JP2020076242A - 認証システムおよび制御プログラム - Google Patents

認証システムおよび制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020076242A
JP2020076242A JP2018209985A JP2018209985A JP2020076242A JP 2020076242 A JP2020076242 A JP 2020076242A JP 2018209985 A JP2018209985 A JP 2018209985A JP 2018209985 A JP2018209985 A JP 2018209985A JP 2020076242 A JP2020076242 A JP 2020076242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
terminal
mobile terminal
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018209985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7155894B2 (ja
Inventor
田中 康弘
Yasuhiro Tanaka
康弘 田中
宜隆 平尾
Yoshitaka Hirao
宜隆 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2018209985A priority Critical patent/JP7155894B2/ja
Publication of JP2020076242A publication Critical patent/JP2020076242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7155894B2 publication Critical patent/JP7155894B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの煩わしさを低減可能な認証システム等を提供する。【解決手段】認証システム1は、車両Vのユーザによって携帯される携帯端末Mと無線通信可能な認証ECU10と、認証ECU10に予め登録されており認証ECU10および携帯端末Mと無線通信可能な電子キーFとを備える。電子キーFは、携帯端末Mの認証に用いられる端末情報を携帯端末Mから取得する端末情報取得部81と、端末情報を認証ECU10に提供する端末情報提供部83とを有する。認証ECU10は、端末情報提供部83から提供された端末情報に基づいて、携帯端末Mを認証する車両側認証部12を備える。【選択図】図2

Description

この明細書における開示は、無線通信により車両と携帯端末との間で認証を行う認証システムと、認証システムに用いられる制御プログラムに関する。
特許文献1には、スマートフォン等の携帯端末と車両との間で互いを認証させる、所謂ペアリングを行う技術が開示されている。この技術によれば、認証を行う際に携帯端末は、NFCやQRコード(登録商標)等により車両から認証に必要なコードを取得する。
特表2018‐506208号公報
特許文献1に開示された技術のように携帯端末と車両との間で認証を行う場合、ユーザの携帯端末とは異なる端末と車両との間で認証が行われてしまうことを回避するため、携帯端末によるコードの取得は、車室内にて行う必要がある。このため、ユーザは、コードの取得のため一旦車室内へと乗り込まなければならず、この点において煩わしさを感じ易くなり得た。
開示される目的は、ユーザの煩わしさを低減可能な認証システムおよび制御プログラムを提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された認証システムのひとつは、車両(V)のユーザによって携帯される携帯端末(M)と無線通信可能な車載制御装置(10)と、車載制御装置に予め登録されており、車載制御装置および携帯端末と無線通信可能な電子キー(F)と、を備え、携帯端末との認証を行う認証システムであって、電子キーは、携帯端末の認証に用いられる端末情報を携帯端末から取得する端末情報取得部(81、281、381)と、端末情報を車載制御装置に提供する端末情報提供部(83、283、383)と、を有し、車載制御装置は、端末情報提供部から提供された端末情報に基づいて、携帯端末との間での無線通信により、携帯端末を認証する車両側認証部(12)を備える。
この開示によれば、電子キーが、携帯端末から端末情報を取得し、さらに取得した端末情報を車載制御装置へと提供する。車載制御装置は、提供された端末情報に基づいて携帯端末を認証する。すなわち、車載制御装置は、予め登録された電子キーから携帯端末の認証に用いる端末情報を取得することで、ユーザの携帯端末とは異なる端末を認証することを回避できる。このため、ユーザは、認証のために車室内に乗り込む必要がない。以上により、ユーザの煩わしさを低減可能な認証システムを提供することができる。
開示された認証システムのひとつは、車両(V)のユーザによって携帯される携帯端末(M)と無線通信可能な車載制御装置(10)と、車載制御装置に予め登録されており、車載制御装置および携帯端末と無線通信可能な電子キー(F)と、を備え、携帯端末の認証を行う認証システムであって、電子キーは、車両の認証に用いられる車両情報が記憶された記憶部(87)と、車両情報を携帯端末へ提供する車両情報提供部(483)と、を有し、車載制御装置は、車両情報提供部から携帯端末に提供された車両情報に基づいて、携帯端末との間での無線通信により携帯端末を特定し、携帯端末を認証する車両側認証部(12)を備える。
この開示によれば、電子キーが、車両情報を携帯端末へと提供する。車載制御装置は、提供された車両情報に基づいて携帯端末を特定して認証する。すなわち、予め車両に登録された電子キーから携帯端末へ、車両の認証に用いる車両情報が提供される。これによれば、車載制御装置は、予め登録された電子キーから携帯端末に提供された車両情報に基づいて携帯端末を特定することで、ユーザの携帯端末とは異なる端末を認証することを回避できる。このため、ユーザは、認証のために車室内に乗り込む必要がない。以上により、ユーザの煩わしさを低減可能な認証システムを提供することができる。
