JP2020077167A - 車両の制御装置及び車両の運用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自律走行する車両を用いてライドシェアサービスを提供する場合に、依頼情報とは異なる状態で車両が出発することを抑制する。【解決手段】車両の制御装置は、自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成された車両を制御する。車両の制御装置は、ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得する第1情報取得部と、ピックアップ地点において車両に乗車した乗客の第2情報を取得する第2情報取得部と、第1情報と第2情報とを照合することによって車両の出発の可否を判定する判定部と、判定部による判定結果に基づいて車両を制御する車両制御部とを備える。判定部は、第1情報と第2情報とが一致しない場合には、車両の出発を禁止する。【選択図】図5

Description

本発明は車両の制御装置及び車両の運用方法に関する。
従来、自律走行可能な車両を用いたライドシェアサービスが知られている。特許文献1には、ユーザの利用要求に応じて運行するデマンドバスが記載されている。このデマンドバスの運行システムでは、利用者IDを有するユーザのみがサービスの利用を要求することができる。
特開2017−182137号公報
しかしながら、ピックアップ地点のような場所では、ユーザ以外の人物もサービス提供車両に乗り込むことが可能となる。また、ユーザが依頼情報とは異なる人をサービス提供車両に同乗させるおそれがある。
自律走行可能な車両では、従来のタクシー等と異なり、車両にドライバが存在しない。このため、車両の乗客の管理が困難であり、依頼情報とは異なる状態で車両が出発するおそれがある。例えば、ユーザ以外の人によってライドシェアサービスが無断で利用されるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、自律走行する車両を用いてライドシェアサービスを提供する場合に、依頼情報とは異なる状態で車両が出発することを抑制することにある。
本開示の要旨は以下のとおりである。
(1)自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成された車両を制御する、車両の制御装置であって、前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得する第1情報取得部と、ピックアップ地点において前記車両に乗車した乗客の第2情報を取得する第2情報取得部と、前記第1情報と前記第2情報とを照合することによって前記車両の出発の可否を判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて前記車両を制御する車両制御部とを備え、前記判定部は、前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合には、前記車両の出発を禁止する、車両の制御装置。
(2)前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の識別情報を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の識別情報を取得する、上記(1)に記載の車両の制御装置。
(3)前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の乗客数を取得する、上記(1)に記載の車両の制御装置。
(4)前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の乗客数を取得し、前記判定部は、前記車両に乗車した乗客の乗客数が前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数よりも多い場合には前記車両の出発を禁止し、前記車両に乗車した乗客の乗客数が前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数よりも少ない場合には前記車両の出発を禁止しない、上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の車両の制御装置。
(5)前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合に、前記車両に乗車した乗客に警告を与える警告部を更に備え、前記判定部は、前記警告後に前記第1情報と前記第2情報とが一致した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の車両の制御装置。
(6)前記判定部は、前記ライドシェアサービスの利用を要求したユーザが前記車両の出発を承認した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の車両の制御装置。
(7)前記判定部は、ピックアップ地点における前記車両の停車時間が所定時間に達した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の車両の制御装置。
