JP2020062722A - 切削装置のチャックテーブルユニット及び被加工物の分割方法 - Google Patents

切削装置のチャックテーブルユニット及び被加工物の分割方法 Download PDF

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【課題】保持プレートに予め溝を形成する工程を省略することが可能なチャックテーブルユニットを提供する。【解決手段】格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画された板状の被加工物を切削ブレードで切削して分割する切削装置のチャックテーブルユニットであって、上面の大きさが被加工物の表面の大きさ以上であり吸引力が作用する吸引領域を有するテーブル本体と、テーブル本体上に着脱可能に固定され、被加工物の表面を吸引保持する保持面を有する保持プレートと、を備え、保持プレートは、保持面となる表面から裏面に連通する複数の連続気泡又は複数の貫通孔を被加工物に対応する領域に備えた、弾性を有する樹脂プレートと、樹脂プレートをテーブル本体上に着脱可能に固定するシート固定枠と、を備え、保持面で吸引保持された被加工物を切削ブレードで切削する際、樹脂プレートが被加工物とともに切削される。【選択図】図3

Description

本発明は、パッケージ基板等の被加工物を切削ブレードで切削する切削装置のチャックテーブルユニット、及び、該チャックテーブルユニットを用いた被加工物の分割方法に関する。
IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等でなる複数のデバイスを備えるデバイスチップをフレーム基板上に配列し、該デバイスチップを樹脂でなる封止材(モールド樹脂)によって被覆することにより、パッケージ基板が形成される。このパッケージ基板は、互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)によって複数の領域に区画されている。
パッケージ基板を分割予定ラインに沿って分割することにより、デバイスチップをそれぞれ含む複数のチップ(パッケージデバイス)が得られる。このパッケージ基板の分割には、例えば、パッケージ基板を保持するチャックテーブルユニットと、パッケージ基板を切削する円環状の切削ブレードが装着されるスピンドルとを備える切削装置が用いられる。チャックテーブルユニットによってパッケージ基板を保持した状態で、切削ブレードを回転させてパッケージ基板に切り込ませることにより、パッケージ基板が切削される。
切削装置を用いてパッケージ基板を切削する際には、チャックテーブルユニットが備えるテーブル本体とパッケージ基板との間に、パッケージ基板を保持する保持面を備える保持プレートが配置されることがある。この保持プレートは、パッケージ基板の分割予定ラインに対応する溝(逃げ溝)と、分割予定ラインによって区画されたパッケージ基板の各領域に対応する複数の吸引孔とを備える(例えば、特許文献1参照)。
パッケージ基板を保持プレートの保持面上に配置し、複数の吸引孔を介して吸引源の負圧を保持面に作用させることにより、パッケージ基板が吸引保持される。この状態で切削ブレードをパッケージ基板に切り込ませると、切削ブレードの先端部は分割予定ラインに対応して形成された逃げ溝に挿入される。これにより、パッケージ基板を分割する際、切削ブレードの先端部と保持プレートとの接触による切削ブレードの破損等が回避される。
また、パッケージ基板が複数のチップに分割された後は、吸引源の負圧が吸引孔を介して各チップにそれぞれ作用する。これにより、複数のチップがチャックテーブルユニットによって吸引保持された状態が維持される。
特開2014−225489号公報
