JP2020059438A - スイッチ装置及びスイッチ構造 - Google Patents
スイッチ装置及びスイッチ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020059438A JP2020059438A JP2018192766A JP2018192766A JP2020059438A JP 2020059438 A JP2020059438 A JP 2020059438A JP 2018192766 A JP2018192766 A JP 2018192766A JP 2018192766 A JP2018192766 A JP 2018192766A JP 2020059438 A JP2020059438 A JP 2020059438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- vehicle
- window
- mirror
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
【課題】操作性を向上させることができるスイッチ装置及びスイッチ構造を提供する。【解決手段】スイッチ装置1は、車両8のドアトリム810側に下がるように傾く構造体の第1の配置面812bに配置されたスイッチを備えて概略構成されている。またスイッチ構造5は、第1の配置面812bが車両8のドアトリム810側に下がるように傾く構造体と、第1の配置面812bに配置され、車両8のウインドウの開閉を指示するスイッチを有するウインドウスイッチ3と、を備えて概略構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチ装置及びスイッチ構造に関する。
従来の技術として、車両のウインドガラスを開閉するための車両用パワーウインドウスイッチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この車両用パワーウインドウスイッチは、ドアのアームレストに配置され、ノブを操作することで車両のウインドガラスを開閉することができる。
従来の車両用パワーウインドウスイッチは、シートに着座するユーザがステアリングを把持した状態から斜め前方外側に腕と手を伸ばしてアームレスト上のノブを操作する場合、ノブが水平な配置面に配置されていると小指側が先に配置面に接触するので、操作指がノブに接触するように手を回転させざるを得ず、操作性が良くない問題がある。
従って本発明の目的は、操作性を向上させることができるスイッチ装置及びスイッチ構造を提供することにある。
本発明の一態様は、車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体の第1の配置面に配置されたスイッチを備えたスイッチ装置を提供する。
また本発明の他の態様は、第1の配置面が車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体と、第1の配置面に配置され、車両のウインドウの開閉を指示するスイッチを有するウインドウスイッチと、を備えたスイッチ構造を提供する。
本発明によれば、操作性を向上させることができる。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るスイッチ装置は、車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体の第1の配置面に配置されたスイッチを備えて概略構成されている。
実施の形態に係るスイッチ装置は、車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体の第1の配置面に配置されたスイッチを備えて概略構成されている。
このスイッチ装置は、スイッチが傾斜した第1の配置面に配置されているので、水平な配置面にスイッチが配置される場合と比べて、ステアリングを把持した状態からの操作がし易い。従ってスイッチ装置は、配置面が水平な場合と比べて、手を略水平となるまで返さなくてもスイッチを操作でき、操作性が向上する。
[第1の実施の形態]
(スイッチ装置1の概要)
以下に本実施の形態に係るスイッチ装置の一例としてのスイッチ装置1について各図を参照しながら説明する。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
(スイッチ装置1の概要)
