JP2011129359A - 電球形照明光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダウンライト用照明器具に装着することができる電球形照明光源を提供する。
【解決手段】LEDランプ5は、碗状の器具本体9とソケット11とを備えるダウンライト用照明器具3に取り付けられる。LEDランプ5は、ソケット11に装着される口金を有する本体部19と、口金を介して給電を受けて発光する複数のLED素子を備える発光部17と、発光部117と本体部19とを連結するケーブル21とを備え、本体部19は、器具本体9内でソケット11への装着が許容される大きさであり、ケーブル21は、発光部17が器具本体9の外部に存する状態で、本体部19のソケット11への装着を許容する長さを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダウンライト用の照明器具に装着されて使用される電球形照明光源に関する。
照明器具として、天井や壁面に埋設され、壁面や床面の照明を行う、所謂ダウンライト用照明器具(以下、単に、「照明器具」ともいう。)がある。この照明器具は、白熱電球や電球形蛍光ランプ等の光源と電気的に接続され且つ光源を保持するソケットと、ソケットに保持された前記光源から発せられた光を所定方向に反射させる反射板とを備える。なお、ソケットと反射板とは、ソケットが反射板に対して所定位置となるように固定部材により固定されている。
ダウンライト用照明器具に、小型なミニクリプトン電球を光源としたものがある。このミニクリプトンを光源とする照明器具は、ミニクリプトン電球自体が小さいことから、ミニクリプトン電球を格納する空間を小さくすることで、反射板の小型化が図られ、照明器具としても小型化が図られる。
特に近年、ミニクリプトン電球を反射板の中心軸に対して横向きに取付ける構造にして、反射板の中心軸方向の寸法を小さくして、反射鏡の厚み(天井や壁の厚さ方向の寸法である。)を薄くしたタイプもある(非特許文献1参照)。
一方、近年、省エネルギー化や光源取替え回数の削減等を目的として、電球(白熱電球、ミニクリプトン電球、電球形蛍光ランプ等を含む。)に使用されていたソケットに取付けることができ、電球よりも発光効率が高く、しかも長寿命な半導体発光素子(例えば、LED素子である。)を用いた電球形照明光源(以下、「電球形LEDランプ」ともいう。)が開発されている(特許文献1)。
特開2008−251444号公報
http://panasonic-denko.co.jp/Ebox/online_contents/jpegkgm/NL77440K.jpg
しかしながら、上記の電球形LEDランプは、LED素子発光用の回路ユニットが必要であること、発光時にLED素子の発生する熱による発光効率の低下を防ぐための放熱対策が必要であること等の事情があるため、ミニクリプトン電球と同等或いはそれよりも小さな寸法で同等の明るさを得ることは現時点での技術では困難である。つまり、ミニクリプトン電球よりも大きくなってしまうのである。
このため、ミニクリプトン用の既存のダウンライト用の照明器具に電球形LEDランプを装着することができないという課題が生じる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、ダウンライト用照明器具に装着することができる電球形照明光源を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電球形照明光源は、碗状の器具本体とソケットとを備えるダウンライト用照明器具に取り付けられる電球形照明光源であって、前記ソケットに装着される口金を有する本体部と、前記口金を介して給電を受けて発光する1又は複数の発光素子を備える発光部と、前記発光部と前記本体部とを連結するケーブルとを備え、前記本体部は、前記器具本体内で前記ソケットへの装着が許容される大きさであり、前記ケーブルは、前記発光部が前記器具本体の外部に存する状態で、前記本体部の前記ソケットへの装着を許容する長さを有することを特徴としている。
本発明に係る電球形照明用光源では、本体部は、器具本体内でソケットへの装着が許容される大きさであり、ケーブルは、発光部が前記器具本体の外部に存する状態で、本体部の前記ソケットへの装着を許容する長さを有しているため、発光部と本体部とを離した状態で、本体部だけを器具本体内のソケットに装着することができ、結果的に電球形照明光源を器具本体のソケットに装着できることとなる。
また、前記本体部は前記発光素子を点灯させる回路ユニットを格納し、前記発光部は前記発光素子用の給電端子を有し、前記ケーブルは、前記回路ユニットと前記給電端子とを電気的に接続する配線であることを特徴とし、或いは、前記発光部は前記発光素子を点灯させる回路ユニットを備え、前記ケーブルは、前記回路ユニットと前記口金とを電気的に接続する配線であることを特徴としている。
また、前記本体部は、前記ケーブルを巻き取る巻取り手段を有することを特徴とし、或いは、前記本体部は、当該本体部の中心軸が前記器具本体の中心軸に対して100度以上140度以下の角度傾斜した状態で、前記ソケットに装着されることを特徴としている。
実施の形態における照明装置の一部断面図である。 LEDランプの構成を説明する図である。 本体部の構成を説明する図であり、内部の様子が分かるように一部を切り欠いている。 図3におけるX1−X1線における断面を矢印方向から見た図である。 図3におけるX2−X2線における断面を矢印方向から見た図である。 LEDランプの照明器具への装着方法についての説明図である。 変形例1に係る照明装置を示す図である。 変形例1に係る発光部を断面図である。 変形例2に係る照明装置を示す図である。 変形例3に係る照明装置を示す図である。 変形例4に係る発光部の変形例を示す図である。 変形例5に係る照明装置を示す図である。
以下では、本発明の一例に係る実施の形態について説明する。なお、ここで説明する実施の形態は、本発明の構成及び作用・効果を分かりやすく説明するために用いる一例であって、本発明は、その本質的な特徴部分以外に何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
以下、本発明に係る一の電球形照明光源(以下、「LEDランプ」という。)の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書では、照明装置は、照明器具に光源であるLEDランプを取着したものをいう。
<第1の実施の形態>
1.照明装置の構成について
(1)全体構成
図1は実施の形態における照明装置の一部断面図である。なお、図1では内部の構造が分かるように器具本体等の一部を切り欠いている。
照明装置1は、照明器具3とLEDランプ5とを備え、照明装置1の一部(又は全部)が天井7の開口7aを利用して天井7の裏側に配されることで、天井7から下方を照射する。なお、この照明装置1は、所謂、ダウンライト用である。
(2)照明器具
照明器具3は、器具本体9と、ソケット11と、器具本体9をソケット11に固定するための固定部材13とを備え、ミニクリプトン用の既存の照明器具と同じ構成である。なお、言うまでもなく、照明器具は、LEDランプ用に製造されたものであっても良い。
器具本体9は、天井7の壁の厚さ方向であって、天井下面側に近づくに従って直径が大きくなる(天井側広がりである。)碗状をしている。つまり、器具本体の9の開口側端と反対の端から開口側端に移るに従って直径が大きくなっている。
なお、照明器具3が既存のダウンライト用の照明器具の場合、器具本体9の内面9aが反射面として構成されている。この反射面は、例えば、反射用の白色膜の形成や、器具本体が金属材料の場合には鏡面仕上げ加工等により構成される。
ソケット11は、筒状(例えば、円筒状)をし、その内面がLEDランプ5の口金45の外観形状に対応した形状をしている。当該口金45をソケット11に装着することで、LEDランプ5の照明器具3への装着を可能とすると共に口金45と電気的に接続してLEDランプ5に電力を供給する。なお、ソケット11は、例えば、エジソンタイプ用(例えばE17である。)であり、ミニクリプトン電球を光源として利用する既存の照明器具で採用・使用されている。
ソケット11は、ソケット11の中心軸C1と器具本体9の中心軸C2との間の角度Aが100度となるように、固定部材13により器具本体9に対して固定されている。角度の基準となる中心軸C2は、中心軸C1と中心軸C2との交点から延伸する2つの線分のうち、照射方向(器具本体9の開口)に向かって延伸している線分である。
固定部材13は、ここでは、板材をその中間で屈曲させてなる「L」字状をし、一方の端部13aが器具本体9の頂部9bにネジ12により螺着されている。固定部材13の他方の端部側の表面(器具本体9と対向している面である。)13bにはソケット11が、裏面13cには商用電源と接続するための接続部15が、それぞれ取着されている。
(3)LEDランプ
図2は、LEDランプ5の構成を説明する図である。
(a)全体
LEDランプ5は、複数のLED素子を備える発光部17と、ソケット11に装着される口金45を有する本体部19と、複数のLED素子の全部又は一部を発光させる回路ユニットと、発光部17と本体部19とを連結するケーブル21を備える。なお、回路ユニットは、本体部19の内部に格納されている。
本体部19は上記碗状の器具本体9内に収まる大きさであり、本体部19と発光部17とが互いに独立して動く。なお、ここでは、口金45は、ソケット11に回転されながら装着されるタイプであり、この口金45の回転の中心軸を回転軸という。
発光部17と本体部19とを連結するケーブル21は可撓性を有するとともに、発光部17と本体部19との間隔を変更できるようになっている(この構成は後で説明する。)。これにより、発光部17と本体部19との距離を離した状態で、本体部19だけを器具本体9の内部からソケット11に装着することができる。
(b)発光部
発光部17は、1又は複数(ここでは1つである。)のLEDモジュール(発光モジュール)23と、これ又はこれらを搭載すると共にLED素子発光時の熱を放出する放熱板(ヒートシンク)25と、ケーブル21の一端を発光部17側に固定する固定部材27とからなる。
LEDモジュール23は、1又は複数のLED素子Lnと、当該LED素子Lnを実装する基板29と、基板29の実装面とLED素子Lnとを覆う波長変換部材31とからなる。
LED素子は、光源として必要とされる輝度や光束、光度に対応してその個数、大きさ、仕様、配置位置等が適宜決定され、図2においては、L1及びL2までの2個が現れているが、全体として9個あり、これらをまとめてLn(「n」は、整数である。)として以下説明する。
LED素子Lnは、公知のLED素子、例えば、InGaN系のものが使用され、バンプ、ダイボンド、半田、ワイヤー等により基板29上の配線パターンに電気的に接続される。なお、本例ではLED素子Lnから発せられる光色は青色である。
波長変換部材31は、LED素子Lnから発せられた光を利用して、LEDランプ5から所望の光色を出力させるためのものであり、例えば、各LED素子Lnからの光の全部を波長変換したり、各LED素子Lnからの光の一部を波長変換して変換後の光とLED素子Lnからの残りの光とで混色させたりする。
ここでの波長変換部材31は、波長変換する波長変換物質、例えば蛍光体粒子と、光を拡散させる拡散剤、例えばシリカ粉末と、母材として例えば樹脂やセラミックとから構成されている。なお、ここでの波長変換部材31は、主成分(重量比率で50(%)以上を占める。)がシリコーン系の樹脂材料であり、蛍光体粒子として黄色発光のものが利用されている。
これにより、LED素子Lnから発せられた青色光は、蛍光体粒子によってその一部が黄色光に変換され、変換後の黄色光とLED素子Lnからの青色光とにより、LEDランプ5から出射される際には白色の混色光となる。
放熱板25は、器具本体9の開口よりも大きく、ここでは、円板状をしている。なお、放熱性を高めるために、裏面がフィン構造をしていても良い。なお、ここでの放熱板25は、LEDモジュール23の機械的特性(強度・剛性)を補強する機能も有する。
(c)本体部
図3は、本体部の構成を説明する図であり、内部の様子が分かるように一部を切り欠いている。
本体部19は、図1〜3、特に図3に示すように、筒体41と、筒体41の一端を塞ぐ蓋体43と、筒体41の他端に装着された口金45と、筒体41と蓋体43とから構成される筐体内に収納された回路ユニット47及び巻取り手段49とを備える。
筒体41は、図3に示すように、両端が開口した筒状、例えば円筒状をし、径の小さな筒部分(以下、「小径筒部分」という。)51と、小径筒部分51よりも径の大きな筒部分(以下、「大径筒部分」という。)53と、小径筒部分51と大径筒部分53との間のテーパ状をした筒部分(以下、「テーパ筒部分」という。)55とを有する。
口金45は、例えば、エジソンタイプのE17であり、シェル部55とアイレット部57とを有する。なお、大径筒部分53は、小径筒部分51及び口金45の各中心軸は設計上一致している(同軸上にある。)。
蓋体43は、筒体41の一端を塞ぐと共に筒体41に対して回転自在に装着されている。
蓋体43は、同様に図3に示すように、底部分59と、筒体41の大径筒部分53に対応した筒部分61とを有する有底筒状をしている。なお、筒部分61の横断面形状は、円環状をし、その外径は、大径筒部分53の外径と一致している。
ここで、筒体41と蓋体43との回転自在な構成について説明する。
蓋体43は、筒体41の他端に内嵌する。ここでは、筒体41及び蓋体43のうち、一方が回転軸廻り周方向に凹入する嵌合溝を、他方が嵌合溝に嵌合する嵌合突部をそれぞれ有する構造である。つまり、図3に示すように、筒体41は大径筒部分53の端部の内周面に中心軸側へと突出する嵌合突部63を有し、蓋体43は筒部分61の端縁の全周に当該筒部分61の中心軸側に凹入する嵌合溝65を有している。
これにより、筒体41の嵌合突部63が蓋体43の嵌合溝65に嵌合されて蓋体43が筒体41に装着されると、蓋体43が筒体41に対して回転自在となる。
回路ユニット47は、口金45を介して供給された交流電力を所定の直流電力に変換して、LED素子Lnを発光させる。回路ユニット47は、整流ダイオード、平滑コンデンサ、抵抗等の電子部品71を有し、これらの電子部品71は、図3に示すように、基板73に実装されている。
大径筒部分53における口金45に近い領域の内周面には、基板73が挿入される挿入溝75が形成されている。この挿入溝75は、大径筒部分53の全周に形成されている。挿入溝75の蓋体43側には係止爪77a,77bが例えば2個形成されており、挿入溝75に嵌合している基板73を係止している。
回路ユニット47と口金45(シェル部55とアイレット部57)とは、図示しない配線により電気的に接続されている。また、回路ユニット47と発光部17とはケーブル21を利用して電気的に接続されている。
図4は、図3におけるX1−X1線における断面を矢印方向から見た図である。
巻取り手段49は、例えば、ぜんまいばね81を利用している。この巻取り手段49は、図3及び図4に示すように、固定軸83と、固定軸83に回転自在に取着された中空状の回転体85と、前記回転体85内に格納され、一端81aが前記固定軸83に接続されると共に他端81bが回転体85の内面に接続されたぜんまいばね81とから構成されている。
固定軸83は、その一端83aが蓋体43の円環状の突部87の内側の支持孔で支持され、他端83bが筒体41の支持板88に支持されている。なお、固定軸83は、軸方向の中間で外径が異なっており、この小径部分に回転体85が回転自在に取着され、径の異なる段差部分で回転体85における固定軸83の軸方向への移動を規制している。
回転体85は、円筒状の胴部89と、胴部89の端縁に取着される一対の円板91,93とから構成され、胴部89の外周にケーブル21が巻回されている。
図5は、図3におけるX2−X2線における断面を矢印方向から見た図である。
円板91は絶縁材料からなり、その表面には、図5に示す円環状の導電部93,95が設けられている。導電部93,95は、固定軸83の中心軸を中心とした同心円状の環状をしている。
導電部93,95は、図3及び図5に示すように、回路ユニット47側と電気的に接続するばね端子97,99と接触し、円板91の裏面でケーブル21を構成している一対の配線101,103と接続する。なお、導電部93,95は、円板91を貫通するビア等により円板91の裏面側の一対の配線101,103と電気的に接続される。
蓋体43には、図4に示すように、ケーブル21を外部へ導出、導入するための貫通孔105が形成され、前記ぜんまいばね81は、ケーブル21が引き出されると、ケーブル21を巻き戻す方向に負荷が作用する。
ケーブル21は、その長さは、発光部17が器具本体9の外部に存する状態で、本体部19のソケット11への装着を許容する長さを有している。具体的には、本体部19をソケット11に装着する際に、発光部17がその装着を妨げない程度の長さであれば良い。
2.LEDランプの装着方法について
図6は、LEDランプ5の照明器具3への装着方法についての説明図である。
まず、LEDランプ5を準備し、本体部19と発光部17との距離を離す。具体的には、ケーブル21を本体部19から引き出す。そして、この状態を維持して、同図の(a)に示すように、本体部19のみを器具本体9の内部へと挿入して、本体部19を、図中の矢印方向、つまり、ソケット11側へと移動させ、LEDランプ5の口金45をソケット11内へと当接させる。
この際、発光部17は、ケーブル21を本体部19から引き出しているので、本体部19から離れた位置にあり、本体部19の器具本体9内への挿入及び位置合わせを容易に行うことができる。
次に、器具本体9内に配された本体部19を、同図の(b)に示すように、口金45の中心軸を回転中心として同図の矢印方向に回転させる。これにより、口金45がソケット11内へと進入し、やがて、同図の(c)に示すように、口金45の先端のアイレット部57がソケット11のアイレット接片に当接し、LEDランプ5の本体部19の照明器具3への装着が完了する。
この際、本体部19は、発光部17に対して、独立して回転できるため、本体部19を器具本体9内で回転させても、発光部17は回転することがないので、発光部17が器具本体9の内面に接触することがない。
さらに、蓋体43が筒体41に対して回転自在となっているため、ケーブル21の本体部19からの引き出し位置を変えることなく、つまり、同図の(a)に示す状態を維持したままで、筒体41を回転させることができるので、本体部19のソケット11への装着を容易に行うことができる。
また、発光部17は本体部19から離れた位置にあるため、本体部19の器具本体9内での本体部19の回転をスムーズに行うことができる。
そして、最後に、本体部19から引き出したケーブル21を徐々に本体部19内に巻き取り、放熱板25が器具本体9の鍔部分9cに当接させて、LEDランプ5の照明器具3への装着が完了する。
<変形例>
1.発光部
発光部は上記実施の形態における発光部17に限定するものでなく、例えば、以下の発光体であっても良い。
(1)形状
実施の形態では、発光部17は平板状をしていたが、楕円球状をした電球状(釣り鐘状)をしていても良い。以下、電球状の発光部を用いた例を変形例1として説明する。
図7は、変形例1に係る照明装置を示す図である。
照明装置200は、実施の形態と同様に、照明器具3と、LEDランプ201を備える。LEDランプ201は、発光部203と本体部19とを備え、発光部203がケーブル205を介して接続されている。なお、本変形例でも、ケーブル205は、本体部19の内部に収納され、その引き出し量(本体部19と発光部203との距離)を変更することができる。
図8は、変形例1に係る発光部を断面図である。
発光部203は、LED素子2Ln(図6では、「2L1」,「2L2」,「2L3」が現れている。)を有する発光モジュール207と、有底筒状を有し且つ底部分の外面に発光モジュール207を搭載する搭載部材209と、搭載部材209に取着され且つ発光モジュール207を覆うグローブ211と、搭載部材209の開口を塞ぎ且つケーブル205を固定する蓋部材213とを有する。
発光モジュール207は、複数のLED素子2Lnと、基板221と、波長変換部材2Rn(「n」は、LED素子2Lnの「n」に対応し、図6では、「2R1」,「2R2」,「2R3」が現れている。)とを備える。
なお、第1の実施の形態では、1つの波長変換部材31ですべてのLED素子Lnを覆っていたが、変形例1に係る波長変換部材2Rnは、1つのLED素子2Lnを覆っており、LED素子2Lnの個数分あるが、その構成等は、実施の形態と同じである。
搭載部材209は、外観視コーン状をした中空状の金属材料からなると共に、発光モジュール207の発光時に生じる熱を基板221から搭載部材209に伝え、当該搭載部材209から放熱している。
なお、底部分223には、発光モジュール207と本体部19側の回路ユニット47とを接続する配線231,233用の貫通孔225,227が形成されている。なお、ケーブル205は一対の配線231,233から構成されている。
グローブ211は、実施の形態と同様に、透光性材料により構成されている。
蓋部材213は、その厚み方向に貫通する貫通孔235を有し、当該貫通孔235に挿通されたケーブル205が、当該蓋部材213に固着剤237により密閉状に固着されている。
(2)構造
実施の形態では、発光部は平板状をしていたが、例えば、反射機能を有する構造や導光板を有する構造としても良い。以下、反射機能(反射板)を有する例を変形例2及び変形例3として、導光板を有する例を変形例4として、それぞれ説明する。
図9は、変形例2に係る照明装置を示す図である。
照明装置300は、実施の形態と同様に、照明器具3とLEDランプ301とを備える。LEDランプ301は、発光部303と本体部19とを備え、発光部303がケーブル305を介して接続されている。
なお、本変形例でも、ケーブル305は、本体部19の内部に収納され、その引き出し量(本体部19と発光部303との距離)を変更することができる。
発光部303は、発光モジュール307と、発光モジュール307を搭載し且つ発光モジュール307からの光を所定方向に反射させる反射板309とを有する。
反射板309は、その内面が反射面309aとなっており、例えば、反射膜が形成されていたり、金属材料の場合は鏡面仕上げ加工されていたりしている。なお、ケーブル305の一端が反射板309に固定され、ケーブル305を構成する一対の配線が発光モジュールに接続されている。
図10は、変形例3に係る照明装置を示す図である。
照明装置330は、実施の形態と同様に、照明器具3とLEDランプ331とを備える。LEDランプ331は、発光部333と本体部335とを備え、発光部333がケーブル337を介して接続されている。なお、本変形例でも、ケーブル337は、本体部335の内部に収納され、その引き出し量(本体部335と発光部333との距離)を変更することができる。
本体部335は、筒体339と、筒体339の一端を塞ぐ蓋体341と、筒体339の他端に装着された口金(図示省略)と、筒体339と蓋体341とから構成される筐体内に収納された回路ユニット(図示省略)と巻取り手段(図示省略)とを備える。
実施の形態では蓋体43が筒体41に対して回転自在に装着され、ケーブル21が蓋体43の筒部分61から外部へと導出されていたが、本変形例3では蓋体341が筒体に339に(回転自在か否かに関係なく)装着され、ケーブル337が蓋体341の底部分の中心軸と略一致する箇所から外部へと導出されている。
発光部333は、発光モジュール307(変形例2と同じである。)と、発光モジュール307を搭載し且つ発光モジュール307からの光を所定方向に反射させる反射板343と、反射板343が取着され且つ固定部材345を介して天井7等に固定される固定板347とを有する。
なお、反射板343の内面が反射面343aとなっている。
図11は、変形例4に係る発光部の変形例を示す図である。
照明装置360は、実施の形態と同様に、照明器具3とLEDランプ361とを備える。LEDランプ361は、発光部363と本体部335(変形例3と同じである。)とを備え、発光部363がケーブル365を介して接続されている。なお、本変形例でも、ケーブル365は、本体部335の内部に収納され、その引き出し量(本体部335と発光部363との距離)を変更することができる。
発光部363は、複数の発光モジュール4Mn(nは整数であり、図11では、「4M1」,「4M2」,「4M3」の3個が現れている。)と、複数の発光モジュール4Mnを搭載し且つ発光モジュール4Mnからの光を所定方向に出射する出射部367と、出射部367が取着され且つ固定部材345,345を介して天井7等に固定される固定板369とを有する。
出射部367は、ここでは、箱状をし、内面であって底面と側面に発光モジュール4Mnをそれぞれ搭載している。出射部367の内部には、側面に搭載された発光モジュール4Mn(ここでは、「4M1」,「4M3」である。)からの光を所定方向に導光させる導光部材371が設けられている。
なお、出射部367内に設けられるものとして、導光部材371以外に拡散機能を有するもの等であっても良いし、導光部材と拡散部材の両方であっても良い。
(3)波長変換部材
第1の実施の形態における波長変換部材31は全てのLED素子Lnを覆うように設けられ、第2の実施の形態における波長変換部材2Rnは1つのLED素子Lnを覆うように複数設けられている。
このように、波長変換部材は、一つの連続した形状で全てのLED素子Lnを覆うようにしても良く、或いは、複数に分割した形状で一つ又は複数のLED素子Lnを覆うようにしても良い。
なお、複数のLED素子を個別に覆う場合、各LED素子を覆う波長変換部材が他の波長変換部材から完全に独立する状態でも良いし、各LED素子を覆う波長変換部材が基板表面上に形成された薄肉の連結部(波長変換部材を構成する材料で同じ材料で形成されている。)により連結されていても良い。
2.回路ユニット
実施の形態や変形例1〜4では、回路ユニット47は本体部19等の内部に格納されていたが、例えば、発光部側に装着されていても良い。以下、回路ユニットが発光部側にある例を変形例5として説明する。
図12は、変形例5に係る照明装置を示す図である。
照明装置400は、実施の形態と同様に、照明器具3とLEDランプ401を備える。LEDランプ401は、発光部403と本体部405とを備え、発光部403がケーブル407を介して接続されている。なお、本変形例でも、ケーブル407は、本体部405の内部に収納され、その引き出し量(本体部405と発光部403との距離)を変更することができる。
本体部405は、筒体409と、筒体409の一端を塞ぐ蓋体411と、筒体409の他端に装着された口金(図示省略)と、筒体409と蓋体411とから構成される筐体内に収納された巻取り手段(図示省略)とを備える。
本変形例5においても、蓋体411が筒体に409に(回転自在か否かに関係なく)装着されている。蓋体411の底部分は円錐状をし、その先端(蓋体411の中心軸と略一致する箇所)からケーブル407が外部へと導出されている。
発光部403は、発光モジュール23、放熱板25の他、回路ユニット47を内部に格納する回路格納箱421内に格納されている。なお、回路格納箱421は、断熱部材423を介して放熱板25に取着されている。
なお、ケーブル407の端部は、回路格納箱421内の回路ユニット47に接続される。
3.ケーブル
実施の形態等は、ケーブルは、発光部17と本体部19とを電気的に接続する配線を利用したが、発光部と本体部とを電気的に接続する配線を、本体部と発光部とを連結するケーブルと別に設けても良い。
また、ケーブルの巻取り手段は、実施の形態等では本体部側に設けられていたが、例えば、発光部側に設けても良く、この場合、図12に示すような回路格納箱内に収納すれば良い。
本発明は、ダウンライト用照明器具に装着することができる電球形照明光源に利用可能である。
3 照明器具
5 LEDランプ
9 器具本体
11 ソケット
17 発光部
19 本体部
23 ケーブル

Claims (5)

  1. 碗状の器具本体とソケットとを備えるダウンライト用照明器具に取り付けられる電球形照明光源であって、
    前記ソケットに装着される口金を有する本体部と、
    前記口金を介して給電を受けて発光する1又は複数の発光素子を備える発光部と、
    前記発光部と前記本体部とを連結するケーブルと
    を備え、
    前記本体部は、前記器具本体内で前記ソケットへの装着が許容される大きさであり、
    前記ケーブルは、前記発光部が前記器具本体の外部に存する状態で、前記本体部の前記ソケットへの装着を許容する長さを有する
    ことを特徴とする電球形照明光源。
  2. 前記本体部は前記発光素子を点灯させる回路ユニットを格納し、
    前記発光部は前記発光素子用の給電端子を有し、
    前記ケーブルは、前記回路ユニットと前記給電端子とを電気的に接続する配線である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電球形照明光源。
  3. 前記発光部は前記発光素子を点灯させる回路ユニットを備え、
    前記ケーブルは、前記回路ユニットと前記口金とを電気的に接続する配線である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電球形照明光源。
  4. 前記本体部は、前記ケーブルを巻き取る巻取り手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電球形照明光源。
  5. 前記本体部は、当該本体部の中心軸が前記器具本体の中心軸に対して100度以上140度以下の角度傾斜した状態で、前記ソケットに装着される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電球形照明光源。
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