JP2006322106A - 織機の耳組装置 - Google Patents

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【課題】 中空の回転軸と、該回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられる一対のアームとを備える無杼織機の耳組装置において、作業空間を確保することにより、アームの糸ガイド部への糸通し作業の作業性を向上する。
【解決手段】 中空の回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられ、回転軸から外側に向かって延在する本体部分と該本体部分に連なる先端部分とを備えた一対のアームと、前記先端部分にそれぞれ設けられる糸ガイド部とを有し、回転軸から糸ガイド部を経て織前に繋がる一対の耳経糸の開口運動を行う無杼織機の耳組装置において、アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における幅中心が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線よりも右側および左側のいずれかに位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、織機の左右両端の少なくとも一方に配設される耳組装置に関する。
無杼織機の左右両端の少なくとも一方に配設される耳組装置には、中空の回転軸と、該回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられる一対のアームとを備える装置があり、給糸パッケージからの一対の耳経糸が、前記回転軸を通過後、一対の前記アームの先端に設けられる糸ガイド部を経て織前に繋がっている。一対のアームが回転して、一対の糸ガイド部がワープラインを挟んで上下に位置すると、耳経糸が開口状態となって緯入れが行われる。更に一対のアームが回転して、閉口された後、一対の糸ガイド部がワープラインを挟んで逆の位置関係となり、一対の耳経糸が織布端で緯糸を把持した状態で筬打ちされる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の公報では、アームは、回転軸の軸線方向から視て、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線に対し、左右対称に形成されている。
特許第3278811号
上記のように、アームは、回転軸の軸線方向から視て、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線に対し、左右対称に形成されているので、耳経糸の糸切れ時、および製織準備時に、ワイヤ状の糸通し具を用いて回転軸の糸挿通孔から引き出された給糸パッケージからの耳経糸を、糸ガイド部に通す糸通し作業は、作業性が悪く、そのため迅速に行うことができない。この作業性を悪くする原因は、作業空間が小さく、そのため糸通し作業の際、手指はアームと接触して動作が規制されることにある。
以上の従来技術の問題点を鑑み、本発明の目的は、中空の回転軸と、該回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられる一対のアームとを備える無杼織機の耳組装置において、作業空間を確保することにより、アームの糸ガイド部への糸通し作業の作業性を向上することにある。
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、中空の回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられ、回転軸から外側に向かって延在する本体部分と該本体部分に連なる先端部分とを備えた一対のアームと、前記先端部分にそれぞれ設けられる糸ガイド部とを有し、回転軸から糸ガイド部を経て織前に繋がる一対の耳経糸の開口運動を行う無杼織機の耳組装置において、アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における幅中心が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線よりも右側および左側のいずれかに位置する(請求項1)。
アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における左右のうち一方の側の縁が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線に対して前記一方の側に位置し、左右のうち他方の側の縁が、前記線と平行で、かつ前記案内空間を形成する糸ガイド部の内縁に接する左右2つの接線のうち、前記他方の側の接線と前記一方の側の縁との間に位置する(請求項2)。
アームの先端部分は、回転軸の軸線方向から視て、左側および右側のいずれか一方に向かって延在して糸ガイド部が設けられる(請求項3)。
糸ガイド部は開放部を備え、該開放部は、案内空間から耳経糸の走行方向と交差する方向に延在して案内空間と外部を連通する(請求項4)。
耳経糸の糸切れ時、および製織準備時における耳経糸の糸通し作業には、回転軸の糸挿通孔から引き出された給糸パッケージからの耳経糸を、糸ガイド部に通す動作が含まれ、この動作はアームに沿って行われる。アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における幅中心が、即ち左右の縁の中央が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線よりも右側および左側のいずれかに位置するので、アームの本体部分の少なくとも一部は、右側および左側のいずれか一方の側に偏っている。そのため、他方の側に作業空間が確保され、作業者は、アームによって手指の動作が規制されることなく、迅速に糸ガイド部への糸通し作業を行うことができる。
請求項2によれば、アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における左右のうち一方の側の縁が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線に対して前記一方の側に位置し、左右のうち他方の側の縁が、前記線と平行で、かつ前記案内空間を形成する糸ガイド部の内縁に接する左右2つの接線のうち、前記他方の側の接線と前記一方の側の縁との間に位置するので、他方の側に大きな作業空間が確保される。
請求項3によれば、アームの先端部分は、回転軸の軸線方向から視て、左側および右側のいずれか一方に向かって延在して糸ガイド部が設けられるので、一方の側に大きな作業空間が確保される。
請求項4によれば、糸ガイド部は開放部を備え、該開放部は、案内空間から耳経糸の走行方向と交差する方向に延在して案内空間と外部を連通するので、耳経糸は外部から開放部を通って案内空間に進出することが可能となり、糸ガイド部の案内空間への糸通し作業の作業性を向上させる。開放部の延在長さを十分確保することにより、耳経糸は、製織運動によって弛みや張力変動が生じても、案内空間から開放部を通って外部に抜け出ることが避けられる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1、図2および図3は、本発明の第1の実施例の耳組装置100を示す。図1は、耳組装置100の全体図を示し、織り幅方向に視た耳組装置100の側面図である。図2は図1の要部拡大図である。図3は、回転軸1aの軸線方向に織前22側から視た、即ち図2において右側から視た正面図である。
耳組装置100は、無杼織機の左右にそれぞれ配設されており、図面は、無杼織機の左側、即ち緯入れ側に配設される耳組装置100を示す。
耳組装置100は、U字状に形成されて一対の対向するアームを有し、織機フレーム23に固定されるテーブルモータベース25と、図示しないボルトを介してテーブルモータベース25の送出側のアームに固定される給糸テーブルモータ24と、給糸テーブルモータ24の回転軸24aにボス部26aがボルトを介して固定され、回転軸24aと一体的に回転する給糸テーブル26と、一端がボルトを介して給糸テーブル26のボス部26aに固定され、ボス部26aを介して回転軸24aと連結されると共に、他端に一対のヤーンガイド35を有するヤーンガイドホルダ34がボルトを介して固定され、ヤーンガイドホルダ34の外周面に嵌合しているベアリング36を介して、テーブルモータベース25