以下に本実施の形態に係るスイッチ装置の一例としてのスイッチ装置1について各図を参照しながら説明する。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
スイッチ装置1は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示すように、車両8のアームレスト812に配置されている。なお本実施の形態のスイッチ装置1は、車両8の右側にステアリング86が設けられているため、右ドア81のアームレスト812に配置されているがこれに限定されず、左側に配置されている場合、左ドア82のアームレストに配置される。
スイッチ装置1は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、車両8のドアトリム810側に下がるように傾く構造体の第1の配置面812bに配置されたスイッチを備えている。
本実施の形態の構造体は、一例として、ドアトリム810に取り付けられたアームレスト812である。なお変形例として構造体は、例えば、スイッチ装置1の本体であっても良い。つまり変形例としてのスイッチ装置1は、車両8のドアトリム810側に下がるように傾く本体の第1の配置面に配置されたスイッチを備えている。
このスイッチは、例えば、車両8のウインドウの開閉を指示可能なウインドウスイッチ3を含んでいる。そしてウインドウスイッチ3は、例えば、図2(a)及び図2(b)に示すように、スイッチ構造5を構成している。このスイッチ構造5は、第1の配置面812bが車両8のドアトリム810側に下がるように傾く構造体(アームレスト812)と、第1の配置面812bに配置され、車両8のウインドウの開閉を指示するスイッチ(右前スイッチ30〜左後スイッチ33)を有するウインドウスイッチ3と、を備えて概略構成されている。
そしてスイッチ構造5は、さらに車両8のアウターミラーの角度調整を可能とするミラースイッチ2と、スイッチ群4と、を備えている。
つまり本実施の形態のスイッチは、図1(b)及び図2(a)に示すように、ミラースイッチ2、ウインドウスイッチ3、及びスイッチ群4である。つまりスイッチ装置1は、ミラースイッチ2と、ウインドウスイッチ3と、スイッチ群4と、を備えて概略構成されている。
このスイッチ(ミラースイッチ2、ウインドウスイッチ3、及びスイッチ群4)は、例えば、図2(a)に示すように、スイッチノブが車両8の前後方向に沿って並んで配置される。この車両8の前後方向に沿って並ぶとは、隣接するスイッチノブの境界が車両8の前後方向に沿っていることを示している。
(ミラースイッチ2の構成)
ミラースイッチ2は、例えば、図2(a)に示すように、スイッチノブ20aを有する角度調整スイッチ20と、角度調整スイッチ20の周辺に配置された複数のスイッチを有する周辺スイッチ21と、を備えて概略構成されている。
ミラースイッチ2は、例えば、図2(a)に示すように、スイッチノブ20aを有する角度調整スイッチ20と、角度調整スイッチ20の周辺に配置された複数のスイッチを有する周辺スイッチ21と、を備えて概略構成されている。
角度調整スイッチ20は、例えば、図1(a)に示すように、右ドア81に取り付けられた右アウターミラー83のミラー部830、及び左ドア82に取り付けられた左アウターミラー84のミラー部840の上下左右の角度を調整することができるスイッチである。
角度調整スイッチ20のスイッチノブ20aは、例えば、図2(a)に示すように、円板形状を有している。そしてスイッチノブ20aは、例えば、図2(a)に矢印で示す第1の操作方向(A操作方向)とその逆方向(B操作方向)、及び第1の操作方向(A操作方向)に交差する第2の操作方向(C操作方向)とその逆方向(D操作方向)に操作可能とされている。
第1の操作方向(A操作方向)及びその逆方向(B操作方向)は、車両8のアウターミラーを車両8の上下方向に回転させるスイッチノブ20aの操作方向である。また第2の操作方向(C操作方向)及びその逆方向(D操作方向)は、アウターミラーを車両8の左右方向に回転させるスイッチノブ20aの操作方向である。
スイッチノブ20aは、例えば、図2(a)に示すように、操作方向を示す4つのマーク200が形成されている。この4つのマーク200は、90°間隔で回転して形成されている。そして図2(a)の紙面の上下方向に対向するマーク200は、車両8の前後方向に沿って形成されている。また図2(a)の紙面の左右方向に対向するマーク200は、車両8の左右方向に沿って形成されている。
周辺スイッチ21は、例えば、図2(a)に示すように、プッシュ操作を受け付けるプッシュスイッチである第1のスイッチ22〜第4のスイッチ25を備えて概略構成されている。
