JP2004183950A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁座のテーパ面12aと弁体のテーパ面が当接した閉鎖状態で、弁座のテーパ面12aに形成された8本の冷媒流路51と弁体のテーパ面により絞り部が形成される。この絞り部の8本の冷媒流路51によって、流入した冷媒の気液二相流のガス相と液相が出口側に導かれるとき、冷媒の運動エネルギーが分散されて、夫々の冷媒流路51で発生する乱れを抑制すると共に、絞り部の冷媒流路51と交差するように設けられた円形の溝52の端の冷媒流路51側の開口の角で冷媒中の気泡を破壊する。
【選択図】 図9
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機等の冷媒回路に用いられる電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁弁としては、空気調和機の第1室内熱交換器と第2室内熱交換器との間の主通路に配設され、通常の空調運転時には開放し、除湿運転時には閉鎖するものがある(例えば、特許文献1参照)。この電磁弁は、図14に示すように、弁室119を有する弁本体120と、弁本体120の弁室119に挿入された弁棒121と、弁本体120をその軸心方向に沿って往復動させる開閉機構122とを備えている。そして、上記弁棒121側に、弁閉鎖状態においてその前後を連結する副通路145を設けると共に、この副通路145に、多孔体からなる絞り部材147を配置して除湿用絞り148を形成している。
【0003】
上記多孔体からなる絞り部材147により構成される除湿用絞り148は、除湿運転時に整流しつつ減圧することになって、冷媒の気液二相流のガス相と液相がそれぞれ混ざり合って均一化されながら減圧されるため、不規則な冷媒通過音を抑えることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−195696号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記電磁弁では、多孔体からなる絞り部材147を用いているため、多孔体の細孔が詰まりやすく信頼性が低下するという問題がある。また、多孔体から絞り部材を加工するのが容易でないため、加工精度が低下すると共に、加工費,材料費が増大してコストが高くつくという問題がある。
【0006】
そこで、この発明の目的は、簡単な構成で冷媒通過音を低減できる低騒音化に最適な電磁弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の電磁弁は、弁閉鎖状態において絞り作用が働く絞り部を有する電磁弁であって、上記絞り部の冷媒流路を流れる冷媒中の気泡を破壊する気泡破壊手段を有することを特徴としている。
【0008】
上記請求項1の電磁弁によれば、上記気泡破壊手段により上記絞り部の冷媒流路を流れる冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、低騒音化に最適な電磁弁を実現できる。
【0009】
また、請求項2の電磁弁は、請求項1の電磁弁において、上記気泡破壊手段は、上記冷媒流路の内面に設けられた微細な凹凸からなる粗面であることを特徴としている。
【0010】
上記請求項2の電磁弁によれば、上記絞り部の冷媒流路の内面に設けられた粗面の微細な凹凸により、上記絞り部の冷媒流路を通る冷媒中の気泡を効果的に破壊できる。
【0011】
また、請求項3の電磁弁は、請求項1の電磁弁において、上記気泡破壊手段は、上記絞り部の冷媒流路と交差するように設けられた溝または上記絞り部の冷媒流路の内面に設けられた凹部であることを特徴としている。
【0012】
上記請求項3の電磁弁によれば、上記絞り部の冷媒流路と交差するように設けられた溝(または冷媒流路の内面に設けられた凹部)の冷媒流路側の開口に角が形成されることにより、その角で冷媒流路を通る冷媒中の気泡を容易に破壊できる。
【0013】
また、請求項4の電磁弁は、請求項1の電磁弁において、上記気泡破壊手段は、上記絞り部の隣接する冷媒流路間を接続する溝であることを特徴としている。
【0014】
上記請求項4の電磁弁によれば、上記絞り部の隣接する冷媒流路間を接続する溝の端の冷媒流路側の開口に角が形成されることにより、その角で冷媒流路を通る冷媒中の気泡を容易に破壊でき、高い消音効果が得られると共に、冷媒流路間を接続する溝を介して冷媒流路間で冷媒が混ざりあって均一化が促進される。
【0015】
また、請求項5の電磁弁は、上記気泡破壊手段である上記溝は、上記絞り部の隣接する冷媒流路に直交するように設けられていることを特徴としている。
【0016】
上記請求項5の電磁弁によれば、上記気泡破壊手段である溝が、上記絞り部の隣接する冷媒流路に直交するように設けられていることによって、加工が容易になると共に、溝が直交する冷媒流路の両側の開口の角で冷媒中の気泡を細かくするので、高い消音効果が得られる。
【0017】
また、請求項6の電磁弁は、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路が8以上であることを特徴としている。
