JP2001041611A - 空気調和機 - Google Patents
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- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
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Abstract
時における除湿性能の向上及び消費電力量の低減を図る
と共に、除湿絞り装置で発生する冷媒流動音の低減、ゴ
ミ等による絞り通路の詰まりを防止すること。 【解決手段】冷凍サイクルを有する空気調和機におい
て、利用側熱交換器を熱的に2分割してその間に除湿絞
り装置6を設け、この除湿絞り装置は、第1冷媒通路2
3と第2冷媒通路24とを結ぶ第3冷媒通路21を弁座
20で形成し、第3冷媒通路21の開閉を行う弁体15
を有し、弁体15が弁座20に当接したときに弁体その
間に絞り通路28a、28bを独立して複数段に形成し
た形成する。
Description
り、特に絞り装置を有する冷凍サイクルを備えた空気調
和機に好適なものである。
105672号公報に示されているように、冷凍サイク
ルにより室温の低下を防ぎながら除湿を行う除湿運転が
可能な空気調和機において、冷房運転あるいは暖房運転
での性能低下を防ぎつつ、除湿運転時に除湿絞り装置で
発生する冷媒流動音を低減するために、利用側熱交換器
を二分割し、その間に除湿運転時に使用する除湿絞り装
置を設けた冷凍サイクルとし、除湿絞り装置として、弁
棒と弁座との隙間で形成される主冷媒通路と、この他に
高圧側の冷媒流路と低圧側の冷媒流路とをつなぐ副冷媒
通路を弁棒内に設けるものが公知である(従来技術
1)。
11−51514号公報に示されているように、利用側
熱交換器を二分割し、その間に除湿運転時に使用する除
湿絞り装置を設けた冷凍サイクルにおいて、図32に示
すような除湿絞り装置6を用いることが案出されてい
る。即ち、この除湿絞り装置6は、第1の利用側熱交換
器に連通した第1の冷媒通路23と、前記第2の利用側
熱交換器に連通した第2の冷媒通路24と、第1の冷媒
通路23と第2の冷媒通路24とを結ぶ第3の冷媒通路
である弁座通路21を形成する弁座20と、この弁座2
0に接触離間することによって弁座通路21の開閉を行
う弁体15とを有し、弁体15が弁座20に当接して弁
座通路21を閉じたときに弁体15と弁座20との壁面
で囲まれた絞り通路28を形成し、弁体15が弁座から
離れて弁座通路21を開いたときに絞り通路28が弁座
通路21と一体になってその一部をなすようにしたもの
である(従来技術2)。
術1及び2のものにおいては、除湿運転時における除湿
性能の向上及び消費電力量の低減を図ろうとすると、除
湿絞り装置における冷媒流動音が増大したり、さらに従
来技術1のものにおいてはゴミ詰まりによる除湿性能の
低下及び弁棒又は弁体のロックの可能性が増大するとい
う問題が生ずる。
減を図るために、除湿絞り装置の絞り量を増大して蒸発
温度を低下させることが考えられるが、絞り量を増大す
る方法としては、従来技術1のものにおいては弁棒と弁
座との隙間で形成される主冷媒通路及び弁棒内に設けら
れる複冷媒通路の通路断面積を小さくすること、一方、
従来技術2のものにおいては弁体と弁座の壁面で囲まれ
た絞り通路の通路断面積を小さくすることが考えられ
る。しかし、このように絞り通路の通路断面積を単に小
さくすれば、除湿絞り装置における冷媒流動音の増大、
さらに従来技術1のものにおいてはゴミ詰まり等による
除湿性能の低下及び弁棒又は弁体のロックの可能性の増
大を招いてしまうものである。
時における除湿性能の向上及び消費電力量の低減を図る
と共に、除湿絞り装置で発生する冷媒流動音の低減、ゴ
ミ等による絞り通路の詰まりを防止することができる空
気調和機を提供することにある。
の本発明の第1の特徴は、圧縮機、熱源側熱交換器、四
方弁、減圧装置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷
凍サイクルを形成し、前記利用側熱交換器を熱的に2分
割して第1の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器と
し、前記第1の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器
との間に除湿絞り装置を設け、除湿運転時には、前記除
湿絞り装置により、上流側となる前記第1の利用側熱交
換器を凝縮器とし、下流側となる前記第2の利用側熱交
換器を蒸発器とし、前記除湿絞り装置は、前記第1の利
用側熱交換器に連通した第1の冷媒通路と、前記第2の
利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路と、弁座によ
り形成された前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路
とを結ぶ第3の冷媒通路と、前記弁座に接触離間するこ
とによって前記第3の冷媒通路の開閉を行う弁体とを有
し、前記弁体が前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路
を閉じたときに前記弁体と前記弁座との壁面で囲まれた
絞り通路を形成し、前記弁体が前記弁座から離れて前記
第3の冷媒通路を開いたときに前記絞り通路が前記第3
の冷媒通路と一体になってその一部をなし、前記弁体が
前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに
形成される絞り通路を独立して複数段に形成したことに
ある。
交換器、四方弁、減圧装置及び利用側熱交換器を配管で
接続して冷凍サイクルを形成し、前記利用側熱交換器を
熱的に2分割して第1の利用側熱交換器と第2の利用側
熱交換器とし、前記第1の利用側熱交換器と第2の利用
側熱交換器との間に除湿絞り装置を設け、除湿運転時に
は、前記除湿絞り装置により、上流側となる前記第1の
利用側熱交換器を凝縮器とし、下流側となる前記第2の
利用側熱交換器を蒸発器とし、前記除湿絞り装置は、前
記第1の利用側熱交換器に連通した第1の冷媒通路と、
前記第2の利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路
と、弁座により形成された前記第1の冷媒通路と前記第
2の冷媒通路とを結ぶ第3の冷媒通路と、前記弁座に複
数段に接触離間することによって前記第3の冷媒通路の
開閉を行う弁体とを有し、前記弁体が前記弁座に複数段
に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに前記弁体
と前記弁座との間に絞り通路を有するように前記弁体及
び前記弁座の少なくとも一方に切り込み溝を形成し、前
記弁体が前記弁座から離れて前記第3の冷媒通路を開い
たときに前記絞り通路が前記第3の冷媒通路と一体にな
ってその一部をなし、前記弁体が前記弁座に当接して前
記第3の冷媒通路を閉じたときに形成される絞り通路を
独立して複数段となるように各絞り通路の間に全周にわ
たって接続通路を形成したことにある。
交換器、四方弁、減圧装置及び利用側熱交換器を配管で
接続して冷凍サイクルを形成し、前記利用側熱交換器を
熱的に2分割して第1の利用側熱交換器と第2の利用側
熱交換器とし、前記第1の利用側熱交換器と第2の利用
側熱交換器との間に除湿絞り装置を設け、除湿運転時に
は、前記除湿絞り装置により、上流側となる前記第1の
利用側熱交換器を凝縮器とし、下流側となる前記第2の
利用側熱交換器を蒸発器とし、前記除湿絞り装置は、前
記第1の利用側熱交換器に連通した第1の冷媒通路と、
前記第2の利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路
