JP2019061865A - 照明装置 - Google Patents

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【課題】光源ユニットを取り付けた際にコードを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせること。【解決手段】実施形態に係る照明装置は、本体ユニットと、光源ユニットと、電源ユニットと、コネクタとを具備する。本体ユニットは、開口部を有する。光源ユニットは、本体ユニットに取り付けられ、開口部を介して光を照射する。電源ユニットは、本体ユニットに近接させて設けられ、光源ユニットへ給電する。コネクタは、端子面が斜めに電源ユニット側を向くように光源ユニットに設けられ、電源ユニットからのコードが接続される。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
従来、天井等に設置された本体ユニットに対して発光モジュールを有する光源ユニットを着脱可能とするとともに、天井等や本体ユニットに配設された電源ユニットと光源ユニットとを点灯電源の給電のためのコードで接続するようにした照明装置が知られている。
このような照明装置では、光源ユニットを本体ユニットに取り付ける際、コードの先端側を本体ユニットの内側から下方へ引き出し、本体ユニットの下方でコードと光源ユニットとを接続した後、光源ユニットを本体ユニットの内側へ挿入して取り付けている。
特開2017−54748号公報
しかしながら、コードの先端側を本体ユニットの内側から下方に引き出し、本体ユニットの下方でコードと光源ユニットとを接続するためには、コードはある程度の長さを有する。このため、光源ユニットを本体ユニットの内側へ挿入して取り付けた際には、コードが、弛みにより装置外の許容範囲外の領域にはみ出してしまいやすい。
本発明が解決しようとする課題は、光源ユニットを取り付けた際にコードを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせることができる照明装置を提供することである。
実施形態の一例に係る照明装置は、本体ユニットと、光源ユニットと、電源ユニットと、コネクタとを具備する。前記本体ユニットは、開口部を有する。前記光源ユニットは、前記本体ユニットに取り付けられ、前記開口部を介して光を照射する。前記電源ユニットは、前記本体ユニットに近接させて設けられ、前記光源ユニットへ給電する。前記コネクタは、端子面が斜めに前記電源ユニット側を向くように前記光源ユニットに設けられ、前記電源ユニットからのコードが接続される。
本発明によれば、光源ユニットを取り付けた際にコードを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせることが期待できる。
図1は、実施形態に係る照明装置の上方斜視図である。 図2は、実施形態に係る照明装置の下方斜視図である。 図3は、実施形態に係る照明装置の側面図(その1)である。 図4は、実施形態に係る照明装置の側面図(その2)である。 図5は、光源ユニットが取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 図6は、光源ユニットの斜視図である。 図7は、光源ユニットが取り付けられた後の状態を示す斜視図である。 図8は、コード押さえばね周辺を示す下方斜視図である。 図9は、光源ユニットが取り付けられる際のコードの状態を示す模式図である。
以下で説明する実施形態に係る照明装置10は、本体ユニット11と、光源ユニット12と、電源ユニット13と、光源側コネクタ12c(「コネクタ」の一例に相当)とを具備する。本体ユニット11は、開口部11aを有する。光源ユニット12は、本体ユニット11に取り付けられ、開口部11aを介して光を照射する。電源ユニット13は、本体ユニット11に近接させて設けられ、光源ユニット12へ給電する。光源側コネクタ12cは、端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように光源ユニット12に設けられ、電源ユニット13からのコード13fが接続される。
以下で説明する実施形態に係る光源側コネクタ12cは、端子面が、電源ユニット13からのコード13fの引き出し位置とはずれた位置を向くように設けられる。
以下で説明する実施形態に係る電源ユニット13は、コイル部14aと、アーム部14bと、コード保持部14cとをさらに具備する。コイル部14aは、コイル状に巻回され、一端側が電源ユニット13に固定される。アーム部14bは、コイル部14aの他端側から延設される。コード保持部14cは、アーム部14bの先端に設けられ、コード13fを保持する。光源側コネクタ12cは、端子面の位置がコード保持部14cよりも電源ユニット13側となるように設けられる。
