JP2020070782A - エジェクタ - Google Patents

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健 松原
育孝 讃岐
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Abstract

【課題】低流量域において安定した動作が得られるエジェクタを提供する。【解決手段】エジェクタ1は、ノズル10と、ノズル10の周囲を取り囲むように配置された本体部20と、ノズル10の中心軸L方向に沿ってノズル孔11に対し進退移動可能に配設され、かつ進退移動することでノズル孔11における駆動流の通過断面積を変化させることにより駆動流の流量を調整するニードル40とを備える。ノズル10の先端開口11aから駆動流を噴射することにより吸引流入口を通じて吸引流を本体部20の内部に吸引し、合流部22において駆動流及び吸引流を合流させる。ニードル40には軸方向の溝流路41が設けられ、ニードル40が前進してノズル孔11における横断面積が最小となる喉部11bに接触するときに、溝流路41は喉部11bの上流側と下流側とを連通させる。【選択図】図2

Description

本発明は、エジェクタに関する。
例えば、冷媒を循環させる回路にはエジェクタを備えたものがある。エジェクタは、先端の開口から駆動流が噴射されるノズルと、ノズルの周囲を取り囲むように配置され、ノズルの先端開口延長上となる部位に駆動流との合流部が設けられた本体部と、本体部の内部に開口するように接続された吸引管路とを備えて構成されている。このエジェクタでは、ノズルの先端開口から冷媒を駆動流として噴射すると、吸引管路を通じて冷媒が吸引流として本体部の内部に吸引され、吸引流が合流部において駆動流に合流されて下流のデフューザに至る。
エジェクタには、ノズルに形成されたノズル孔に進退可能なニードルを設けたタイプのものがある。一般的なニードルは後端側が比較的太く、先細の形状となっている。このようなエジェクタでは、ニードルを進退移動することでノズル孔における駆動流の通過断面積を変化させることにより駆動流および吸込流の流量を調整することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−44412号公報
ところで、従来技術にかかるニードル付きエジェクタでは、低流量域で使用する場合にはニードルをかなり前方まで進出させ、ニードルとノズル孔との隙間である通過断面積を相当に小さくする。このような場合には、ニードルのわずかな進退や位置ずれによって隙間の閉塞や大きな流量変動が発生し、動作が不安定となる懸念がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、低流量域において安定した動作が得られるエジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるエジェクタは、中空のノズル孔が形成され先端の開口から駆動流が噴射されるノズルと、前記ノズルの周囲に吸引通路部を形成するように配置され、前記ノズルの先端開口の延長上となる部位に駆動流及び吸引流の合流部が設けられた本体部と、前記ノズルの中心軸方向に沿って前記ノズル孔に対し進退移動可能に配設され、かつ進退移動することで前記ノズル孔における駆動流の通過断面積を変化させることにより駆動流の流量を調整するニードルと、を備え、前記ノズルの先端開口から駆動流を噴射することにより前記吸引通路部を通じて吸引流を前記本体部の内部に吸引し、前記合流部において駆動流及び吸引流を合流させるエジェクタであって、前記ニードルには長手方向の連通路が設けられ、前記ニードルが前記ノズル孔における横断面積が最小となる最小開口部に接触するときに、前記連通路は前記最小開口部の上流側と下流側とを連通させるように構成されていることを特徴とする。
前記連通路は前記ニードルの外周面に設けられた複数の溝流路であり、複数の前記溝流路は前記ニードルの軸に垂直な断面において回転対称となるように設けられていてもよい。
前記連通路は、前記ニードルの長手方向に沿って螺旋状に形成されていてもよい。
前記連通路は、前記ニードルの内部に設けられた孔であってもよい。
前記通過断面積は、前記ニードルが前進するにしたがって減少し、かつ減少率が小さくなるように構成されていてもよい。
本発明にかかるエジェクタによれば、駆動流の流量が少量の低流量域において、ニードルが前進して最小開口部に接触するときに、溝流路が最小開口部の上流側と下流側とを連通させるように構成されていることから、駆動流の流量が完全に0にはならず、安定した動作が得られる。
図1は、本発明の実施の形態であるエジェクタの内部構造を模式的に示す断面側面図である。 図2は、図1に示したノズルの要部を示す断面側面図である。 図3は、図2におけるA−A線断面図である。 図4は、図1に示したノズルの要部を示す断面側面図である。 図5は、図4におけるB−B線断面図である。 図6は、図1に示したノズルの変形例の要部を示す断面側面図である。 図7は、図6におけるC−C線断面図である。 図8は、ニードルの変位量と喉部における通過断面積との関係を示すグラフである。 図9は、図1に示したノズルの第1変形例の要部を示す断面側面図である。 図10は、図9におけるD−D線断面図である。 図11は、図1に示したノズルの第2変形例の要部を示す断面側面図である。
以下に、本発明にかかるエジェクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態であるエジェクタ1の内部構造を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するエジェクタ1は、図には明示していないが、冷媒の循環回路に適用され、第1の冷媒経路を流通する冷媒を駆動流として第2の冷媒経路を流通する冷媒の吸引を行うもので、ノズル10、本体部20、吸引管路30、ニードル40を備えている。エジェクタ1の適用流体は冷媒に限らず、例えば空気を適用してもよい。
ノズル10は、中心部にノズル孔11を有した円筒状を成すものである。ノズル孔11は、中心軸がノズル10の中心軸Lに一致するように形成されており、通過する高圧の駆動流を減圧して先端開口11aより噴出するものである。このノズル孔11は、先端開口11aに向かうに連れて横断面積(つまり正面からみた断面積)が漸次縮小した後に漸次拡大する形状を成しており、横断面積が最小となる喉部(最小開口部)11bを有している。つまり、喉部11bの内径はノズル孔11の最小内径となっている。ノズル10は喉部11bがなく、先端開口11aが最も小径となっている形状でもよい。ノズル孔11の基端側にはやや広い駆動流室12aが設けられている。駆動流室12aには側方に突出する駆動流管12から駆動流が導入される。駆動流室12aの基端側はブロック12bで塞がれている。ブロック12bにはニードル40が挿通する中心孔が設けられている。
本体部20は、中心部が中空で断面が円形の筒状を成すものである。本体部20の中空部には、吸引通路部21、合流部22、混合部23およびデフューザ部24が設けてある。吸引通路部21は、ノズル10の外径よりも太径となる内径を有した部分であり、本体部20の基端部分に設けてある。つまり、ノズル10の周囲と本体部20との隙間のテーパ筒状の領域が吸引通路部21となっている。合流部22は、吸引通路部21の先端に連続し、先端に向けて漸次内径が減少するようにテーパ状に形成した部分である。エジェクタ1では、吸引通路部21と合流部22とが連続する同傾斜のテーパ面を形成している。混合部23は、合流部22の先端に連続し、ノズル10の先端内径よりも太径となる一様の内径を有した部分である。本体部20の基端側には側方に突出する吸引管路30が設けられている。吸引管路30は吸引通路部21と連通しており、該吸引通路部21に低圧の吸引流が導入される。吸引通路部21の基端側はノズル10と一体的に構成されたノズル体11cの段差壁によって塞がれている。
デフューザ部24は、混合部23の先端に連続し、先端に向けて漸次内径が増加するようにテーパ状に形成した部分であり、混合部23にて混合された冷媒を昇圧させる。昇圧された混合冷媒は外部に向けて吐出されることになる。
本体部20の中空部には、互いの軸心を合致させ、ノズル10の先端と混合部23との間に適宜な隙間を確保した状態でノズル10が固定してある。すなわち、本体部20は、ノズル10の周囲を取り囲むように配設してあり、ノズル10の先端開口延長上となる部位に合流部22が位置している。ノズル10の先端開口と本体部20の混合部23とは、互いに軸心が合致した状態で相互に対向している。
ノズル10にはニードル40が設けられている。ニードル40は、略円柱状の形態を成す胴部40aと、胴部40aの先端側において先端に向かうに連れて漸次外径が小さくなる先端部40bとを有した形状である。ニードル40は、ノズル10の中心軸L方向に沿って進退移動可能に配設されており、外周面とノズル孔11の内周面との間隙で決まる駆動流の通過断面積を変化させることにより駆動流の流量を調整するものである。ニードル40は、図示せぬ制御手段から与えられる指令に応じて進退移動する。ニードル40の変位は、例えば冷媒循環回路の所定箇所温度に基づいて調整される。
このようなエジェクタ1では、ノズル10の先端から冷媒を駆動流として噴射すると、吸引管路30を通じて冷媒が吸引流として本体部20の吸引通路部21に吸引されることになる。本体部20に流入された吸引流は、吸引管路30と吸引通路部21との流路断面積の変化に伴って加速された後、合流部22及び混合部23においてノズル10から噴射された駆動流に混合され、デフューザ部24を介して図示せぬ冷媒経路に送出されることになる。また、ニードル40の変位に応じて喉部11bにおける通過断面積が変化するため駆動流の流量が調整され、それに応じて吸引流の流量も調整されることになる。
