JP2020068126A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング同士の中途嵌合状態を円滑に抑制でき、しかも、ハウジング同士の完全嵌合時に不具合なくスライダを初期位置へ移動させることが可能なコネクタを提供すること。【解決手段】メスハウジング20は、オスハウジング70に設けられた係止部85に係止されて嵌合方向の前方側の初期位置から嵌合方向の後方側へ移動されるスライダ31と、メスハウジング20とオスハウジング70との嵌合途中に圧縮され、スライダ31を嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中のオスハウジング70に反発力を付与するメインスプリング32Aと、嵌合完了時に係止部85によるスライダ31の係止を解除させるロックビーク43と、スライダ31の係止がロックビーク43で解除されてスライダ31が初期位置へ移動される際に、スライダ31に付与されるメインスプリング32Aの弾性力を吸収するサブスプリング32Bと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
接続端子を備えたハウジング同士が嵌合されることで、それぞれのハウジングの接続端子同士が電気的に接続されるコネクタとして、中途嵌合状態を抑制する半嵌合防止機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタは、一方のハウジングに、スプリングによって他方のハウジングとの嵌合方向の前方へ付勢されたスライダを備えており、互いが嵌合途中である中途嵌合においては、スライダがスプリングによる付勢に抗して嵌合方向の後方側へ変位されることで、スプリングの反発力によってハウジング相互の中途嵌合が抑制される。そして、互いのハウジング同士が完全嵌合されると、スライダがスプリングの弾性力によって嵌合方向の前方側の初期位置へ移動し、このスライダによってハウジング同士をロックするロックアームの変位を抑えてロックが維持される。
特開2000−58200号公報
ところで、スライダは、互いのハウジング同士が完全嵌合した際に、圧縮されていたスプリングが復元する際の弾性力によって初期位置へ勢いよく戻される。このとき、スライダの抜け止めのためのロックビークにスライダが大きな力で当接し、その衝撃によって破損するなどの不具合が生じるおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジング同士の中途嵌合状態を円滑に抑制でき、しかも、ハウジング同士の完全嵌合時に不具合なくスライダを初期位置へ移動させることが可能なコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 接続端子をそれぞれ有する第一ハウジング及び第二ハウジングを備え、前記第一ハウジングと第二ハウジングとが互いに嵌合されることで前記接続端子同士が電気的に接続されるコネクタであって、
前記第一ハウジングは、
前記第二ハウジングとの嵌合方向に沿ってスライド可能に設けられ、前記第二ハウジングに設けられた係止部に係止されて嵌合方向の前方側の初期位置から嵌合方向の後方側へ移動されるスライダと、
前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの嵌合途中に圧縮され、前記スライダを嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジングに反発力を付与するメインスプリングと、
前記第二ハウジングとの嵌合完了時に前記係止部による前記スライダの係止を解除させる係止解除部と、
前記係止部による前記スライダの係止が前記係止解除部で解除され、前記スライダが前記メインスプリングに付勢されて前記初期位置へ移動される際に、前記スライダに付与される前記メインスプリングの弾性力を吸収するサブスプリングと、
を備えることを特徴とするコネクタ。
(2) 前記サブスプリングは、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの嵌合途中に前記メインスプリングとともに圧縮され、前記スライダを嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジングに反発力を付与し、前記スライダが前記初期位置へ戻される際に伸長されて前記メインスプリングの弾性力を吸収する
ことを特徴とする(1)に記載のコネクタ。
(3) 前記サブスプリングは、一端が前記スライダに係止され、他端が前記第一ハウジングに設けられたセミロック部に係脱可能とされ、
前記セミロック部は、前記スライダの嵌合方向の前方側への移動によって伸長される前記サブスプリングの他端を、予め設定された保持力で保持する
ことを特徴とする(2)に記載のコネクタ。
(4) 前記サブスプリングは、コイルスプリングからなり、
