JP2020059834A - 増粘剤 - Google Patents
増粘剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020059834A JP2020059834A JP2018193887A JP2018193887A JP2020059834A JP 2020059834 A JP2020059834 A JP 2020059834A JP 2018193887 A JP2018193887 A JP 2018193887A JP 2018193887 A JP2018193887 A JP 2018193887A JP 2020059834 A JP2020059834 A JP 2020059834A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- viscosity
- thickener
- change
- water
- metal salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
Description
1≦X≦2.1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
4.7X−1.3≦Y≦13.7・・・・・・・・・・・・・(2)
さらに、上記金属塩は、マグネシウム塩であることが好ましい。
本発明の増粘剤は、食品、化粧品、医薬品及び工業製品等に適用することができる。それらの製品に本発明の増粘剤を適用することにより、気温等使用環境が変化しても安定した粘度が得られ、常に所望の流動性、塗布性、塗布感、潤滑性等の特性を得ることができる。
本発明の増粘剤は、キサンタンガム、多糖類(キサンタンガムを除く)及び金属塩を含有する。本発明では、以下に示す方法で増粘剤の成分及び組成を調整することにより、増粘物の温度が変化しても、所定の粘度を安定して維持できる増粘剤を提供する。具体的には、本発明の増粘剤を蒸留水に溶解したときの水温20℃における粘度が300mPa・s±50mPa・sとなる量を、蒸留水に溶解したときの水温20℃と45℃における粘度の変化率{(45℃における粘度−20℃における粘度)/20℃における粘度}×100の絶対値が、15%以下である、ことを特徴とする。
以下に、本発明の増粘剤のそれぞれの成分の詳細について説明する。
本発明の増粘剤は、増粘多糖類であるキサンタンガムを含む。キサンタンガムは、トウモロコシを原料とするデンプンを微生物(Xanthomonas campestris)が菌体外に産出することにより得られる水溶性の天然多糖類である。一次構造は、D−グルコースがβ−1,4結合した主鎖及び該主鎖のアンヒドログルコースに結合するD−マンノース、D−グルクロン酸からなる側鎖を有する。なお、側鎖は、主鎖のD−グルコース残基1つおきに、D−マンノース2分子とD−グルクロン酸が結合している。また、側鎖の末端にあるD−マンノースは、ピルビン酸塩になっている場合があり、主鎖に結合したD−マンノースのC−6位はアセチル化されている場合がある。上記多糖類の分子量は、200万ないし5000万程度のものが知られている。本発明においては、キサンタンガムの分子量は特に限定されない。
本発明の増粘剤は、増粘多糖類であるキサンタンガムの他に少なくとも1種の多糖類を含む。これらの多糖類は、キサンタンガムの分散性を向上させるために用いられる。
このような多糖類としては、デキストリン、砂糖、オリゴ糖、グアーガム酵素分解物、アラビアガム、ポリデキストロース、イヌリン、アラビノガラクタン、でんぷん、セルロース等を用いることができる。
グアーガム酵素分解物の市販品としては、サンファイバー(太陽化学株式会社製)等が挙げられる。
本発明の増粘剤は、さらに金属塩を含む。一般に、金属塩の添加により、分散性が向上し、より均一な増粘物を調製できることが知られている。本発明の増粘剤の構成では、金属塩の添加により、粘度安定性が向上することが確認された。
金属塩としては、特に限定されないが、一般に使用されるカリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩のうちから選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。これらの中でも、特にマグネシウム塩が好ましい。マグネシウム塩を用いることにより、より低濃度で、液状物の温度や組成の変化に起因する粘度変化をより効果的に低減することができる。
なお、金属塩としては、通常の市販品等を用いることができる。
これらのカリウム塩は、単独で用いることも複数種を組み合わせて用いることもできる。また、カリウム塩と他の金属塩とを併用することもできる。
これらのナトリウム塩は、単独で用いることも複数種を組み合わせて用いることもできる。また、ナトリウム塩と他の金属塩とを併用することもできる。
これらのカルシウム塩は、単独で用いることも複数種を組み合わせて用いることもできる。また、カルシウム塩と他の金属塩とを併用することもできる。
以下に詳細を述べるとおり、マグネシウム塩は、少量の添加により、液状物の温度変化や組成変化に起因する粘度変化を効果的に抑えることができる。そのため、食品用等、香味に影響を及ぼすことから、金属塩の添加量をできるだけ少量とすることが求められる用途にも好適に用いることができる。
上述の(A)キサンタンガム、(B)多糖類(キサンタンガムを除く)及び(C)金属塩の組成等を調整することにより、増粘物の温度が変化しても安定した粘度を維持可能な増粘剤を得ることができる。混合方法は、特に限定されず、一般的な粉末の混合方法が適用される。具体的には、パドルミキサー、タンブラー混合、W型混合、V型混合、ドラム型混合、リボン混合、円錐スクリュー混合、ボールミル等が挙げられる。本発明の増粘剤では、上記成分を粒子レベルで均一に混合することにより、より優れた粘度安定性を得ることができる。
なお、本発明の増粘剤は造粒により製造することもできる。
本発明の増粘剤を、蒸留水に溶解したときの水温20℃における粘度が300mPa・s±50mPa・sとなる量を、蒸留水に溶解したときの水温20℃と45℃における粘度の変化率{(45℃における粘度−20℃における粘度)/20℃における粘度}×100の絶対値は、15%以下となる。
複数の蒸留水を準備し、異なる量の増粘剤を添加した。1分間スターラー(アズワン社製、MULTI MAGNETIC STIRRER HSDー6)で撹拌し、増粘物を得た。この増粘物の温度が20℃となるように調整した後、増粘物の粘度を測定した。粘度測定は、回転型レオメータ(マルバーン社製)を用いて、せん断速度50/秒で行った。上記結果に基づいて、検量線を作成し、増粘物の粘度が、300mPa・s±50mPa・sとなる増粘剤の量を確定した。このようにして確定した量の増粘剤を蒸留水に添加し、上記方法により、増粘物の温度が20℃のときの粘度と、増粘物の温度を45℃に調整した後の粘度を測定した。粘度測定は、増粘剤を添加してから1時間後に行った。
水温20℃と45℃における粘度の変化率(%)={(45℃における粘度−20℃における粘度)/20℃における粘度}×100
上記水温20℃と45℃における粘度の変化率の絶対値は、10%以下が好ましく、5%以下がより好ましい。
本発明の増粘剤を、蒸留水中に、上記量溶解したときの20℃における粘度(Vw)と、本発明の増粘剤を、1質量%塩化ナトリウム水溶液中に、上記量溶解したときの20℃における粘度(Vs)の変化率(水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率)の絶対値は、30%以下であることが好ましい。なお、上記変化率は、以下の式に従い算出される値である。
なお、塩化ナトリウム水溶液の増粘物は、蒸留水に1質量%となる量の塩化ナトリウムを添加して、溶解するまで撹拌した後、上記量の増粘剤を添加して、1分間スターラーで撹拌することにより得た。
水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率の絶対値は、15%以下がより好ましく、10%以下がさらに好ましく、5%以下が特に好ましい。
市販の増粘剤を用いて、上述した方法により、水温20℃と45℃における粘度の変化率及び水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率を測定した。それぞれの変化率は、−41%及び−37%であった。
(A)キサンタンガム
(a)キサンタンガム:ネオソフトXR,太陽化学株式会社製
(B)多糖類
(b1)デキストリン:NSD700、サンエイ糖化株式会社製
(b2)グアーガム酵素分解物:サンファイバーR、太陽化学株式会社製
(b3)グアーガム酵素分解物:サンファイバーHG、太陽化学株式会社製
(C)金属塩
(c1)塩化カリウム
(c2)クエン酸ナトリウム(クエン酸三ナトリウム)
(c3)乳酸カルシウム
(c4)硫酸マグネシウム
表1〜表3に示す配合割合にて、キサンタンガム、多糖類及び金属塩を量り取り、アイボーイ広口びん(250ml用)に投入し、ハンドシェイクにより15分間混合し、実施例1〜実施例19の増粘剤を得た。
同様に、表1に示す配合割合にて、各成分を量り取り、アイボーイ広口びん(250ml用)に投入し、ハンドシェイクにより15分間混合し、比較例1〜比較例4の増粘剤を得た。なお、キサンタンガムと金属塩のみからなる試料では、液体中に添加した際、十分な分散性が得られなかったため、表中には、記載していない。
実施例1〜19及び比較例1〜4の増粘剤を用いて、上述した「水温20℃と45℃における粘度の変化率の測定」及び「水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率の測定」の記載に従い、増粘物を調製して、それぞれの粘度を測定して、粘度変化率を算出した。結果を表1〜表3に示す。
なお、各増粘剤を蒸留水に溶解したときの水温20℃における粘度が300mPa・s±50mPa・sとなる量は、全ての実施例及び比較例において、2質量%であった。
また、実施例1〜4では、水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率の絶対値はいずれも30%より小さくなっており、塩化ナトリウムの添加による粘度の変動も大幅に抑制されることが確認された。
なお、単糖類であるぶどう糖を用いた試料では、多糖類を用いた試料には、及ばないもの一定の粘度安定性は得られることが確認された。
このことから、少量の金属塩量で、水と塩化ナトリウム水溶液における粘度の変化率を十分抑制し、粘度安定性を高めるためには、最適な金属塩を選択することも重要であることが確認された。
なお、実施例18では、多糖類として、デキストリンとグアーガム酵素分解物を併用している。このように、本発明の増粘剤では、求められる特性やコスト等を考慮して、複数の多糖類を適宜組み合わせて使用することも可能である。
Claims (4)
- キサンタンガム、多糖類(キサンタンガムを除く)及び金属塩を含有する増粘剤であって、前記増粘剤を蒸留水に溶解したときの水温20℃における粘度が300mPa・s±50mPa・sとなる量を、蒸留水に溶解したときの水温20℃と45℃における粘度の変化率{(45℃における粘度−20℃における粘度)/20℃における粘度}×100の絶対値が、15%以下である、ことを特徴とする増粘剤。
- 蒸留水中に、前記増粘剤を前記量溶解したときの20℃における粘度と1質量%塩化ナトリウム水溶液中に、前記増粘剤を前記量溶解したときの20℃における粘度の変化率{(塩化ナトリウム水溶液の粘度−蒸留水の粘度)/蒸留水の粘度}×100の絶対値が、30%以下である、ことを特徴とする請求項1に記載の増粘剤。
- 前記多糖類は、グアーガム酵素分解物である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の増粘剤。
- 前記金属塩は、マグネシウム塩である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の増粘剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193887A JP7185478B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 増粘剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018193887A JP7185478B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 増粘剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020059834A true JP2020059834A (ja) | 2020-04-16 |
JP7185478B2 JP7185478B2 (ja) | 2022-12-07 |
Family
ID=70218816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018193887A Active JP7185478B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-10-12 | 増粘剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7185478B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7028494B1 (ja) * | 2020-12-03 | 2022-03-02 | 伊那食品工業株式会社 | キサンタンガム、およびそれを用いた食品 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271258A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | トロミ剤組成物及びゲル状嚥下食 |
JP2007110983A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 粘度発現性を改良した増粘用組成物 |
US20120021112A1 (en) * | 2009-04-02 | 2012-01-26 | Danisco A/S | Xanthan Gum |
WO2013108909A1 (ja) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | ソマール株式会社 | 高増粘性糊料組成物及びその製造方法並びにそれを用いた低粘性物質及びその粘度コントロール方法 |
JP2013234291A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 増粘用組成物 |
JP2014057575A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-04-03 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 糊料組成物 |
JP2016079348A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | ソマール株式会社 | 増粘剤 |
JP2016208895A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 液状増粘剤 |
-
2018
- 2018-10-12 JP JP2018193887A patent/JP7185478B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006271258A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | トロミ剤組成物及びゲル状嚥下食 |
JP2007110983A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 粘度発現性を改良した増粘用組成物 |
US20120021112A1 (en) * | 2009-04-02 | 2012-01-26 | Danisco A/S | Xanthan Gum |
WO2013108909A1 (ja) * | 2012-01-19 | 2013-07-25 | ソマール株式会社 | 高増粘性糊料組成物及びその製造方法並びにそれを用いた低粘性物質及びその粘度コントロール方法 |
JP2013234291A (ja) * | 2012-05-10 | 2013-11-21 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 増粘用組成物 |
JP2014057575A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-04-03 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 糊料組成物 |
JP2016079348A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | ソマール株式会社 | 増粘剤 |
JP2016208895A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 | 液状増粘剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7028494B1 (ja) * | 2020-12-03 | 2022-03-02 | 伊那食品工業株式会社 | キサンタンガム、およびそれを用いた食品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7185478B2 (ja) | 2022-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20230381086A1 (en) | Manufacture, isolation, purification, and uses of small particle size cellulose particles and compositions | |
JP6522678B2 (ja) | 高増粘性糊料組成物の製造方法並びにそれを用いた低粘性物質の製造方法及びその粘度コントロール方法 | |
Jo et al. | Rheological characterizations of concentrated binary gum mixtures with xanthan gum and galactomannans | |
CA2863149C (en) | Calcium phosphate dispersion composition | |
JP2008106178A (ja) | 水溶性高分子乾燥組成物 | |
AU2010243827A2 (en) | Concentrated, creamy to solid and dry compositions of an oil-in-water emulsion, method for the production thereof and use thereof for producing improved foods in terms of sensory aspects and nutrition physiology | |
JP2008092914A (ja) | 3成分からなる増粘ゲル化剤 | |
JP2018187619A (ja) | 乳化剤 | |
JP7185478B2 (ja) | 増粘剤 | |
WO2011140000A2 (en) | Natural polymer blends for use in personal care products | |
JP2012070764A (ja) | 高増粘性糊料組成物及びそれを用いた粘度コントロール方法 | |
JP5156479B2 (ja) | 高増粘性糊料組成物及び増粘方法 | |
JP6828870B2 (ja) | 石けん系皮膚洗浄剤組成物 | |
KR20010099837A (ko) | 분말상 오레오바시듐 배양액 조성물, 그 제조방법 및 그조성물을 이용한 분말혼합물 | |
WO2023182488A1 (ja) | 乳化組成物 | |
JPH0970264A (ja) | キシログルカン−(1→3,1→4)−β−グルカン複合体 | |
JP6596335B2 (ja) | 食品用増粘剤及びそれを用いた食品用粘性物 | |
JP6817697B2 (ja) | 石けん系皮膚洗浄剤および保存安定性向上方法 | |
JP2006223169A (ja) | 粘度安定組成物用添加剤 | |
WO2021195820A1 (en) | Two-part composition for caring for keratin materials | |
JP2004236654A (ja) | 食品用増粘・ゲル化剤組成物およびそれを含有する食品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7185478 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |