JP2020074688A - 餃子の羽根形成用組成物及び羽根付き餃子の製造方法 - Google Patents
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(1)(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液、及び(C)水から成る、3液型の餃子の羽根形成用組成物。
(2)前記(A)又は(B)のいずれかに乳化剤を含む、(1)に記載の餃子の羽根形成用組成物。
(3)前記油脂が分散性を付与した油脂組成物である、(1)に記載の餃子の羽根形成用組成物。
(4)前記澱粉が加工澱粉である、(1)〜(3)のいずれかに記載の餃子の羽根形成用組成物。
(5)(A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液、及び(C')水から成る、2液型の餃子の羽根形成用組成物。
(6)前記澱粉が加工澱粉である、(5)に記載の餃子の羽根形成用組成物。
(7)焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液、及び(C)水をこの順で付着させる工程;及び
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。
(8)焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液をこの順で付着させる工程;
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程;及び
凍結後の餃子に(C)水をさらに付着させた後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。
(9)前記(A)又は(B)のいずれかに乳化剤を含む、(7)又は(8)に記載の羽根付き餃子の製造方法。
(10)前記油脂が分散性を付与した油脂組成物である、(7)又は(8)に記載の羽根付き餃子の製造方法。
(11)前記澱粉が加工澱粉である、(7)〜(10)のいずれかに記載の羽根付き餃子の製造方法。
(12)焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液、及び(C')水をこの順で付着させる工程;及び
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。
(13)焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液を付着させる工程;
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程;及び
凍結後の餃子に(C')水をさらに付着させた後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。
(14)前記澱粉が加工澱粉である、(12)又は(13)に記載の羽根付き餃子の製造方法。
(15)前記焼成前の成形した餃子が、トレーに載せられている、(7)〜(14)のいずれかに記載の羽根付き餃子の製造方法。
本発明の第1の態様の餃子の羽根形成用組成物は、(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液(バッター液)、及び(C)水から成る、3液型の餃子の羽根形成用組成物である。当該第1の態様の組成物の(A)、(B)、(C)を、焼成前の餃子の焼き面となる面に所定の手順で付着させて凍結させることより、油脂の層、原料粉溶液(バッター液)の層、水の層の3つの層からなる支持体が餃子の焼き面となる面に凍結状態で付着して餃子本体と一体化し、かつ、複数個の餃子が連結した形態の羽根付き餃子を製造することができる。
本発明の餃子の羽根形成用組成物(以下、本明細書において単に「羽根形成用組成物」、「組成物」と記載する場合がある)において使用する油脂の種類としては、一般的に食用に供される油脂であれば特に限定されるものではなく、動物油であってもよく、植物油であってもよい。該油脂として、例えば、大豆油、なたね油、コーン油、米油、紅花油、ゴマ油、オリーブ油、パーム油、ラード、ヘッド等が挙げられる。これらの油脂のなかでも、大豆油、なたね油が好ましい。これらの油脂は、単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。
本発明の羽根形成用組成物において使用する「分散性を付与した油脂組成物」とは、油脂でありながら水に馴染み易い性質(水慣れ性)と、簡単な攪拌で水に均一に分散する性質(分散性)を併せもつ油脂組成物をいい、常温で液状の油脂と、界面活性剤とを含む。このような油脂組成物を用いることにより、バッター(粉の溶解液)内に油脂成分を均一に分散させることができる。
本発明の羽根形成用組成物において使用する澱粉としては、一般的に食用に供される澱粉であれば特に限定されるものではなく、例えば、小麦澱粉、米澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、タピオカ澱粉、サゴ澱粉、又はこれらの加工澱粉が挙げられる。これらの澱粉は、単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。
本発明の羽根形成用組成物において使用する水は、水道水、精製水など、食品製造に通常使用することができる水であれば、特に限定されない。水の温度は、原料粉の溶解用、注入用のいずれの場合も、特に限定されず、室温程度であればよい。