前記セミロック部は、前記サブスプリングの内径より僅かに大きな外径を有し、前記サブスプリングに対して他端から挿し込まれることで前記サブスプリングを拡径させて保持するスプリング保持部を有する
ことを特徴とする(3)に記載のコネクタ。
(5) 前記セミロック部は、周方向へ複数に分割されている
ことを特徴とする(4)に記載のコネクタ。
(6) 前記サブスプリングは、コイルスプリングからなる前記メインスプリングの内周側に挿通されて収容されている
ことを特徴とする(4)または(5)に記載のコネクタ。
上記(1)の構成のコネクタによれば、嵌合途中において嵌合作業を止めると、スライダから受けるメインスプリングの弾性力からなる反発力によって第一ハウジングに対して第二ハウジングが離脱され、中途嵌合状態を良好に抑制できる。しかも、第一ハウジングと第二ハウジングとの嵌合の完了により係止が解除されてメインスプリングの弾性力でスライダが初期位置へ戻される際に、スライダに付与されるメインスプリングの弾性力からなる反発力がサブスプリングによって吸収される。これにより、スライダが初期位置へ戻る際の衝撃を抑制でき、衝撃によって破損するなどの不具合を抑制することができる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、第一ハウジングと第二ハウジングとの嵌合途中においては、圧縮されるサブスプリングの弾性力がメインスプリングの弾性力とともに第一ハウジングから第二ハウジングを離脱させる反発力として作用する。したがって、嵌合完了時にメインスプリングから付与されるスライダへの反発力を吸収しつつ、良好な中途嵌合の防止機能を得ることができる。また、サブスプリングは、スライダが初期位置へ戻される際に伸長されることで、メインスプリングの弾性力を収縮力によって確実に吸収し、スライダが初期位置へ戻る際の衝撃を抑制できる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、嵌合方向の前方側の初期位置へスライダが移動することでサブスプリングが伸ばされると、サブスプリングの他端がセミロック部によって予め設定された保持力で保持される。これにより、セミロック部による保持力を適切に設定することで、サブスプリングによってメインスプリングの反発力を適度に吸収させ、スライダが初期位置へ戻される際の良好な衝撃吸収機能を得ることができる。
上記(4)の構成のコネクタによれば、コイルスプリングからなるサブスプリングに対してセミロック部のスプリング保持部が他端から挿し込まれることで、サブスプリングの他端を設定した保持力で確実に保持させることができる。
上記(5)の構成のコネクタによれば、セミロック部が周方向へ複数に分割されているので、サブスプリングに係脱される際に、周方向に分割された分割体が容易に径方向へ変位する。これにより、サブスプリングに対してセミロック部を円滑に係脱させることができる。
上記(6)の構成のコネクタによれば、メインスプリング及びサブスプリングの収容スペースを極力抑えて第一ハウジングの大型化を抑えつつ、反発力をバランスよくスライダへ付与させることができる。
本発明によれば、ハウジング同士の中途嵌合状態を円滑に抑制でき、しかも、ハウジング同士の完全嵌合時に不具合なくスライダを初期位置へ移動させることが可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るコネクタを示すメスハウジング及びオスハウジングの斜視図である。 図2は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図2(a)は上面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A断面図、図2(c)は図2(a)におけるB−B断面図である。 図3は、メスハウジングの分解斜視図である。 図4は、メスハウジングのスライダ装着部の斜視図である。 図5は、スライダ収容部に設けられたセミロック部の斜視図である。 図6は、スライダを示す図であって、図6(a)はスライダの上方側からの斜視図、図6(b)はスライダの下方側からの斜視図である。 図7は、メインスプリング及びサブスプリングが組付けられるスライダを示す図であって、図7(a)はスライダの後方側からの分解斜視図、図7(b)はスライダの後方側からの斜視図である。 図8は、スライダ、メインスプリング及びサブスプリングが装着されたメスハウジングのスライダ装着部の嵌合方向に沿う断面図である。 図9は、オスハウジングの分解斜視図である。 図10は、コネクタの嵌合状態を示す図であって、図10(a)〜図10(d)は、それぞれ図2(a)におけるB−B断面図である。 図11は、スライダ、メインスプリング及びサブスプリングの動きを示す図であって、図11(a)〜図11(d)は、図2(a)におけるA−A断面図のスライダ装着部の拡大図である。 図12は、メインスプリング及びサブスプリングの伸縮状態を示す図であって、図12(a)〜図12(c)は、それぞれ図2(a)におけるB−B断面図のスライダ装着部の拡大図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るコネクタを示すメスハウジング及びオスハウジングの斜視図である。図2は、本実施形態に係るコネクタを示す図であって、図2(a)は上面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A断面図、図2(c)は図2(a)におけるB−B断面図である。
