JP2015022947A - 電源ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 照明装置内でのケーブルの無駄な遊びを解消して設置等の作業の支障となるのを回避すると共に、コストの上昇を抑制しつつ、ケーブルの断線や電源基板からの引き剥がれ等の電気的接続の破損を防止する。【解決手段】 電源ボックス10は、照明装置に設置されて、この照明装置に電気を供給するケーブル18と、このケーブル18が引き出されるボックス本体20とを備えている。電源ボックス18は、ボックス本体20から引き出されたケーブル18を、ボックス本体20に沿って固定する配線固定手段22を備えている。この配線固定手段22は、ボックス本体20に沿って設置されてケーブル18を支持するアーム24及びボックス本体20から引き出されたケーブル18を結束する結束部26を有している。【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、主に、事業所や店舗等の商業施設等の比較的広い施設の天井面に設置される照明装置に設置される電源ボックスの改良に関し、特に、コストを低減しつつ、ケーブルの断線を防止することに関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型のLEDランプが普及してきた。特に、最近は、比較的長尺の直管蛍光灯ランプの代替製品としても、長尺のLEDモジュールを備えた直管型LED照明装置が開発され、市場に導入されるに至っている。
このような直管型のLED照明装置は、一般に、天井面等の被取付面に取り付けられ電源等を内蔵する本体と、この本体に装着されるLEDモジュールとを備え、この本体内には、照明装置のLED基板等に電気を供給するための電源ボックスが設置される。このような電源ボックスは、各種のケーブルを備えているが、これらの電源ボックスから引き出されたケーブルは、一般に、自由状態で引き出されて配線されていることが多く、引き出されたケーブルの配線状態について特に配慮している電源ボックスはなかった(例えば、特許文献1、2等参照)。
しかし、これらの従来技術のように、電源ボックスから引き出された配線が、本体内において自由状態で配線されていると、照明装置の取り付け工事中等に配線されたケーブルが誤って引っ張られて、電源基板に半田付けされた配線が断線したり、あるいは、電源基板から引き剥がされてしまうおそれがあった。
このため、電源ボックスのケーブルの引き出し口において、ケーブルを固定するためのブッシュ等を設けて、電源基板から引き剥がれるのを防止することが行われるが、別部品であるブッシュを設置すると、コストが上昇すると共に、電源ボックスの組み付けに手間を要する問題が生じる。
また、電源ボックスから引き出されたケーブルが、本体内で不必要に遊んで配線されていると、照明装置の取付作業の障害となり、配線を除けながら作業する必要等が生じて、作業性を低下させる問題もあった。
特開2010−67885号公報 特開2010−135263号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、照明装置内でのケーブルの無駄な遊びを解消して設置等の作業の支障となるのを回避すると共に、コストの上昇を抑制しつつ、ケーブルの断線や電源基板からの引き剥がれ等の電気的接続の破損を防止することができる照明装置用の電源ボックスを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、照明装置に設置されてこの照明装置に電気を供給するケーブルと、このケーブルが引き出されるボックス本体とを備えた電源ボックスにおいて、ボックス本体から引き出されたケーブルを、ボックス本体に沿って固定する配線固定手段を備えていることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
また、本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、配線固定手段は、ボックス本体に沿って設置されてケーブルを支持するアームを有していることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2のいずれかの解決手段において、配線固定手段は、ボックス本体から引き出されたケーブルを結束する結束部を有していることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、ケーブルは、ボックス本体の中央部よりも配線固定手段が設けられている側の側面寄りから引き出されていることを特徴とする電源ボックス提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第4のいずれかの解決手段において、ボックス本体から引き出されたケーブルは、ボックス本体側へ引き返すように折り返して配線されていることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明によれば、上記のように、電源ボックスにおいて、ボックス本体から引き出されたケーブルを、ボックス本体に沿って固定する配線固定手段を備えているため、ケーブルが不必要に本体内において遊ぶことがなく、照明装置の設置作業等の際に配線されたケーブルが支障となることがなく作業性が高まると同時に、作業中にケーブルが誤って引っ張られて不意に断線したり電源基板から引き剥がれることを防止することができる実益がある。
この場合、本発明によれば、上記のように、配線固定手段は、ボックス本体に沿って設置されてケーブルを支持するアームを有しているため、ケーブルの他の電子部品との接触や干渉を回避することができ、ケーブルが作業の支障となるのを回避することができると同時に、作業者が誤ってケーブルを引っ張ってしまうことを防止することができる実益がある。
同様に、本発明によれば、上記のように、配線固定手段は、ボックス本体から引き出されたケーブルを結束する結束部を有しているため、ケーブルの無駄な遊びを解消することができると同時に、別途、ブッシュを設けることなく、ケーブルに加わった力を結束部で遮断して、ケーブルが電源基板から引き剥がれたり断線するのを防止することができるので、コストの上昇を回避しつつ、ケーブルの電気的接続を確保することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、ケーブルは、ボックス本体の中央部よりも配線固定手段が設けられている側の側面寄りから引き出されているため、配線固定手段により固定されるまでの距離を短くすることができ、それだけ、遊びが解消されて他の電子部品との接触や干渉、また、誤って引っ張られるおそれを回避することができる実益がある。
加えて、本発明によれば、上記のように、ボックス本体から引き出されたケーブルは、ボックス本体側へ引き返すように折り返して配線されているため、ケーブルがボックス本体といわば一体化して、不必要な遊びがない状態で配線される実益がある。
本発明の電源ボックスを備えた照明装置の本体の平面図である。 本発明の電源ボックスが設置された照明装置の本体の拡大斜視図である。 本発明の電源ボックスの斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明すると図1及び図2は、本発明の電源ボックス10を備えた照明装置1を示し、この照明装置1は、例えば、事業所や店舗等の商業施設等天井面に多数設置されて、比較的の広いスペースを照射するために用いられる。この照明装置1は、図1及び図2に示すように、長尺の直管型の照明装置1であって、天井面等の被取付面に取り付けられる本体12と、この本体12に装着される図示しないLEDモジュール等の光源モジュールとを備えている。
(1.本体)
本体12は、図1及び図2に示すように、中央に凹部状の溝部12Aを有する一方、この溝部12Aの長手方向における両端面から延びるようにして形成されたテーパー部12Bとから成り、溝部12Aの天面を通じて吊りボルト16により天井面等の被取付面に直付けされる。この溝部12Aには、光源モジュールを装着した場合にその一部が収容される。なお、この本体12は、例えば、比較的軽量で放熱性の高いカラー鋼板等の金属製材料をプレス加工等することにより形成することができる。
(2.光源モジュール)
一方、光源モジュールは、本体12の溝部12Aに対応した長尺状の形状に形成されている。なお、この光源モジュールとしては、特に限定はなく、直管型蛍光灯ユニット等を使用することもできるが、LEDモジュールとすることが望ましい。LEDモジュールとした場合には、内部に図示しないLED基板及びこのLED基板に装着されるLED素子が装填されている。また、このLEDモジュールは、透光性カバーで覆われており、この透光性カバーは、本体12のテーパー部12Bに続くなだらかなテーパー面に形成され、照明装置1として優れた意匠性を発揮している。
また、LEDモジュール内に配置されるLED基板の形状やLED素子の配置については、特に限定はないが、例えば、LED基板の両端(長手方向の始端と終端)付近において実装されるLED素子の密度を、LED基板の中央部付近に配置されるLED素子の密度よりも高めて集中的に配置することが望ましい。これにより、照明装置1の両端における光度の減少を抑制することができると共に、特に、複数の照明装置1を天井面において連結して連続して配置する場合においても、照明装置1間に連結部分における明るさの減少を抑制して、光の連続性を維持して、直線状の発光を確保することができる。
また、LEDモジュール、ひいてはその内部に装填されるLED基板は、平板状に形成することができるが、光の拡散効率を考慮して、LEDモジュールを逆V字型に形成して、その各々の斜面にLED基板を逆V字型に配置することや、フレキシブルなLED基板を逆V字型に折り曲げて配置することもできる。
なお、LEDモジュールの透光性カバーは、LED基板の載置部に、LEDモジュールの長手方向における端末部からスライドさせて組み立てるため、LED基板の載置部と確実に嵌合しており、落下の虞がない。また、このLEDモジュールは、図示しないバネ受けに復元力により係合する本体12に設けられたバネ14により本体12に着脱自在に取り付けられる。
この場合、図1に示すように、バネ14を本体12に設ける一方、バネ受けをLEDモジュールに設けることが望ましい。LEDモジュール側にバネを設けた場合と異なり、バネ14をその付勢力に抗して変形させながら同時にバネ14を把持してLEDモジュールごと引き上げる必要がなく、面倒な力作業を要することなく、簡易にLEDモジュールを本体12に装着することができるからである。但し、この形態に限定されるものではなく、バネ14をLEDモジュールに、バネ受けを本体12に設置する形態とすることもできる。
(3.電源ボックス)
本発明の電源ボックス10は、図1及び図2に示すように、照明装置1の本体12の溝部12Aに設置されて、一方端からAC電源が入力され、他方端からDCを出力して、照明装置1の図示しないLED基板等に給電する。この電源ボックス10は、図1乃至図3に示すように、この照明装置1に電気を供給するケーブル18と、このケーブル18が引き出されるボックス本体20とを備えている。ボックス本体20は、例えば、比較的軽量で放熱性の高い亜鉛めっき鋼板等の金属製材料をプレス加工等することにより形成することができる。
本発明の電源ボックス10について、図示の実施の形態では、図3に示すように、ボックス本体20側へ引き返すように折り返して配線する形態を例に説明する。本発明の電源ボックス10は、特に図3に示すように、ボックス本体20から引き出されたケーブル18を、このボックス本体20に沿って固定する配線固定手段22を備えている。このため、図3に示すように、ケーブル18が不必要に本体12内において遊ぶことがなく、照明装置1の設置作業等の際に配線されたケーブル18が支障となることがなく作業性が高まると同時に、作業中にケーブル18が誤って引っ張られて不意に断線したり、図示しない電源基板から引き剥がれることを防止することができる。
具体的には、配線固定手段22は、図3に示すように、ボックス本体20に沿って設置されて、ケーブル18を支持するアーム24を有している。このアーム24は、ボックス本体20の側面を利用して、この側面の下方の一部を連続して折り曲げ加工することにより、側面から横方向に突出するように形成することができる。その他、例えば、ボックス本体20とは別体の、L字状の部材等をボックス本体20の側面に取り付けること、あるいは、板状部材をボックス本体20の底面に取り付けること等により形成することもできる。なお、このアーム24は、隣接する他の照明装置1へ電力を送付するためのケーブルを配置するために利用することもできる。
ボックス本体20から引き出されたケーブル18は、図3に示すように、このアーム24により周囲を囲まれるため、ケーブル18の他の電子部品との接触や干渉を回避することができ、ケーブル18が作業の支障となるのを回避することができると同時に、作業者が誤ってケーブル18を引っ張ってしまうことを防止することができる。
また、この配線固定手段22は、図3に示すように、ボックス本体20から引き出されたケーブル18を結束する結束部26を有している。この結束部26は、具体的には、図3に示すように、リング状部材から形成することができ、このリング状部材のリングを貫通して配線することにより、ブッシュ等の別部品を使用することなく、ケーブル18を結束させることができる。この場合、この結束部26を、図3に示すように、ボックス本体20のケーブル18の引き出し口28付近と、この引き出し口28とは反対側の端面付近の2カ所に設け、この2つの結束部28間でケーブル18を伸張して固定する。
このため、図3に示すように、ケーブル18の無駄な遊びを解消することができると同時に、別途ブッシュを設けることなく、ケーブル18に加わった力を結束部26で遮断することができ、ケーブル18に予期しない引っ張り力が加わったわった場合にも、その引っ張り力が、ボックス本体20内におけるケーブル18と図示しない電源基板との接続部にまで伝わることがなく、ケーブル18が電源基板から引き剥がれたり、断線するのを防止することができる。従って、コストの上昇を回避しつつ、ケーブル18の電気的接続を確保することができる。
更に、ボックス本体20に形成されたケーブル18の引き出し口28は、図2及び図3に示すように、ボックス本体20のうち、配線固定手段22が設けられている側面側に形成されている。従って、ケーブル18は、図3に示すように、ボックス本体20の中央部よりも配線固定手段22が設けられている側の側面寄りから引き出される。
このため、図3に示すように、配線固定手段22のアーム24により固定されるまでの距離を短くすることができ、それだけ、遊びが解消されて他の電子部品との接触や干渉、また、誤って引っ張られるおそれを回避することができる。
なお、ボックス本体20から引き出されたケーブル18は、図3に示すように、ボックス本体20側へ引き返すように折り返して配線されている。このため、ケーブル18は、ボックス本体20の周囲を這うようにして配線され、ケーブル18がボックス本体20といわば一体化して、不必要な遊びがない状態で配線される。このため、作業者が、彩余ってケーブルを引っ張る等してケーブル18に予期しない引っ張り力が加わるのを防止することができる。但し、ケーブル18の配線は、必ずしも、この図3の実施の形態に示す形状には限定されず、ケーブル18を折り返さないで配線することもできる。
本発明は、例えば、主に、事業所や店舗等の商業施設等の比較的広い施設の天井面に設置される直管型の照明装置10その他の照明装置に広く適用することができる。
1 照明装置
10 電源ボックス
12 本体
12A 溝部
12B テーパー部
14 バネ
16 吊りボルト
18 ケーブル
20 ボックス本体
22 配線固定手段
24 アーム
26 結束部
28 引き出し口
本発明は、例えば、主に、事業所や店舗等の商業施設等の比較的広い施設の天井面に設置される照明装置に設置される電源ボックスの改良に関し、特に、コストを低減しつつ、ケーブルの断線を防止することに関するものである。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED素子を光源に使用した、電源内蔵型のLEDランプが普及してきた。特に、最近は、比較的長尺の直管蛍光灯ランプの代替製品としても、長尺のLEDモジュールを備えた直管型LED照明装置が開発され、市場に導入されるに至っている。
このような直管型のLED照明装置は、一般に、天井面等の被取付面に取り付けられ電源等を内蔵する本体と、この本体に装着されるLEDモジュールとを備え、この本体内には、照明装置のLED基板等に電気を供給するための電源ボックスが設置される。このような電源ボックスは、各種のケーブルを備えているが、これらの電源ボックスから引き出されたケーブルは、一般に、自由状態で引き出されて配線されていることが多く、引き出されたケーブルの配線状態について特に配慮している電源ボックスはなかった(例えば、特許文献1、2等参照)。
しかし、これらの従来技術のように、電源ボックスから引き出された配線が、本体内において自由状態で配線されていると、照明装置の取り付け工事中等に配線されたケーブルが誤って引っ張られて、電源基板に半田付けされた配線が断線したり、あるいは、電源基板から引き剥がされてしまうおそれがあった。
このため、電源ボックスのケーブルの引き出し口において、ケーブルを固定するためのブッシュ等を設けて、電源基板から引き剥がれるのを防止することが行われるが、別部品であるブッシュを設置すると、コストが上昇すると共に、電源ボックスの組み付けに手間を要する問題が生じる。
また、電源ボックスから引き出されたケーブルが、本体内で不必要に遊んで配線されていると、照明装置の取付作業の障害となり、配線を除けながら作業する必要等が生じて、作業性を低下させる問題もあった。
特開2010−67885号公報 特開2010−135263号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題点に鑑み、照明装置内でのケーブルの無駄な遊びを解消して設置等の作業の支障となるのを回避すると共に、コストの上昇を抑制しつつ、ケーブルの断線や電源基板からの引き剥がれ等の電気的接続の破損を防止することができる照明装置用の電源ボックスを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、照明装置に設置されてこの照明装置に電気を供給するケーブルと、このケーブルが引き出されるボックス本体とを備えた電源ボックスにおいて、ボックス本体から引き出されたケーブルを、ボックス本体に沿って固定する配線固定手段を備え、この配線固定手段は、ボックス本体に沿って設置されてケーブルを支持するアームと、ボックス本体から引き出されたケーブルを結束する2つの結束部を有し、ケーブルは2つの結束部間で伸張して固定されていることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
また、本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、結束部は、ケーブルに加わった力を、ボックス本体内におけるケーブルと電源基板との接続部にまで伝わるのを遮断することを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2のいずれかの解決手段において、結束部は、ボックス本体のケーブルの引き出し口付近と、引き出し口とは反対側の端面付近の2カ所に設けられていることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1乃至第3のいずれかの解決手段において、ケーブルは、ボックス本体の中央部よりも配線固定手段が設けられている側の側面寄りから引き出されていることを特徴とする電源ボックス提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1乃至第4のいずれかの解決手段において、ボックス本体から引き出されたケーブルは、ボックス本体側へ引き返すように折り返して配線されていることを特徴とする電源ボックスを提供するものである。
本発明によれば、上記のように、電源ボックスにおいて、ボックス本体から引き出されたケーブルを、ボックス本体に沿って固定する配線固定手段を備えているため、ケーブルが不必要に本体内において遊ぶことがなく、照明装置の設置作業等の際に配線されたケーブルが支障となることがなく作業性が高まると同時に、作業中にケーブルが誤って引っ張られて不意に断線したり電源基板から引き剥がれることを防止することができる実益がある。
この場合、本発明によれば、上記のように、配線固定手段は、ボックス本体に沿って設置されてケーブルを支持するアームを有しているため、ケーブルの他の電子部品との接触や干渉を回避することができ、ケーブルが作業の支障となるのを回避することができると同時に、作業者が誤ってケーブルを引っ張ってしまうことを防止することができる実益がある。
同様に、本発明によれば、上記のように、配線固定手段は、ボックス本体から引き出されたケーブルを結束する結束部を有しているため、ケーブルの無駄な遊びを解消することができると同時に、別途、ブッシュを設けることなく、ケーブルに加わった力を結束部で遮断して、ケーブルが電源基板から引き剥がれたり断線するのを防止することができるので、コストの上昇を回避しつつ、ケーブルの電気的接続を確保することができる実益がある。
更に、本発明によれば、上記のように、ケーブルは、ボックス本体の中央部よりも配線固定手段が設けられている側の側面寄りから引き出されているため、配線固定手段により固定されるまでの距離を短くすることができ、それだけ、遊びが解消されて他の電子部品との接触や干渉、また、誤って引っ張られるおそれを回避することができる実益がある。
加えて、本発明によれば、上記のように、ボックス本体から引き出されたケーブルは、ボックス本体側へ引き返すように折り返して配線されているため、ケーブルがボックス本体といわば一体化して、不必要な遊びがない状態で配線される実益がある。
本発明の電源ボックスを備えた照明装置の本体の平面図である。 本発明の電源ボックスが設置された照明装置の本体の拡大斜視図である。 本発明の電源ボックスの斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明すると図1及び図2は、本発明の電源ボックス10を備えた照明装置1を示し、この照明装置1は、例えば、事業所や店舗等の商業施設等天井面に多数設置されて、比較的の広いスペースを照射するために用いられる。この照明装置1は、図1及び図2に示すように、長尺の直管型の照明装置1であって、天井面等の被取付面に取り付けられる本体12と、この本体12に装着される図示しないLEDモジュール等の光源モジュールとを備えている。
(1.本体)
本体12は、図1及び図2に示すように、中央に凹部状の溝部12Aを有する一方、この溝部12Aの長手方向における両端面から延びるようにして形成されたテーパー部12Bとから成り、溝部12Aの天面を通じて吊りボルト16により天井面等の被取付面に直付けされる。この溝部12Aには、光源モジュールを装着した場合にその一部が収容される。なお、この本体12は、例えば、比較的軽量で放熱性の高いカラー鋼板等の金属製材料をプレス加工等することにより形成することができる。
(2.光源モジュール)
一方、光源モジュールは、本体12の溝部12Aに対応した長尺状の形状に形成されている。なお、この光源モジュールとしては、特に限定はなく、直管型蛍光灯ユニット等を使用することもできるが、LEDモジュールとすることが望ましい。LEDモジュールとした場合には、内部に図示しないLED基板及びこのLED基板に装着されるLED素子が装填されている。また、このLEDモジュールは、透光性カバーで覆われており、この透光性カバーは、本体12のテーパー部12Bに続くなだらかなテーパー面に形成され、照明装置1として優れた意匠性を発揮している。
また、LEDモジュール内に配置されるLED基板の形状やLED素子の配置については、特に限定はないが、例えば、LED基板の両端(長手方向の始端と終端)付近において実装されるLED素子の密度を、LED基板の中央部付近に配置されるLED素子の密度よりも高めて集中的に配置することが望ましい。これにより、照明装置1の両端における光度の減少を抑制することができると共に、特に、複数の照明装置1を天井面において連結して連続して配置する場合においても、照明装置1間に連結部分における明るさの減少を抑制して、光の連続性を維持して、直線状の発光を確保することができる。
また、LEDモジュール、ひいてはその内部に装填されるLED基板は、平板状に形成することができるが、光の拡散効率を考慮して、LEDモジュールを逆V字型に形成して、その各々の斜面にLED基板を逆V字型に配置することや、フレキシブルなLED基板を逆V字型に折り曲げて配置することもできる。
なお、LEDモジュールの透光性カバーは、LED基板の載置部に、LEDモジュールの長手方向における端末部からスライドさせて組み立てるため、LED基板の載置部と確実に嵌合しており、落下の虞がない。また、このLEDモジュールは、図示しないバネ受けに復元力により係合する本体12に設けられたバネ14により本体12に着脱自在に取り付けられる。
この場合、図1に示すように、バネ14を本体12に設ける一方、バネ受けをLEDモジュールに設けることが望ましい。LEDモジュール側にバネを設けた場合と異なり、バネ14をその付勢力に抗して変形させながら同時にバネ14を把持してLEDモジュールごと引き上げる必要がなく、面倒な力作業を要することなく、簡易にLEDモジュールを本体12に装着することができるからである。但し、この形態に限定されるものではなく、バネ14をLEDモジュールに、バネ受けを本体12に設置する形態とすることもできる。
(3.電源ボックス)
本発明の電源ボックス10は、図1及び図2に示すように、照明装置1の本体12の溝部12Aに設置されて、一方端からAC電源が入力され、他方端からDCを出力して、照明装置1の図示しないLED基板等に給電する。この電源ボックス10は、図1乃至図3に示すように、この照明装置1に電気を供給するケーブル18と、このケーブル18が引き出されるボックス本体20とを備えている。ボックス本体20は、例えば、比較的軽量で放熱性の高い亜鉛めっき鋼板等の金属製材料をプレス加工等することにより形成することができる。
本発明の電源ボックス10について、図示の実施の形態では、図3に示すように、ボックス本体20側へ引き返すように折り返して配線する形態を例に説明する。本発明の電源ボックス10は、特に図3に示すように、ボックス本体20から引き出されたケーブル18を、このボックス本体20に沿って固定する配線固定手段22を備えている。このため、図3に示すように、ケーブル18が不必要に本体12内において遊ぶことがなく、照明装置1の設置作業等の際に配線されたケーブル18が支障となることがなく作業性が高まると同時に、作業中にケーブル18が誤って引っ張られて不意に断線したり、図示しない電源基板から引き剥がれることを防止することができる。
具体的には、配線固定手段22は、図3に示すように、ボックス本体20に沿って設置されて、ケーブル18を支持するアーム24を有している。このアーム24は、ボックス本体20の側面を利用して、この側面の下方の一部を連続して折り曲げ加工することにより、側面から横方向に突出するように形成することができる。その他、例えば、ボックス本体20とは別体の、L字状の部材等をボックス本体20の側面に取り付けること、あるいは、板状部材をボックス本体20の底面に取り付けること等により形成することもできる。なお、このアーム24は、隣接する他の照明装置1へ電力を送付するためのケーブルを配置するために利用することもできる。
ボックス本体20から引き出されたケーブル18は、図3に示すように、このアーム24により周囲を囲まれるため、ケーブル18の他の電子部品との接触や干渉を回避することができ、ケーブル18が作業の支障となるのを回避することができると同時に、作業者が誤ってケーブル18を引っ張ってしまうことを防止することができる。
また、この配線固定手段22は、図3に示すように、ボックス本体20から引き出されたケーブル18を結束する結束部26を有している。この結束部26は、具体的には、図3に示すように、リング状部材から形成することができ、このリング状部材のリングを貫通して配線することにより、ブッシュ等の別部品を使用することなく、ケーブル18を結束させることができる。この場合、この結束部26を、図3に示すように、ボックス本体20のケーブル18の引き出し口28付近と、この引き出し口28とは反対側の端面付近の2カ所に設け、この2つの結束部2間でケーブル18を伸張して固定する。
このため、図3に示すように、ケーブル18の無駄な遊びを解消することができると同時に、別途ブッシュを設けることなく、ケーブル18に加わった力を結束部26で遮断することができ、ケーブル18に予期しない引っ張り力が加わったわった場合にも、その引っ張り力が、ボックス本体20内におけるケーブル18と図示しない電源基板との接続部にまで伝わることがなく、ケーブル18が電源基板から引き剥がれたり、断線するのを防止することができる。従って、コストの上昇を回避しつつ、ケーブル18の電気的接続を確保することができる。
更に、ボックス本体20に形成されたケーブル18の引き出し口28は、図2及び図3に示すように、ボックス本体20のうち、配線固定手段22が設けられている側面側に形成されている。従って、ケーブル18は、図3に示すように、ボックス本体20の中央部よりも配線固定手段22が設けられている側の側面寄りから引き出される。
このため、図3に示すように、配線固定手段22のアーム24により固定されるまでの距離を短くすることができ、それだけ、遊びが解消されて他の電子部品との接触や干渉、また、誤って引っ張られるおそれを回避することができる。
なお、ボックス本体20から引き出されたケーブル18は、図3に示すように、ボックス本体20側へ引き返すように折り返して配線されている。このため、ケーブル18は、ボックス本体20の周囲を這うようにして配線され、ケーブル18がボックス本体20といわば一体化して、不必要な遊びがない状態で配線される。このため、作業者が、彩余ってケーブルを引っ張る等してケーブル18に予期しない引っ張り力が加わるのを防止することができる。但し、ケーブル18の配線は、必ずしも、この図3の実施の形態に示す形状には限定されず、ケーブル18を折り返さないで配線することもできる。
本発明は、例えば、主に、事業所や店舗等の商業施設等の比較的広い施設の天井面に設置される直管型の照明装置10その他の照明装置に広く適用することができる。
1 照明装置
10 電源ボックス
12 本体
12A 溝部
12B テーパー部
14 バネ
16 吊りボルト
18 ケーブル
20 ボックス本体
22 配線固定手段
24 アーム
26 結束部
28 引き出し口

Claims (5)

  1. 照明装置に設置されて前記照明装置に電気を供給するケーブルと前記ケーブルが引き出されるボックス本体とを備えた電源ボックスにおいて、前記ボックス本体から引き出されたケーブルを、前記ボックス本体に沿って固定する配線固定手段を備えていることを特徴とする電源ボックス。
  2. 請求項1に記載された電源ボックスであって、前記配線固定手段は、前記ボックス本体に沿って設置されて前記ケーブルを支持するアームを有していることを特徴とする電源ボックス。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された電源ボックスであって、前記配線固定手段は、前記ボックス本体から引き出されたケーブルを結束する結束部を有していることを特徴とする電源ボックス。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された電源ボックスであって、前記ケーブルは、前記ボックス本体の中央部よりも前記配線固定手段が設けられている側の側面寄りから引き出されていることを特徴とする電源ボックス。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された電源ボックスであって、前記ボックス本体から引き出された前記ケーブルは、前記ボックス本体側へ引き返すように折り返して配線されていることを特徴とする電源ボックス。
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