JP2020075460A - レコーダー - Google Patents

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寧 金山
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雄揮 桑崎
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将人 佐々木
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Abstract

【課題】サーマルヘッドの位置調整作業が不要なレコーダーを提供すること。【解決手段】本発明のレコーダーは、サーマルヘッド120と、サーマルヘッド120との間に連続紙である記録紙を挟持して紙送りするプラテンローラーと、プラテンローラーを案内し位置決めするプラテンローラー案内板121と、プラテンローラー案内板121に形成された嵌合凸部301a、301bと、サーマルヘッド120に形成され嵌合凸部301a、301bに嵌合する嵌合凹部421a、421bと、を有する。【選択図】図10

Description

本発明は、サーマルヘッドを用いて折畳紙やロール紙等の連続紙に感熱記録を行うレコーダーに関する。
従来、例えば心電計においては、心電図の測定や表示を行う装置本体にレコーダーが一体に設けられ、測定結果を記録紙に記録できるようになされたものがある(例えば特許文献1参照)。心電計のレコーダー(以下、単にレコーダーと呼ぶ)には、通常、記録紙として折畳紙やロール紙等の連続紙が用いられている。また、心電計では、一般に装置の構成を簡単化・小型化するために、サーマルヘッドを用いた感熱記録方式が採用されている。
特開2015−110467号公報
ところで、この種のレコーダーにおいては、サーマルヘッドとプラテンローラーとの相対位置が正しい位置からずれていると、それに伴って印字点もずれるので、結果として位相ずれや印字カスレといった不都合が生じる。位相ずれとは、記録紙の縦方向に並んだ心電波形の位置が横方向にずれてしまった状態である。位相ずれが生じると、正しい診断ができなくなるおそれがある。
図1Aは正しく印字された印字結果の例を示し、図1Bは正しく印字されなかった印字結果の例を示す。図から分かるように、正しい印字とは、記録紙の縦方向に同時点の波形が印字された状態である。
上述したようにサーマルヘッドとプラテンローラーとの相対位置が正しい位置からずれていると、それが図1Bのような位相ずれのある印字結果の原因となる。白地の記録紙に心電波形とともにグリッド線も印字する場合には、心電波形と等しい位相ずれがグリッド線にも生じるので、誤診断の可能性は低いと考えられる。これに対して、最初からグリッド線がある記録紙に位相ずれがある心電波形が印字された場合(つまり図1Bのような場合)には、誤診断の可能性が高くなると考えられる。
因みに、プラテンローラーの回転軸に対してサーマルヘッドが斜めにずれると主に位相ずれが生じ、プラテンローラーの回転軸に対してサーマルヘッドが平行にずれると主に印字カスレが生じる。
図2は、この位相ずれを防止するための従来の構成例を示す。図2は、サーマルヘッド1とプラテンローラー2を上方から見た平面図であり、サーマルヘッド1とプラテンローラー2との間には記録紙3が挟持されている。記録紙3はプラテンローラー2の回転によって図の紙面手前側に紙送りされ、このときサーマルヘッド1によって感熱記録が行われる。この結果、記録紙3に心電図が印字される。
従来の心電計のレコーダーにおいては、一般に、図2に示したように、サーマルヘッド1の長手方向の両端付近に調整ネジ4a、4bが設けられており、この調整ネジ4a、4bを用いてサーマルヘッド1とプラテンローラー2との相対位置を調整できるようになっている。具体的には、調整ネジ4a、4bが左右に回されると、各調整ネジ4a、4bに対応するサーマルヘッド1の位置が紙面表側又は紙面裏側へと僅かに移動される。
図3は、サーマルヘッド1及びプラテンローラー2を水平方向から見た平面図である。図中の一点鎖線は正しい位置からずれたサーマルヘッド1の位置の例を示す。調整ネジ4a、4bを操作することによってサーマルヘッド1の両端の上下位置を調整することにより、サーマルヘッド1の位置を実線で示すような正しい位置に調整できる。
因みに、サーマルヘッド1が一点鎖線のようなずれた位置にあると、これに伴ってサーマルヘッド1による印字ラインも点線で示したように正しい位置からずれてしまい、その結果、上述の位相ずれや印字カスレが生じてしまう。なお、一点鎖線の位置はサーマルヘッド1がプラテンローラー2に対して斜めにずれた例を示しているが、サーマルヘッド1がプラテンローラー2に対して上下方向に平行にずれた場合には位相ずれは生じないが印字カスレが生じる。
調整ネジ4a、4bを用いたサーマルヘッド1の位置調整作業は、実際の印字結果を目視しながらサーマルヘッド1が正しい位置になるまで何度も繰り返して行う必要があり、煩雑である。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、サーマルヘッドの位置調整作業が不要なレコーダーを提供する。
本発明のレコーダーの一つの態様は、
サーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドとの間に連続紙である記録紙を挟持して紙送りするプラテンローラーと、
前記プラテンローラーを案内し位置決めするプラテンローラー案内板と、
前記プラテンローラー案内板に形成された嵌合凸部又は嵌合凹部と、
前記サーマルヘッドに形成され、前記嵌合凸部又は嵌合凹部に嵌合する嵌合凹部又は嵌合凸部と、
を具備する。
本発明によれば、嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合によりプラテンローラー案内板に対するサーマルヘッドの相対位置が精度良く決まるので、サーマルヘッドの位置調整作業が不要なレコーダーを実現できる。
図1Aは正しい印字結果の例を示す図、図1Bは正しくない印字結果の例を示す図 調整ネジの説明に供する図 サーマルヘッドとプラテンローラーの相対位置の調整の説明に供する図 実施の形態に係る心電計の外観構成を示す斜視図 開閉ケースが開状態のときの心電計の斜視図 レコーダーの平面図 図6におけるA−A’断面図 プラテンローラー案内板にプラテンローラーが案内された状態を示す斜視図 図8の側面図 プラテンローラー案内板へのサーマルヘッドの取付構造の説明に供する斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<心電計の全体構成>
図4及び図5は本発明の実施の形態に係る心電計10の外観構成を示す斜視図である。図6は、心電計10のレコーダー100を上方から見た平面図である。図7は、図6の心電計10のレコーダー100のA−A’断面である。
図4に示すように、心電計10は、大きく分けて、レコーダー100と装置本体200とから構成されている。
装置本体200には、表示部210及び操作部220等が設けられている。また、装置本体200の内部には、演算や動作制御を行う制御部や、増幅部、心電用電極等を接続するためのインターフェース部等が設けられている。表示部210には、計測結果である心電図等が表示される。操作部220には、各種のキーや、電源スイッチ、スタート/ストップスイッチ等が設けられている。なお、本実施の形態の心電計10は、表示部210がタッチパネル構成とされており、表示部210に各種設定画面や動作メニュー画面を表示し、これを用いて各種設定や動作指示を入力することもできる。
<レコーダーの構成>
レコーダー100は、開閉ケース110、サーマルヘッド120、プラテンローラー130、記録紙収容部140及びロール紙取付部150等を有する。
プラテンローラー130は、開閉ケース110の開端に取り付けられており、開閉ケース110が図4に示すような閉状態とされたときにサーマルヘッド120に当接し、図5に示すような開状態とされたときにサーマルヘッド120から離間する。
開閉ケース110は回転軸111(図7)によって回転自在に軸支されている。開閉ケース110は、ユーザーによって開ボタン112が押圧操作されるとロック解除状態となる。ユーザーはロック解除状態の開閉ケース110を手動にて回転させることにより、図5に示されているような開状態にすることができる。この開閉ケース110の開状態において、ユーザーは、記録紙収容部140に折畳紙やロール紙等である記録紙の出し入れを行うことができる。ロール紙はロール紙取付部150(図7)に取り付けた状態で記録紙収容部140に収容される。折畳紙は記録紙収容部140に載置された状態で収容される。
図7のように開閉ケース110が閉じた状態において、サーマルヘッド120とプラテンローラー130との間に下方向から記録紙(図示せず)が進入し、記録紙はプラテンローラー130の回転によって上方向に紙送りされ、これと同時にサーマルヘッド120によって感熱記録が行われる。このようにして、記録紙に心電図が記録される。
図8及び図9は、開閉ケース110が閉状態、換言すればレコーダー100が印字状態にあるときの、サーマルヘッド120とプラテンローラー130との関係を示す図である。図8は斜視図であり、図9はプラテンローラー130の回転軸方向から見た平面図である。
サーマルヘッド120は、ウェハーに発熱抵抗体やドライバーIC等が搭載されたサーマルヘッド本体410(図10)と、ウェハーの背面側に取り付けられた放熱板420(図10)と、を有する。放熱板420は例えばアルミ等の金属である。
図8から分かるように、サーマルヘッド120はプラテンローラー案内板121に固定ネジ122によって固定されている。サーマルヘッド120及びプラテンローラー案内板121は、プラテンローラー案内板121に形成された取付部124を介してレコーダー100の本体シャーシに取り付けられる。
プラテンローラー案内板121の長手方向の両端には、プラテンローラー130を位置決めするガイド部123a、123bが形成されている。具体的には、ガイド部123a、123bは、プラテンローラー130の方向に突出するように折り曲げられた板であり、プラテンローラー130を載置することにより、プラテンローラー130を位置決めする。
プラテンローラー130は、図8から分かるように、ローラー本体131と、回転軸132と、位置決めローラー133a、133bと、歯車134と、を有する。ローラー本体131と、回転軸132と、歯車134と、は一体に回転する。回転軸132は、回転軸132に対して回転自在の位置決めローラー133a、133bによって支持されている。これにより、位置決めローラー133a、133bがガイド部123a、123b上に載置されると、プラテンローラー130とサーマルヘッド120との相対位置が規定位置に位置決めされる。さらにこの状態において、歯車134が駆動部(図示せず)によって回転駆動されることにより、ローラー本体131が回転する。
図10は、プラテンローラー案内板121へのサーマルヘッド120の取付構造の説明に供する斜視図である。
プラテンローラー案内板121には、嵌合凸部301a、301bが形成されている。また、プラテンローラー案内板121には、固定ネジ122を挿通させるための挿通孔302が形成されている。
一方、サーマルヘッド120の放熱板420には、嵌合凹部421a、421bが形成されている。また、放熱板420には、固定ネジ122が螺合するネジ穴422が形成されている。
プラテンローラー案内板121にサーマルヘッド120を取り付ける際には、先ず、嵌合凹部421a、421bと嵌合凸部301a、301bとを嵌合させる。ここで、嵌合凹部421a、421bと嵌合凸部301a、301bは、上下方向に隙間無く嵌合するように加工されている。
本実施の形態の場合、嵌合凸部301a、301bは平面円形形状である。一方、嵌合凹部421a、421bは、上下方向の幅が嵌合凸部301a、301bに等しく、かつ、左右方向の幅が嵌合凸部301a、301bよりも長い、平面横長形状である。
換言すれば、嵌合凸部301a、301bと嵌合凹部421a、421bは、嵌合させたときに、サーマルヘッド120の発熱体のライン方向に直交する方向の隙間が、ライン方向に平行な方向の隙間より小さくなるように形成されている。
これにより、プラテンローラー案内板121に対するサーマルヘッド120の上下方向(サーマルヘッド120の発熱体のライン方向に直交する方向)の相対位置は、嵌合凹部421a、421bと嵌合凸部301a、301bとの嵌合により規定位置に高精度で決まる。
次に、固定ネジ122によって、プラテンローラー案内板121とサーマルヘッド120とが固定される。
ここで、(i)嵌合凸部301a、301bを、平面円形形状とし、(ii)嵌合凹部421a、421bを、上下方向の幅が嵌合凸部301a、301bに等しく、かつ、左右方向の幅が嵌合凸部301a、301bよりも長い、平面横長形状とした、理由について説明する。
放熱板420は温度変化が激しいので若干熱伸縮する可能性がある。これに対してプラテンローラー案内板121は放熱板420とは材質が異なるので放熱板420とは熱伸縮の度合いが異なる。これを考慮して、本実施の形態では、嵌合凹部421a、421bを横長とし、嵌合時に横方向に若干の隙間が生じるようにしたことにより、熱伸縮の差を吸収できるようになっている。
ここで、比較例として、嵌合凹部421a、421b、嵌合凸部301a、301bを設けずに、固定ネジ122のみによって位置決め及び固定を実現する構成について検討する。
この場合、プラテンローラー案内板121に対するサーマルヘッド120の上下方向(サーマルヘッドの発熱体のライン方向に直交する方向)の取り付け位置の位置ずれを回避するためには、挿通孔302の直径を固定ネジ122の直径と同じにする必要がある。すると、熱によってプラテンローラー案内板121が伸縮し、固定ネジ122との間の伸縮差が生じた場合に、固定ネジ122に大きなストレスがかかるおそれがあり、固定ネジ122が劣化するおそれもある。また、固定ネジ122のみによって位置決め及び固定(締め付け)を実現する構成にすると、固定ネジ122の締め付けにより、サーマルヘッド120とプラテンローラー案内板121との相対位置が微小にずれる可能性がある。
本実施の形態では、位置合わせは嵌合凹部421a、421bと嵌合凸部301a、301bに委ね、固定(締め付け)は固定ネジ122に委ねた構成を採用しているので、高精度の位置決め及び強固な固定(締め付け)を両立できる。
また、固定ネジ122のみによって位置決めする構成と本実施の形態の構成とを比較すると、本実施の形態では、サーマルヘッド120とプラテンローラー案内板121とを重ね合わせて少しスライドさせれば嵌合凹部421a、421bと嵌合凸部301a、301bが嵌合するので容易に位置合わせできるのに対して、固定ネジ122のみによって位置決めする構成では、固定ネジ122と挿通孔302とネジ穴422の位置を合わせ込んで組み立てを行う必要があり、手間がかかる。よって、本実施の形態の構成によれば、組み立ても容易となる。
因みに、本実施の形態の構成では、プラテンローラー案内板121によってプラテンローラー案内板121とプラテンローラー130との相対位置が高精度に位置決めされ、さらにプラテンローラー案内板121にサーマルヘッド120が高精度に位置決めされて取り付けられている。この結果、プラテンローラー130とサーマルヘッド120との相対位置が高精度で位置決めされるので、サーマルヘッド120の位置調整作業が不要となる。
<効果>
以上説明したように、本実施の形態によれば、サーマルヘッド120と、サーマルヘッド120との間に連続紙である記録紙を挟持して紙送りするプラテンローラー130と、プラテンローラー130を案内し位置決めするプラテンローラー案内板121と、プラテンローラー案内板121に形成された嵌合凸部301a、301bと、サーマルヘッド120に形成され嵌合凸部301a、301bに対して上下方向に隙間無く嵌合する嵌合凹部421a、421bと、を設けたことにより、サーマルヘッド120の位置調整作業が不要なレコーダー100を実現できる。
つまり、従来の構成では、プラテンローラー案内板に対するサーマルヘッドの取り付けにバラツキが生じてしまうので、図2に示したような調整ネジ4a、4bによりプラテンローラー案内板に対するサーマルヘッドの相対位置を調整する必要があるが、本実施の形態では、嵌合凹部421a、421b及び嵌合凸部301a、301bによって精度の高い位置合わせを行うことができるので、調整ネジ4a、4bによる位置調整が不要となる。
本実施の形態の構成によれば、位相ずれが生じないので、レコーダー100による印字前からあらかじめ印字面にグリッド線が印刷されている記録紙に対し、縦方向に同時点の複数の心電波形を印字する場合に特に有効である。
<他の実施の形態>
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施の形態では、プラテンローラー案内板121へのサーマルヘッド120の固定を固定ネジ122によって行う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、固定ネジ122に代えて、粘着テープや接着剤によって行うようにしてもよい。
上述の実施の形態では、サーマルヘッド120に嵌合凹部421a、421bを形成するとともにプラテンローラー案内板121に嵌合凸部301a、301bを形成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、サーマルヘッド120に嵌合凸部を形成するとともにプラテンローラー案内板121に嵌合凹部を形成してもよい。
ただし、プラテンローラー案内板121は支持部材なので強度の高い材質が好ましく、一方サーマルヘッド120の放熱板420は放熱性が高くかつ形状加工性の良い材質が好ましい。実際上、放熱板420としてはアルミ等がよく用いられる。これを考慮すると、上述の実施の形態のように、強度の高いプラテンローラー案内板121に嵌合凸部301a、301bを形成した方が凸部の変形を低減できるといったメリットがある。要は、強度の高い方に嵌合凸部を形成し、強度の低い方に嵌合凹部を形成することが好ましい。
上述の実施の形態では、固定ネジ122によってプラテンローラー案内板121にサーマルヘッド120を締め付けて固定した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、固定ネジ122以外の締結具を用いて締め付けや圧入、かしめなどによる固定を行うようにしてもよい。
上述の実施の形態では、本発明のレコーダーを、心電計に一体的に設けられたレコーダーに適用した場合について述べたが、これに限らず、サーマルヘッド、プラテンローラー及びプラテンローラー案内板を有するレコーダーに広く適用可能である。
本発明は、サーマルヘッド及びプラテンローラーを用いて折畳紙やロール紙等の連続紙に感熱記録を行うレコーダーに適用し得る。
10 心電計
100 レコーダー
110 開閉ケース
111、132 回転軸
112 開ボタン
120 サーマルヘッド
121 プラテンローラー案内板
122 固定ネジ
123a、123b ガイド部
124 取付部
130 プラテンローラー
131 ローラー本体
133a、133b 位置決めローラー
134 歯車
140 記録紙収容部
150 ロール紙取付部
200 装置本体
210 表示部
220 操作部
301a、301b 嵌合凸部
302 挿通孔
410 サーマルヘッド本体
420 放熱板
421a、421b 嵌合凹部
422 ネジ穴

Claims (7)

  1. サーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドとの間に連続紙である記録紙を挟持して紙送りするプラテンローラーと、
    前記プラテンローラーを案内し位置決めするプラテンローラー案内板と、
    前記プラテンローラー案内板に形成された嵌合凸部又は嵌合凹部と、
    前記サーマルヘッドに形成され、前記嵌合凸部又は嵌合凹部に嵌合する嵌合凹部又は嵌合凸部と、
    を具備するレコーダー。
  2. 前記嵌合凸部と前記嵌合凹部は、嵌合させたときに、前記サーマルヘッドの発熱体のライン方向に直交する方向の隙間が、前記ライン方向に平行な方向の隙間より小さくなるように形成されている、
    請求項1に記載のレコーダー。
  3. 前記サーマルヘッドは、放熱板を有し、
    前記嵌合凹部又は嵌合凸部は、前記放熱板に形成されている、
    請求項1又は2に記載のレコーダー。
  4. 前記プラテンローラー案内板への前記サーマルヘッドの固定は、前記嵌合凹部と前記嵌合凸部によって位置決めされ、さらに締結具によって締結されることにより実現される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のレコーダー。
  5. 前記嵌合凸部は、平面円形形状であり、
    前記嵌合凹部は、前記サーマルヘッドの発熱体のライン方向に直交する方向の幅が前記嵌合凸部に等しく、前記ライン方向に平行な方向の幅が前記嵌合凸部よりも長い、平面横長形状である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のレコーダー。
  6. 前記プラテンローラー案内板は、前記放熱板よりも強度が高く、
    前記プラテンローラー案内板には前記嵌合凸部が形成され、かつ、前記放熱板には前記嵌合凹部が形成され、
    請求項3に記載のレコーダー。
  7. 前記記録紙は、前記レコーダーによるグリッド線がある、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のレコーダー。
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