の織前側のアームに他端が支持される解撚軸30と、ボルトを介して解撚軸30に固定される支持ブロック31と、一端にヤーンガイド33を有し、他端がボルトを介して支持ブロック31に固定される一対のガイドホルダ32と、給糸テーブル26に固定されボス部26aを挟んで対称に配設される一対のペッグ27と、両端がペッグ27に支持されると共に、中間部が円周方向に配設される複数の円弧断面片によって形成される板バネ28と、中空の回転軸1aを有する開口モータ1と、ボルトを介して織機フレーム23に固定されると共に、図示しないボルトを介して開口モータ1が固定される開口モータベース2と、一端にヤーンガイド10を有し中空の回転軸1aの外周面に嵌合されるヤーンガイドホルダ3と、貫通孔5aaが形成されてヤーンガイドホルダ3の外周面に形成される小径段部に挿通されるベース5aと、ベース5aから外側に向かって延在し回転軸1aを挟んで互いに対向する一対の本体部分5bと、一対の本体部分5bにそれぞれ連なる先端部分5cとを有し、一対のアームとして設けられる回転アーム5と、糸ガイド部として設けられ先端部分5cにそれぞれ固定されるヤーンガイド7と、回転アーム5をヤーンガイドホルダ3に固定するナット4と、図示しないボルトを介して開口モータベース2に固定され、回転アーム5と図示しない経糸との間に介在して回転アーム5が弛んだ経糸に干渉するのを防止するカバー13と、回転軸1aの軸線を挟んで織り幅方向に互いに離間すると共に上下方向に延在する一対の耳経糸規制部12aを有して、U字状に形成されており、両端がカバー13の織前側端部に固定されるロッド12とを含む。
次に、耳組装置100の開口運動を説明する。一対の給糸パッケージ37が、給糸テーブル26に装着されており、給糸パッケージ37の糸巻管が、板バネ28を介して十分な保持力でペッグ27によって支持されている。給糸パッケージ37から解舒された耳経糸20は、支持ブロック31とガイドホルダ32を介して解撚軸30に固定されるヤーンガイド33に導かれ、更にヤーンガイドホルダ34のヤーンガイド35を通過し、更に開口モータ1の中空の回転軸1aの送出側端部に設けられるヤーンガイド11から入って回転軸1aを通過して、ヤーンガイドホルダ3のヤーンガイド10に達する。一対の耳経糸20は、ヤーンガイド10を通過後、各回転アーム5のヤーンガイド7に導かれてワープラインを挟んで上下の位置で対向し、ロッド12の耳経糸規制部12a間に達する。耳経糸20は、一対の耳経糸規制部12aによって、織り幅方向、即ち水平方向の広がりが規制されて織前22に達し、筬打ちされた緯糸19と共に耳組織を形成する。
耳経糸20の開口運動、即ち開口モータ1の回転は、織機主軸の回転角、即ち主軸回転角に基づいて制御されており、主軸回転角は、織機モータに連結されるエンコーダによって検出される。本実施例の緯入れ側の耳組装置100では、ヤーンガイド7がワープラインを挟んで上下の位置で対向した開口状態から、主軸回転角260°毎に開口モータ1の半回転が開始され、織機回転数によって異なるが、ほぼ主軸回転角290°での耳経糸20の閉口状態を経て、ほぼ主軸回転角320°で開口モータ1の半回転が終了し、逆開口状態、即ち次回の緯入れの開口状態に移行する。なお、反緯入れ側の耳組装置100では、開口モータ1の半回転が、緯入れ側の耳組装置100よりも遅れて開始され、例えば、主軸回転角330°毎に開口モータ1の半回転が開始され、ほぼ主軸回転角30°で開口モータ1の半回転が終了する。
一対の耳経糸20は、逆開口となって筬打ち時に緯糸19を把持しており、緯糸弛みのない織布21が製織される。
給糸テーブルモータ24は、開口モータ1の回転方向と同一方向に連続回転し、開口モータ1と同一回転速度で回転する、即ち開口モータ1が半回転を2回行う間に、1回転する。一対のヤーンガイド7の回転によって、ヤーンガイド7とヤーンガイド35との間の一対の耳経糸20は、加撚されるが、給糸テーブルモータ24の回転して、解撚軸30が回転することにより、解撚され、撚りが解消される。
なお、本実施例では、一対の給糸パッケージ37は、給糸テーブルモータ24によって回転されているが、固定されてもよい。その場合、開口モータ1は、ヤーンガイド7の回転による一対の耳経糸20の加撚を解消するため、所定の回転回数に達する毎に、反対方向に回転される。
図4は、第1の実施例の回転アーム5の図面であり、回転軸1aの軸線方向に織前22側から視た図面である。回転アーム5は、回転軸1aと同心の貫通孔5aaが形成されてヤーンガイドホルダ3の外周面に形成される小径段部に挿通されるベース5aと、ベース5aから外側に向かって延在し回転軸1aを挟んで互いに対向する一対の本体部分5bと、一対の本体部分5bにそれぞれ連なる先端部分5cとを有する。先端部分5cは、本体部分5bから左側方向に延在してセラミック製のヤーンガイド7が設けられており、該ヤーンガイド7は、円弧面から形成される内縁によって耳経糸20の案内空間7aが画定され、耳経糸20は、内縁によって回転軸1aの円周方向の変位が規制されて回転軸1aの軸線方向に案内される。また、ヤーンガイド7は開放部7bを備え、該開放部7bは、案内空間7aから耳経糸20の走行方向と交差する方向に延在して、本実施例では回転軸1aの半径方向を外側に向かって延在して、案内空間7aと外部を連通する。このように、ヤーンガイド7は、案内空間7aが開放部7bによって外部と連通しているので、案内空間7aへの糸通し作業は、容易となる。
一対の本体部分5b、先端部分5cおよびヤーンガイド7は、一対の一方と他方が、回転軸1aを対称軸とする互いに点対称な状態で配設されており、回転バランスが維持される。図4を参照し、この点対称な状態で上下に位置する一対の本体部分5bのうち、上側の本体部分5bについて記載する。L0は、回転軸1aの軸芯と、即ち貫通孔5aaの中心とヤーンガイド7の案内空間7aの中心とを繋ぐ線L0を示し、L1は、本体部分5bの右側縁5bRと左側縁5bLの中央、即ち本体部分5bの幅中心L1を示し、TRおよびTLは、線L0と平行で、かつヤーンガイド7の内縁に接する左右2つの接線のうち、それぞれ右側の接線TRおよび左側の接線TLを示す。
図4に示すように、回転アーム5は、本体部分5bの左右のうち一方の側の縁、即ち右側縁5bRが、一方の側の接線TRよりも一方の側、即ち右側に位置するほか、他方の側、即ち左側の接線TLと一方の側の縁、即ち右側縁5bRとの間に位置する他方の側の縁、即ち左側縁5bLが、一方の側の接線TRよりも一方の側、即ち右側に位置しており、線L0に対して一方の側に位置している。従って、本体部分5bの幅中心L1は、一方の側の接線TRよりも一方の側、即ち右側に位置し、他方の側、即ち左側に、十分な糸通し作業の作業空間が確保される。なお、糸通し作業時には、開口モータ1の励磁は解消されており、作業者は、手で回転アーム5を作業の最適位置に回転させることができる。
本実施例では、耳経糸20の屈曲による損傷を考慮して、回転アーム5の形状が決定されており、回転軸1aから外側に向かって延在する回転アーム5の本体部分5bを、織前側に屈曲させている。これにより、ヤーンガイド10からヤーンガイド7に繋がる耳経糸20のヤーンガイド10における屈曲角θ1は、60°から80°の範囲となり、従来よりも屈曲が小さくなると共に、ヤーンガイド7から織前22に繋がる耳経糸20のヤーンガイド7における屈曲角θ2も、開口量を維持しつつ、従来よりも小さくなる。このように、耳経糸20は、屈曲角θ1、屈曲角θ2が共に従来より小さくなるので、損傷を避けることができる。
図5は、本実施例の変形例を示し、回転アーム5は、本体部分5bの幅中心L1の一部が、貫通孔5aaの中心とヤーンガイド7の案内空間7aの中心とを繋ぐ線L0と一致している。これにより、糸通し作業の作業空間をできるだけ確保しながら、本体部分5bの強度を大きくしている。
図6は、本実施例の他の変形例を示し、回転アーム5は、先端部分5cに、円弧面から形成される内縁が設けられて耳経糸20の案内空間5caが画定され、更に、案内空間5caから回転軸1aの半径方向を外側に向かって延在して、案内空間5caと外部を連通する開放部5cbが設けられている。
次に、本発明の第2の実施例の耳組装置100を、図7および図8を参照して説明する。図7は、織り幅方向に視た耳組装置100の側面図であり、耳組装置100の要部拡大図である。図8は、回転アーム5の図面であり、回転軸1aの軸線方向に織前22側から視た図面である。
