JP2020059943A - 織機の余剰経糸整理バー支持装置 - Google Patents

織機の余剰経糸整理バー支持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】運転中に織機の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、余剰経糸整理バーの振動を低減することが可能な織機の余剰経糸整理バー支持装置の提供にある。【解決手段】織機に備えられ、余剰の経糸を案内する余剰経糸整理バー24を支持する支持ブラケット28を有する織機の余剰経糸整理バー支持装置25において、余剰経糸整理バー24と支持ブラケット28との間に介在される弾性部材としてのゴム製円筒体29と、を備え、ゴム製円筒体29は、余剰経糸整理バー24と当接する上部29Aと支持ブラケット28と当接する下部29Bとの間に非密閉状の空間33を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持した。【選択図】 図4

Description

この発明は、織機の余剰経糸整理バー支持装置に関し、織機の経糸ビームから送り出される余剰の経糸を整理する余剰経糸整理バーを支持する織機の余剰経糸整理バー支持装置に関する。
織機では、通常、経糸ビームから送り出される経糸のうち余剰の経糸を整理するため、余剰経糸整理バーが備えられている。この余剰経糸整理バーは、余剰経糸整理バー支持装置により支持されている。織機の余剰経糸整理バー支持装置の従来技術としては、例えば、特許文献1に開示されたエンドルータステーの支持装置が知られている。特許文献1では、エンドルータステーの端部は弾性部材からなるブッシュを介してエンドルータブラケットの溝内に密着嵌合した状態にある。なおエンドルータステーは複数個のエンドルータを架設するべきものであり、またエンドルータブラケットは織機の適宜なフレームに固定架設されている。弾性部材からなるブッシュは半楕円状の横断面を有しており、これに対応してエンドルータ端部はほぼ楕円状の横断面を有している。またエンドルータブラケットの溝は上方に開口しており、その開口部近傍に形成された軸方向の凹溝にはブッシュの開口部近傍外側に形成されたが係合している。
特許文献1に開示されたエンドルータステーの支持装置によれば、エンドルータブラケットとエンドルータステーとの間に振動吸収性を有した弾性部材のブッシュが介在しているので、織機の振動が直接そのままエンドルータステーに伝達されることがなく、エンドルータステーの振動が効果的に低減されるとしている。
実公平7−14377号公報
特許文献1に開示されたエンドルータステーの支持装置は、織機の回転数がほぼ一定となる条件で製織される織物の場合、織機の回転数に合わせた弾性部材の硬さを選択しているため、振動を低減することは可能である。しかしながら、例えば、パイル地のように運転中に織機の回転数が変動する織物を製織する場合、弾性部材の硬さを適切に設定するのが困難という問題がある。つまり、運転中に織機の回転数が変動することによって共振周波数が変わると、余剰経糸整理バーであるエンドルータステーの振動を低減することができなくなる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、運転中に織機の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、余剰経糸整理バーの振動を低減することが可能な織機の余剰経糸整理バー支持装置の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、織機に備えられ、余剰の経糸を案内する余剰経糸整理バーを支持する支持ブラケットを有する織機の余剰経糸整理バー支持装置において、前記余剰経糸整理バーと前記支持ブラケットとの間に介在される弾性部材を備え、前記弾性部材は、前記余剰経糸整理バーと当接する上部と前記支持ブラケットと当接する下部との間に非密閉状の空間を有する状態で前記余剰経糸整理バーを支持することを特徴とする。
本発明では、弾性部材は、余剰経糸整理バーと当接する上部と支持ブラケットと当接する下部との間に非密閉状の空間を有する状態で余剰経糸整理バーを支持する。このため、運転中に織機の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、弾性部材を単に介在させる場合と比較して、非密閉状の空間を有する弾性部材は弾性変形し易い。つまり、弾性部材の材料に依存することなく弾性部材の共振周波数を低下させることができ、余剰経糸整理バーの振動を効果的に低減することができる。
また、上記の織機の余剰経糸整理バー支持装置において、前記弾性部材は円筒体である構成としてもよい。
この場合、弾性部材は円筒体であり、非密閉状の空間は円柱となるので、簡単な構成の弾性部材を実現することができる。また、ブラケットに対する弾性部材の周方向の位置決めを考慮する必要が無く、弾性部材を余剰経糸整理バーと支持ブラケットとの間に介在させ易い。
また、上記の織機の余剰経糸整理バー支持装置において、前記弾性部材は、ゴム系材料により形成されている構成としてもよい。
この場合、弾性部材をゴム系材料により形成することにより、比較的簡単で安価な弾性部材とすることができる。
本発明によれば、運転中に織機の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、余剰経糸整理バーの振動を低減することが可能な織機の余剰経糸整理バー支持装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る織機の概要を示す側面図である。 第1の実施形態に係る織機の要部を示す要部平面図である。 第1の実施形態に係る織機の余剰経糸整理バー支持装置の要部斜視図である。 第1の実施形態に係る織機の余剰経糸整理バー支持装置の後面図である。 変形例1〜3に係る弾性部材を示す要部後面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る織機の余剰経糸整理バー支持装置について図面を参照して説明する。まず、余剰経糸整理バー支持装置を備える織機について説明する。
図1に示す織機10は、圧縮空気によって緯糸(図示せず)を飛走させて経糸Tの開口に緯入れするエアジェット織機である。織機10は左右一対のサイドフレーム11を備えている。図1では一方のサイドフレーム11のみ図示される。織機10の後部には、経糸ビーム12が備えられている。経糸ビーム12は、サイドフレーム11の後部に固定されたビームサポート13に支持されている。経糸ビーム12には多数の経糸Tが巻回されている。織機10の前部にはサイドフレーム11により支持されるクロスビーム14が備えられている。クロスビーム14は製織された織布Wを巻き取るためのものである。
織機10には、経糸ビーム12から送り出される経糸Tを開口させる経糸開口装置15と、緯入れされた緯糸を筬打ちするための筬16が備えられている。経糸開口装置15は織機駆動モータ(図示せず)により駆動される。筬16は織機駆動モータの駆動力の伝達を受け、前後に揺動して筬打ち運動を行う。経糸開口装置15による経糸Tの開口、緯糸の緯入れおよび筬16による筬打ちが繰り返されることにより製織が行われる。
経糸ビーム12の上方には、バックローラ17およびテンションローラ18が備えられている。バックローラ17およびテンションローラ18は、サイドフレーム11に取り付けられたローラサポート19に設けられている。経糸ビーム12から送り出される経糸Tはバックローラ17およびテンションローラ18に案内されて経糸開口装置15へ送り出される。
クロスビーム14の上方には複数のプレスローラ20、サーフェスローラ21およびガイドローラ22が備えられている。製織された織布Wは、ガイドローラ22、サーフェスローラ21および複数のプレスローラ20に案内されてクロスビーム14に巻き付けられる。
織機10は、余剰経糸整理バー24を支持する余剰経糸整理バー支持装置25を備えている。余剰経糸整理バー24は、経糸ビーム12における余剰の経糸Tを案内するためのものである。図2に示すように、余剰経糸整理バー24は、バー本体26とバー本体26の両端部から長手方向に突出する受具27とを備えている。バー本体26は金属製の中空パイプである。受具27は、板状であってバー本体26に溶接されている。余剰経糸整理バー24のバー本体26には、余剰の経糸Tを案内するための案内具(図示せず)が装着される。
余剰経糸整理バー支持装置25は、余剰経糸整理バー24を支持する左右一対の支持ブラケット28と余剰経糸整理バー24と支持ブラケット28との間に介在される弾性部材としてのゴム製円筒体29とを備えている。支持ブラケット28は、アーム状のプレート部材30とプレート部材30に取り付けた支持部材31とを有する。プレート部材30の基部はローラサポート19にボルト締結により取り付けられている。プレート部材30の先端部には支持部材31がボルト締結により取り付けられている。
図3に示すように、支持部材31は金属板を屈曲することにより形成されている。支持部材31にはゴム製円筒体29が収容可能な収容空間32が備えられている。支持部材31は、底壁部31Aと、底壁部31Aとプレート部材30とを接続する第1側壁部31Bと、第1側壁部31Bと対向する第2側壁部31Cと、第1側壁部31Bと第2側壁部31Cとの間に位置する第3側壁部31Dとを有している。第1側壁部31B〜第3側壁部31Dは、収容空間32に収容されたゴム製円筒体29およびゴム製円筒体29上に載置される余剰経糸整理バー24が脱落しないようにするために設けられている。
ゴム製円筒体29は、ゴム系材料により形成された円筒状の部材である。ゴム製円筒体29は支持部材31の収容空間32に収容可能な大きさであり、非密閉状であって円柱状の空間33を有する。ゴム製円筒体29は、振動吸収方向に変形可能である。ゴム製円筒体29における振動吸収方向がゴム製円筒体29の径方向であれば、空間33の無いゴム製円柱体と比較すると、ゴム製円筒体29のばね定数は十分に小さく、ゴム製円筒体29は径方向に変形し易い。ゴム製円筒体29のゴム系材料は、空間33が完全に潰れてしまわない程度の硬さを有するゴム系材料が選定されている。
本実施形態では、ゴム製円筒体29は、ゴム製円筒体29の軸方向が前後方向になるように支持部材31の収容空間32に収容される。図4に示すように、支持部材31がゴム製円筒体29の下部29Bに当接し、ゴム製円筒体29の上部29Aに余剰経糸整理バー24の受具27が当接されるように、支持ブラケット28が余剰経糸整理バー24を支持する。つまり、ゴム製円筒体29は、余剰経糸整理バー24と当接する上部29Aと支持部材31と当接する下部29Bとの間に非密閉状の空間33を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持する。このため、余剰経糸整理バー24はゴム製円筒体29上に載置された状態であり、支持ブラケット28やゴム製円筒体29に対して取り付けられていない。したがって、余剰経糸整理バー24およびゴム製円筒体29は、支持ブラケット28に対して容易に着脱可能である。なお、図4は織機10を後方から見た状態での余剰経糸整理バー支持装置25を示す図であり、図4では支持ブラケット28の一部が破断して示されている。
余剰経糸整理バー24が支持ブラケット28に支持される状態では、ゴム製円筒体29は余剰経糸整理バー24の自重によりゴム製円筒体29の径方向に弾性変形する。そしてゴム製円筒体29における円柱状の空間33は、ゴム製円筒体29の弾性変形により左右方向に拡がる楕円筒体となる。
次に、本実施時形態に係る余剰経糸整理バー支持装置25による余剰経糸整理バー24の振動の低減について説明する。余剰経糸整理バー支持装置25は、余剰経糸整理バー24と支持ブラケット28との間に介在されるゴム製円筒体29と、を備え、ゴム製円筒体29は、余剰経糸整理バー24と当接する上部29Aと支持ブラケット28と当接する下部29Bとの間に非密閉状の空間33を有する。本実施形態では、振動吸収方向は図4にて矢印Fにより示す上下方向である。
織機10の振動は支持ブラケット28に伝達されるが、余剰経糸整理バー24と支持ブラケット28との間に介在されるゴム製円筒体29が織機10の振動に応じて弾性変形して振動を吸収するので、支持ブラケット28から余剰経糸整理バー24への振動の伝達が抑制される。
また、ゴム製円筒体29は、非密閉状であって円柱状の空間33を有するので、空間33の無いゴム製円柱体と比較すると、ゴム製円筒体29のばね定数は十分に小さく、ゴム製円筒体29は径方向に変形し易い。つまり、ゴム製円筒体29の材料に依存することなくゴム製円筒体29の共振周波数は低下される。その結果、運転中に織機10の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、余剰経糸整理バー24の振動は効果的に低減される。ただし、ゴム製円筒体29が織機10の振動に応じて弾性変形しても、空間33は完全に潰れない。
ところで、経糸ビーム12の経糸Tが製織によって消費されると、新しい経糸ビーム12に交換する交換作業が行われる。余剰経糸整理バー24は、ゴム製円筒体29に載置されている状態であり、作業者による織機10からの余剰経糸整理バー24の取り外しは極めて容易である。したがって、余剰経糸整理バー24が経糸ビーム12の交換作業を妨げることはない。
本実施形態に係る織機10の余剰経糸整理バー支持装置25は、以下の作用効果を奏する。
(1)ゴム製円筒体29は、余剰経糸整理バー24と当接する上部29Aと支持ブラケット28と当接する下部29Bとの間に非密閉状の空間33を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持する。このため、運転中に織機10の回転数が変動する織物を製織する場合であっても、弾性部材としてのゴム製円柱体を単に介在させる場合と比較して、非密閉状の空間33を有するゴム製円筒体29は弾性変形し易い。つまり、ゴム製円筒体29の材料に依存することなくゴム製円筒体29の共振周波数を低下させることができ、余剰経糸整理バー24の振動を効果的に低減することができる。
(2)ゴム製円筒体29は円筒体であり、空間33は円柱となるので、簡単な構成の弾性部材を実現することができる。また、支持ブラケット28に対するゴム製円筒体29の周方向の位置決めを考慮する必要が無く、ゴム製円筒体29を余剰経糸整理バー24と支持ブラケット28との間に介在させ易い。
(3)弾性部材であるゴム製円筒体29はゴム系材料により形成されているので、比較的簡単で安価な弾性部材とすることができる。
(4)ゴム製円筒体29は非密閉状の空間33を有することにより、材料であるゴム系材料の弾性のみに依存することなくばね定数を小さくすることができる。したがって、例えば、ゴム系材料の弾性に準ずるゴム系材料以外の安価な材料を採用することも可能であり、材料選択の自由度を高めることができる。
(変形例1〜3)
次に、変形例1〜3に係る弾性部材について説明する。図5(a)に示すように変形例1に係る弾性部材は、ゴム系材料により形成された断面C字状の筒状体35である。筒状体35は余剰経糸整理バー24と当接する上部35Aと支持部材31と当接する下部35Bとの間に非密閉状の空間36を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持する。振動吸収方向は矢印Fにて示すように上下方向である。
図5(b)に示すように、変形例2に係る弾性部材は、ゴム系材料により形成された断面S字状の折曲体37である。折曲体37は余剰経糸整理バー24と当接する上部37Aと支持部材31と当接する下部37Bとの間に非密閉状の空間38、39を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持する。振動吸収方向は矢印Fにて示すように上下方向である。
図5(c)に示すように、変形例3に係る弾性部材は、ゴム系材料により形成された袋状体40である。袋状体40は余剰経糸整理バー24と当接する上部40Aと支持部材31と当接する下部40Bとの間に非密閉状の空間41を有する状態で余剰経糸整理バー24を支持する。袋状体40の開口が変形する方向が矢印Fにて示す振動吸収方向であり、振動吸収方向は上下方向である。
なお、上記の実施形態(変形例を含む)は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 上記の実施形態では、弾性部材は断面円形の円筒体としたがこの限りではない。弾性部材は、例えば、断面四角形のように断面多角形の角筒体としてもよく、あるいは、断面が楕円系の楕円筒体としてもよい。
○ 上記の実施形態(変形例を含む)では弾性部材の材料をゴム系材料としたが、弾性部材の材料はゴム系材料に限定されない。弾性部材の材料は、例えば、金属であってもよい。弾性部材は金属であっても余剰経糸整理バーと当接する上部と支持ブラケットと当接する下部との間に非密閉状の空間を有する状態で余剰経糸整理バーを支持することができればよい。また、弾性部材は、空間が完全に潰れてしまわない程度の硬さを有する金属であればよい。
○ 上記の実施形態(変形例を含む)に示す弾性部材に限らず、弾性部材は余剰経糸整理バーと当接する上部と支持ブラケットと当接する下部との間に非密閉状の空間を少なくとも1つ以上有すればよく、弾性部材は非密閉状の空間を3つ以上有してもよい。例えば、断面X字状の構造を有する弾性部材でもよく、この弾性部材は、4つの非密閉状の空間を有することができる。
○ 上記の実施形態では、弾性部材である断面円形の円筒体は、円筒体の軸方向が織機の前後方向となるように支持ブラケットの収容空間に収容されたが、この限りではない。円筒体は、例えば、水平方向に90°の向きを変えるようにして円筒体の軸方向が織機の緯入れ方向と平行になるように支持ブラケットの収容空間に収容してもよい。この場合、弾性部材が振動吸収方向に変形することに変わりはない。変形例1〜3についても、各弾性部材を水平方向に90°の向きを変えるようにして支持ブラケットの収容空間に収容してもよい。
10 織機
11 サイドフレーム
12 経糸ビーム
14 クロスビーム
15 経糸開口装置
16 筬
24 余剰経糸整理バー
25 余剰経糸整理バー支持装置
28 支持ブラケット
29 ゴム製円筒体(弾性部材)
29A 上部
29B 下部
33、36、38,39、41 空間
35 筒状体(弾性部材)
37 折曲体(弾性部材)
40 袋状体(弾性部材)
41 空間
T 経糸
W 織布

Claims (3)

  1. 織機に備えられ、余剰の経糸を案内する余剰経糸整理バーを支持する支持ブラケットを有する織機の余剰経糸整理バー支持装置において、
    前記余剰経糸整理バーと前記支持ブラケットとの間に介在される弾性部材を備え、
    前記弾性部材は、前記余剰経糸整理バーと当接する上部と前記支持ブラケットと当接する下部との間に非密閉状の空間を有する状態で前記余剰経糸整理バーを支持することを特徴とする織機の余剰経糸整理バー支持装置。
  2. 前記弾性部材は円筒体であることを特徴とする請求項1記載の織機の余剰経糸整理バー支持装置。
  3. 前記弾性部材は、ゴム系材料により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の織機の余剰経糸整理バー支持装置。
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