(8)前記所定時間は前記車両の走行計画に基づいて設定される、上記(1)から(7)のいずれか1つに記載の車両の制御装置。
(9)自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成された車両の運用方法であっ前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得することと、ピックアップ地点において前記車両に乗車した乗客の第2情報を取得することと、前記第1情報と前記第2情報とを照合することによって前記車両の出発の可否を判定することと、前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合には、前記車両の出発を禁止することとを含む、車両の運用方法。
本発明によれば、自律走行する車両を用いてライドシェアサービスを提供する場合に、依頼情報とは異なる状態で車両が出発することを抑制することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るライドシェアシステムの概略的な構成図である。 図2は、車両の構成を概略的に示す図である。 図3は、ライドシェアシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図4は、第一実施形態における車両のECUの機能ブロック図である。 図5は、第一実施形態におけるピックアップ処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図6は、第二実施形態における車両のECUの機能ブロック図である。 図7は、第二実施形態におけるピックアップ処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図8Aは、第二実施形態における禁止解除処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図8Bは、第二実施形態における禁止解除処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る車両の制御装置及び車両の運用方法について説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第一実施形態>
以下、図1〜図5を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るライドシェアシステムの概略的な構成図である。ライドシェアシステム10は、オンライン上での申込等によって予め登録されたユーザに対してライドシェアサービスを提供する。ライドシェアサービスでは、ユーザからの配車依頼に応じて、自律走行する車両1によってユーザを所望の目的地まで輸送する。また、ライドシェアサービスでは、目的地の近い複数のユーザが同時に一つの車両1を利用することができる。
図1に示されるように、ライドシェアシステム10は、車両1、サーバ2及び携帯端末3を備える。車両1、サーバ2及び携帯端末3は互いに通信可能である。
車両1は、自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成されている。ライドシェアサービスでは、複数の車両1が用いられる。車両1は、自律走行する自動運転車両であり、車両1を操作するドライバを必要としない。
図2は、車両1の構成を概略的に示す図である。車両1はECU70を備える。ECU70は、通信インターフェース71、メモリ72及びプロセッサ73を含み、車両1の各種制御を実行する。通信インターフェース71及びメモリ72は信号線を介してプロセッサ73に接続されている。ECU70は車両の制御装置の一例である。なお、本実施形態では、一つのECU70が設けられているが、機能毎に複数のECUが設けられていてもよい。
通信インターフェース71は、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内ネットワークにECU70を接続するためのインターフェース回路を有する。ECU70は通信インターフェース71を介して他の車載機器と通信する。
メモリ72は、例えば、揮発性の半導体メモリ(例えば、RAM)及び不揮発性の半導体メモリ(例えば、ROM)を有する。メモリ72は、プロセッサ73において実行されるプログラム、プロセッサ73によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等を記憶する。
プロセッサ73は、一つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)及びその周辺回路を有し、各種処理を実行する。なお、プロセッサ73は、論理演算ユニット又は数値演算ユニットのような演算回路を更に有していてもよい。
また、車両1は周辺情報検出装置81を備える。周辺情報検出装置81は車両1の自律走行のために車両1の周辺情報を検出する。周辺情報には、道路の白線、他車両、歩行者、自転車、建物、標識、信号機、障害物等の情報が含まれる。周辺情報検出装置81は車内ネットワークを介してECU70に接続され、周辺情報検出装置81の出力はECU70に送信される。例えば、周辺情報検出装置81は、車外カメラ、ミリ波レーダ、ライダ(Laser Imaging Detection And Ranging(LIDAR))、超音波センサ等を含む。車外カメラは車両1の外部を撮影して周辺画像を生成する。
また、車両1は車両状態検出装置82を備える。車両状態検出装置82は車両1の自律走行のために車両1の状態を検出する。車両状態検出装置82は車内ネットワークを介してECU70に接続され、車両状態検出装置82の出力はECU70に送信される。例えば、車両状態検出装置82は、車速センサ、ヨーレートセンサ等を含む。車速センサは車両1の速度を検出する。ヨーレートセンサは、車両1の重心を通る鉛直軸線回りの回転速度であるヨーレートを検出する。
また、車両1は乗客検出装置83を備える。乗客検出装置83は車両1内の乗客を検出する。乗客検出装置83は車内ネットワークを介してECU70に接続され、乗客検出装置83の出力はECU70に送信される。例えば、乗客検出装置83は、車内カメラ、シートベルトセンサ、着座センサ、情報読取器等を含む。車内カメラは車両1の内部を撮影して車内画像を生成する。車内カメラは、車両1の乗客を撮影するように、例えば車両1の天井等に配置される。なお、車内カメラは、車内の異なる位置に配置された複数のカメラであってもよい。
シートベルトセンサは、乗客がシートベルトを着用しているか否かを検出する。着座センサは、乗客が座席に着座しているか否かを検出する。シートベルトセンサ及び着座センサは座席毎に設けられる。情報読取器は、携帯端末3の識別情報、配車情報としてユーザに送信されたQRコード(登録商標)又はパスワード、ライドシェアサービスを利用するための利用カードのカード情報等を読み取る。情報読取器は、車両1のドア付近に配置され又は座席毎に設けられる。
また、車両1はGPS受信機84を備える。GPS受信機84は、3個以上のGPS衛星から信号を受信し、車両1の現在位置(例えば、車両1の緯度及び経度)を検出する。GPS受信機84は車内ネットワークを介してECU70に接続され、GPS受信機84の出力はECU70に送信される。
また、車両1は地図データベース85を備える。地図データベース85は地図情報を含む。地図情報には、道路の位置情報、道路の形状情報(例えばカーブと直線部との種別、カーブの曲率半径、道路勾配等)、道路種別、制限車速等の道路情報が含まれる。地図データベース85は車内ネットワークを介してECU70に接続され、ECU70は地図データベース85から地図情報を取得する。地図データベース85に記憶された地図情報は、車両1の外部から受信したデータ、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術等を用いて更新される。
また、車両1はアクチュエータ86を備える。アクチュエータ86は車両1を動作させる。アクチュエータ86は車内ネットワークを介してECU70に接続され、ECU70はアクチュエータ86を制御する。例えば、アクチュエータ86は、車両1の加速のための駆動装置(エンジン及びモータの少なくとも一方)、車両1の制動のためのブレーキアクチュエータ、車両1の操舵のためのステアリングモータ、車両1のドアの開閉又はドアロックの制御のためのドアアクチュエータ等を含む。
また、車両1はHMI(Human Machine Interface)87を備える。HMI87は、乗客と車両1との間で情報の入出力を行うためのインターフェースである。HMI87は、例えば、情報を表示するディスプレイ、音を発生させるスピーカー、乗客が入力操作を行うための操作ボタン又はタッチスクリーン、乗客の音声を受信するマイクロフォン等を含む。HMI87は車内ネットワークを介してECU70に接続され、ECU70の出力がHMI87を介して乗客に伝達され、乗客からの入力情報がHMI87を介してECU70に入力される。
また、車両1は通信モジュール88を備える。通信モジュール88は、車両1と車両1の外部との通信を可能とする機器である。通信モジュール88は、例えば、データ通信モジュール(DCM(Data communication module))及び近距離無線通信モジュール(例えばWiFiモジュール又はBluetooth(登録商標)モジュール)を含む。データ通信モジュールは無線基地局6及び通信ネットワーク5を介してサーバ2と通信する。近距離無線通信モジュールは携帯端末3と直接通信する。
サーバ2は、車両1の外部に設けられ、ライドシェアサービスを効率的に提供すべくユーザ及び車両1を管理する。具体的には、サーバ2は、ユーザ情報の登録、ユーザと車両1とのマッチング、走行計画の作成、利用料金の決済等を行う。
図1に示されるように、サーバ2は、通信インターフェース21、ストレージ装置22、メモリ23及びプロセッサ24を備える。通信インターフェース21、ストレージ装置22及びメモリ23は、信号線を介してプロセッサ24に接続されている。なお、サーバ2は、キーボード及びマウスのような入力装置、ディスプレイのような出力装置等を更に備えていてもよい。また、サーバ2は複数のコンピュータから構成されていてもよい。
通信インターフェース21は、サーバ2を通信ネットワーク5に接続するためのインターフェース回路を有する。サーバ2は通信インターフェース21を介して車両1及び携帯端末3と通信する。
ストレージ装置22は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)又は光記録媒体を有する。ストレージ装置22は、各種データを記憶し、例えば、ユーザ情報、車両情報、地図情報、プロセッサ24が各種処理を実行するためのコンピュータプログラム等を記憶する。なお、コンピュータプログラムは、光記録媒体又は磁気記録媒体のような記録媒体に記録されて配布されてもよい。
メモリ23は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)のような半導体メモリを有する。メモリ23は、例えばプロセッサ24によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等を記憶する。
プロセッサ24は、一つ又は複数のCPU及びその周辺回路を有し、各種処理を実行する。なお、プロセッサ24は、論理演算ユニット又は数値演算ユニットのような演算回路を更に有していてもよい。
携帯端末3は、ユーザによって所有され、ユーザと共に移動可能である。携帯端末3は、無線基地局6及び通信ネットワーク5を介してサーバ2と通信可能な機器である。携帯端末3は、タッチパネル及びマイクロフォンのような入力装置と、ディスプレイ及びスピーカーのような出力装置とを備える。携帯端末3は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。
以下、図3を参照して、ライドシェアサービスの一連の流れを簡単に説明する。図3は、ライドシェアシステム10の動作の一例を示すシーケンス図である。このシーケンス図において、サーバ2と携帯端末3との通信及びサーバ2と車両1との間の通信は通信ネットワーク5を介して行われる。
ユーザは、ライドシェアサービスの利用を要求する場合、携帯端末3を操作して配車の依頼情報を携帯端末3に入力する。依頼情報の入力は、例えば、携帯端末3にインストールされたライドシェアサービス用のアプリケーション上で行われる。携帯端末3に依頼情報が入力されると、携帯端末3は依頼情報をサーバ2に送信する(ステップS1)。依頼情報には、ピックアップ地点、ドロップオフ地点、ユーザの識別情報(例えばユーザの登録番号)、同乗者情報(乗車人数等)、他人との相乗りの可否等が含まれる。なお、ピックアップ地点はユーザの希望乗車位置を意味し、ドロップオフ地点はユーザの希望降車位置を意味する。
サーバ2は、ユーザから携帯端末3を介して依頼情報を受信すると、ユーザの輸送に適した車両1を選定する(ステップS2)。すなわち、サーバ2はユーザと車両1とのマッチングを行う。ユーザの輸送に適した車両1は、例えばピックアップ地点に最も近い待機中の車両1である。なお、ユーザが他人との相乗りを許可している場合には、他のユーザが利用中の車両1が選定されてもよい。
また、サーバ2はユーザの輸送のための走行計画を作成する(ステップS3)。走行計画には、ピックアップ地点への到着予定時刻、ドロップオフ地点までの走行ルート、目的地への到着予定時刻等が含まれる。
次いで、サーバ2は配車情報を携帯端末3に送信する(ステップS4)。携帯端末3用の配車情報には、ピックアップ地点への到着予定時刻、ドロップオフ地点までの走行ルート、ドロップオフ地点への到着予定時刻、車両1の識別情報(ナンバープレートの番号、車種、色等)、他人との相乗りの有無等が含まれる。また、サーバ2は配車情報を車両1に送信する(ステップS5)。車両1用の配車情報には、ピックアップ地点、ドロップオフ地点、ドロップオフ地点までの走行ルート、ユーザの識別情報等が含まれる。
車両1は、サーバ2から配車情報を受信すると、ピックアップ地点への移動を開始する(ステップS6)。その後、車両1は、ピックアップ地点に到着すると、乗客をピックアップする(ステップS7)。
車両1は、乗客の乗車後、乗客が乗車したことをサーバ2に通知する。具体的には、車両1は乗車通知をサーバ2に送信する(ステップS8)。また、車両1は、乗客の乗車後、ドロップオフ地点への移動を開始する(ステップS9)。
車両1は、ドロップオフ地点への移動中、所定間隔で走行情報をサーバ2に送信する(ステップS10)。サーバ2に送信される走行情報には、車両1の現在位置、車両1の周辺情報等が含まれる。また、サーバ2は、ドロップオフ地点への移動中、所定間隔で走行情報を携帯端末3に送信する(ステップS11)。携帯端末3に送信される走行情報には、車両1の現在位置、ドロップオフ地点への到着予定時刻、走行ルートの渋滞情報等が含まれる。
その後、車両1は、ドロップオフ地点に到着すると、乗客を車両1から降ろす(ステップS12)。車両1は、乗客の降車後、乗客が降車したことをサーバ2に通知する。具体的には、車両1は降車通知をサーバ2に送信する(ステップS13)。
また、サーバ2は、乗客の降車後、ライドシェアサービスの利用料金を決済する(ステップS14)。例えば、サーバ2は、サーバ2のストレージ装置22に記憶されたユーザ情報に基づいて、口座振替又はクレジットカード決済によって利用料金を決済する。車両1は、利用料金の決済後、決済内容を含む決済情報を携帯端末3に送信する(ステップS15)。
上述したように、ライドシェアサービスの利用が要求されると、車両1はピックアップ地点において乗客のピックアップを行う。しかしながら、ピックアップ地点において車両1のドアが開かれると、ライドシェアサービスの利用が想定される乗客(ユーザ及びユーザの同乗者)以外の人が車両1に乗り込むことが可能となる。また、ユーザが依頼情報とは異なる人を車両1に同乗させるおそれがある。
車両1では、従来のタクシー等と異なり、車両1にドライバが存在しない。このため、車両1の乗客の管理が困難であり、依頼情報とは異なる状態で車両1が出発するおそれがある。そこで、本実施形態では、ライドシェアサービスの利用が想定される乗客と、車両1に乗車した実際の乗客とを照合することによって車両1の出発の可否を判定する。
図4は、第一実施形態における車両1のECU70の機能ブロック図である。本実施形態では、ECU70は、第1情報取得部91、第2情報取得部92、判定部93及び車両制御部94を有する。第1情報取得部91、第2情報取得部92、判定部93及び車両制御部94は、ECU70のメモリ72に記憶されたプログラムをECU70のプロセッサ73が実行することによって実現される機能ブロックである。
第1情報取得部91は、ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得する。第2情報取得部92は、ピックアップ地点において車両1に乗車した乗客の第2情報を取得する。判定部93は第1情報と第2情報とを照合することによって車両1の出発の可否を判定する。車両制御部94はアクチュエータ86を用いて車両1を制御する。乗客のピックアップ時には、車両制御部94は判定部93による判定結果に基づいて車両1を制御する。
第1情報と第2情報とが異なる場合には、依頼情報に含まれない乗客が車両1に乗車し、又は依頼情報に含まれる乗客が車両1に乗車していないことになる。このため、判定部93は、第1情報と第2情報とが一致しない場合には、車両1の出発を禁止する。このことによって、依頼情報とは異なる状態で車両1が出発することを抑制することができる。
<ピックアップ処理>
以下、図5を参照して、車両1が乗客をピックアップするときの制御について説明する。図5は、第一実施形態におけるピックアップ処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンはECU70によって繰り返し実行される。
最初に、ステップS101において、第1情報取得部91は、車両1(具体的にはECU70)がサーバ2から配車情報を受信したか否かを判定する。車両1が配車情報を受信していないと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。一方、車両1が配車情報を受信したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に進む。
ステップS102では、第1情報取得部91は、ライドシェアサービスの利用が想定される乗客(以下、「想定乗客」と称する)の第1情報を取得する。想定乗客は、ライドシェアサービスの利用を要求したユーザ(以下、「依頼者」と称する)及び依頼者の同乗者である。第1情報は、例えば想定乗客の識別情報である。この場合、同乗者も予めユーザとして登録されており、同乗者のユーザ情報もサーバ2に記憶されている。
識別情報は、例えば、想定乗客が所有する携帯端末3の識別番号(MACアドレス等)、想定乗客の顔画像、想定乗客が所有する利用カードのカード情報、想定乗客に送信されたQRコード若しくはパスワード、又はこれらの組合せである。識別情報が、携帯端末3の識別番号、顔画像又は利用カードのカード情報である場合、識別情報はユーザ毎に予めサーバ2に記憶されており、想定乗客の識別情報が配車情報としてサーバ2から車両1に送信される。識別情報がQRコード又はパスワードである場合、識別情報は配車情報として想定乗客及び車両1に送信される。
次いで、ステップS103において、車両制御部94はアクチュエータ86(具体的には、駆動装置、ブレーキアクチュエータ及びステアリングモータ)を制御することによって車両1をピックアップ地点へ移動させる。次いで、ステップS104において、車両制御部94はアクチュエータ86(具体的にはドアアクチュエータ)を制御することによって車両1のドアを開く。なお、車両制御部94はアクチュエータ86(具体的にはドアアクチュエータ)を制御することによって車両1のドアロックを解除してもよい。
次いで、ステップS105において第2情報取得部92は、乗客検出装置83を用いて、ピックアップ地点において車両1に乗車した乗客(以下、「ピックアップ乗客」と称する)の第2情報を取得する。第2情報は、第1情報と同じ種類の情報であり、例えばピックアップ乗客の識別情報である。
識別情報は、例えば、ピックアップ乗客が所有する携帯端末3の識別番号(MACアドレス等)、ピックアップ乗客の顔画像、ピックアップ乗客が所有する利用カードのカード情報、ピックアップ乗客に送信されたQRコード若しくはパスワード、又はこれらの組合せである。識別情報が、携帯端末3の識別番号、カード情報、QRコード又はパスワードである場合、識別番号は情報読取器によって検出される。識別情報が顔画像である場合、識別情報は車内カメラによって検出される。
次いで、ステップS106において、判定部93は、第1情報と第2情報とを照合し、第1情報と第2情報とが一致しているか否かを判定する。例えば、少なくとも一部の想定乗客の識別情報がピックアップ乗客の識別情報として検出されなかった場合には、第1情報と第2情報とが一致していないと判定される。また、想定乗客の識別情報とは異なる識別情報がピックアップ乗客の識別情報として検出された場合には、第1情報と第2情報とが一致していないと判定される。
ステップS106において第1情報と第2情報とが一致していると判定された場合、本制御ルーチンはステップS107に進む。ステップS107では、判定部93は車両1の出発を許可する。次いで、ステップS108において、車両制御部94はアクチュエータ86(具体的にはドアアクチュエータ)を制御することによって車両1のドアを閉じる。なお、車両制御部94は、乗客によって車両1のドアが閉められた後、アクチュエータ86(具体的にはドアアクチュエータ)を制御することによって車両1のドアロックを作動させてもよい。
次いで、ステップS109において、車両制御部94はアクチュエータ86(具体的には、駆動装置、ブレーキアクチュエータ及びステアリングモータ)を制御することによって車両1を目的地(ドロップオフ地点又は他の乗客のピックアップ地点)へ移動させる。ステップS109の後、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS106において第1情報と第2情報とが一致していないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS110に進む。ステップS110では、判定部93は車両1の出発を禁止する。なお、ステップS110において、判定部93は、車両1の出発を禁止したことをサーバ2に通知してもよい。ステップS110の後、本制御ルーチンは終了する。この場合、車両制御部94はピックアップ地点から車両1を出発させない。
なお、第1情報が想定乗客の乗客数であり、第2情報がピックアップ乗客の乗客数であってもよい。この場合、第1情報は、依頼情報としてユーザから携帯端末3を介してサーバ2に送信され、配車情報としてサーバ2から車両1に送信される。また、第2情報は乗客検出装置83によって検出される。具体的には、ピックアップ乗客の乗客数は、車内カメラ、シートベルトセンサ、着座センサ又はこれらの組合せによって検出される。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る車両の制御装置の構成及び制御は、以下に説明する点を除いて、基本的に第一実施形態に係る車両の制御装置と同様である。このため、以下、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第二実施形態では、所定の条件が満たされた場合には、車両1の出発の禁止が解除される。このことによって、ライドシェアサービスの利便性を高めることができる。
図6は、第二実施形態における車両1のECU70の機能ブロック図である。第二実施形態では、ECU70は、第1情報取得部91、第2情報取得部92、判定部93及び車両制御部94に加えて警告部95を有する。第1情報取得部91、第2情報取得部92、判定部93、車両制御部94及び警告部95は、ECU70のメモリ72に記憶されたプログラムをECU70のプロセッサ73が実行することによって実現される機能ブロックである。
警告部95は、想定乗客の第1情報とピックアップ乗客の第2情報とが一致しない場合に、ピックアップ乗客に警告を与える。このことによって、ピックアップ乗客に乗客の不整合を通知し、不整合の解消をピックアップ乗客に促すことができる。例えば、想定乗客以外の乗客が存在する場合には、想定乗客以外の乗客の降車が促される。また、依頼情報として送信された同乗者情報に変更があった場合には、依頼者によって第1情報が修正される。
判定部93は、警告部95による警告後に想定乗客の第1情報とピックアップ乗客の第2情報とが一致した場合には、車両1の出発の禁止を解除する。
また、車両1にはドライバが存在しないため、依頼者が車両1の実質的な管理者となる。このため、判定部93は、依頼者が車両1の出発を承認した場合には、車両1の出発を解除する。
また、ピックアップ地点において車両1が停止し続けると、目的地への到着時刻が大幅に遅延し、ライドシェアサービスの利便性が損なわれる。このため、判定部93は、ピックアップ地点における車両1の停車時間が所定時間に達した場合には、車両1の出発の禁止を解除する。
上記のように車両1の出発の禁止を解除することによって、乗客の不整合によるライドシェアサービスの停止を抑制することができる。
<ピックアップ処理>
図7は、第二実施形態におけるピックアップ処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンはECU70によって繰り返し実行される。ステップS201〜ステップS210は、図5のステップS101〜ステップS110と同一であることから説明を省略する。
ステップS210において車両1の出発が禁止された後、本制御ルーチンはステップS211に進む。ステップS211では、判定部93は出発禁止フラグFを1に設定する。出発禁止フラグFは、車両1の出発が禁止されたときに1に設定され且つ車両1の出発の禁止が解除されたときにゼロに設定されるフラグである。出発禁止フラグFはECU70のメモリ72に記憶され、出発禁止フラグFの初期値はゼロである。ステップS211の後、本制御ルーチンは終了する。
<禁止解除処理>
図8A及び図8Bは、第二実施形態における禁止解除処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンはECU70によって繰り返し実行される。
最初に、ステップS301において、判定部93は出発禁止フラグFが1であるか否かを判定する。出発禁止フラグFがゼロであると判定された場合、本制御ルーチンは終了する。一方、出発禁止フラグFが1であると判定された場合、すなわち車両1の出発が禁止されている場合、本制御ルーチンはステップS302に進む。
ステップS302では、警告部95はピックアップ乗客に警告を与える。例えば、警告部95は、乗客検出装置83及びHMI87の少なくとも一方を用いて、音、文字、光等によってピックアップ乗客に警告を与える。
ステップS303では、第1情報取得部91は、修正された第1情報をEUC70がサーバ2又は携帯端末3から受信したか否かを判定する。想定乗客は、第1情報の修正を希望する場合、携帯端末3又はHMI87を介して第1情報を修正する。携帯端末3を介して修正された第1情報は、サーバ2に送信されると共に、携帯端末3から直接またはサーバ2を介してECU70に送信される。HMI87を介して修正された第1情報はHMI87からECU70に送信される。
ステップS303において、修正された第1情報をECU70が受信したと判定された場合、本制御ルーチンはステップS304に進む。ステップS304では、第1情報取得部91は第1情報を修正することによって第1情報を更新する。ステップS304の後、本制御ルーチンはステップS305に進む。一方、ステップS303において、修正された第1情報をECU70が受信していないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS304をスキップしてステップS305に進む。
ステップS305では、第2情報取得部92は、第2情報を再び取得し、第2情報を更新する。第2情報の取得に乗客の動作が必要とされる場合、例えば、第2情報が、利用カードのカード情報、QRコード又はパスワードである場合には、第2情報取得部92はHMI87を用いて第2情報の提示を乗客に促す。
次いで、ステップS306において、判定部93は、第1情報と第2情報とが一致しているか否かを判定する。第1情報と第2情報とが一致していないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS307に進む。
ステップS307では、判定部93は、依頼者が車両1の出発を承認したか否かを判定する。依頼者は、車両1の出発を希望する場合、携帯端末3又はHMI87を介して車両1の出発を承認する。携帯端末3を介して車両1の出発が承認された場合、承認情報は携帯端末3から直接またはサーバ2を介してECU70に送信される。HMI87を介して車両1の出発が承認された場合、承認情報はHMI87からECU70に送信される。なお、複数の依頼者が車両1内に存在する場合、判定部93は、全ての依頼者が車両1の出発を承認したか否かを判定してもよい。
ステップS307において車両1の出発が承認されていないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS308に進む。ステップS308では、判定部93は、ピックアップ地点における車両1の停止時間が所定時間以上であるか否かを判定する。所定時間は、予め定められ、例えば数分〜数十分に設定される。ステップS308において車両1の停止時間が所定時間未満であると判定された場合、本制御ルーチンは終了する。
なお、所定時間は車両1の走行計画に基づいて設定されてもよい。このことによって、乗客の不整合によって車両1の走行計画が大幅に変更されることを抑制することができる。例えば、所定時間は、目的地(ドロップオフ地点又は他の乗客のピックアップ地点)への到着予定時刻の遅延時間が予め定められた閾値以下になるように設定される。
一方、ステップS306において第1情報と第2情報とが一致していると判定された場合、ステップS307において車両1の出発が承認されたと判定された場合、又はステップS308において車両1の停止時間が所定時間以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS309に進む。ステップS309では、判定部93は車両1の出発の禁止を解除する。すなわち、判定部93は車両1の出発を許可する。次いで、ステップS310において、判定部93は出発禁止フラグFをゼロに設定する。
次いで、ステップS311において、図5のステップS108と同様に、車両制御部94はアクチュエータ86を制御することによって車両1のドアを閉じる。次いで、ステップS312において、図5のステップS109と同様に、車両制御部94はアクチュエータ86を制御することによって車両1を目的地へ移動させる。ステップS312の後、本制御ルーチンは終了する。
なお、ステップS302〜ステップS306は省略されてもよい。また、ステップS307は省略されてもよい。また、ステップS308は省略されてもよい。
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。
例えば、判定部93は、ピックアップ乗客の乗客数が想定乗客の乗客数よりも多い場合には車両1の出発を禁止し、ピックアップ乗客の乗客数が想定乗客の乗客数以下である場合には車両1の出発を禁止しなくてもよい。また、この場合には、判定部93は、警告後に第1情報と第2情報とが一致した場合にのみ、車両の出発の禁止を解除する。判定部93によるこれらの処理によって、ライドシェアサービスの利便性の低下を抑制しつつ、想定乗客以外の乗客による無銭乗車及び車両1の定員オーバーを抑制することができる。
1 車両
2 サーバ
3 携帯端末
10 ライドシェアシステム
70 ECU
91 第1情報取得部
92 第2情報取得部
93 判定部
94 車両制御部

Claims (9)

  1. 自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成された車両を制御する、車両の制御装置であって、
    前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得する第1情報取得部と、
    ピックアップ地点において前記車両に乗車した乗客の第2情報を取得する第2情報取得部と、
    前記第1情報と前記第2情報とを照合することによって前記車両の出発の可否を判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて前記車両を制御する車両制御部と
    を備え、
    前記判定部は、前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合には、前記車両の出発を禁止する、車両の制御装置。
  2. 前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の識別情報を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の識別情報を取得する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の乗客数を取得する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  4. 前記第1情報取得部は前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数を取得し、前記第2情報取得部は前記車両に乗車した乗客の乗客数を取得し、
    前記判定部は、前記車両に乗車した乗客の乗客数が前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数よりも多い場合には前記車両の出発を禁止し、前記車両に乗車した乗客の乗客数が前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の乗客数以下である場合には前記車両の出発を禁止しない、請求項1に記載の車両の制御装置。
  5. 前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合に、前記車両に乗車した乗客に警告を与える警告部を更に備え、
    前記判定部は、前記警告後に前記第1情報と前記第2情報とが一致した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  6. 前記判定部は、前記ライドシェアサービスの利用を要求したユーザが前記車両の出発を承認した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  7. 前記判定部は、ピックアップ地点における前記車両の停車時間が所定時間に達した場合には、前記車両の出発の禁止を解除する、請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  8. 前記所定時間は前記車両の走行計画に基づいて設定される、請求項7に記載の車両の制御装置。
  9. 自律走行によってライドシェアサービスを提供するように構成された車両の運用方法であって、
    前記ライドシェアサービスの利用が想定される乗客の第1情報を取得することと、
    ピックアップ地点において前記車両に乗車した乗客の第2情報を取得することと、
    前記第1情報と前記第2情報とを照合することによって前記車両の出発の可否を判定することと、
    前記第1情報と前記第2情報とが一致しない場合には、前記車両の出発を禁止することと
    を含む、車両の運用方法。
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