【0018】
本出願人は、電磁弁の絞り部の冷媒流路のそれぞれの最小断面積の合計を略一定にした条件で冷媒流路の数を変えて騒音値の測定を行った結果、冷媒流路の数を8以上にすることにより冷媒通過音を効果的に低減できることを見出した。したがって、上記請求項6の電磁弁によれば、上記絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができる。
【0019】
また、請求項7の電磁弁は、請求項1乃至6のいずれか1つの電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に周方向に略等間隔に形成されていることを特徴としている。
【0020】
上記請求項7の電磁弁によれば、上記絞り部の冷媒流路を、弁体または弁座のいずれか一方に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減できる。
【0021】
また、請求項8の電磁弁は、請求項1乃至6のいずれか1つの電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていると共に、上記気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていることを特徴としている。
【0022】
上記請求項8の電磁弁によれば、弁閉鎖状態になると、弁体または弁座のいずれか一方に形成された冷媒流路(例えば溝)と、弁体または弁座のいずれか他方の対向する面とで容易に絞り部を形成できる。さらに、上記冷媒流路が弁体または弁座のいずれに形成されていても、上記気泡破壊手段が弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよく、製作の自由度が広い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の電磁弁を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の電磁弁を用いた空気調和機の回路図であり、1は圧縮機、2は上記圧縮機1の吐出側に接続された四路弁、3は上記四路弁2の一端に一端が接続された室外熱交換器、4は上記室外熱交換器3の他端に一端が接続された膨張弁、5は上記膨張弁4の他端に一端が接続された第1室内熱交換器、6は上記第1室内熱交換器5の他端に一端が接続された電動弁、7は上記電動弁6の他端に一端が接続され、他端が四路弁2を介して圧縮機1の吸込側に接続された第2室内熱交換器、8は室外ファン、9は室内ファンである。
【0025】
図2(a),(b)は上記電動弁6の構成を示す断面図であり、この電動弁6は、図2(a)に示すように、弁本体20と開閉機構30とを備えている。上記弁本体20は、弁室19とその弁室19内の下部に形成された弁座12とを有する円筒部11と、上記弁座12のテーパ面12aに対向するテーパ面13bを有する弁体13と、上記円筒部11の上部に内嵌され、弁体13の軸部13aを軸方向に案内するガイド部14とを有している。上記円筒部11には、入口側通路31が接続された入口11aと、出口側通路32が接続された出口11bを設けている。
【0026】
また、上記開閉機構30は、上記弁体13の軸部13aの外側に配置されたコイルバネ15と、上記弁体13の軸部13aの端に固定された円筒形状のプランジャ16と、上記プランジャ16内に配置された電磁ガイド17と、上記プランジャ16と電磁ガイド17の外側に配置された電磁コイル18とを有している。上記コイルバネ15は、プランジャ16を電磁ガイド17側に付勢している。
【0027】
また、図3は上記電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座12(図2に示す)のテーパ面12aを示す図である。図3に示すように、弁座12のテーパ面12aに8本の冷媒流路21を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成している。また、上記冷媒流路21の内面に、微細な凹凸からなる気泡破壊手段の一例としての粗面21aを設けている。
【0028】
そして、図2(a)に示す電磁コイル18に電流が供給されると、電磁ガイド17とプランジャ16との間に電磁力を発生させて、コイルバネ15の付勢力に抗してプランジャ16と弁体13を矢印Rの方向に押圧する。そうすると、弁座12のテーパ面12aと弁体13のテーパ面13bが当接し、弁座12のテーパ面12aに形成された冷媒流路21と弁体13のテーパ面13bにより絞り部が形成される。
【0029】
上記構成の空気調和機は、冷房運転時は、電動弁6を開いた状態で四路弁2を実線の位置に切り換えて、圧縮機1を起動し、圧縮機1から吐出された冷媒は、室外熱交換器3、膨張弁4、第1室内熱交換器5、電動弁6、第2室内熱交換器7を介して圧縮機1の吸込側に戻る。この冷凍サイクルにおいて、室外熱交換器3で放熱し、第1,第2室内熱交換器5,7で室内空気を冷却して冷房を行う。一方、暖房運転時は、電動弁6を開いた状態で四路弁2を点線の位置に切り換えて、冷房運転時とは逆の冷凍サイクルで暖房を行う。
【0030】
