JP2013145650A - Ledランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】LEDランプ100は、ダウンライト灯具の内壁と略相似な半球状のLEDランプ筐体10と、LEDランプ筐体10に対し着脱可能な口金アダプター20とからなり、LEDランプ100を、ダウンライト灯具に装着したときに、このダウンライト灯具の開口面側に位置するLEDランプ筐体10の底面が、前記ダウンライト灯具の開口面と略並行となり、LEDランプ筐体10の底面と、LEDランプ筐体10の頂部との間に形成される、前記底面に向かって拡開するLEDランプ筐体側壁に、口金アダプター20が着脱されるマグネットプラグ12が設置される。
【選択図】図2
Description
しかしながら前記ミニクリプトン電球相当のLED電球は、LED素子と電気部品の発熱の問題から、供給電力を抑える必要があり、明るさを落としたLED電球となっている。またLED電球も斜めに取り付けられるため、真下よりも左右どちらかを明るく照らしてしまうものとなっている。
状態で、ハウジングおよびカバー等の各部品の重量を支える形態維持能力を備え、リフレクターに設けた口金挿入穴に、回転接点構造体を回しながら口金をねじ込むとともに、フレキシブルケーブルを曲げて、ハウジングおよびカバー等を最適位置に保持可能にしていることを特徴とするものである。
図1は本実施形態に係わるLEDランプ100の斜め上と、斜め下から見た外観斜視図であり、図2はLEDランプ100から口金アダプター20を外した外観斜視図である。図3はLEDランプ100のX−X断面図、図4は分解斜視図であり、LED素子1が実装されたLED基板2が放熱部材3に載置されている。LED素子1としては公知の種々のLEDを用いることができる。本実施形態では、照明用の白色光を発光する高輝度タイプのLEDを用いた。またチップオンボード(COB)タイプのLEDが放熱部材3に載置されていてもよい。
基板2としては、紙フェノール基板、紙エポキシ基板、ガラスエポキシ基板や、高熱伝導性のガラスコンポジット基板、セラミック基板、金属基板などのプリント基板を用いることができる。本実施形態では、高熱伝導性のガラスコンポジット基板であるCEM−3を用いた。
放熱部材3は、熱伝導率の高い材料(例えば、アルミニウム、銅などの金属材料や酸化金属材料など)で形成されていることが好ましく、本実施形態ではアルミニウムを用いた。更にLED基板2から放熱部材3への熱伝導を容易にするために、LED基板2と放熱部材3の接触面にシリコングリース等の放熱グリースを塗布して、空気による隙間を無くすことが好ましい。
更に筐体10の内側には、絶縁キャップ6が配置され、その内部に電源基板5(分解斜視図では省略)が設置されている。筐体10の材質としては、金属、セラミック、熱伝導性樹脂、汎用樹脂等が使用できる。本実施形態ではアルミニウムを使用したが、電気絶縁性の樹脂の使用によって、絶縁キャップ6を設置しなくてもよく、また軽量化もできるので好ましい。
またマグネットプラグ12の内部には、口金21の軸線方向にスプリング7によって可動する電極ピン8が設置されている。更に傾き防止板15も同様に、口金軸線方向に可動し、筐体10が口金アダプター20に装着されるまでは筐体10の内部に挿入されており、装着完了後に筐体10から飛び出し、接点部材22の下部に接する。それによって振動が生じてもLEDランプ100の取り付け角度の変化が抑制され、磁性体14と磁性体23の吸着が保持され、落下することがなくなる。
なお本実施の形態では、プラグ側にマグネットを内蔵したが、口金21側に内蔵してもよい。またねじ込み式のE型口金を使用したが、押し回し式のB型口金を使用してもよい。
またダウンライト灯具200の中心軸線AとLEDランプ100の基準軸線Bが重なり、口金アダプター20の回転軸線CとLEDランプ100の基準軸線Bの交点Dが筐体10の内部に位置するように、口金アダプター20の位置をLEDランプ筐体10の半球面の頂点からずらし筐体側面に位置するようにLEDランプ100が製作されている。図5では、見易くするためにダウンライト灯具本体の中心軸線AとLEDランプ100の基準軸線Bとを離して描いているが、実際は一致するように製作している。
次にLEDランプ100の凹部11と、ダウンライト灯具200に取り付けた接点部材22の位置とを合わせて、LEDランプ100を、ダウンライト灯具200の中心軸線Aと並行な方向で、下から支え上げて挿入する。挿入時、電極ピン8はマグネットプラグ12の内部に後退し、磁性体14と磁性体23の吸着力によって、LEDランプ100が所定の位置に設置されると、電極ピン8が孔24に飛び出し、電極ピン8の先端と電極端子25が接触し、LEDランプ100に電力が供給され、LED素子1が発光する。
図7は筐体10に貫通孔16をあけて、LEDランプ筐体内部とLEDランプ筐体外部が連通するようにしたものである。これによって、電源基板5に実装されたの電気部品の熱が、ダウンライト灯具200に伝熱されやすくなり、電気部品の温度上昇を抑えることができる。またこの貫通孔16は、ダウンライト灯具200の中に位置しているので、筐体10内部への塵の侵入が抑えられる。
なお、これら実施の形態に限定されず、光源として無機のLED以外に、有機のLED(有機エレクトロルミネッセンス、有機EL)等も使用できる。
A:ダウンライト器具の中心軸線、B:LEDランプの基準軸線、C:口金の回転軸線
Claims (9)
- 椀状の灯具本体の中心軸に対して斜めに配置されたソケットを有するダウンライト灯具の内部に収納される大きさで、前記ダウンライト灯具に装着することができるLEDランプにおいて、
前記LEDランプを、前記ダウンライト灯具本体に装着したときに、前記ダウンライト灯具本体の開口面と、前記LEDランプ筐体に配置されたLED基板が略平行であることを特徴としたLEDランプ。 - 前記LEDランプは、前記ダウンライト灯具と略相似な外形を有する半球状のLEDランプ筐体からなることを特徴とした請求項1に記載のLEDランプ。
- 前記LEDランプは、前記LEDランプ筐体に対し着脱可能な、一端側が前記ダウンライト灯具のソケットに係合し、他端側の端面に、一対の電極ピンが挿入される孔を設けた口金アダプターと、
からなり、
前記LEDランプ筐体の底面と、前記LEDランプ筐体の頂部との間に形成される、前記底面に向かって拡開するLEDランプ筐体側壁に、
前記口金アダプターの回転軸方向に可動し、その回転軸方向と同一の向きに、一対の電極ピンが設けられたプラグが設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のLEDランプ。 - 前記口金アダプターの中心軸と、前記ダウンライト灯具の中心軸とを含む仮想平面と、前記LEDランプ筐体側壁との、少なくとも前記プラグから前記LEDランプ筐体の底面にかけての交線が、前記ダウンライト灯具内壁と近接していることを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載のLEDランプ。
- 前記口金アダプター及び前記プラグの相互に当接するどちらか一方の表面に、磁性体からなる平板が配置され、
前記相互に当接する他方の表面の内側にマグネットが内蔵され、
前記マグネットは磁性体からなる一対の平板で挟まれ、
前記一対の平板の一端が、前記他方の表面に露出され、
マグネットの引力を利用して、前記口金アダプターと前記プラグを係合することを特徴とした請求項1から請求項4のいずれかに記載のLEDランプ。 - 前記LEDランプ筐体側壁の前記口金が着脱する位置に、前記プラグを配置した凹部が設けられ、前記凹部は、前記LEDランプ筐体の頂部側が開口された4つの面からなり、
前記ダウンライト灯具本体のソケットに前記口金アダプターを取り付けた後に、
前記LEDランプ筐体を、前記ダウンライト灯具内部へ、このダウンライト灯具の中心軸と平行に挿入し、前記口金に係合することを特徴とした請求項1から請求項5のいずれかに記載のLEDランプ。 - 口金アダプター回転軸方向に可動し、LEDランプ筐体内部に出し入れされるLEDランプの傾き防止板が前記凹部に設けられたことを特徴とした請求項1から請求項6のいずれかに記載のLEDランプ。
- LEDランプ筐体の外壁に、LEDランプ筐体内部と外部を連通する貫通孔を設けたことを特徴とした請求項1から請求項7のいずれかに記載のLEDランプ。
- 椀状の灯具本体の中心軸に対して斜めに配置されたソケットを有するダウンライト灯具本体と、
前記ダウンライト灯具本体の内部に収納される大きさで、前記ダウンライト灯具本体に装着することができるLEDランプと、
からなる、ダウンライト照明装置において、
前記LEDランプは、前記ダウンライト灯具本体と略相似な半球状のLEDランプ筐体と、このLEDランプ筐体に対し着脱可能な口金アダプターと、からなり、
前記LEDランプを、前記ダウンライト灯具本体に装着したときに、前記ダウンライト灯具の開口面と、前記LEDランプ筐体に配置されたLED基板が略平行となり、
前記LEDランプ筐体の底面と、前記LEDランプ筐体の頂部との間に形成される、前記底面に向かって拡開するLEDランプ筐体側壁に、前記口金アダプターが着脱されるプラグが設置された請求項1から請求項7に記載したLEDランプを装着したことを特徴としたダウンライト照明装置。
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