と、弁座により形成された前記第1の冷媒通路と前記第
2の冷媒通路とを結ぶ第3の冷媒通路と、前記弁座に複
数段に接触離間することによって前記第3の冷媒通路の
開閉を行う弁体とを有し、前記弁体の傾斜面が前記弁座
に2段に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに前
記弁体と前記弁座との間に絞り通路を有するように前記
弁体及び前記弁座の少なくとも一方に複数の切り込み溝
を形成し、前記弁体が前記弁座から離れて前記第3の冷
媒通路を開いたときに前記絞り通路が前記第3の冷媒通
路と一体になってその一部をなし、前記弁体が前記弁座
に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに形成され
る絞り通路を独立して2段となるように各絞り通路の間
に全周にわたって接続通路を形成したことにある。
目の切り込み溝及び2段目の切り込み溝を前記第1の冷
媒通路への冷媒流入方向に対して対称に設けた構成にし
たことにある。
交換器、四方弁、減圧装置及び利用側熱交換器を配管で
接続して冷凍サイクルを形成し、前記利用側熱交換器を
熱的に2分割して第1の利用側熱交換器と第2の利用側
熱交換器とし、前記第1の利用側熱交換器と第2の利用
側熱交換器との間に除湿絞り装置を設け、除湿運転時に
は、前記除湿絞り装置により、上流側となる前記第1の
利用側熱交換器を凝縮器とし、下流側となる前記第2の
利用側熱交換器を蒸発器とし、前記除湿絞り装置は、前
記第1の利用側熱交換器に連通した第1の冷媒通路と、
前記第2の利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路
と、弁座により形成された前記第1の冷媒通路と前記第
2の冷媒通路とを結ぶ第3の冷媒通路と、前記弁座に接
触離間することによって前記第3の冷媒通路の開閉を行
う弁体とを有し、前記弁体が前記弁座に当接して前記第
3の冷媒通路を閉じたときに前記弁体と前記弁座との壁
面で囲まれた絞り通路を形成し、前記弁体が前記弁座か
ら離れて前記第3の冷媒通路を開いたときに前記絞り通
路が前記第3の冷媒通路と一体になってその一部をな
し、前記弁体が前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路
を閉じたときに形成される絞り通路を独立して複数段に
形成し、除湿運転の異常状態を検出する検出手段を設
け、この検出手段の検出信号に基づいて前記除湿絞り装
置の前記弁体と前記弁座とを離間することによって前記
第3の冷媒通路を開にするように前記冷凍サイクルを制
御する構成にしたことにある。
用者が入力可能な入力手段を設け、この入力手段で入力
された信号に基づいて前記圧縮機を可変速する構成にし
たことにある。
交換器、四方弁、減圧装置及び利用側熱交換器を配管で
接続して冷凍サイクルを形成し、前記熱源側熱交換器と
前記利用側熱交換器との間に前記減圧装置を設け、前記
減圧装置は、前記熱源側熱交換器に連通した第1の冷媒
通路と、前記利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路
と、前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路とを結ぶ
第3の冷媒通路を形成する弁座と、この弁座との間隙変
化することによって前記第3の冷媒通路の絞り抵抗の調
節を行う弁体とを有し、前記弁体と前記弁座とにより前
記第3の冷媒通路で形成される絞り通路を独立して複数
段に形成したことにある。
記冷凍サイクル中に使用する冷媒をHFC407C、H
FC410AなどのHFC系冷媒またはプロパン、イソ
ブタンなどの自然系冷媒としたことにある。
いて説明する。なお、各実施例の図における同一符号は
同一物または相当物を示す。
て説明する。
和機の構成図である。図1において、1は圧縮機、2は
四方弁、3は熱源側熱交換器を構成する室外熱交換器、
4は減圧装置を構成する絞り装置、5a、5bは利用側
熱交換器を構成する室内熱交換器、6は除湿絞り装置、
7は室外ファン、8は室内ファン、9は主絞り装置、1
0は二方弁であり、これらにより冷凍サイクルが構成さ
れている。
外熱交換器3と絞り装置4と室内熱交換器とが順に冷媒
配管で接続されて形成されている。室内熱交換器は2つ
の室内熱交換器5a、5bに分割されている。除湿絞り
装置6はそれらの間に設けられている。そして、室外熱
交換器3に室外空気を送風するように室外ファン7が設
けられ、室内熱交換器5a、5bに室内空気を送風する
ように室内ファン8が設けられている。
時とで、この冷凍サイクルでの冷媒の流れ方向を切り換
えるためのものである。図1において、実線矢印は冷房
運転時の冷媒の流れ方向を、破線矢印は暖房運転時の冷
媒の流れ方向を、一点鎖線矢印は除湿運転時の冷媒の流
れ方向を各々示している。
外熱交換器3で外気から効果的に吸熱が行われるよう
に、また、冷房運転時には、室内熱交換器5a、5bで
室内の空気から効果的に吸熱が行われるように、各々冷
媒を減圧する作用をなし、除湿運転時には、かかる減圧
作用が生じないようにするものである。このため、絞り
装置4は、主絞り装置9と二方弁10とが並列に配列さ
れてなる構成をなしており、暖房、冷房運転時には、二
方弁10が閉じて冷媒が主絞り装置9を通過するよう
し、除湿運転時には、二方弁10が開いて冷媒がこの二
方弁10を通過するように制御される。なお、この絞り
装置4は、一つの膨張弁としてもよく、例えば、冷房運
転時、暖房運転時では絞りとして機能し、除湿運転時の
場合は全開の状態で使用してもよい。
は、開状態にあって、低圧力損失の冷媒通路となり、冷
媒をそのまま通過させ、また、除湿運転時には、絞り弁
として作用する。即ち、暖房運転時には、室外熱交換器
3が室外空気から吸熱を行う蒸発器となるのに対し、室
内熱交換器5a、5bが室内に放熱する凝縮器となり、
冷房運転時には、室外熱交換器3が凝縮器となり、室内
熱交換器5a、5bが室内空気から吸熱する蒸発器とな
る。そして、除湿運転時には、室外熱交換器3が、冷房
運転と同様、凝縮器となり、除湿絞り装置6が絞り弁と
しての作用をすることから、上流側の室内熱交換器5a
が室内空気に放熱する凝縮器となり、下流側の室内熱交
換器5bが室内空気から吸熱する蒸発器となる。ここ
で、室内熱交換器5bが吸熱することにより、室内空気
が冷却されて除湿が行われるが、この空気の冷却を補償
するように、室内熱交換器5aで放熱が行われて室内空
気が暖められ、この冷却された空気と暖められた空気と
が混合されて室内に吹き出されることにより、室温を下
げることなく除湿が行われ、快適な除湿効果が得られる
のである。
実施例の除湿絞り装置の除湿運転時の縦断面図、図3は
図2の除湿絞り装置の暖房運転時又は冷房運転時の縦断
面図である。図2及び図3において、11は電磁コイ
ル、12は電磁ガイド、13はプランジャ、14は緩衝
材、15は弁体、16はバネ、17はストッパ、18は
弁本体、18aは筒状部、19は切り込み溝、20は弁
座、21は第3の冷媒通路を構成する弁座通路、23は
第1の冷媒通路構成する弁室、24は第2の冷媒通路を
構成する弁室、25、26は冷媒配管、27a、27b
は弁体端面である。
けられ、弁室23に室内熱交換器5aからの冷媒配管2
5が連結され、弁室24に室内熱交換器5bからの冷媒
配管26が連結されている。除湿運転時には、弁室23
が冷媒の高圧側となり、弁室24が冷媒の低圧側とな
る。この弁室23内には、弁体15が上下方向に移動可
能に設けられている。
が一体に設けられている。この筒状部18aの内部に
は、上部に電磁ガイド12が設けられ、下部にストッパ
17が設けられている。これらの間には、弁体15と一
体となったプランジャ13が配置されている。このプラ
ンジャ13は、筒状をなしており、この筒状部が電磁ガ
