JP2020061321A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線およびコネクタを長手方向両端部に収容する長尺状の器具本体に、取付ばねを用いて、電源を有する長尺状の照明ユニットを取り付ける照明器具において、長さの短い照明器具の製造を可能とする。【解決手段】照明ユニット10は、照明ユニット本体10aと、照明ユニット10の長手方向中央を挟んで所定間隔を空けて設けられた一対の取付ばね14とを有し、該一対の取付ばね14は、基端が照明ユニット本体10aに取り付けられ、器具本体20に対向する側とは反対側に付勢された、長手方向中央に向けて延びるばね腕部14bを有し、器具本体20は、ケース部材21と、長手方向中央部に配置された電源22と、電源の長手方向両端部から延出した電線23およびコネクタ24と、ケース部材21内の電源22の長手方向外側に位置する、電線23およびコネクタ24を収容する収容部27と、ばね碗部14bが係止されるばね腕係止部25aとを有する。【選択図】図8

Description

本発明は、天井等の被取付部に取り付けられる器具本体と、該器具本体に着脱可能に取り付けられる照明ユニットとを備えた長尺状の照明器具に関する。
従来から、天井等の被取付部に取り付けられる器具本体と、光源を有する照明ユニットとを備え、照明ユニットを器具本体に着脱可能に取り付ける構成とした照明器具が知られている。また、そのような照明器具として、特許文献1に記載されている、取付ばねを用いて照明ユニットを器具本体に着脱可能に取り付けるようにしたタイプのものが知られている。
特許文献1に記載された照明器具は、LED発光素子を光源として有する長尺状の照明ユニットと、天井に取り付けられる長尺状の器具本体とを備え、照明ユニットの後面(器具本体に対向する面)に照明ユニットの長手方向中央を挟んで長手方向に所定間隔を空けてばね腕部を有する取付ばねを一対設け、器具本体の前面(照明ユニットに対向する面)に長手方向に所定間隔を空けてばね腕部に対応する位置にばね腕係止部を一対設け、このばね腕係止部にばね腕部を係止させてばね腕部の弾性力により照明ユニットを器具本体に取り付けるように構成されている。
また、上記特許文献1に記載された照明器具は、照明ユニットに一対の取付ばねを設けるに当たり、取付ばねを、コイル部と、コイル部の一端から延出したばね腕部と、コイル部の他端から延出した支え腕部とからなる捩りばねで構成し、コイル部を照明ユニットに係止すると共に、ばね腕部をコイル部から互いに背を向けて長手方向外側に向けて延びるように設けている。
特開2018−60698号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の照明器具の脱着構造は、取付ばねを照明ユニットの長手方向中央を挟んで左右に配置し、ばね腕部をそれぞれ長手方向外側に向けて配置しているので、以下に述べるように、器具本体が電源と電源の長手方向両端から延出した電線および電線に接続されたコネクタを備えているタイプの場合、長さの短い照明器具を作るのか難しいという問題があった。
即ち、例えば長手方向に複数個直線状に列設し隣り合うもの同士を電気的に接続して使用可能な長尺状の照明器具の場合、各照明器具の器具本体には、器具本体のケース部材の長手方向中央部に電源を設け、電源の長手方向の両端からは、隣接する照明器具と接続するための電線が延出し、電線にはコネクタが設けられ、これらの電線やコネクタを収容する収容空間を、器具本体のケース部材内の電源より長手方向外側に確保する必要があり、そのような収容空間は、ばね碗部やばね腕係止部と電線やコネクタとの干渉を避けるべく、ばね腕部やばね腕係止部よりもさらに長手方向外側に位置させておく必要がある。
しかるに、ばね腕部が長手方向外側に向けて延びて配置されていると、ばね腕部の先端位置やばね腕係止部の位置が電源の長手方向両端からより長手方向外側に離れた位置となり、そこからさらに長手方向外側に収容空間を確保しようとすると、照明器具の長手方向長が長くなり、短い照明器具を作ることが困難であった。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、ばね腕部を用いて器具本体に照明ユニットを着脱自在に取り付けるタイプであって、器具本体に電源や電線およびコネクタが設けられているタイプの照明器具において、長手方向の長さの短縮化を図ることができる照明器具を提供することにある。
本発明にかかる照明器具は、
被取付部に取り付けられる長手方向に延びる長尺状の器具本体と、
該器具本体に着脱可能に取り付けられる、光源を有する、前記長手方向に延びる長尺状の照明ユニットとを備え、
前記照明ユニットは、前記光源を有する照明ユニット本体と、該照明ユニット本体の前記長手方向の中央を挟んで前記長手方向に所定間隔を空けて設けられた一対の取付ばねとを有し、該一対の取付ばねは、基端側が前記照明ユニット本体に取り付けられたばね腕部であって、先端側が前記照明ユニットの前記長手方向の中央に向けて延び、前記器具本体に対向する側とは反対側に付勢されたばね腕部を有し、
前記器具本体は、前記照明ユニットに対向する側が開口するケース部材と、該ケース部材の前記長手方向の中央部に配置された電源と、該電源の前記長手方向の両端部から延出した電線および該電線に接続されたコネクタと、前記ケース部材内の前記電源の前記長手方向外側に位置する、前記電線および前記コネクタを収容する収容部と、該収容部内に設けられた前記ばね碗部が係止される一対のばね腕係止部とを有する
ことを特徴とする。
上記「付勢された」とは、ばね腕部をばね腕係止部に係止させて照明ユニットを器具本体に取り付けた状態で付勢されている状態にあることを意味する。
上記照明器具においては、ばね腕部を照明ユニットの短手方向の側部に、ばね腕係止部を器具本体の短手方向の側部に配置することができる。上記「短手方向」とは、後述するように長手方向および前後方向に直交する方向を意味し、「短手方向の側部」とは、短手方向の端部、つまり短手方向の端部分の領域を意味する。
上記照明器具においては、一対のばね腕部の一方および一対のばね腕係止部の一方を、照明ユニットおよび器具本体の短手方向の一方の側部に設け、一対のばね腕部の他方および一対のばね腕係止部の他方を、照明ユニットおよび器具本体の短手方向の他方の側部に設けることができる。
上記照明器具においては、ばね腕部を、ばね腕部の基端から先端に向けて延びる腕部本体と、腕部本体の先端から器具本体に対向する側とは反対側に向けて折り曲げられた折曲部と、折曲部の先端から基端側に向けて突出させて円形状に形成されたループ部とからなるものとし、腕部本体の先端部と、折曲部と、ループ部とで、ばね腕係止部に一時係止される被係止部を形成することができる。上記「一時係止」とは、照明ユニットを器具本体に対して着脱する過程の途中において一時的に行われる係止を意味する。
上記照明器具においては、取付ばねを、線材を円筒状に巻回したコイル部と、コイル部の一端から延出したばね腕部と、コイル部の他端から延出した支え腕部とからなるものとし、コイル部を照明ユニット本体に係止し、ばね腕部と支え腕部とが器具本体に対向する側とは反対側に向けて付勢されているものとすることができる。
上記照明器具においては、支え腕部の長さをばね腕部の長さの半分以下とすることができる。
上記照明器具においては、照明器具が、複数の照明器具同士を電気的に接続して使用可能な照明器具であって、コネクタが、他の照明器具のコネクタと電気的に接続するためのものであってもよい。
本発明に係る照明器具は、ばね腕部を用いて器具本体に照明ユニットを着脱自在に取り付けると共に、器具本体に電源や電線およびコネクタが設けられているタイプの照明器具において、ばね腕部を照明器具の長手方向の中央側に向けて延出させて設けたので、長手方向の長さの短い照明器具を作ることができる。
本発明に係る照明器具の一実施形態の照明ユニットの平面図 図1に示す照明ユニットの正面図 本発明に係る照明器具の一実施形態の器具本体の平面図 図3に示す器具本体の正面図 図3に示す照明器具の底面図 図3中のVI−VI線断面図 図1に示す照明ユニットを図5に示す器具本体に取り付けた状態における図9中のVII―VII線断面図 図1に示す照明ユニットを図5に示す器具本体に取り付ける途中の状態を示す断面図であって、照明ユニットは図1のVIIId−VIIId線断面図、器具本体は図3のVIIIu―VIIIu線断面図 図8と同様の断面図であって、照明ユニットを器具本体に取り付け終わった状態を示す断面図
以下、図面を参照して本発明に係る照明器具の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る照明器具は、天井や壁あるいは商品陳列棚等の被取付部に取り付けて使用される長尺状の照明器具1であって、被取付部に取り付けられる器具本体20と、該器具本体20に着脱可能に取り付けられる照明ユニット10とを備えている。
図1は上記照明ユニット10の平面図、図2は図1に示す照明ユニット10の正面図であり、これらの図1、図2と、器具本体20に照明ユニット10を取り付け終わった状態を示す短手方向の断面図である図7、器具本体20に照明ユニット10を取り付ける途中の状態を示す長手方向の断面図である図8、器具本体20に照明ユニット10を取り付け終わった状態を示す長手方向の断面図である図9を参照しながら、先ず、照明ユニット10について説明する。
照明ユニット10は、照明カバー11と、照明カバー11の後端部に嵌入させた支持板12と、支持板12の前面に取り付けたLED照明体13と、支持板12の後面に取り付けた一対の取付ばね14とを備えている。照明カバー11と支持板12とLED照明体13とで照明ユニット本体10aが構成されている。なお、照明器具1において、前および後は、図2、図4、図6〜図9において矢印で示す方向を意味する。つまり、照明ユニット10側を前、器具本体20側を後とする。また、照明器具1は所定方向に延びる長尺状をなし、照明器具1が延びる方向を長手方向、長手方向および前後方向に直交する方向を短手方向とする。
照明カバー11は、長手方向に直線的に所定長延びる、断面が略コ字状のカバー本体11aと、カバー本体11aの後端に固着した長手方向に延びるレール部材11bと、カバー本体11aの長手方向両端に着脱可能に設けられたサイド板11cとで構成されている。カバー本体11aおよびサイド板11cは、後述する光源であるLED発光素子から発せられた照明光を透過する、乳白色のプラスチックで形成されている。
支持板12は、長手方向に延びるアルミ製の板状材であり、短手方向の両端部には、照明カバーのレール部材11bの断面三角形の凸状11dと嵌合する、長手方向に延びる凹条12aが形成されている。支持板12は、照明カバー11の長手方向の一端からレール部材の凸条11dに凹条12aを嵌合させて長手方向にスライド嵌入させることで照明カバー11に組み付けて照明カバー11に保持させる。なお、支持板12の後面(支持板12が照明カバー11に組み付けられた状態で照明ユニット10の後側に向く面)にはスポンジ状の保護部材16が設けられている。
LED照明体13は、回路が印刷された長尺板状の基板13aと、基板13aに長手方向に互いに所定間隔を空けて列設された複数の光源たるLED発光素子(発光ダイオード)13bと、基板13aから延出した電線13cに接続された素子側LEDコネクタ13dとを備えている。基板13aは、LED発光素子13bを前側に位置させるべくLED発光素子13bが設けられた面とは反対側の面(後面)を支持板12の前面(支持板12が照明カバー11に組み付けられた状態で照明ユニット10の前側に向く面)に固定されている。
一対の取付ばね14は、照明ユニット10の長手方向中央を挟んで長手方向に所定間隔を空けて配設されている。取付ばね14は、金属線材を円筒状に巻回したコイル部14aと、コイル部14aの一端から延出したばね腕部14bと、コイル部14aの他端から延出した支え腕部14cとからなる捩りばねにより構成されている。
コイル部14aは、支持板12の後面に設けられた取付ブラケット15に支持された軸15aをコイル部14aに挿通させて係止した状態で照明ユニット本体10aに取り付けられており、ばね腕部14bはコイル部14aからそれぞれ長手方向内側に向けて、つまり長手方向中央に向けて延出し、支え腕部14cはコイル部14aからそれぞれ長手方向外側に向けて延出している。また、本実施形態では、ばね腕部14bと支え腕部14cとは、支持板12に取り付けた自然状態(図2に示す状態)において、いずれも器具本体20に対向する側とは反対側に、つまり、前側に向けて(矢印X方向に向けて)付勢されて支持板12の後面に圧接している。また、図1に示されているように、一対のばね腕部14bの内の一方は照明ユニット10の短手方向の一側部(一端部)に配置され、他方は照明ユニット10の短手方向の他側部(一端部)に配置されている。
ばね腕部14bは、ばね腕部14bの基端(コイル部14a側の端)から先端に向けて延びる腕部本体14dと、腕部本体14dの先端から器具本体20に対向する側とは反対側(前側)に向けて折り曲げられた折曲部14eと、折曲部14eの先端から基端側に向けて(長手方向内側に向けて)突出させて円形状に形成されたループ部14fとからなる。腕部本体14dの先端部と、折曲部14eと、ループ部14fとで、後述するばね腕係止部に一時的に係止される被係止部14gが形成されている。なお、支え腕部14cの先端にも前側に向けて突出した円形状のループ部14hが形成されている。
次に、器具本体20について、図3、図4、図5および図7、図8、図9を参照しながら説明する。器具本体20は、ケース部材21と、電源22と、電源22から延出した電線23および電線23に接続されたコネクタ24と、ばね腕部14bを係止するばね腕係止部材25とを備えている。
ケース部材21は、長手方向に延びる断面コ字状のケース本体21aと、ケース本体21aの長手方向両端をあるいはその一部を塞ぐサイド板21bとを備えた、前面開口の箱状の部材であり、このケース部材21の長手方向中央部に電源22が配設されている。電源22は、外部電源あるいは他の照明器具の電源から供給される交流電流を直流電流に変換してLED基板13aに供給するものであり、ケース部材21の内部に配置され、ケース部材21にネジとナットで固定される電源保持具26によりケース部材21内に保持される。
電源22の長手方向両端からは、電線23(23a,23b,23c,23d,23e)が延出し、電線23のそれぞれにはコネクタ24(24a,24b,24c,24d,24e)が接続されている。電源22の一端から延出している電線23aには電源コネクタ24aが、電線23bには調光信号コネクタ24bが接続され、電源22の他端から延出している電線23cには電源送りコネクタ24cが、電線23dには調光信号送りコネクタ24dが、電線23eには電源側LEDコネクタ24eが接続されている。
電源側LEDコネクタ24eは、照明ユニットの素子側LEDコネクタ13dに嵌合接続される。照明器具1が単独で使用される場合、電源コネクタ24aが外部電源のコネクタ(図示せず)に嵌合接続される。照明器具1が複数接続して使用される場合は、各照明器具の電源コネクタ24aは隣接する照明器具の電源送りコネクタ24cに、調光信号コネクタ24bは隣接する照明器具の調光信号送りコネクタ24dに嵌合接続される。複数接続して使用される場合の端に位置する照明器具の電源コネクタ24aは外部電源側のコネクタに接続される。なお、これらの電線23およびコネクタ24については、図7、図8、図9では図示を省略している。また、これらの電線23およびコネクタ24は、図5でケース部材21の外側に引き出して図示されているが、ケース部材21の長手方向両端部に位置する後述する収容部27内に必要に応じて電線23を折り畳んで収容される。
ばね腕係止部材25は、板材を屈曲させて形成されており、ネジおよびナットによりケース部材21に固定されている。ばね腕係止部材25は、器具本体の長手方向中央を挟んで長手方向に所定間隔をおいて一対設けられている。ばね腕係止部25は、照明ユニット側に、つまり前側に延びたU字状のばね腕係止部25aを備えており、ばね腕係止部25aは、それぞれコイル部14aよりも長手方向内側であってばね腕部14bに対応した位置に設けられている。
器具本体のケース部材21には、電源22の長手方向両外側に電線23やコネクタ24を収容する収容部27が設けられている。この収容部27はケース部材21内における電源22の長手方向両外側に位置する空間部によって形成されており、収容部27に電線23および電線23に接続されたコネクタ24が収容される。また、図示していないが、収容部27にはアース接続端子やアース送り電線も収容される。なお、ケース部材21の後面の長手方向両端部には開口21cが形成されており、この開口21cを介して適宜各コネクタ24を外部のコネクタと接続等することが可能に構成されている。なお、ケース部材21には後面に開口21dも形成されており、この開口21dを介してネジあるいはネジとナット等により器具本体20を被取付部に取り付けることができる。
次に、照明ユニット10の器具本体20への取り付け、取り外しについて説明する。まず、照明ユニット10を天井等の被取付部に取り付けられている器具本体20に取り付ける場合について説明する。最初に、照明ユニットのばね腕部14bを、付勢力(弾性力)に抗して図2の状態から図中矢印Y方向に立ち上げる。次いで、図8に示すように、ばね腕部の被係止部14gを器具本体のばね腕係止部25aの上に長手方向外側から挿入して図示のように被係止部14gをばね腕係止部25aに一時的に係止させる。この状態では、腕部本体14dの前端部とループ部14fとでばね腕係止部25aを挟み込んでおり、ばね腕部14bがばね腕係止部25aから外れ難くなっている。
ばね腕部の被係止部14gをばね腕係止部25aに一時係止させた図8の状態では、ばね腕部14bには図中矢印X方向に付勢力(弾性力)が作用している。この状態から、照明ユニット10を保持していた手を照明ユニット10から放すと、ばね腕部14bが付勢力によりコイル部14aに対して矢印X方向に向けて傾き、照明ユニット10が器具本体20に向けて移動し、器具本体20に押し付けられて取り付けられる。もし照明ユニット10から手を放しただけでは照明ユニット10が器具本体20に向けて移動しない場合は、照明ユニット10を手で少し器具本体20に向けて押せば、ばね腕部14bの付勢力で器具本体20に向けて移動し器具本体20に組み付けられる。照明ユニット10が器具本体20に取り付けられた状態が図7および図9に示されている。この状態では、照明ユニット10はばね腕部14bの付勢力により器具本体20に押し付けられており、安定的な取付状態が維持される。
なお、ばね腕部14bは、図7、図9に示す取付状態において矢印Xで示す器具本体側とは反対側(前側)に付勢されていればよく、例えば取付前の図2に示す状態では必ずしも付勢されていなくても良い。
図7、図9に示す取付状態から照明ユニット10を器具本体20から取り外す際は、照明ユニット10を手で持ち、器具本体20から離す方向(前方向)に引っ張ることにより、先ず図8に示す状態とし、この状態から照明ユニット10を少し器具本体10側に移動させ、次いで照明ユニット10を一方の手で保持しながら、他方の手でばね腕部14bを長手方向外側に動かして被係止部14gをばね腕係止部25aから外すことにより、照明ユニット10を器具本体20から取り外すことができる。
電線23およびコネクタ24は、照明ユニット10を器具本体20に取り付けた状態、つまり図7、図9に示す状態では、前述の収容部27内に収容されている。電源側LEDコネクタ24eと素子側LEDコネクタ13dとを嵌合接続し、照明器具1を単独で使用する場合は、電源コネクタ24aは外部電源側のコネクタと接続し、その他のコネクタは接続されることなく、収容部27内に収容される。複数の照明器具1を接続して使用する場合は、各コネクタ24は前述の組合わせで嵌合接続され、接続された状態で収容部27内に収容される。
上記実施形態によれば、ばね腕部14bが延びる方向を長手方向外側ではなく長手方向内側にしたことにより、照明器具1の短長化を図ることができる。図9に示すように、器具本体のケース部材21内の長手方向外側領域には収容部27が画成され、この収容部27内に電源22から延出した電線23やコネクタ24が収容されることになるが、ばね腕部14bを用いた着脱構造を採用した場合、収容部27内にばね腕部14bを含めた取付ばね14やばね腕係止部材25をも収容する必要があり、特にばね腕部14bは照明ユニット10の着脱時に大きく動くことから、ばね腕部14bが収容部27内の電線23やコネクタ24に引っ掛かったり干渉したりしないようにしておく必要がある。
そして、ばね腕部14bを本実施形態のように先端が長手方向内側に向けて延びるように取付ばね14を設けた場合、ばね腕部14bの動き量が少ない部分も含めて図9中Sで示す範囲を収容空間として確保することができる。これに対して、取付ばね14をばね腕部14bが長手方向外側に向けて延びるように設けた場合、つまり支え腕部のループ部14hを図9中のばね腕部のループ部14fの長手方向位置に位置させてばね腕部14bが長手方向外側に向けて延びるように取付ばね14を設けた場合、ばね腕部のループ部14fは図9中の一点鎖線Tの位置に位置することとなり、ばね腕部のループ部14fは動きが大きい部分であるから、収容空間はこの一点鎖線Tよりも長手方向外側に確保する必要があり、そうすると、同じ長さの収容空間を確保しようとすると、本実施形態に比べて、図9中の長さU分だけ片側で長くなり、照明器具1全体としてはその倍の2U分だけ長くる。即ち、本実施形態では、ばね腕部14が長手方向内側に向けて延びるように取付ばね14を設けたので、ばね腕部14bを用いた着脱構造を採用した照明器具において、全長の短縮化を図ることができる。
上記実施形態の照明器具においては、ばね腕部14bおよびばね腕係止部25aが側部(短手方向中央部ではなく短手方向端部)に設けられているので、電線23およびコネクタ24との干渉をより回避でき、収容空間を広く使うことができる。また、ばね腕部14bおよびばね腕係止部25aのうちの一方の組を短手方向の一側部に、他方の組を短手方向の他側部に配置したので、双方の組を短手方向の同一の側部に設けた場合に比して、ばね腕部14bの付勢力に起因する照明ユニットに作用する力の短手方向のバランスを良好にすることができる。
上記実施形態の照明器具においては、ばね腕部の折曲部14eの先端にループ部14fを形成したので、ばね腕部の被係止部14gをばね腕係止部25aに一時係止させた際の係止の確実化が図られ、また、照明ユニット10を器具本体20から引き離した際に、ループ部14fがばね腕係止部25aに引っ掛かり、照明ユニット10が不用意に落下してしまうことを防止することができる。また、支え腕部14cの先端にもループ部14hを形成したので、手で触れても刺さったり怪我をする恐れがなく、安全に取り扱うことができる。
本発明に係る照明器具は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を超えない限りにおいて種々の変更態様を取り得る。例えば、光源はLED発光素子に限らず、他の種類の光源であっても良い。また、ばね腕部も、捩りコイルばねタイプのばね腕部に限らず、基端部が照明器具に支持され、器具本体に係脱可能であり、照明ユニットを器具本体に取り付けたときに器具本体とは反対側(前側)に付勢されており、その付勢力により照明ユニットを器具本体に向けて押し付け得るものであれば、どのような形態のものであっても良い。
1 照明器具
10 照明ユニット
10a 照明ユニット本体
11 照明カバー
12 支持板
13 LED照明体
13a 基板
13b LED発光素子(光源)
14 取付ばね
14a コイル部
14b ばね腕部
14c 支え腕部
14d 腕部本体
14e 折曲部
14f ループ部
14g 被係止部
14h ループ部
20 器具本体
21 ケース部材
22 電源
23 電線
24 コネクタ
25 ばね腕係止部材
25a ばね腕係止部
27 収容部

Claims (7)

  1. 被取付部に取り付けられる長手方向に延びる長尺状の器具本体と、
    該器具本体に着脱可能に取り付けられる、光源を有する、前記長手方向に延びる長尺状の照明ユニットとを備え、
    前記照明ユニットは、前記光源を有する照明ユニット本体と、該照明ユニット本体の前記長手方向の中央を挟んで前記長手方向に所定間隔を空けて設けられた一対の取付ばねとを有し、該一対の取付ばねは、基端側が前記照明ユニット本体に取り付けられたばね腕部であって、先端側が前記照明ユニットの前記長手方向の中央に向けて延び、前記器具本体に対向する側とは反対側に付勢されたばね腕部を有し、
    前記器具本体は、前記照明ユニットに対向する側が開口するケース部材と、該ケース部材の前記長手方向の中央部に配置された電源と、該電源の前記長手方向の両端部から延出した電線および該電線に接続されたコネクタと、前記ケース部材内の前記電源の前記長手方向外側に位置する、前記電線および前記コネクタを収容する収容部と、該収容部内に設けられた前記ばね碗部が係止される一対のばね腕係止部とを有する
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記ばね腕部が前記照明ユニットの側部に、前記ばね腕係止部が前記器具本体の側部に配置されている請求項1記載の照明器具。
  3. 前記一対のばね腕部の一方および前記一対のばね腕係止部の一方が、前記照明ユニットおよび前記器具本体の短手方向の一方の側部に設けられ、前記一対のばね腕部の他方および前記一対のばね腕係止部の他方が、前記照明ユニットおよび前記器具本体の短手方向の他方の側部に設けられている請求項2記載の照明器具。
  4. 前記ばね腕部が、該ばね腕部の基端から先端に向けて延びる腕部本体と、該腕部本体の先端から前記器具本体に対向する側とは反対側に向けて折り曲げられた折曲部と、該折曲部の先端から前記基端側に向けて突出させて円形状に形成されたループ部とを備え、前記腕部本体の先端部と、前記折曲部と、前記ループ部とで、前記ばね腕係止部に一時係止される被係止部が形成されている請求項1〜3いずれか1項記載の照明器具。
  5. 前記取付ばねが、線材を円筒状に巻回したコイル部と、該コイル部の一端から延出した前記ばね腕部と、前記コイル部の他端から延出した支え腕部とを備え、前記コイル部は前記照明ユニット本体に係止され、前記ばね腕部と前記支え腕部とは前記器具本体に対向する側とは反対側に向けて付勢されている請求項1〜4いずれか1項記載の照明器具。
  6. 前記支え腕部の長さが前記ばね腕部の長さの半分以下である請求項1〜5いずれか一項記載の照明器具。
  7. 前記照明器具が、複数の照明器具同士を電気的に接続して使用可能な照明器具であって、前記コネクタが、他の照明器具のコネクタと電気的に接続するためのものである請求項1〜6いずれか1項記載の照明器具。
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