JP2020068087A - 端子台、三連端子台、及び車載機器 - Google Patents

端子台、三連端子台、及び車載機器 Download PDF

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Abstract

【課題】電気的な接続の際の破損を防止することが可能な端子台を提供する。また、端子台が三つ連なる状態の三連端子台や、端子台又は三連端子台を備えて構成される車載機器も提供する。【解決手段】三連端子台における端子台は、一端側にボルト挿通孔30を有するストレートな帯板状のバスバー23と、ボルト挿通孔30に挿通される電気接続用のボルト24と、バスバー23がこの他端側から貫通するハウジングと、バスバー23の中間に装着されてハウジングとの間をシールするOリング26と、このOリング26の移動を規制するホルダー25とを備えて構成される。ホルダー25は、バスバー23に設けられ、且つ、ホルダー25には、ボルト24における頭部33の外周を全周にわたり保持するボルト保持部36が一体に形成される。【選択図】図4

Description

本発明は、帯板状のバスバーと、電気接続用のボルトと、バスバーが貫通するハウジングと、防水用のOリングと、このOリングの移動を規制するホルダーとを備えて構成される端子台に関する。また、端子台が三つ連なる状態の三連端子台に関する。さらに、端子台又は三連端子台を備えて構成される車載機器に関する。
機器ボックスの壁に取り付けられて、この壁の内側と外側との電気的な接続に用いられる端子台としては、下記特許文献1に開示されたものが知られる。端子台は、機器ボックスの壁に取り付けられるハウジングと、ハウジングのボルト収容部に組み付けられる電気接続用のボルトと、このボルトがボルト収容部に収容された後にボルト及びハウジングに対し組み付けられる帯板状のバスバーとを備えて構成される。ボルト収容部は、ボルト軸部の直交方向からスライドにてボルト頭部を挿入することができるような形状に形成される。
上記構成及び構造において、端子台は、電線端末に設けられた端子が先ずボルト軸部に挿通され、次にナットにより端子とバスバーとが強固に締め付けられると、電気的な接続が完了する。
特開2015−42109号公報
上記従来技術にあっては、ハウジングのボルト収容部が、ボルトをスライドにて挿入できる形状に形成されることから、ボルト頭部はこの挿入時に通過する開口部分以外の部分、すなわちボルト収容部の側部にて保持されるようになる。従って、上記開口部分での保持がない状態でナットの締め付けが行われ、この締め付けが強くなる場合には、ボルト頭部の回転しようとする力によって破損が生じてしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、電気的な接続の際の破損を防止することが可能な端子台の提供を課題とする。また、端子台が三つ連なる状態の三連端子台や、端子台又は三連端子台を備えて構成される車載機器の提供も課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の端子台は、一端側にボルト挿通孔を有するストレートな帯板状のバスバーと、前記ボルト挿通孔に挿通される電気接続用のボルトと、前記バスバーがこの他端側から貫通するハウジングと、前記バスバーの中間に装着されて前記ハウジングとの間をシールするOリングと、該Oリングの移動を規制するホルダーとを備え、該ホルダーは、前記バスバーに設けられ、且つ、前記ホルダーには、前記ボルトにおける頭部の外周を全周にわたり保持するボルト保持部が一体に形成されることを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、ホルダーにてボルト頭部の外周を全周にわたり保持することから、従来例よりも保持力を向上させることができる。また、本発明によれば、ハウジングでなくホルダーにて保持することから、電気的な接続の際のボルト頭部の回転しようとする力に関し、ハウジングへの影響度合いを軽減することができる。また、本発明によれば、ホルダーにて上記の如くボルトを保持することから、スライド方向に沿ってのボルトの脱落を防止することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の端子台において、前記ホルダーは、前記バスバーが前記ハウジングに貫通する際に用いられるスライド部を有し、前記ハウジングは、前記スライド部を案内するためのガイド部を有することを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、ハウジングに対しホルダーを介してボルトを組み付ける構造であることから、上記効果の他にハウジングの削れを防止することもできる。すなわち、金属製のボルトと樹脂製のハウジングの場合では、ボルトがスライドする際にハウジングが削られてしまうという虞があるが、本発明においては、ホルダーの材質をハウジングに合わせれば削れが生じるということはない。従って、削れが生じなければ異物混入等を防止することもできる。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の端子台において、前記ホルダーは、複数のスリットを有し、前記バスバーは、該バスバーの種別に応じて配置形成され且つ前記複数のうちの所定の前記スリットに突出する凸部を有し、前記ハウジングは、前記ホルダーがスライドする際に前記所定と異なる他の前記スリットに挿入されるリブを有することを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、バスバーが複数種ある場合、バスバーの凸部がハウジングのリブに当たることで誤組み付けが生じていることが分かる。すなわち、この当接にて誤組み付けを防止することができる。また、本発明によれば、バスバー自体は複数種あっても、ホルダーは一種類で対応することができる(これについては実施例の欄にて説明するものとする)。すなわち、部品点数の増加防止に寄与することができる。部品点数の増加防止は、部品管理を容易にしたり金型削減(コスト削減)に寄与したりすることができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項4に記載の本発明の三連端子台は、請求項3に記載の端子台が三つ連なる状態に形成されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、請求項3に記載の端子台の上記効果が得られることから、より良いものを提供することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項5に記載の本発明の車載機器は、機器本体と、該機器本体を収容する機器ボックスと、該機器ボックスの壁に取り付けられる請求項1、2又は3に記載の端子台、又は、請求項4に記載の三連端子台と、前記端子台又は前記三連端子台を介して前記機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載されることを特徴とする。
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、構成に端子台又は三連端子台を含むことから、より良い車載機器を提供することができる。
本発明の端子台によれば、ホルダーにてボルト頭部の外周を全周にわたり保持することから、従来例よりも保持力を向上させることができ、以て電気的な接続の際の破損を防止することができるという効果を奏する。また、本発明の三連端子台や車載機器によれば、上記端子台を含むことから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明の端子台を含む三連端子台の一実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である(実施例1)。 図1の三連端子台の分解斜視図である。 ハウジングを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1及び図2のバスバー部品を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図である。 本発明の端子台を含む三連端子台の他の実施形態を示す分解斜視図である(実施例2)。 図5のハウジングを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図5のバスバー部品を示す図であり、(a)は底面側から見た分解斜視図、(b)は底面側から見た斜視図である。 本発明の端子台を含む三連端子台の誤組み付け時の一実施形態を示す平面図である(実施例3)。 図8の三連端子台の分解斜視図である。 図8の三連端子台の底面側から見た斜視図である。 ホルダー及びバスバーを示す図であり、(a)はホルダーの斜視図、(b)は底面側から見たホルダー斜視図、(c)はバスバーの斜視図である。 バスバーの凸部及びホルダーのスリットを示す斜視図である。
車両に搭載される車載機器は、機器ボックスと、端子台が三つ連なる状態に形成された三連端子台と、この三連端子台を介して機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて構成される。三連端子台における端子台は、一端側にボルト挿通孔を有するストレートな帯板状のバスバーと、ボルト挿通孔に挿通される電気接続用のボルトと、バスバーがこの他端側から貫通するハウジングと、バスバーの中間に装着されてハウジングとの間をシールするOリングと、このOリングの移動を規制するホルダーとを備えて構成される。ホルダーは、バスバーに設けられ、且つ、ホルダーには、ボルトにおける頭部の外周を全周にわたり保持するボルト保持部が一体に形成される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明の端子台を含む三連端子台の一実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。また、図2は図1の三連端子台の分解斜視図、図3はハウジングを示す図、図4はバスバー部品を示す図である。
<三連端子台1について>
図1及び図2において、三連端子台1は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台1は、入力及び出力用として三つの端子台2が一体化したものである。三連端子台1は、三連ハウジング3と、三つのバスバー部品4とを備えて構成される。尚、本実施例においては、三つの端子台2を一体化したものに基づき説明をするが、これに限らず、例えば端子台2を単独で用いるようなものを採用してもよいものとする。
<三つの端子台2及び三連ハウジング3について>
図1及び図2において、三つの端子台2は、基本形状が三つとも同じになっている。そのため三つの代表として一番左に図示された端子台2を挙げて以下に説明をするものとする。端子台2は、三連ハウジング3の後述するハウジング5と、このハウジング5に組み付けられるバスバー部品4とを備えて構成される。図1ないし図3において、三連ハウジング3は、樹脂成形品であって、三つのハウジング5が一体化したものに形成される。このような三連ハウジング3には、壁Wに取り付けるための固定脚部6が複数形成される。
<ハウジング5について>
図2及び図3において、ハウジング5は、これを外側から見ると、ハウジング本体7と、ハウジング本体7に連続する壁挿通部8とを有する図示形状に形成される。ハウジング5は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体7が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング5は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部8が壁Wを貫通して、壁挿通部8の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング5の固定は、図示しないボルトが用いられる。ボルトは、固定脚部6に挿通された状態で壁Wにねじ込まれる。
<ハウジング本体7について>
図2及び図3において、ハウジング本体7は、一対の側壁9と、奥壁10とを有する。この一対の側壁9と奥壁10は、平面視コ字状に配置形成される。一対の側壁9は、隣り合うハウジング5との隔壁として形成される。奥壁10は、壁Wとの隔壁として形成される。このようなハウジング本体7には、第一ガイド部11と、第二ガイド部12と、凹状収容部13とが形成される。第一ガイド部11及び第二ガイド部12は、バスバー部品4の後述するホルダー25における第一スライド部39及び第二スライド部40をガイドする部分として形成される。また、凹状収容部13は、後述するOリング26を収容する部分、及び、上記ホルダー25における後述するOリング押さえ部38を収容する部分として形成される。
<第一ガイド部11及び第二ガイド部12について>
図2及び図3において、第一ガイド部11は、一対の側壁9の各内面14と、引用符号15で示す底面とで構成される。第二ガイド部12は、底面15の切り欠き16と、この切り欠き16よりも下側に形成される差し込み凹部17とで構成される。切り欠き16及び差し込み凹部17は、ハウジング本体7の前端18(図の一番手前側の面)からバスバー部品4のスライド方向に沿って切り欠くように、且つ、前端18を切り欠き16よりも若干広く開口させるように形成される。尚、差し込み凹部17における引用符号19はバスバー部品4に対する圧入リブを示すものとする。
<凹状収容部13について>
図2及び図3において、凹状収容部13は、奥壁10の一部を後方に凹ませた部分に形成される。凹状収容部13は、ホルダー収容部20と、Oリング収容部21とを有しており、Oリング収容部21には、壁挿通部8の後述する貫通係止部22が連通するように形成される。凹状収容部13(Oリング収容部21)は、バスバー部品4の後述するバスバー23が貫通する部分に形成される。
<壁挿通部8について>
図3において、壁挿通部8は、凹状収容部13に連通する貫通係止部22を有する。この貫通係止部22は、バスバー部品4の後述するバスバー23が貫通する部分、且つ、このバスバー23を係止するための部分として形成される。貫通係止部22の上記貫通する部分は、バスバー23の断面形状に合わせた貫通孔となるように形成される。また、貫通係止部22の上記係止するための部分は、図示しないハウジング側ロック部があるように形成される。ハウジング側ロック部は、可撓性を有するアーム形状の部分であって、先端近傍に係止突起が形成される。ハウジング側ロック部は、バスバー23の後述するバスバー側ロック部31を引っ掛けて係止することができるように形成される。
<バスバー部品4について>
図2及び図4において、バスバー部品4は、バスバー23と、ボルト24と、ホルダー25と、Oリング26とを備えて構成される。バスバー部品4は、スライドにて所定のハウジング5に組み付けられる。実施例1のバスバー部品4は、バスバー23及びボルト24がホルダー25にインサート成形されて一体化したものになる。
<バスバー23について>
図2及び図4において、バスバー23は、導電性を有する比較的厚肉な金属板を打ち抜き加工することにより形成される。バスバー23は、壁W(図1参照)の内側と外側との電気的な接続に必要な部材として備えられる。バスバー23は、外側との電気的な接続のための第一接続部27と、内側の電気的な接続のための第二接続部28と、これらの間に位置するバスバー中間29(中間)とを有する。バスバー23は、ストレートな帯板状に形成される。第一接続部27には、円形のボルト挿通孔30が貫通形成される。第二接続部28は、バスバー部品4のハウジング5への組み付けにより壁挿通部8から突出する部分に形成される。また、バスバー中間29は、壁挿通部8の貫通係止部22に挿通・係止される部分に形成される。バスバー中間29には、図示しないハウジング側ロック部に引っ掛かり係止されるバスバー側ロック部31が形成される。バスバー側ロック部31は、矩形に貫通する部分に形成される。尚、バスバー中間29における引用符号32は、Oリング26の取り付け先となるOリング装着部を示す。
<ボルト24について>
図2及び図4において、ボルト24は、平面視正方形の頭部33(ボルト頭部)と、この頭部33の厚み方向内面から真っ直ぐのびる軸部34(ボルト軸部)とを有する。頭部33は、所定の厚みを有し、頭部33の外周は、この全周にわたりホルダー25の後述するボルト保持部36にて保持される。頭部33は、平面視正方形であることから、ボルト保持部36にて四辺固定される。頭部33は、厚み方向外面もボルト保持部36にて保持される(本実施例においてはインサート成形により部分的に覆われる)。ボルト24は、従来例と異なり、ホルダー25により保持される(ハウジング5に直接保持されるのではない)。
<ホルダー25について>
図2及び図4において、ホルダー25は、バスバー23の第一接続部27と、ボルト24の頭部33とをインサート成形により保持するような状態にした樹脂成形部分として形成される。ホルダー25における引用符号35は、バスバー23の第一接続部27を保持するバスバー保持部を示すものとする。また、引用符号36は、ボルト24の頭部33を保持するボルト保持部を示すものとする。以上のようなホルダー25には、ホルダー収容部20に対する被収容部37と、Oリング収容部21に対するOリング押さえ部38と、ハウジング5の第一ガイド部11にガイドされる第一スライド部39と、ハウジング5の第二ガイド部12にガイドされる第二スライド部40とが一体に形成される。Oリング押さえ部38は、Oリング収容部21に収容されたOリング26の移動を規制することができるように形成される。バスバー部品4は、ホルダー25の押圧面41を押すことにより、ハウジング5に組み付けられる。
<Oリング26について>
図4において、Oリング26は、バスバー23のOリング装着部32に対し装着可能な環状のものに形成される。Oリング26は、ここでは公知のOリングが採用される。Oリング26は、バスバー23とハウジング5との間の防水を図るための部品として備えられる。Oリング26は、バスバー23のハウジング5に対する組み付けにより、凹状収容部13におけるOリング収容部21に水密に収容される。
<端子台2に対する電気的な接続について>
図1において、上記構成及び構造の端子台2は、図示しないワイヤハーネスの電線端末に設けられた端子が先ずボルト24の軸部34に挿通され、次に図示しないナットにより端子及びバスバー23が所定のトルクで締め付けられると、電気的な接続が完了する。電気的な接続の際には、ボルト24の頭部33に回転しようとする力が掛かるが、頭部33はインサート成形によりボルト保持部36に保持(四辺固定)されることから、また、ハウジング5ではなくホルダー25に保持されることから、従来例と異なり、ハウジング5への影響度合いを軽減することができる。従って、端子台2によれば(三連端子台1によれば)、従来例よりも格段に保持力を向上させることができ、以て電気的な接続の際の破損を防止することができるという効果を奏する。
<端子台2の上記以外の効果について>
また、端子台2によれば、ホルダーにて上記の如くボルト24を保持することから、スライド方向に沿ってのボルト24の脱落を防止することができるという効果も奏する。また、端子台2によれば、ハウジング5に対しホルダー25を介してボルト24を組み付ける構造であることから、ハウジング5の削れを防止することができるという効果も奏する。すなわち、金属製のボルトと樹脂製のハウジングの場合では、ボルトがスライドする際にハウジングが削られてしまうという虞があるが、端子台2においては、樹脂製のホルダー25と、同じく樹脂製のハウジング5とのスライドであることから、削れが生じるということはない。従って、削れが生じなければ異物混入等を防止することができるという効果も奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図5は本発明の端子台を含む三連端子台の他の実施形態を示す分解斜視図である。また、図6はハウジングを示す図、図7はバスバー部品を示す図である。
<三連端子台51について>
図5において、三連端子台51は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台51は、入力及び出力用として三つの端子台52が一体化したものである。三連端子台51は、三連ハウジング53と、三つのバスバー部品54とを備えて構成される。尚、本実施例においては、三つの端子台52を一体化したものに基づき説明をするが、これに限らず、例えば端子台52を単独で用いるようなものを採用してもよいものとする。
<三つの端子台52及び三連ハウジング53について>
図5及び図6において、三つの端子台52は、基本形状が三つとも同じになっている(実施例2の場合、若干のサイズの違いがある)。そのため三つの代表として図5の真ん中に示された端子台52を挙げて以下に説明をするものとする。端子台52は、三連ハウジング53の後述するハウジング55と、このハウジング55に組み付けられるバスバー部品54とを備えて構成される。図5及び図6において、三連ハウジング53は、樹脂成形品であって、三つのハウジング55が一体化したものに形成される。このような三連ハウジング53には、壁Wに取り付けるための固定脚部56が複数形成される。
<ハウジング55について>
図5及び図6において、ハウジング55は、これを外側から見ると、ハウジング本体57と、ハウジング本体57に連続する壁挿通部58とを有する図示形状に形成される。ハウジング55は、これ自身が壁Wに取り付けられると、ハウジング本体57が壁Wの外側に配置される。また、ハウジング55は、これ自身が壁Wに取り付けられると、壁挿通部58が壁Wを貫通して、壁挿通部58の先端側が壁Wの内側に配置される。尚、壁Wに対するハウジング55の固定は、図示しないボルトが用いられる。ボルトは、固定脚部56に挿通された状態で壁Wにねじ込まれる。
<ハウジング本体57について>
図5及び図6において、ハウジング本体57は、一対の側壁59と、奥壁60とを有する。この一対の側壁59と奥壁60は、平面視U字状に形成される。一対の側壁59は、隣り合うハウジング55との隔壁として形成される。奥壁60は、壁Wとの隔壁として形成される。このようなハウジング本体57には、第一ガイド部61と、第二ガイド部62と、凹状収容部63(図9参照)とが形成される。第一ガイド部61及び第二ガイド部62は、バスバー部品54の後述するホルダー75における第一スライド部89及び第二スライド部90をガイドする部分として形成される。また、凹状収容部63は、後述するOリング76を収容する部分、及び、上記ホルダー75における後述するOリング押さえ部88を収容する部分として形成される。
<第一ガイド部61及び第二ガイド部62について>
図5及び図6において、第一ガイド部61は、一対の側壁59の各内面64を凹ませて形成される。また、第一ガイド部61は、引用符号65で示す底面も活用するように形成される。尚、底面65は、後述するボルト74の頭部83を受ける面としても形成される。一方、第二ガイド部62は、底面65の左右両側を凹ませる部分に形成される。第二ガイド部62は、本実施例において一対形成される。第二ガイド部62の底66は、平坦な面に形成される(一例であり、実施例3ではリブ112が突出するように形成される)。第二ガイド部62は、ハウジング本体57の前端68(図の一番手前側の部分)からバスバー部品54のスライド方向に沿って真っ直ぐのびるように形成される。尚、実施例1と異なり、圧入リブ69はバスバー部品54の側に配置形成されるものとする(一例であるものとする)。
<凹状収容部63について>
図6において、凹状収容部63は、奥壁60の一部を後方に凹ませた部分に形成される。凹状収容部63は、ホルダー収容部70と、Oリング収容部71とを有しており(図9参照)、Oリング収容部71には、壁挿通部58の後述する貫通係止部72が連通するように形成される。凹状収容部63(Oリング収容部71)は、バスバー部品54の後述するバスバー73が貫通する部分に形成される。
<壁挿通部58について>
図6において、壁挿通部58は、凹状収容部63に連通する貫通係止部72を有する。この貫通係止部72は、バスバー部品54の後述するバスバー73が貫通する部分、且つ、このバスバー73を係止するための部分として形成される。貫通係止部72の上記貫通する部分は、バスバー73の断面形状に合わせた貫通孔となるように形成される。また、貫通係止部72の上記係止するための部分は、図示しないハウジング側ロック部があるように形成される。ハウジング側ロック部は、可撓性を有するアーム形状の部分であって、先端近傍に係止突起が形成される。ハウジング側ロック部は、バスバー73の後述するバスバー側ロック部81を引っ掛けて係止することができるように形成される。
<バスバー部品54について>
図5及び図7において、バスバー部品54は、バスバー73と、ボルト74と、ホルダー75と、Oリング76とを備えて構成される。バスバー部品54は、スライドにて所定のハウジング55に組み付けられる。実施例2のバスバー部品54は、バスバー73のみがホルダー75にインサート成形されて一体化したものになる(一例であるものとする。例えば、ホルダー75に対しバスバー73を差し込んで先ずこれらを一体化し、この後にボルト74とOリング76とを組み付けるようにしてもよいものとする)。
<バスバー73について>
図5及び図7において、バスバー73は、導電性を有する比較的厚肉な金属板を打ち抜き加工することにより形成される。バスバー73は、壁Wの内側と外側との電気的な接続に必要な部材として備えられる。バスバー73は、外側との電気的な接続のための第一接続部77と、内側の電気的な接続のための第二接続部78と、これらの間に位置するバスバー中間79(中間)とを有する。バスバー73は、ストレートな帯板状に形成される。第一接続部77には、円形のボルト挿通孔80が貫通形成される。第二接続部78は、バスバー部品54のハウジング55への組み付けにより壁挿通部58から突出する部分に形成される。また、バスバー中間79は、壁挿通部58の貫通係止部72に挿通・係止される部分に形成される。バスバー中間79には、図示しないハウジング側ロック部に引っ掛かり係止されるバスバー側ロック部81が形成される。バスバー側ロック部81は、矩形に貫通する部分に形成される。尚、バスバー中間79における引用符号82は、Oリング76の取り付け先となるOリング装着部を示す。
<ボルト74について>
図5及び図7において、ボルト74は、平面視正方形の頭部83(ボルト頭部)と、この頭部83の厚み方向内面から真っ直ぐのびる軸部84(ボルト軸部)とを有する。頭部83は、所定の厚みを有し、頭部83の外周は、この全周にわたりホルダー75の後述するボルト保持部86にて保持される。頭部83は、平面視正方形であることから、ボルト保持部86にて四辺固定される。ボルト74は、従来例と異なり、ホルダー75に差し込まれ、そして保持される(ハウジング55に直接保持されるのではない)。
<ホルダー75について>
図5及び図7において、ホルダー75は、バスバー73の第一接続部77をインサート成形により保持した状態にするような樹脂成形部分として形成される。ホルダー75における引用符号85は、バスバー73の第一接続部77を保持するバスバー保持部を示すものとする。また、引用符号86は、ボルト74の頭部83を保持するボルト保持部を示すものとする。以上のようなホルダー75には、ホルダー収容部70に対する被収容部87と、Oリング収容部71に対するOリング押さえ部88と、ハウジング55の第一ガイド部61にガイドされる第一スライド部89と、ハウジング55の第二ガイド部62にガイドされる第二スライド部90とが一体に形成される。Oリング押さえ部88は、Oリング収容部71に収容されたOリング76の移動を規制することができるように形成される。第一スライド部89の外面には、圧入リブ69が配置形成される。バスバー部品54は、ホルダー75の押圧面91を押すことにより、ハウジング55に組み付けられる。尚、バスバー部品54がハウジング55に組み付けられると、ボルト74の頭部83は、この厚み方向外面がハウジング55の底面65にて受けられるような状態になる。
<Oリング76について>
図7において、Oリング76は、バスバー73のOリング装着部82に対し装着可能な環状のものに形成される。Oリング76は、ここでは公知のOリングが採用される。Oリング76は、バスバー73とハウジング55との間の防水を図るための部品として備えられる。Oリング76は、バスバー73のハウジング55に対する組み付けにより、凹状収容部63におけるOリング収容部71に水密に収容される。
<端子台52に対する電気的な接続について>
図5において、上記構成及び構造の端子台52は、図示しないワイヤハーネスの電線端末に設けられた端子が先ずボルト74の軸部84に挿通され、次に図示しないナットにより端子及びバスバー73が所定のトルクで締め付けられると、電気的な接続が完了する。電気的な接続の際には、ボルト74の頭部83に回転しようとする力が掛かるが、頭部83はホルダー75のボルト保持部86に保持(四辺固定)されることから、また、ハウジング55ではなくホルダー75に保持されることから、従来例と異なり、ハウジング55への影響度合いを軽減することができる。従って、端子台52によれば(三連端子台51によれば)、従来例よりも格段に保持力を向上させることができ、以て電気的な接続の際の破損を防止することができるという効果を奏する。実施例2も実施例1と同様の効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例3を説明する。図8は本発明の端子台を含む三連端子台の誤組み付け時の一実施形態を示す平面図である。また、図9は三連端子台の分解斜視図、図10は三連端子台の底面側から見た斜視図、図11はホルダー及びバスバーを示す図、図12はバスバーの凸部及びホルダーのスリットを示す斜視図である。
<実施例3の図や符号について>
以下で説明をする実施例3は、実施例2の構造に対し、誤組み付けを防止することができる構造を付加した例である。そのため、誤組み付け防止に関連する部分を中心に、以下に説明をするものとする。尚、実施例2と同様の構造に関しては、実施例2の符号を付して説明を省略するものとする。実施例3においては、便宜上、ボルト及びOリング(図5及び図7の引用符号74、76を参照)の図示を省略するものとする。
<三連端子台101について>
図8において、三連端子台101は、自動車に搭載される車載機器の、金属製の機器ボックスの壁Wに取り付けられる。三連端子台101は、入力及び出力用として三つの端子台102、103、104が一体化したものである。三連端子台101は、三連ハウジング105と、三つのバスバー部品106、107、108とを備えて構成される。三連端子台101は、バスバー部品107及び108の誤組み付けを防止することができるように形成される。
<三連ハウジング105について>
図8ないし図10において、三連ハウジング105は、樹脂成形品であって、三つのハウジング109、110、111が一体化したものに形成される。ハウジング109、110、111のうち、ハウジング110及び111には、誤組み付け防止に関連する部分が形成される。具体的には、ハウジング110における右側の第二ガイド部62の底66にリブ112が形成される。また、ハウジング111における左側の第二ガイド部62の底66にもリブ112が形成される。リブ112は、底66の中央位置で第二ガイド部62の延在方向に真っ直ぐのびるように形成される。リブ112は、比較的低く突出する突条部分に形成される。
<バスバー部品106、107、108について>
図8ないし図12において、バスバー部品106は、幅の広いバスバー113と、このバスバー113が組み付けられる幅の広いホルダー114と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。また、バスバー部品107は、バスバー113よりも幅の狭いバスバー115と、このバスバー115が組み付けられる幅の狭い共用ホルダー116(ホルダー)と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。また、バスバー部品108は、バスバー113よりも幅が狭く、且つ、バスバー115に対しては同じ幅になり、且つ、バスバー115よりも長いバスバー117と、このバスバー117が組み付けられる幅の狭い上記共用ホルダー116と、図示しないボルト及びOリングとを備えて構成される。
バスバー部品106は、この幅が広いことから、ハウジング109でなくハウジング110又はハウジング111に誤組み付けされてしまうことはないが、バスバー部品107、108は、これらの幅が同じであることから、誤組み付けされてしまう虞がある。すなわち、バスバー部品107の本来の組み付け先がハウジング110であるのに対し、図示の如くハウジング111に組み付けられようとしてしまうことや、バスバー部品108の本来の組み付け先がハウジング111であるのに対し、図示の如くハウジング110に組み付けられようとしてしまう虞がある。そのため、ハウジング110、111には、上記の如くリブ112が形成され、バスバー部品107、108にも以下で説明をする誤組み付け防止用の部分が形成される。
<誤組み付け防止用の部分について>
図11及び図12において、樹脂成形品である共用ホルダー116には、バスバー保持部85と、ボルト保持部86と、被収容部87と、Oリング押さえ部88と、一対の第一スライド部89と、一対の第二スライド部90とが形成される。また、各第二スライド部90には、ホルダー側の誤組み付け防止用の部分として、二つのスリット118、119が形成される。一つ目のスリット118は、ハウジング110、111のリブ112(図9参照)が挿入可能となるように切り欠き形成される。具体的には、第二スライド部90の後端から真っ直ぐ切り欠いてリブ112が挿入可能となるように形成される。二つ目のスリット119は、バスバー115、117の後述する凸部120が挿入可能となるように切り欠き形成される。具体的には、第二スライド部90の前端から真っ直ぐ切り欠いて凸部120が挿入可能となるように形成される。二つのスリット118、119は、これらのスリット内空間が連続するような状態に配置形成される。
バスバー115、117は、それぞれ第一接続部77と、第二接続部78と、バスバー中間79とを有し、第一接続部77には、バスバー側の誤組み付け防止用の部分として、凸部120が形成される。バスバー115の凸部120は、第一接続部77の左側に、バスバー117の凸部120は、第一接続部77の右側に配置形成される。凸部120は、折り曲げにより形成される。凸部120は、スリット119に挿入され、バスバー115、117の組み付け状態においては、共用ホルダー116の第二スライド部90内に突出するような部分に形成される。
図8ないし図12において、三連端子台101は、ハウジング110、111のリブ112と、第二スライド部90のスリット118、119と、バスバー115、117の凸部120とを有することにより、バスバー部品107が本来の組み付け先であるハウジング110でなく、ハウジング111に組み付けられようとしても、リブ112と凸部120との当接が生じて誤組み付けが防止される。また、バスバー部品108が本来の組み付け先であるハウジング111でなく、ハウジング110に組み付けられようとしても、リブ112と凸部120との当接が生じて誤組み付けが防止される。
<実施例3の効果について>
以上、図8ないし図12を参照しながら説明してきたように、実施例3の三連端子台101によれば、バスバー部品107、108の誤組み付けを防止することができるという効果を奏する。尚、上記説明から分かるように、共用ホルダー116はこれ一種類で対応することができる。すなわち、誤組み付け防止に係り、部品点数の増加防止に寄与することができる。部品点数の増加防止は、部品管理を容易にしたり金型削減(コスト削減)に寄与したりすることができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
W…壁、 1、51…三連端子台、 2、52…端子台、 3、53…三連ハウジング、 4、54…バスバー部品、 5、55…ハウジング、 6、56…固定脚部、 7、57…ハウジング本体、 8、58…壁挿通部、 9、59…側壁、 10、60…奥壁、 11、61…第一ガイド部(ガイド部)、 12、62…第二ガイド部(ガイド部)、 13、63…凹状収容部、 14、64…内面、 15、65…底面、 16、66…切り欠き、 17…差し込み凹部、 18、68…前端、 19、69…圧入リブ、 20、70…ホルダー収容部、 21、71…Oリング収容部、 22、72…貫通係止部、 23、73…バスバー、 24、74…ボルト、 25、75…ホルダー、 26、76…Oリング、 27、77…第一接続部、 28、78…第二接続部、 29、79…バスバー中間(中間)、 30、80…ボルト挿通孔、 31、81…バスバー側ロック部、 32、82…Oリング装着部、 33、83…頭部(ボルト頭部)、 34、84…軸部(ボルト軸部)、 35、85…バスバー保持部、 36、86…ボルト保持部、 37、87…被収容部、 38、88…Oリング押さえ部、 39、89…第一スライド部(スライド部)、 40、90…第二スライド部(スライド部)、 41、91…押圧面、 101…三連端子台、 102〜104…端子台、 105…三連ハウジング、 106〜108…バスバー部品、 109〜111…ハウジング、 112…リブ、 113、115、117…バスバー、 114…ホルダー、 116…共用ホルダー(ホルダー)、 118、119…スリット、 120…凸部


Claims (5)

  1. 一端側にボルト挿通孔を有するストレートな帯板状のバスバーと、前記ボルト挿通孔に挿通される電気接続用のボルトと、前記バスバーがこの他端側から貫通するハウジングと、前記バスバーの中間に装着されて前記ハウジングとの間をシールするOリングと、該Oリングの移動を規制するホルダーとを備え、
    該ホルダーは、前記バスバーに設けられ、且つ、前記ホルダーには、前記ボルトにおける頭部の外周を全周にわたり保持するボルト保持部が一体に形成される
    ことを特徴とする端子台。
  2. 請求項1に記載の端子台において、
    前記ホルダーは、前記バスバーが前記ハウジングに貫通する際に用いられるスライド部を有し、前記ハウジングは、前記スライド部を案内するためのガイド部を有する
    ことを特徴とする端子台。
  3. 請求項2に記載の端子台において、
    前記ホルダーは、複数のスリットを有し、前記バスバーは、該バスバーの種別に応じて配置形成され且つ前記複数のうちの所定の前記スリットに突出する凸部を有し、前記ハウジングは、前記ホルダーがスライドする際に前記所定と異なる他の前記スリットに挿入されるリブを有する
    ことを特徴とする端子台。
  4. 請求項3に記載の端子台が三つ連なる状態に形成される
    ことを特徴とする三連端子台。
  5. 機器本体と、該機器本体を収容する機器ボックスと、該機器ボックスの壁に取り付けられる請求項1、2又は3に記載の端子台、又は、請求項4に記載の三連端子台と、前記端子台又は前記三連端子台を介して前記機器本体に電気的に接続されるワイヤハーネスとを備えて車両に搭載される
    ことを特徴とする車載機器。


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