第1実施形態の認証システムに関わる構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る認証システムを示すブロック図である。 第1実施形態の認証システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る認証システムを示すブロック図である。 第2実施形態の認証システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係る認証システムを示すブロック図である。 第3実施形態の認証システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。 第4実施形態に係る認証システムを示すブロック図である。 第4実施形態の認証システムにおいて実行される認証処理の一例を示すシーケンス図である。
(第1実施形態)
第1実施形態の認証システム1について、図1〜図3を参照しながら説明する。認証システム1は、図2に示すように車両Vに搭載される認証ECU10と、電子キーFとを備える。認証システム1は、認証ECU10と携帯端末Mとの間で、互いを認証させる処理を行う。認証システム1は、認証ECU10と携帯端末Mとを認証させることで、携帯端末Mを介した車両Vの制御や監視等のサービスを提供可能である。例えば認証システム1は、認証ECU10と互いに認証済みの携帯端末Mを介して、車両Vの施錠状態を制御可能にする。
<携帯端末Mの構成>
携帯端末Mは、車両Vのユーザによって携帯される情報処理端末である。携帯端末Mは、例えばスマートフォンやタブレット端末、ウェアラブルデバイス等の汎用的な情報処理端末であり、ユーザの所有物である。携帯端末Mは、BLE通信部60と、NFC通信部70と、タッチパネル5と、端末制御部50とを有する。
BLE通信部60は、BLE通信を行うための携帯端末Mにおける通信モジュールである。BLE通信部60は、車両Vから送信された、Bluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)の規格に準拠している信号(以降、BLE信号)を受信して端末制御部50に提供する。また、BLE通信部60は、端末制御部50から入力されたデータを変調して車両Vに送信する。
NFC通信部70は、近接場通信を行うための通信モジュールである。ここで近接場通信とは、通信可能な距離が数cmから数十cm程度となる通信を指す。近接場通信は、NFC(Near Field Communication)の規格に準拠した通信方式により実施される。NFC通信部70は、端末制御部50と電気的に接続されている。NFC通信部70は、受信した信号を端末制御部50に提供する。また、NFC通信部70は、端末制御部50から入力されたデータを変調して送信する。
タッチパネル5は、ユーザが携帯端末Mを操作するための入力装置である。タッチパネル5は、ユーザによってタッチされている位置を検出するとともに、その位置を示すタッチ位置信号を操作信号として端末制御部50に逐次出力する。なお、携帯端末Mは操作部として機械式のボタン等を備えていても良い。
端末制御部50は、プロセッサ55、RAM56、メモリ57および入出力インターフェースを有するコンピュータを主体に構成されている。プロセッサ55は、CPU(Central Processing Unit)およびGPU(Graphics Processing Unit)等の少なくとも1つを含む構成である。プロセッサ55は、処理部の一例である。
メモリ57には、プロセッサ55によって実行される種々のプログラムが格納されている。メモリ57に記憶された複数のプログラムには、認証ECU10との間でBLE通信により互いを認証する、所謂ペアリングを実行するための処理に関わる制御プログラムが含まれている。
端末制御部50は、この認証処理に関連する機能ブロックとして、端末情報送信部51と、端末側認証部52とを備える。端末制御部50は、メモリ57に保存された制御プログラムを実行することで、プロセッサ55をこれら機能ブロックとして機能させる。
端末情報送信部51は、携帯端末Mの認証に用いられる端末情報をNFC通信部70から送信させる。端末情報は、携帯端末Mに割り当てられた固有の端末ID、暗号鍵等の、携帯端末Mを他の情報処理端末と識別するための識別情報である。端末情報は、例えば端末制御部50のメモリ57等に予め記憶されている。端末情報送信部51は、記憶された端末情報を読み出し、NFC通信部70を介して電子キーFに対し送信する。
端末側認証部52は、認証ECU10の認証を実行する。すなわち端末側認証部52は、携帯端末Mと認証ECU10との間で互いを認証するペアリング処理の、携帯端末M側における処理を実行する。
具体的な例として、端末側認証部52は、車両Vから送信された端末情報に基づく通知信号を、BLE通信部60を介して受け取る。端末側認証部52は、取得した通知信号に対する応答信号を、BLE通信部60を介して車両Vへ送信する。端末側認証部52は、この通知信号または応答信号送信後の車両Vからの信号に含まれる車両情報を取得することで、認証ECU10を特定する。車両情報は、車両Vに割り当てられた固有の車両ID、暗号鍵等の、車両Vを他車両と識別するための識別情報である。
端末側認証部52は、上述のように認証ECU10との間で互いを特定した状態となることで、認証ECU10の認証を完了する。端末側認証部52は、上述の処理中または処理後に、車両Vとの間で暗号鍵の交換および保存を行い、携帯端末Mと車両Vとの間でセキュリティ性の確保されたBLE通信を確立する。
<電子キーFの構成>
電子キーFは、筐体800、NFC通信部90、LF受信部100、RF送信部110およびキー制御部80を備える。電子キーFは、所謂Fobであり、認証ECU10にその識別情報をあらかじめ登録されている。
筐体800は、平板形状に形成されており、所謂カード状の外観を呈している。筐体800は、例えば樹脂により形成されている。筐体800は、その内部にNFC通信部90、LF受信部100、RF送信部110およびキー制御部80を収容している。筐体800の形状は平板形状に限らず、扁平な直方体形状、楕円形状等に形成されていてもよい。
筐体800の外表面には、近接場通信の確立する領域を示す指標部810が形成されている。指標部810は、携帯端末Mと電子キーFとの間で近接場通信を行う際に、携帯端末Mを接近または接触させる目印となる部分であり、NFC通信部90の位置を示す指標である。指標部810は、例えばモバイル非接触IC通信マーク(登録商標)である。または指標部810は、筐体800の外表面の所定領域を周囲と識別可能にする輪郭線、図形、文字等であれば種々の指標により提供することができる。
NFC通信部90は、近接場通信を行うための通信モジュールである。LF受信部100は、LF受信アンテナとLF受信回路とを含んで構成されている。LF受信アンテナは、後述のLF送信部30から送信されたLF信号を受信する。LF信号とは、LF(Low Frequency)帯の電波にのせて送信される信号である。LF帯とは、300kHz以下の周波数帯を指し、20kHz〜30kHzなどの周波数も含むものとする。LF受信回路は、受信したLF信号を電気的に処理しつつ受信信号を生成し、生成した受信信号をキー制御部80に出力する。NFC通信部90は、近接場通信部の一例である。
RF送信部110は、RF送信回路とRF送信アンテナとを含んで構成されている。RF送信回路は、キー制御部80から入力される原信号を電気的に処理しつつ、LF受信部100で受信した信号に対する応答信号を生成する。RF送信回路は、この応答信号を、RF送信アンテナからRF(Radio Frequency)帯の電波にのせてRF信号として送信させる。RF帯とは、例えば300Hz〜3THzの周波数帯である。以上のNFC通信部90、LF受信部100およびRF送信部110は、それぞれキー制御部80と通信可能に接続されている。
キー制御部80は、プロセッサ85と、RAM86と、メモリ87とを備える。キー制御部80は、機能ブロックとして、端末情報取得部81と、受信判定部82と、端末情報提供部83とを有する。キー制御部80は、メモリ87等に格納された制御プログラムをプロセッサ85にて実行することで、これらの機能を実現する。
端末情報取得部81は、NFC通信部90にて受信された端末情報を取得する。端末情報取得部81は、取得した端末情報をメモリ87等の記憶部に記憶する。
受信判定部82は、車両VからのLF信号を受信したか否かを判定する。特に受信判定部82は、端末情報を取得した状態においてLF信号を受信したか否かを判定する。受信判定部82は、LF信号を受信したか否かを、LF受信部100にて受信されたLF信号の有無によって判定する。または、受信判定部82は、LF信号を受信したか否かを、LF受信部100にて受信されたLF信号の受信レベルが予め設定された閾レベルを上回るか否かによって判定してもよい。受信判定部82は、車両Vに対して後述のLF応答エリア内まで電子キーFが接近したか否かを判定する、ということもできる。受信判定部82は、判定結果を端末情報提供部83に逐次出力する。
端末情報提供部83は、端末情報を認証ECU10に提供する。より具体的には、端末情報提供部83は、受信判定部82にて車両VからのLF信号を受信したと判定されると、メモリ87に記憶された端末情報を読み出して、車両Vへ送信させる。すなわち端末情報提供部83は、端末情報を取得し且つLF応答エリア内まで車両Vに接近した状態になると、端末情報を送信させる。端末情報取得部81は、端末情報を、RF送信部110からRF信号として送信させる。
<認証ECU10の構成>
認証ECU10は、BLE通信部20、LF送信部30およびRF受信部40とともに車両Vに搭載されている。BLE通信部20は、BLE通信を行うための車両Vにおける通信モジュールである。BLE通信部20は、携帯端末Mから送信されたBLE信号を受信して認証ECU10に提供する。また、BLE通信部20は、端末制御部50から入力されたデータを変調して車両Vに送信する。BLE通信部20は、車室内の天井部分や、ピラー等に搭載されている。
LF送信部30は、LF送信回路とLF送信アンテナとを含んで構成されている。LF送信回路は、認証ECU10から入力されたデータに対して符号化、デジタル変調、デジタルアナログ変換等といった所定の処理を施すことで、搬送波信号に変換する。LF送信回路は、変換した搬送波信号をLFアンテナに出力し、LF帯の電波として放射させる。LFアンテナは車両Vに複数設けられる。LFアンテナは、車両Vの周辺領域に、LF送信部30から送信された電波を携帯端末Mが受信して応答信号を返送するLF応答エリアを形成する。
RF受信部40は、RFアンテナとRF受信回路とを含んで構成されている。RF受信アンテナは、RF送信アンテナから送信されてくるRF信号を受信する。RF受信回路は、RF受信アンテナで受信した信号を電気的に処理しつつ受信信号を生成し、生成した受信信号を認証ECU10に出力する。
認証ECU10は、車両Vに搭載される車載制御装置の一例である。認証ECU10は、プロセッサ15と、RAM16と、メモリ17とを備える。メモリ17は、電子キーFに関する識別情報を予め記憶している。すなわち、認証ECU10には、予め電子キーFが登録されている。認証ECU10は、記憶された識別情報と電子キーFからの送信信号に含まれる識別情報との照合の成立に基づき車両Vの施錠状態を制御可能である。また、認証ECU10は、携帯端末Mとの間でペアリングが完了している場合、携帯端末Mからの操作により、車両Vの施錠状態を制御可能である。
認証ECU10は、機能ブロックとして、端末情報受取部11と、車両側認証部12とを有する。認証ECU10は、メモリ17に格納された制御プログラムをプロセッサ15にて実行することで、これらの機能を実現する制御部である。
端末情報受取部11は、電子キーFから送信された端末情報を取得する。例えば端末情報受取部11は、端末情報を、RF受信部40にて受信されたRF信号から取得する。端末情報受取部11は、取得された端末情報を、RAM16やメモリ17等の記憶部に保存する。
車両側認証部12は、携帯端末Mとの間で認証を実行する。すなわち車両側認証部12は、認証ECU10と携帯端末Mとの間で互いを認証するペアリング処理の、認証ECU10側における処理を実行する。
