JP7402489B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
このような照明装置の光源ユニットの装着は、例えば、光源ユニットの装着前に、器具内に引き出したコードと光源ユニットとを接続し、その後、光源ユニットを器具に装着する。
光源ユニットとコードとを接続する際に引き出されたコードの弛みを吸収する技術として、「コイル状に巻回されたコイル部と;前記コイル部の一端側から延設された固定部と;前記コイル部の他端側から延設されたアーム部と;前記アーム部の先端に設けられ、コードを保持するコード保持部と;を具備することを特徴とするコード押えばね」が提案されている(例えば、特許文献1)。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、器具内の空間を有効に利用できる照明装置を提供することである。
別態様に係る照明装置において、前記器具の外側に固定され且つ前記電気コード体を収容するコード収容ユニットを備え、前記ばね体は、前記コード収容ユニット内に設けられている。これにより、ばね体が、コード収容ユニット内で弾性変形しても、他部材との干渉がなくなり、ばね体の動作が確実に行われる。
別態様に係る照明装置において、前記コード収容ユニットは、商用電源と接続するための端子台を備える。これにより、端子台を備えるための専用の部材を設けることなく、端子台を設けることができる。
別態様に係る照明装置において、前記スイッチのオン・オフは、前記コード収容ユニットから前記器具内に延出するスイッチレバーにより行われ、前記光源ユニットが前記器具へ装着されると、前記光源ユニットが前記スイッチレバーを押圧してオン状態となる。これにより、光源ユニットの装着作業を安全に行うことができる。
別態様に係る照明装置において、前記光源ユニットの前記器具への装着は、前記光源ユニットの係止具が前記器具の係止孔に挿入する状態で第一方向に移動して前記係止孔の周辺部に係合することで行われ、前記器具の前記周辺部は下方に凹入する凹入領域となっている。これにより、器具への光源ユニットの装着作業を行っている人が、その装着を確認しやすくできる。
以下に本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
照明装置から光が出射される側を照射側又は表側とし、光が出射される側と反対側を反照射側又は裏側とする。
1.照明装置
主に図1から図3を用いて説明する。
照明装置1は光源ユニット3と器具5とを備える。器具5は、図2に示すように、天井等の設置部90の開口91を利用して、大部分が埋め込まれるように装着される。光源ユニット3は器具5に着脱可能に装着される。
器具5にはコード収容ユニット7が設けられている。コード収容ユニット7は、図外の商用電源とケーブルを介して接続され、器具5内に導入された電気コード(以下、単に、「コード」とする)710から光源ユニット3に電力が供給される。
以下、各部について説明する。
(1)光源ユニット
光源ユニット3は、図3に示すように、円盤状をし、表側から光を出射し、裏側のコネクタ38がコード収容ユニット7からの電気コード体78の先端のコネクタ77に接続されると共に器具5に装着される。このようにして、光源ユニット3が器具5内で電気コード体78に着脱可能に接続される。「電気コード体」は、コード710のみで構成されることに限定されず、本明細書においては、コード710とコネクタ77を含めて表現している。
光源ユニット3は、コード収容ユニット7から受電した電力を光源モジュール(30)に供給し、その電力から点灯電力を生成する回路モジュール(31)を備える。
以下、主に図4を用いて説明する。
光源ユニット3は、光源モジュール30と回路モジュール31とを光源ケース32内に収容してなる。光源ユニット3は、光源ケース32内に回路モジュール31用の絶縁ケース33を収容する。
光源モジュール30は、光源基板301と、光源基板301の表側に実装された複数個のLED素子303とからなる。光源基板301は、回路モジュール31と配線(図示省略)により接続されている。光源モジュール30は、例えば、ねじ309が光源基板301、絶縁ケース33の外鍔部335の貫通孔335aを挿通して、光源ケース本体35のねじ穴354に螺合することで、光源ケース本体35に固定される。したがって、光源基板301は、光源ケース本体35のねじ穴354により裏側から固定される。
回路モジュール31は、回路基板311と、回路基板311に実装された複数個の電子部品313とからなる。図4では2個の電子部品313を示している。回路基板311は、光源ケース32に設けられたコネクタ38用の貫通孔311aを中央に有する。回路基板311は、貫通孔311aから導出するコネクタ38と、光源基板301とに電気的に接続されている。回路モジュール31は、回路基板311を挿通するねじ319が、絶縁ケース33に開口した貫通孔333bを貫通し、光源ケース本体35の蓋壁部352のボス部分356のねじ穴に螺合することで、光源ケース32に固定される。
絶縁ケース33は有蓋筒状(例えば、有底円筒状)をしている。絶縁ケース33は、円筒部331と、円筒部331の裏側端を塞ぐ蓋部333と、円筒部331の表側端から径方向に張り出す外鍔部335とを有している。
蓋部333には、コネクタ38用の貫通孔333a、回路モジュール31を固定するねじ319用の貫通孔333b、頭付きピン37固定用のボス部分358用の貫通孔333c等が設けられている。外鍔部335にはねじ309用の貫通孔335aが設けられている。
光源ケース32は、表側が開放する光源ケース本体35と、光源ケース本体35の開口を覆う光源カバー36とを備える。
光源ケース本体35は、周壁部351と蓋壁部352を有する有蓋筒状をしている。周壁部351は表側拡がりの段付き円筒状をしている。周壁部351は、周方向に間隔をおいて形成された複数のフィン353を段差の裏側部分に有し、ヒートシンクとして機能する。周壁部351は、光源モジュール30を固定するねじ309用のねじ穴354を段差の表面に有する。
蓋壁部352は、コネクタ38が嵌合する貫通孔355を中央に有し、中心を挟んで対向する2部位に固定された金属製の頭付きピン37を有する。コネクタ38はコード収容ユニット7側の伸縮コード71のコネクタ77と接続する。
頭付きピン37は、蓋壁部352の内面から裏側に突出するボス部分358内に収容されるねじ(図示省略)が蓋壁部352を貫通して頭付きピン37のねじ穴に螺合することで、蓋壁部352に固定される。
頭付きピン37は、器具5の蓋壁部503の貫通孔503d(図6参照)を利用して器具5に係合する。なお、頭付きピン37は本発明の「係止具」の一例に相当し、貫通孔503dは本発明の「係止孔」の一例に相当する。
蓋壁部352は、一対の頭付きピン37を結ぶ仮想線と直交し且つ中心を通る仮想線上の2部位に、表側に突出するボス部分356を有し、当該ボス部分356には、ねじ319用のねじ穴が設けられている。
器具5は、図3に示すように、有蓋筒状の器具本体50と、照明装置1を設置面(設置部90)に装着するためのばね部材53と、光源ユニット3の装着をロックする装着ロック体56とを備える。
以下、主に図5を用いて説明する。
器具本体50は、円筒状の筒壁部501と、筒壁部501の裏側端を塞ぐ蓋壁部503とを少なくとも有する。器具本体50は、筒壁部501の表側端に径方向の外方へと張り出す外鍔部505を有する。外鍔部505は、図2に示すように、設置部90の開口91を覆う(隠す)機能を有する。
貫通孔503dは、光源ユニット3を器具本体50に装着させる機能を有する。具体的には、光源ユニット3を器具5の中心軸回りに回転させる(この方向を装着方向ともいう)ことで、光源ユニット3の頭付きピン37が貫通孔503dの周辺部に係合する。なお、光源ユニット3を中心軸回りに回転させる方向は、本発明の「第一方向」の一例に相当する。
貫通孔503dは、円形状の蓋壁部503の中心を挟んで対向する部位に形成されている。貫通孔503dにおける周方向の装着方向と反対側の第1端部503eは、装着方向側の第2端部503fよりも大きくなっている。つまり、第1端部503eのみ、光源ユニット3の頭付きピン37の通過を許容する。
貫通孔503dの第2端部503fの周辺部は、貫通孔503dの他の部分の周辺部よりも表側(下側)に凹入した凹入領域503gとなっている。これにより、光源ユニット3を器具5に装着しようする人が、光源ユニット3の頭付きピン37を直接見なくても、頭付きピン37の凹入領域503gへの落下音(例えば、カチャン)やクリック感で、光源ユニット3の器具5への装着を確認できる。
外平坦部分503cは、ばね部材53の位置決め用の凹入領域503kと、ばね部材53の固定用であって凹入領域503kに形成されたねじ孔503mとを有する。なお、ねじ孔503mは、例えばバーリング加工により形成される。
光源ユニット3を取り外す際には、光源ユニット3を裏側に押し込むことで、ばね部563が裏側へと弾性変形する。この状態で、光源ユニット3を器具5の中心軸回りを第1端部503e側、つまり反装着方向に回転させる。
主に図7及び図8を用いて説明する。
コード収容ユニット7は、器具5の外部に装着されるコードケース70内に、伸縮コード71のコード710を伸縮可能に収容し、器具本体50内に引き出されたコード710を器具本体50外に引き戻し可能としている。コード収容ユニット7は端子台72を備える。端子台72には、商用電源に接続されたケーブル(図示省略)と、光源ユニット3に接続される伸縮コード71とが接続される。本明細書において、「接続」とは、複数の要素が直接的または間接的を問わずに接続している状態を表す。例えば、複数の要素の間に接着剤又は接合部材を介して接続している場合にも単に「複数の要素は接続している」と表現することがある。また、複数の要素の間に、電流、電圧または電位を供給可能または伝送可能な部材が存在しており、「複数の要素が電気的に接続している」場合も単に、「複数の要素は接続している」と表現することがある。
コードケース70は、裏側に開口を有するコードケース本体75と、コードケース本体75の開口を裏側から覆うコードカバー76とを有する。コードケース70は、内部に伸縮コード71を収容するコード収容部と、スイッチ73を装着するスイッチ装着部と、端子台72を装着する端子台装着部等を有する。
底壁部750の表面は、図1に示すように、器具5の器具本体50の裏面に固定される。底壁部750は矩形状をしている。固定部分750aは底壁部750の長手方向の一端側である。固定にはねじ759を利用しており、底壁部750にはねじ759用の貫通孔(ねじ759のため図に現れていない)を有する。
コードケース本体75は、表側に延伸する延伸部752を底壁部750に有している。延伸部752は器具本体50の筒壁部501の裏側部分に当接する。つまり、延伸部752は器具5に対する位置決め機能を有する。
底壁部750は、短手方向の中央領域を長手方向に沿って凹入する凹入部分750cを
表面側に有する。凹入部分750cには板状のアース接続部材74が嵌合し、嵌合状態のアース接続部材74がねじ748により底壁部750に固定される。
コードケース本体75は、図8に示すように、板状の区画壁部754を底壁部750の裏面に有する。区画壁部754は周壁部751とでコード収容部の一部を構成する。なお、コード収容部は、区画壁部754、周壁部751、底壁部750、コードカバー76の蓋壁部760とで構成される。
区画壁部754は、長手方向の他端から長手方向の内側に移った部位に短手方向に延びる短手区画壁部754aと、短手方向の中央を長手方向に延びる長手区画壁部754bとを有する。長手区画壁部754bは、長手方向の一端に位置する周壁部751と短手区画壁部754aとを連結している。
長手区画壁部754bに対して短手方向の一方側に伸縮コード71が配され、他方側にスイッチ73が配される。なお、長手区画壁部754bには、伸縮コード71用の貫通孔754cが設けられている。
コードケース本体75は、周壁部751における長手方向に延伸する部分であって固定部分750aよりも長手方向の他端側に表側に張り出す一対の張出壁部756を有している。一対の張出壁部756間には、アース接続部材74や端子台72が配される。このため、一対の張出壁部756は、アース接続部材74や端子台72を物理的な損傷から保護する保護機能を有する。
コードケース本体75は、短手方向の他方側の張出壁部756を利用して、スイッチ装着部757を構成する。スイッチ装着部757は、張出壁部756の表側端から短手方向に「L」字状に延伸するL字状部分757a(図7参照)と、底壁部750の表面であって張出壁部756に対して短手方向に間隔をおいた部位からL字状部分757aの延伸先端部分に向かって板状に延伸する表延伸部分757b(図7参照)と、底壁部750の裏面であって表延伸部分757bと張出壁部756との間に設けられた裏側に凹入する凹入部分757c(図8参照)とを有する。張出壁部756、L字状部分757a、表延伸部分757b及び凹入部分757cとで囲まれた空間にスイッチ73が配されて、固定される。なお、L字状部分757aは、張出壁部756との連結部分が屈曲自在に構成されている。L字状部分757aの延伸先端部の貫通孔757dと表延伸部分757bの凸部分757eとが嵌合することで、スイッチ収容空間を開閉可能としている。
伸縮コード71は、コード710と、コード収容部から引き出されるコード710の長さを伸縮させるばね体711とを有する。図7及び図8では、コード710の内、ばね体711内に位置する部分の表示は省略している。
コード710の一端は、コードケース本体75の区画壁部754の貫通孔754c、底壁部750の貫通孔750fを通ってコードケース70の表側に導出されて端子台72に接続される。コード710の他端は、コードケース本体75の区画壁部754の貫通孔754c、コードケース本体75の貫通孔750dを通って表側に導出されてコネクタ77に接続される。なお、コード710と、当該コード710の他端にコネクタ77が接続されたものを「電気コード体」又は、「コード体」とし、図2に示すように、符号「78」を用いる。
通常状態(光源ユニット3が器具5に装着されている状態)の伸縮コード71は、図2に示すように、コネクタ77がコードケース70の表面に露出し、コード710の略全体がコード収容部に収容されている。引き出された状態の伸縮コード71は、図9に示すように、コード収容部内の全長が、通常状態の0.5~0.8倍ぐらいに短くなる。つまり、コード710の他端側は、コード710の全長に対して0.2~0.5倍の長さ分がコードケース70から引き出し可能とされている。
器具5内のコード710(電気コード)を器具本体50(器具5)外に引き戻すばね体711を器具5の外側に備えることができ、器具5内の空間を有効に利用できる。本明細書において、「外側に備える」という表現は、特に断らない限り、器具5の外縁より外側にばね体が位置することを意味する。
ここで、器具5の外縁とは、筒壁部501および蓋壁部503で形成される有底円筒の外側の面と、筒壁部501の開口縁を面内に含む仮想面とを指している。また、当該有底円筒の光源ユニット3が取付られる側が器具5の外縁より内側である。
光源ユニット3と接続する際又は光源ユニット3から外す際、伸縮コード71の他端に接続されたコネクタ77が表側に引かれると、底壁部750の貫通孔750d,750fを結ぶ仮想直線Xに近い長手区画壁部754bに近づくように、ばね体711が縮む。
コード収容部から引き出されたコード710の長さが最も長い状態では、図9の(b)に示すように、長手区画壁部754bに接触するように、ばね体711が縮む。なお、ばね体700が縮んだ状態では、伸縮コード71には、ばね体711によりコード収容部から引き出されたコード710の全長が短くなるように引き戻しの付勢力が作用している。
コード収容部から引き出されたコード710をコード収容部に引き戻す際、伸縮コード71に接続されたコネクタ77を表側に引っ張る力を緩めると、ばね体711が仮想直線Xから離れるように復元することで、コード710がコード収容部に戻される。
スイッチ73は、1対の接続端子731を有するスイッチ本体730を備える。スイッチ本体730は、押ボタンタイプであり、押ボタンをオン・オフするためのスイッチレバー733がスイッチ本体730に設けられている。スイッチ本体730の接続端子731には、端子台72に接続されたリード線と、伸縮コード71の一方のリード線とが接続される。
スイッチ73は、図3の(a)に示すように、スイッチレバー733が表側に露出するように(スイッチ装着部757から延出するように)、スイッチ本体730がコードケース本体75のスイッチ装着部757に装着される。スイッチレバー733の先端部は、器具5の器具本体50内へと延出し、器具本体50に装着された光源ユニット3がスイッチレバー733を裏側へと押圧する。これにより、光源ユニット3が器具本体50に装着されると、コード710から光源ユニット3へと通電可能となるようにスイッチ本体730がオン状態(導通状態)に切り替わる。つまり、スイッチ本体730の通電のオン・オフの切り替えは、コード収容ユニット7から器具本体50に延出するスイッチレバー733の先端部により行われる。光源ユニット3が器具本体50に装着されると、光源ユニット3の蓋壁部352がスイッチレバー733の先端を(裏側に)押圧し、オン状態に切り替わる。
スイッチレバー733を長くすることにより、スイッチ本体730を器具本体50から離れた位置に設けることができるため、器具5内の部品配置の自由度を向上させる。また、スイッチレバー733を長くすることにより、光源ユニット3を装着する際に、装着作業者が感じるクリック感を向上することができる。
アース接続部材74は、3芯用の端子台723と器具本体50とを接続する。ここでのアース接続部材74は、矩形状の導電板(金属板)740により構成されている。導電板740は、端子台723のアース端子723aと接触するための貫通孔740aを一端に、器具本体50の外平坦部分503cのねじ孔503n(図5の(b)参照)に螺合するねじ749用の貫通孔(ねじ749のため図面には現れていない)を他端にそれぞれ有する。導電板740は、ねじ748によりコードケース本体75に固定されるための貫通孔740bを有する。
以上、実施形態に係る照明装置を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってもよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
照明装置1は、器具5が天井等の設置部9に埋設するタイプであってもよいし、器具が天井面に固定されるタイプであってもよい。
照明装置は、器具が円筒状をしていたが、例えば、ベースタイプのような長尺状であってもよい。
(1)光源ユニット3は、回路モジュール31を備えるが、回路モジュールを備えなくてもよい。この場合、光源ユニット以外、例えばコード収容ユニットに設けられた回路モジュールからコードを介して受電することで実施できる。
(2)伸縮コードの構造に着目する場合、光源ユニット3の器具5への着脱可能な装着構造は、光源ユニット3の回転による器具5への係合構造以外であってもよく、例えば、光源ユニットの第一方向への直線的な移動による器具への係合構造でもよいし、光源ユニットの回転によって器具に螺合する螺合構造であってもよいし、ねじを利用して光源ユニットを器具に装着する構造であってもよい。
なお、これらに装着構造は、光源ユニット側と器具側とで有する構造が逆であってもよい。例えば、頭付きピン(37)を器具側に設け、貫通孔(503d)を光源ユニット側に設けてもよい。
(3)光源ユニット3の器具5への装着において、光源ユニット3の器具5への装着を落下音で報知させる構造に着目する場合、伸縮コードを利用してもよいし、伸縮コードを利用しなくてもよいし、コード収容ユニットを備えてもよいし、コード収容ユニットを備えなくてもよいし、光源ユニットに回路モジュールを設けてもよいし、光源モジュールに回路モジュールを設けなくてもよい。
(1)器具5は、光源ユニット3の装着をロックする機能を有する装着ロック体56を有しているが、装着をロックする機能を光源ユニット側に設けてもよいし、照明装置がコード収容ユニットを有する場合はコード収容ユニット側に設けてもよい。
(2)器具5は、有蓋筒状の器具本体50の蓋壁部503にコード710用の貫通孔503hを有していたが、例えば、周壁部に貫通孔を有してもよい。
(3)有底筒状の器具本体の蓋壁部503にコード収容ユニット7が固定されているが、例えば、周壁部に固定するようにしてもよい。
(1)コード収容ユニット7は、伸縮コード71に着目する場合、伸縮コードの大部分を収容すればよく、他の機能を有する部材・ユニット等を収容してもよい。他の機能としては、例えば、光源ユニットに設けられている回路ユニットを収容してもよい(この場合、回路ユニットと呼ばれることもある)し、実施形態のように、端子台を備える(収容)してもよい(この場合、端子ユニットと呼ばれることもある)。
(2)コード収容ユニット7の一端部が器具本体50に固定されていたが、矩形状のコード収容ユニットの長手方向の中間部が器具本体50に固定されてもよい。
(3)コード収容ユニット7は、裏側から見ると、矩形状をしているが、円形状、楕円形状、長円形状、多角形状をしてもよい。
(1)実施形態のばね体711は、コイルばねを利用しているが、他のタイプのばね体を利用してもよい。他のばね体として、例えば、図11に示すような、板ばねを利用できる。図11は、コードの大部分がコード収容ユニット内に収容された状態であり、コードが引き出されると、板ばね(1711)が長手区画壁部754bに近づくように弾性変形する。コードを引き出す力が解除されると、板ばね(1711)が長手区画壁部754bから離れるように弾性力で復元する。なお、図11ではコード710の記載を省略している。
(2)ばね体711,1711の復元力で、引き出されたコード710を直接的に引き戻しているが、例えば、回転自在に支持されたリールにコードが巻き付けられ、リールを巻き戻し方向に付勢するばね体(例えば、ねじりコイルばね、渦巻きばね)によりリールを巻き戻し方向に回転させることによって、コードを間接的に引き戻してもよい。
(3)実施形態では1つのばね体711を備え、図11の変形例では2個のばね体1711を備えている。ばねの大きさ、構造によって、使用するばね体の個数を適宜決定すればよい。
3 光源ユニット
5 器具
7 コード収容ユニット
78 電気コード体
711 ばね体
Claims (5)
- 光源ユニットが器具内で電気コード体と着脱可能に接続されると共に前記器具内に着脱可能に装着される照明装置において、
前記光源ユニットの前記器具への装着は、前記光源ユニットの係止具が前記器具の係止孔に挿入する状態で第一方向に移動して前記係止孔の周辺部に係合することで行われ、
前記器具の前記周辺部は下方に凹入する凹入領域となっており、
前記器具の外側に固定され且つ前記電気コード体を収容するコード収容ユニットを備え、
前記器具内の前記電気コード体を前記器具外に引き戻すばね体が前記コード収容ユニット内に設けられ、
前記電気コード体から前記光源ユニットへと通電のオン・オフを切り替えるスイッチが前記コード収容ユニットに設けられている
照明装置。 - 前記コード収容ユニットは、商用電源と接続するための端子台を備える
請求項1に記載の照明装置。 - 前記スイッチのオン・オフは、前記コード収容ユニットから前記器具内に延出するスイッチレバーにより行われ、前記光源ユニットが前記器具へ装着されると、前記光源ユニットが前記スイッチレバーを押圧してオン状態となる
請求項1又は2に記載の照明装置。 - 光源ユニットが器具内で電気コード体と着脱可能に接続されると共に前記器具内に着脱可能に装着される照明装置において、
前記光源ユニットの前記器具への装着は、前記光源ユニットの係止具が前記器具の係止孔に挿入する状態で第一方向に移動して前記係止孔の周辺部に係合することで行われ、
前記器具の前記周辺部は下方に凹入する凹入領域となっており、
前記器具の外側に固定され且つ前記電気コード体を収容するコード収容ユニットを備え、
前記器具内の前記電気コード体を前記器具外に引き戻すばね体が前記コード収容ユニット内に設けられ、
前記ばね体は、コイルばねからなり、前記コイルばねの内部を前記電気コード体が挿通する
照明装置。 - 前記コード収容ユニットは、周壁部と、底壁部と、前記底壁部の裏面に設けられる板状の区画壁部とからなるコード収容部を有し、
前記区画壁部は、前記ばね体の一端側が配される第1の貫通孔と、前記ばね体の他端側が配される第2の貫通孔とを有し、
前記ばね体は、前記コード収容部内に配され、
前記ばね体は、前記器具内の前記電気コード体が表側に引かれると前記区画壁部に近づくように縮み、前記電気コード体を表側に引っ張る力を緩めると前記周壁部に接触するようにコ字状に膨らむ
請求項4に記載の照明装置。
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