第1の態様の羽根形成用組成物に乳化剤を使用する場合は、(A)油脂又は(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液(バッター液)のいずれかに配合すればよく、油脂として(A)’分散性を付与した油脂組成物を使用する場合は配合しなくてもよい。本発明において使用する乳化剤としては、大豆レシチン、卵黄レシチン、酵素分解レシチン等のレシチン系乳化剤;モノグリセライド、ジグリセライド、有機酸モノグリセライド、ポリグリセリンエステル等のグリセリン脂肪酸エステル系乳化剤;ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル系乳化剤;プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールモノパルミテート、プロピレングリコールオレエート等のプロピレングリコール脂肪酸エステル系乳化剤;ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル系乳化剤等が挙げられる。上記の乳化剤は、単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。また、乳化の補助や生地の結着性向上のために、タンパク質を用いることできる。タンパク質としては、例えば、卵白粉、全卵粉、脱脂粉乳、分離大豆タンパク等が挙げられる。
羽根形成用組成物には、上記の主原料のほか、本発明の所望の効果を損なわない範囲で、呈味の調整、食感・焼き色の改善、原料粉の水への溶解・分散性の向上などを目的として他の原料を使用してもよい。その他の原料としては、例えば、増粘多糖類(キサンタンガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、グアーガム、カラギーナン等)、調味料(食塩、糖類、醤油、みりん、アミノ酸又はその塩、酵母エキス等のエキス類)、膨張剤(ベーキングパウダー、重炭酸ソーダ等)、香辛料などが挙げられる。これらの原料は、使用目的により、いずれの層に使用するかを決定すればよい。
本発明の羽根付き餃子は、上記の餃子の羽根形成用組成物を用いて以下のいずれかの方法に製造できる。
実施例で用いた原料の入手先を以下に記載する。
<油脂>
大豆油:昭和産業(株)社製
<分散性の付与された油脂組成物>
エマテックLS:理研ビタミン(株)社製
<酸化澱粉>
スタビローズY:松谷化学(株)社製
<乳化剤>
大豆レシチン:辻製油(株)社製
サンレシチン:太陽化学(株)社製
各実施例で用いた餃子は以下のとおり製造した。餃子は、畜肉(豚肉、鶏肉)2.1g、野菜類(キャベツ、タマネギ、ニラ)8.5g、香辛料及び調味料3.1gを混合した中具13.7gを餃子用皮で包み、1個当たりの総重量が約21gの生餃子を作成し、蒸し加熱を行ってから急速凍結し、加熱済み冷凍餃子とした。
1.試験品の調製
(試験区1−1、1−2)
表1に示す配合量に従い、粉溶解用の水に小麦澱粉と卵白粉を混合し、続いて、乳化剤(大豆レシチン)を融解したなたね油を徐々に添加しながらバーミックスで5分間攪拌することにより調製した乳化バッター液(1)、及び注入用の水(2)から成る2液型の羽根形成用組成物を調製した。
表1に示す配合量に従い、なたね油(1)、粉溶解用の水に小麦澱粉と卵白粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表1に示す配合量に従い、乳化剤(大豆レシチン)を添加したなたね油(1)、粉溶解用の水に小麦澱粉と卵白粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表1に示す配合量に従い、なたね油(1)、粉溶解用の水に小麦澱粉と卵白粉と乳化剤(大豆レシチン)を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
1.の各試験品を用い、試験区1−1については下記条件X−1、試験区1−2については下記条件X−2によって、試験区1−3〜1−8については、下記条件Y−1又は条件Y−2によって羽根付き餃子を製造した。なお、各試験品の餃子1個あたりの塗布量は13.5g(油脂と粉溶解液:1g、水:12.5g)とした。
条件X−2:トレーに餃子を並べ、その上から乳化バッター液(1)を注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)し、注入用の水(2)を注入してさらに凍結する。
条件Y−1:トレーに餃子を並べ、その上から油脂又は乳化剤添加油脂(1)、バッター液又は乳化剤添加バッター液(2)の順で注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)し、注入用の水(3)を注入してさらに凍結する。
条件Y−2:トレーに餃子を並べ、その上から油脂又は乳化剤添加油脂(1)、バッター液又は乳化剤添加バッター液(2)、注入用の水(3)の順で注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)する。
製造した各試験区の羽根付き餃子をトレーから取り出し、家庭用フライパン(直径26cm)に油を引かずに12個並べて蓋をして中火で約5分間焼成加熱した後、蓋をとって残った水気を蒸発させて、調理を終了した。
(羽根の形成)
○:適度な厚みと広がりのあるしっかりとした羽根が形成される。
△:羽根は形成されるが、厚みと広がりが十分でない。
×:羽根が形成されないか、形成されても薄くて脆い。
○:焼き色が均一である。
△:一部に不均一な焼き色が見られる。
×:焼き色が全体的にまだらで、ムラがある。
○:フライパンへの張り付きが見られず、きれいに剥がれる。
△:剥がれにくく、一部付着が見られる。
×:フライパンに付着し、剥がれにくい。
○:サクサクとして軽い食感であった。
△:少し重い食感であった。
×:重い食感であり、歯に付着する感じがあった。
◎:特に良好であった。
○:良好であった。
△:標準的であった。
×:不良であった。
1.試験品の調製
(試験区2−1、2−2、2−3)
表2に示す配合量に従い、粉溶解用の水に、酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合し、続いて、分散性の付与された油脂組成物(以下、「油脂組成物」という。エマテックLS)又は乳化剤(大豆レシチン又はサンレシチン)を融解した大豆油を徐々に添加しながらバーミックスで5分間攪拌することにより調製した乳化バッター液(1)、及び注入用の水(2)から成る2液型の羽根形成用組成物を調製した。
表2に示す配合量に従い、大豆油(1)、粉溶解用の水に酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表2に示す配合量に従い、乳化剤(大豆レシチン又はサンレシチン)を添加した大豆油(1)、粉溶解用の水に酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表2に示す配合量に従い、油脂組成物(エマテックLS)(1)、粉溶解用の水に酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表2に示す配合量に従い、大豆油(1)、粉溶解用の水に乳化剤(大豆レシチン又はサンレシチン)と酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
1.の各試験品を用い、試験区2−1〜2−3については下記条件X−2、試験区2−4〜2−9については下記条件Y−2にて羽根付き餃子を製造した。なお、各試験品の餃子1個あたりの塗布量は13.5g(油脂と粉溶解液:1g、水:12.5g)又は6.4g(油脂と粉溶解液:0.5g、水:5.9g)とした。
条件Y−2:トレーに餃子を並べ、その上から乳化剤添加油脂又は油脂組成物(1)、バッター液又は乳化剤添加バッター液(2)、注入用の水(3)の順で注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)する。
実施例1と同様にして、製造した各試験区の羽根付き餃子を調理し、品質評価を行った。結果を表2に合わせて示す。
1.試験品の調製
(試験区3−1〜3−4)
表3に示す配合量に従い、粉溶解用の水に、原料粉(酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉、又は、小麦澱粉と卵白粉)を混合し、続いて、油脂組成物(エマテックLS)又は乳化剤(大豆レシチン)を融解した大豆油を徐々に添加しながらバーミックスで5分間攪拌することにより調製した乳化バッター液(1)、及び注入用の水(2)から成る2液型の羽根形成用組成物を調製した。
表3に示す配合量に従い、大豆油(1)、粉溶解用の水に酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
表3に示す配合量に従い、油脂組成物(1)、粉溶解用の水に酸化澱粉(スタビローズY)と小麦粉を混合したバッター液(2)、及び注入用の水(3)から成る3液型の羽根形成用組成物を調製した。
1.の各試験品を用い、試験区3−1〜3−4については下記条件X−1又はX−3、試験区3−5及び3−6については下記条件Y−2にて羽根付き餃子を製造した。なお、各試験品の餃子1個あたりの塗布量は又は6.1g(油脂と粉溶解液:0.45g、水:5.65g)とした。
条件X−3:トレーに餃子を並べ、その上から乳化バッター液(1)、注入用の水(2)の順で注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)する。
条件Y−2:トレーに餃子を並べ、その上から油脂又は油脂組成物(1)、バッター液(2)、注入用の水(3)の順で注入する。蒸気加熱(98℃、9分)した後、凍結(−25℃)する。
実施例1と同様にして、製造した各試験区の羽根付き餃子を調理し、品質評価を行った。結果を表3に合わせて示す。
(試験区3−1、3−3)。
Claims (15)
- (A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液、及び(C)水から成る、3液型の餃子の羽根形成用組成物。
- 前記(A)又は(B)のいずれかに乳化剤を含む、請求項1に記載の餃子の羽根形成用組成物。
- 前記油脂が分散性を付与した油脂組成物である、請求項1に記載の餃子の羽根形成用組成物。
- 前記澱粉が加工澱粉である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の餃子の羽根形成用組成物。
- (A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液、及び(C')水から成る、2液型の餃子の羽根形成用組成物。
- 前記澱粉が加工澱粉である、請求項5に記載の餃子の羽根形成用組成物。
- 焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液、及び(C)水をこの順で付着させる工程;及び
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。 - 焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A)油脂、(B)澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液をこの順で付着させる工程;
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程;及び
凍結後の餃子に(C)水をさらに付着させた後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。 - 前記(A)又は(B)のいずれかに乳化剤を含む、請求項7又は8に記載の羽根付き餃子の製造方法。
- 前記油脂が分散性を付与した油脂組成物である、請求項7又は8に記載の羽根付き餃子の製造方法。
- 前記澱粉が加工澱粉である、請求項7〜10のいずれか1項に記載の羽根付き餃子の製造方法。
- 焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液、及び(C')水をこの順で付着させる工程;及び
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。 - 焼成前の成形した餃子の皮の焼き面となる面に、(A')分散性を付与した油脂組成物と、澱粉及び穀物粉から選ばれる少なくとも1種の原料粉の溶液を混合した乳化バッター液を付着させる工程;
付着後の餃子を蒸気加熱した後、凍結する工程;及び
凍結後の餃子に(C')水をさらに付着させた後、凍結する工程を含む、羽根付き餃子の製造方法。 - 前記澱粉が加工澱粉である、請求項12又は13に記載の羽根付き餃子の製造方法。
- 前記焼成前の成形した餃子が、トレーに載せられている、請求項7〜14のいずれか1項に記載の羽根付き餃子の製造方法。
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