具体的な例として、車両側認証部12は、電子キーFから送信された端末情報を取得することで、携帯端末Mを特定する。車両側認証部12は、取得した端末情報に基づいて、携帯端末Mに対して自身の存在を通知する通知信号をBLE通信部20より送信させる。すなわち車両側認証部12は、不特定の情報処理端末ではなく、特定の携帯端末Mに対して通知信号を送信する。また車両側認証部12は、通知信号に対する携帯端末Mからの応答信号を、BLE通信部20を介して取得する。
車両側認証部12は、電子キーFから送信された端末情報に基づいて、上述のように携帯端末Mとの間で互いを特定した状態となることで、携帯端末Mの認証を完了する。車両側認証部12は、上述の処理中または処理後に、携帯端末Mとの間で暗号鍵の交換および保存を行う。その結果、認証ECU10と携帯端末Mとの間でセキュリティ性の確保されたBLE通信が可能になる。
次に、図3に示すシーケンス図を参照して、認証ECU10と携帯端末Mとを互いに認証させる際の各構成の作動について説明する。図3に示すように、ステップS51〜S52は端末制御部50、ステップS81〜S83はキー制御部80、ステップS11〜S13は認証ECU10によって実行される処理である。
まず端末制御部50は、携帯端末Mと電子キーFとが近付けられることにより、ステップS52にてキー制御部80との間でNFC通信を実施する。端末制御部50は、NFC通信によって、キー制御部80に対して端末情報を送信する。
そして端末制御部50は、ステップS52にて認証ECU10との間でBLE通信を実施する。これにより端末制御部50は、認証ECU10の認証を実行する。
ステップS52にて認証が完了すると、端末制御部50は、認証ECU10との間でセキュリティ性の確保されたBLE通信を確立し、BLE通信を介して車両Vの施錠状態の制御等が可能となる。
キー制御部80は、ステップS81にて端末制御部50との間でNFC通信を実施し、端末制御部50から端末情報を取得する。その後電子キーFを所持したユーザが車両VのLF応答エリア内まで車両Vに接近すると、キー制御部80は、ステップS82にて車両Vから送信されたLF信号を受信する。キー制御部80は、LF信号の受信をトリガとして、ステップS83にて端末情報を含んだRF信号を送信する。
認証ECU10は、ステップS11にてLF信号を送信する。ステップS11の処理は、キー制御部80からRF信号による応答があるまで周期的に実施される。認証ECU10は、ステップS12にて、キー制御部80により送信された、端末情報を含むRF信号を受信してステップS13へと進む。ステップS13にて認証ECU10は、取得した端末情報に基づいて、端末制御部50との間でBLE通信を実施して互いを認証する。
次に第1実施形態の認証システム1の構成および作用効果について説明する。
認証システム1は、車両Vのユーザによって携帯される携帯端末Mと無線通信可能な認証ECU10と、認証ECU10に予め登録されており、認証ECU10および携帯端末Mと無線通信可能な電子キーFと、を備える。電子キーFは、携帯端末Mの認証に用いられる端末情報を携帯端末Mから取得する端末情報取得部81と、端末情報を認証ECU10に提供する端末情報提供部83と、を有する。認証ECU10は、端末情報提供部83から提供された端末情報に基づいて、携帯端末Mとの間で認証を実行する車両側認証部12を備える。
この認証システム1によれば、電子キーFが、端末情報を取得し、さらに取得した端末情報を認証ECU10へと提供する。認証ECU10は、提供された端末情報に基づいて携帯端末Mを認証する。これにより、予め車両Vに登録された電子キーFを介して、携帯端末Mから車両Vへ認証に用いる端末情報を提供させることができる。すなわち、認証ECU10は、予め登録された電子キーFから携帯端末Mの認証に用いる端末情報を取得することで、ユーザの携帯端末Mとは異なる端末を認証することを回避できる。このため、ユーザは、認証のために車室内に乗り込む必要がない。以上により、ユーザの煩わしさを低減可能な認証システム1を提供することができる。
電子キーFは、携帯端末Mと近接場通信を行うNFC通信部90と、NFC通信部90の位置を示す指標部810が形成された筐体800とを有する。これによれば、電子キーFは、指標部810にて示された領域またはその近傍にて携帯端末Mから近接場通信を行うことで、端末情報を取得する。このため、電子キーFと携帯端末Mとが十分に接近した状態にて、端末情報が電子キーFに送信される。したがって、端末情報をより安全に電子キーFに送信可能な認証システム1を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態における認証システム1の変形例について説明する。図4、図5において第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。
第2実施形態の端末制御部50において、端末情報送信部251は、端末情報を、NFC通信部70ではなくBLE通信部60を介して送信する。端末情報送信部251は、キー制御部80からの要求に基づいて、携帯端末Mと電子キーFとの間でペアリングが完了した状態で、端末情報を電子キーFへと送信する。
電子キーFは、BLE通信部120を有する。BLE通信部120は、BLE通信を行うための電子キーFにおける通信モジュールである。BLE通信部120は、携帯端末Mから送信されたBLE信号を受信してキー制御部80に提供する。また、BLE通信部120は、キー制御部80から入力されたデータを変調して携帯端末Mに送信する。
キー制御部80は、機能ブロックとして、第1受信判定部282aと、端末情報取得部281と、第2受信判定部282bと、端末情報提供部283とを有する。
第1受信判定部282aは、端末情報を取得していない状態にて車両VからLF信号を受信したか否かを判定する。LF信号を受信したことは、車両Vに対してLF応答エリア内まで接近したことを意味する。すなわち、LF信号を受信したことは、電子キーFが車両Vに対して閾距離以内に接近したことの一例である。第1受信判定部282aは、接近判定部の一例である。第1受信判定部282aは、判定結果を端末情報取得部281に出力する。なお第1受信判定部282aは、LF信号以外の信号、例えばBLE信号等を車両Vから受信したか否か判定してもよい。