第1のスイッチ22〜第4のスイッチ25は、角度調整スイッチ20を囲むように配置されている。また第1のスイッチ22〜第4のスイッチ25は、スイッチノブが矩形状であって、その一部が角度調整スイッチ20の外形である円形に切り欠いた形状を有している。
第1のスイッチ22は、右アウターミラー83及び左アウターミラー84を開閉するためのスイッチである。この第1のスイッチ22には、アウターミラーの開閉を模したマーク221が形成されている。
第2のスイッチ23は、右アウターミラー83のミラー部830の角度を調整可能にするためのスイッチである。この第2のスイッチ23には、Rightの頭文字である「R」を示すマーク231が形成されている。
第3のスイッチ24は、左アウターミラー84のミラー部840の角度を調整可能にするためのスイッチである。この第3のスイッチ24には、Leftの頭文字である「L」を示すマーク241が形成されている。
第4のスイッチ25は、例えば、車両8の電源のオン、オフに連動して右アウターミラー83及び左アウターミラー84を開閉するためのスイッチである。この第4のスイッチ25には、「AUTO」を示すマーク251が形成されている。
スイッチ装置1のマークは、例えば、印刷によって形成される。なおこれらのマークは、例えば、スイッチノブ14が透明樹脂によって形成されると共に黒色によって塗装され、レーザによって部分的に塗装を除去することにより形成されても良い。
この第1のスイッチ22のスイッチノブ220と第4のスイッチ25のスイッチノブ250の境界26、及び第2のスイッチ23のスイッチノブ230と第3のスイッチ24のスイッチノブ240の境界27は、車両8の前後方向(A操作方向及びB操作方向)に沿っている。
また第1のスイッチ22のスイッチノブ220と第2のスイッチ23のスイッチノブ230の境界28、及び第3のスイッチ24のスイッチノブ240と第4のスイッチ25のスイッチノブ250の境界29は、車両8の左右方向(C操作方向及びD操作方向)に沿っている。
(ウインドウスイッチ3の構成)
ウインドウスイッチ3は、例えば、図2(a)に示すように、4ドアの車両8の場合、右前スイッチ30と、左前スイッチ31と、右後スイッチ32と、左後スイッチ33と、を備えて構成されている。
ウインドウスイッチ3は、例えば、図2(a)に示すように、4ドアの車両8の場合、右前スイッチ30と、左前スイッチ31と、右後スイッチ32と、左後スイッチ33と、を備えて構成されている。
このウインドウスイッチ3は、ウインドウを閉める押し込み操作と、ウインドウを開ける引き上げ操作と、が行えるように構成されている。この押し込み操作と引き上げ操作では、ウインドウスイッチ3のスイッチノブが上下に回転するように構成されている。
ウインドウスイッチ3は、例えば、図2(b)の紙面においては、斜面である第1の配置面812bに配置されているので、引き上げ操作が第1の配置面812bの法線方向であるF操作方向、押し込み操作が法線方向とは逆向きとなるE操作方向となる。この操作方向は、実際は円弧を描く操作方向であるが図2(b)の紙面に投影した場合、E操作方向及びF操作方向のように直線的な操作方向として示される。
右前スイッチ30と左前スイッチ31の前方には、ユーザの操作指が挿入可能な開口部35が設けられている。また右後スイッチ32と左後スイッチ33の前方には、ユーザの操作指が挿入可能な開口部36が設けられている。
また右前スイッチ30のスイッチノブ300と左前スイッチ31のスイッチノブ310の境界350は、車両8の前後方向に沿っている。また右後スイッチ32のスイッチノブ320と左後スイッチ33のスイッチノブ330の境界360は、車両8の前後方向に沿っている。
(スイッチ群4の構成)
スイッチ群4は、例えば、図2(a)に示すように、ミラースイッチ2とウインドウスイッチ3の間に配置されている。このスイッチ群4は、例えば、ドアロックスイッチ40と、ドアアンロックスイッチ41と、ウインドウロックスイッチ42と、を備えて概略構成されている。このドアロックスイッチ40、ドアアンロックスイッチ41及びウインドウロックスイッチ42は、プッシュスイッチである。
スイッチ群4は、例えば、図2(a)に示すように、ミラースイッチ2とウインドウスイッチ3の間に配置されている。このスイッチ群4は、例えば、ドアロックスイッチ40と、ドアアンロックスイッチ41と、ウインドウロックスイッチ42と、を備えて概略構成されている。このドアロックスイッチ40、ドアアンロックスイッチ41及びウインドウロックスイッチ42は、プッシュスイッチである。