イド12の突出部と筒状部18aとの間に上下動可能に
配置されている。電磁ガイド12でのプランジャ13の
先端部に対向する部分には、緩衝材14が設けられてお
り、電磁ガイド12のこの緩衝材14が設けられた部分
がプランジャ13に対する他方のストッパとなってい
る。また、このプランジャ13は、ストッパ17に固定
されたバネ16によって上方、即ち、電磁ガイド12の
方向に付勢されている。さらに、筒状部18aの外面側
には、電磁コイル11が設けられている。
出した弁座20(図2中の破線部分)が形成されてい
る。この弁座20は、弁室23と24とを結ぶ弁座通路
21を形成する。
よりも若干大きい外径を有する筒状をなしており、かつ
その下端面は階段状となっており、また弁体端面27a
には、複数の切り込み溝19が設けられている。
電すると、電磁ガイド12とプランジャ13との間に発
生する電磁力により、バネ16の付勢力に抗してプラン
ジャ13、従って、弁体15が押し下げられ、弁体15
の下端面27aが弁座上面21aに接触する。この状態
において、弁体15の端部27aに設けられている切り
込み溝19と弁座面21aに囲まれた領域が第1冷媒絞
り通路28aとなり、弁体端面27bと弁座段部端面2
1bとの隙間が第2冷媒絞り通路28bとなり、第1冷
媒絞り通路28aと第2冷媒絞り通路28bを接続通路
200でつなぎ、これらにより弁室23と弁室24とを
連通する。接続通路200は、弁座20の段部内側に全
周にわたって大きく形成されている。
記の電磁力がなくなるため、弁体15はバネ16の付勢
力によって持ち上げられ、図3に示すように、弁体15
が弁座20と離れる。
座通路21が開き、第1冷媒絞り通路28aと第2冷媒
絞り通路28bはこの弁座通路21と一体になってその
一部を構成する。これにより、弁室23と24は弁座通
路21によって連通する。
具体例は、少なくとも弁室24の径D1と出口配管26
の径D2が同等以上であれば、弁体15の全開時では、
弁室23から弁室24への曲がりに伴う圧力降下による
損失が生ずるのみであって、低圧力損失の冷媒通路を形
成することになり、また、弁体15の全閉時では、第1
冷媒絞り通路28aと第2冷媒絞り通路28bが形成さ
れて、必要な圧力降下をもたらすことになる。
転、冷房運転および除湿運転時の動作を説明する。
の通電を行わず、図3に示すように除湿絞り装置の弁体
15は上方に持ち上げられた状態にあって、弁室23、
24とが広い面積の弁座通路21で連通する。暖房運転
時には、冷媒が室内熱交換器5bから、図2及び図3の
矢印とは逆方向に、冷媒配管26、弁室24、弁座通路
21、弁室23を通って冷媒配管25に流れ、室内熱交
換器5aに送られる。このとき、室外熱交換器3は蒸発
器として動作し、これら室内熱交換器5a、5bは凝縮
器として動作する。また、冷房運転時には、冷媒が室内
熱交換器5aから、図2及び図3の矢印方向に、冷媒配
管25、弁室23、弁座通路21、弁室24を通って冷
媒配管26に流れ、室内熱交換器5bに送られる。この
とき、室外熱交換器3は凝縮器として動作し、これら室
内熱交換器5a、5bは蒸発器として動作する。
を行い、除湿絞り弁内の弁体15を弁座20に接触させ
て、弁座通路21を閉鎖し、弁体15に設けられた切り
込み溝19と弁座面21aとで囲まれた領域を第1冷媒
絞り通路28aとして形成し、弁体端面27bと弁座面
21bとで囲まれた領域を第2冷媒絞り通路28bとし
て形成し、第1冷媒絞り通路28aと第2冷媒絞り通路
28bを接続通路200で接続し、これらを介して弁室
23、24が連通される。このとき、冷媒は、冷房運転
と同様の矢印方向に、冷媒配管25から弁室23、第1
冷媒絞り通路28a、第1冷媒絞り通路28aと第2冷
媒絞り通路28bとの接続通路200、第2冷媒絞り通
路28b、弁室24及び冷媒配管26を通して流れ、こ
れらの冷媒絞り通路28a、28bによって適正な圧力
まで減圧される。その結果、弁室23が高圧側となり、
弁室24が低圧側となる。そして、このときには、室外
熱交換器3が凝縮器であり、室内熱交換器5aが凝縮器
(再熱器)として、また、室内熱交換器5bが蒸発器
(冷却器)として動作する。
室内空気を冷却しながら除湿を行うが、室内熱交換器5
aで室内空気を加熱することになり、従って、室温の低
下を防ぎながら除湿する除湿運転を行うことが可能とな
る。
室外熱交換器3での凝縮能力を変えることにより、ある
いは圧縮機1の回転数を可変とし、圧縮機1の能力を変
えることにより、室内熱交換器5aでの凝縮能力、即
ち、放熱量を変えて、室内ファン8による吹き出し空気
の温度を冷房気味から暖房気味までの広い範囲にわたっ
て制御することが可能である。
ら見て上下に並べ、室内ファン8により、室内空気を室
内熱交換器5aと室内熱交換器5bとに分けて流す他
に、室内熱交換器5a、5bを室内からみて前後に並
べ、室内ファン8により室内空気を室内熱交換器5b側
から室内熱交換器5a側に流すようにしても良い。
例では、室温の低下を防ぎながら除湿する除湿運転の特
性と除湿性能は維持しつつ、さらに、除湿絞り装置6で
発生する冷媒流動音の低減を図ることができる。
て、除湿性能の向上、消費電力量の低減及び冷媒流動音
の低減を合わせて達成できる点について、図4〜図12
を用いて説明する。
おいて、蒸発器として使用する室内熱交換器5b内の冷
媒の温度、即ち蒸発温度を下げる方法がある。また、一
般に蒸発温度を下げる方法として、圧縮機1の回転数を
増す方法、除湿絞り装置6の絞り量を大きくする方法、
及び室外ファン7の回転数を増して風量を増やし室外熱
交換器3の凝縮圧力を下げる方法等がある。
ける圧縮機の回転数と室内熱交換器の蒸発温度との関係
を説明する特性図である。特性線30は除湿絞り装置6
の除湿絞り量がある値の時の特性を示すものであり、特
性線32はこの値よりも除湿絞り量が大きいときの特性
を示すものである。図4から明らかなように、除湿絞り
装置6の除湿絞り量を大きくすれば、同一蒸発温度なら
ば圧縮機1の回転数を低く又は同一圧縮機回転数ならば
室内熱交換器5bの蒸発温度を低くすることができる。
ける圧縮機の回転数と室内熱交換器の除湿量との関係を
説明する特性図である。特性線35は除湿絞り装置6の
除湿絞り量がある値の時の特性を示すものであり、特性
線37はこの値よりも除湿絞り量が大きいときの特性を
示すものである。図5から明らかなように、除湿絞り装
置6の除湿絞り量を大きくすれば、同一除湿量ならば圧
縮機1の回転数を低く又は同一圧縮機回転数ならば室内
熱交換器5bの除湿量を増加することができる。
ける圧縮機の回転数と冷凍サイクル内を流れる冷媒の単
位時間あたりの冷媒流量の関係を説明する特性図であ
る。その特性線40から明らかなように、圧縮機1の回
転数を低くすれば、冷媒流量も低減することができる。
ける単位時間あたりの冷媒流量とこの冷媒流が持つ運動
エネルギの関係を説明する特性図である。この特性線4
3から明らかなように、冷媒流量を低減すれば、運動エ
ネルギも低減するすることができる。
ける冷媒流量の持つ運動エネルギと冷媒流動音の騒音レ
ベルの関係を説明する特性図である。この特性線46か
ら明らかなように、運動エネルギを低減すれば、冷媒流
動音の騒音レベルも比例して低減することができる。
ける圧縮機の回転数と空気調和機の消費電力量の関係を
説明する特性図である。その特性線49から明らかなよ
うに、圧縮機1の回転数を低くすれば、空気調和機の消
費電力を低減することができる。
おける圧縮機の回転数と冷媒流動音との関係を説明する
特性図である。特性線163は除湿絞り装置が図32に
示す従来の1段階の絞り通路で構成された場合であり、
特性線160が除湿絞り装置が図2に示す本発明の2段
階の絞り通路で構成された場合である。
度を下げて除湿性能を高めるために、単に圧縮機の回転
数を増すと、冷媒流量が増加して運動エネルギが大きく
なり、冷媒流動音が大きくなる。また、蒸発温度を下げ
て除湿性能を高めるために、室外ファン7の回転数を増
加させて室外熱交換器3での風量を増すと、凝縮圧力が
下がり、室内熱交換器5aで室内空気を加熱するための
加熱量が減り、室内ファン8によって室内に吹き出され
る空気温度が下がる傾向があり、除湿運転を行うと、室
温が下がってしまうものである。
高めるために、本発明の第1実施例のように、除湿絞り
装置6の除湿絞り量を大きくすることにより、除湿能力
を高めるばかりでなく、冷媒流動音と消費電力をも低減
することができるものである。この点をさらに具体的に
説明する。
ら除湿絞り装置6の除湿絞り量を大きくして、特性32
の状態にしたとすると、同じ圧縮機1の回転数N1に対
して、蒸発温度が特性線30上の点31でのB1から特
性線32上の点33でのB2に低下する。また、同じ蒸
発温度B1に保持するものとすると、特性線30の点3
1から特性線32の点34に移り、圧縮機1の回転数を
N1からN2と低くすることができる。
ら除湿絞り装置6の除湿絞り量を大きくして、特性線3
7の状態とすると、同じ圧縮機1の回転数N1に対し
て、室内熱交換器5bの除湿量が特性線35の点36で
のH1から特性線37の点38でのH2と増加する。ま
た、同じ除湿量H1を保持するものとすると、特性線3
5の点36から特性線37の点39に移り、圧縮機1の
回転数をN1からN2と低くすることができる。
保すべき必要除湿量は決まる。従って、図5において、
そのとき確保すべき除湿量をH1とすると、除湿絞り装
置6の除湿絞り量を大きくすることにより、圧縮機1の
回転数としては、N1よりも低いN2とすることができ
る。
媒流量を減らす事になり、図6に示すように圧縮機の回
転数がN1からN2に減少したことにより、冷媒流量
は、特性線40上の点41でのG1から点42でのG2
に減少する。従って、図7において、運動エネルギが特
性線43上で点44のE1からこれよりも小さいE2に
減少し、結局、図8において、特性線46上の点47か
ら点48に移行し、冷媒流動音の騒音レベルはP1から
P2に低減できる。このように、除湿絞り装置6の除湿
絞り量を増加することにより、除湿絞り装置6および室
内熱交換器5bから発生する冷媒流動音を低減すること
ができる。
転に必要な消費電力量は、圧縮機1の回転数が低いほど
少ない。除湿絞り装置6の除湿絞り量を増加させること
で、圧縮機1の回転数をN1からN2に減じることがで
きることにより、消費電力量は、特性線49上を点50
から点51に移行し、W1からW2に低減することがで
きる。このように、除湿絞り装置6の除湿絞り量を大き
くすることにより、除湿能力を高めるばかりでなく、冷
媒流動音と消費電力量をも同時に低減することができ
る。
り装置では、冷媒絞り通路が2段階の絞り比の異なる通
路で構成されているため、同じ絞り量を確保する上で、
1段階で絞る場合よりも、1段当たりの冷媒絞り通路の
絞り量が小さくてよい。これは冷媒絞り通路の断面積を
大きくできることを意味する。このようにすることで、
冷媒絞り装置の出口での冷媒流の流速を減速する事がで
きる。
にバルブから発生する流動音の騒音レベルとバルブの出
口流速との関係を実験的に求めた特性図である。騒音レ
ベルは、バルブの出口流速の2乗に比例しているため、
この出口流速を低減させれば、その2乗で騒音レベルを
下げることができる。従って、同じ絞り量を得るため
に、1段階で減圧するよりも、2段階に分割して減圧さ
せることで、絞りの断面積を大きく設定することができ
るので、出口流速を低減できる。例えば、出口面積が2
倍になると流速は半分となり、騒音レベルが例えば6dB
低減することができる。
流量の2乗に比例して変化するから、図10において
は、圧縮機1の回転数の2乗に比例して変化することに
なる。従って、圧縮機1の回転数が高いほど、2段階の
絞り通路で構成している本発明の除湿絞り装置は、例え
ば、図10の点164におけるP3aと点161におけ
るP3bのように、従来の1段階の絞り通路の場合より
も冷媒流動音を顕著に小さくできる。
数構成を比較した図、図13は図12より圧縮機回転数
が高い場合の従来と本発明の冷媒流動音の周波数構成を
比較した図である。図12は、図10における圧縮機1
の回転数が低いN4の場合であり、太線171は本発明
の除湿絞り装置における冷媒流動音であり、細線170
は従来の除湿絞り装置の冷媒流動音である。また、図1
3は、図10における圧縮機1の回転数の高いN3の場
合であり、太線173は本発明の除湿絞り装置、細線1
72は従来の除湿絞り装置である。本発明と従来の冷媒
流動音の騒音レベルを比較すると、本発明の方が従来よ
りも圧縮機1の回転数の低い図12の場合では約2dB小
さく、また圧縮機1の回転数の高い図13の場合では約
4dB小さい。このように、冷媒の絞り通路を絞り比の異
なる絞り通路を接続し、多段階で冷媒流を減圧する絞り
通路とすることで、冷媒流動音を低減することができ
る。
いては、前述のように弁体15が全閉し、弁体15の切
り込み溝19と弁座面21aによって囲まれた領域が第
1冷媒絞り通路28a、弁体端面27bと弁座面21b
によって囲まれた領域が第2冷媒絞り通路28bとな
る。従って、図14に示すように、サイクル内の浮遊物
55が絞りである切り込み溝19に堆積した場合でも、
図15に示すように、弁体15を全開にすれば、冷媒絞
り通路28aは解除され切り込み溝19は低圧側弁室2
4と一体化するため、浮遊物55は冷媒流により流さ
れ、詰まりは解除される。また、第2冷媒絞り通路28
bにおいても同様である。
6では、弁体15の切り込み溝19も弁座面21aと上
下で接しているため、弁体15と弁座20との間に浮遊
物(ゴミやコンタミ等)が食い込みロックすることもな
く、弁体15を上に引き上げることができ、容易に、詰
まり除去ができる。
に1段階で絞る場合よりも、本発明の第1実施例例のよ
うに複数段で絞る方が、1段当たりの絞り量を小さくで
き、絞り通路の断面積を大きく出るので、ゴミ詰まりに
対してもさらに信頼性が高くなるものである。
は、冷媒絞り通路の詰まりのない信頼性の高い絞りを有
し、その結果、絞り量の大きな絞りを設けることがで
き、必要除湿量を確保するための圧縮機回転数を小さく
することができ、従って、冷媒流動音も大幅に低減でき
ると共に、消費電力量も低減することができ、室温の低
下を防ぎつつ除湿を行う除湿運転が可能な空気調和機を
提供することが可能となる。
実際に除湿運転したところ、除湿絞り装置6の絞り量を
3倍にすることができ、その結果、必要除湿量を確保す
るための圧縮機回転数を半減でき、消費電力量を半減す
ることができた。また、冷媒流量が半減することで、運
動エネルギも半減し、冷媒流動音として約5dBの低減す
ることができた。この時の除湿運転は、吹出空気温度が
室温よりも低下するのを防ぎつつ除湿を行う除湿運転で
あり、必要除湿量は確保されており、本発明の空気調和
機の目的の機能は維持されている。
0に当接して第3の冷媒通路21を閉じたときに弁体1
5と弁座20との壁面で囲まれた絞り通路28a、28
bを形成する構成であるので、簡単な構成である。
通路21を閉じたときに形成される絞り通路28a、2
8bを独立して複数段に形成しているので、絞り通路2
8a、28bの絞り量を大きくすることができ、これに
より除湿運転時における蒸発温度を低下して除湿性能を
向上することができると共に、除湿量を確保しつつ、圧
縮機回転数を低くして消費電力量の低減を図ることがで
きる。
通路28a、28bの通路断面積を小さくしなくても絞
り量を増大することができるので、除湿絞り装置6にお
ける冷媒流動音の増大、ゴミ詰まり等による除湿性能の
低下及び弁体15のロックの可能性の増大を招くことが
ないものである。
座通路21を開いたときに絞り通路28a、28bが第
3の冷媒通路21と一体になってその一部をなすように
しているので、絞り通路28a、28bにゴミ等が付着
しても弁座通路21が開いた状態での冷媒の流通により
このゴミ等を除去することができる。
る実施例の除湿絞り装置について図16〜図20を用い
て説明する。
2実施例の除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図
である。図16において、弁体15が閉になり弁座20
に接すると、弁座20に設けられた切り込み溝19と弁
体15とで囲まれた領域が第1冷媒絞り通路28aとな
り、弁体端面27bと弁座面21bとの隙間が第2冷媒
絞り通路28bとなり、これらの絞り通路は、接続通路
200で連通する。この時、弁体15が開くと、第1冷
媒絞り通路28aと第2冷媒絞り通路28bは解除され
る。
3実施例の除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図
である。図17は、図16における弁体端面27bと弁
座面21bとの隙間で形成される第2冷媒絞り通路28
bにおいて、弁座面21bが傾斜面である弁座面21c
となっており、第2冷媒通路28bを通過した冷媒流同
士が衝突しないようにしたものである。
4実施例の除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図
である。図18は、図2における弁体端面27bと弁座
面21bとの隙間で形成される第2冷媒絞り通路28b
を、弁口側面21dと弁体側面27dとの隙間で形成し
たもので、この場合も、弁体15が開くと第1冷媒絞り
通路28aと第2冷媒絞り通路28bは解除される。
5実施例の除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面
図、図20は図19における弁座の部分のみを示す平面
図である。なお、図19において、絞り通路と入口配管
25とを分かり易くするために共に断面形状で現れるよ
うに明示してあるが、実際には図20に模式的に示すよ
うに、両者は直角に配置されているものである。
1aとその下流側の弁座面21bに、各々切り込み溝1
9a、19bが設けられており、弁体15の弁体テーパ
面28と弁座20が接触すると、各切り込み溝19a、
19bが冷媒絞り通路28a、28bとなり、接続通路
200を介して、高圧側弁室23と低圧側弁室24とを
接続する。この時、切り込み溝19aと弁体テーパ面2
8とで囲まれた絞り通路が第1段の冷媒絞り通路28a
であり、切り込み溝19bと弁体テーパ面28とで囲ま
れた絞り通路が第2段の冷媒絞り通路28bである。な
お、絞り量は、各々の段の切り込み溝深さと個数により
任意に設定できる。なお、切り込み溝19の形状は、V
字形状(ノッチ形状)でも、半円筒形状でも、矩形形状
でもよい。
込み溝19a、および第2段の切り込み溝19bは、冷
媒の流入方向(入口配管25の軸線212)に対し軸対
象に配置されている。また、出口配管26の軸線に対し
軸対称の位置に配置されている。
れば、弁体15が弁座20に複数段に当接して弁座通路
を閉じたときに弁体15と弁座20との間に絞り通路2
8a、28bを有するように弁体15及び弁座20の少
なくとも一方に切り込み溝19a、19bを形成し、弁
体15が弁座20に当接して弁座通路を閉じたときに形
成される絞り通路28a、28bを独立して複数段とな
るように各絞り通路28a、28bの間に全周にわたっ
て接続通路200を形成したので、簡単な構成で、安定
した絞り抵抗値を有するものを能率良く製作することが
でき、生産性を良好なものすることができる。
する1段目の切り込み溝19a及び2段目の切り込み溝
19bを第1の冷媒通路23への冷媒流入方向に対して
対称に設けているので、各段の絞り通路28a、28b
に冷媒を均等に流入させることができ、冷媒流動音を低
減することができる。
7を用いて説明する。図21〜図27は、除湿絞り装置
の冷媒絞り通路に浮遊物が詰まった場合の除去方法を説
明する図である。
り量が大きくなることと同じであるから、前述の図4に
示すように蒸発温度が下がる。また蒸発温度が下がるこ
とで、空気の冷却能力も大きくなり吹き出し温度も下が
る。さらに除湿量も大きくなる。
温度(冷媒温度、配管管壁温度)や、室内熱交換器から
の吹出空気温度、室内熱交換器の吸込空気温湿度と吹出
空気温湿度を検出し、その値で判定することができる。
調和機の構成図である。図21において、検出機器、記
憶・制御機器としては、室内外の空気の温湿度の検出、
除湿絞り装置6の下流側温度または蒸発温度の検出、圧
縮機1、室外ファン7、室内ファン8の回転数の検出と
それらの情報を記憶、処理、判断する機器で構成され、
具体的には、圧縮機1の回転数、除湿絞り装置6の電磁
コイル11への通電を制御するコントローラ130、圧
縮機1の回転数検出制御機器131、室外ファン7の回
転数検出制御機器137、室内ファン8の回転数検出制
御機器146、室外熱交換器3の吸込空気温度検出機器
135、室外熱交換器3の吹出空気温度検出機器13
3、室内熱交換器5a、5bの吸込空気温湿度検出機器
141a、141b、室内熱交換器5a、5bの吹出空
気温湿度検出機器139、蒸発温度もしくは除湿絞り装
置6の下流側の温度検出機器143とまた各々の機器と
コントローラとを接続する信号線132、134、13
6、138、140、142、144、145、147
から構成されている。
1、室外ファン7の回転数検出制御機器137、室内フ
ァン8の回転数検出制御機器138は、コントローラ1
30内に組み込まれていてもよい。なお回転数を検出す
るには、モーターの回転数を測定する方法、電圧値や電
流値を測定する方法等何れの方法を用いても良い。また
回転数を制御するには、電流の周波数や電圧値、電流値
を可変させる方法など何れの方法を用いても良い。空気
温度を検出する方法として、サーミスタや熱電対などを
用いても、空気湿度を検出する方法として、湿度センサ
を用いてもよい。なお、本発明では、検出した情報を記
憶し、演算処理して制御する部分をコントローラ130
に集約しているが、これは個々に別れていてもよい。
絞り装置の冷媒絞り通路に浮遊物が詰まった場合の冷凍
サイクルの変化と運転制御を時間変化で説明する図であ
る。
る情報量として蒸発温度を用い、空気調和機のサイクル
運転制御対象として圧縮機の運転と除湿絞り装置の開閉
を用いている。
温度はほぼ一定値を示している(図22中点101から
点102間)。冷媒絞り通路に浮遊物が堆積したり詰ま
ると絞り量が大きくなるため、蒸発温度が下がる(図2
2中点102から点103間)。この時、適正な蒸発温
度T0と蒸発温度が下がった時の温度T1との差ΔT
(蒸発温度降下量)もしくは、点102から点103間
の蒸発温度の時間変化率(=ΔT/ΔS0)を検出すれ
ば、浮遊物の堆積、詰まりを判断することができる。図
22では、点103の時点で、冷媒絞り通路が詰まった
と判断され、圧縮機1の運転が停止される(図22中点
112から点113間)。この時、除湿絞り装置6の高
圧側と低圧側とでは、圧力差が存在しているため、弁体
を開けることが難しい。圧力差が大きいほど、弁体を開
けるためにバネ力が大きいことが必要である。本発明の
空気調和機では、除湿絞り装置6の前後差圧がなくなっ
てから弁体を開けるようにするために、圧縮機1の運転
を止めてから時間ΔS1後に除湿絞り装置6を開ける
(図22中点118から点119間)。除湿絞り装置6
のバネ力が十分に大きい場合には、ΔS1の時間は短く
ても、またなくてもよい。除湿絞り装置6が開いてから
時間ΔS2はサイクル全体の圧力バランスをとる時間
で、四方弁の切り替え等に要する時間である。除湿絞り
装置6の弁体15を開けた状態である時間ΔS3の間、
圧縮機を運転させ、除湿絞り弁の弁口に堆積、詰まった
浮遊物を流し取り、圧縮機吸い込み側に設けられている
ストレーナーで捕集する。その後、除湿絞り弁の弁体を
閉じ(図22中点120から点121間)、除湿運転を
再開する。
異なる制御方法を示すフロー図である。このように、異
なる制御方法を準備する理由は、蒸発温度が変わる要因
が、除湿絞り弁の詰まりの他に、ユーザーが設定室内温
度や室内湿度の設定を変えた場合や室内外の温度(空気
負荷条件)が急激に変化した場合にも生じるためであ
り、これは設定温湿度や空気負荷条件に応じ圧縮機1の
回転数、室内外ファン8、7の回転数が変化する場合が
あるからである。
いて、まず圧縮機1の回転数、室内ファン8、室外ファ
ン7の回転数が変化していないかどうかを判断する(処
理80から処理82)。一般に、除湿運転時の条件下で
は、室内外の空気負荷条件が急激に変化することは少な
いので、必要に応じこれらの情報は検出すればよい。こ
れらが変化していない場合で、かつ検出している蒸発温
度が急激に下がっている時、その降下量を検出し規定量
α以上と判断した場合(処理83)、絞り通路のゴミ詰
まりが考えられるので、圧縮機1を停止する(処理8
4)。それ以外は継続して除湿運転する。この時、蒸発
温度の降下量を用いるのは、蒸発温度は空気負荷条件や
ユーザーの設定空気温湿度等の組み合わせに応じた空気
調和機の運転で生じるため、蒸発温度の絶対値を用いて
しきい値とすることが困難なためである。圧縮機1が稼
働中で冷媒が流れていると、本発明の除湿絞り装置6お
いては、流体力によって弁体が弁座に押しつけられてい
るため、弁体を開くには大きな力を要する。従って、圧
縮機1が止まり、除湿絞り装置6の前後の圧力差が小さ
くなるまで待ち(ΔS1後)、弁体を開ける(処理8
5)。続いて、サイクル内の圧力バランスが取れたΔS
2後、再度圧縮機1を稼働させ(処理86)、サイクル
内の冷媒を循環させ、除湿絞り装置6の弁体及び弁口の
切り込み溝に付着しているゴミを流す。このゴミは、サ
イクル内を流れ、圧縮機入口に設けられている、ストレ
ーナー内のメッシュにて捕獲される。十分に冷媒を循環
させたΔS3後、除湿絞り弁の弁体を閉め(処理87)
除湿運転を再開する。
いては、蒸発温度の降下量の代わりに、蒸発温度の勾配
即ち蒸発温度の時間変化率を用いた場合である。検出し
ている蒸発温度が急激に下がり、その時間変化率を検出
し規定量β以上と判断した場合(処理88)、絞りのゴ
ミ詰まりが考えられるので、圧縮機を停止する(処理8
4)。
いては、蒸発温度の降下量の代わりに、室内吹出空気温
度の降下量を用いた場合である。室内吸込空気温度を検
出判断しほぼ一定で変化していない場合(処理89)、
検出している室内吹出空気温度が急激に下がり、その降
下量を検出し規定量γ以上と判断した場合(処理9
0)、絞りのゴミ詰まりが考えられるので、圧縮機を停
止する(処理84)。
いては、室内吹出空気温度の降下量の代わりに、室内吹
出空気温度の勾配、即ち室内吹出空気温度の時間変化率
を用いた場合である。室内吸込空気温度を検出判断しほ
ぼ一定で変化していない場合(処理89)、検出してい
る室内吹出空気温度が急激に下がり、その時間変化率を
検出し、規定量δ以上と判断した場合(処理91)、絞
りのゴミ詰まりが考えられるので、圧縮機を停止する
(処理84)。
堆積される物に関しては、降下量と時間変化率の両方を
組み合わせるとよい。
の他に室内の吸込空気温湿度と吹出空気温湿度を検出
し、除湿量の上昇量または勾配(時間変化率)を用いて
も同様な制御が可能である。
御フローによって、絞り装置のゴミ詰まりが解除でき
ず、弁体がロックした場合には、図27に示す制御フロ
ーで、弁体のロック解除とゴミ詰まり解除の両方を行
う。
ーを実施した後(処理188)、除湿運転を再開する
(処理189)。その後、図21のコントローラ130
に先に記憶しているゴミ詰まり処理前の蒸発温度ε0と
現在の蒸発温度ε1とを比較し、現在の蒸発温度ε1が
ゴミ詰まり処理前の蒸発温度ε0以下である場合、また
は、図21のコントローラ130に先に記憶しているゴ
ミ詰まり処理前の吹き出し空気温度ζ0と現在の吹き出
し空気温度ζ1とを比較し、現在の吹き出し空気温度ζ
1がゴミ詰まり処理前の吹き出し空気温度ζ0以下であ
る場合は、除湿運転を停止し、除湿絞り装置6を開にし
(処理183)、暖房運転を行う(処理184)。所定
時間、暖房運転を行った後、圧縮機を停止し(処理18
5)、再び除湿弁を閉にし(処理186)、除湿運転を
再開する(処理187)。それ以外の場合は、ゴミ詰ま
りも解除されているので、除湿運転を継続する(処理1
81)。
0を用いて説明する。この本発明の第3実施例のもの
は、例えば使用者の入力情報に応じて圧縮機回転数を変
化させるものである。
調和機の構成図である。図28においては、例えば使用
者からの入力情報が入力装置230で入力され、その情
報が経路231を通り、コントローラ130で処理さ
れ、その入力情報に応じて圧縮機1の回転数を可変速制
御する指令を出し、この指令が経路132を通り、圧縮
機1の回転数検出制御機器131で制御運転を行う。こ
の時、入力装置230は、空気調和機本体とは別のリモ
ートコントローラでも、本体に内蔵されていてもよい。
また、情報経路231は、有線でも無線でも光通信でも
よい。
における圧縮機の回転数と冷媒流動音との関係を説明す
る特性図、図30は図28の空気調和機の除湿運転時に
おける圧縮機の回転数と除湿量との関係を説明する特性
図である。
段絞りの除湿絞り装置を使用した場合であり、特性線2
24は本発明の2段絞りの除湿装置使用した場合であ
る。また、図30において、特性線228は本発明の2
段絞りの除湿装置をした場合である。前述したように、
圧縮機回転数が同じであるならば、本発明の2段絞り装
置を使用した方が、冷媒流動音は小さい。例えば、圧縮
機回転数がN5のとき、1段絞り装置では冷媒流動音は
グラフ点223であるのに対し、2段絞り装置ではグラ
フ点221である。この時、冷媒流動音のレベルを同じ
にすると、2段絞り装置の使用時では、圧縮機回転数を
N6まであげることが可能である。その結果、図30に
おいて、除湿量をグラフ点226からグラフ点227に
増加できる。
て説明する。図31は本発明の第4実施例における空気
調和機の構成図である。
例の冷凍サイクルの冷房、暖房運転時用の絞り装置4の
代わりに、図2、図3及び図16から図21で示した除
湿絞り装置を図31に示すように、膨張弁56として用
いた点で第1実施例と相違している。この膨張弁56
は、冷房、暖房運転時においては絞り作用を有するよう
に設定する必要があり、また除湿運転時にはほとんど圧
力損失がないことが必要である。膨張弁56として、図
2、図3及び図18から図20に示した除湿絞り装置の
構成を用いることで、図1に示した冷凍サイクルよりも
部品点数が少なく、かつ冷媒流動音の低減が可能な空気
調和機を提供することができる。
に浮遊物が詰まった場合の除去運転方法は、その除湿運
転を冷房運転もしくは暖房運転と置き換えることによ
り、この第4実施例の空気調和機においても同様に適用
することができる。
動装置として、電磁コイル、電磁ガイド、バネ等で構成
されたものを示したが、モーターを使用するもの、機械
的に駆動されるもの、感温筒を用いた圧力制御装置を適
用してもよく、また駆動方法については種々の構成のも
のを適用してもよい。
の3つの運転状態ができる冷凍サイクルについて説明し
てきたが、これに限るものではなく、他の冷凍サイクル
についても適用できる。例えば、図1あるいは図31に
示す冷凍サイクルにおいて、四方弁2を設けない冷房運
転と冷房サイクルでの除湿運転が可能な冷凍サイクル、
即ち、室内熱交換器5b、圧縮機1、室外熱交換器3が
直列になるように接続した場合の絞り装置に本発明にお
ける除湿用絞り装置の構成を適用することで、除湿運転
において、室温を下げずにかつ必要除湿量を確保しつ
つ、さらに冷媒流動音の小さい空気調和機を構成するこ
とができる。
サイクルにおいて、四方弁2を設けない暖房運転と暖房
サイクルでの除湿運転が可能な冷凍サイクル、即ち、室
外熱交換器3、圧縮機1、室内熱交換器5bが直列にな
るように接続した場合の絞り装置に本発明における除湿
用絞り装置の構成を適用することで、除湿運転におい
て、同様に室温を下げずにかつ必要除湿量を確保しつ
つ、さらに冷媒流動音の小さい空気調和機を構成するこ
とができる。
において、アキュムレータを圧縮機の吸入側(室内熱交
換器5bと圧縮機1の間)に設けても良く、使用する圧
縮機の種類あるいは主絞り装置の種類や制御方法によっ
てはアキュムレータ付きの冷凍サイクルの構成とするこ
とができる。
において、レシーバを室外熱交換器3(利用側熱交換
器)と絞り装置4(膨張弁56)との間に設けても良
く、使用する圧縮機の種類あるいは主絞り装置の種類や
制御方法によってはレシーバ付きの冷凍サイクルの構成
とすることができる。
を全開にできる膨張弁を用いても良い。
種類としては、空気調和機で一般的に使用されているH
CFC22等の単一冷媒、オゾン層破壊や地球温暖化の
点からHCFC22に代わる代替冷媒の一つである混合
冷媒、例えば、HFC407CやHFC410Aを使用
することができる。特にHFC410Aなどの高圧冷媒
の場合、HCFC22等の使用時に比べ、除湿絞り装置
での絞り量を大きくする必要があり、さらに冷媒絞り通
路断面積が小さくなる。しかし、本発明の絞り装置のよ
うに多段階で減圧を行えば、1段当たりの絞り量は小さ
くでき、その結果、冷媒絞り通路断面積は大きくなり、
加工性向上、冷媒流動音低減、ゴミ詰まり回避に対して
非常に有効である。また例えば代替冷媒の一つであるH
FC系冷媒の場合、塩素原子を有しないため極性を強く
持っている。従って、使用される冷凍機油もHFC系冷
媒と溶解する極性をもつ冷凍機油が使用される。しか
し、空気調和機の製造工程や現地での設置において、冷
凍サイクル内にコンタミ等の非極性物質である不純物が
残留し、圧縮機内部の高温部等で反応性の高い不純物や
冷凍機油に含まれている添加物が反応して非極性物質で
あるスラッジを形成し、これらの非極性物質が液冷媒中
に析出した場合においても、上記の本発明の実施例を適
用することで、冷媒絞り通路の詰まりも解決でき、その
結果、必要冷媒流量を少なくできるため冷媒流動音も低
減された除湿運転や冷房、暖房運転が可能となる。
を使用することができる。自然系冷媒(HC冷媒)に
は、例えば、プロパン、イソブタンなどがある。
和機を想定して説明したが、これに限らず、除湿運転が
必要な他の用途の装置にも適用可能である。このような
場合は、一般に熱交換器を室内あるいは室外に用いられ
るとは限られず、この場合は、室内熱交換器は利用側熱
交換器、室外熱交換器は熱源側熱交換器、室内ファンは
利用側ファン、室外ファンは熱源側ファンとなる。
させる制御を使用しない場合では、定速型回転機のもの
でも同様な効果が得られる。
転時における除湿性能の向上及び消費電力量の低減を図
ると共に、除湿絞り装置で発生する冷媒流動音の低減、
ゴミ等による絞り通路の詰まりを防止することができる
空気調和機を得ることができる。
図である。
湿絞り装置の除湿運転時の縦断面図である。
時の縦断面図である。
の回転数と室内熱交換器の蒸発温度との関係を説明する
特性図である。
の回転数と室内熱交換器の除湿量との関係を説明する特
性図である。
の回転数と冷凍サイクル内を流れる冷媒の単位時間あた
りの冷媒流量の関係を説明する特性図である。
間あたりの冷媒流量とこの冷媒流が持つ運動エネルギの
関係を説明する特性図である。
量の持つ運動エネルギと冷媒流動音の騒音レベルの関係
を説明する特性図である。
の回転数と空気調和機の消費電力量の関係を説明する特
性図である。
機の回転数と冷媒流動音との関係を説明する特性図であ
る。
ら発生する流動音の騒音レベルとバルブの出口流速との
関係を実験的に求めた特性図である。
較した図である。
本発明の冷媒流動音の周波数構成を比較した図である。
体閉時の冷媒絞り通路のゴミ詰まりの状況を説明する縦
断面図である。
体開時の冷媒絞り通路のゴミ除去の状況を説明する縦断
面図である。
除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図である。
除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図である。
除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図である。
除湿絞り装置の除湿運転時における縦断面図である。
である。
成図である。
冷媒絞り通路に浮遊物が詰まった場合の冷凍サイクルの
変化と運転制御を時間変化で説明する図である。
図である。
フロー図である。
フロー図である。
フロー図である。
フロー図である。
成図である。
縮機の回転数と冷媒流動音との関係を説明する特性図で
ある。
縮機の回転数と除湿量との関係を説明する特性図であ
る。
成図である。
の縦断面図である。
交換器)、4…絞り装置、5a、5b…室内熱交換器
(利用側熱交換器)、6…除湿絞り装置、7…室外ファ
ン、8…室内ファン、9…主絞り装置、10…二方弁、
11…電磁コイル、12…電磁ガイド、13…プランジ
ャ、14…緩衝材、15…弁体、16…バネ、17…ス
トッパ、18…弁体、19、19a、19b…切り込み
溝、20…弁座、21…弁座通路(第3冷媒通路)、2
1a、21b…弁座面、23…高圧側弁室(第1冷媒通
路)、24…低圧側弁室(第2冷媒通路)、25…入口
配管、26…出口配管、27a、27b、27c、27
d…弁体端面、28…弁体テーパ面、28a、28b…
冷媒絞り通路、30、32…圧縮機回転数と蒸発温度の
特性線、35、37、228…圧縮機回転数と除湿量の
特性線、40…圧縮機回転数と冷媒流量の特性線、43
…冷媒流量と運動エネルギの特性線、46…運動エネル
ギと冷媒流動音の特性線、49…圧縮機回転数と消費電
力量の特性線、160、163、224、225…圧縮
機回転数と冷媒流動音の特性線、55…浮遊物、56…
膨張弁、123…蒸発温度の時間変化線、124…圧縮
機運転状態線、125…除湿弁開閉状態線、130…コ
ントローラ、131…圧縮機回転数検出制御機器、13
3…室外吹出空気温度検出機器、135…室外吸込空気
温度検出機器、137…室外ファン回転数検出制御機
器、139…室内吹出空気温湿度検出機器、141a、
141b…室内吸込空気温湿度検出機器、143…蒸発
温度又は除湿絞り装置下流温度検出機器、146…室内
ファン回転数検出制御機器、132、134、136、
138、140、142、144、145、147、2
31…信号線、150…弁体、200…接続通路、21
2…入口配管の軸線、230…入力装置。
Claims (8)
- 【請求項1】圧縮機、熱源側熱交換器、四方弁、減圧装
置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷凍サイクルを
形成し、前記利用側熱交換器を熱的に2分割して第1の
利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器とし、前記第1
の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器との間に除湿
絞り装置を設け、除湿運転時には、前記除湿絞り装置に
より、上流側となる前記第1の利用側熱交換器を凝縮器
とし、下流側となる前記第2の利用側熱交換器を蒸発器
とし、前記除湿絞り装置は、前記第1の利用側熱交換器
に連通した第1の冷媒通路と、前記第2の利用側熱交換
器に連通した第2の冷媒通路と、弁座により形成された
前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路とを結ぶ第3
の冷媒通路と、前記弁座に接触離間することによって前
記第3の冷媒通路の開閉を行う弁体とを有し、前記弁体
が前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたとき
に前記弁体と前記弁座との壁面で囲まれた絞り通路を形
成し、前記弁体が前記弁座から離れて前記第3の冷媒通
路を開いたときに前記絞り通路が前記第3の冷媒通路と
一体になってその一部をなし、前記弁体が前記弁座に当
接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに形成される絞
り通路を独立して複数段に形成したことを特徴とする空
気調和機。 - 【請求項2】圧縮機、熱源側熱交換器、四方弁、減圧装
置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷凍サイクルを
形成し、前記利用側熱交換器を熱的に2分割して第1の
利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器とし、前記第1
の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器との間に除湿
絞り装置を設け、除湿運転時には、前記除湿絞り装置に
より、上流側となる前記第1の利用側熱交換器を凝縮器
とし、下流側となる前記第2の利用側熱交換器を蒸発器
とし、前記除湿絞り装置は、前記第1の利用側熱交換器
に連通した第1の冷媒通路と、前記第2の利用側熱交換
器に連通した第2の冷媒通路と、弁座により形成された
前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路とを結ぶ第3
の冷媒通路と、前記弁座に複数段に接触離間することに
よって前記第3の冷媒通路の開閉を行う弁体とを有し、
前記弁体が前記弁座に複数段に当接して前記第3の冷媒
通路を閉じたときに前記弁体と前記弁座との間に絞り通
路を有するように前記弁体及び前記弁座の少なくとも一
方に切り込み溝を形成し、前記弁体が前記弁座から離れ
て前記第3の冷媒通路を開いたときに前記絞り通路が前
記第3の冷媒通路と一体になってその一部をなし、前記
弁体が前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路を閉じた
ときに形成される絞り通路を独立して複数段となるよう
に各絞り通路の間に全周にわたって接続通路を形成した
ことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】圧縮機、熱源側熱交換器、四方弁、減圧装
置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷凍サイクルを
形成し、前記利用側熱交換器を熱的に2分割して第1の
利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器とし、前記第1
の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器との間に除湿
絞り装置を設け、除湿運転時には、前記除湿絞り装置に
より、上流側となる前記第1の利用側熱交換器を凝縮器
とし、下流側となる前記第2の利用側熱交換器を蒸発器
とし、前記除湿絞り装置は、前記第1の利用側熱交換器
に連通した第1の冷媒通路と、前記第2の利用側熱交換
器に連通した第2の冷媒通路と、弁座により形成された
前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路とを結ぶ第3
の冷媒通路と、前記弁座に複数段に接触離間することに
よって前記第3の冷媒通路の開閉を行う弁体とを有し、
前記弁体の傾斜面が前記弁座に2段に当接して前記第3
の冷媒通路を閉じたときに前記弁体と前記弁座との間に
絞り通路を有するように前記弁体及び前記弁座の少なく
とも一方に複数の切り込み溝を形成し、前記弁体が前記
弁座から離れて前記第3の冷媒通路を開いたときに前記
絞り通路が前記第3の冷媒通路と一体になってその一部
をなし、前記弁体が前記弁座に当接して前記第3の冷媒
通路を閉じたときに形成される絞り通路を独立して2段
となるように各絞り通路の間に全周にわたって接続通路
を形成したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項4】前記絞り通路を形成する1段目の切り込み
溝及び2段目の切り込み溝を前記第1の冷媒通路への冷
媒流入方向に対して対称に設けたことを特徴とする請求
項3に記載の空気調和機。 - 【請求項5】圧縮機、熱源側熱交換器、四方弁、減圧装
置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷凍サイクルを
形成し、前記利用側熱交換器を熱的に2分割して第1の
利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器とし、前記第1
の利用側熱交換器と第2の利用側熱交換器との間に除湿
絞り装置を設け、除湿運転時には、前記除湿絞り装置に
より、上流側となる前記第1の利用側熱交換器を凝縮器
とし、下流側となる前記第2の利用側熱交換器を蒸発器
とし、前記除湿絞り装置は、前記第1の利用側熱交換器
に連通した第1の冷媒通路と、前記第2の利用側熱交換
器に連通した第2の冷媒通路と、弁座により形成された
前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路とを結ぶ第3
の冷媒通路と、前記弁座に接触離間することによって前
記第3の冷媒通路の開閉を行う弁体とを有し、前記弁体
が前記弁座に当接して前記第3の冷媒通路を閉じたとき
に前記弁体と前記弁座との壁面で囲まれた絞り通路を形
成し、前記弁体が前記弁座から離れて前記第3の冷媒通
路を開いたときに前記絞り通路が前記第3の冷媒通路と
一体になってその一部をなし、前記弁体が前記弁座に当
接して前記第3の冷媒通路を閉じたときに形成される絞
り通路を独立して複数段に形成し、除湿運転の異常状態
を検出する検出手段を設け、この検出手段の検出信号に
基づいて前記除湿絞り装置の前記弁体と前記弁座とを離
間することによって前記第3の冷媒通路を開にするよう
に前記冷凍サイクルを制御することを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項6】使用者が入力可能な入力手段を設け、この
入力手段で入力された信号に基づいて前記圧縮機を可変
速することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
空気調和機。 - 【請求項7】圧縮機、熱源側熱交換器、四方弁、減圧装
置及び利用側熱交換器を配管で接続して冷凍サイクルを
形成し、前記熱源側熱交換器と前記利用側熱交換器との
間に前記減圧装置を設け、前記減圧装置は、前記熱源側
熱交換器に連通した第1の冷媒通路と、前記利用側熱交
換器に連通した第2の冷媒通路と、前記第1の冷媒通路
と前記第2の冷媒通路とを結ぶ第3の冷媒通路を形成す
る弁座と、この弁座との間隙変化することによって前記
第3の冷媒通路の絞り抵抗の調節を行う弁体とを有し、
前記弁体と前記弁座とにより前記第3の冷媒通路で形成
される絞り通路を独立して複数段に形成したことを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項8】前記冷凍サイクル中に使用する冷媒をHF
C407C、HFC410AなどのHFC系冷媒または
プロパン、イソブタンなどの自然系冷媒としたことを特
徴とする請求項1〜7の何れかに記載の空気調和機。
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