図1及び図2(a)〜(c)に示すように、本実施形態の係るコネクタ10は、互いに嵌合されるメスハウジング(第一ハウジング)20とオスハウジング(第二ハウジング)70とを備えている。コネクタ10は、例えば、自動車等に設けられる車載のエアバッグシステムの電気コネクタとして用いられるもので、半嵌合防止機能を備えたコネクタである。
メスハウジング20は嵌合部20aを有し、オスハウジング70は接続部70aを有している。コネクタ10は、メスハウジング20の嵌合部20aにオスハウジング70の接続部70aを嵌合させることで、メスハウジング20とオスハウジング70とが互いに接合される。
図3は、メスハウジングの分解斜視図である。
図2(a)〜(c)及び図3に示すように、メスハウジング20は、合成樹脂から成形されたもので、筒状の嵌合部20aの内側に、嵌合突部21が突設されている。この嵌合突部21には、二つの端子収容室22が形成されている。これらの端子収容室22には、電線23の端部に接続されたメス端子(接続端子)25が収容されており、電線23は、メスハウジング20の後端から引き出されている。端子収容室22には、電線23に装着されたシール部材24がメスハウジング20の後端側から嵌め込まれている。これにより、メス端子25が収容されたメスハウジング20の端子収容室22が止水されている。
メス端子25は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、電線23に圧着されて接続されている。このメス端子25は、筒状に形成された電気接続部26を有している。
メスハウジング20の嵌合突部21には、先端側からオスハウジング70との接合箇所をシールする環状のシール部材27が装着されている。また、嵌合突部21には、オスハウジング70との嵌合方向(以下、単に嵌合方向と呼ぶ)の前方へ向かって突出する板状の絶縁板部29が形成されている。
メスハウジング20には、その上部に、スライダ装着部30が形成されている。このスライダ装着部30には、スライダ31、メインスプリング32A及びサブスプリング32Bが装着される。
図4は、メスハウジングのスライダ装着部の斜視図である。
図4に示すように、スライダ装着部30は、スライダ収容部34を有しており、このスライダ収容部34にスライダ31が収容される。スライダ装着部30には、その両側に、スライダ31の両側部を案内する凹状のガイド溝35が形成されている。
スライダ装着部30には、その中央に、嵌合方向に沿ってロックアーム40が形成されている。このロックアーム40は、嵌合方向の前方側の先端が自由端とされた片持ち状に形成されている。このロックアーム40には、その先端下部に、下方へ突出するロック爪41が形成されている。また、ロックアーム40の先端上部には、一対の変位防止突起42が突設されている。また、ロックアーム40の根元部分には、スライダ収容部34側である上方へ突出するロックビーク(係止解除部)43が形成されている。このロックビーク43は、傾斜面44を有している。傾斜面44は、スライダ装着部30の後方側へ向かって次第に上方へ傾斜されている。また、スライダ装着部30には、ロックアーム40の両側に、スリット45が形成されている。
スライダ収容部34には、その後端側に、正面視円形状のスプリング収容凹部46が設けられている。このスプリング収容凹部46の底面46aには、その中心に、セミロック部47が突設されている。
図5は、スライダ収容部に設けられたセミロック部の斜視図である。
図5に示すように、セミロック部47は、先端部分に、先端から後端へ向かって次第に拡径するスプリング保持部48を有している。このスプリング保持部48は、その最外径が、サブスプリング32Bの内径よりも僅かに大きくされている。また、セミロック部47は、先端側から軸方向に沿うスリット49を形成することで、半割り形状とされて複数に分割されている。
図6は、スライダを示す図であって、図6(a)はスライダの上方側からの斜視図、図6(b)はスライダの下方側からの斜視図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、スライダ装着部30に装着されるスライダ31は、合成樹脂から成形されたもので、上方及び前方が開放された凹状のスライダ本体50を有している。スライダ本体50は、その先端部分が変位防止部51とされている。スライダ31のスライダ本体50には、その略中央に、窓部52が形成されており、この窓部52には、可撓板部53が設けられている。可撓板部53は、嵌合方向の前方へ延びる一対のアーム部54と、これらのアーム部54の先端同士を繋ぐ連結部55とを有する平面視コ字状に形成されている。可撓板部53のアーム部54同士の間は、スライド溝56とされており、このスライド溝56の後端側には、抜け止め部59が設けられている。可撓板部53には、各アーム部54の先端下部に、下方へ突出する係止爪部57が形成されている。これらの係止爪部57は、嵌合方向の前方側に、当接面58を有している。スライダ本体50には、その後端に操作部61が設けられている。
図7は、メインスプリング及びサブスプリングが組付けられるスライダを示す図であって、図7(a)はスライダの後方側からの分解斜視図、図7(b)はスライダの後方側からの斜視図である。
図7(a)に示すように、スライダ31のスライダ本体50には、その後端面に、スプリング係止部62を有している。スプリング係止部62は、正面視円形状の保持凸部63を有しており、この保持凸部63の両側に、円弧状の保持壁64が形成されている。そして、これらの保持凸部63と保持壁64との間に、円弧状の保持溝65が形成されている。また、スプリング係止部62には、保持凸部63の中心に、係止凸部66が形成されている。係止凸部66には、その先端における周面に、一対の爪部67が互いに反対方向へ突出されている。
図7(b)に示すように、スプリング係止部62には、メインスプリング32A及びサブスプリング32Bの一端が組付けられる。具体的には、メインスプリング32Aの一端が保持溝65に嵌め込まれ、サブスプリング32Bの一端が係止凸部66の爪部67に係止される。サブスプリング32Bは、メインスプリング32Aの内周側に挿通され、スプリング係止部62に組付けられている。これにより、メインスプリング32Aとサブスプリング32Bとは、同一軸線を中心として同心円状に配置される。
図8は、スライダ、メインスプリング及びサブスプリングが装着されたメスハウジングのスライダ装着部の嵌合方向に沿う断面図である。
図8に示すように、スライダ装着部30のスライダ収容部34には、スライダ31が嵌合方向に沿ってスライド可能に収容される。このように、スライダ装着部30のスライダ収容部34にスライダ31を収容させることで、メインスプリング32Aは、その他端がスプリング収容凹部46に嵌め込まれて保持され、僅かに圧縮される。また、メインスプリング32Aの内周側に収容されたサブスプリング32Bの他端には、その内部に、セミロック部47の先端が僅かに挿入された状態となる。これにより、サブスプリング32Bの他端が支持される。サブスプリング32Bは、その他端がスプリング収容凹部46の底面46aから離されて隙間があけられている。サブスプリング32Bには、スライダ31が嵌合方向の後方側へ移動することで、他端からセミロック部47のスプリング保持部48が挿し込まれる。これにより、サブスプリング32Bは、スプリング保持部48によって内周側から僅かに拡径され、このスプリング保持部48に保持される。そして、セミロック部47は、スライダ31の嵌合方向の前方側への移動によってサブスプリング32Bが伸長されると、スプリング保持部48がサブスプリング32Bの他端を、予め設定された保持力で保持する。このセミロック部47のスプリング保持部48による保持力は、メインスプリング32Aがスライダ31を嵌合方向の前方側へ付勢する際の弾性力より小さくされ、伸長されたサブスプリング32Bの収縮力でサブスプリング32Bの他端から外れる大きさとされている。
このように、スライダ収容部34に収容されたスライダ31は、僅かに圧縮されたメインスプリング32Aによって嵌合方向の前方側へ付勢される。このとき、スライダ収容部34に収容されたスライダ31は、スライダ本体50のスライド溝56に、ロックビーク43が係合され、このロックビーク43に抜け止め部59が当接することで、スライダ収容部34の先端側から抜け止めされている。
そして、このスライダ収容部34に収容されたスライダ31は、可撓板部53の先端下部に形成された係止爪部57がスリット45に挿入され、スリット45内で嵌合方向に沿って移動可能とされている。
図9は、オスハウジングの分解斜視図である。
図2(a)〜(c)及び図9に示すように、オスハウジング70は、合成樹脂から成形されたもので、筒状の接続部70aを有している。このオスハウジング70には、二つの端子収容室72が形成されている。これらの端子収容室72には、電線73の端部に接続されたオス端子(接続端子)75が収容されており、電線73は、オスハウジング70の後端から引き出されている。端子収容室72には、電線73に装着されたシール部材74がオスハウジング70の後端側から嵌め込まれている。これにより、オス端子75が収容されたオスハウジング70の端子収容室72が止水されている。
オス端子75は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、電線73に圧着されて接続されている。このオス端子75には、ピン状に形成されたタブ76を有しており、タブ76は、接続部70a内に配置されている。
オスハウジング70には、端子収容室72に隣接する位置にショート端子81が支持されている。ショート端子81は、例えば、銅または銅合金等の導電性金属材料から形成されたもので、接点82を有する側面視略U字状に形成されている。ショート端子81は、オスハウジング70にメスハウジング20が嵌合されていない非嵌合状態において、接点82がそれぞれのオス端子75に接触されている。これにより、オス端子75同士がショート端子81で導通され、例えば、エアバッグシステムのインフレータ側の回路が短絡状態とされる。これにより、例えば、インフレータ側の回路では、警告灯が点灯することで、オスハウジング70にメスハウジング20が正規嵌合されていないことが警告される。
オスハウジング70は、その上部に、係止部85と、ロック部86とを有している。係止部85は、メスハウジング20との嵌合方向(以下、単に嵌合方向と呼ぶ)に沿って形成された一対の係止突条87を有している。これらの係止突条87は、メスハウジング20のスリット45と同一間隔をあけて配置されており、オスハウジング70とメスハウジング20とを嵌合させる際に、メスハウジング20のスリット45へ入り込む。これらの係止突条87には、係止段部91が形成されており、この係止段部91は、スライダ31の可撓板部53に形成された係止爪部57の当接面58が当接可能な係止面93を有している。
ロック部86は、オスハウジング70の上部における幅方向中央位置に形成されており、係止部85よりもオスハウジング70の後端側に配置されている。ロック部86は、オスハウジング70の上面から突設されており、嵌合方向の前方側には、オスハウジング70の後端側へ向かって次第に上方へ傾斜したガイド面88が形成されている。
次に、上記構造のコネクタ10において、メスハウジング20とオスハウジング70とを嵌合させる場合について説明する。
図10は、コネクタの嵌合状態を示す図であって、図10(a)〜図10(d)は、それぞれ図2(a)におけるB−B断面図である。図11は、スライダ、メインスプリング及びサブスプリングの動きを示す図であって、図11(a)〜図11(d)は、図2(a)におけるA−A断面図のスライダ装着部の拡大図である。
図10(a)に示すように、メスハウジング20の嵌合部20aにオスハウジング70の接続部70aを近接させ、メスハウジング20の嵌合部20aにオスハウジング70の接続部70aを嵌め込む。すると、図11(a)に示すように、メスハウジング20のスライダ31の係止爪部57の当接面58がオスハウジング70の係止部85の係止突条87に形成された係止段部91の係止面93に当接して係止される。
この状態でメスハウジング20に対してオスハウジング70を押し込むと、スライダ31は、メインスプリング32Aを圧縮しつつメインスプリング32Aの弾性力に抗してメスハウジング20の後端側へ押し込まれる。この中途嵌合状態では、メス端子25の電気接続部26にオス端子75のタブ76が挿入されず、オスハウジング70はスライダ31から受けるメインスプリング32Aの弾性力からなる反発力を受ける。したがって、この中途嵌合状態で嵌め込み作業を止めると、スライダ31から受ける反発力によってオスハウジング70がメスハウジング20から押し戻されて離脱される。
図10(b)に示すように、メスハウジング20に対してオスハウジング70をさらに押し込むと、メスハウジング20の嵌合突部21に装着されたシール部材27にオスハウジング70の接続部70aが接触し、メスハウジング20とオスハウジング70との接合箇所のシールが始まる。また、スライダ31がメスハウジング20の後端側へさらに押し込まれ、メインスプリング32Aがさらに圧縮される。また、図11(b)に示すように、メインスプリング32Aの内周側のサブスプリング32Bの他端にセミロック部47のスプリング保持部48が入り込む。そして、サブスプリング32Bは、その他端がスプリング収容凹部46の底面46aに当接して僅かに圧縮される。これにより、メインスプリング32A及びサブスプリング32Bの弾性力によってオスハウジング70をメスハウジング20から離脱させる反発力が上昇する。この中途嵌合状態においても嵌め込み作業を止めると、オスハウジング70がスライダ31から受ける反発力によってメスハウジング20から押し戻されて離脱される。
図10(c)に示すように、メスハウジング20に対してオスハウジング70をさらに押し込むと、メスハウジング20の嵌合突部21に装着されたシール部材27にオスハウジング70の接続部70aに嵌め込まれ、メスハウジング20とオスハウジング70との接合箇所がシールされる。そして、メス端子25の電気接続部26にオス端子75のタブ76の先端が挿入される。また、スライダ31がメスハウジング20の後端側へさらに押し込まれ、メインスプリング32A及びサブスプリング32Bがさらに圧縮される。そして、オスハウジング70のロック部86のガイド面88に当接したメスハウジング20のロックアーム40のロック爪41がロック部86を乗り越えることでロック部86を係止し、メスハウジング20に対してオスハウジング70をロックさせる。また、スライダ31の可撓板部53の連結部55がメスハウジング20のロックビーク43の傾斜面44に接触して摺動することで、可撓板部53が弾性変形されて上方側へ傾けられる。これにより、図11(c)に示すように、スライダ31の係止爪部57が上方へ変位して係止段部91を乗り越え、係止面93に対する当接面58の係止が解除される。
図10(d)及び図11(d)に示すように、係止段部91の係止面93に対するスライダ31の係止爪部57の係止が解除されると、スライダ31がメインスプリング32A及びサブスプリング32Bの弾性力によってメスハウジング20の先端側の初期位置へ移動する。すると、スライダ31の変位防止部51がロック部86を係止しているロックアーム40の変位防止突起42の上方に入り込み、ロックアーム40の上方への変位が規制され、メスハウジング20とオスハウジング70との完全嵌合状態が維持される。
そして、この完全嵌合状態では、メス端子25の電気接続部26にオス端子75のタブ76が挿し込まれて互いに電気的に接続される。また、メスハウジング20の絶縁板部29がオスハウジング70のショート端子81の接点82とオス端子75との間に入り込み、ショート端子81によるオス端子75同士の導通状態が解除される。これにより、例えば、インフレータ側の回路において、警告灯が消灯する。
なお、この完全嵌合状態からスライダ31の操作部61をメスハウジング20の後端側へ引き、スライダ31をメスハウジング20の後端側へ移動させると、スライダ31の変位防止部51がロックアーム40の変位防止突起42の上方から外れる。これにより、メスハウジング20とオスハウジング70との離脱が可能となる。
次に、係止段部91の係止面93に対するスライダ31の係止爪部57の係止解除時のメインスプリング32A及びサブスプリング32Bの動作について説明する。
図12は、メインスプリング及びサブスプリングの伸縮状態を示す図であって、図12(a)〜図12(c)は、それぞれ図2(a)におけるB−B断面図のスライダ装着部の拡大図である。
図12(a)に示すように、係止段部91の係止面93に対するスライダ31の係止爪部57の係止が解除されると、圧縮されていたメインスプリング32A及びサブスプリング32Bは、図12(b)に示すように、係止解除されたスライダ31のメスハウジング20の前方への移動に伴って伸長する。
そして、スライダ31がメスハウジング20の前方へ移動することで、サブスプリング32Bの一端がスライダ31とともにメスハウジング20の前方側へ移動し、圧縮されていたサブスプリング32Bが伸びて自然長となり、サブスプリング32Bの他端がスプリング収容凹部46の底面46aから離間してセミロック部47のスプリング保持部48に保持された状態となる。この時点でスライダ31には、サブスプリング32Bの弾性力による反発力の付与がなくなり、メインスプリング32Aの弾性力による反発力だけが付与される。
さらに、スライダ31がメインスプリング32Aの弾性力による反発力でメスハウジング20の前方へ移動すると、他端がセミロック部47のスプリング保持部48に保持されたサブスプリング32Bが伸ばされ、このサブスプリング32Bが収縮する弾性力がスライダ31に付与される。これにより、スライダ31には、メスハウジング20の前方へ向かうメインスプリング32Aの弾性力による反発力とメスハウジング20の後方へ向かうサブスプリング32Bの弾性力による収縮力とが付与される。したがって、メスハウジング20の前方へ向かうスライダ31の移動速度が低減される。
そして、スライダ31が初期位置に戻されると、図12(c)に示すように、サブスプリング32Bの他端がセミロック部47のスプリング保持部48から外れ、サブスプリング32Bの収縮力がスライダ31に付与されなくなる。これにより、スライダ31には、メインスプリング32Aの弾性力からなる反発力だけが付与され、スライダ31は、この反発力によって抜け止め部59がメスハウジング20のロックビーク43に当接した状態となる。
このように、本実施形態に係るコネクタ10によれば、メスハウジング20とオスハウジング70との嵌合途中である中途嵌合状態において嵌合作業を止めると、スライダ31から受けるメインスプリング32Aの弾性力からなる反発力によってメスハウジング20に対してオスハウジング70が離脱され、中途嵌合状態を良好に抑制できる。しかも、メスハウジング20とオスハウジング70との嵌合の完了により係止が解除されてメインスプリング32Aの弾性力でスライダ31が初期位置へ戻される際に、スライダ31に付与されるメインスプリング32Aの弾性力からなる反発力が、伸長されるサブスプリング32Bの収縮力によって吸収される。これにより、スライダ31が初期位置へ戻る際の衝撃を抑制でき、衝撃によって破損するなどの不具合を抑制することができる。
しかも、メスハウジング20とオスハウジング70との嵌合途中においては、圧縮されるサブスプリング32Bの弾性力がメインスプリング32Aの弾性力とともにメスハウジング20からオスハウジング70を離脱させる反発力として作用する。したがって、嵌合完了時にメインスプリング32Aから付与されるスライダ31への反発力を吸収しつつ、良好な中途嵌合の防止機能を得ることができる。
また、初期位置へスライダ31が移動することでサブスプリング32Bが伸ばされると、サブスプリング32Bの他端がセミロック部47によって予め設定された保持力で保持される構造を備えている。これにより、セミロック部47による保持力を適切に設定することで、サブスプリング32Bによってメインスプリング32Aの反発力を適度に吸収させ、スライダ31が初期位置へ戻される際の良好な衝撃吸収機能を得ることができる。
しかも、セミロック部47は、コイルスプリングからなるサブスプリング32Bの内径より僅かに大きな外径を有し、サブスプリング32Bに対して他端から挿し込まれることでサブスプリング32Bを拡径させて保持するスプリング保持部48を有している。したがって、サブスプリング32Bに対してセミロック部47のスプリング保持部48が他端から挿し込まれることで、サブスプリング32Bの他端を設定した保持力で確実に保持させることができる。
また、サブスプリング32Bの他端に係脱されるセミロック部47が周方向へ複数に分割されているので、サブスプリング32Bに係脱される際に、周方向に分割された分割体が容易に径方向へ変位する。これにより、サブスプリング32Bに対してセミロック部47を円滑に係脱させることができる。
さらに、サブスプリング32Bは、コイルスプリングからなるメインスプリング32Aの内周側に挿通されて収容されている。したがって、メインスプリング32A及びサブスプリング32Bの収容スペースを極力抑えてメスハウジング20の大型化を抑えつつ、反発力をバランスよくスライダ31へ付与させることができる。
なお、サブスプリング32Bを保持するセミロック部47は、スライダ31が初期位置へ移動される際にサブスプリング32Bを適切な保持力で保持できれば、半割り形状に限らず、分割しなくてもよい。また、セミロック部47は、三分割以上に分割してもよく、このようにすれば、サブスプリング32Bに対する係脱がより円滑となる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るコネクタの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 接続端子(メス端子25,オス端子75)をそれぞれ有する第一ハウジング(メスハウジング20)及び第二ハウジング(オスハウジング70)を備え、前記第一ハウジング(メスハウジング20)と第二ハウジング(オスハウジング70)とが互いに嵌合されることで前記接続端子(メス端子25,オス端子75)同士が電気的に接続されるコネクタ(10)であって、
前記第一ハウジング(メスハウジング20)は、
前記第二ハウジング(オスハウジング70)との嵌合方向に沿ってスライド可能に設けられ、前記第二ハウジング(オスハウジング70)に設けられた係止部(85)に係止されて嵌合方向の前方側の初期位置から嵌合方向の後方側へ移動されるスライダ(31)と、
前記第一ハウジング(メスハウジング20)と前記第二ハウジング(オスハウジング70)との嵌合途中に圧縮され、前記スライダ(31)を嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジング(オスハウジング70)に反発力を付与するメインスプリング(32A)と、
前記第二ハウジング(オスハウジング70)との嵌合完了時に前記係止部(85)による前記スライダ(31)の係止を解除させる係止解除部(ロックビーク43)と、
前記係止部(85)による前記スライダ(31)の係止が前記係止解除部(ロックビーク43)で解除され、前記スライダ(31)が前記メインスプリング(32A)に付勢されて前記初期位置へ移動される際に、前記スライダ(31)に付与される前記メインスプリング(32A)の弾性力を吸収するサブスプリング(32B)と、
を備えることを特徴とするコネクタ。
[2] 前記サブスプリング(32B)は、前記第一ハウジング(メスハウジング20)と前記第二ハウジング(オスハウジング70)との嵌合途中に前記メインスプリング(32A)とともに圧縮され、前記スライダ(31)を嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジング(オスハウジング70)に反発力を付与し、前記スライダ(31)が前記初期位置へ戻される際に伸長されて前記メインスプリング(32A)の弾性力を吸収する
ことを特徴とする[1]に記載のコネクタ。
[3] 前記サブスプリング(32B)は、一端が前記スライダ(31)に係止され、他端が前記第一ハウジング(メスハウジング20)に設けられたセミロック部(47)に係脱可能とされ、
前記セミロック部(47)は、前記スライダ(31)の嵌合方向の前方側への移動によって伸長される前記サブスプリング(32B)の他端を、予め設定された保持力で保持する
ことを特徴とする[2]に記載のコネクタ。
[4] 前記サブスプリング(32B)は、コイルスプリングからなり、
前記セミロック部(47)は、前記サブスプリング(32B)の内径より僅かに大きな外径を有し、前記サブスプリング(32B)に対して他端から挿し込まれることで前記サブスプリング(32B)を拡径させて保持するスプリング保持部(48)を有する
ことを特徴とする[3]に記載のコネクタ。
[5] 前記セミロック部(47)は、周方向へ複数に分割されている
ことを特徴とする[4]に記載のコネクタ。
[6] 前記サブスプリング(32B)は、コイルスプリングからなる前記メインスプリング(32A)の内周側に挿通されて収容されている
ことを特徴とする[4]または[5]に記載のコネクタ。
10:コネクタ
20:メスハウジング(第一ハウジング)
25:メス端子(接続端子)
31:スライダ
32A:メインスプリング
32B:サブスプリング
43:ロックビーク(係止解除部)
47:セミロック部
48:スプリング保持部
70:オスハウジング(第二ハウジング)
75:オス端子(接続端子)
85:係止部

Claims (6)

  1. 接続端子をそれぞれ有する第一ハウジング及び第二ハウジングを備え、前記第一ハウジングと第二ハウジングとが互いに嵌合されることで前記接続端子同士が電気的に接続されるコネクタであって、
    前記第一ハウジングは、
    前記第二ハウジングとの嵌合方向に沿ってスライド可能に設けられ、前記第二ハウジングに設けられた係止部に係止されて嵌合方向の前方側の初期位置から嵌合方向の後方側へ移動されるスライダと、
    前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの嵌合途中に圧縮され、前記スライダを嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジングに反発力を付与するメインスプリングと、
    前記第二ハウジングとの嵌合完了時に前記係止部による前記スライダの係止を解除させる係止解除部と、
    前記係止部による前記スライダの係止が前記係止解除部で解除され、前記スライダが前記メインスプリングに付勢されて前記初期位置へ移動される際に、前記スライダに付与される前記メインスプリングの弾性力を吸収するサブスプリングと、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記サブスプリングは、前記第一ハウジングと前記第二ハウジングとの嵌合途中に前記メインスプリングとともに圧縮され、前記スライダを嵌合方向の前方側へ付勢して嵌合途中の前記第二ハウジングに反発力を付与し、前記スライダが前記初期位置へ戻される際に伸長されて前記メインスプリングの弾性力を吸収する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記サブスプリングは、一端が前記スライダに係止され、他端が前記第一ハウジングに設けられたセミロック部に係脱可能とされ、
    前記セミロック部は、前記スライダの嵌合方向の前方側への移動によって伸長される前記サブスプリングの他端を、予め設定された保持力で保持する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記サブスプリングは、コイルスプリングからなり、
    前記セミロック部は、前記サブスプリングの内径より僅かに大きな外径を有し、前記サブスプリングに対して他端から挿し込まれることで前記サブスプリングを拡径させて保持するスプリング保持部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記セミロック部は、周方向へ複数に分割されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記サブスプリングは、コイルスプリングからなる前記メインスプリングの内周側に挿通されて収容されている
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のコネクタ。
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