JP2020060277A - クラッチユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡便な手段により、出力軸の軽量化を容易に実現する。【解決手段】 入力される回転トルクの伝達および遮断を制御するレバー側クラッチ部11と、レバー側クラッチ部11からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側から逆入力される回転トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部12とからなり、ブレーキ側クラッチ部12は、回転が出力される出力軸22を備え、その出力軸22は、レバー側クラッチ部11およびブレーキ側クラッチ部12に配された中空状の軸部22aと、その軸部22aに別体で接合されたピニオンギヤ部22dとで構成されている。【選択図】 図1
Description
本発明は、回転トルクが入力される入力側クラッチ部と、その入力側クラッチ部からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側からの回転トルクを遮断する出力側クラッチ部とを備えたクラッチユニットに関する。
円筒ころ等の係合子を用いるクラッチユニットでは、入力部材と出力部材との間にクラッチ部が配設される。クラッチ部は、入力部材と出力部材との間で係合子を係合および離脱させることにより、回転トルクの伝達および遮断を制御する構成になっている。
本出願人は、レバー操作により座席シートを上下調整する自動車用シートリフタ部に組み込まれるクラッチユニットを先に提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたクラッチユニットは、レバー操作により回転トルクが入力されるレバー側クラッチ部と、そのレバー側クラッチ部からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側からの回転トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部とを備えている。
特許文献1で開示されたクラッチユニットのブレーキ側クラッチ部は、内輪、出力軸、外輪および円筒ころで主要部が構成されている。
出力軸は、クラッチユニットの全長(軸方向寸法)に亘って配された中実状の軸部の出力側端部に、シートリフタ部と連結するためのピニオンギヤ部が一体的に突設された構造を具備する。
出力軸は、そのピニオンギヤ部にブレーキ側クラッチ部で外輪との間の楔すきまを形成するためのカム面を有する一方で、軸部にレバー側クラッチ部の内輪、円筒ころおよび外輪を抜け止めする部品を圧入する圧入面を有する。
このように、出力軸は、全長に亘って複数の機能を有している。このような出力軸を冷間鍛造により製作すると、大量生産は可能な一方で、当該出力軸の質量が増大してしまうという問題があった。
そこで、本発明は前述の課題に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、軽量化を容易に実現し得るクラッチユニットを提供することにある。
本発明に係るクラッチユニットは、入力される回転トルクの伝達および遮断を制御する入力側クラッチ部と、その入力側クラッチ部からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側から逆入力される回転トルクを遮断する出力側クラッチ部とからなる基本構成を具備する。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明の出力側クラッチ部は、回転が出力される出力軸を備え、その出力軸は、入力側クラッチ部および出力側クラッチ部に配された中空状の軸部と、その軸部に別体で接合されたギヤ部とで構成されていることを特徴とする。
本発明では、出力軸のギヤ部を別体とし、軸部を中空状としたことにより、出力軸の質量を削減することができる。この出力軸の質量を削減することにより、クラッチユニット全体の軽量化を容易に実現することができる。
本発明におけるギヤ部は、軸部に圧入あるいはスプライン嵌合により接合されている構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、ギヤ部を軸部にトルク伝達可能に連結することができる。その結果、ギヤ部および軸部からなる出力軸としての機能を発揮させることができる。
本発明における軸部は、その内部空間を仕切る隔壁部を有する構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、軸部の内部空間への異物の侵入を防止することができる。また、軸部の剛性を高めることができるので、軸部の変形を防止することができる。
本発明における入力側クラッチ部および出力側クラッチ部は、自動車用シートリフタ部に組み込まれた構造が望ましい。
このような構造を採用すれば、入力側クラッチ部をレバー側クラッチ部とし、出力側クラッチ部をブレーキ側クラッチ部とすることで、自動車用シートリフタ部に組み込まれるクラッチユニットの軽量化が図れる。
本発明によれば、クラッチユニットの軽量化を容易に実現することができる。
本発明に係るクラッチユニットの実施形態を図面に基づいて詳述する。以下の実施形態では、自動車用シートリフタ部に組み込まれたクラッチユニットを例示するが、自動車用シートリフタ部以外にも適用可能である。
図1はクラッチユニットの全体構成を示す断面図、図2は図1のP−P線に沿う断面図、図3は図1のQ−Q線に沿う断面図である。この実施形態の特徴的な構成を説明する前にクラッチユニットの全体構成を説明する。
この実施形態のクラッチユニット10は、図1に示すように、入力側クラッチ部としてのレバー側クラッチ部11と、出力側クラッチ部としてのブレーキ側クラッチ部12とをユニット化した構造である。
レバー側クラッチ部11は、レバー操作により入力される回転トルクの伝達および遮断を制御する。ブレーキ側クラッチ部12は、レバー側クラッチ部11からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側から逆入力される回転トルクを遮断する逆入力遮断機能を有する。
レバー側クラッチ部11は、図1および図2に示すように、側板13と、外輪14と、内輪15と、複数の円筒ころ16と、保持器17と、内側センタリングばね18と、外側センタリングばね19とで主要部が構成されている。
側板13は、その外周縁部からブレーキ側クラッチ部12に向けて延びる爪部13aを有している。側板13の爪部13aは、外輪14の外周縁部に形成された切欠き凹部14aに嵌合して加締められる。これにより、側板13と外輪14とが一体化されている。側板13および外輪14への回転トルクの入力は、側板13に取り付けた操作レバー43(図4参照)により行われる。
内輪15は、出力軸22が挿通される筒状部15aと、筒状部15aのブレーキ側端部を径方向外側に延在させた拡径部15bと、拡径部15bの外周端部をブレーキ側に屈曲させることにより突出した複数の柱部15c(図3参照)とからなる。内輪15は、外輪14から入力される回転トルクをブレーキ側クラッチ部12に伝達する。
外輪14の内周には、複数のカム面14bが円周方向等間隔に形成されている。カム面14bと、内輪15の筒状部15aの円筒状外周面15dとの間には、楔すきま20が形成されている。
円筒ころ16は、外輪14と内輪15との間に配置される。円筒ころ16は、外輪14のカム面14bと内輪15の外周面15dとの間の楔すきま20での係合および離脱により外輪14からの回転トルクの伝達および遮断を制御する。
保持器17には、円筒ころ16を収容するポケット17aが円周方向複数箇所に等間隔で形成されている。このポケット17aにより、円筒ころ16が楔すきま20で保持されている。
内側センタリングばね18は、保持器17とブレーキ側クラッチ部12のカバー24との間に配設された断面円形のC字状弾性部材であり、その両端部を保持器17およびカバー24の一部に係止させている。
内側センタリングばね18は、レバー操作により外輪14から回転トルクが入力されると、静止状態にあるカバー24に対して、外輪14に追従する保持器17の回転に伴って拡径して弾性力が蓄積される。外輪14からの回転トルクの入力がなくなると、内側センタリングばね18の弾性力により保持器17が中立状態に復帰する。
内側センタリングばね18の径方向外側に位置する外側センタリングばね19は、外輪14とブレーキ側クラッチ部12のカバー24との間に配設されたC字状帯板弾性部材であり、その両端部を外輪14およびカバー24の一部に係止させている。
外側センタリングばね19は、レバー操作により外輪14から回転トルクが入力されると、静止状態にあるカバー24に対して、外輪14の回転に伴って拡径して弾性力が蓄積される。外輪14からの回転トルクの入力がなくなると、外側センタリングばね19の弾性力により外輪14が中立状態に復帰する。