上記の通り、パッケージ基板の保持に保持プレートを用いる場合は、保持プレートにパッケージ基板の分割予定ラインに対応する溝(逃げ溝)を形成する必要がある。しかしながら、パッケージ基板は形状や大きさが規格化されておらず、様々な寸法のパッケージ基板が切削装置による加工の対象となり得る。そのため、異なる種類のパッケージ基板を切削する場合には、各パッケージ基板の寸法に合わせて保持プレートに逃げ溝を形成する必要があり、保持プレートの製造に手間とコストがかかる。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、保持プレートに予め溝を形成する工程を省略することが可能なチャックテーブルユニット、及び、該チャックテーブルユニットを用いた被加工物の分割方法の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画された板状の被加工物を切削ブレードで切削して分割する切削装置のチャックテーブルユニットであって、上面の大きさが該被加工物の表面の大きさ以上であり吸引力が作用する吸引領域を有するテーブル本体と、該テーブル本体上に着脱可能に固定され、該被加工物の表面を吸引保持する保持面を有する保持プレートと、を備え、該保持プレートは、該保持面となる表面から裏面に連通する複数の連続気泡又は複数の貫通孔を該被加工物に対応する領域に備えた、弾性を有する樹脂プレートと、該樹脂プレートを該テーブル本体上に着脱可能に固定するシート固定枠と、を備え、該保持面で吸引保持された該被加工物を該切削ブレードで切削する際、該樹脂プレートが該被加工物とともに切削される切削装置のチャックテーブルユニットが提供される。
また、好ましくは、該樹脂プレートは、該分割予定ラインによって区画された領域に対応する領域と、該分割予定ラインによって区画された領域に対応しない領域とに、該連続気泡又は該貫通孔を備える。また、好ましくは、該樹脂プレートは、ウレタン又はゴムでなる。また、好ましくは、該被加工物は、表面から突出する構造物を備え、該樹脂プレートの厚さは、該構造物の高さ以上である。また、好ましくは、該樹脂プレートの厚さは、該切削ブレードの厚さ以上である。
また、本発明の一態様によれば、格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画された板状の被加工物を切削ブレードで該分割予定ラインに沿って切削することによって該被加工物を複数のチップに分割する被加工物の分割方法であって、上記のチャックテーブルユニットを用いて、該樹脂プレートを介して該テーブル本体上で該被加工物を吸引保持する保持ステップと、該分割予定ラインに沿って、該切削ブレードを該樹脂プレートに至る深さで該被加工物に切り込ませ、該被加工物を複数の該チップに分割する分割ステップと、を備える被加工物の分割方法が提供される。
本発明の一態様に係るチャックテーブルユニットは、被加工物に対応する領域に連続気泡又は貫通孔を有する樹脂プレートを備える。そして、被加工物を切削ブレードで切削する際、樹脂プレートが被加工物とともに切削される。これにより、切削ブレードの先端が挿入される溝(逃げ溝)が予め樹脂プレートに形成されていなくても、被加工物が確実に切断される深さまで切削ブレードを切り込ませることができる。
図1(A)は被加工物を示す平面図であり、図1(B)は被加工物を示す底面図であり、図1(C)は被加工物を示す正面図である。 切削装置を示す斜視図である。 チャックテーブルユニットを示す斜視図である。 図4(A)は保持プレートがテーブル本体に固定された状態のチャックテーブルユニットを示す断面図であり、図4(B)は樹脂プレートの一部を拡大して示す断面図であり、図4(C)は樹脂プレート及びシート固定枠の一部を拡大して示す断面図である。 図5(A)はチャックテーブルユニットによって保持された被加工物を示す断面図であり、図5(B)は被加工物を保持する樹脂プレートの一部を拡大して示す断面図である。 図6(A)及び図6(B)は被加工物が切削ブレードによって切削される様子を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本実施形態を説明する。本実施形態は、パッケージ基板等に代表される被加工物の切削に用いられる切削装置に備えられ、被加工物を保持するチャックテーブルユニットに関する。まず、本実施形態に係るチャックテーブルユニットによって保持することが可能な被加工物の構成例について説明する。
図1(A)は被加工物11を示す平面図であり、図1(B)は被加工物11を示す底面図であり、図1(C)は被加工物11を示す正面図である。被加工物11は、例えばCSP(Chip Size Package)基板、QFNパッケージ(Quad For Non-Lead Package)基板等のパッケージ基板である。ただし、被加工物11は切削加工が可能であればパッケージ基板に限定されない。また、被加工物11の材質、形状、構造、大きさ等にも制限はない。
被加工物11は、表面13a及び裏面13bを有し平面視で矩形状に形成された板状のフレーム基板13を備える。フレーム基板13は、例えば42アロイ(鉄とニッケルとの合金)や銅等の金属を用いて形成される。
フレーム基板13の裏面13b側には、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等でなるデバイスを含む複数のデバイスチップ(不図示)が配置されている。なお、デバイスチップの種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等に制限はない。これらのデバイスチップは、フレーム基板13の裏面13b側に形成された樹脂層(モールド樹脂)15によって覆われ、封止されている。
図1(A)に示すように、被加工物11は互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)17によって複数の領域11aに区画されており、この領域11aにはそれぞれデバイスチップが配置されている。また、領域11aにはそれぞれ、フレーム基板13の表面13a側で露出する複数の構造物21が設けられている。構造物21は、例えば、デバイスチップと接続されたバンプ等であり、少なくともその一部がフレーム基板13の表面13aから突出している。
被加工物11を分割予定ライン17に沿って分割することにより、樹脂によって封止されたデバイスチップをそれぞれ含む複数のチップ(パッケージデバイス)が得られる。被加工物11の分割は、例えば円環状の切削ブレードによって被加工物11を切削することにより実施される。
なお、フレーム基板13の表面13a側及び裏面13b側にはそれぞれ、分割予定ライン17の位置を示す複数のマーカー19が付されている。このマーカー19は、被加工物11を切削する際、被加工物11と切削ブレードとの位置合わせの目印となる。なお、マーカー19は、フレーム基板13の表面13a側と裏面13b側のいずれか一方のみに付されていてもよい。
被加工物11の分割には、例えば、被加工物11を保持するチャックテーブルユニットと、チャックテーブルユニットによって保持された被加工物11を切削する切削ブレードが装着される切削ユニットとを備える切削装置が用いられる。切削装置の構成例を、図2を用いて説明する。
図2は、切削装置2を示す斜視図である。切削装置2は、切削装置2を構成する各構成要素を支持する基台4を備える。基台4の上面のY軸方向(左右方向、割り出し送り方向)における中央部には、平面視で矩形状の開口4aが設けられている。開口4aは、長手方向がX軸方向(前後方向、加工送り方向)に沿うように形成されている。
開口4a内にはボールネジ式のX軸移動機構(不図示)が設けられており、X軸移動機構上にはテーブルカバー6と蛇腹状の防塵防滴カバー8とが設けられている。なお、テーブルカバー6及び防塵防滴カバー8は、X軸移動機構の上部を覆うように配置されている。X軸移動機構は、テーブルカバー6から露出するテーブル基台10を備えており、テーブル基台10をX軸方向に沿って移動させる。
テーブル基台10の上面には、被加工物11を保持するチャックテーブルユニット12が設けられている。チャックテーブルユニット12は、例えば被加工物11の形状に対応して平面視で矩形状に形成され、被加工物11はチャックテーブルユニット12上に配置される。
チャックテーブルユニット12は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、X軸移動機構は、チャックテーブルユニット12をテーブルカバー6及びテーブル基台10とともにX軸方向に沿って移動させる。
図3は、チャックテーブルユニット12を示す斜視図である。チャックテーブルユニット12は、テーブル基台10上に配置されたテーブル本体14と、テーブル本体14に着脱可能に固定される保持プレート16とを備える。
テーブル本体14は、ポーラスセラミック等によってポーラス状に形成された吸引領域14aと、吸引領域14aを囲む外周領域14bとを備える。吸引領域14aと外周領域14bとはそれぞれ、例えば平面視で矩形状に形成される。また、外周領域14bの四隅の近傍にはそれぞれ、保持プレート16をテーブル本体14に固定するためのねじ22が挿入されるねじ孔14cが形成されている。
保持プレート16は、樹脂でなり弾性を有する板状の樹脂プレート18と、樹脂プレート18を囲み樹脂プレート18をテーブル本体14上に着脱可能に固定する板状のシート固定枠20とを備える。樹脂プレート18は、ウレタンやゴム等でなり、例えばテーブル本体14の吸引領域14aと概ね同じ形状となるように平面視で矩形状に形成される。樹脂プレート18の厚さは、例えば2mm以上20mm以下とすることができる。
シート固定枠20は、テーブル本体14と概ね同じ大きさを有し、平面視で矩形状に形成される。シート固定枠20の中央部には、シート固定枠20を上下に貫通し、樹脂プレート18が収容される開口20aが設けられている。また、シート固定枠20の四隅の近傍にはそれぞれ、シート固定枠20を上下に貫通する貫通孔20bが形成されている。
ねじ孔14cと貫通孔20bとが重なるように保持プレート16をテーブル本体14上に配置した状態で、貫通孔20bを通じてねじ孔14cにねじ22をねじ込むことにより、保持プレート16がテーブル本体14に装着される。また、ねじ22を弛めてねじ孔14cから引き抜くことにより、保持プレート16をテーブル本体14から取り外すことができる。なお、シート固定枠20とねじ22とによって、樹脂プレート18をテーブル本体14に着脱可能に固定するシート着脱ユニット24が構成される。
図4(A)は、保持プレート16がテーブル本体14に固定された状態のチャックテーブルユニット12を示す断面図である。テーブル本体14の吸引領域14aは、バルブ26を介してエジェクタ等でなる吸引源28に接続されており、バルブ26を開くと吸引領域14aに吸引源28の吸引力(負圧)が作用する。また、保持プレート16の上面は、被加工物11を保持する保持面16aを構成する。
図4(B)は、樹脂プレート18の一部を拡大して示す断面図である。樹脂プレート18は、保持面16aとなる表面(上面)から裏面(下面)に連通する複数の連続気泡18aを備える。連続気泡18aはそれぞれ、互いに連結された複数の球状の気泡によって構成されており、他の連続気泡18aとは連結されていない。この連続気泡18aは樹脂プレート18の全体にわたって形成されており、連続気泡18aを構成する気泡の直径は、例えば100μm以上800μm以下とすることができる。
保持プレート16の保持面16a上に被加工物11を配置した状態でバルブ26を開くと、吸引源28の負圧が吸引領域14a及び連続気泡18aを介して保持面16aに作用する。これにより、被加工物11がチャックテーブルユニット12によって吸引保持される。
図4(C)は、樹脂プレート18及びシート固定枠20の一部を拡大して示す断面図である。シート固定枠20はその上面側(保持面16a側)に、開口20aの内側に向かって庇状に突出する凸部20cを備える。この凸部20cを備えるシート固定枠20の開口20a内に樹脂プレート18を収容すると、樹脂プレート18の外周部の上側が凸部20cによって覆われる。これにより、樹脂プレート18がシート固定枠20から意図せず外れることを防止できる。
図2に示すように、チャックテーブルユニット12の上方には、被加工物11を切削する2組の切削ユニット30a,30bが設けられている。切削ユニット30a,30bにはそれぞれ、被加工物11を切削する円環状の切削ブレードが装着される。
また、基台4の上面には、切削ユニット30a,30bを支持するための門型の支持構造32が、開口4aを跨ぐように配置されている。支持構造32の前面上部には、切削ユニット30aをY軸方向及びZ軸方向に移動させる移動ユニット(移動機構)34aと、切削ユニット30bをY軸方向及びZ軸方向に移動させる移動ユニット(移動機構)34bとが設けられている。
移動ユニット34aはY軸移動プレート38aを備え、移動ユニット34bはY軸移動プレート38bを備える。Y軸移動プレート38a及びY軸移動プレート38bはそれぞれ、支持構造32の前面にY軸方向に沿って配置された一対のY軸ガイドレール36にスライド可能に装着されている。
Y軸移動プレート38aの裏面側(後面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には一対のY軸ガイドレール36に対して概ね平行に配置されたY軸ボールネジ40aが螺合されている。また、Y軸移動プレート38bの裏面側(後面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には一対のY軸ガイドレール36に対して概ね平行に配置されたY軸ボールネジ40bが螺合されている。
Y軸ボールネジ40a,40bの一端部にはそれぞれ、Y軸パルスモータ42が連結されている。Y軸ボールネジ40aと連結されたY軸パルスモータ42によってY軸ボールネジ40aを回転させることにより、Y軸移動プレート38aがY軸ガイドレール36に沿ってY軸方向に移動する。また、Y軸ボールネジ40bと連結されたY軸パルスモータ42によってY軸ボールネジ40bを回転させることにより、Y軸移動プレート38bがY軸ガイドレール36に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動プレート38aの表面(前面)側には、一対のZ軸ガイドレール44aがZ軸方向に沿って設けられており、Y軸移動プレート38bの表面(前面)側には、一対のZ軸ガイドレール44bがZ軸方向に沿って設けられている。また、一対のZ軸ガイドレール44aにはZ軸移動プレート46aがスライド可能に取り付けられ、一対のZ軸ガイドレール44bにはZ軸移動プレート46bがスライド可能に取り付けられている。
Z軸移動プレート46aの裏面側(後面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部にはZ軸ガイドレール44aに対して概ね平行に配置されたZ軸ボールネジ48aが螺合されている。Z軸ボールネジ48aの一端部にはZ軸パルスモータ50が連結されており、このZ軸パルスモータ50によってZ軸ボールネジ48aを回転させることにより、Z軸移動プレート46aがZ軸ガイドレール44aに沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート46bの裏面側(後面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部にはZ軸ガイドレール44bに対して概ね平行に配置されたZ軸ボールネジ48bが螺合されている。Z軸ボールネジ48bの一端部にはZ軸パルスモータ50が連結されており、このZ軸パルスモータ50によってZ軸ボールネジ48bを回転させることにより、Z軸移動プレート46bがZ軸ガイドレール44bに沿ってZ軸方向に移動する。
Z軸移動プレート46aの下部には切削ユニット30aが設けられている。切削ユニット30aは、移動ユニット34aに支持された筒状のハウジング52aを備える。また、Z軸移動プレート46bの下部には切削ユニット30bが設けられている。切削ユニット30bは、移動ユニット34bに支持された筒状のハウジング52bを備える。
また、切削ユニット30aは、ハウジング52a内に収容され、モータ等の回転駆動源と接続されたスピンドル60(図6(A)参照)を備える。スピンドル60の先端部はハウジング52aの外部に露出しており、この先端部には円環状の切削ブレード62(図6(A)参照)が装着される。切削ブレード62は、例えばダイヤモンド等でなる砥粒をボンド材で固定して形成される。ボンド材としては、例えばメタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンドなどが用いられる。なお、切削ユニット30bも同様に構成される。
切削ユニット30aに隣接する位置には、チャックテーブルユニット12によって吸引保持された被加工物11等を撮像するための撮像ユニット(カメラ)54が設けられている。撮像ユニット54によって取得された画像は、チャックテーブルユニット12によって保持された被加工物11と切削ユニット30a,30bとの位置合わせ等に用いられる。
なお、上記では2つの切削ユニット30a,30bを備える切削装置2について説明したが、切削装置2に備えられる切削ユニットの数は1つであってもよい。
切削装置2を用いて被加工物11を分割予定ライン17に沿って切削することにより、被加工物11が複数のチップに分割される。以下、切削装置2を用いた被加工物11の分割方法の具体例について説明する。
まず、チャックテーブルユニット12を用いて被加工物11を保持する(保持ステップ)。具体的には、樹脂プレート18を介して被加工物11をテーブル本体14上で吸引保持する。図5(A)はチャックテーブルユニット12によって保持された被加工物11を示す断面図であり、図5(B)は被加工物11を保持する樹脂プレート18の一部を拡大して示す断面図である。
図5(A)に示すように被加工物11は、フレーム基板13の表面13a側が保持プレート16の保持面16aと接するように、チャックテーブルユニット12上に配置される。ここで、樹脂プレート18には、被加工物11に対応する領域(被加工物11と重畳する領域)に連続気泡18aが形成されており、被加工物11が備える複数の領域11a(図1(A)参照)はそれぞれ、連続気泡18aと重畳するように樹脂プレート18上に配置される。
なお、連続気泡18aは樹脂プレート18の全体にわたって形成されているため、連続気泡18aは、被加工物11の領域11aに対応する領域(領域11aと重畳する領域)だけでなく、領域11aに対応しない領域(領域11aと重畳しない領域)にも形成されている場合がある。例えば、連続気泡18aは分割予定ライン17(図1(A)参照)に対応する領域等にも形成されていることがある。
そして、被加工物11が保持面16a上に配置された状態でバルブ26を開く。これにより、吸引源28の負圧が吸引領域14a及び連続気泡18aを介して保持面16aに作用し、被加工物11がチャックテーブルユニット12によって吸引保持される。
なお、被加工物11を適切に保持するためには、吸引源28の負圧が被加工物11の全体に作用することが好ましい。そのため、保持面16a上に被加工物11を配置した際、テーブル本体14の吸引領域14aの上面が被加工物11の表面(フレーム基板13の表面13a)の全体と重畳することが好ましい。すなわち、吸引領域14aの上面の大きさは、被加工物11の表面の大きさ以上とすることが好ましい。
また、図5(B)に示すように、被加工物11の表面(フレーム基板13の表面13a)からは構造物21が突出している。そのため、樹脂プレート18の厚さは、被加工物11の表面から突出する構造物21の高さ以上であることが好ましい。これにより、樹脂プレート18上に被加工物11が配置された際、構造物21が樹脂プレート18に埋没し、被加工物11が平坦に保持される。
また、樹脂プレート18は、必ずしもその上面の全体が被加工物11によって完全に覆われる大きさを有していなくてもよい。例えば図5(A)に示すように、樹脂プレート18は、その外周部の一部が被加工物11によって覆われずに露出する大きさを有していてもよい。この場合でも、被加工物11と重畳する位置に設けられた連続気泡18aを介して被加工物11に負圧が作用するため、被加工物11は適切に保持される。よって、保持プレート16の保持面16aでは様々な寸法の被加工物11を保持できる。
なお、被加工物11、吸引領域14a、樹脂プレート18の大きさの関係に制限はなく、適宜変更できる。例えば、吸引領域14aの大きさを被加工物11の表面(フレーム基板13の表面13a)の大きさと同等とし、樹脂プレート18の大きさを被加工物11の表面の大きさよりも大きくしてもよい。この場合、吸引領域14aのほぼ全域が、樹脂プレート18を介して被加工物11によって覆われるため、連続気泡18aを介する吸引源28の負圧のリークが生じにくくなる。
また、被加工物11とシート固定枠20との間に樹脂プレート18が存在するため、切削ブレード62(図6(A)参照)によって被加工物11を切削する際、切削ブレード62が樹脂プレート18からはみ出しにくく、切削ブレード62がシート固定枠20と接触して切削ブレード62又はシート固定枠20が破損することを防止できる。
次に、分割予定ライン17に沿って切削ブレードを樹脂プレート18に至る深さで被加工物11に切り込ませ、被加工物11を複数のチップに分割する(分割ステップ)。図6(A)及び図6(B)は、被加工物11が切削ブレード62によって切削される様子を示す断面図である。なお、以下では切削ユニット30aによって被加工物11を切削する例について説明する。
被加工物11を切削する際は、まず、加工対象となる一の分割予定ライン17(図1参照)の長さ方向が加工送り方向(X軸方向)と概ね平行となるように、チャックテーブルユニット12を回転させる。また、切削ブレード62が該一の分割予定ライン17の長さ方向の延長線上に配置されるように、切削ユニット30aのY軸方向における位置を調整する。さらに、切削ブレード62の下端が、フレーム基板13の表面13aよりも下方、且つ、樹脂プレート18の下面よりも上方に位置付けられるように、切削ユニット30aの高さを調整する。
なお、このとき切削ユニット30aは、切削ブレード62がシート固定枠20と接触しないように配置される。具体的には、切削ブレード62の下端が平面視でシート固定枠20と被加工物11との間に配置されるように、切削ユニット30aの位置を調整する。
この状態で、切削ブレード62が装着されたスピンドル60を回転させ、チャックテーブルユニット12を加工送り方向に沿って移動させる。これにより、切削ブレード62とチャックテーブルユニット12とが相対的に移動し、図6(A)に示すように切削ブレード62が樹脂プレート18に至る深さで被加工物11に切り込む。その結果、被加工物11には切削ブレード62の厚さと同等の幅を有するカーフ(切り口)11bが形成され、被加工物11が分割予定ライン17に沿って分割される。
ここで、樹脂プレート18は切削ブレード62によって容易に切削可能な材質、具体的には、切削ブレード62で切削した際に切削ブレード62の破損等が生じない材質(ウレタンやゴム等)でなる。そして、切削ブレード62は樹脂プレート18を被加工物11とともに切削して被加工物11を分割する。そのため、切削ブレード62の先端が挿入される溝(逃げ溝)が樹脂プレート18に予め形成されていなくても、被加工物11が確実に切断される深さまで切削ブレード62を切り込ませることができる。
その後、同様の手順を繰り返し、他の分割予定ライン17に沿って被加工物11を分割する(図6(B)参照)。そして、全ての分割予定ライン17に沿って被加工物11が分割されると、被加工物11は領域11a(図1(A)参照)に対応する複数のチップ(パッケージデバイス)に分割される。
なお、切削ブレード62で被加工物11を切削すると、カーフ11bの内部で連続気泡18a(図4(B)参照)が露出し、この露出した連続気泡18aを介して吸引源28の負圧がリークすることがある。しかしながら、被加工物11は他の連続気泡18aを介して作用する負圧によって吸引されているため、被加工物11の保持は維持される。
また、切削ブレード62で被加工物11を切削すると、切削によって生じた屑(切削屑)が発生する。そして、この切削屑が被加工物11のカーフ11bの内部で露出する連続気泡18aに吸引され、連続気泡18aが切削屑によって塞がれることがある。また、切削ブレード62が樹脂プレート18に接触すると、摩擦熱によって樹脂プレート18が溶融して変形し、連続気泡18aが塞がれることがある。これにより、カーフ11bと重畳する位置に形成された連続気泡18aを介する負圧のリークが低減される。
以上の通り、本実施形態に係る切削装置のチャックテーブルユニット12は、被加工物11に対応する領域に連続気泡18aを有する樹脂プレート18を備える。そして、被加工物11を切削ブレード62で切削する際、樹脂プレート18が被加工物11とともに切削される。これにより、切削ブレード62の先端が挿入される溝(逃げ溝)が予め樹脂プレート18に形成されていなくても、被加工物11が確実に切断される深さまで切削ブレード62を切り込ませることができる。
なお、被加工物11を切削する切削ブレード62の先端部の形状は、丸みを帯びた形状(R形状)となっていることがある。そのため、被加工物11を切削する際には、切削ブレード62の先端部の全体を樹脂プレート18に切り込ませることが好ましい。これにより、切削ブレード62の先端部のR形状が被加工物11の分割によって得られるチップに反映されることを防止できる。
例えば、切削ブレード62が樹脂プレート18に切り込む深さは、切削ブレード62の厚さ以上とすることが好ましい。この場合、樹脂プレート18の厚さは切削ブレード62の厚さ以上とする。これにより、切削ブレード62の先端部の全体を確実に樹脂プレート18に切り込ませることができる。
また、上記の実施形態では連続気泡18aが形成された樹脂プレート18について説明したが、保持プレート16の保持面16aに負圧を作用させることが可能であれば、樹脂プレート18の構造に制限はない。例えば樹脂プレート18は、その表面(上面)から裏面(下面)に連通する円柱状の貫通孔を連続気泡18aの代わりに備えていてもよい。貫通孔の直径、数、配置等については、連続気泡18aと同様に設定できる。ただし、貫通孔はそれぞれ、他の貫通孔と連結されていない状態とする。
また、上記の実施形態では、切削ユニット30aによって被加工物11を切削する例について説明したが、被加工物11の切削には切削ユニット30b(図2参照)を用いてもよい。切削ユニット30bの構成、機能等は、切削ユニット30aと同様である。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 領域
11b カーフ(切り口)
13 フレーム基板
13a 表面
13b 裏面
15 樹脂層(モールド樹脂)
17 分割予定ライン(ストリート)
19 マーカー
21 構造物
2 切削装置
4 基台
4a 開口
6 テーブルカバー
8 防塵防滴カバー
10 テーブル基台
12 チャックテーブルユニット
14 テーブル本体
14a 吸引領域
14b 外周領域
14c ねじ孔
16 保持プレート
16a 保持面
18 樹脂プレート
18a 連続気泡
20 シート固定枠
20a 開口
20b 貫通孔
20c 凸部
22 ねじ
24 シート着脱ユニット
26 バルブ
28 吸引源
30a,30b 切削ユニット
32 支持構造
34a,34b 移動ユニット(移動機構)
36 Y軸ガイドレール
38a,38b Y軸移動プレート
40a,40b Y軸ボールネジ
42 Y軸パルスモータ
44a,44b Z軸ガイドレール
46a,46b Z軸移動プレート
48a,48b Z軸ボールネジ
50 Z軸パルスモータ
52a,52b ハウジング
54 撮像ユニット(カメラ)
60 スピンドル
62 切削ブレード

Claims (6)

  1. 格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画された板状の被加工物を切削ブレードで切削して分割する切削装置のチャックテーブルユニットであって、
    上面の大きさが該被加工物の表面の大きさ以上であり吸引力が作用する吸引領域を有するテーブル本体と、
    該テーブル本体上に着脱可能に固定され、該被加工物の表面を吸引保持する保持面を有する保持プレートと、を備え、
    該保持プレートは、
    該保持面となる表面から裏面に連通する複数の連続気泡又は複数の貫通孔を該被加工物に対応する領域に備えた、弾性を有する樹脂プレートと、
    該樹脂プレートを該テーブル本体上に着脱可能に固定するシート固定枠と、を備え、
    該保持面で吸引保持された該被加工物を該切削ブレードで切削する際、該樹脂プレートが該被加工物とともに切削されることを特徴とする切削装置のチャックテーブルユニット。
  2. 該樹脂プレートは、該分割予定ラインによって区画された領域に対応する領域と、該分割予定ラインによって区画された領域に対応しない領域とに、該連続気泡又は該貫通孔を備えることを特徴とする請求項1に記載の切削装置のチャックテーブルユニット。
  3. 該樹脂プレートは、ウレタン又はゴムでなることを特徴とする請求項1又は2に記載の切削装置のチャックテーブルユニット。
  4. 該被加工物は、表面から突出する構造物を備え、
    該樹脂プレートの厚さは、該構造物の高さ以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の切削装置のチャックテーブルユニット。
  5. 該樹脂プレートの厚さは、該切削ブレードの厚さ以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の切削装置のチャックテーブルユニット。
  6. 格子状の分割予定ラインによって複数の領域に区画された板状の被加工物を切削ブレードで該分割予定ラインに沿って切削することによって該被加工物を複数のチップに分割する被加工物の分割方法であって、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のチャックテーブルユニットを用いて、該樹脂プレートを介して該テーブル本体上で該被加工物を吸引保持する保持ステップと、
    該分割予定ラインに沿って、該切削ブレードを該樹脂プレートに至る深さで該被加工物に切り込ませ、該被加工物を複数の該チップに分割する分割ステップと、を備えることを特徴とする被加工物の分割方法。
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