端末情報取得部281は、BLE通信部120にて受信されたBLE信号に含まれる端末情報を取得する。端末情報取得部281は、第1受信判定部282aにてLF信号を受信したと判定された場合に、携帯端末Mに端末情報の送信を要求し、要求に対して送信された端末情報を取得する。
第2受信判定部282bは、端末情報を取得している状態にて車両VからLF信号を受信したか否かを判定する。第2受信判定部282bは、判定結果を端末情報提供部283に出力する。端末情報提供部283は、第2受信判定部282bにてLF信号を受信したと判定された場合に、車両Vに対して端末情報を提供する。
次に、図5に示すシーケンス図を参照して、第2実施形態において車両Vと携帯端末Mとを互いに認証させる際の各構成の作動について説明する。図5に示すように、ステップS251〜S255は端末制御部50、ステップS281〜S287はキー制御部80、ステップS211〜S215は認証ECU10によって実行される処理である。
端末制御部50は、ステップS251にてキー制御部80から送信されたBLE信号を受信する。ここで受信するBLE信号は、キー制御部80からの、自身の存在を通知するアドバタイズ信号である。端末制御部50は、アドバタイズ信号を取得した後、タッチパネル5にペアリングする電子キーFを選択する画面を表示させる。次に端末制御部50は、ステップS252にてユーザによるペアリングする電子キーFの選択操作がなされたことを示す操作情報をタッチパネル5から取得する。操作情報が取得されると、端末制御部50は、ステップS253にて選択された電子キーFとの間のペアリングを実行する。
ペアリングが完了すると、端末制御部50はステップS254にてBLE通信を実施し、端末情報を電子キーFへと送信する。その後端末制御部50は、ステップS255にて車両Vとの間で認証を実行する。
キー制御部80は、電子キーFを所持したユーザが車両Vに接近することにより、ステップS281にて車両Vから送信されたLF信号を受信する。ステップS282では、受信したLF信号に対して応答するRF信号を送信する。ステップS283では、周囲に対して自分自身の存在を通知するアドバタイズ信号を送信する。アドバタイズ信号が携帯端末Mにて受信されると、キー制御部80は、ステップS284にて携帯端末Mとペアリングを実施し、ペアリング完了後ステップS285にて携帯端末Mから送信された端末情報を受信する。
ステップS286では、車両VからのLF信号を受信する。ステップS286の処理により、LF応答エリア内に電子キーFが留まっていることが判定されると、ステップS287にて端末情報を含んだRF信号を車両Vに対して送信する。
認証ECU10は、ステップS211にてLF信号を送信する。ステップS212では、ステップS211にて送信したLF信号に対する応答信号を受信する。ステップS213では、再度LF信号を送信する。ステップS214では、ステップS213にて送信したLF信号に対する応答信号を受信する。このとき、認証ECU10は、この応答信号に含まれる端末情報を取得する。ステップS215で認証ECU10は、携帯端末Mとの間で認証を実行する。
第2実施形態において電子キーFは、端末情報を取得していない状態で車両VからLF信号を受信したか否かを判定する第1受信判定部282aを有し、端末情報取得部281は、LF信号を受信したと判定された場合に、端末情報を取得する。これによれば、電子キーFは、車両Vに対してLF信号の受信範囲まで接近した場合に、端末情報を取得する。したがって、電子キーFは、所持したユーザが車両Vに接近した際に、端末情報を取得する処理を自動的に開始することができる。したがって、よりユーザの煩わしさを低減した認証システム1を提供することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態における認証システム1の変形例について説明する。図6、図7において第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。
端末情報送信部351は、第2実施形態の端末情報送信部251と同様に、BLE通信部60を介して端末情報を送信する。
第3実施形態において、電子キーFは、入力部150を有する。入力部150は、端末情報の取得を許可するユーザの許可操作が入力される。入力部150は、筐体800に設けられた入力スイッチ等により提供される。入力部150は、ユーザの許可操作が入力されると、入力情報をキー制御部80へと出力する。
端末情報取得部381は、BLE通信部120にて受信されたBLE信号に含まれる端末情報を取得する。端末情報取得部381は、入力部150から入力情報が入力されると、携帯端末Mに対して端末情報の送信を要求し、要求に対して送信された端末情報を取得する。
受信判定部382は、第1実施形態の受信判定部82と同様に車両VからのLF信号を受信したか否かを判定し、判定結果を端末情報提供部383に逐次出力する。端末情報提供部383は、端末情報を認証ECU10に提供する。
次に、図7に示すシーケンス図を参照して、第3実施形態において車両Vと携帯端末Mとを互いに認証させる際の各構成の作動について説明する。図7に示すように、ステップS351〜S355は端末制御部50、ステップS381〜S386はキー制御部80、ステップS311〜S313は認証ECU10によって実行される処理である。
端末制御部50によるステップS351〜S355の処理は、第2実施形態のS251〜S255と同様の処理である。また認証ECU10によるステップS311〜S313の処理は、第1実施形態のS11〜S13と同様の処理である。
キー制御部80は、ステップS381にて入力部150における許可操作の入力情報を取得する。ステップS381にて端末情報の取得許可がなされたので、キー制御部80は、ステップS382にて周囲に対して自分自身の存在を通知するアドバタイズ信号を送信する。ステップS383、S384の処理は、ステップS284、S285の処理と同様である。
端末情報の取得後、ステップS385にて車両VからのLF信号を受信すると、キー制御部80は、ステップS386にて端末情報を含んだRF信号を車両Vに対して送信する。
第3実施形態の認証システム1において、電子キーFは、端末情報の取得を許可する操作が入力される入力部150を有する。端末情報取得部381は、入力部150への操作の入力に基づいて端末情報を取得する。これによれば、電子キーFは、ユーザの入力部150の操作に基づいて端末情報の取得を開始できる。したがって、認証システム1において、ユーザの任意のタイミングにて端末情報を電子キーFへと送信することができる。このため、例えばユーザの自宅等、車両Vから比較的離れた場所で、ユーザが端末情報を予め電子キーFに送信しておくことも可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第1実施形態における認証システム1の変形例について説明する。図8、図9において第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。
第4実施形態においてキー制御部80は、メモリ87に車両情報を記憶している。車両情報は、工場やディーラ等にて予め記憶されるものである。キー制御部80は、機能ブロックとして、車両情報提供部483を有する。車両情報提供部483は、車両情報を携帯端末Mに提供する。より具体的には、車両情報提供部483は、入力部150の入力によって車両情報の送信が許可され、BLE通信が確立された状態となると、車両情報を含んだBLE信号をBLE通信部120から携帯端末Mに対して送信させる。
端末制御部50は、機能ブロックとして車両情報取得部451を有する。車両情報取得部451は、車両情報を電子キーFから取得する。車両情報取得部451は、車両情報を取得するために電子キーFとの間で認証を行ってBLE通信を確立させた後、電子キーFから車両情報が含まれたBLE信号を取得する。
端末側認証部52は、取得された車両情報に基づいて携帯端末Mと認証ECU10との間の認証を実行する。例えば端末側認証部52は、電子キーFから送信された車両情報を取得することで、車両Vを特定する。端末側認証部52は、車両情報に基づき、特定の車両Vに対して自身の存在を通知する通知信号をBLE通信部60より送信させる。端末側認証部52は、送信した通知信号に対して車両Vから返送された応答信号を取得する。
一方車両側認証部12は、車両Vを特定した携帯端末Mから送信された通知信号を取得することで携帯端末Mを特定する。車両側認証部12は、上述のように携帯端末Mとの間で互いを特定した状態となることで、携帯端末Mの認証を完了する。
次に、図9に示すシーケンス図を参照して、第4実施形態において車両Vと携帯端末Mとを互いに認証させる際の各構成の作動について説明する。図9に示すように、ステップS451〜S455は端末制御部50、ステップS481〜S484はキー制御部80、ステップS411は認証ECU10によって実行される処理である。
端末制御部50によるステップS451〜S453の処理は、第3実施形態のS351〜S353と同様の処理である。ステップS453にて電子キーFとのペアリングが完了すると、端末制御部50は、ステップS454にて、電子キーFから送信された車両情報を取得する。その後、携帯端末Mを所持したユーザがBLE通信可能な範囲まで車両Vに接近すると、端末制御部50は、ステップS455にて車両Vとの間で認証を実行する。
キー制御部80によるステップS481〜S483の処理は、第3実施形態のS381〜S383と同様の処理である。ステップS483にて携帯端末Mとのペアリングが完了すると、キー制御部80は、ステップS484にて車両情報を携帯端末Mに対して送信する。
認証ECU10は、ステップS411にて携帯端末Mの取得した車両情報に基づいて携帯端末Mとの間で認証を実行する。
第4実施形態の認証システム1において、電子キーFは、車両情報を記憶するメモリ87と、車両情報を携帯端末Mへ提供する車両情報提供部483とを有する。認証ECU10は、携帯端末Mに提供された車両情報に基づいて、携帯端末Mを認証する車両側認証部12を有する。
この認証システム1によれば、電子キーFが、車両情報を携帯端末Mへと提供する。認証ECU10は、携帯端末Mへと提供された車両情報に基づいて携帯端末Mとの間で認証を実行する。すなわち、認証ECU10は、予め登録された電子キーFから携帯端末Mに提供された車両情報に基づいて携帯端末Mを特定することで、ユーザの携帯端末Mとは異なる端末を認証することを回避できる。このため、ユーザは、認証のために車室内に乗り込む必要がない。以上により、ユーザの煩わしさを低減可能な認証システム1を提供することができる。
(他の実施形態)
この明細書における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上述の実施形態の変形例として、第1実施形態から第3実施形態の構成を1つの電子キーFが備えていてもよい。すなわち、電子キーFが、NFC通信部90とBLE通信部120の両方を備え、NFC通信による端末情報の取得とBLE通信による端末情報の取得の両方が可能な構成であってもよい。そしてBLE通信により端末情報を取得する場合、電子キーFは、車両Vに対してLF応答エリア内まで接近したときに端末情報を取得してもよいし、入力部150にて許可操作が入力されたときに端末情報を取得してもよい。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサを構成する専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の装置及びその手法は、専用ハードウエア論理回路により、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の装置及びその手法は、コンピュータプログラムを実行するプロセッサと一つ以上のハードウエア論理回路との組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1 認証システム、 V 車両、 10 認証ECU(車載制御装置)、 12 車両側認証部、 F 電子キー、 81、281、381 端末情報取得部、 83、283、383 端末情報提供部、 483 車両情報提供部、 282a 第1受信判定部(接近判定部)、 87 メモリ(記憶部)、 90 NFC通信部(近接場通信部)、 150 入力部、 800 筐体、 810 指標部、 M 携帯端末、 51 端末情報送信部、 451 車両情報取得部、 52 端末側認証部、 55 プロセッサ(処理部)。