ブレーキ側クラッチ部12の主要部は、図1および図3に示すように、レバー側クラッチ部11から延びる内輪15の柱部15cと、出力軸22と、静止系としての外輪23、カバー24および側板25と、複数対の円筒ころ27および断面N字形の板ばね28と、摩擦リング29とで構成されている。
出力軸22には、レバー側クラッチ部11からの回転トルクが出力される。出力軸22は、内輪15の筒状部15aが外挿された軸部22aと、その軸部22aの出力側端部に一体的に形成された大径部22bと、軸部22aの出力側端部に接合されたピニオンギヤ部22dとからなる。軸部22aは、中空円筒状の部材である。軸部22aの入力側端部にウェーブワッシャ30を介してワッシャ31を圧入することにより、レバー側クラッチ部11の構成部品が抜け止めされる。
ピニオンギヤ部22dのうち入力側の端部は、軸部22aの出力側端部に接合している。ピニオンギヤ部22dは、シートリフタ部39(図4参照)と連結される。
大径部22bは、軸部22aのうち出力側端部から径方向外側に延びている。大径部22bの外径は、軸部22aの外径よりも大きい。大径部22bの外周には、複数(図では6つ)の平坦なカム面22eが円周方向等間隔に形成されている。大径部22bのカム面22eと外輪23の円筒状内周面23aとの間には、楔すきま26が形成されている。
この楔すきま26に、二つの円筒ころ27とその間に介挿された一つの板ばね28とが配されている。円筒ころ27は、楔すきま26での係合および離脱により、出力軸22から逆入力される回転トルクの遮断と内輪15から入力される回転トルクの伝達とを制御する。板ばね28は、円筒ころ27同士に円周方向への離反力を付勢する。
複数対(図3では、6対)の円筒ころ27および板ばね28は、内輪15の柱部15cにより円周方向等間隔に配設されている。柱部15cは、外輪14から入力される回転トルクを出力軸22に伝達する機能と、円筒ころ27および板ばね28をポケット15fに収容して円周方向等間隔に保持する機能とを有する。
また、大径部22bには、内輪15からの回転トルクを出力軸22に伝達するための突起22fが設けられている。突起22fは、内輪15の拡径部15bに形成された孔15eに円周方向のクリアランスをもって挿入されている。
外輪23およびカバー24の外周縁部には、切欠き凹部23b,24aが形成されていると共に、側板25の外周縁部に爪部25aが形成されている。切欠き凹部23b,24aに爪部25aが嵌合して加締められることにより、外輪23、カバー24および側板25が一体化されている。
摩擦リング29は、例えば樹脂製の部材であり、側板25に固着されている。この摩擦リング29は、出力軸22の大径部22bに形成された環状凹部22cの内周面22gに嵌め合い代をもって圧入されている。
摩擦リング29の外周面29aと出力軸22の環状凹部22cの内周面22gとの間に生じる摩擦力によって、レバー操作時、静止状態の側板25に固着された摩擦リング29に対して摺動する出力軸22に回転抵抗(摺動トルク)が付与される。
以上のような構造を具備するレバー側クラッチ部11およびブレーキ側クラッチ部12の動作例を以下に説明する。
レバー側クラッチ部11では、レバー操作により外輪14に回転トルクが入力されると、円筒ころ16が外輪14と内輪15間の楔すきま20に係合する。この楔すきま20での円筒ころ16の係合により、内輪15に回転トルクが伝達されて内輪15が回転する。このとき、外輪14および保持器17の回転に伴って両センタリングばね18,19に弾性力が蓄積される。
レバー操作による回転トルクの入力がなくなると、両センタリングばね18,19の弾性力により保持器17および外輪14が中立状態に復帰する。一方で、内輪15は、与えられた回転位置をそのまま維持する。従って、操作レバー43(図4参照)のポンピング操作による外輪14の回転繰り返しで、内輪15は寸動回転する。
ブレーキ側クラッチ部12では、座席シート40(図4参照)への着座により出力軸22に回転トルクが逆入力されても、円筒ころ27が出力軸22と外輪23間の楔すきま26と係合して出力軸22が外輪23に対してロックされる。
このようにして、出力軸22から逆入力された回転トルクは、ブレーキ側クラッチ部12によってロックされてレバー側クラッチ部11へ逆入力される回転トルクの還流が遮断される。これにより、座席シート40の座面高さは保持される。
一方、レバー操作によりレバー側クラッチ部11からの回転トルクが内輪15に入力されると、柱部15cが円筒ころ27と当接して板ばね28の弾性力に抗して円筒ころ27を押圧する。
これにより、円筒ころ27が楔すきま26から離脱する。この楔すきま26からの円筒ころ27の離脱により、出力軸22のロック状態が解除されて出力軸22は回転可能となる。この出力軸22のロック状態の解除時、摩擦リング29により出力軸22に回転抵抗が付与される。
そして、内輪15がさらに回転すると、拡径部15bの孔15eと大径部22bの突起22fとのクリアランスが詰まって拡径部15bが突起22fに回転方向で当接する。
これにより、レバー側クラッチ部11からの回転トルクは、突起22fを介して出力軸22に伝達されて出力軸22が回転する。つまり、内輪15が寸動回転すると、出力軸22も寸動回転する。これにより、座席シート40の座面高さが調整可能となる。
以上で説明したクラッチユニット10は、レバー操作により座席シート40の座面高さを調整する自動車用シートリフタ部39に組み込まれて使用される。図4は自動車の乗員室に装備される座席シート40を示す。
図4に示すように、シートリフタ部39における座席シート40の座面高さは、クラッチユニット10におけるレバー側クラッチ部11の側板13(図1参照)に取り付けられた操作レバー43によって調整される。シートリフタ部39は、以下の構造を具備する。
スライド可動部材44にリンク部材45,46の一端が回動自在に枢着されている。リンク部材45,46の他端は座席シート40に回動自在に枢着されている。リンク部材45の他端にはセクターギヤ47が一体的に設けられている。セクターギヤ47は出力軸22のピニオンギヤ部22dに噛合している。
例えば、座席シート40の座面を低くする場合、レバー側クラッチ部11でのレバー操作、つまり、シートリフタ部39の操作レバー43を下側へ揺動させることにより、ブレーキ側クラッチ部12(図1参照)のロック状態を解除する。
このブレーキ側クラッチ部12でのロック解除時、摩擦リング29(図1参照)により出力軸22に適正な回転抵抗(摺動トルク)を付与することで、座席シート40の座面をスムーズに低くすることができる。
ブレーキ側クラッチ部12でのロック解除により、レバー側クラッチ部11からブレーキ側クラッチ部12に伝達された回転トルクでもって、出力軸22のピニオンギヤ部22dが時計方向(図4の矢印方向)に回動する。
そして、ピニオンギヤ部22dと噛合するセクターギヤ47が反時計方向(図4の矢印方向)に揺動し、リンク部材45とリンク部材46が共に傾倒して座席シート40の座面が低くなる。
このようにして、座席シート40の座面高さを調整した後、操作レバー43を開放すると、操作レバー43が両センタリングばね18,19の弾性力によって上側へ揺動して元の位置(中立状態)に戻る。
なお、操作レバー43を上側へ揺動させた場合は、前述とは逆の動作で座席シート40の座面が高くなる。座席シート40の座面高さを調整した後に操作レバー43を開放すると、操作レバー43が下側へ揺動して元の位置(中立状態)に戻る。
この実施形態におけるクラッチユニット10の全体構成は、前述のとおりであるが、その特徴的な構成である出力軸22について、以下に詳述する。
ブレーキ側クラッチ部12の出力軸22は、図1に示すように、レバー側クラッチ部11およびブレーキ側クラッチ部12に配された軸部22aを中空円筒状とし、ピニオンギヤ部22dを中柱状の軸部22aと別体で構成している。
軸部22aとピニオンギヤ部22dとは、スプライン嵌合により同軸的に接合されている。軸部22aの出力側端部の内周に雌スプライン22hが形成されていると共に、ピニオンギヤ部22dの入力側端部の外周に雄スプライン22iが形成されている。
軸部22aの出力側端部にピニオンギヤ部22dの入力側端部を圧入することにより、雌スプライン22hと雄スプライン22iとがスプライン嵌合する。このスプライン嵌合により、軸部22aとピニオンギヤ部22dとがトルク伝達可能に連結される。
なお、軸部22aとピニオンギヤ部22dとをトルク伝達可能に連結することが可能であれば、前述のスプライン嵌合による接合構造以外に、単なる圧入による接合構造など他の接合構造であってもよい。
この出力軸22では、ピニオンギヤ部22dを軸部22aと別体とし、その軸部22aを中空円筒状としたことにより、出力軸22の質量を削減することができる。この出力軸22の質量を削減することにより、クラッチユニット10全体の軽量化を容易に実現することができる。
このように、ピニオンギヤ部22dと軸部22aとを別体としても、ピニオンギヤ部22dと軸部22aとをスプライン嵌合により接合しているので、ピニオンギヤ部22dと軸部22aとをトルク伝達可能に連結することができる。その結果、ピニオンギヤ部22dおよび軸部22aからなる出力軸22としての機能を発揮させることができる。
図1の実施形態では、出力軸22の軸部22aが筒状をなす構造を例示したが、図5および図6に示すような構造であってもよい。この実施形態の出力軸22の軸部22aは、その内部空間mを仕切る隔壁部22j,22kを有している。図5および図6において、図1と同一部分には同一参照符号を付して重複説明は省略する。
図5に示す実施形態の出力軸22では、軸部22aは、その軸方向中間部(具体的には、軸部22aのうち円筒ころ16とワッシャ31との間に位置する部分)に径方向に延びる隔壁部22jを有している。また、図6に示す実施形態の出力軸22では、軸部22aは、その入力側端部に隔壁部22kを有している。
このように、軸部22aに隔壁部22j,22kを有していることにより、軸部22aの内部空間mへの異物の侵入を防止することができる。また、軸部22aの剛性を高めることができるので、抜け止め用ワッシャ31の圧入による軸部22aの変形を未然に防止することができる。
なお、図6に示す実施形態では、軸部22aの入力側端部に隔壁部22kを設けていることから、図5に示す実施形態の場合よりも、軸部22aの成形が容易で軸部22aを製作し易い点で有効である。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
10 クラッチユニット
11 入力側クラッチ部(レバー側クラッチ部)
12 出力側クラッチ部(ブレーキ側クラッチ部)
22 出力軸
22a 軸部
22d ギヤ部(ピニオンギヤ部)
22j,22k 隔壁部
39 シートリフタ部
m 内部空間
11 入力側クラッチ部(レバー側クラッチ部)
12 出力側クラッチ部(ブレーキ側クラッチ部)
22 出力軸
22a 軸部
22d ギヤ部(ピニオンギヤ部)
22j,22k 隔壁部
39 シートリフタ部
m 内部空間
Claims (4)
- 入力される回転トルクの伝達および遮断を制御する入力側クラッチ部と、前記入力側クラッチ部からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側から逆入力される回転トルクを遮断する出力側クラッチ部とからなり、
前記出力側クラッチ部は、回転が出力される出力軸を備え、
前記出力軸は、ギヤ部と、前記ギヤ部が接合された中空状の軸部と、を有していることを特徴とするクラッチユニット。 - 前記ギヤ部は、前記軸部に圧入あるいはスプライン嵌合により接合されている請求項1に記載のクラッチユニット。
- 前記軸部は、その内部空間を仕切る隔壁部を有している請求項1又は2に記載のクラッチユニット。
- 前記入力側クラッチ部と前記出力側クラッチ部が自動車用シートリフタ部に組み込まれている請求項1〜3のいずれか一項に記載のクラッチユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193353A JP2020060277A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | クラッチユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193353A JP2020060277A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | クラッチユニット |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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JP2018193353A Pending JP2020060277A (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | クラッチユニット |
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