JP2020066980A - 低温施工型道路補修材 - Google Patents
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Abstract
Description
前記充填材の配合割合が、1〜10重量%、
前記細骨材の配合割合が、60〜90重量%、
前記粗骨材の配合割合が、1〜30重量%、
であることが好ましい。
充填材の配合割合:1〜10重量%
細骨材の配合割合:60〜90重量%
粗骨材の配合割合:1〜30重量%
〇:完全に固体に変化したもの
△:固体にはなったが若干柔らかく、なおかつ時間が多少掛かったもの
×:いつまでも固体にはならず、液体のままだったもの
〇:スコップ等で低温施工型道路補修材を敷き均しやすい
△:敷き均しはできるが〇に劣る
×:スコップの力のみでは硬くて敷き均し難い
また、図4における強度は、マーシャル安定度試験による試験結果を首都高速道路株式会社により定められた品質を保証する規格値と比較し、以下の基準により評価した。
〇:規格値を大幅に超えている
△:規格値付近である
×:規格値を超えていない
〇:スコップ等で低温施工型道路補修材を敷き均しやすい
△:敷き均しはできるが〇に劣る
×:スコップの力のみでは硬くて敷き均し難い
また、図5における保存性は、以下の基準により評価した。
〇:5ヶ月間の保存に成功した
△:5ヶ月間で鹸化反応が若干進行し、性能面に不安がある
×:5ヶ月間で鹸化反応が大幅に進行し、保存ができない
さらに、図5における初期強度は、以下の基準により評価した。
〇:約1時間経過後に鹸化反応による硬化が確認できた
△:約1時間経過後に鹸化反応は確認できるが〇より劣る
(2)骨材をロータリーキルンに投入し、100℃になるまで加熱する。
(3)加熱した骨材をミキサーに投入し、その直後に加熱したアスファルトも投入する。
(4)骨材にアスファルトが絡まるまで、ミキサーによって所定時間混合する。
(5)脱水ヒマシ油脂肪酸をミキサーに投入し、所定時間混合する。
(6)アルカリ性添加材をミキサーに投入し、所定時間混合する。
(7)必要に応じて袋詰めする。
1.常温環境下のみならず、寒冷地等の低温環境下においても高い施工性を有するとともに、施工してから十分な強度を発現するまでの時間を短縮化することができる。
2.氷点下の低温環境下においても、低温施工型道路補修材を固まりにくくし、冬期の寒冷地における保存性や施工性を向上することができる。
3.施工時における鹸化反応を十分に進行させ、アスファルト道路として十分な強度を発現させることができる。
4.低温環境下においても粘度を抑制し、高い施工性を担保するとともに、施工後のアスファルト道路に安定的で十分な強度を発現させることができる。
5.低温施工型道路補修材に施工性、保存性および十分な初期強度のいずれの観点においても優れた性状を発揮させることができる。
6.骨材同士の噛み合わせを高めて空隙を低減し、骨材のみでも十分な強度を発現することができる。
Claims (6)
- 骨材と、アスファルトと、脱水ヒマシ油脂肪酸と、アルカリ性添加材とを含有する低温施工型道路補修材。
- 前記脱水ヒマシ油脂肪酸の凝固点が0℃未満である、請求項1に記載の低温施工型道路補修材。
- 前記骨材に対する、前記アスファルトおよび前記脱水ヒマシ油脂肪酸の重量比が、100:5〜100:10の範囲内である、請求項1または請求項2に記載の低温施工型道路補修材。
- 前記アスファルトに対する、前記脱水ヒマシ油脂肪酸の重量比が、100:80〜100:120の範囲内である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の低温施工型道路補修材。
- 前記骨材、前記アスファルトおよび前記脱水ヒマシ油脂肪酸に対する、前記アルカリ性添加材の重量比が、1000:25〜1000:50の範囲内である、請求項1から請求項4のいずれかに記載の低温施工型道路補修材。
- 前記骨材は、粒径が0.075mm未満の充填材と、粒径が0.075mm以上2.5mm未満の細骨材と、粒径が2.5mm以上5.0mm未満の粗骨材とから構成されており、
前記充填材の配合割合が、1〜10重量%、
前記細骨材の配合割合が、60〜90重量%、
前記粗骨材の配合割合が、1〜30重量%、
である、請求項1から請求項5のいずれかに記載の低温施工型道路補修材。
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JP2018202364A JP2020066980A (ja) | 2018-10-26 | 2018-10-26 | 低温施工型道路補修材 |
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2018
- 2018-10-26 JP JP2018202364A patent/JP2020066980A/ja active Pending
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