Claims (7)

  1. 車両(V)のユーザによって携帯される携帯端末(M)と無線通信可能な車載制御装置(10)と、
    前記車載制御装置に予め登録されており、前記車載制御装置および前記携帯端末と無線通信可能な電子キー(F)と、を備え、前記携帯端末の認証を行う認証システムであって、
    前記電子キーは、
    前記携帯端末の認証に用いられる端末情報を前記携帯端末から取得する端末情報取得部(81、281、381)と、
    前記端末情報を前記車載制御装置に提供する端末情報提供部(83、283、383)と、
    を有し、
    前記車載制御装置は、
    前記端末情報提供部から提供された前記端末情報に基づいて、前記携帯端末との間での無線通信により、前記携帯端末を認証する車両側認証部(12)を有する認証システム。
  2. 前記電子キーは、
    前記端末情報を取得する近接場通信を行う近接場通信部(90)と、
    前記近接場通信部の位置を示す指標部(810)が形成された筐体(800)と、
    を有する請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記電子キーは、前記車両に対して閾距離以内に接近したか否かを判定する接近判定部(282a)を有し、
    前記端末情報取得部は、前記閾距離以内に接近したと判定された場合に、前記端末情報を取得する請求項1または請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記電子キーは、前記端末情報の取得を許可する操作が入力される入力部(150)を有し、
    前記端末情報取得部は、前記操作の入力に基づいて前記端末情報を取得する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の認証システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の認証システムに認証される前記携帯端末において用いられる制御プログラムであって、
    少なくとも1つの処理部(55)を、
    前記電子キーからの要求に応じて、前記端末情報を前記電子キーへ送信させる端末情報送信部(51)、
    として機能させる制御プログラム。
  6. 車両(V)のユーザによって携帯される携帯端末(M)と無線通信可能な車載制御装置(10)と、
    前記車載制御装置に予め登録されており、前記車載制御装置および前記携帯端末と無線通信可能な電子キー(F)と、を備え、前記携帯端末の認証を行う認証システムであって、
    前記電子キーは、
    前記車両の認証に用いられる車両情報が記憶された記憶部(87)と、
    前記車両情報を前記携帯端末へ提供する車両情報提供部(483)と、
    を有し、
    前記車載制御装置は、
    前記車両情報提供部から前記携帯端末に提供された前記車両情報に基づいて前記携帯端末を特定し、前記携帯端末との間での無線通信により、前記携帯端末を認証する車両側認証部(12)を備える認証システム。
  7. 請求項6に記載の認証システムに認証される前記携帯端末において用いられる制御プログラムであって、
    少なくとも1つの処理部(55)を、
    前記車両情報を前記電子キーから取得する車両情報取得部(451)、
    前記車両情報取得部から取得した前記車両情報に基づいて前記車両を認証する端末側認証部(52)、として機能させる制御プログラム。
JP2018209985A 2018-11-07 2018-11-07 認証システムおよび制御プログラム Active JP7155894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209985A JP7155894B2 (ja) 2018-11-07 2018-11-07 認証システムおよび制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018209985A JP7155894B2 (ja) 2018-11-07 2018-11-07 認証システムおよび制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020076242A true JP2020076242A (ja) 2020-05-21
JP7155894B2 JP7155894B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=70723652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018209985A Active JP7155894B2 (ja) 2018-11-07 2018-11-07 認証システムおよび制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7155894B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022042102A (ja) * 2020-09-02 2022-03-14 株式会社東海理化電機製作所 登録装置、端末機及び登録方法
KR102445149B1 (ko) * 2021-08-30 2022-09-20 삼보모터스주식회사 차량 제어를 위한 사용자 기기의 등록 및 인증 장치, 및 방법
JP7507891B2 (ja) 2020-05-27 2024-06-28 ペタル クラウド テクノロジー カンパニー リミテッド 検証方法および装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004308253A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Tokai Rika Co Ltd 作動制御システム
JP2012028854A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Tokai Rika Co Ltd 携帯機
