JP2020071710A - リニア電源回路 - Google Patents
リニア電源回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020071710A JP2020071710A JP2018205815A JP2018205815A JP2020071710A JP 2020071710 A JP2020071710 A JP 2020071710A JP 2018205815 A JP2018205815 A JP 2018205815A JP 2018205815 A JP2018205815 A JP 2018205815A JP 2020071710 A JP2020071710 A JP 2020071710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- output
- current
- differential amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
Description
図1は、高速応答が可能なリニア電源回路として本発明者が開発したリニア電源回路の構成を示す図である。図1に示すリニア電源回路は、入力端T1と、出力端T2と、出力トランジスタ1と、ドライバ2と、基準電圧生成部3と、抵抗4及び5と、を備える。
図3は、図1に示すリニア電源回路の問題点を解決するために本発明者が開発したリニア電源回路の一実施形態を示す図である。図3において図1と同一の部分には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
図4は、電流増幅器24一構成例を示す図である。電流増幅器24は、電流シンク型カレントミラー回路CM_1、CM_2、・・・、及びCM_nと、電流ソース型カレントミラー回路CM_3、・・・、及びCM_n−1(ただしCM_n−1は図4において不図示)と、を備える。電流シンク型カレントミラー回路CM_1及び定電流I1を流す定電流源CS1と電流シンク型カレントミラー回路CM_nとの間において電流増幅器24の入力から出力に向かって、電流シンク型カレントミラー回路と電流ソース型カレントミラー回路とが交互に配置される。各カレントミラー回路で発生するポールをできるだけ低帯域に寄らないようにするために、各カレントミラー回路のミラー比(入力側トランジスタのサイズに対する出力側トランジスタのサイズ)は5以下であることが好ましく、より好ましくは3以下である。但し、各カレントミラー回路のミラー比を小さくするほど、電流増幅器24の回路面積は大きくなってしまうので、周波数特性の改善と小型化とのトレードオフを考慮して各カレントミラー回路のミラー比を決定すればよい。
図5は、半導体集積回路装置(パッケージ品)である図3に示すリニア電源回路におけるピン配置の一例を示す平面図である。図5に示すピン配置例では、略矩形であるパッケージの一辺SD1に第1ピンP1〜第3ピンP1が設けられる。第1ピンP1は、図3に示すリニア電源回路の外部から入力電圧VINが印加されるピンである。第2ピンP2は、図3に示すリニア電源回路によって生成される出力電圧VOUTが印加されるピンである。第3ピンP3は、グランド電位が接続されるピンである。図5に示すピン配置例では、第1ピンP1と第2ピンP2との間に第3ピンP3が配置される。この配置により、単一の隣接ピン間ショート(第1ピンP1と第3ピンP3とのショート、又は、第2ピンP2と第3ピンP3とのショート)が生じただけでは天絡が生じないので、天絡の発生を抑制することができる。
図7は、車両Xの外観図である。本構成例の車両Xは、不図示のバッテリから出力される電圧の供給を受けて動作する種々の電子機器X11〜X18を搭載している。なお、本図における電子機器X11〜X18の搭載位置は、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。例えば、リニア電源回路は、図3中の電圧クランプ回路8とは異なる回路構成の電圧クランプ回路を備えてもよい。
2 ドライバ
8 電圧クランプ回路
81 カレントミラー回路
82 電流源
83 ツェナーダイオード
21 差動増幅器
22 容量
23 PMOSFET(変換器の一例)
24 電流増幅器
X 車両
Claims (11)
- 入力電圧が印加される入力端と出力電圧が印加される出力端との間に設けられた出力トランジスタと、
前記出力電圧の分圧と基準電圧との差に基づいて前記出力トランジスタを駆動するドライバと、
電圧クランプ回路と、
を備え、
前記ドライバは、前記分圧と前記基準電圧との差に応じた電圧を出力する差動増幅器と、前記差動増幅器の出力が一端に印加されグランド電位が他端に印加される容量と、前記差動増幅器の出力に基づく電圧を電流に変換して出力する変換器と、前記変換器の出力を電流増幅する電流増幅器と、を備え、
前記差動増幅器及び前記変換器の電源電圧は、前記出力電圧に基づく電圧であり、前記電圧クランプ回路を介して、前記差動増幅器及び前記変換器に供給される、
リニア電源回路。 - 前記電圧クランプ回路は、
電流ソース型であって前記出力端に接続されるカレントミラー回路と、
前記カレントミラー回路の一端に接続される電流源と、
前記カレントミラー回路の他端並びに前記差動増幅器及び前記変換器に接続されるツェナーダイオードと、
を備える、請求項1に記載のリニア電源回路。 - 前記入力端である第1ピンと、
前記出力端である第2ピンと、
前記グランド電位が印加される第3ピンと、を備え、
前記第1ピンと前記第2ピンとが隣り合っている、請求項1又は請求項2に記載のリニア電源回路。 - 前記分圧は前記差動増幅器及び前記変換器の電源電圧より低い、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリニア電源回路。
- 前記差動増幅器及び前記変換器の耐圧は、前記入力電圧より低い、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリニア電源回路。
- 前記差動増幅器及び前記変換器の耐圧は、前記入力電圧に前記出力電圧に対する前記分圧の比を乗じた値以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のリニア電源回路。
- 前記電流増幅器の電源電圧が定電圧である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のリニア電源回路。
- 前記差動増幅器及前記変換器の耐圧は、前記電流増幅器の耐圧より低い、請求項7に記載のリニア電源回路。
- 前記差動増幅器のゲインは、前記電流増幅器のゲインより小さい、請求項1〜8のいずれか一項に記載のリニア電源回路。
- 前記電流増幅器は、電流シンク型カレントミラー回路と電流ソース型カレントミラー回路とをそれぞれ複数備え、
前記電流シンク型カレントミラー回路それぞれのミラー比が5以下であり、
前記電流ソース型カレントミラー回路それぞれのミラー比が5以下である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のリニア電源回路。 - 請求項1〜10のいずれか一項に記載のリニア電源回路を備える、車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205815A JP7165562B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | リニア電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018205815A JP7165562B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | リニア電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020071710A true JP2020071710A (ja) | 2020-05-07 |
JP7165562B2 JP7165562B2 (ja) | 2022-11-04 |
Family
ID=70547837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018205815A Active JP7165562B2 (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | リニア電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7165562B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11586235B2 (en) * | 2020-07-09 | 2023-02-21 | Rohm Co., Ltd. | Linear power supply circuit with phase compensation circuit |
WO2023132118A1 (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | ローム株式会社 | リニア電源回路及び車両 |
WO2023228552A1 (ja) * | 2022-05-24 | 2023-11-30 | ローム株式会社 | リニアレギュレータ、半導体装置、スイッチング電源 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000353020A (ja) * | 1999-06-09 | 2000-12-19 | Toshiba Corp | レギュレータ回路 |
JP2003084843A (ja) * | 2000-09-01 | 2003-03-19 | Marvel Internatl Ltd | リニアレギュレータ |
JP2012053580A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Fujitsu Ten Ltd | 定電圧回路 |
JP2014048698A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Rohm Co Ltd | リーク電流吸収回路、電圧生成回路、および電源装置 |
JP2016009230A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 新日本無線株式会社 | 電圧レギュレータ |
-
2018
- 2018-10-31 JP JP2018205815A patent/JP7165562B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000353020A (ja) * | 1999-06-09 | 2000-12-19 | Toshiba Corp | レギュレータ回路 |
JP2003084843A (ja) * | 2000-09-01 | 2003-03-19 | Marvel Internatl Ltd | リニアレギュレータ |
JP2012053580A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Fujitsu Ten Ltd | 定電圧回路 |
JP2014048698A (ja) * | 2012-08-29 | 2014-03-17 | Rohm Co Ltd | リーク電流吸収回路、電圧生成回路、および電源装置 |
JP2016009230A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 新日本無線株式会社 | 電圧レギュレータ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11586235B2 (en) * | 2020-07-09 | 2023-02-21 | Rohm Co., Ltd. | Linear power supply circuit with phase compensation circuit |
WO2023132118A1 (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | ローム株式会社 | リニア電源回路及び車両 |
WO2023228552A1 (ja) * | 2022-05-24 | 2023-11-30 | ローム株式会社 | リニアレギュレータ、半導体装置、スイッチング電源 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7165562B2 (ja) | 2022-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7177661B2 (ja) | リニア電源回路 | |
US11569654B2 (en) | Power control device | |
US11772586B2 (en) | Linear power supply circuit | |
JP7165562B2 (ja) | リニア電源回路 | |
WO2020090551A1 (ja) | リニア電源回路 | |
US11068003B2 (en) | Differential amplifier | |
JP6476005B2 (ja) | オーバーシュート抑制回路、電源装置、電子機器、及び、車両 | |
US11586235B2 (en) | Linear power supply circuit with phase compensation circuit | |
JP6632851B2 (ja) | 入力回路 | |
WO2022185945A1 (ja) | リニア電源回路 | |
WO2023132118A1 (ja) | リニア電源回路及び車両 | |
JP7257164B2 (ja) | クランプ回路 | |
JP2023115986A (ja) | 電源回路及び車両 | |
JP2022131200A (ja) | スイッチ装置、電子機器、車両 | |
JP2021097548A (ja) | 過電流保護回路 | |
CN115943548A (zh) | 开关电源装置、开关控制装置、车载设备和车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7165562 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |