JP2020065473A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードチェーンの後端から送り出される切れワラ等を円滑に排出し、滞留を抑制し得るコンバインを構成する。【解決手段】フィードチェーン9からの排ワラを、受け取って搬送する後方に搬送する排ワラ搬送装置12と、排ワラを切断処理する排ワラ細断装置13と、フィードチェーン9の搬送終端部および排ワラ細断装置13を横外方から覆うサイドカバー18とを備えている。サイドカバー18と、脱穀装置の横側壁10aとの間において、フィードチェーン9の搬送終端位置Pと、排ワラ細断装置13のうちサイドカバー18が位置する側の横側部との間にカバー部材Cが備えられ、カバー部材Cに、前後方向に延びる上面部31と、上面部31の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部32とが備えられた。【選択図】図4

Description

本発明は、フィードチェーンで挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、フィードチェーンによって脱穀装置から送り出された排ワラを、フィードチェーンの搬送終端部で受け取って搬送する後方に搬送する排ワラ搬送装置と、排ワラ搬送装置の下方に設けられ、排ワラ搬送装置によって搬送された排ワラを切断処理する排ワラ切断装置と、フィードチェーンの搬送終端位置、及び、排ワラ切断装置を横外方から覆うサイドカバーとを備えているコンバインに関する。
上記構成のコンバインとして特許文献1には、脱穀装置からフィードチェーンにより排出される排ワラを後方に搬送する排ワラ搬送装置を備え、この下側に排ワラ細断装置を備えた技術が記載されている。
この特許文献1では、排ワラ細断装置を駆動する伝動機構、あるいは、テンションクラッチ等が、排ワラ細断装置の左側に配置されており、特許文献1には示されないが、これらの上方を覆う位置に平坦な板状材が配置される。
特開2005−40086号公報
特許文献1に記載される構成で排ワラの搬送を考えると、フィードチェーンの搬送終端位置から、排ワラ搬送装置の搬送始端位置に排ワラが受け渡されるものであり、この受け渡しの際には脱穀装置での扱処理により発生した切れワラ等が排ワラ搬送装置に受け渡されず、フィードチェーンの搬送終端位置から後方に送り出されることもあった。
しかしながら、長寸の切れワラがフィードチェーンの搬送終端位置から送り出された場合には、その切れワラが、排ワラ細断装置の左側の板状材の上面に接触する状態で滞留することもあった。
このように、切れワラ等が滞留する不都合は、フィードチェーンの搬送終端位置から下方に開放する大きい空間を形成することで解消することも考えられる。しかしながら、排ワラ搬送装置の下側に排ワラ細断装置が配置され、排ワラ細断装置の横側方を覆うサイドカバーを備えているコンバインでは、切れワラ等を排出するために大きい空間を必要とするためフィードチェーンの搬送終端位置と、排ワラ細断装置との距離を拡大し、排ワラ細断装置とサイドカバーとの距離を拡大することになり、機体の大型化を招く観点から実現が困難であった。
このような理由から、フィードチェーンの後端から送り出される切れワラ等を円滑に排出し、滞留を抑制し得るコンバインが求められる。
本発明に係るコンバインの特徴構成は、刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、前記フィードチェーンで挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記フィードチェーンによって前記脱穀装置から送り出された排ワラを、前記フィードチェーンの搬送終端部で受け取って後方に搬送する排ワラ搬送装置と、前記フィードチェーンの後方、かつ、前記排ワラ搬送装置の下方に設けられ、前記排ワラ搬送装置によって搬送された排ワラを切断処理する排ワラ切断装置と、前記脱穀装置の横側壁の外方に設けられ、前記フィードチェーンの搬送終端部、及び、前記排ワラ切断装置を横外方から覆うサイドカバーとを備えているコンバインであって、前記サイドカバーと、前記脱穀装置の前記横側壁との間において、前記フィードチェーンの搬送終端部と、前記排ワラ切断装置のうち前記サイドカバーが位置する側の横側部との間に設けられるカバー部材が備えられ、前記カバー部材に、前後方向に延びる上面部と、前記上面部の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部とが備えられている点にある。
脱穀装置での扱処理により発生した切れワラ等が排ワラ搬送装置に受け渡されず、フィードチェーンの搬送終端位置から送り出された場合には、切れワラ等がカバー部材の上面部に一部が乗り掛かる状態となる。これに対して、上記特徴構成によると、カバー部材に上面部の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部が備えられているため、フィードチェーンから切れワラ等が連続的に送り出されて、切れワラが一時的に滞留する状態に陥った場合でも、切れワラが上面部から上傾斜部に沿って落下することになる。
従って、フィードチェーンの後端から送り出される切れワラ等を円滑に排出し、滞留を抑制し得るコンバインが構成された。
他の構成として、前記カバー部材が前記排ワラ搬送装置の下側に配置されても良い。
これによると、排ワラ搬送装置に搬送される排ワラの株元部分をカバー部材の上面部に接触させて上面部に堆積している排ワラを掃き落とすことも可能となる。
他の構成として、前記上傾斜面部の横幅が前記上面部の横幅より広く設定されても良い。
これによると、切れワラ等が上傾斜面部に沿って下方に滑り落ちる際に、機体横方向に移動する状況でも、上傾斜面に沿って移動させることが可能となる。
他の構成として、前記上傾斜面部に前記サイドカバー側に張り出す幅広の幅広部が備えられ、前記幅広部は、前記サイドカバーの内部空間に入り込んでも良い。
これによると、上傾斜面部とサイドカバーとの間の隙間を小さくできる。これにより、切れワラ等が上傾斜面部に沿って下方に滑り落ちる際に、機体外側に移動しても上傾斜面部とサイドカバーとの間の隙間に入り込む不都合を解消して切れワラ等を上傾斜面部において確実に案内することができる。
他の構成として、前記カバー部材に、前記上傾斜面部の下端から後下方に延びる斜め姿勢の下傾斜面部が備えられても良い。
これによると、切れワラ等がフィードチェーンの搬送終端位置に接触して、下側に送られ下側に送り出された後には、前方に移動する現象を抑制でき、切れワラ等がフィードチェーンに巻き付く不都合を抑制できる。また、切れワラ等が上面部および上傾斜面部の下方空間に入り込もうとしても、下傾斜面部によって入り込みを防止することができると共に、下傾斜面部に接触した切れワラ等を後下方に案内することができる。
自脱型のコンバインを示す左側面図である。 機体後部の平面図である。 カバー部材が配置された部位の機体後部の縦断正面図である。 カバー部材が配置された部位の機体後部の側面図である。 カバー部材が配置された部位の機体後部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔コンバインの全体構成〕
図1に示す自脱型のコンバインは、機体フレーム1と、機体フレーム1を支持するクローラ走行装置2とを備えている。このコンバインでは、機体フレーム1の前部右側に運転者が搭乗する運転部4が配置され、運転部4は、運転キャビン3で覆われている。また、運転部4の下方にエンジンEが配置されている。尚、図中のFは「前方向」を示し、Bは「後方向」を示している。
このコンバインは、植立穀稈を刈り取る刈取部6を前部に備え、刈取部6で刈り取られた刈取穀稈が供給される脱穀装置10を機体フレーム1の左側に配置している。脱穀装置10から供給される穀粒を貯留する穀粒貯留タンク7を、脱穀装置10の右側に配置している。また、穀粒貯留タンク7は、運転キャビン3の後方に位置され、貯留された穀粒を排出する穀粒排出装置8を備えている。
脱穀装置10は、刈取部6からの刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーン9を左側部に備えており、フィードチェーン9で挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する扱胴11を脱穀装置10の上部の扱室に収容している。
図1に示すように、このコンバインは、フィードチェーン9の搬送終端位置から排出された脱穀処理後の排ワラを後方へ挟持搬送する排ワラ搬送装置12を備えている。また、このコンバインは、排ワラ搬送装置12の搬送終端側部位の下方に排ワラ細断装置13(排ワラ切断装置の一例)を備えている。この排ワラ細断装置13は、排ワラ搬送装置12で搬送される排ワラを細断して下方に放出する細断処理と、排ワラを細断せずに機体後方から排出する排出処理とを選択できるように構成されている。
刈取部6は、機体幅方向に並列する複数の分草具14と、機体幅方向に並列する複数の引起装置15と、切断装置16と、搬送装置17とを備えている。分草具14は、圃場の植立穀稈を分草し、引起装置15は、分草された植立穀稈を引き起こし、切断装置16は、引き起こされた植立穀稈の株元を切断する。搬送装置17は、切断装置16で株元が切断された刈取穀稈をフィードチェーン9に受け渡すように後方へ搬送する。
脱穀装置10のうちフィードチェーン9が位置する側の横側部(左側部)における機体最横外側には、サイドカバー18が設けられている。サイドカバー18は、上側の前後2箇所に配置される上カバー体19と、下側の前後2箇所に配置される下カバー体20とで構成されている。上側の上カバー体19は、これら前後の上カバー体19と、前後の下カバー体20とは、個別に着脱自在に支持されている。
図1に示すように、脱穀装置10の下部には扱胴11の扱処理で得られた処理物を揺動により選別する揺動選別部22と、選別風を供給する唐箕23と、一番物を回収して穀粒貯留タンク7に供給するための一番物回収部24と、二番物を回収して揺動選別部22に還元するための二番物回収部25と、扱室から排出される塵埃を排出する排塵ファン26とを備えて構成されている。
〔排ワラ搬送装置と排ワラ細断装置〕
図1、図2に示すように、排ワラ搬送装置12は、フィードチェーン9の搬送終端位置から送り出された排ワラを斜め後方に搬送するように搬送方向が設定されている。この排ワラ搬送装置12は、排ワラの株元を挟持搬送する排ワラ搬送チェーン12aと、排ワラの穂先部分を搬送する穂先係止搬送部12bとを備えて構成されている。
排ワラ細断装置13は、カッターケース28の内部において機体横方向に沿う姿勢で配置された一対の駆動軸の一方に円板状の多数の供給刃29を備え、他方に円盤状の多数の切断刃30を備えて構成されている。この排ワラ細断装置13では、各々の駆動軸を異なる速度で駆動回転することにより、供給刃29と切断刃30との間で排ワラを切断できるように構成されている。
カッターケース28の上面には横向き姿勢の支軸を中心に開閉自在に蓋体28aを備えている。この蓋体28aを閉塞する姿勢に維持することにより、排ワラ搬送装置12で搬送される排ワラを機体後方に排出し、蓋体28aを開放することにより、カッターケース28の内部に排ワラを供給して細断を実現する。
また、図2、図4、図5に示すように、排ワラ細断装置13は、カッターケース28の側部のうち、フィードチェーン9が配置された側(左側)の外面に一対の駆動軸を駆動するギヤ類等の駆動部(図示せず)を配置しており、この駆動部の上方を覆う位置に、板状の上部壁28bを備えている。
〔カバー部材〕
このコンバインでは、フィードチェーン9の搬送終端位置から、排ワラ搬送装置12の搬送始端位置に排ワラが受け渡される際に、脱穀装置10での扱処理により発生した切れワラ等が排ワラ搬送装置12に受け渡されず、フィードチェーン9の搬送終端位置から後方に送り出されることもあった。このように送り出される切れワラ等は滞留することもあるため、この切れワラ等を効率的に下方に排出するカバー部材Cを備えている。
図2、図4に示すように、フィードチェーン9は、搬送終端側に配置された駆動スプロケット9aに巻回しており、この駆動スプロケット9aに巻回する部位のうち、最も後端を搬送終端位置Pとして示している。この搬送終端位置Pの下側には、脱穀装置10の横側壁10aと、上カバー体19の内壁とで囲まれる状態で下方に開放する空間が形成され、この空間を介して切れワラ等を下方に排出できるように構成されている。
図2〜図5に示すように、カバー部材Cは、フィードチェーン9の搬送終端位置Pより後方で、カッターケース28の上部壁28bより前側に配置されている。更に、カバー部材Cは、サイドカバー18の上カバー体19と、脱穀装置10の横側壁10aとの間に配置されると共に、排ワラ搬送装置12の下側に配置されている。
カバー部材Cは、前後方向に延びる上面部31と、上面部31の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部32と、上傾斜面部32の下端から後下方に延びる斜め姿勢の下傾斜面部33が一体的に形成されている。
つまり、カバー部材Cは、フィードチェーン9による搬送方向の直後方に配置されている。また、カバー部材Cの上面部31は、前端部が僅かに下方に変位する緩やかな傾斜姿勢であり、この上面部31は、フィードチェーン9の搬送経路の高さと略均しい高さで配置されている。尚、この上面部31は、カッターケース28の上部壁28bの上面より高い位置となる。
図4に示すように、上傾斜面部32の上面は、上カバー体19の上端と略同じ高さに設定されている。また、カバー部材Cの上面部31の前端位置Qが、フィードチェーン9の搬送終端位置とカッターケース28の前端位置との略中央位置に設定されている。更に、カバー部材Cの上傾斜面部32の前端と、下傾斜面部33の前端との境界位置、つまり、カバー部材Cで最も前側に突出する部位の位置が、フィードチェーン9の駆動スプロケット9aの軸芯よりやや上側の位置に配置されている。
このカバー部材Cは、金属材のプレス加工により図4、図5に示す形状に成形されるものであり、図2、図4に示すように、上面部31の前端位置Qと、フィードチェーン9の搬送終端位置Pとの間隔Rが、切れワラ等の平均的な寸法程度に設定されている。
図3、図5に示すように、上傾斜面部32には、この上傾斜面部32の横幅を、上面部31の横幅より大きくした幅広部32aを形成している。この幅広部32aは、機体外方に張り出すように一側部を外方に突出するように上傾斜面部32の形状を設定して形成され、この突出部分がサイドカバー18を構成する上カバー体19の内部に入り込むように配置されている。
更に、下傾斜面部33の横幅は、上傾斜面部32の下端側の横幅と等しい値に設定されている。
このようにカバー部材Cを備えているため、脱穀装置10で発生した切れワラ等が、フィードチェーン9から排ワラ搬送装置12に受け渡されない場合には、その切れワラ等はカバー部材Cの上面部31に一部が乗り掛かる状態となる。これに対して、カバー部材Cには上面部31の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部32が備えられるため、フィードチェーン9から切れワラ等が連続的に送り出され、切れワラ等が一時的に滞留する状態に陥っても、切れワラ等が上面部31から上傾斜面部32に沿って落下する。これにより、切れワラ等を円滑に送り出すことが可能となる。
また、カバー部材Cが排ワラ搬送装置12の下側に配置されているため、排ワラ搬送装置12で搬送される排ワラの株元部分を、カバー部材Cの上面部31に接触させる状態で移動させ、この上面部31に堆積している排ワラを掃き落とすことも可能となる。
カバー部材Cに上カバー体19(サイドカバー18)の側に張り出すように上面部31より広幅となる幅広部32aが備えられ、この幅広部32aの突出側が上カバー体19の内部空間に入り込むため、上傾斜面部32と上カバー体19の内面との隙間を小さくできる。更に、切れワラ等が上傾斜面部32に沿って下方に滑り落ちる際に、機体外側に移動しても、幅広部32aが上傾斜面部32と上カバー体19との間の隙間に入り込む不都合を解消して切れワラ等を上傾斜面部32において確実に案内できる。
更に、カバー部材Cに、上傾斜面部32の下端から後下方に延びる斜め姿勢の下傾斜面部33が備えられているため、切れワラ等がフィードチェーン9の搬送終端位置Pに接触して下側に送られ、下側に送り出された後には、切れワラ等が前方に移動する現象を、下傾斜面部33で抑制できる。これにより、切れワラ等がフィードチェーンに巻き付く不都合を防止できる。また、切れワラ等が上面部31および上傾斜面部32の下方空間に入り込もうとしても、下傾斜面部33によって入り込みを防止できると共に、下傾斜面部33に接触した切れワラ等を後下方に案内することができる。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)カバー部材Cとして、上面部31と上傾斜面部32とを備え、下傾斜面部33を備えずに構成する。このカバー部材Cは、下傾斜面部33を備えることが理想であるが、下傾斜面部33を備えずとも、フィードチェーン9の搬送終端位置より後方に切れワラ等が滞留する不都合を解消できる。
(b)上傾斜面部32に幅広部32aを形成することなく、カバー部材Cを構成する。幅広部32aを備えることで切れワラ等の下方への案内性能を向上させるものであるが、この幅広部32aを備えずとも切れワラ等の下方への排出を可能にする。
(c)カバー部材Cの上面部31を水平姿勢で形成する。このように水平姿勢にすることによっても、カバー部材Cの機能を損なうことはなく、切れワラ等の下方への排出を行わせることが可能となる。
本発明は、脱穀処理後の排ワラをフィードチェーンから排ワラ搬送チェーンに受け渡す構成のコンバインに利用することができる。
9 フィードチェーン
10 脱穀装置
10a 横側壁
12 排ワラ搬送装置
13 排ワラ切断装置(排ワラ細断装置)
18 サイドカバー
19 下カバー体(サイドカバー)
31 上面部
32 上傾斜面部
32a 幅広部
33 下傾斜面部
C カバー部材
P 搬送終端部
9 フィードチェーン
10 脱穀装置
10a 横側壁
12 排ワラ搬送装置
13 排ワラ切断装置(排ワラ細断装置)
18 サイドカバー
31 上面部
32 上傾斜面部
32a 幅広部
33 下傾斜面部
C カバー部材
P 搬送終端部

Claims (5)

  1. 刈取穀稈を挟持搬送するフィードチェーンと、
    前記フィードチェーンで挟持搬送される刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記フィードチェーンによって前記脱穀装置から送り出された排ワラを、前記フィードチェーンの搬送終端部で受け取って後方に搬送する排ワラ搬送装置と、
    前記フィードチェーンの後方、かつ、前記排ワラ搬送装置の下方に設けられ、前記排ワラ搬送装置によって搬送された排ワラを切断処理する排ワラ切断装置と、
    前記脱穀装置の横側壁の外方に設けられ、前記フィードチェーンの搬送終端部、及び、前記排ワラ切断装置を横外方から覆うサイドカバーとを備えているコンバインであって、
    前記サイドカバーと、前記脱穀装置の前記横側壁との間において、前記フィードチェーンの搬送終端部と、前記排ワラ切断装置のうち前記サイドカバーが位置する側の横側部との間に設けられるカバー部材が備えられ、
    前記カバー部材に、前後方向に延びる上面部と、前記上面部の前端から前下方に延びる斜め姿勢の上傾斜面部とが備えられているコンバイン。
  2. 前記カバー部材が前記排ワラ搬送装置の下側に配置されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記上傾斜面部の横幅が前記上面部の横幅より広く設定されている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記上傾斜面部に前記サイドカバー側に張り出す幅広の幅広部が備えられ、
    前記幅広部は、前記サイドカバーの内部空間に入り込んでいる請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記カバー部材に、前記上傾斜面部の下端から後下方に延びる斜め姿勢の下傾斜面部が備えられている請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。
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