JP2013014970A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Tokai Rika Co Ltd 電子キー
JP2013185376A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Omron Automotive Electronics Co Ltd 通信システム、通信方法、および携帯機
JP2014145200A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Denso Corp 施開錠権限付与システム、認証装置、携帯端末、およびプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004308253A (ja) * 2003-04-07 2004-11-04 Tokai Rika Co Ltd 作動制御システム
JP2012028854A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Tokai Rika Co Ltd 携帯機
JP2013014970A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Tokai Rika Co Ltd 電子キー
JP2013185376A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Omron Automotive Electronics Co Ltd 通信システム、通信方法、および携帯機
JP2014145200A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Denso Corp 施開錠権限付与システム、認証装置、携帯端末、およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7507891B2 (ja) 2020-05-27 2024-06-28 ペタル クラウド テクノロジー カンパニー リミテッド 検証方法および装置
JP2022042102A (ja) * 2020-09-02 2022-03-14 株式会社東海理化電機製作所 登録装置、端末機及び登録方法
KR102445149B1 (ko) * 2021-08-30 2022-09-20 삼보모터스주식회사 차량 제어를 위한 사용자 기기의 등록 및 인증 장치, 및 방법
JP2023036011A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 サムボ モーターズ カンパニー リミテッド 車両制御のためのユーザ機器の登録及び認証装置、及び方法
US12039813B2 (en) 2021-08-30 2024-07-16 Sambo Motors Co., Ltd. Apparatus and method for registration and authentication of user equipment for controlling vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP7155894B2 (ja) 2022-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105376293B (zh) 用于启用远程车辆访问的遥控钥匙基站的方法和系统
JP5582578B2 (ja) 車両用携帯機および情報通信システム
KR101300788B1 (ko) 스마트폰을 이용한 차량 제어 방법 및 시스템
KR20190003194A (ko) 외부 전자 장치와 통신하는 전자 장치 및 방법
JP7155894B2 (ja) 認証システムおよび制御プログラム
JP2018092323A (ja) カーシェアシステム、携帯端末装置および車載端末装置
JP6437845B2 (ja) 携帯端末キー登録システム
KR102545375B1 (ko) 액세서리를 이용하여 인증을 수행하는 전자 장치 및 전자 장치의 동작 방법
CN205054194U (zh) 一种智能钥匙手环
CN103310518A (zh) 一种开启车辆车门的方法和系统
JP2019116193A (ja) 配信装置、救助システム、および携帯端末
CN104885133A (zh) 用于远程控制机动车的安全装置的功能的移动无线电话
KR20140022490A (ko) 차량 제어 시스템 및 그 제어 방법
KR20180056498A (ko) 공유자 무선단말을 이용한 역방향 파커 공유 방법
KR20150011033A (ko) 차량용 도어 개방 장치 및 그 방법
JP2019091222A (ja) バレットキー制御システム及びバレットキー
KR20180056505A (ko) 공유자 차량항법장치를 이용한 역방향 파커 공유 방법
JP6272721B2 (ja) 携帯端末キーシステム
KR20170121004A (ko) 공유자 무선단말을 이용한 역방향 파커 공유 방법
KR102417365B1 (ko) 이동통신 단말기를 이용한 스마트 키 탐색 방법
KR20160031083A (ko) 엔에프씨를 이용한 통신망 접속 방법
KR20180056473A (ko) 블랙박스장치와 그 인증 방법
KR20180056499A (ko) 공유자 무선단말을 이용한 역방향 파커 공유 방법
KR20180056466A (ko) 블랙박스와 결제수단 연계 등록 방법
KR20180056502A (ko) 공유자 무선단말을 이용한 역방향 파커 공유 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220919

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7155894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151