そして、室内温度を下げずに除湿を行う除湿運転では、膨張弁4を開くと共に電動弁6を閉じて絞り状態にし、さらに四路弁2を実線の位置に切り換えて、圧縮機1を起動すると、室外熱交換器3と第1室内熱交換器5が凝縮器として働く一方、第2室内熱交換器7が蒸発器として働く。そうすることにより、第1室内熱交換器5で室内空気を温めつつ第2室内熱交換器7で除湿と冷却が行われて、室内温度を下げずに除湿を行う。
【0031】
上記空気調和機の除湿運転では、閉鎖状態の電動弁6の入口通路31から入口11aを介して流入した冷媒の気液二相流のガス相と液相が電動弁6の絞り部の8本の冷媒流路21のしぼり効果によって減圧されて、出口11bを介して出口側通路32に導かれる。このとき、上記電動弁6の絞り部の8本の冷媒流路21において、冷媒の運動エネルギーが分散されることにより、それぞれの冷媒流路21で発生する乱れが小さくなると共に、冷媒流路21の内面に設けられた粗面21aの微細な凹凸により、冷媒流路21を通る冷媒中の気泡を破壊する。ここで、二相冷媒の特に気泡の大きなものを微細化する。それによって、電動弁6で発生する不規則な冷媒通過音を効果的に低減することができる。
【0032】
また、図4(a)は上記電動弁6の絞り部の冷媒流路21(図2,図3に示す)を斜め上方から見た図を示し、冷媒流路21の断面形状を斜線部で示している。図4(a)に示すように、冷媒流路21は半円形の断面形状をしており、冷媒流路21の全長にわたって同一断面形状をしている。また、図4(b)は図4(a)に示す冷媒流路21の長手方向に対して直角方向かつ側方から見た図を示している。なお、冷媒流路の断面形状は半円形に限らず、三角形や四角形等でもよいし、冷媒流路の全長にわたって同一断面形状でなくともよい。
【0033】
このように、上記絞り部の冷媒流路21の内面の気泡破壊手段としての粗面21aの微細な凹凸により、冷媒流路21を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減することができ、低騒音化に最適な電磁弁を実現することができる。
【0034】
また、図5は上記電動弁6の絞り部の冷媒流路のそれぞれの最小断面積の合計(有効断面積)を略一定にした条件で冷媒流路の本数を4〜10に変えて、騒音値の測定を行った結果を示している。図5に示すように、冷媒流路数を8以上にすると、騒音値が33.9dB以下となり、冷媒通過音を効果的に抑制することができた。したがって、上記電動弁の絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、冷媒流路が8未満のものよりも冷媒流路の代表長さ(流路内の乱れの大きさに比例)を小さくすることにより、乱流の渦スケールが成長しにくくなって流路内の乱れが大きくならず、冷媒通過音を低減することができる。
【0035】
また、上記絞り部の冷媒流路21が弁座12に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして均一化することにより冷媒通過音を低減することができる。
【0036】
また、図7は絞り部が8本の冷媒流路21で形成されている電動弁6において、8本の冷媒流路21のそれぞれの最小断面積の合計を調整して冷媒流量を変えたときの騒音値の変化を測定した結果を示している。図7において、横軸は冷媒流量[L/min]を表し、縦軸は騒音値[dB]を表している。図7に示すように、冷媒流路21の最小断面積の合計が0.47mm2未満で冷媒流量が9.6L/minより少ないときは騒音値が34.5dB以下となり、冷媒通過音を効果的に抑制することができた。一方、冷媒流路21の最小断面積の合計が0.30mm2未満になると、しぼり過ぎにより十分な除湿能力が得られなくなると共に、スーパーヒートとなって吸込温度が高くなるために圧縮機が過熱により破損する恐れが生じ、さらに絞り部の直後の温度が下がり過ぎるために周囲のケーシングが結露するという問題が生じるので、好ましくない。したがって、上記電動弁の絞り部の冷媒流路である各冷媒流路21のそれぞれの最小断面積の合計が0.30mm2〜0.47mm2であるのが好ましい。
【0037】
上記第1実施形態では、弁座12のテーパ面12aに、絞り部の冷媒流路21と気泡破壊手段の一例としての粗面21aを形成したが、絞り部の冷媒流路と気泡破壊手段は、弁体のテーパ面に形成してもよく、絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成され、気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよい。
【0038】
(第2実施形態)
図7はこの発明の第2実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図であり、図8は上記電動弁の絞り部の冷媒流路を斜め上方から見た図である。この電磁弁は、第1実施形態の電磁弁と同様に図1に示す空気調和機に用いられ、弁座のテーパ面の溝形状を除いて図2(a),(b)に示す電動弁と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
【0039】
