状(内径側が頂部で外径側が底部とされた三角形状)を呈するものであってもよい。また、その他に、円形状、半円形状、多角形状、湾曲した形状を呈するものであってもよい。
また、図10に示すように、凹部39cは、回転子鉄心31の内周面と永久磁石片32との間に形成されているものであってもよい。この場合においても、回転子鉄心31と永久磁石片32との連結強度を維持することができ、遠心力に抗する強固な固定構造とすることができる。
また、回転子鉄心31は、圧粉鉄心にて形成してもよい。このように構成することによって、損失が低減され、モータ特性が向上する。
また、図11に示すように、永久磁石片32Aとして円弧状のものを用いてもよい。このような円弧状の永久磁石片32Aを用いることにより、回転子鉄心31に対する永久磁石片32Aの収まりがよくなり、組付性に優れる。また、回転子30の高速回転時においても、回転子鉄心31と永久磁石片32との連結強度を維持することができ、遠心力に抗する強固な固定構造とすることができる。
また、図11に示すように、回転子鉄心31の周方向幅が最外周側および最内周側で略等しくなるように、固定子10(図3参照)の磁極数と回転子30の磁極数との組み合わせを選定してもよい。図11では、回転子鉄心31の最外周側の幅L2と、最内周側の幅L1で略等しくなるように、設定してある。ここで、略等しいとは、永久磁石片32Aの幅Lを1.0としたときに、最外周側の幅L2および最内周側の幅L1が0.95〜1.05の範囲にあるものをいう。
このように構成することによって、永久磁石片32Aの漏れ磁束が低減され、また、着磁時には、永久磁石片32が磁化されやすくなる。したがって、所望の磁束量が得られ、より回転性能に優れた回転子30および磁石モータ100が得られる。
1 洗濯機
10 固定子
12 固定磁極
30 回転子
31 回転子鉄心
32 永久磁石片
32A 永久磁石片
33 樹脂材
34 樹脂材
36 鉄心支持基体(シャフト連結部材)
37 ボス部(シャフト連結部材)
38a 空孔
39a〜39c 凹部
40,41 空隙(間隙)
50 組付体
51 一次モールド体
60 外側着磁ヨーク(ヨーク)
61 内側着磁ヨーク(ヨーク)
100 磁石モータ

Claims (16)

  1. 固定子に対して回転するように設けられた回転子において、
    前記回転子は、
    電磁鋼板を積層した回転子鉄心と、前記回転子鉄心の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して全体を樹脂材で覆うことにより固定され、当該回転子鉄心および当該磁石要素の内径側および外径側から着磁ヨークにて磁化方向が互いに対向するように着磁されてなり、
    さらに、着磁後に前記回転子鉄心および前記磁石要素の内径側に補強部材を介してシャフト連結部材が設けられてなり、
    前記回転子鉄心には、前記補強部材をモールドする樹脂材が充填されて融着される凹部が形成されていることを特徴とする回転子。
  2. 前記磁石要素の内径側および外径側には、前記回転子鉄心との間に間隙が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転子。
  3. 前記凹部は、前記回転子鉄心の内周面に開口形成されており、前記回転子の軸方向から見て鍵穴形状を呈することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転子。
  4. 前記凹部は、前記回転子鉄心の内周面に開口形成されており、前記回転子の軸方向から見て多角形状を呈することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転子。
  5. 前記凹部は、前記回転子鉄心の内周面と前記磁石要素との間に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転子。
  6. 前記回転子鉄心は、圧粉鉄心にて形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転子。
  7. 固定子鉄心に形成された複数のスロット、および集中巻の電機子巻線が施されて磁極を形成するティースからなる固定子と、磁極を形成する永久磁石が配置された回転子と、から構成される磁石モータにおいて、
    前記回転子は、
    回転子鉄心と、前記回転子鉄心の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成し、
    前記一次モールド体の前記磁石要素を着磁した後、前記一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成してなることを特徴とする磁石モータ。
  8. 固定子鉄心に形成された複数のスロット、および集中巻の電機子巻線が施されて磁極を形成するティースからなる固定子と、磁極を形成する永久磁石が配置された回転子と、から構成される磁石モータにおいて、
    前記回転子は、
    回転子鉄心と、前記回転子鉄心の両側に配置された着磁対象の磁石要素と、を備え、これらを円環状に複数配置して、隣り合う前記磁石要素に接する前記回転子鉄心の周方向幅が最外周側および最内周側で略等しくなるように設けて、樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成し、
    前記一次モールド体の前記磁石要素を着磁した後、前記一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成してなることを特徴とする磁石モータ。
  9. 前記回転子鉄心の周方向幅が最外周側および最内周側で略等しくなるように、前記固定子の磁極数と前記回転子の磁極数との組み合わせを選定したことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の磁石モータ。
  10. 前記磁石要素が平板状または円弧状のフェライトであることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の磁石モータ。
  11. 固定子鉄心に形成された複数のスロット、および集中巻の電機子巻線が施されて磁極を形成するティースからなる固定子と、磁極を形成する永久磁石が配置された回転子と、から構成される磁石モータにおいて、
    前記回転子は、
    放射状に配置された平板状または円弧状のフェライトからなる磁石要素と、前記磁石要素の間に配置した回転子鉄心と、を備え、これらの前記磁石要素と前記回転子鉄心とを樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成し、
    前記一次モールド体の前記磁石要素を着磁した後、前記一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成してなることを特徴とする磁石モータ。
  12. 固定子鉄心に形成された複数のスロット、および集中巻の電機子巻線が施されて磁極を形成するティースからなる固定子と、磁極を形成する永久磁石が配置された回転子と、から構成される磁石モータにおいて、
    前記回転子は、
    放射状に配置された平板状または円弧状のフェライトからなる磁石要素と、前記磁石要素の間に配置した回転子鉄心と、を備え、前記回転子鉄心の内周面の周方向中央部に凹部を設け、前記凹部に樹脂材が充填されないように前記磁石要素と前記回転子鉄心とを樹脂材で一体にモールドしてなる一次モールド体を形成し、
    前記一次モールド体の前記磁石要素を着磁した後、前記凹部に樹脂材が充填されるように前記一次モールド体とシャフト連結部材とを樹脂材で一体にモールドしてなる二次モールド体を形成してなることを特徴とする磁石モータ。
  13. 前記シャフト連結部材が鉄心支持基体とボス部とで構成されていることを特徴とする請求項7から請求項12のいずれか1項に記載の磁石モータ。
  14. 前記鉄心支持基体は、前記回転子鉄心の内径側に配置される支持円筒部を有しており、
    前記支持円筒部は、前記回転子鉄心の軸方向の長さよりも短く形成されていることを特徴とする請求項13に記載の磁石モータ。
  15. 前記回転子鉄心と前記鉄心支持基体とは、樹脂材を介して配置されていることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の磁石モータ。
  16. 請求項7から請求項15に記載の磁石モータを適用したことを特徴とする洗濯機。
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