JP2020069355A - 錠剤カセット - Google Patents
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Abstract
Description
また、円形や球形あるいは正多角形や正多面形といった謂わば定形剤から外れた菱形板状の異形剤や、中央部の膨らんだ紡錘状の異形剤、一錠未満の単位で服用できるよう一錠を裁断等で2分割して作られた半錠なども、錠剤カセットで取り扱われることがある。
そして、錠剤カセット20が駆動部30に装着されると、両者20,30の伝動機構23,33が嵌合等にて連結されて協動可能となり、図示しない制御装置の制御に従ってモータ32が動作し、それに応じて伝動機構23,33更には整列盤22が軸回転することで、錠剤8を一つずつ排出路24へ送り込んで落下させるようになっている。
しかしながら、そのように非装着時に単独で軸方向嵌合方式の回転軸の回転を阻止する謂わば非装着時回転阻止手段を具現化するに際しては(特許文献5参照)、多数の歯を持つ環状の係留部材に加えて、揺動部材や揺動支点さらには付勢部材なども、カセット内に追加装備することになったため、而もそれらが小さくて繊細な部材なので作りづらいうえ取り扱いにも注意を要することから、コストアップが避けられない。
そこで、そのようなコストアップを抑制すべく非装着時回転阻止手段の簡素な錠剤カセットが案出された(特許文献6参照)。すなわち、錠剤8を収容しうる容器部21と、容器部21の中で軸回転しうる整列盤22と、外歯ギヤ形成の駆動軸33を挿抜しうる内歯ギヤ形成の駆動軸嵌入孔23aを穿たれた下端部が容器部21の底部を貫いて下方へ突き出ている回転軸23とを備えていて、回転軸23が軸回転させられるとそれに随伴して整列盤22が軸回転することで容器部21から錠剤8を逐次排出する錠剤カセット40について、以下のような改良が施された。
そして、整列盤22が軸回転駆動されると、上方突出の衝上部材47と下方突出の当接部43とが間欠的に干渉するようにしたことにより、錠剤排出に伴ってときどき整列盤22が衝き上げられる。
また、錠剤が容器部21の内周面と整列盤22の外周面との間で隔壁22aの上に乗っていたようなときには、その錠剤が隔壁22aから揺り落とされるようにして区画室22bの上へ移動することとなる。
しかしながら、実用性の評価等のために錠剤カセット40(図10参照)を試作・試用してみたところ、錠剤排出時に間欠的に干渉し合う上方突出の衝上部材47と(図11(c)参照)、下方突出の当接部材42とについて(図11(a)参照)、更なる改良の余地のあることが判明した。
また、貼着等での固定では当接部材42の交換が難しく、ネジ止め等で当接部材42を交換可能に取り付けるようにすると雌ねじ形成の追加工まで必要になる。
そのため、整列盤の追加部材収容空間に配設されても取り付けが容易なうえ整列盤の形状等に与える制約が少ない当接部材を実現することが(当接部材に係る技術課題=取付容易化等)、望まれる。
そのため、当接部材の相方である衝上部材について塊状錠剤のほぐし性能を高めうるものを実現するのも(衝上部材に係る技術課題=塊状錠剤ほぐし性能向上)、望まれる。
そこで、上述した当接部材に係る取付容易化等の技術課題や衝上部材に係る塊状錠剤ほぐし性能向上といった技術課題を解決すべく、第1先行発明の錠剤カセット40(第1先行発明品)に対して次のような改良が施されて、第2先行発明の錠剤カセット50(第2先行発明品)が開発された。
錠剤カセット40について上述した説明と重複する事項も多いが、錠剤カセット50は、本願発明の課題や構成の前提をなすものなので、重複をいとわずに詳述する。
また、衝上部材が、依然として山形であるが、蒲鉾状でなく、上面に緩慢な上り面と急峻な下り面とを持ったものとなっており、これによって塊状錠剤ほぐし性能向上という衝上部材に係る技術課題が解決されている。
以下、各部材について説明する。
そして、その有底孔22fに付勢部材72の上部が収まるとともに、整列盤22の筒部22dの中空に、回転軸23の上端小径部(図では、すり割り状の切欠である遊挿孔23bが形成された散点模様の部分のうち、外径が小さい部分)が、固く嵌入されて、整列盤22と回転軸23とが恰も一体物の如く連結するようになっている。
このように整列盤22に連結される回転軸23の上部に加えて、後で詳述するが、回転軸23の上部に付設される当接部材80と、回転軸23から突き出す係止用軸体70の係止部71と、それら71,80と干渉する係留部材60の係留用凹凸61や衝上部材62も、整列盤22の追加部材収容空間22cに無理なく収まるようになっている。
そのような係留部材60が、容器部21の内底面のうち整列盤22の回転軸23の挿入用穴の上縁の周りに当たる部位に、接着や融着等にて固定して装着されており、多数の係留用凹凸61が回転軸23から少し離れた所で回転軸23を一周している。
衝上部材62は、係止部71と干渉しないよう、係留用凹凸61の輪状連なりの外側に当たる所に配設されており、何れの衝上部材62も、上面に上り面62aと頂点と下り面62bとを連ねた山形のものであって、その上面に対して当接部材80の当接部81が進行時に当接して上り下りするようになっているが、その上面のうち上り面62aにあたる部分が例えば5゜〜30゜といった緩慢な傾斜で長めのものであるのに対し、下り面62bにあたる部分は例えば70゜〜90゜といった急峻な傾斜で短いものになっている。
ここで、円輪状部82の外嵌め先は(図12,図13(a)参照)、回転軸23の上端部における遊挿孔23b(すり割り状の切欠)形成部分のうち上端寄りの小径部分である。なお、その小径部分には、当接部材80の円輪状部82に加えて、整列盤22の筒部22dも外嵌めされる。
そのため、整列盤22の上に乗っていた錠剤が容器部21の中で上下に揺さぶられるので、特に下降が素早いので、多数の錠剤が塊状になっていても早々にほぐされる。
もっとも、そのような当接部材の取付容易化等という技術課題が解決されると、当接部材に係る更なる技術課題が浮上してきた。
すなわち、当接部材と衝上部材との協動による塊状錠剤ほぐし機能については、どの程度の性能が必要なのかということや、そもそも塊状錠剤ほぐし機能が必要なのかということが、多種多様な錠剤の総てについて明確になっているわけではない。
錠剤カセットの使用実績を十分に積んだ錠剤については、それなりに分かっていても、使用実績の少ない錠剤や新たに使用されるであろう錠剤については、分かっていない。
一方、必要もないのに塊状錠剤ほぐし機能を常備させるのは、衝上部材や連動部材の短寿命化さらには錠剤に対する過剰な刺激なども危惧されるので、できれば避けたい。
それらの両立には、塊状錠剤ほぐし機能の必要性の不明な錠剤については、初めは当該機能の無い錠剤カセットを使用し、必要性が判明した段階で当該機能の付いた錠剤カセットを使用するように、錠剤カセットを切り替えることも考えられるが、古い錠剤カセットが無駄になる可能性が高いうえ、新しい錠剤カセットの製造や調整に手間が掛かる。
そして、そのような塊状錠剤ほぐし機能の付加や強化を簡便に行えるようにするには、成型等にて係留部材と一体化しやすい衝上部材については予め錠剤カセットに装備しておき、それに対応した当接部材については必要に応じて容易に着脱や交換が行えるようにしておくのが良いと思われる。
このように小径部分の嵌入量が増えると、遊挿孔23bの下端面さらには係止用軸体70の下降位置が上昇して、係止部71が係留用凹凸61に届かなくなってしまうため、回転軸23の弱体化を覚悟して遊挿孔23bを更に掘り下げるといった不所望な対処が必要になる。
そこで、回転軸への当接部材の着脱や取替にて簡便に而も上述したような不所望な対処や不所望な変形を招くことなく塊状錠剤ほぐし機能の付加や強化を行える錠剤カセットを実現することが技術的な課題となる。
錠剤を収容しうる容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、駆動軸嵌入孔を穿たれた下端部が前記容器部の底部を貫いて下方へ突き出ている回転軸とを備えていて、前記回転軸が軸回転させられるとそれに随伴して前記整列盤が軸回転することで前記容器部から錠剤を逐次排出する錠剤カセットにおいて、
輪状に連なる多数の係留用凹凸を形成された係留部材が前記容器部の内底面に装備されて前記係留用凹凸が前記回転軸から離れた所で前記回転軸を一周しており、前記係留用凹凸に対応した係止部を上部に具備した係止用軸体が下部を前記駆動軸嵌入孔に挿入されて前記回転軸に対して軸方向には相対移動しうるが径方向には相対移動しないようになっており、前記係止用軸体が下降して前記係止部が前記係留用凹凸に当接するようになっており、前記駆動軸嵌入孔に駆動軸が嵌入されると前記係止用軸体が前記回転軸の軸方向に移動して前記係止部が前記係留部材から離脱するようになっており、
山形の衝上部材が前記係留部材の前記係留用凹凸の輪状連なりの外側の所で前記容器部の内底面に装備されており、
下向き開口の追加部材収容空間が前記整列盤に形成されており、前記追加部材収容空間の中で該空間の上部中央から下方へ突き出た筒部が前記整列盤に形成されており、前記回転軸の上端部がその下側の大径部分より細い小径部分になっており、前記小径部分が前記筒部に嵌入されていて前記回転軸が前記容器部に対して上下動するとそれに随伴して前記整列盤が前記容器部に対して上下動するようになっており、前記筒部と前記小径部分との嵌合状態において前記筒部の下端輪状面と前記大径部分の上端輪状面との間に距離を確保して前記筒部と前記大径部分との全面的な当接を回避する過嵌合阻止手段が設けられている、ことを特徴とする。
したがって、この発明によれば、回転軸への当接部材の着脱や取替にて簡便に而も回転軸の遊挿孔を更に掘り下げるといった不所望な対処や回転軸の小径部分の先端の弱体化といった不所望な変形を招くことなく塊状錠剤ほぐし機能を付加や強化しうる錠剤カセットを実現することができる。
図1に示した実施例1は、上述した解決手段1,2,5(出願当初の請求項1,2,5)を具現化したものであり、図2に示した実施例2は、上述した解決手段1,3,5(出願当初の請求項1,3,5)を具現化したものであり、図3〜7に示した実施例3は、上述した解決手段1,4,5(出願当初の請求項1,4,5)を具現化したものです。
また、それらの図示に際し,従来と同様の構成要素や,第1改良形態の第1先行発明と同様の構成要素,第2改良形態の第2先行発明と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、さらに、それらについて背景技術の欄や解決課題の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、それらとの相違点を中心に説明する。
この錠剤カセット110が錠剤カセット50と相違する主要事項は、当接部材80が装備されずに欠けた状態で組み上がっている点と、当接部材80を後で回転軸23に追加外装しても整列盤22に対する回転軸23の取付状態がほとんど変わらないように整列盤22と回転軸23との嵌合部分の形状が規定されている点である。
拡大図は割愛したが、同様に、整列盤22の筒部22dの下端輪状面22daの内周側の角部の面取量が、回転軸23における上端輪状面23bcの内周側の丸みより、大きくなっている。
そのため(図1(a)参照)、回転軸23の小径部分23baを整列盤22の筒部22dに嵌入して組み上げた錠剤カセット110は、下向き面部分22dbと上端面23baaとが正対して密着するとともに、下端輪状面22daと上端輪状面23bcとが対向面間距離Cだけ離れて正対するものとなっている。
そして、錠剤カセット110を錠剤のランダム収容と逐次排出に使い続けるうちに塊状錠剤ほぐし機能が必要になったら或いはそれ程でなくても塊状錠剤ほぐし機能が有る方が良かろうと思えるようになったら、使用していた錠剤カセット110の使用を止めてそれに代わる別個の錠剤カセット50を採用するのでなく、使用していた錠剤カセット110を当接部材80の追加にて錠剤カセット50に作り替えて使い続ける。
それから、上述した当接部材80の円輪状部82の穴に回転軸23の小径部分23baを挿入して当接部材80を回転軸23に外装し、そのまま回転軸23の小径部分23baを整列盤22の筒部22dに嵌入して整列盤22と回転軸23とを連結状態に戻す。
こうして、非装着時回転阻止機能に加えて塊状錠剤ほぐし機能をも発揮する錠剤カセット50を使うことができる。しかも、それが、当接部材80に追装にて、簡便に而も使用中の錠剤カセット110を無駄にすることもなく、実現される。
なお、塊状錠剤ほぐし機能を少しずつ強化したいときには、円輪状部82から下方へ突き出た当接部81の下向き突出量の異なる幾つかの当接部材80を付け替えることで交換して使い分けると良い。
この錠剤カセット120が錠剤カセット50と相違するのは、当接部材80に代えて過嵌合阻止手段としての板状部材122が回転軸23に外装されている点である。
なお、上述した実施例1の錠剤カセット110と対比すると、錠剤カセット120は、筒部22dの下端輪状面22daと回転軸23の小径部分23baの上端面23baaとの間に板状部材122を配設して隅部r等の加工条件等を緩和したものとなっている。
また、板状部材122は、回転軸23に外装されて整列盤22の追加部材収容空間22cに収まっているという点では当接部材80と同じであるが、当接部材80と異なり衝上部材62からは常に離れている。
図5は、軸体23付き整列盤22の展開斜視図である。
図7は、当接部材80を追加した軸体23付き整列盤22の展開斜視図である。
この凸部23bdの形成は、上端輪状面23bcの全域ではなく一部にとどめられ、一個だけでも良いが、軸対称位置に複数個を配設するのが望ましい。
なお、上述したように回転軸23に凸部23bdが追加されたことに応じて、当接部材80の円輪状部82の中央を貫く穴83は(図7参照)、単純な真ん丸ではなくなっており、穴83の縁部分には凸部23bdを通すための拡径切欠部が形成されている。しかも、図示した穴83の縁部分には、遊挿孔23bの上部に嵌まって切欠の開口部を塞ぐことで大径部分23bbや小径部分23baを強化する縮径残存部なども形成されている。
また(図3(a),図4(d),(e),図6(a)参照)、容器部21の底部のうち回転軸23の挿入穴の周縁部分が下から少し彫り込まれるとともに、そこに整列盤押下用弾性体90と止め環91の上端部とが収められている。
さらに(図4(a)参照)、係留部材60には係留用凹凸61と衝上部材62との外周側に囲い塀のような環状部が形成されていて、衝上部材62の剛性や強度を高めるとともに内側から出た屑や塵の拡散を防止するようにもなっている。
また(図5,図7参照)、回転軸23の上部の外周部に小さな係合凹部23cが形成されており、遊挿孔23bに加えて係合凹部23cも、円輪状部82の内周部分と干渉させることで、当接部材80が空回りして当接部81の進行が損なわれるのを簡便かつ的確に防止するようにもなっている。
上記実施例1〜3では、錠剤カセット110,120,130の何れもが錠剤カセット50から一体形成物の係留部材60を継承しており、その係留部材60に多数の係留用凹凸61とその外周側の衝上部材62とが含まれていて、係留用凹凸61と衝上部材62とが一体形成物になっていたが、それら61,62に加えてその装備先の容器部21まで一体形成されても良い。一体形成の製法としてはプレスや射出成型が量産向きであるが、少量の製造や異質部材の組み合せ時などには融着や熔着などで一体化するのも良い。
上記実施例2では、板状部材122の外装用穴123が単純な丸形であったが、実施例3の当接部材80の穴83と同様の縮径残存部などを設けて変形しても良い。
20…錠剤カセット、
21…容器部、22…整列盤、22a…隔壁、
22b…区画室、22c…追加部材収容空間、22d…筒部、
22da…下端輪状面、22db…下向き面部分、22e…リブ、22f…有底孔、
23…回転軸(容器部側伝動機構)、
23a…駆動軸嵌入孔、23b…遊挿孔(すり割り状の切欠)、
23ba…小径部分、23baa…上端面、23bb…大径部分、
23bc…上端輪状面、23bd…凸部、23c…係合凹部、
24…排出路、25…仕切部材、
30…駆動部(ベース)、31…基体、32…モータ、
33…駆動軸(駆動部側伝動機構)、34…排出センサ、
40…錠剤カセット、
42…当接部材、43…当接部、
45…係留部材、46…係留用凹凸、47…衝上部材、
50…錠剤カセット、
60…係留部材、61…係留用凹凸、
62…衝上部材、62a…上り面、62b…下り面、
70…係止用軸体、71…係止部、72…付勢部材、
80…当接部材、81…当接部、82…円輪状部、83…穴、
90…整列盤押下用弾性体、91…止め環、
110…錠剤カセット、
120…錠剤カセット、122…板状部材、123…外装用穴、
130…錠剤カセット、
A…高低差、B…上下方向干渉量、C…対向面間距離、
D…嵌入可能部分長、E…小径部分軸方向長
Claims (5)
- 錠剤を収容しうる容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、駆動軸嵌入孔を穿たれた下端部が前記容器部の底部を貫いて下方へ突き出ている回転軸とを備えていて、前記回転軸が軸回転させられるとそれに随伴して前記整列盤が軸回転することで前記容器部から錠剤を逐次排出する錠剤カセットにおいて、
輪状に連なる多数の係留用凹凸を形成された係留部材が前記容器部の内底面に装備されて前記係留用凹凸が前記回転軸から離れた所で前記回転軸を一周しており、前記係留用凹凸に対応した係止部を上部に具備した係止用軸体が下部を前記駆動軸嵌入孔に挿入されて前記回転軸に対して軸方向には相対移動しうるが径方向には相対移動しないようになっており、前記係止用軸体が下降して前記係止部が前記係留用凹凸に当接するようになっており、前記駆動軸嵌入孔に駆動軸が嵌入されると前記係止用軸体が前記回転軸の軸方向に移動して前記係止部が前記係留部材から離脱するようになっており、
山形の衝上部材が前記係留部材の前記係留用凹凸の輪状連なりの外側の所で前記容器部の内底面に装備されており、
下向き開口の追加部材収容空間が前記整列盤に形成されており、前記追加部材収容空間の中で該空間の上部中央から下方へ突き出た筒部が前記整列盤に形成されており、前記回転軸の上端部がその下側の大径部分より細い小径部分になっており、前記小径部分が前記筒部に嵌入されていて前記回転軸が前記容器部に対して上下動するとそれに随伴して前記整列盤が前記容器部に対して上下動するようになっており、前記筒部と前記小径部分との嵌合状態において前記筒部の下端輪状面と前記大径部分の上端輪状面との間に距離を確保して前記筒部と前記大径部分との全面的な当接を回避する過嵌合阻止手段が設けられている、ことを特徴とする錠剤カセット。 - 前記筒部のうち前記小径部分を嵌入しうる嵌入可能部分の長さが前記小径部分の軸方向長さより短くなっており、前記筒部の中空内面のうち前記嵌入可能部分の上端に位置する下向き面部分が前記小径部分の上端面に対して正対するようになっている、ことを特徴とする請求項1記載の錠剤カセット。
- 前記回転軸の前記小径部分への外装を可能にする穴を形成された板状部材が、前記小径部分に外装されて、前記衝上部材から離れた状態で前記整列盤の追加部材収容空間に収まっている、ことを特徴とする請求項1記載の錠剤カセット。
- 前記筒部の下端輪状面と前記大径部分の上端輪状面とのうち何れか一方または双方の一部に凸部が形成されており、前記筒部と前記小径部分との嵌合状態において前記凸部とその対向部分とが当接することにより前記筒部の下端輪状面と前記大径部分の上端輪状面との過半について両面間に距離が確保されるようになっている、ことを特徴とする請求項1記載の錠剤カセット。
- 前記係留部材と前記衝上部材とが一体形成物であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載された錠剤カセット。
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