図7に示すように、弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに8本の冷媒流路41を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成している。また、図8に示すように、冷媒流路41は半円形の断面形状をしており、冷媒流路41の全長にわたって同一断面形状をしている。なお、冷媒流路の断面形状は半円形に限らず、三角形や四角形等でもよいし、冷媒流路の全長にわたって同一断面形状でなくともよい。また、上記電動弁6の絞り部の冷媒流路41の内面に気泡破壊手段の一例としての凹部42を設けている。
【0040】
このように、上記絞り部の冷媒流路41の内面において、気泡破壊手段としての冷媒流路41と交差するように設けられた凹部42の冷媒流路41側の開口に角が形成されることにより、その角(特に下流側)で冷媒流路21を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減することができ、低騒音化に最適な電磁弁を実現することができる。
【0041】
また、上記第1実施形態の電動弁と同様、上記電動弁の絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができると共に、上記絞り部の冷媒流路41が弁座12に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減することができる。
【0042】
上記第2実施形態では、弁座のテーパ面12aに設けられた8本の冷媒流路41の全てにその冷媒流路41の両側にそれぞれ3つの凹部42を設けたが、全ての冷媒流路に設けなくともよく、凹部の形状や数は冷媒流路の本数や形状などに応じて適宜設定してよい。
【0043】
上記第2実施形態では、弁座12のテーパ面12aに、絞り部の冷媒流路41と気泡破壊手段の一例としての凹部42とを形成したが、絞り部の冷媒流路と気泡破壊手段は、弁体のテーパ面に形成してもよく、絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成され、気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよい。
【0044】
(第3実施形態)
図9はこの発明の第3実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図であり、図10は上記電動弁の絞り部の冷媒流路を斜め上方から見た図である。この電磁弁は、第1実施形態の電磁弁と同様に図1に示す空気調和機に用いられ、弁座のテーパ面の溝形状を除いて図2(a),(b)に示す電動弁と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
【0045】
図9に示すように、弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに8本の冷媒流路51を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成している。また、図10に示すように、冷媒流路51は半円形の断面形状をしており、冷媒流路51の全長にわたって同一断面形状をしている。なお、冷媒流路の断面形状は半円形に限らず、三角形や四角形等でもよいし、冷媒流路の全長にわたって同一断面形状でなくともよい。上記弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに、冷媒流路51と交差するように気泡破壊手段の一例としての円形の3つの溝52を設けている。上記円形の3つの溝52は、弁座12の中心と中心が略一致する同心円であり、絞り部の隣接する冷媒流路51間を接続している。
【0046】
このように、上記絞り部の冷媒流路51の内面において、気泡破壊手段としての冷媒流路51と交差するように設けられた円形の3つの溝52の端の冷媒流路51側の開口に角が形成されることにより、その角(特に下流側)で冷媒流路51を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減することができ、低騒音化に最適な電磁弁を実現することができる。
【0047】
また、上記円形の3つの溝52が冷媒流路51に直交するように設けられていることによって、加工が容易になると共に、冷媒流路51の溝52が直交する部分の両側の開口の角で冷媒中の気泡を細かくするので、高い消音効果が得られる。
【0048】
また、上記第1実施形態の電動弁と同様、上記電動弁の絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができると共に、上記絞り部の冷媒流路51が弁座12に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減することができる。
【0049】
上記第3実施形態では、弁座12のテーパ面12aに、絞り部の冷媒流路51と気泡破壊手段の一例としての円形の溝52とを形成したが、絞り部の冷媒流路と気泡破壊手段は、弁体のテーパ面に形成してもよく、絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成され、気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよい。
