JP2020070281A - 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 - Google Patents
骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020070281A JP2020070281A JP2018207822A JP2018207822A JP2020070281A JP 2020070281 A JP2020070281 A JP 2020070281A JP 2018207822 A JP2018207822 A JP 2018207822A JP 2018207822 A JP2018207822 A JP 2018207822A JP 2020070281 A JP2020070281 A JP 2020070281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bone
- buccarin
- dolpanin
- differentiation
- artepiline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
Description
本発明は以下のとおりである。
[1] アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、破骨細胞分化抑制剤、及び/又は骨芽細胞分化促進剤。
[2] アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨吸収抑制剤及び/又は骨形成促進剤。
[3] アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨減少性疾患を予防及び/又は治療するための医薬組成物。
[4] アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨代謝調節用医薬製剤。
[5] アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨減少性疾患を予防及び/又は改善用機能性食品。
[6] 骨減少性疾患を予防及び/又は治療するための方法であって、上記方法は、
上記骨減少性疾患を患っている対象者に、アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する医薬組成物又は骨代謝調節用医薬製剤を投与するステップを含む、方法。
キク科バッカリス属に属する植物(学名:バッカリス・ドラクンクリフォリア)(Baccharis dracunculifolia)は、南アメリカを中心に生育しており、生植物として入手しても良く、抽出エキスとして加工された形態として入手することも可能である。
また、上述した植物から単離された任意の化合物に化学的処理を施して、上記化合物を合成してもよく、植物から単離した化合物を用いずに化学合成により得てもよい。さらに、上記化合物は、存在可能な水和物又は塩であってもよい。
本発明によれば、
上記化学式(1)〜(3)で示される化合物であるアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを含有する、骨減少性疾患を予防及び/又は治療する医薬組成物が提供される。
アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンは単独で使用してもよく、任意の割合で配合してもよい。
医薬組成物は、薬学的に許容される賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤、コーティング剤等を含んでいてもよい。また、着色料、香料、防腐剤などを含んでいてもよい。賦形剤としては例えば乳糖、ブドウ糖、コーンスターチ、ソルビット、結晶セルロースなどが、滑沢剤としては例えばタルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、硬化植物油などが、結合剤としては例えばジメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、メチルセルロース、エチルセルロース、アラビアゴム、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが、崩壊剤としては例えばデンプン、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン末、炭酸カルシウム、クエン酸カルシウム、デキストリンなどが、それぞれあげられる。使用する際の形態は特に限定されず、カプセル状、粉末、粒状、タブレット状、液状などの形態とでき、また、外用剤としてクリーム、ペースト状、ジェルなどの形態で用いることもできる。
本発明のグリーンプロポリス由来、または、キク科バッカリス属植物由来、または、合成により得られたアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンは、骨代謝調節用のサプリメントとして用いることができ、あるいは、飲食物に混合してまたは飲食用組成物として用いることもできる。
サプリメントとして用いる場合、錠剤や顆粒の形態で用いることができ、他の有用成分と混合してもよい。
飲食用組成物として用いる場合、健康飲食品、特定保健用飲食品、栄養機能飲食品、健康補助飲食品等として供することが可能である。これらの飲食品は、骨代謝を改善する機能性食品として供することができ、特定保健用飲食品やその他のサプリメント、健康飲食品等には、骨吸収を抑制する、骨形成を促進する、骨粗鬆症を予防または改善する等の機能を表示することができる。
飲食用組成物は、固形物、液状、粉末、顆粒状、ペースト状等の種々の形態であり、具体的には、例えば、清涼飲料、乳酸飲料、嗜好飲料、コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶などの飲料品;キャンディー、チョコレート、ビスケット類、菓子パン類、ケーキ、餅菓子、米菓類などの菓子類;果実飲料、野菜飲料、ジャム類、ペースト類などの野菜・果実加工品;日本酒、焼酎、ワイン、中国酒、ウイスキー、ウオッカ、ブランデー、ジン、ラム、酒、ビール、清涼アルコール飲料、果実酒、リキュールなどのアルコ−ル飲料;ヨーグルト、アイスクリーム、バター、チーズ、練乳、粉乳のなどの乳製品;ドレッシング、マヨネーズ、てんぷら油、サラダ油などの油脂加工品;しょうゆ、ソース、酢、みりん、ドレッシングタイプ調味料などの調味料;粉末ジュース、粉末スープ、インスタントコーヒー、即席麺類、即席カレー、即席味噌汁、調理済み食品、調理済み飲料、調理済みスープなどの乾燥飲食品、小麦粉加工品、でんぷん類加工品などの穀物加工品等が挙げられる。例えば飴、クッキー、チューインガム、ビスケットのような固形物として用いても、あるいは清涼飲料水、牛乳、ヨーグルト、シロップのような液状でもよい。飲食物とする場合、クエン酸、乳酸、カゼインなど、通常飲食物に使用される添加剤を配合することができる。
アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを含有する医薬組成物薬剤、サプリメントまたはあるいは飲食物等の飲食用組成物におけるアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニン含有量は、その剤型に応じて異なるが、通常アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンが、全組成物中の0.01〜50重量%、好ましくは0.01〜20重量%程度含まれていればよい。アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンの場合の摂取量は、摂取者の年齢、性別、体重、症状の種類、症状の程度などを考慮して適宜増減できるが、一日当たりの摂取量が0.01〜300mg/kgになるように、各投与形態に合わせて設定するのが好ましい。医薬組成物、飲食要素生物、生体適合性材料のいずれの形態においても、1日1回または数回に分けて投与、又は摂取すればよい。
本発明のアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを含有する医薬組成物、サプリメントまたは飲食物等の飲食用組成物は、ヒトを含む哺乳動物を対象とする。ヒト以外の哺乳動物としては、サルなどの霊長類、ラット、マウスなどのげっ歯類、ヒツジ、ブタ、ウシ、ネコ、イヌ等が挙げられる。
本願発明によれば、
アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンより選択される少なくとも1つの化合物を含有する、生体適合性素材が提供される。
この生体適合性素材を用いることで、骨減少性疾患の患部に直接接触させることが可能になる。
「生体適合性」とは、生体組織や細胞に対して炎症反応、免疫反応、中毒反応といった負の反応を引き起こさないか、そのような反応が小さいことを意味する。「生体適合性素材」には、生分解性素材や非生分解性素材が含まれる。「生分解性素材」は、生体内で分解され得る素材や生体内で吸収され得る素材であり、例えば、コラーゲン、アテロコラーゲン、ヒアルロン酸、ハイドロキシアパタイト、TCP、ポリ乳酸(PLLA)、ポリグリコール酸(PGA)、PLGA、ポリエチレングリコール(PEG)、MPCポリマー、アガロースゲルを挙げることができる。「非生分解性素材」は、生体内で分解及び吸収されない、又は、実質的に分解及び吸収されない素材であり、例えば、チタン、チタン合金、ステンレス、セラミックスが挙げられる。また、生体適合性素材は、細胞の足場材(スキャフォールド)であってもよく、更には、所望の細胞が接着した足場材(例えば、細胞シート、細胞塊)であってもよい。生体適合性素材として非生分解性素材を用いる場合、非生分解性素材は、その表面に、例えば、上記化合物を含有する上記生分解性素材が付着していてもよい。生体適合性素材は、当業者にとって公知の方法により、徐放性を有していてもよい。
生体適合性素材は、骨減少性疾患の患部に埋設することができ、骨及び歯(歯槽骨を含む)の形成又は再生、歯周組織の再生、骨折部位の修復に利用することができ、インプラント歯の埋入の前処理に利用することもできる。
本願発明によれば、
骨減少性疾患を予防又は治療するための方法であって、上記方法は、
上記骨減少性疾患を患っている対象者に、アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを含有する医薬組成物又は骨代謝調節用医薬製剤を投与するステップを含む、
方法が提供される。
上記医薬組成物を患者に投与する場合には、投与量は、患者の症状の重篤さ、年齢、体重、PSA値、尿流量及び健康状態等の諸条件によって異なる。一般的には、上述した用量及び用法で、1日1回若しくはそれ以上の回数にわたって投与すればよく、以上のような諸条件に応じて、投与の回数及び量を適宜増減すればよい。
上記医薬組成物又は骨代謝調節用医薬製剤の1日当たりの投与量、投与期間及び投与回数は、上述した治療薬と同様であってもよい。上記医薬組成物又は骨代謝調節用医薬製剤の投与は、医師による判断により終了してもよいし、患者の自己判断で終了してもよい。
マウスマクロファージ様RAW264細胞(理研より入手)は、破骨細胞分化誘導因子(RANKL)存在下で培養することで破骨細胞へと分化する。破骨細胞の初期分化マーカーである酒石酸耐性酸ホスファターゼ(TRAP)活性の測定と染色によって、破骨細胞分化の評価を行った。
RANKLによって破骨細胞分化を誘導するとTRAP染色によって赤色に染まり、核を複数持つ多核破骨細胞の形成が多数認められるが(図1a)、アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを添加した場合、多核破骨細胞の形成が明らかに減少した(図1b-d)。
また、破骨細胞のマーカー酵素である酒石酸耐性酸ホスファターゼ(TRAP)の活性はRANKL添加によって著しく誘導されるが、アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを添加した場合、いずれにおいても、TRAP活性の有意な抑制作用が認められた(図2)。
このことは、アルテピリンC、バッカリン、ドルパニンが破骨細胞の分化を抑制することを示しており、破骨細胞による骨吸収をアルテピリンC、バッカリン、ドルパニンが抑制することを示している。
RAW264細胞を、実施例1と同様の密度になるように6ウェルプレートに播種したのち、RANKL(50 ng/mL)とアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを最終濃度が10、30、100 μMになるように添加して72時間培養した。TRIzol(ライフテクノロジーズ・ジャパン)を用いて、Total RNAを抽出後、定法によりcDNAを作製して、リアルタイムRT-PCR法により、破骨細胞の初期の分化のマーカーである酒石酸耐性酸フォスファターゼ(Trap)および、後期の分化のマーカーであるカテプシンK(Ctsk)の遺伝子発現について解析した。
RANKLによって破骨細胞分化を誘導するとマーカー遺伝子であるTrapおよびCtskの遺伝子発現が著しく上昇するが、アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを添加した条件では、TrapおよびCtskの遺伝子発現が抑制された(図3)。
このことは、アルテピリンC、バッカリン、ドルパニンは、遺伝子レベルでも破骨細胞の初期および後期の分化を抑制することを示している。
マウス頭蓋骨由来繊維芽細胞MC3T3-E1細胞(理研より入手)を5,000細胞/ウェルとなるように96ウェルマルチウェルプレートに播種し、10%牛胎児血清を含むαMEM培地を用いて2日間培養した。各ウェルにアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを最終濃度が10、30、100 μMになるように添加してさらに6日間培養後、メタノールで細胞を固定した。骨芽細胞の初期分化マーカー酵素として知られるアルカリフォスファターゼ(ALP)活性を定法により測定した。