回転アーム5において、本体部分5bに連なる先端部分5cは、本体部分5bから回転軸1aの半径方向の内側に向かって延在している。また、第1の実施例と同様、先端部分5cは、本体部分5bから左側および右側のいずれか一方、本実施例では、左側に向かって延在してヤーンガイド7が設けられており、第1の実施例と同様、糸通し作業の作業空間が確保される。
以上、いずれの実施例も、回転アーム5は、共通のベース5aと、該ベース5aから反対方向に延在する一対の本体部分5bと、本体部分5bに連なる先端部分5cとから形成されているが、一対の本体部分5b毎に、それぞれベース5aが設けられてもよい。図9は、本発明の第3の実施例の回転アーム5を示し、2つの回転アーム5が、ヤーンガイドホルダ3を介して回転軸1aに固定されて、回転軸1aを対称軸として点対称に配置される。
本発明は上記のいずれの実施例にも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々に変更することが可能である。
本発明の第1の実施例の耳組装置100の全体図を示し、織り幅方向に視た 側面図である。 図1の要部拡大図である。 回転軸1aの軸線方向に織前22側から視た第1の実施例の耳組装置100 の正面図である。 第1の実施例の回転アーム5を示す。 第1の実施例の変形例の回転アーム5を示す。 第1の実施例の他の変形例の回転アーム5を示す。 本発明の第2の実施例の耳組装置100の全体図を示し、織り幅方向に視た 側面図であり、耳組装置100の要部拡大図である。 本発明の第2の実施例の回転アーム5を示す。 本発明の第3の実施例の回転アーム5を示す。
符号の説明
1 開口モータ
1a 回転軸
2 開口モータベース
2a 軸端収容孔
3 ヤーンガイドホルダ
4 ナット
5 回転アーム
5a ベース
5aa 貫通孔
5b 本体部分
5bR 右側縁
5bL 左側縁
5c 先端部分
5ca 案内空間
5cb 開放部
7 ヤーンガイド
7a 案内空間
7b 開放部
10 ヤーンガイド
11 ヤーンガイド
12 ロッド
12a 耳経糸規制部
13 カバー
19 緯糸
20 耳経糸
21 織布
22 織前
23 織機フレーム
24 給糸テーブルモータ
24a 回転軸
25 テーブルモータベース
26 給糸テーブル
26a ボス部
27 ペッグ
28 板バネ
30 解撚軸
31 支持ブロック
32 ガイドホルダ
33 ヤーンガイド
34 ヤーンガイドホルダ
35 ヤーンガイド
36 ベアリング
37 給糸パッケージ
100 耳組装置
L0 線
L1 幅中心
TR 接線
TL 接線

Claims (4)

  1. 中空の回転軸の軸線を挟んで対向するように回転軸に設けられ、回転軸から外側に向かって延在する本体部分と該本体部分に連なる先端部分とを備えた一対のアームと、前記先端部分にそれぞれ設けられる糸ガイド部とを有し、回転軸から糸ガイド部を経て織前に繋がる一対の耳経糸の開口運動を行う無杼織機の耳組装置において、
    アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における幅中心が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線よりも右側および左側のいずれかに位置することを特徴とする無杼織機の耳組装置。
  2. アームは、回転軸の軸線方向から視て、本体部分の延在方向について少なくとも一部における左右のうち一方の側の縁が、回転軸の軸芯と糸ガイド部の耳経糸の案内空間の中心とを繋ぐ線に対して前記一方の側に位置し、左右のうち他方の側の縁が、前記線と平行で、かつ前記案内空間を形成する糸ガイド部の内縁に接する左右2つの接線のうち、前記他方の側の接線と前記一方の側の縁との間に位置することを特徴とする請求項1記載の無杼織機の耳組装置。
  3. アームの先端部分は、回転軸の軸線方向から視て、左側および右側のいずれか一方に向かって延在して糸ガイド部が設けられることを特徴とする請求項2記載の無杼織機の耳組装置。
  4. 糸ガイド部は開放部を備え、該開放部は、案内空間から耳経糸の走行方向と交差する方向に延在して案内空間と外部を連通することを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の無杼織機の耳組装置。
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