JP5830679B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
図7に示すように、特許文献1に記載の照明器具100は、例えば天井に設けられた取付孔に挿入して取り付けるダウンライトである。
また、アーム部104を放熱フィン102から外側に移動させることにより(図7に示す状態)、LEDと電源部103とが離れるので、LEDの熱が電源装置へ伝わりにくいという利点がある。
このような場合には、灯具と電源部とを別々に搬送したり、取り付けたりすることができない。このため、電源部を天井裏等に配線されている商用電源に接続する際に、灯具と電源部とを保持しながら、脚立の上等の高所で作業を行わねばならず、作業性が悪いという問題があった。
図1に示すように、本発明に係る実施形態の照明器具10は、被取付部である天井11に形成された取付孔12(図3参照)に埋設して下方を照明するダウンライトとすることができる。
従って、灯具20は、天井11の下面に鍔部材24を当接させ、取付バネ25が天井11の上面(天井裏)を下方へ押圧することにより、鍔部材24と取付バネ25とで天井11を挟んで取り付けられる。
図2に示すように、電源部30は、矩形箱形の筐体32を有し、例えば長手方向両端に天井11に載置あるいは固定するための取付部33を有する。また、電源部30は、天井裏111に配線されている商用電源の電源線13に接続するための接続端子台34を有しており、電源線13の先端131を接続端子台34に差し込みことにより電気的に接続されるようになっている。
なお、第1放熱フィン221と、第2放熱フィン222を総称する場合には、放熱フィン22と記すこととする。
ここでは、引っ掛け部26は、放熱フィン22の一部として、第1放熱フィン221の上端部から、照明方向に略直交するように、第1放熱フィン221の上端部に沿って外側へ延長して設けられている。引っ掛け部26は、第1放熱フィン221と一体的に設けることができるが、後付けで第1放熱フィン221に別部材として取り付けることもできる。
なお、ここでは、引っ掛け部26を第1放熱フィン221に設けたが、第2放熱フィン222に設けることも可能である。
なお、引っ掛け部26を第2放熱フィン222側に設けた場合には、引っ掛けバネ27は第1放熱フィン221側に設けることになる。
照明器具10の灯具20は、天井11の取付孔12に埋め込まれて、鍔部材24と取付バネ25との間に天井11を挟持して取り付けられる。
一方、電源部30は、天井裏111に配線されている商用電源の電源線13に接続されて、灯具20とは別個に天井裏111に載置あるいは取り付けられる。このため、灯具20を天井11に取り付ける前に、電源部30に電源線13を接続して天井裏111に収容する。
このため、図4に示すように、天井裏111に配線されている電源線13を取付孔12から引き出す。次に、引っ掛け部26を上にするように灯具を傾けて、引っ掛け部26を取付孔12から天井裏111に挿入して引っ掛ける(図4中矢印A参照)。
なお、図5(B)には、灯具20を取付孔12に引っ掛けた状態を、下方から見た図が示されている。
すなわち、電源部30を手で保持し、取付孔12から引き出されている電源線13の先端131を、電源部30の接続端子台34に差し込んで、接続する。
その後、灯具20を取付孔12に取り付ける。なお、取付孔12への灯具20の取り付け作業は、従来よりよく知られているものなので、説明を省略する。
電源部30は、灯具20とは別個に天井11に載置あるいは取り付けられるが、予め、電線31で灯具20に接続されている場合には、別々に搬送や取り付けを行うことができない。このため、灯具20と電源部30の両方を保持して、取付作業をしなければならない。このとき、放熱フィン22の一部から照明方向に略直交する方向に張り出す引っ掛け部26を設けるとともに、放熱フィン22に対して引っ掛け部26と反対側に引っ掛けバネ27を設けたので、引っ掛け部26および引っ掛けバネ27を取付孔12に引っ掛けて灯具20を一時的に保持できる。これにより、灯具20から手を離して、電源部30を保持して結線作業ができるので、作業性が改善される。
例えば、前述した実施形態においては、電源部30として矩形箱形のものを例示したが、その他の形状の電源部30にも適用可能である。
20 灯具
21 LED(光源)
22 放熱フィン
26 引っ掛け部
27 引っ掛けバネ
30 電源部
Claims (1)
- 光源を収容し所定方向へ光を照射する灯具と、
前記灯具に一体的に設けられて前記光源の発する熱を放熱する放熱フィンと、
前記灯具とは別個に設けられて前記光源を点灯させる箱形の電源部と、
を有し、
前記灯具は、前記放熱フィンの一端部側に設けられ、かつ側面に取付バネが設けられた枠体に支持されており、
前記放熱フィンの他端部側から、前記放熱フィンの一部として照明方向に略直交する方向に張り出す引っ掛け部を設けるとともに、
前記放熱フィンに対して前記引っ掛け部と反対側に、前記放熱フィンの一端部側から他端部側へと斜めに引き出される一つの引っ掛けバネを設けた照明器具。
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