ドアロックスイッチ40とドアアンロックスイッチ41とは、車両8の前後方向に並んで配置されている。ドアロックスイッチ40は、車両8の全てのドアをロックするスイッチである。ドアアンロックスイッチ41は、全てのドアをアンロックするスイッチである。
ウインドウロックスイッチ42は、並んだドアロックスイッチ40及びドアアンロックスイッチ41の右隣りに配置されている。このウインドウロックスイッチ42は、ドアのウインドウやルーフなどの開閉可能なウインドウの開閉をロックするスイッチである。
ドアロックスイッチ40のスイッチノブ400、ドアアンロックスイッチ41のスイッチノブ410、及びウインドウロックスイッチ42のスイッチノブ420の境界43は、車両8の前後方向に沿っている。またスイッチノブ400及びスイッチノブ410の境界44は、車両8の左右方向に沿っている。
(スイッチ構造5について)
スイッチ構造5の第1の配置面812bは、例えば、図2(b)に示すように、水平な面である表面812aに対して角度α、ドアトリム810側に傾斜している。
スイッチ構造5の第1の配置面812bは、例えば、図2(b)に示すように、水平な面である表面812aに対して角度α、ドアトリム810側に傾斜している。
この角度は、例えば、図1(b)に示すように、ユーザ9がステアリング86を把持した基準状態から腕91と手92とを伸ばしてスイッチ装置1を操作する場合、小指側が操作指93より先にアームレスト812に接触し難くなるように定められる。つまり人差指を操作指93としてスイッチ装置1を操作する場合、手の平が略水平となるまで大きく手92を返さないで操作すると操作指93が上側、小指側が下側となる。角度αは、この小指と操作指93との高低差に基づいて定められる。手92を返す際の筋肉の負担が小さいことを考慮した実験を行った結果、角度αは、一例として、15°≦α≦25°であった。
なお基準状態とは、シート85に着座したユーザ9が腕91を伸ばしてステアリング86を両手で把持した際の状態である。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係るスイッチ装置1及びスイッチ構造5は、操作性を向上させることができる。具体的には、スイッチ装置1及びスイッチ構造5は、各スイッチが傾斜した第1の配置面812bに配置されているので、水平な配置面にスイッチが配置される場合と比べて、ステアリング86を把持した状態からの操作がし易い。従ってスイッチ装置1は、配置面が水平な場合と比べて、手を略水平となるまで返さなくても各スイッチを操作でき、操作性が向上する。
本実施の形態に係るスイッチ装置1及びスイッチ構造5は、操作性を向上させることができる。具体的には、スイッチ装置1及びスイッチ構造5は、各スイッチが傾斜した第1の配置面812bに配置されているので、水平な配置面にスイッチが配置される場合と比べて、ステアリング86を把持した状態からの操作がし易い。従ってスイッチ装置1は、配置面が水平な場合と比べて、手を略水平となるまで返さなくても各スイッチを操作でき、操作性が向上する。
スイッチ装置1及びスイッチ構造5は、手を略水平まで返さなくても操作することができるので、水平な配置面にスイッチが配置される場合と比べて、ユーザがスイッチ装置1の各スイッチに対する視線移動を抑えて操作することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、スイッチ装置1の各スイッチが車両8の前後方向からずれて配置されている点で第1の実施の形態と異なっている。
第2の実施の形態は、スイッチ装置1の各スイッチが車両8の前後方向からずれて配置されている点で第1の実施の形態と異なっている。
なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
本実施の形態のスイッチ装置1のスイッチは、例えば、図3及び図4(a)に示すように、ユーザ9が斜め前方外側に腕91を伸ばした際、ユーザ9の肩90から操作指93を結ぶ直線L1を投影してスイッチに重なるように平行移動した投影直線(投影直線L2〜投影直線L5)に沿うように並んで配置される。
またスイッチ構造5のウインドウスイッチ3及びミラースイッチ2の少なくとも一方は、ユーザ9が斜め前方外側に腕91を伸ばした際、ユーザ9の肩90から操作指93を結ぶ直線L1を投影してウインドウスイッチ3及びミラースイッチ2に重なるように平行移動した投影直線(投影直線L2〜投影直線L5)に沿うように並んで配置される。
図3に示す角度θは、基準直線L0をユーザ9の肩90、つまりステアリング86を把持した基準状態から斜め前方外側に腕91を移動させた際の回転中心を通るように平行移動させ、平行移動させた基準直線L0と回転中心と操作指93を通る直線L1との角度である。つまり角度θは、図3に示すように、平行移動した基準直線L0と直線L1の角度を車両8の天井側から見た角度である。
また図4(a)に示す角度θは、基準直線L0を各スイッチのスイッチノブ上に平行移動し、この平行移動した基準直線L0と、図3の直線L1を各スイッチノブに投影した投影直線と、の角度である。この図3に示す角度θと図4(a)に示す角度θとは、等しい。なお測定した結果、この角度θは、一例として、およそ10°≦θ≦12°であった。
さらにスイッチ構造5は、第1の配置面812bよりも車両8の前方に位置する第2の配置面812cにミラースイッチ2が配置されている。この第2の配置面812cは、例えば、図4(b)に示すように、車両8の前方に向かって立ち上がる面である。
またさらにミラースイッチ2及びスイッチ群4は、アームレスト812に向かって傾斜する第1の配置面812bに配置されている。
(ミラースイッチ2の構成)
ミラースイッチ2のスイッチノブ20aは、車両8の前後方向ではなく、操作方向が投影直線L2、及び投影直線L2と交差する交差直線L6に沿うように構成されている。従ってミラースイッチ2は、A操作方向及びB操作方向が投影直線L2に沿う操作方向であり、C操作方向及びD操作方向が交差直線L6に沿う操作方向である。またスイッチノブ20aのマーク200は、投影直線L2と交差直線L6に沿って形成されている。なお投影直線L2と交差直線L6は、直交するものとする。
ミラースイッチ2のスイッチノブ20aは、車両8の前後方向ではなく、操作方向が投影直線L2、及び投影直線L2と交差する交差直線L6に沿うように構成されている。従ってミラースイッチ2は、A操作方向及びB操作方向が投影直線L2に沿う操作方向であり、C操作方向及びD操作方向が交差直線L6に沿う操作方向である。またスイッチノブ20aのマーク200は、投影直線L2と交差直線L6に沿って形成されている。なお投影直線L2と交差直線L6は、直交するものとする。
ミラースイッチ2は、第1のスイッチ22のスイッチノブ220と第4のスイッチ25のスイッチノブ250の境界26、及び第2のスイッチ23のスイッチノブ230と第3のスイッチ24のスイッチノブ240の境界27が、車両8の前後方向ではなく、投影直線L2に沿っている。
また第1のスイッチ22のスイッチノブ220と第2のスイッチ23のスイッチノブ230の境界28、及び第3のスイッチ24のスイッチノブ240と第4のスイッチ25のスイッチノブ250の境界29は、車両8の左右方向ではなく、投影直線L2と交差する交差直線L6に沿っている。
ミラースイッチ2は、例えば、図4(b)に示すように、第2の配置面812cに配置されている。この第2の配置面812cは、立ち上がる面であるので、ユーザ9の手92がアームレスト812に接触した状態で、操作指93を用いたミラースイッチ2の操作が容易となる。
この第2の配置面812cは、例えば、図4(b)に示すように、アームレスト812の水平な表面812aとの角度がβである。なお操作指93によって操作し易い角度を測定した結果、角度βは、一例として、8°≦β≦10°であった。
(ウインドウスイッチ3の構成)
ウインドウスイッチ3の右前スイッチ30のスイッチノブ300と左前スイッチ31のスイッチノブ310の境界350は、例えば、図4(a)に示すように、車両8の前後方向ではなく、投影直線L4に沿っている。また右後スイッチ32のスイッチノブ320と左後スイッチ33のスイッチノブ330の境界360は、車両8の前後方向ではなく、投影直線L5に沿っている。
ウインドウスイッチ3の右前スイッチ30のスイッチノブ300と左前スイッチ31のスイッチノブ310の境界350は、例えば、図4(a)に示すように、車両8の前後方向ではなく、投影直線L4に沿っている。また右後スイッチ32のスイッチノブ320と左後スイッチ33のスイッチノブ330の境界360は、車両8の前後方向ではなく、投影直線L5に沿っている。
(スイッチ群4の構成)
スイッチ群4のドアロックスイッチ40のスイッチノブ400、ドアアンロックスイッチ41のスイッチノブ410、及びウインドウロックスイッチ42のスイッチノブ420の境界43は、車両8の前後方向ではなく、投影直線L3に沿っている。
スイッチ群4のドアロックスイッチ40のスイッチノブ400、ドアアンロックスイッチ41のスイッチノブ410、及びウインドウロックスイッチ42のスイッチノブ420の境界43は、車両8の前後方向ではなく、投影直線L3に沿っている。
またドアロックスイッチ40のスイッチノブ400とドアアンロックスイッチ41のスイッチノブ410との境界44は、車両8の左右方向ではなく、投影直線L3と交差する交差直線L7に沿っている。この交差直線L7は、投影直線L3と直交している。
なお投影直線L2〜投影直線L5は、平行であり、基準直線L0とのなす角度がθである。
(第2の実施の形態の効果)
スイッチ装置1及びスイッチ構造5は、操作性を向上させることができる。このスイッチ装置1及びスイッチ構造5は、ユーザ9が斜め前方外側に腕91と手92を伸ばした状態で、ミラースイッチ2〜スイッチ群4に対する視線移動を抑えて操作できるようにスイッチノブが並んでいるので、車両の前後方向に沿ってスイッチノブを配置する場合と比べて、腕91と手92を伸ばした状態で意図した操作方向に操作し易く、操作性を向上させることができる。
スイッチ装置1及びスイッチ構造5は、操作性を向上させることができる。このスイッチ装置1及びスイッチ構造5は、ユーザ9が斜め前方外側に腕91と手92を伸ばした状態で、ミラースイッチ2〜スイッチ群4に対する視線移動を抑えて操作できるようにスイッチノブが並んでいるので、車両の前後方向に沿ってスイッチノブを配置する場合と比べて、腕91と手92を伸ばした状態で意図した操作方向に操作し易く、操作性を向上させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スイッチ装置、2…ミラースイッチ、3…ウインドウスイッチ、4…スイッチ群、5…スイッチ構造、8…車両、9…ユーザ、14…スイッチノブ、20…角度調整スイッチ、20a…スイッチノブ、21…周辺スイッチ、22〜25…第1のスイッチ〜第4のスイッチ、26〜29…境界、30…右前スイッチ、31…左前スイッチ、32…右後スイッチ、33…左後スイッチ、35,36…開口部、40…ドアロックスイッチ、41…ドアアンロックスイッチ、42…ウインドウロックスイッチ、43,44…境界、81…右ドア、82…左ドア、83…右アウターミラー、84…左アウターミラー、85…シート、86…ステアリング、90…肩、91…腕、92…手、93…操作指、200…マーク、220…スイッチノブ、221…マーク、230…スイッチノブ、231…マーク、240…スイッチノブ、241…マーク、250…スイッチノブ、251…マーク、300,310,320…,330…スイッチノブ、350,360…境界、400,410,420…スイッチノブ、810…ドアトリム、812…アームレスト、812a…表面、812b…第1の配置面、812c…第2の配置面、830,840…ミラー部、L0…基準直線、L1…直線、L2〜L5…投影直線、L6,L7…交差直線、α,β,θ…角度
Claims (8)
- 車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体の第1の配置面に配置されたスイッチを備えたスイッチ装置。
- 前記スイッチは、スイッチノブが前記車両の前後方向に沿って並んで配置される、
請求項1に記載のスイッチ装置。 - 前記スイッチは、ユーザが斜め前方外側に腕を伸ばした際、前記ユーザの肩から操作指を結ぶ直線を投影して前記スイッチに重なるように平行移動した投影直線に沿うように並んで配置される、
請求項1に記載のスイッチ装置。 - 前記スイッチは、前記車両のウインドウの開閉を指示可能なウインドウスイッチを含む、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。 - 第1の配置面が車両のドアトリム側に下がるように傾く構造体と、
前記第1の配置面に配置され、前記車両のウインドウの開閉を指示するスイッチを有するウインドウスイッチと、
を備えたスイッチ構造。 - さらに前記車両のアウターミラーの角度調整を可能とするミラースイッチを備え、
前記第1の配置面よりも前記車両の前方に位置する第2の配置面に前記ミラースイッチが配置された、
請求項5に記載のスイッチ構造。 - 前記ウインドウスイッチ及び前記ミラースイッチの少なくとも一方は、ユーザが斜め前方外側に腕を伸ばした際、前記ユーザの肩から操作指を結ぶ直線を投影して前記ウインドウスイッチ及び前記ミラースイッチに重なるように平行移動した投影直線に沿うように並んで配置される、
請求項6に記載のスイッチ構造。 - 前記第2の配置面は、前記車両の前方に向かって立ち上がる面である、
請求項6又は7に記載のスイッチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018192766A JP2020059438A (ja) | 2018-10-11 | 2018-10-11 | スイッチ装置及びスイッチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018192766A JP2020059438A (ja) | 2018-10-11 | 2018-10-11 | スイッチ装置及びスイッチ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020059438A true JP2020059438A (ja) | 2020-04-16 |
Family
ID=70218704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018192766A Pending JP2020059438A (ja) | 2018-10-11 | 2018-10-11 | スイッチ装置及びスイッチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020059438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022004031A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用内装品 |
-
2018
- 2018-10-11 JP JP2018192766A patent/JP2020059438A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022004031A1 (ja) * | 2020-07-03 | 2022-01-06 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用内装品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2015072393A1 (ja) | 車両用センターコンソール構造 | |
KR20110044194A (ko) | 차량용 안전 장치가 구비된 핸들 | |
US20100154309A1 (en) | Door opening and closing structure and door opening and closing system | |
JP2020059438A (ja) | スイッチ装置及びスイッチ構造 | |
US8347593B2 (en) | Push mower | |
JP6048232B2 (ja) | 車両用ゲート部材の操作ハンドル装置 | |
BR102017011471A2 (pt) | Comutador principal de veículo e veículo equipado com o mesmo | |
KR102127297B1 (ko) | 팜측 제1 사이드커버용 출몰식 락레버를 구비한 낚시 릴 | |
JP2020059439A (ja) | スイッチ構造 | |
JP2020059440A (ja) | スイッチ構造 | |
JP5053425B2 (ja) | 車両用シート | |
CN107074079B (zh) | 带车门的车身构造 | |
JP2009041233A (ja) | 自動車ドアハンドル構造 | |
US20240035319A1 (en) | Inside handle | |
JP2000076962A (ja) | パワーウインド操作装置 | |
JP2007168639A (ja) | 車載用操作装置 | |
JP2014020351A (ja) | 車両用制御装置の手動操作レバー | |
JP6338925B2 (ja) | ドアハンドル装置 | |
JP2020061307A (ja) | スイッチ装置 | |
CN209051549U (zh) | 控制器固定机构 | |
JP5585782B2 (ja) | 車両のステアリング装置 | |
JP2015223939A (ja) | チルトシート | |
JP2003161057A (ja) | 車両用ドア開閉操作装置 | |
JP2021102382A (ja) | 車両用シフト装置 | |
JP6172051B2 (ja) | スライド回転シート |