コントロールと比較して、アルテピリンC、バッカリン、ドルパニンを添加して培養すると、ALP活性の上昇が認められた(図4)。このことは、アルテピリンC、バッカリン、ドルパニンが骨芽細胞の初期分化を促進することを示している。
MC3T3-E1細胞は骨芽細胞に分化すると、カルシウムを沈着して石灰化を引き起こす。マウス頭蓋骨由来繊維芽細胞MC3T3-E1細胞(理研より入手)を5,000細胞/ウェルとなるように96ウェルマルチウェルプレートに播種し、10%牛胎児血清を含むαMEM培地を用いて2日間培養した。各ウェルに分化誘導剤であるアスコルビン酸(50 μg/mL)およびβグリセロフォスフェート(10 mM)とともにアルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンを最終濃度が10、30、100 μMになるように添加してさらに12日間培養後、メタノールで細胞を固定した。石灰化により沈着したカルシウムをアリザリンレッド染色法にて染色した。
コントロール(図5a)と比較して、アルテピリンC (図5b)、バッカリン(図5c)を添加して培養した細胞は、アリザリンレッド染色によって赤色に染色される面積が明らかに増加した。このことは、アルテピリンC 、バッカリン骨芽細胞の後期分化も促進されて石灰化が誘導されることを示しており、骨芽細胞による骨形成をアルテピリンC とバッカリンが促進することを示している。
MC3T3-E1細胞を、実施例3と同様の密度になるように6ウェルプレートに播種したのち、バッカリンを最終濃度が10、30、100 μMになるように添加して6日間培養した。TRIzol(ライフテクノロジーズ・ジャパン)を用いて、Total RNAを抽出後、定法によりcDNAを作製して、リアルタイムRT-PCR法により、骨芽細胞の初期の分化のマーカーであるアルカリフォスファターゼ(Alpl)と後期の分化のマーカーであるオステオカルシン(Osteocalcin)の遺伝子発現について解析した。
コントロールと比較して、バッカリンを添加した条件では、AlplおよびOsteocalcinの遺伝子発現が増加した(図6)。
このことは、バッカリンが遺伝子レベルでも骨芽細胞の初期および後期の分化を促進することを示している。
Claims (5)
- アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、破骨細胞分化抑制剤、及び/又は骨芽細胞分化促進剤。
- アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨吸収抑制剤及び/又は骨形成促進剤。
- アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨減少性疾患を予防及び/又は治療するための医薬組成物。
- アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨代謝調節用医薬製剤。
- アルテピリンC、又はバッカリン、又はドルパニンからなる群から選ばれる化合物を少なくとも1種以上含有する、骨減少性疾患を予防及び/又は改善用機能性食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018207822A JP7232503B2 (ja) | 2018-11-04 | 2018-11-04 | 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018207822A JP7232503B2 (ja) | 2018-11-04 | 2018-11-04 | 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020070281A true JP2020070281A (ja) | 2020-05-07 |
JP7232503B2 JP7232503B2 (ja) | 2023-03-03 |
Family
ID=70547053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018207822A Active JP7232503B2 (ja) | 2018-11-04 | 2018-11-04 | 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7232503B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142993A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 米澤 貴之 | 骨減少性疾患の予防及び/又は治療用組成物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09141002A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 水溶性を向上させたプロポリス抽出物 |
JP2000186046A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-07-04 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 慢性関節リウマチ治療剤及び診断方法 |
JP2004161664A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-06-10 | Fancl Corp | プロポリス組成物 |
JP2006143685A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Morikawa Kenkoudou Kk | マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤 |
JP2017019751A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 株式会社山田養蜂場本社 | IFN−γ及び/又はIL−17の産生抑制剤、並びにTh1細胞及び/又はTh17細胞の分化抑制剤 |
-
2018
- 2018-11-04 JP JP2018207822A patent/JP7232503B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09141002A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Hayashibara Biochem Lab Inc | 水溶性を向上させたプロポリス抽出物 |
JP2000186046A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-07-04 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 慢性関節リウマチ治療剤及び診断方法 |
