JP6828870B2 - 石けん系皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は石けん系皮膚洗浄剤組成物に関する。詳細には、低温環境下で透明を保ち、少量のカリ石けん量でも粘性がある使用性が良好な石けん系皮膚洗浄剤組成物を提供する事に関する。
従来の液体洗浄剤はカリ石けんと水道水中の金属イオンが反応し、金属石けんを生じることで洗い流し時のサッパリ感を実現できるため、カリ石けんを用いることが一般的である。
しかしながら、このような液体洗浄剤は、カリ石けんや未中和の脂肪酸がクラフト点以下の条件であると析出し、透明の外観の製剤では白濁してしまうため、パール化剤等の不透明化剤で白濁を紛らせていた。また、従来の石けん系皮膚洗浄剤組成物に配合されるカリ石けんは、配合量が少量となる場合、粘性が落ち、使用性が悪くなってしまうことが知られている。このとき、塩を配合したり高分子化合物を配合する方法が挙げられるが、使用性を向上させられる程の塩を配合すると低温環境下で透明を保つことが難しくなったり、高分子化合物を配合するとヌルつきが生じ使用性が悪化してしまうという問題があった。
これらの問題を解決するため、従来の石けん系皮膚洗浄剤組成物では、低温下で透明を保つことを実現することを目的に、分鎖飽和アルキル基をもつ非イオン界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、アミンオキサイド系界面活性剤などを配合することが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。 一方で、消費者の洗い上がりの肌の質感に対するニーズの細分化により、石けん系洗浄剤組成物の特徴であるクリーミィな泡質を有しながらも、洗い上がりの肌の脱脂感が少ない透明な石けん系皮膚洗浄剤組成物が求められるようになった。
特開2007−326820号公報 特開平9−157154号公報
しかしながら脱脂感の低減のため、従来の技術に基づく透明な石けん系皮膚洗浄剤組成物の石けん成分を減少させると、透明性は維持されたまま脱脂感は低減されるものの、洗浄剤組成物そのものの粘度が低下することにより使用性が劣化したり、さらには粘度低下を改善するために増粘剤を添加すると新たにぬるつきが生じてしまい、洗い上がりの感触を大きく損なってしまうという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、カリ石けんの配合量が少量でありながらも泡質、洗い上がりの感触および使用性が良好であり、低温安定性に優れた透明な石けん系洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者らは上記問題点を鑑みて鋭意研究した結果、アルキルスルホベタイン型界面活性剤、直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤(但し、直鎖脂肪酸モノエタノールアミド型界面活性剤は除く)、及び特定の脂肪酸組成を有するカリ石けん及び水を組み合わせ
ることにより、これまでの問題点を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
第一の発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする石けん系皮膚洗浄剤組成物。
(A)アルキルスルホベタイン型界面活性剤 0.3〜1.5質量%
(B)直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤(但し、直鎖脂肪酸モノエタノールアミド型界面活性剤は除く) 3〜5質量%
(C)脂肪酸:脂肪酸のカリウム塩の質量比は1:99〜0:100である脂肪酸及びそのカリウム塩 7〜15質量%
第二の発明は、(B)成分が直鎖脂肪酸ジエタノールアミド型界面活性剤若しくは直鎖脂肪酸メチルエタノールアミド型界面活性剤である請求項1に記載の石けん系皮膚洗浄剤組成物。
本発明によれば、カリ石けんの配合量が少量でありながらも、泡質、洗い上がりの感触および使用性が良好であり、低温安定性に優れた透明な石けん系洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物に使用するアルキルスルホベタイン型界面活性剤は両性界面活性剤である。アルキルスルホベタイン型界面活性剤は石けん系皮膚洗浄剤組成物全量に対し、0.3〜1.5質量%が必要であり、好ましくは0.5〜1.0質量%である。この範囲の配合量を満たさなければ、石けん系皮膚洗浄剤組成物の粘性を適正範囲とすることができず、使用性の低下につながる。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物に使用する直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤は非イオン界面活性剤である。直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤の配合量は、石けん系皮膚洗浄剤組成物全量に対し3〜5質量%必要であり、好ましくは3〜4質量%である。(また、直鎖脂肪酸モノエタノールアミド型界面活性剤は、本発明における直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤の対象から除く。)
この範囲の配合量を満たさなければ、石けん系皮膚洗浄剤組成物の粘性を適正範囲とすることができず、使用性の低下につながる。 加えて、配合量が少ない場合には低温安定性が悪化も見られる。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物に使用する特定の脂肪酸組成を有するカリ石けんは、陰イオン系カルボン酸型界面活性剤である、特定の脂肪酸を有するカリ石けんの脂肪酸の配合量は石けん系皮膚洗浄剤組成物全量に対し、ラウリン酸2〜10質量%、ミリスチン酸2〜10質量%、パルミチン酸1〜5質量%が必要であり、好ましくはラウリン酸3〜8質量%、ミリスチン酸2〜6質量%、パルミチン酸1〜3質量%である。これらの脂肪酸は、それぞれ高純度の脂肪酸を前記のような脂肪酸組成となるように混合して用いてもよく、あるいはヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、パーム油脂肪酸のような混合脂肪酸を用いた場合、カプリル酸、カプリン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソステアリン酸等が少量混ざってくることがあるが、本発明の効果を損なわない範囲であるなら構わない。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物には、前記脂肪酸及びそのカリウム塩を合計で15質量%以下、好ましくは7〜15質量%配合し、脂肪酸:脂肪酸のカリウム塩の質量比は1
:99〜0:100であり、好ましくは0.5:99.5〜0:100である。これらの範囲外では、低温で透明を保ち(0℃3ヶ月)、使用性を向上させることはできない。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物に使用する水は、純水である。水の配合量は、石けん系皮膚洗浄剤組成物全量に対し、50〜75質量%が必要であり、好ましくは60〜70質量%である。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物は、前記の組成となる脂肪酸及びそのカリウム塩をそれぞれ配合することにより製造することができるが、典型的には60〜90℃に加熱した水酸化カリウムを含む水溶液に、60〜90℃に加温溶解した過剰量の脂肪酸を含む油相を撹拌しつつ加え、この石けん水溶液の温度が60〜75℃で直鎖脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤に分散させた水溶性高分子を加えていき、更に65℃以下でアルキルスルホベタイン型界面活性剤を加え、充分に分散させる方法で製造することができ、pH9〜10になるように調整することが好ましい。
本発明の石けん系皮膚洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えばアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン化高分子、非イオン性高分子、粉体(顔料、色素、樹脂等)、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記アニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではなく、例えばα−ラウロイルスルホン酸ナトリウム、ミリストイルアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、オイルオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ラウリルリン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸カリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエー照り酢酸ナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N′−カルボキシメチル−N′−カルボキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記ノニオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンモノイソステアレート、ポリオキシエチレンジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
上記カチオン化高分子としては特に限定されるものではないが、例えば塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム、塩化ジメチルアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、及びアクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルアリルアンモニウム共重合体等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して
用いればよい。
上記非イオン性高分子としては、特に限定されるものではないが、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、高重合ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコール等が挙げられ、適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号A1レーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防止剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン剤、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ホップエキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えば、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜等の生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ等の保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質等の油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、
塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸等の細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体などの血行促進剤、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、1−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
以下、本発明を実施例及び比較例を例示することにより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。まず、実施例に用いた評価方法、及び評価基準を示す。
(1)低温安定性
0℃下における石けん系皮膚洗浄剤組成物の透明度を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:低温安定性極めて良好 3ヶ月以上透明維持
×:低温安定性不良 3ヶ月未満透明維持
(2)粘性
石けん系皮膚洗浄剤組成物をブルックフィールド型粘度計において30℃の粘度を測定し、下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:粘性極めて良好 2000mPa・s以上、2500mPa・s未満
○:粘性良好 1500mPa・s以上、2000mPa・s未満
2500mPa・s以上、3000mPa・s未満
△:粘性普通 1000mPa・s以上、1500mPa・s未満
3000mPa・s以上、3500mPa・s未満
×:粘性不良 1000mPa・s未満、3500mPa・s以上
(3)使用時の泡の質感(クリーミィ性)
8名の専門パネルにより、石けん系皮膚洗浄剤組成物使用時の泡の質感(クリーミィ性)を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:極めて良好 泡質が良いと答えた人が7人以上
○:良好 泡質が良いと答えた人が5人以上7人未満
△:普通 泡質が良いと答えた人が3人以上5人未満
×:不良 泡質が良いと答えた人が3人未満
(4)洗い流し時の肌の質感
8名の専門パネルにより、石けん系皮膚洗浄剤組成物使用後の洗い流し時の肌の質感を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:極めて良好 肌がしっとりすると答えた人が7人以上
○:良好 肌がしっとりすると答えた人が5人以上7人未満
△:普通 肌がしっとりすると答えた人が3人以上5人未満
×:不良 肌がしっとりすると答えた人が3人未満
<実施例1〜10及び比較例1〜11>
表1および表2に示す実施例1〜10および比較例1〜11の各処方による石けん系皮膚洗浄剤組成物を調製し、これらを使用した時の透明性、泡量、泡質、粘性について調べ、その結果を表1および表2に示した。なお、以下全ての実施例及び比較例における配合量は質量%である。
Figure 0006828870
Figure 0006828870
表1および表2より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜10の石けん系皮膚洗浄剤組成物は、比較例1〜11の石けん系皮膚洗浄剤組成物に比べていずれも優れた性能を見出した。

Claims (1)

  1. 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする透明石けん系皮膚洗浄剤組成物。
    (A)ラウリルヒドロキシスルタイン 0.3〜1.5質量%
    (B)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド又はヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3〜5質量%
    (C)脂肪酸:脂肪酸のカリウム塩の質量比は1:99〜0:100である脂肪酸及びそのカリウム塩(前記脂肪酸は、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びパルミチン酸から選択される1種以上) 7〜15質量%
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