【0050】
(第4実施形態)
図11はこの発明の第4実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。この電磁弁は、第1実施形態の電磁弁と同様に図1に示す空気調和機に用いられ、弁座のテーパ面の溝形状を除いて図2(a),(b)に示す電動弁と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
【0051】
図11に示すように、弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに8本の冷媒流路61を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成している。また、冷媒流路61は半円形の断面形状をしており、冷媒流路61の全長にわたって同一断面形状をしている。なお、冷媒流路の断面形状は半円形に限らず、三角形や四角形等でもよいし、冷媒流路の全長にわたって同一断面形状でなくともよい。上記電動弁6の絞り部の冷媒流路61の内面に、冷媒流路61と交差するように気泡破壊手段の一例としての複数の円弧形状の溝62を設けている。上記複数の円弧形状の溝62は、弁座12の中心と中心が略一致する同心円の一部であり、隣接する冷媒流路61間の対向する2つの領域を除いて他の隣接する冷媒流路61間を接続している。
【0052】
このように、上記絞り部の冷媒流路61の内面において、気泡破壊手段としての冷媒流路61と交差するように設けられた複数の円弧形状の溝62の端の冷媒流路61側の開口に角が形成されることにより、その角(特に下流側)で冷媒流路61を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減することができ、低騒音化に最適な電磁弁を実現することができる。
【0053】
また、上記複数の円弧形状の溝62が冷媒流路61に直交するように設けられていることによって、加工が容易になると共に、冷媒流路61の溝62が直交する部分の両側の開口の角で冷媒中の気泡を細かくするので、高い消音効果が得られる。
【0054】
また、上記第1実施形態の電動弁と同様、上記電動弁の絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができると共に、上記絞り部の冷媒流路61が弁座12に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減することができる。
【0055】
上記第4実施形態では、弁座12のテーパ面12aに、絞り部の冷媒流路61と気泡破壊手段の一例としての複数の円弧形状の溝62とを形成したが、絞り部の冷媒流路と気泡破壊手段は、弁体のテーパ面に形成してもよく、絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成され、気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよい。
【0056】
(第5実施形態)
図12はこの発明の第5実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。この電磁弁は、第1実施形態の電磁弁と同様に図1に示す空気調和機に用いられ、弁座のテーパ面の溝形状を除いて図2(a),(b)に示す電動弁と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
【0057】
図11に示すように、弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに8本の冷媒流路71を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成している。また、冷媒流路71は半円形の断面形状をしており、冷媒流路71の全長にわたって同一断面形状をしている。なお、冷媒流路の断面形状は半円形に限らず、三角形や四角形等でもよいし、冷媒流路の全長にわたって同一断面形状でなくともよい。上記弁座12(図2に示す)のテーパ面12aに、冷媒流路71と交差するように気泡破壊手段の一例としての複数の円弧形状の溝72を形成している。上記複数の円弧形状の溝72は、弁座12の中心と一致しない円弧であり、絞り部の隣接する冷媒流路71間を接続している。
【0058】
このように、上記絞り部の冷媒流路71の内面において、気泡破壊手段としての冷媒流路71と交差するように設けられた複数の円弧形状の溝72の端の冷媒流路71側の開口に角が形成されることにより、その角(特に下流側)で冷媒流路71を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減することができ、低騒音化に最適な電磁弁を実現することができる。
【0059】