JP2004161664A (ja) * | 2002-11-13 | 2004-06-10 | Fancl Corp | プロポリス組成物 |
JP2006143685A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Morikawa Kenkoudou Kk | マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤 |
JP2017019751A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 株式会社山田養蜂場本社 | IFN−γ及び/又はIL−17の産生抑制剤、並びにTh1細胞及び/又はTh17細胞の分化抑制剤 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
GAO, Y., ET AL.: "IFN-γ stimulates osteoclast formation and bone loss in vivo via antigen-driven T cell activation", THE JOURNAL OF CLINICAL INVESTIGATION, vol. 117, no. 1, JPN6022036176, January 2007 (2007-01-01), pages 122 - 132, ISSN: 0004861288 * |
LEE, Y.: "The role of interleukin-17 in bone metabolism and inflammatory skeletal diseases", BMB REPORTS, vol. 46, no. 10, JPN6022036177, 2013, pages 479 - 483, ISSN: 0004861289 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020142993A (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 米澤 貴之 | 骨減少性疾患の予防及び/又は治療用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7232503B2 (ja) | 2023-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080008773A1 (en) | Food beverage or feed for the promotion of osteogenesis comprising umbelliferae, liliaceae or compositae plant species | |
EP3263134A1 (en) | Composition for preventing or treating valve calcification, containing dpp-4 inhibitor | |
WO2007091707A1 (ja) | 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物、その組成物を含有する機能性食品、健康食品及び医薬製剤、並びに歯根-歯周組織形成促進剤 | |
JP2017171654A (ja) | 組織分化促進用組成物、肝機能改善用組成物 | |
JP2007197427A (ja) | アディポネクチン産生強化剤 | |
CN110934883A (zh) | 一组改善男性骨质疏松预防骨折的柚皮苷制剂 | |
KR101491595B1 (ko) | axial―equatorial aryl배향의 furofuran형 리그난을 함유하는 골 형성 촉진용 약학적 조성물 및 이의 조성물을 포함하는 약학적 제제, 기능성 식품 및 건강 식품 | |
EP3626728A1 (en) | Peptide for inhibiting bone resorption | |
JP7232503B2 (ja) | 骨疾患の予防及び/又は治療用医薬組成物 | |
WO2013129334A1 (ja) | 運動効果模倣作用剤並びにAMPK及びPPARδ共活性化剤 | |
US6410521B1 (en) | Nutritional supplements for stimulating bone growth | |
US7579374B2 (en) | Agent for improving bone metabolism | |
JP7197908B2 (ja) | 骨減少性疾患の予防及び/又は治療用組成物 | |
JP6131275B2 (ja) | Igf−1産生促進剤 | |
JP2018123111A (ja) | 骨代謝改善剤 | |
WO2008084283A2 (en) | Andrographis paniculata plant extracts for treating osteoporosis and the extraction process thereof | |
WO2011108499A1 (ja) | オーラプテン類縁化合物を有効成分とする骨芽細胞分化促進剤、骨形成促進用医薬組成物及び保健機能食品 | |
JP7271016B2 (ja) | 骨損失疾患の予防、改善または治療のためのchp(シクロ-ヒスプロ)および副甲状腺ホルモンを含む組成物の用途 | |
JP2016069355A (ja) | 骨代謝改善剤 | |
WO2017175625A1 (ja) | 骨代謝調節用組成物 | |
JP6278474B2 (ja) | 骨疾患の予防又は治療用組成物 | |
JP2024109822A (ja) | アトロジン-1発現抑制剤 | |
JP2023048160A (ja) | 破骨細胞分化抑制、筋肉量増加、運動機能改善、及び/又は筋力増強用組成物 | |
KR20140144433A (ko) | 파리유충 에탄올 추출물을 유효성분으로 포함하는 고지혈증 예방 또는 치료용 약제학적 조성물 | |
CN118593645A (zh) | 一种中药组合物在制备通过同时促进骨形成和抑制骨吸收以治疗骨疾病药物中的用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20181201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190212 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20210901 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210901 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7232503 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |