JP2020068087A - 端子台、三連端子台、及び車載機器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2において、三連端子台1は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台1は、入力及び出力用として三つの端子台2が一体化したものである。三連端子台1は、三連ハウジング3と、三つのバスバー部品4とを備えて構成される。尚、本実施例においては、三つの端子台2を一体化したものに基づき説明をするが、これに限らず、例えば端子台2を単独で用いるようなものを採用してもよいものとする。
図1及び図2において、三つの端子台2は、基本形状が三つとも同じになっている。そのため三つの代表として一番左に図示された端子台2を挙げて以下に説明をするものとする。端子台2は、三連ハウジング3の後述するハウジング5と、このハウジング5に組み付けられるバスバー部品4とを備えて構成される。図1ないし図3において、三連ハウジング3は、樹脂成形品であって、三つのハウジング5が一体化したものに形成される。このような三連ハウジング3には、壁Wに取り付けるための固定脚部6が複数形成される。
図2及び図3において、ハウジング5は、これを外側から見ると、ハウジング本体7と、ハウジング本体7に連続する壁挿通部8とを有する図示形状に形成される。ハウジング5は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体7が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング5は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部8が壁Wを貫通して、壁挿通部8の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング5の固定は、図示しないボルトが用いられる。ボルトは、固定脚部6に挿通された状態で壁Wにねじ込まれる。
図2及び図3において、ハウジング本体7は、一対の側壁9と、奥壁10とを有する。この一対の側壁9と奥壁10は、平面視コ字状に配置形成される。一対の側壁9は、隣り合うハウジング5との隔壁として形成される。奥壁10は、壁Wとの隔壁として形成される。このようなハウジング本体7には、第一ガイド部11と、第二ガイド部12と、凹状収容部13とが形成される。第一ガイド部11及び第二ガイド部12は、バスバー部品4の後述するホルダー25における第一スライド部39及び第二スライド部40をガイドする部分として形成される。また、凹状収容部13は、後述するOリング26を収容する部分、及び、上記ホルダー25における後述するOリング押さえ部38を収容する部分として形成される。
図2及び図3において、第一ガイド部11は、一対の側壁9の各内面14と、引用符号15で示す底面とで構成される。第二ガイド部12は、底面15の切り欠き16と、この切り欠き16よりも下側に形成される差し込み凹部17とで構成される。切り欠き16及び差し込み凹部17は、ハウジング本体7の前端18(図の一番手前側の面)からバスバー部品4のスライド方向に沿って切り欠くように、且つ、前端18を切り欠き16よりも若干広く開口させるように形成される。尚、差し込み凹部17における引用符号19はバスバー部品4に対する圧入リブを示すものとする。
図2及び図3において、凹状収容部13は、奥壁10の一部を後方に凹ませた部分に形成される。凹状収容部13は、ホルダー収容部20と、Oリング収容部21とを有しており、Oリング収容部21には、壁挿通部8の後述する貫通係止部22が連通するように形成される。凹状収容部13(Oリング収容部21)は、バスバー部品4の後述するバスバー23が貫通する部分に形成される。
図3において、壁挿通部8は、凹状収容部13に連通する貫通係止部22を有する。この貫通係止部22は、バスバー部品4の後述するバスバー23が貫通する部分、且つ、このバスバー23を係止するための部分として形成される。貫通係止部22の上記貫通する部分は、バスバー23の断面形状に合わせた貫通孔となるように形成される。また、貫通係止部22の上記係止するための部分は、図示しないハウジング側ロック部があるように形成される。ハウジング側ロック部は、可撓性を有するアーム形状の部分であって、先端近傍に係止突起が形成される。ハウジング側ロック部は、バスバー23の後述するバスバー側ロック部31を引っ掛けて係止することができるように形成される。
図2及び図4において、バスバー部品4は、バスバー23と、ボルト24と、ホルダー25と、Oリング26とを備えて構成される。バスバー部品4は、スライドにて所定のハウジング5に組み付けられる。実施例1のバスバー部品4は、バスバー23及びボルト24がホルダー25にインサート成形されて一体化したものになる。
図2及び図4において、バスバー23は、導電性を有する比較的厚肉な金属板を打ち抜き加工することにより形成される。バスバー23は、壁W(図1参照)の内側と外側との電気的な接続に必要な部材として備えられる。バスバー23は、外側との電気的な接続のための第一接続部27と、内側の電気的な接続のための第二接続部28と、これらの間に位置するバスバー中間29(中間)とを有する。バスバー23は、ストレートな帯板状に形成される。第一接続部27には、円形のボルト挿通孔30が貫通形成される。第二接続部28は、バスバー部品4のハウジング5への組み付けにより壁挿通部8から突出する部分に形成される。また、バスバー中間29は、壁挿通部8の貫通係止部22に挿通・係止される部分に形成される。バスバー中間29には、図示しないハウジング側ロック部に引っ掛かり係止されるバスバー側ロック部31が形成される。バスバー側ロック部31は、矩形に貫通する部分に形成される。尚、バスバー中間29における引用符号32は、Oリング26の取り付け先となるOリング装着部を示す。
図2及び図4において、ボルト24は、平面視正方形の頭部33(ボルト頭部)と、この頭部33の厚み方向内面から真っ直ぐのびる軸部34(ボルト軸部)とを有する。頭部33は、所定の厚みを有し、頭部33の外周は、この全周にわたりホルダー25の後述するボルト保持部36にて保持される。頭部33は、平面視正方形であることから、ボルト保持部36にて四辺固定される。頭部33は、厚み方向外面もボルト保持部36にて保持される(本実施例においてはインサート成形により部分的に覆われる)。ボルト24は、従来例と異なり、ホルダー25により保持される(ハウジング5に直接保持されるのではない)。
図2及び図4において、ホルダー25は、バスバー23の第一接続部27と、ボルト24の頭部33とをインサート成形により保持するような状態にした樹脂成形部分として形成される。ホルダー25における引用符号35は、バスバー23の第一接続部27を保持するバスバー保持部を示すものとする。また、引用符号36は、ボルト24の頭部33を保持するボルト保持部を示すものとする。以上のようなホルダー25には、ホルダー収容部20に対する被収容部37と、Oリング収容部21に対するOリング押さえ部38と、ハウジング5の第一ガイド部11にガイドされる第一スライド部39と、ハウジング5の第二ガイド部12にガイドされる第二スライド部40とが一体に形成される。Oリング押さえ部38は、Oリング収容部21に収容されたOリング26の移動を規制することができるように形成される。バスバー部品4は、ホルダー25の押圧面41を押すことにより、ハウジング5に組み付けられる。
図4において、Oリング26は、バスバー23のOリング装着部32に対し装着可能な環状のものに形成される。Oリング26は、ここでは公知のOリングが採用される。Oリング26は、バスバー23とハウジング5との間の防水を図るための部品として備えられる。Oリング26は、バスバー23のハウジング5に対する組み付けにより、凹状収容部13におけるOリング収容部21に水密に収容される。
図1において、上記構成及び構造の端子台2は、図示しないワイヤハーネスの電線端末に設けられた端子が先ずボルト24の軸部34に挿通され、次に図示しないナットにより端子及びバスバー23が所定のトルクで締め付けられると、電気的な接続が完了する。電気的な接続の際には、ボルト24の頭部33に回転しようとする力が掛かるが、頭部33はインサート成形によりボルト保持部36に保持(四辺固定)されることから、また、ハウジング5ではなくホルダー25に保持されることから、従来例と異なり、ハウジング5への影響度合いを軽減することができる。従って、端子台2によれば(三連端子台1によれば)、従来例よりも格段に保持力を向上させることができ、以て電気的な接続の際の破損を防止することができるという効果を奏する。
また、端子台2によれば、ホルダーにて上記の如くボルト24を保持することから、スライド方向に沿ってのボルト24の脱落を防止することができるという効果も奏する。また、端子台2によれば、ハウジング5に対しホルダー25を介してボルト24を組み付ける構造であることから、ハウジング5の削れを防止することができるという効果も奏する。すなわち、金属製のボルトと樹脂製のハウジングの場合では、ボルトがスライドする際にハウジングが削られてしまうという虞があるが、端子台2においては、樹脂製のホルダー25と、同じく樹脂製のハウジング5とのスライドであることから、削れが生じるということはない。従って、削れが生じなければ異物混入等を防止することができるという効果も奏する。
図5において、三連端子台51は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台51は、入力及び出力用として三つの端子台52が一体化したものである。三連端子台51は、三連ハウジング53と、三つのバスバー部品54とを備えて構成される。尚、本実施例においては、三つの端子台52を一体化したものに基づき説明をするが、これに限らず、例えば端子台52を単独で用いるようなものを採用してもよいものとする。
図5及び図6において、三つの端子台52は、基本形状が三つとも同じになっている(実施例2の場合、若干のサイズの違いがある)。そのため三つの代表として図5の真ん中に示された端子台52を挙げて以下に説明をするものとする。端子台52は、三連ハウジング53の後述するハウジング55と、このハウジング55に組み付けられるバスバー部品54とを備えて構成される。図5及び図6において、三連ハウジング53は、樹脂成形品であって、三つのハウジング55が一体化したものに形成される。このような三連ハウジング53には、壁Wに取り付けるための固定脚部56が複数形成される。
図5及び図6において、ハウジング55は、これを外側から見ると、ハウジング本体57と、ハウジング本体57に連続する壁挿通部58とを有する図示形状に形成される。ハウジング55は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体57が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング55は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部58が壁Wを貫通して、壁挿通部58の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング55の固定は、図示しないボルトが用いられる。ボルトは、固定脚部56に挿通された状態で壁Wにねじ込まれる。
図5及び図6において、ハウジング本体57は、一対の側壁59と、奥壁60とを有する。この一対の側壁59と奥壁60は、平面視U字状に形成される。一対の側壁59は、隣り合うハウジング55との隔壁として形成される。奥壁60は、壁Wとの隔壁として形成される。このようなハウジング本体57には、第一ガイド部61と、第二ガイド部62と、凹状収容部63(図9参照)とが形成される。第一ガイド部61及び第二ガイド部62は、バスバー部品54の後述するホルダー75における第一スライド部89及び第二スライド部90をガイドする部分として形成される。また、凹状収容部63は、後述するOリング76を収容する部分、及び、上記ホルダー75における後述するOリング押さえ部88を収容する部分として形成される。
図5及び図6において、第一ガイド部61は、一対の側壁59の各内面64を凹ませて形成される。また、第一ガイド部61は、引用符号65で示す底面も活用するように形成される。尚、底面65は、後述するボルト74の頭部83を受ける面としても形成される。一方、第二ガイド部62は、底面65の左右両側を凹ませる部分に形成される。第二ガイド部62は、本実施例において一対形成される。第二ガイド部62の底66は、平坦な面に形成される(一例であり、実施例3ではリブ112が突出するように形成される)。第二ガイド部62は、ハウジング本体57の前端68(図の一番手前側の部分)からバスバー部品54のスライド方向に沿って真っ直ぐのびるように形成される。尚、実施例1と異なり、圧入リブ69はバスバー部品54の側に配置形成されるものとする(一例であるものとする)。
図6において、凹状収容部63は、奥壁60の一部を後方に凹ませた部分に形成される。凹状収容部63は、ホルダー収容部70と、Oリング収容部71とを有しており(図9参照)、Oリング収容部71には、壁挿通部58の後述する貫通係止部72が連通するように形成される。凹状収容部63(Oリング収容部71)は、バスバー部品54の後述するバスバー73が貫通する部分に形成される。
図6において、壁挿通部58は、凹状収容部63に連通する貫通係止部72を有する。この貫通係止部72は、バスバー部品54の後述するバスバー73が貫通する部分、且つ、このバスバー73を係止するための部分として形成される。貫通係止部72の上記貫通する部分は、バスバー73の断面形状に合わせた貫通孔となるように形成される。また、貫通係止部72の上記係止するための部分は、図示しないハウジング側ロック部があるように形成される。ハウジング側ロック部は、可撓性を有するアーム形状の部分であって、先端近傍に係止突起が形成される。ハウジング側ロック部は、バスバー73の後述するバスバー側ロック部81を引っ掛けて係止することができるように形成される。
図5及び図7において、バスバー部品54は、バスバー73と、ボルト74と、ホルダー75と、Oリング76とを備えて構成される。バスバー部品54は、スライドにて所定のハウジング55に組み付けられる。実施例2のバスバー部品54は、バスバー73のみがホルダー75にインサート成形されて一体化したものになる(一例であるものとする。例えば、ホルダー75に対しバスバー73を差し込んで先ずこれらを一体化し、この後にボルト74とOリング76とを組み付けるようにしてもよいものとする)。
図5及び図7において、バスバー73は、導電性を有する比較的厚肉な金属板を打ち抜き加工することにより形成される。バスバー73は、壁Wの内側と外側との電気的な接続に必要な部材として備えられる。バスバー73は、外側との電気的な接続のための第一接続部77と、内側の電気的な接続のための第二接続部78と、これらの間に位置するバスバー中間79(中間)とを有する。バスバー73は、ストレートな帯板状に形成される。第一接続部77には、円形のボルト挿通孔80が貫通形成される。第二接続部78は、バスバー部品54のハウジング55への組み付けにより壁挿通部58から突出する部分に形成される。また、バスバー中間79は、壁挿通部58の貫通係止部72に挿通・係止される部分に形成される。バスバー中間79には、図示しないハウジング側ロック部に引っ掛かり係止されるバスバー側ロック部81が形成される。バスバー側ロック部81は、矩形に貫通する部分に形成される。尚、バスバー中間79における引用符号82は、Oリング76の取り付け先となるOリング装着部を示す。
図5及び図7において、ボルト74は、平面視正方形の頭部83(ボルト頭部)と、この頭部83の厚み方向内面から真っ直ぐのびる軸部84(ボルト軸部)とを有する。頭部83は、所定の厚みを有し、頭部83の外周は、この全周にわたりホルダー75の後述するボルト保持部86にて保持される。頭部83は、平面視正方形であることから、ボルト保持部86にて四辺固定される。ボルト74は、従来例と異なり、ホルダー75に差し込まれ、そして保持される(ハウジング55に直接保持されるのではない)。
図5及び図7において、ホルダー75は、バスバー73の第一接続部77をインサート成形により保持した状態にするような樹脂成形部分として形成される。ホルダー75における引用符号85は、バスバー73の第一接続部77を保持するバスバー保持部を示すものとする。また、引用符号86は、ボルト74の頭部83を保持するボルト保持部を示すものとする。以上のようなホルダー75には、ホルダー収容部70に対する被収容部87と、Oリング収容部71に対するOリング押さえ部88と、ハウジング55の第一ガイド部61にガイドされる第一スライド部89と、ハウジング55の第二ガイド部62にガイドされる第二スライド部90とが一体に形成される。Oリング押さえ部88は、Oリング収容部71に収容されたOリング76の移動を規制することができるように形成される。第一スライド部89の外面には、圧入リブ69が配置形成される。バスバー部品54は、ホルダー75の押圧面91を押すことにより、ハウジング55に組み付けられる。尚、バスバー部品54がハウジング55に組み付けられると、ボルト74の頭部83は、この厚み方向外面がハウジング55の底面65にて受けられるような状態になる。
図7において、Oリング76は、バスバー73のOリング装着部82に対し装着可能な環状のものに形成される。Oリング76は、ここでは公知のOリングが採用される。Oリング76は、バスバー73とハウジング55との間の防水を図るための部品として備えられる。Oリング76は、バスバー73のハウジング55に対する組み付けにより、凹状収容部63におけるOリング収容部71に水密に収容される。
図5において、上記構成及び構造の端子台52は、図示しないワイヤハーネスの電線端末に設けられた端子が先ずボルト74の軸部84に挿通され、次に図示しないナットにより端子及びバスバー73が所定のトルクで締め付けられると、電気的な接続が完了する。電気的な接続の際には、ボルト74の頭部83に回転しようとする力が掛かるが、頭部83はホルダー75のボルト保持部86に保持(四辺固定)されることから、また、ハウジング55ではなくホルダー75に保持されることから、従来例と異なり、ハウジング55への影響度合いを軽減することができる。従って、端子台52によれば(三連端子台51によれば)、従来例よりも格段に保持力を向上させることができ、以て電気的な接続の際の破損を防止することができるという効果を奏する。実施例2も実施例1と同様の効果を奏する。
以下で説明をする実施例3は、実施例2の構造に対し、誤組み付けを防止することができる構造を付加した例である。そのため、誤組み付け防止に関連する部分を中心に、以下に説明をするものとする。尚、実施例2と同様の構造に関しては、実施例2の符号を付して説明を省略するものとする。実施例3においては、便宜上、ボルト及びOリング(図5及び図7の引用符号74、76を参照)の図示を省略するものとする。
図8において、三連端子台101は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台101は、入力及び出力用として三つの端子台102、103、104が一体化したものである。三連端子台101は、三連ハウジング105と、三つのバスバー部品106、107、108とを備えて構成される。三連端子台101は、バスバー部品107及び108の誤組み付けを防止することができるように形成される。
図8ないし図10において、三連ハウジング105は、樹脂成形品であって、三つのハウジング109、110、111が一体化したものに形成される。ハウジング109、110、111のうち、ハウジング110及び111には、誤組み付け防止に関連する部分が形成される。具体的には、ハウジング110における右側の第二ガイド部62の底66にリブ112が形成される。また、ハウジング111における左側の第二ガイド部62の底66にもリブ112が形成される。リブ112は、底66の中央位置で第二ガイド部62の延在方向に真っ直ぐのびるように形成される。リブ112は、比較的低く突出する突条部分に形成される。
図8ないし図12において、バスバー部品106は、幅の広いバスバー113と、このバスバー113が組み付けられる幅の広いホルダー114と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。また、バスバー部品107は、バスバー113よりも幅の狭いバスバー115と、このバスバー115が組み付けられる幅の狭い共用ホルダー116(ホルダー)と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。また、バスバー部品108は、バスバー113よりも幅が狭く、且つ、バスバー115に対しては同じ幅になり、且つ、バスバー115よりも長いバスバー117と、このバスバー117が組み付けられる幅の狭い上記共用ホルダー116と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。
図11及び図12において、樹脂成形品である共用ホルダー116には、バスバー保持部85と、ボルト保持部86と、被収容部87と、Oリング押さえ部88と、一対の第一スライド部89と、一対の第二スライド部90とが形成される。また、各第二スライド部90には、ホルダー側の誤組み付け防止用の部分として、二つのスリット118、119が形成される。一つ目のスリット118は、ハウジング110、111のリブ112(図9参照)が挿入可能となるように切り欠き形成される。具体的には、第二スライド部90の後端から真っ直ぐ切り欠いてリブ112が挿入可能となるように形成される。二つ目のスリット119は、バスバー115、117の後述する凸部120が挿入可能となるように切り欠き形成される。具体的には、第二スライド部90の前端から真っ直ぐ切り欠いて凸部120が挿入可能となるように形成される。二つのスリット118、119は、これらのスリット内空間が連続するような状態に配置形成される。
以上、図8ないし図12を参照しながら説明してきたように、実施例3の三連端子台101によれば、バスバー部品107、108の誤組み付けを防止することができるという効果を奏する。尚、上記説明から分かるように、共用ホルダー116はこれ一種類で対応することができる。すなわち、誤組み付け防止に係り、部品点数の増加防止に寄与することができる。部品点数の増加防止は、部品管理を容易にしたり金型削減(コスト削減)に寄与したりすることができるという効果を奏する。
Claims (5)
- 一端側にボルト挿通孔を有するストレートな帯板状のバスバーと、前記ボルト挿通孔に挿通される電気接続用のボルトと、前記バスバーがこの他端側から貫通するハウジングと、前記バスバーの中間に装着されて前記ハウジングとの間をシールするOリングと、該Oリングの移動を規制するホルダーとを備え、
該ホルダーは、前記バスバーに設けられ、且つ、前記ホルダーには、前記ボルトにおける頭部の外周を全周にわたり保持するボルト保持部が一体に形成される
ことを特徴とする端子台。 - 請求項1に記載の端子台において、
前記ホルダーは、前記バスバーが前記ハウジングに貫通する際に用いられるスライド部を有し、前記ハウジングは、前記スライド部を案内するためのガイド部を有する
ことを特徴とする端子台。 - 請求項2に記載の端子台において、
前記ホルダーは、複数のスリットを有し、前記バスバーは、該バスバーの種別に応じて配置形成され且つ前記複数のうちの所定の前記スリットに突出する凸部を有し、前記ハウジングは、前記ホルダーがスライドする際に前記所定と異なる他の前記スリットに挿入されるリブを有する
ことを特徴とする端子台。 - 請求項3に記載の端子台が三つ連なる状態に形成される
ことを特徴とする三連端子台。 - 機器本体と、該機器本体を収容する機器ボックスと、該機器ボックスの壁に取り付けられる請求項1、2又は3に記載の端子台、又は、請求項4に記載の三連端子台と、前記端子台又は前記三連端子台を介して前記機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載される
ことを特徴とする車載機器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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