また、上記第1実施形態の電動弁と同様、上記電動弁の絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができると共に、上記絞り部の冷媒流路71が弁座12に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減することができる。
【0060】
上記第5実施形態では、弁座12のテーパ面12aに、絞り部の冷媒流路71と気泡破壊手段の一例としての複数の円弧形状の溝72とを形成したが、絞り部の冷媒流路と気泡破壊手段は、弁体のテーパ面に形成してもよく、絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成され、気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよい。
【0061】
上記第1〜第5実施形態では、空気調和機に用いられた電磁弁について説明したが、空気調和機に限らず、他の冷媒回路を有する装置に用いられる電磁弁にこの発明を適用してもよい。
【0062】
また、上記第1〜第5実施形態では、上記絞り部の長手方向が直線状の冷媒流路を周方向に所定の間隔をあけて放射状に形成したが、冷媒流路の長手方向は直線状に限らず、湾曲した冷媒流路でもよいし、周方向に等間隔に形成しなくともよく、冷媒流路の形状,配置は、弁構造などに応じて適宜設定すればよい。
【0063】
また、図13は上記空気調和機の冷媒回路において、電動弁6の上流側(除湿運転時)に配置されるフィルタ40の一部とそれを拡大した図を示しており、フィルタ80は、金属線81を用いて格子状の網目を形成している。通常、室内温度を下げずに除湿を行う空気調和機に用いられる電動弁6の上流側には、1インチあたり100マス(いわゆる100メッシュ)のフィルタが用いられている。したがって、このフィルタ80において、金属線41の太さを0.1mmとし、網目のピッチを0.254mmとすると、直径0.154mmまでの異物がマス目を通過可能である。したがって、電動弁6の絞り部の冷媒流路(図2,図3に示す冷媒流路21)の内接する円の径が最小となる断面では内接円の径を0.16mm以上とすることによって、フィルタを通過した異物が絞り部の冷媒流路を容易に通過できるので、絞り部の詰まりを防止することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上より明らかなように、請求項1の発明の電磁弁は、弁閉鎖状態において絞り作用が働く絞り部を有する電磁弁であって、上記絞り部の冷媒流路を流れる冷媒中の気泡を破壊する気泡破壊手段を有するものである。
【0065】
したがって、請求項1の発明の電磁弁によれば、上記絞り部の冷媒流路の内面の気泡破壊手段により、上記絞り部の冷媒流路を通る冷媒中の気泡を破壊するので、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができる。
【0066】
また、請求項2の発明の電磁弁によれば、請求項1の電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路の内側に設けられた粗面の微細な凹凸により、上記絞り部の冷媒流路を通る冷媒中の気泡を効果的に破壊できる。
【0067】
また、請求項3の発明の電磁弁によれば、請求項1の電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路と交差するように設けられた溝(または冷媒流路の内面に設けられた凹部)の冷媒流路側の開口に角が形成されることにより、その角で冷媒流路を通る冷媒中の気泡を容易に破壊できる。
【0068】
また、請求項4の発明の電磁弁によれば、請求項1の電磁弁において、上記絞り部の隣接する冷媒流路間を接続する溝の端の冷媒流路側の開口に角が形成されることにより、その角で冷媒流路を通る冷媒中の気泡を容易に破壊でき、高い消音効果が得られると共に、冷媒流路間を接続する溝を介して冷媒流路間で冷媒が混ざりあって均一化を促進できる。
【0069】
また、請求項5の発明の電磁弁によれば、上記気泡破壊手段である溝を、上記絞り部の隣接する冷媒流路に直交するように設けることによって、加工が容易になると共に、溝が直交する冷媒流路の両側の開口の角で冷媒中の気泡を細かくすることができるので、高い消音効果が得られる。
【0070】
また、請求項6の発明の電磁弁によれば、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路を8以上とすることによって、簡単な構成で冷媒通過音を低減でき、空気調和機の低騒音化に最適な電磁弁を提供することができる。
【0071】
また、請求項7の発明の電磁弁によれば、請求項1乃至6のいずれか1つの電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路を、弁体または弁座のいずれか一方に周方向に略等間隔に形成することによって、冷媒流の偏りなく効果的に気泡を細かくして冷媒通過音を低減できる。
【0072】
また、請求項8の発明の電磁弁によれば、請求項1乃至6のいずれか1つの電磁弁において、上記絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていると共に、上記気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていることにより、弁閉鎖状態になると、弁体または弁座のいずれか一方に形成された冷媒流路(例えば溝)と、弁体または弁座のいずれか他方の対向する面とで容易に絞り部を形成できる。さらに、上記冷媒流路が弁体または弁座のいずれに形成されていても、上記気泡破壊手段が弁体または弁座のいずれか一方に形成されていればよく、製作の自由度が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の電磁弁を用いた空気調和機の回路図である。
【図2】図2(a),(b)は上記電動弁の構成を示す断面図である。
【図3】図3は上記電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。
【図4】図4(a)は上記電動弁の絞り部の冷媒流路を斜め上方から見た図であり、図4(b)は図4(a)に示す冷媒流路を側方から見た図を示している。
【図5】図5は上記電磁弁の絞り部の冷媒流路の本数と騒音値の関係を示す図である。
【図6】図6は上記電動弁の絞り部の8本の冷媒流路の最小断面積の合計を変えたときの冷媒流量と騒音値の測定結果を示す図である。
【図7】図7はこの発明の第2実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。
【図8】図8は上記電動弁の絞り部の冷媒流路を斜め上方から見た図である。
【図9】図9はこの発明の第3実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。
【図10】図10は上記電動弁の絞り部の冷媒流路を斜め上方から見た図である。
【図11】図11はこの発明の第4実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。
【図12】図12はこの発明の第5実施形態の電磁弁の8本の冷媒流路が形成された弁座のテーパ面を示す図である。
【図13】図13は上記電動弁の上流側に配置されるフィルタの一部を示す図とその拡大図である。
【図14】図14は従来の電動弁の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、
2…四路弁、
3…室外熱交換器、
4…膨張弁、
5…第1室内熱交換器、
6…電磁弁、
7…第2室内熱交換器、
8…室外ファン、
9…室内ファン、
11…円筒部、
11a…入口、
11b…出口、
12…弁座、
12a…テーパ面、
13…弁体、
13a…軸部、
13b…テーパ面、
14…ガイド部、
15…コイルバネ、
16…プランジャ、
17…電磁ガイド、
18…電磁コイル、
19…弁室、
20…弁本体、
21,41,51,61,71…冷媒流路、
21a…粗面、
30…開閉機構、
42…凹部、
52,62,72…溝。
Claims (8)
- 弁閉鎖状態において絞り作用が働く絞り部を有する電磁弁であって、
上記絞り部の冷媒流路(21,41,51,61,71)を流れる冷媒中の気泡を破壊する気泡破壊手段を有することを特徴とする電磁弁。 - 請求項1に記載の電磁弁において、
上記気泡破壊手段は、上記冷媒流路(21,41,51,61,71)の内面に設けられた微細な凹凸からなる粗面(21a)であることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1に記載の電磁弁において、
上記気泡破壊手段は、上記絞り部の冷媒流路(51,61,71)と交差するように設けられた溝(52,62,72)または上記絞り部の冷媒流路(41)の内面に設けられた凹部(42)であることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1に記載の電磁弁において、
上記気泡破壊手段は、上記絞り部の隣接する冷媒流路(51,61,71)間を接続する溝(52,62,72)であることを特徴とする電磁弁。 - 請求項4に記載の電磁弁において、
上記気泡破壊手段である上記溝(52,62)は、上記絞り部の隣接する冷媒流路(51,61)に直交するように設けられていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の電磁弁において、
上記絞り部の冷媒流路(21,41,51,61,71)が8以上であることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の電磁弁において、
上記絞り部の冷媒流路(21,41,51,61,71)は、弁体または弁座のいずれか一方に周方向に略等間隔に形成されていることを特徴とする電磁弁。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の電磁弁において、
上記絞り部の冷媒流路は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていると共に、
上記気泡破壊手段は、弁体または弁座のいずれか一方に形成されていることを特徴とする電磁弁。
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