JP2020070330A - ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020070330A JP2020070330A JP2018204242A JP2018204242A JP2020070330A JP 2020070330 A JP2020070330 A JP 2020070330A JP 2018204242 A JP2018204242 A JP 2018204242A JP 2018204242 A JP2018204242 A JP 2018204242A JP 2020070330 A JP2020070330 A JP 2020070330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- rubber
- hydrocarbon resin
- rubber composition
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
Description
本発明のゴム組成物において、前記芳香族単量体が、スチレン化合物、インデン化合物、およびC9留分からなる群から選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
本発明で用いる炭化水素樹脂水素化物は、脂肪族単量体単位と芳香族単量体単位とを含む炭化水素樹脂を水添してなるものであり、水添率が0.1〜80%の範囲内であり、重量平均分子量(Mw)が700〜6,000の範囲内であり、軟化点が80〜150℃の範囲内のものである。
以下においては、まず、水添前の炭化水素樹脂(以下、単に、炭化水素樹脂と称する場合がある。)について詳細に説明し、次いで、この炭化水素樹脂を水添した炭化水素樹脂水素化物について、説明する。
炭化水素樹脂は、水添前の原料樹脂であり、脂肪族単量体単位と芳香族単量体単位とを含むものである。
脂肪族単量体単位を形成するための脂肪族単量体としては、芳香環を含まず、不飽和炭化水素を少なくとも含むものであればよく、このような脂肪族単量体としては、例えば、1,3−ペンタジエン、炭素数4〜6の脂環式モノオレフィン単量体、炭素数4〜8の非環式モノオレフィン単量体、脂環式ジオレフィン単量体等を挙げることができる。
芳香族単量体単位を形成するための芳香族単量体としては、芳香環を有し、脂肪族単量体と共重合することができるものであればよく、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のスチレン化合物;インデン、メチルインデン、エチルインデン、プロピルインデン、ブチルインデン、t−ブチルインデン、sec−ブチルインデン、n−ペンチルインデン、2−メチル−ブチルインデン、3−メチル−ブチルインデン、n−ヘキシルインデン、2−メチル−ペンチルインデン、3−メチル−ペンチルインデン、4−メチル−ペンチルインデン等のインデン化合物;1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、アリルナフタレン、ブテニルナフタレン等のナフタレン化合物;2,7−ジビニルフルオレン、2−ビニルフルオレン、アリルフルオレン、ブテニルフルオレン等のフルオレン化合物;4−ビニルビフェニル、4−ビニル−p−ターフェニル等のビフェニル化合物;9−ビニルアントラセン、2−ビニルアントラセン、9,10−ジビニルアントラセン、アリルアントラセン、ブテニルアントラセン等のアントラセン化合物;9−ビニルフェナントレン、3−ビニルフェナントレン等のフェナントレン化合物;5−ビニルベンゾチオフェン、2−ビニルベンゾチオフェン等のベンゾチオフェン化合物;等が挙げられ、これらのなかでも、スチレン化合物、インデン化合物が好ましく、スチレン、インデンがより好ましい。これらの芳香族単量体は、1種類を単独で使用しても2種類以上を組み合わせて用いてもよい。また、これらの芳香族単量体が含まれる混合物を、炭化水素樹脂を製造する際の重合反応系に添加してもよい。この際、混合物に含まれる芳香族単量体は、炭化水素樹脂を構成する単量体単位の成分として用いられる。なお、混合物に含まれる芳香族単量体以外の付加重合性成分も炭化水素樹脂の単量体単位の構成成分として用い、非付加重合性成分は重合時の溶媒として用いるようにすることもできる。このような芳香族単量体が含まれる混合物としては、たとえば、芳香族単量体としてスチレン化合物、インデン化合物などを含むC9留分を好適に用いることができる。
なお、上記単量体単位の含有割合は、炭化水素樹脂水素化物においても同様であり、当該含有割合の好適範囲も炭化水素樹脂と同様である。
炭化水素樹脂を製造する方法としては、上記した脂肪族単量体および芳香族単量体を有する重合性成分(単量体混合物A)を、好適には付加重合する限りにおいて、特に限定されない。たとえば、フリーデルクラフツ型のカチオン重合触媒を用いた付加重合によって、炭化水素樹脂を得ることができる。
本発明で用いる炭化水素樹脂水素化物は、上述した炭化水素樹脂を水添することで得ることができる。
本発明のゴム組成物は、上述した炭化水素樹脂水素化物に加えて、ジエン系ゴムを含有する。ジエン系ゴムは、天然ゴムおよびスチレン−ブタジエン共重合体ゴムからなるものである。
本発明のゴム組成物は、上述した炭化水素樹脂水素化物、およびジエン系ゴムに加えて、カーボンブラックを含有する。
本発明のゴム架橋物は、上述した本発明のゴム組成物を架橋してなるものである。
本発明のゴム架橋物は、本発明のゴム組成物を用い、たとえば、所望の形状に対応した成形機、たとえば、押出機、射出成形機、圧縮機、ロールなどにより成形を行い、加熱することにより架橋反応を行い、ゴム架橋物として形状を固定化することにより製造することができる。この場合においては、予め成形した後に架橋しても、成形と同時に架橋を行ってもよい。成形温度は、通常、10〜200℃、好ましくは25〜120℃である。架橋温度は、通常、100〜200℃、好ましくは130〜190℃であり、架橋時間は、通常、1分〜24時間、好ましくは2分〜12時間、特に好ましくは3分〜6時間である。
本実施例および比較例において行った試験方法は以下のとおりである。
水素化前の炭化水素樹脂と、水素化後の炭化水素樹脂水素化物について、1H−NMRスペクトル測定を行うことで、非芳香族性炭素−炭素二重結合の量を求め、水素化前後の非芳香族性炭素−炭素二重結合の量の差に基づいて、水添率(%)を測定した。なお、1H−NMRスペクトル測定は、溶媒に重クロロホルムを用い、NMR測定装置としてJMN−AL seriesAL400(JEOL社製)を用いて行った。
試料となる炭化水素樹脂水素化物について、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー分析し、標準ポリスチレン換算値の数平均分子量(Mn)、重量平均分子量(Mw)、およびZ平均分子量(Mz)を求め、分子量分布はMw/Mnの比およびMz/Mwの比で示した。なお、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー分析は、測定装置として、東ソー社製「HLC−8320GPC」を使用し、カラムは東ソー社製「TSKgel SuperMultiporeHZ」を3本連結したものを用い、テトラヒドロフランを溶媒として、40℃、1.0mL/minの流量で測定した。
試料となる炭化水素樹脂水素化物について、JIS K 2207に従い、軟化点を測定した。
試料となるゴム組成物について、JIS K 6300−1:2001に従い、以下の条件で測定した。この特性については、基準サンプル(後述の比較例1)を100とする指数で示した。
・試験温度:100℃
・ロータの種類:L形
・使用試験機:島津製作所社製島津ムーニービスコメーターSMV−300J
試料となるゴム架橋物の試験片について、JIS K 6251:2010に従い、以下の条件で引張強さ(tensile stress(MPa))および伸び(elongation(%))を測定した。これらの特性については、基準サンプル(後述の比較例1)を100とする指数で示した。
・試験片作製方法:プレス架橋によりシート作製後、打抜き加工
・試験片形状:ダンベル状3号形
・試験片採取方向:列理に対し平行方向
・試験片数:3
・測定温度:23℃
・試験速度:500mm/min
・使用試験機:ALPHA TECHNOLOGIES社製TENSOMETER 10k
・試験機容量:ロードセル式 1kN
試料となるゴム架橋物の試験片について、JIS K 7244−4に従い、以下の測定条件で、動的歪み0.5%、10Hzの条件で、0℃および60℃での損失正接tanδを測定した。この特性については、基準サンプル(後述の比較例1)を100とする指数で示した。なお、0℃での損失正接tanδが高いほど、ウエットグリップ性能に優れ、60℃での損失正接tanδが低いほど、転がり抵抗に優れる。
測定項目:動的貯蔵弾性率E’
:動的損失弾性率E”
:損失正接tanδ
・試料作製方法:シートより打抜き加工
・試験片形状:長さ50mm×幅2mm×厚さ2mm
・試験片数:1
・クランプ間距離:20mm
試料となるシート状のゴム架橋物の試験片について、上島製作所社製FPS摩耗試験機を用い、荷重1kgf、スリップ率15%で測定した。この特性については、比較例1のサンプルの測定値を100とする指数で算出した。この指数が大きいものほど、耐摩耗性に優れると評価できる。
重合反応器にシクロペンタン56.1部およびシクロペンテン15.5部の混合物を仕込み、70℃に昇温した後、塩化アルミニウム0.75部を添加した(混合物M1)。引き続き、1,3−ペンタジエン46.7部、イソブチレン18.4部、ジイソブチレン0.1部、ジシクロペンタジエン0.1部、C4−C6不飽和炭化水素0.2部、C4−C6飽和炭化水素7.2部、およびスチレン19.0部からなる混合物a1を、60分に亘り温度を70℃に維持して、上記にて得られた混合物M1を含む重合反応器に連続的に添加しながら重合を行った。その後、水酸化ナトリウム水溶液を重合反応器に添加することで、重合反応を停止した。なお、重合反応時の重合反応器中の成分の種類および量を表1にまとめて示した。重合停止により生成した沈殿物をろ過により除去することで、水素化前の炭化水素樹脂および未反応単量体等を含む重合体溶液を得た。次いで、重合体溶液を蒸留釜に仕込み、窒素雰囲気下で加熱し、重合溶媒と未反応単量体を除去し、水素化前の炭化水素樹脂とした。
重合反応器に添加する成分の種類および量、ならびに水素化の条件を下記表1に示すとおりにそれぞれ変更したこと以外は製造例1と同様にして炭化水素樹脂水素化物を得た。得られた製造例2〜5の炭化水素樹脂水素化物についても、製造例1の炭化水素樹脂水素化物と同様に、水添率、数平均分子量、重量平均分子量、Z平均分子量、分子量分布、および軟化点を測定した。これらの測定結果は、下記表1にまとめて示した。