以下で説明する実施形態に係る本体ユニット11は、開口部11aとは異なる他の開口部11bをさらに具備する。光源ユニット12は、熱を放熱する放熱体12aをさらに具備する。光源ユニット12は、他の開口部11bから放熱体12aの少なくとも一部が露出するように、本体ユニット11へ取り付けられる。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明装置10について説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
まず、図1〜図3を用いて、実施形態に係る照明装置10の基本的な構成の一例について説明する。図1は、実施形態に係る照明装置10の上方斜視図である。また、図2は、実施形態に係る照明装置10の下方斜視図である。また、図3は、実施形態に係る照明装置10の側面図(その1)である。なお、図3では、本体ユニット11を透過させて示している。
図1〜図3に示すように、照明装置10は、例えば天井板等の天井部材100(図3参照)に形成された円形の埋込孔に埋め込み設置されるダウンライトである。なお、本実施形態では、図中のZ軸の正方向側を上側、同負方向側を下側、Y軸の正方向側を前側、同負方向側を後側とする。
照明装置10は、本体ユニット11と、光源ユニット12と、電源ユニット13とを備える。本体ユニット11は、照明装置10の本体部であり、前述の埋込孔に埋め込み設置される部位である。
光源ユニット12は、かかる本体ユニット11に着脱可能に設けられる。光源ユニット12は、図示略の発光モジュール、かかる発光モジュールを下面側に配設する放熱体12a、かかる放熱体12aの下面側に配設される透過性のカバー12b、放熱体12aの上部側に配設される光源側コネクタ12cおよび光源側コネクタ12cを支持するコネクタホルダ12d等を備える。光源ユニット12は、本体ユニット11に形成された開口部11aを介して光を照射する。
なお、光源ユニット12は、本体ユニット11の中心軸axC1に対して、光源ユニット12の中心軸axC2が斜めとなるように取り付けられる。したがって、光源ユニット12は、開口部11aの開口面に対して斜め方向に光を照射する。
このため、照明装置10は、例えば水平の天井部材100へ設置された場合には、光源ユニット12から照射される光により壁面等を照らすことができる。また、照明装置10は、水平から傾斜した天井部材100へ設置された場合には、光源ユニット12から照射される光により例えば真下を照らすことができる。
なお、光源ユニット12は、発光モジュールが、発光出力や発光色の違いに応じた複数種の種類を有する場合、その種類を電源ユニット13で判別できるようにして、種類毎に適切な点灯電源が電源ユニット13から給電されるように構成されている。例えば、発光モジュールから電源ユニット13へ、その種類に応じた信号が出力されるように構成されている。
また、本体ユニット11には、下面側の開口部11aに対し、上面側にも開口部11bが形成されており、放熱体12aや光源側コネクタ12c等を含む光源ユニット12の上部側は、かかる開口部11bから露出している。これにより、本体ユニット11に対し、光源ユニット12から放散される熱がこもるのを防止するとともに、冷却のために必要となる部品点数を減らすことができる。
電源ユニット13は、本体ユニット11に近接させて設けられ、光源ユニット12へ給電する。電源ユニット13は、例えば本体ユニット11の上側で本体ユニット11の側方に突出するように配置される。
電源ユニット13は、電源部13aと、かかる電源部13aを取り付ける取付板としての第1天板13bおよび第2天板13cと、第1天板13bに取り付けられる端子台13d等を備える。
電源部13aは、電源回路が搭載された図示略の電源基板を有する。電源基板の電源回路は、商用交流電源を入力し、所定の直流電源に変換して光源ユニット12へ出力する。このとき、電源回路は、例えば光源ユニット12の発光モジュールから種類に応じた信号を入力し、発光モジュールの種類に応じた適切な直流電源を出力することができる。
電源部13aは、第1天板13bおよび第2天板13cの下面側に取り付けられており、前述の電源基板の入力側に端子台13dが設けられ、電気的に接続される。また、電源部13aは、電源基板の出力側からは、光源ユニット12へ給電するためのコード13f(図8および図9参照)が引き出される。
第1天板13bおよび第2天板13cは、例えば金属板によって断面略コ字形に形成されており、下面側に電源部13aおよび端子台13d等が取り付けられる。
なお、第2天板13cは、光源ユニット12側へ延設された庇部13eを有する。庇部13eは、前述の開口部11bから露出した光源ユニット12の上部側を覆うように設けられる。また、庇部13eは、その面方向が前述の中心軸axC2と略直交するように、第2天板13cからは傾斜させて設けられる。
かかる庇部13eが設けられることにより、本体ユニット11から露出した光源ユニット12の上部側へホコリ等が落下して付着するのを抑えることができる。
また、図3に示すように、照明装置10は、コード押さえばね14をさらに備える。コード押さえばね14は、コード13fを保持する部材であり、本体ユニット11の上部側に配置され、自由状態においてはコード13fを庇部13e側へ付勢した状態で保持する。コード押さえばね14の詳細については、図8以降を用いた説明で後述する。
次に、図4〜図7を用いて、光源ユニット12の取り付け方について説明する。図4は、実施形態に係る照明装置10の側面図(その2)である。なお、図4でも図3と同様に、本体ユニット11を透過させて示している。
また、図5は、光源ユニット12が取り付けられる前の状態を示す斜視図である。また、図6は、光源ユニット12の斜視図である。また、図7は、光源ユニット12が取り付けられた後の状態を示す斜視図である。図5および図7では、説明を分かりやすくするために、一部の部材を透過させて示している。
なお、光源ユニット12が取り付けられるのに先立っては、図4に示すように、電源ユニット13が取り付けられた本体ユニット11が、天井部材100へ埋め込み設置される。
かかる本体ユニット11の埋め込み設置に際しては、天井部材100の埋込孔から予め下方へ引き出されている電源線や信号線が、照明装置10の電源ユニット13の端子台13dへ接続される。
そして、第1天板13bの突出した一端側を上方へ向けて電源ユニット13が天井部材100の埋込孔へ下方から挿入され、つづいて、本体ユニット11の上面側が上方を向くように回動させつつ、本体ユニット11が埋込孔へ下方から挿入される。
本体ユニット11は、例えばその枠体11cの外周に所定間隔で配置され、自由状態において先端側が中心軸axC1を中心とする放射方向へ拡開するように構成された図示略の取付ばね等によって天井部材100へ支持される。かかる取付ばねを用いる場合には、本体ユニット11の埋込孔への挿入時に、取付ばねは枠体11cの表面に沿うように弾性変形させた状態で枠体11cとともに埋込孔へ挿入される。
そして、挿入された後、取付ばねは、そのばね力によって天井部材100の上面側で前述の放射方向へ拡開し、天井部材100の上面に当接して枠体11cを上方に引き上げ、本体ユニット11のフランジ部11dを天井部材100の下面に当接させた状態で、照明装置10の全体を天井部材100へ支持する。
そして、光源ユニット12が、本体ユニット11へ取り付けられる。図4に示すように、光源ユニット12は、本体ユニット11の下面側から挿入された後(図中の矢印401参照)、所定の装着方向に所定角度回動させることによって、本体ユニット11に装着されるように構成されている。また、光源ユニット12は、本体ユニット11に装着された状態で、押し上げながら所定の取外し方向(前述の装着方向と反対方向)に所定角度回動させた後、本体ユニット11の下面側から抜き外すように構成されている。
具体的には、図5に示すように、本体ユニット11は、枠体11cの内部に、反射鏡11eと、ユニットホルダ11fとを有する。反射鏡11eは、開口部11aの上方に配置され、ユニットホルダ11fは、反射鏡11eと開口部11bの間に配置される。
反射鏡11eおよびユニットホルダ11fにはそれぞれ、開口部11aおよび開口部11bの間が貫通構造となり、光源ユニット12が挿入可能となるように、挿入孔11ea,11faが形成されている。また、ユニットホルダ11fの挿入孔11faの外縁には、光源ユニット12を着脱可能に係止するための一対の係止部11fbが設けられている。
一方、図6に示すように、光源ユニット12は、放熱体12aに、フィン12aaと、周壁部12abと、取付溝12acとを有する。また、光源ユニット12は、放熱体12aとカバー12bとの間に、発光モジュール12eを有する。
フィン12aaは、中心軸axC2から放射状に複数配設される。周壁部12abは、これらフィン12aaの外側部を一体に接続するようにフィン12aaの周囲に略円筒状に設けられる。
発光モジュール12eが発光する際に発生する熱は、放熱体12aに伝導され、これら複数のフィン12aaおよび周壁部12abを含む放熱体12aの全体から空気中に放散される。
取付溝12acは、周壁部12abに略L字状に一対形成される。これら取付溝12acは、光源ユニット12が本体ユニット11へ挿入される際に、前述のユニットホルダ11fの一対の係止部11fbとそれぞれ係合する。
取付溝12acは、係止部11fbを中心軸axC2方向に相対的に移動可能とする縦溝部121と、係止部11fbをかかる縦溝部121の下端側から周壁部12abの周方向に沿って移動可能とする横溝部122を有する。
なお、光源ユニット12は、放熱体12aの上面側中央部にフィン12aaが設けられない空間を有しており、かかる空間には光源側コネクタ12cが配置される。光源側コネクタ12cは、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、光源側コネクタ12cの端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように、コネクタホルダ12dによって保持される。また、光源側コネクタ12cは、内部配線によって発光モジュール12eと電気的に接続される。なお、本実施形態では、光源側コネクタ12cは、雌型コネクタであるものとするが、コネクタ形状の雌雄を限定するものではない。
このように構成された光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられるに際し、まず本体ユニット11内から前述のコード13fが引き出される。コード13fの先端側には雄型コネクタである電源側コネクタ13g(図8および図9参照)が設けられており、かかる電源側コネクタ13gが光源側コネクタ12cへ接続される。
そして、光源ユニット12は、天井部材100へ埋め込み設置された本体ユニット11の内側を底面視することによって確認される、ユニットホルダ11fの係止部11fbと、光源ユニット12の縦溝部121とが係合するように位置決めされる。そのうえで、光源ユニット12は、本体ユニット11の内部へ下方から挿入される。
光源ユニット12は、開口部11a、挿入孔11ea、挿入孔11fa、開口部11bを順に介して本体ユニット11の内部へ挿入されるが、挿入孔11faを介する際に、光源ユニット12の縦溝部121へ相対的にユニットホルダ11fの係止部11fbが進入するとともに、光源ユニット12がユニットホルダ11fの内側へ挿入される。
そして、ユニットホルダ11fの内側へ挿入された光源ユニット12がさらに挿入されると、縦溝部121の最奥部がユニットホルダ11fの係止部11fbへ当接して、光源ユニット12は、本体ユニット11に対して挿入可能な最深位置へ到達する。かかる位置で光源ユニット12が前述の所定の装着方向(図6では、光源ユニット12を平面視した場合の反時計回り方向)に所定角度回動されると、ユニットホルダ11fの係止部11fbが相対的に横溝部122へ進入した後、横溝部122の最奥部へ当接する。これにより、光源ユニット12が本体ユニット11に対し、取り付けられた状態となる。
すなわち、図7に示すように、光源ユニット12は、光源ユニット12の横溝部122の最奥部とユニットホルダ11fの係止部11fbが係合することによって、ユニットホルダ11fに保持される。また、光源ユニット12は、本体ユニット11の開口部11bの内周によっても保持される。これにより、一対の係止部11fbによる二点支持を補いつつ、光源ユニット12を保持することができる。
なお、光源ユニット12を取り外すには、光源ユニット12を前述の装着方向とは反対の取外し方向(図6では、光源ユニット12を平面視した場合の時計回り方向)に回動させることにより、光源ユニット12の係止部11fbを相対的に縦溝部121の位置に移動させ、光源ユニット12を挿入時とは反対に下方に抜き出すこととなる。
また、既に述べたが、図7に示すように、光源側コネクタ12cは、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、光源側コネクタ12cの端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように、コネクタホルダ12dによって保持される。このように光源側コネクタ12cを配置することにより、光源ユニット12を取り付けた際にコード13fを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせることが可能となる。
次に、かかる点について具体的に、図8および図9を用いて説明する。図8は、コード押さえばね14周辺を示す下方斜視図である。また、図9は、光源ユニット12が取り付けられる際のコード13fの状態を示す模式図である。
光源ユニット12を本体ユニット11へ取り付けるに際し、コード13fの先端側を本体ユニット11の内側から下方へ引き出し、本体ユニット11の下方でコード13fの電源側コネクタ13gと、光源ユニット12の光源側コネクタ12cとを接続する点については既に述べた。したがって、コード13fの長さは、電源側コネクタ13gを本体ユニット11の下方に少し引き出して、光源ユニット12の光源側コネクタ12cに接続可能となる長さに設定されている。
このようにコード13fは、本体ユニット11の下方で、電源側コネクタ13gと光源ユニット12の光源側コネクタ12cとが接続可能となる長さを有するため、光源ユニット12を本体ユニット11の内部へ挿入していくと、コード13fには余分な長さ部分が生じることとなる。コードであるので、かかる余分な長さ部分は弛んで曲がることとなり、コード13fは、あらぬ方向へはみ出しつつ収容されてしまうおそれがある。通常、電気設備の設置は基準となる規格に沿う必要があり、例えばコード13fもはみ出してよい許容範囲内に収める必要がある。
そこで、本実施形態に係る照明装置10では、コード押さえばね14によってコード13fを保持するとともに、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように光源側コネクタ12cを配置している。
具体的には、図8に示すように、コード押さえばね14は、例えば電源ユニット13の第2天板13cの下面側に設けられる。コード押さえばね14は、ばね線材によって形成されている。
コード押さえばね14は、コイル状に巻回された一対のコイル部14aと、対向する各コイル部14aの一端から延設された一対のアーム部14bとを有する。各コイル部14aの他端はそれぞれ第2天板13cに固定される。一対のアーム部14bの先端間にはコード保持部14cが設けられている。
電源ユニット13の電源部13aから引き出されたコード13fは、一対のコイル部14aの間、一対のアーム部14bの間、および、コード保持部14cによって形成される空間において位置決めされ、保持される。
一対のコイル部14aは、軸axR上に対向配置され、自由状態においてコード13fを庇部13e側へ付勢した状態で保持できるように互いに逆巻きに巻回されている。このため、光源ユニット12を本体ユニット11へ取り付けるに際してコード13fを引き出す場合には、かかるコイル部14aのばね力による付勢に抗してコード13fを引き出すこととなる。
ただし、このとき一対のアーム部14bが軸axRを中心に回動し、下方を向くので、コード押さえばね14によって保持されたコード13fおよび電源側コネクタ13gはその位置が下方に下がることとなる。これにより、コード13fを位置決めしつつ引き出すことができる。
一方、コード13fの引き出しを解除する場合には、図9に示すように、一対のコイル部14aのばね力による付勢によって、一対のアーム部14bが軸axRを中心に引き出し時とは反対方向に回動することとなる(図中の矢印901参照)。
これにより、光源ユニット12を本体ユニット11へ取り付けるに際して、少なくともコード押さえばね14によって位置決めされ、保持されている部分のコード13fの弛みを吸収するのに資することができる。また、光源ユニット12を本体ユニット11へ取り付けるに際して、コード13fを、本体ユニット11と光源ユニット12との間に挟まりにくくすることができる。
また、図9に示すように、光源ユニット12が本体ユニット11へ挿入されていくとともに、光源側コネクタ12cとコード押さえばね14は接近し、コード13fの弛みは大きくなって、その曲がりも大きくなる。
ただし、本実施形態では、光源ユニット12の光源側コネクタ12cは、上述のように、端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように配置されている。したがって、図9に示すように、光源側コネクタ12cとコード押さえばね14が接近しても、電源側コネクタ13gおよび光源側コネクタ12cの接続部と、コード保持部14cとの間で、コード13fを略S字状に曲げやすくすることができる。すなわち、コード13fの曲がり方向を所定方向へ規制しやすくできる。
これにより、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられる際に、コード13fを庇部13eの下方へ収容しやすくすることができる。すなわち、光源ユニット12を取り付けた際に、コード13fを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせることができる。
なお、光源側コネクタ12cは、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、その端子面の位置が、コード押さえばね14の先端部(すなわち、コード保持部14c)よりも電源ユニット13側となるように設けられることが好ましい。これにより、コード13fをよりS字状に曲げやすくすることができる。
また、光源側コネクタ12cは、光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、例えば図7に示したように、その端子面がコード押さえばね14の延在方向とはずれた方向を向くように設けられることが好ましい。コード押さえばね14の延在方向は、言い換えれば電源ユニット13からのコード13fの引き出し方向である。
光源ユニット12が本体ユニット11へ取り付けられた状態において、かかる引き出し方向とはずれた方向を光源側コネクタ12cの端子面が向いていることによって、光源側コネクタ12cから電源側コネクタ13gを引き抜く方向に作用するコード13fそのものの弾性による反発力を散らすことができる。すなわち、電源側コネクタ13gおよび光源側コネクタ12cを外れにくくすることができる。なお、光源側コネクタ12cの端子面は、電源ユニット13からのコード13fの引き出し位置とはずれた位置を向いていると言い換えてもよい。
上述してきたように、実施形態に係る照明装置10は、本体ユニット11と、光源ユニット12と、電源ユニット13と、光源側コネクタ12c(「コネクタ」の一例に相当)とを具備する。本体ユニット11は、開口部11aを有する。光源ユニット12は、本体ユニット11に取り付けられ、開口部11aを介して光を照射する。電源ユニット13は、本体ユニット11に近接させて設けられ、光源ユニット12へ給電する。光源側コネクタ12cは、端子面が斜めに電源ユニット13側を向くように光源ユニット12に設けられ、電源ユニット13からのコード13fが接続される。
これにより、光源ユニット12を取り付けた際にコード13fを許容範囲外の領域にはみ出しにくくさせることが期待できる。
なお、上述した実施形態では、照明装置10がダウンライトである場合を例に挙げたが、本体ユニット11に対して電源ユニット13が近接させて設けられるとともに、本体ユニット11に対し光源ユニット12が着脱可能な形態であれば、ダウンライトに限られるものではない。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 照明装置
11 本体ユニット
11a 開口部
11b 開口部
12 光源ユニット
12a 放熱体
12c 光源側コネクタ
13 電源ユニット
13f コード
14 コード押さえばね
14a コイル部
14b アーム部
14c コード保持部

Claims (4)

  1. 開口部を有する本体ユニットと;
    前記本体ユニットに取り付けられ、前記開口部を介して光を照射する光源ユニットと;
    前記本体ユニットに近接させて設けられ、前記光源ユニットへ給電する電源ユニットと;
    端子面が斜めに前記電源ユニット側を向くように前記光源ユニットに設けられ、前記電源ユニットからのコードが接続されるコネクタと;
    を具備する照明装置。
  2. 前記コネクタは、
    前記端子面が、前記電源ユニットからの前記コードの引き出し位置とはずれた位置を向くように設けられる、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記電源ユニットは、
    コイル状に巻回され、一端側が前記電源ユニットに固定されるコイル部と;
    前記コイル部の他端側から延設されたアーム部と;
    前記アーム部の先端に設けられ、前記コードを保持するコード保持部と;
    をさらに具備し、
    前記コネクタは、
    前記端子面の位置が前記コード保持部よりも前記電源ユニット側となるように設けられる、請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記本体ユニットは、
    前記開口部とは異なる他の開口部;
    をさらに具備し、
    前記光源ユニットは、
    熱を放熱する放熱体;
    をさらに具備し、
    前記光源ユニットは、
    前記他の開口部から前記放熱体の少なくとも一部が露出するように、前記本体ユニットへ取り付けられる、請求項1、2または3に記載の照明装置。
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