JP6176526B2 - 照明器具 - Google Patents
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図4に示すように、特許文献1に記載の照明器具100は、天井材101に埋め込み配置されるダウンライトである。
この照明器具100の器具本体102は、LEDユニット103が収納配置される有底円筒状の本体部104と、この本体部104の開口部から外方へ延設された外鍔部105とを有する。
また、器具本体102は、天井材101に貫設された埋込孔106に埋め込まれ、外鍔部105が天井材101の下面における埋込孔106の周部に当接する形で天井材101に取り付けられる。
また、LEDユニット103に接続された電線110の先端にはコネクタ111が設けられており、電源ユニット108に接続された電線112の先端にはコネクタ113が設けられている。コネクタ111とコネクタ113は接続、分離可能であり、収納部109に収納されている。
なお、図4に示した照明器具100と共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
すなわち、LEDユニット121を器具本体102から外して、電線110、112およびコネクタ111、113を外部に引き出し、コネクタ111をコネクタ113から切り離すことができるように、電線110を長くしている。(図6参照)。
しかしながら、図5に示したような従来の照明器具120においては、電源ユニット108を保護する電源ボックス122と、電線110を収容する収容部(器具本体102)とを別個に設けるため、コストアップを招くという問題があった。
以下、第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、第1実施形態の照明器具10Aは、例えば被取付部である天井材11に設けられた取付孔12に埋め込んで取付け、主に下方を照明するダウンライトとすることができる。
なお、以下の説明においては、照明方向を「下」とし、照明方向と反対側を「上」として説明する。
本体下部21の内面は、略円錐台形状の反射面23を有し、本体下部21の下端部には、外側に水平に拡がる鍔部24を有する。鍔部24は、器具本体20を取付孔12に取り付けた状態で、天井材11の下面に露出する。本体下部21の外側には、周方向に沿って所定の間隔で複数個の取付金具25が設けられている。
従って、器具本体20は、鍔部24の上面と取付金具25との間に天井材11を挟むことにより、取付孔12に固定される。
略円柱形状を呈している本体上部22の内部には、内部空間30が設けられている。また、本体上部22の外側には、LEDユニット27が発する熱を外部に放出する多数の放熱フィン31が設けられている。
電源部42は、電源ボックス40の内部において器具本体20から遠い側に設けられており、器具本体20の真上に当たる部分には、収容部43が設けられている。収容部43と電源部42との間は、隔壁44で仕切られている。
なお、収容部43は、器具本体20の本体上部22の内部空間30と連続する。
従って、収容部43および内部空間30において、LED側コネクタ29と電源部側コネクタ46とが切り離し可能に接続され、LEDユニット27と電源部42とが接続される。
なお、電源ボックス40における器具本体20の上方の隅部、すなわち収容部43の天板に相当する部分には、傾斜面47が設けられている。
そして、器具本体20の下端部の鍔部24の上面が天井材11の下面に当接した状態で、取付金具25により固定する。
一方、LEDユニット27を取り付ける際には、器具本体20から引き出されている電源部側電線45の電源部側コネクタ46に、LED側コネクタ29を接続する。そして、電源部側電線45を収容部43に収容させながらLEDユニット27を持ち上げて、LEDユニット27を器具本体20の底部26に取り付ける。
第1実施形態の照明器具10Aでは、LEDユニット27に電力を供給する電源部42を収容する電源ボックス40を器具本体20の上に取り付けた。また、電源ボックス40の内部にLEDユニット27と電源部42とを接続するLED側電線28および電源部側電線45を収容する収容部43を設けた。
このため、電源ボックス40と収容部43の部材を共用することができ、コストダウンを図ることができる。
このため、電源ボックス40が取り付けられた器具本体20を天井材11の取付孔12に挿入する際に、天井材11の上方の空間が狭くても、傾斜面47が引っ掛からないので、容易に照明器具10Aを取り付けることができる。
次に、第2実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図2に示すように、第2実施形態の照明器具10Bでは、電源ボックス40の電源部42の横で、器具本体20の上方に位置する場所に収容部43を設けた。電源ボックス40と収容部43との間には、第1実施形態の照明器具10Aで設けた隔壁44(図1参照)は設けられていない。
次に、第3実施形態の照明器具について説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aおよび第2実施形態の照明器具10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図3に示すように、第3実施形態の照明器具10Cでは、電源ボックス40は矩形箱状に形成されている。
すなわち、前述した第1実施形態の照明器具10Aおよび第2実施形態の照明器具10Bにおける電源ボックス40の収容部43の上方に設けた傾斜面47は設けられていない。
なお、電源ボックス40において電源部42と収容部43との間に設けた隔壁44は、設けないようにすることも可能である。
11 天井材(被取付部)
20 器具本体
27 LEDユニット
28 LED側電線(電線)
40 電源ボックス
42 電源部
43 収容部
44 隔壁
45 電源部側電線(電線)
47 傾斜面
Claims (3)
- 被取付部に取り付けられる器具本体と、
前記器具本体に取り付けられるLEDユニットと、
前記LEDユニットに電力を供給する電源部を収容する電源ボックスと、
前記LEDユニットと前記電源部とを接続する電線と、を有し、
前記電源ボックスを前記器具本体の上に取り付けるとともに、前記電源ボックスに前記電線を収容する収容部を設け、
前記電線は、前記LEDユニットに接続されるLED側電線と、前記電源部に接続される電源部側電線とを含み、
前記LED側電線および該LED側電線の先端に取り付けられているLED側コネクタは、前記器具本体の本体上部に設けられている内部空間に収容され、
前記電源部側電線および該電源部側電線の先端に取り付けられている電源部側コネクタは、前記収容部に収容される照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具において、
前記電源ボックスの内部において前記収容部と前記電源部との間に隔壁を設けた照明器具。 - 請求項1または請求項2に記載の照明器具において、
前記電源ボックスにおける前記器具本体の上方の隅部に傾斜面を設けた照明器具。
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