図2は、図1に示したノズル10の要部を示す断面側面図であり、図3は、図2におけるA−A線断面図である。これら図2及び図3にも示すように、ニードル40の先端部40bの外周面には、複数の溝流路(連通路)41が形成されている。本実施の形態において複数の溝流路41は、中心軸Lを基準として等角度間隔に設けられる。溝流路41の横断面は半円形である。ニードル40においては、溝流路41が90°間隔で4本設けられている。複数の溝流路41は均等な駆動流を形成するため、中心軸Lに垂直な断面において回転対称となるように設けられるのが望ましい。ニードル40は図3に示す断面上で中心軸Lの周りを360/4=90°回転させると元の状態と重なり、回転対称となっている。これらの溝流路41は、ニードル40の長手方向に沿って該ニードル40の外周面に直線状に形成されており、各溝流路41の横断面積が先端に向かうに連れて漸次小さくなるように形成されている。つまり、各溝流路41は、先端に向かうに連れてニードル40の外周面からの深さが漸次小さくなっている。溝流路41の底部41aは、断面視で直線状となっているが、曲線状でもよい。
ニードル40がこのような構成を有することにより、駆動流の通過断面は、喉部11bの内周面とニードル40の外周面との間隙からなる環状流路42と、ノズル孔11の先端部40bに形成された溝流路41とにより構成される。また、溝流路41の横断面積は、ノズル孔11の先端部40bにおける外周面が喉部11bの内周面に接触する場合、すなわち、ノズル孔11の外径と喉部11bの内径とが略一致する場合に、必要最小限の駆動流の流量が確保できる大きさに調整されている。
そして、上記エジェクタ1には、上述したようにノズル孔11の外周面に溝流路41が形成されていることにより、駆動流の通過断面は該溝流路41と環状流路42とで構成されている。そのため、図2及び図3に示すように、ニードル40の進出移動量を規制してエジェクタ1での駆動流の流量を比較的多量にする場合には、ニードル40による絞りが少なくなって喉部11bの内周面とニードル40の外周面との間隙が大きくなり、駆動流の流量は、環状流路42を通過する流量が支配的になる。
一方、図4及び図5に示すように、ニードル40を進出移動させて駆動流の流量を比較的少量にする場合には、ニードル40による絞りが多くなって喉部11bの内周面とニードル40の外周面との間隙が小さくなる。この場合、ニードル40の進出移動により喉部11bの内周面に対向する溝流路41の横断面積が大きくなっているので、すなわち溝流路41の深さが大きくなっているので、駆動流の流量は、溝流路41を通過する流量が支配的になる。
さらに、図6及び図7に示すように、ニードル40の外周面が喉部11bに接触するまで最大限にニードル40を進出移動させると、環状流路42は存在しなくなるが溝流路41により最低限の流量が確保されることになる。つまり、このようなニードル40の最大進出の状態においても完全閉塞にはならないため駆動流の流量も0にはならず、この付近でニードル40を進退させても挙動が不安定になることがない。
また、従来例においては仮に完全閉塞の状態からわずかに流路が開いたときには瞬間的に流体が勢いよく噴出するためニードル40にも瞬間的に大きな流体力が作用し、冷媒が不均等に流入してニードル40が振動する等不安定になることが考えられるが、エジェクタ1では駆動流の流量が0にはならないため、このような瞬間的な流体力が作用することがなく安定である。
図8は、ニードル40の変位量と喉部11bにおける通過断面積Aとの関係を示すグラフである。ニードル40は最も基端側に退縮しているときの変位x0から最も前進した状態の変位xmaxまで変位する。ニードル40が基端側に退縮しているときには喉部11bの位置に溝流路41はなく、通過断面積Aは変位xに対して比例的に減少する。
そして変位x1に達すると溝流路41の先端が喉部11bに達する位置となり、その後は環状流路42と溝流路41との合計が通過断面積Aとなる。ここで線図L1が合計の通過断面積Aを示しており、仮想線の線図L2が環状流路42の面積を示している。したがって、線図L1と線図L2との差が、喉部11bにおける4つの溝流路41の横断面積A1を示す。溝流路41の横断面積A1は変位x0から変位x1では0であり、変位x1から変位xmaxの範囲では次第に大きくなっており、しかもその増大率も大きくなっている。ただし、変位xの増加にともなって通過断面積Aが増加することはなく、通過断面積Aは単調減少になっている。つまり、通過断面積Aは変位xの増加に対して減少率が次第に緩やかになっており、変位xmaxにおいては最も緩やかな傾斜を示す。また、通過断面積A>0であり、特に変位xmaxにおいても微小面積ΔAが確保されている。変位xmaxでは、ニードル40の外周面と喉部11bの内周面が接触する(図6、図7参照)。
このような通過断面積Aの特性によれば、最大の変位xmaxで傾斜が最も緩やかになっていることから、この付近で変位xが多少増減しても通過断面積Aの変化が少なく、流量の増減も緩やかなものとなり、安定した制御が可能となる。
以上述べたエジェクタ1によれば、駆動流の流量が少量の低流量域において、ニードル40が前進して喉部11bに接触するときに、溝流路41が喉部11bの上流側と下流側とを連通させるように構成されていることから、駆動流の流量が完全に0にはならず、安定した動作が得られる。溝流路41を通過する流量を駆動流の流量とすることができるので、組立時等にニードル40の中心軸がノズル孔11の中心軸とわずかにずれてしまって環状流路42の一部が閉塞などされても流量変動を抑制できる。よって、駆動流の流量を少量とする場合にも流量変動を抑制することができる。さらに、複数の溝流路41は等角度間隔に設けられていることから、溝流路41を流れる駆動流による流体力がバランスする。したがって、ニードル40が振動したり不安定になることがない。溝流路41は先端側から基端側に向かって漸次一様に深くなる半円形であり、駆動流が流れやすい。
(実施の形態2)
上述した実施の形態では、溝流路41は、複数設けられ、かつニードル40の長手方向に沿って直線状に形成されていたが、図9及び図10に示すように、溝流路41’は、ニードル40の先端部40b’の外周面において、該ニードル40の長手方向に沿って螺旋状に形成されても良い。このような構成によれば、溝流路41’を通過した駆動流を旋回した状態で噴出することができ、吸引流である低圧冷媒との混合を促進させることができる。溝流路41’は1本でもよいし複数本でもよい。なお、溝流路41’は螺旋状であることからニードル40の長手方向成分と周方向成分とが複合しているものであり、広義には長手方向の連通路といえる。
(実施の形態3)
また、喉部11bにおいて上流側と下流側とを連通させる手段としてはニードル40の外周面に設ける溝流路41に限らず、ニードル40の内部に設けられた孔、例えば図11に示すような中心孔(連通路)43を設けてもよい。このような中心孔43によっても喉部11bにおいて上流側と下流側とを連通させて、流量の安定化を図ることができる。また、本実施例ではニードル40の軸中心を通る中心孔43としているが、ニードル40の中心軸L以外を通る孔としてもよい。この孔は、ニードル40の中心軸Lと平行に設けられていてもよく、中心軸Lに対して角度を持っていてもよい。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
1 エジェクタ
10 ノズル
11 ノズル孔
11a 先端開口
11b 喉部(最小開口部)
11c ノズル体
12 駆動流管
12a 駆動流室
12b ブロック
20 本体部
21 吸引通路部
22 合流部
23 混合部
24 デフューザ部
30 吸引管路
40 ニードル
40a 胴部
40b 先端部
41 溝流路(連通路)
42 環状流路
43 中心孔(連通路)
A 通過断面積

Claims (5)

  1. 中空のノズル孔が形成され先端の開口から駆動流が噴射されるノズルと、
    前記ノズルの周囲に吸引通路部を形成するように配置され、前記ノズルの先端開口の延長上となる部位に駆動流及び吸引流の合流部が設けられた本体部と、
    前記ノズルの中心軸方向に沿って前記ノズル孔に対し進退移動可能に配設され、かつ進退移動することで前記ノズル孔における駆動流の通過断面積を変化させることにより駆動流の流量を調整するニードルと、
    を備え、前記ノズルの先端開口から駆動流を噴射することにより前記吸引通路部を通じて吸引流を前記本体部の内部に吸引し、前記合流部において駆動流及び吸引流を合流させるエジェクタであって、
    前記ニードルには長手方向の連通路が設けられ、
    前記ニードルが前記ノズル孔における横断面積が最小となる最小開口部に接触するときに、前記連通路は前記最小開口部の上流側と下流側とを連通させるように構成されていることを特徴とするエジェクタ。
  2. 前記連通路は前記ニードルの外周面に設けられた複数の溝流路であり、
    複数の前記溝流路は前記ニードルの軸に垂直な断面において回転対称となるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  3. 前記連通路は、前記ニードルの長手方向に沿って螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  4. 前記連通路は、前記ニードルの内部に設けられた孔であることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
  5. 前記通過断面積は、前記ニードルが前進するにしたがって減少し、かつ減少率が小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエジェクタ。
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