バンバリー型ミキサー中で、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムとして非油展乳化重合スチレンブタジエンゴム(SBR)(商品名「Nipol 1502」、日本ゼオン社製、ムーニー粘度(ML1+4,100℃):52)40部と、天然ゴム(NR)(SIR20)60部と、を30秒素練りし、次いで、窒素吸着比表面積(N2SA)が115m2/gのカーボンブラック(新日化カーボン社製ニテロン300IH)50部、および製造例1で得た炭化水素樹脂水素化物10部を添加して、90秒混練後、酸化亜鉛3部、ステアリン酸1部、および老化防止剤:N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン(大内新興化学工業社製、商品名「ノクラック6C」)2部を添加し、更に90秒間混練した。その後、90℃を開始温度として、145〜155℃で60秒間以上混練(一次練り)した後、ミキサーから混練物を排出させた。
・試験機:東洋精機製作所社製ラボプラストミル バンバリー型ミキサーB−600
・充填率:70〜75vol%
・ロータ回転数:50rpm
・試験開始設定温度:90℃
・試験機:池田機械工業社製電気加熱式高温ロール機
・ロールサイズ:6φ×16
・前ロール回転数:24rpm
・前後ロール回転比:1:1.22
・ロール温度:50±5℃
・切り返し回数:左右2回ずつ
・丸め通し幅:ロール間隔約0.8mm
・丸め通し回数:5回
下記表2に示すように、炭化水素樹脂水素化物の種類および配合量、ならびにカーボンブラックの種類および配合量を調整した以外は、実施例1と同様にしてゴム組成物を得た。
実施例1〜3および比較例1〜8で得たゴム組成物を、プレス圧力約8MPa、プレス温度160℃で40分間プレス架橋し、その後さらに23℃の恒温室で一晩熟成した後、150mm×150mm×厚さ2mmのゴム架橋物の試験片を作製した。
水添率が80%を超える炭化水素樹脂水素化物を含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例3)は、水添率が80%を超える炭化水素樹脂水素化物の代わりに同量の水添率が0.1〜80%である炭化水素樹脂水素化物を含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例1,2)に比べて、転がり抵抗および耐摩耗性に劣るものであった。
炭化水素樹脂水素化物の含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して1.0質量部未満であるゴム組成物は、加工性に劣るものであり、上記ゴム組成物からなるゴム架橋物は、ウエットグリップ性および伸びに劣るものであった(比較例4)。転がり抵抗および耐摩耗性についても、炭化水素樹脂水素化物の含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して1.0質量部未満であるゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例4)は、炭化水素樹脂水素化物の含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して10質量部であるゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例1)に比べて、劣るものであった。
炭化水素樹脂水素化物の含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して30質量部を超えるものであるゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例5)は、炭化水素樹脂水素化物の含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部であるゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例3)に比べて、耐摩耗性に劣るものであった。
窒素吸着比表面積(N2SA)が70m2/g未満であるカーボンブラックを含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例6)は、同じ単量体組成を有する炭化水素樹脂を水添してなる炭化水素樹脂水素化物を同量含有し、窒素吸着比表面積(N2SA)が70〜150m2/gであるカーボンブラックを含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例1)に比べて、転がり抵抗および耐摩耗性に劣るものであった。
窒素吸着比表面積(N2SA)が150m2/gを超えるカーボンブラックを含有するゴム組成物は、加工性に劣るものであり、上記ゴム組成物からなるゴム架橋物は、引張強さおよび伸びに劣るものであった(比較例7)。転がり抵抗および耐摩耗性についても、窒素吸着比表面積(N2SA)が150m2/gを超えるカーボンブラックを含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例7)は、同じ単量体組成を有する炭化水素樹脂を水添してなる炭化水素樹脂水素化物を同量含有し、窒素吸着比表面積(N2SA)が70〜150m2/gであるカーボンブラックを含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例1)に比べて、劣るものであった。
カーボンブラックの含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して80質量部を超えるものであるゴム組成物は、加工性に劣るものであり、上記ゴム組成物からなるゴム架橋物は、引張強さ、伸び、および耐摩耗性に劣るものであった(比較例8)。転がり抵抗についても、カーボンブラックの含有量が、ジエン系ゴム100質量部に対して80質量部を超えるものであるゴム組成物からなるゴム架橋物(比較例8)は、同じ単量体組成を有する炭化水素樹脂を水添してなる炭化水素樹脂水素化物を同量含有し、カーボンブラックをジエン系ゴム100質量部に対して20〜80質量部含有するゴム組成物からなるゴム架橋物(実施例1)に比べて、劣るものであった。
Claims (4)
- ジエン系ゴム、炭化水素樹脂水素化物、およびカーボンブラックを含有するゴム組成物であって、
前記炭化水素樹脂水素化物の含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して1.0〜30質量部であり、
前記カーボンブラックの含有量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して20〜80質量部であり、
前記ジエン系ゴムは、天然ゴム30〜90質量%およびスチレン−ブタジエン共重合体ゴム10〜70質量%を含み、
前記炭化水素樹脂水素化物は、
脂肪族単量体単位と芳香族単量体単位とを含む炭化水素樹脂を水添してなるものであり、
水添率が0.1〜80%の範囲内であり、
重量平均分子量(Mw)が700〜6,000の範囲内であり、
軟化点が80〜150℃の範囲内であり、
前記カーボンブラックは、窒素吸着比表面積(N2SA)が70〜150m2/gの範囲内であるゴム組成物。 - 前記炭化水素樹脂は、
1,3−ペンタジエン単量体単位10〜60質量%、
炭素数4〜6の脂環式モノオレフィン単量体単位1〜30質量%、
炭素数4〜8の非環式モノオレフィン単量体単位1〜50質量%、
脂環式ジオレフィン単量体単位0〜10質量%、および
前記芳香族単量体単位0.1〜50質量%を含み、
前記炭化水素樹脂水素化物は、
数平均分子量(Mn)が400〜3,000の範囲内であり、
Z平均分子量(Mz)が1,500〜20,000の範囲内であり、
数平均分子量に対する重量平均分子量の比(Mw/Mn)が1.0〜4.0の範囲内であり、
重量平均分子量に対するZ平均分子量の比(Mz/Mw)が1.0〜4.0の範囲内である請求項1に記載のゴム組成物。 - 前記芳香族単量体が、スチレン化合物、インデン化合物、およびC9留分からなる群から選択される少なくとも1種を含む請求項1または2に記載のゴム組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物をトレッドに使用したことを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018204242A JP7255137B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018204242A JP7255137B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020070330A true JP2020070330A (ja) | 2020-05-07 |
JP7255137B2 JP7255137B2 (ja) | 2023-04-11 |
Family
ID=70547094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018204242A Active JP7255137B2 (ja) | 2018-10-30 | 2018-10-30 | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7255137B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022255314A1 (ja) * | 2021-06-01 | 2022-12-08 | Eneos株式会社 | 石油樹脂、ゴム用添加剤、未架橋ゴム組成物及び架橋ゴム |
CN115572419A (zh) * | 2022-12-09 | 2023-01-06 | 广东粤港澳大湾区黄埔材料研究院 | 一种湿法混炼胶料及其制备方法 |
CN116102889A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-05-12 | 双安电力科技有限公司 | 一种高强度复合绝缘子用混炼硅橡胶及其制备方法 |
JP7570883B2 (ja) | 2020-10-21 | 2024-10-22 | 旭化成株式会社 | 架橋用ゴム組成物、及びタイヤ用トレッド |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005041975A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ |
WO2016104144A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2017105884A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2017160291A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 住友ゴム工業株式会社 | 高性能タイヤ |
WO2018101362A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 日本ゼオン株式会社 | ゴム組成物および空気入りタイヤ |
JP2018141045A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 日本ゼオン株式会社 | 変性炭化水素樹脂およびホットメルト粘接着剤組成物 |
JP2018145232A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
-
2018
- 2018-10-30 JP JP2018204242A patent/JP7255137B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005041975A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-17 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及びそれを用いた重荷重用空気入りタイヤ |
WO2016104144A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2017105884A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP2017160291A (ja) * | 2016-03-07 | 2017-09-14 | 住友ゴム工業株式会社 | 高性能タイヤ |
WO2018101362A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | 日本ゼオン株式会社 | ゴム組成物および空気入りタイヤ |
JP2018141045A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 日本ゼオン株式会社 | 変性炭化水素樹脂およびホットメルト粘接着剤組成物 |
JP2018145232A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7570883B2 (ja) | 2020-10-21 | 2024-10-22 | 旭化成株式会社 | 架橋用ゴム組成物、及びタイヤ用トレッド |
WO2022255314A1 (ja) * | 2021-06-01 | 2022-12-08 | Eneos株式会社 | 石油樹脂、ゴム用添加剤、未架橋ゴム組成物及び架橋ゴム |
CN115572419A (zh) * | 2022-12-09 | 2023-01-06 | 广东粤港澳大湾区黄埔材料研究院 | 一种湿法混炼胶料及其制备方法 |
CN116102889A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-05-12 | 双安电力科技有限公司 | 一种高强度复合绝缘子用混炼硅橡胶及其制备方法 |
CN116102889B (zh) * | 2022-12-27 | 2024-04-12 | 双安电力科技有限公司 | 一种高强度复合绝缘子用混炼硅橡胶及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7255137B2 (ja) | 2023-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7081495B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
US20170233561A1 (en) | Crosslinked rubber, member for tires, vibration-proofing member, member for belts, and rubber composition | |
JP6729085B2 (ja) | 炭化水素樹脂およびタイヤ用エラストマー組成物 | |
JP7255137B2 (ja) | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP7255136B2 (ja) | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP6954305B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
JP6780325B2 (ja) | 変性炭化水素樹脂およびタイヤ用エラストマー組成物 | |
JP7452431B2 (ja) | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
JP7081494B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
JP7081496B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
JP7293892B2 (ja) | ゴム組成物 | |
JP6828737B2 (ja) | シラン変性炭化水素樹脂およびタイヤ用エラストマー組成物 | |
JP7104318B2 (ja) | 加硫ゴム | |
JP6954304B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
JP6954303B2 (ja) | ゴム組成物および空気入りタイヤ | |
WO2021079844A1 (ja) | ゴム組成物ならびにそれを用いたゴム架橋物および空気入りタイヤ | |
WO2022225027A1 (ja) | ゴム組成物ならびにそれを用いたゴム架橋物および空気入りタイヤ | |
WO2024219257A1 (ja) | ゴム組成物 | |
JP2024067610A (ja) | ゴム組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220823 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7255137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |