JP5585782B2 - 車両のステアリング装置 - Google Patents
車両のステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5585782B2 JP5585782B2 JP2011090113A JP2011090113A JP5585782B2 JP 5585782 B2 JP5585782 B2 JP 5585782B2 JP 2011090113 A JP2011090113 A JP 2011090113A JP 2011090113 A JP2011090113 A JP 2011090113A JP 5585782 B2 JP5585782 B2 JP 5585782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- steering column
- column cover
- recess
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
このように、ステアリングコラムカバーの下部にチルトレバーを配置すると、ステアリングコラムカバーの上下方向寸法を抑えるために、凹部の深さを抑えなければならず、よってチルトレバーが平板状となり、力を入れ難く操作し難い形状となってしまっている。
そこで、ステアリングコラムカバーの側方にチルトレバーを配置するステアリング装置が開発されている。ステアリングコラムカバーの側方に設けた凹部にチルトレバーを配置して、ステアリングコラムカバーの側面に沿って上下方向に移動させることで、ステアリング装置の固定及び解除を行なうようにしている。このようにすれば、チルトレバーの上下厚さを確保して比較的把持し易くすることができる。
請求項2の発明によれば、グリップ部の後面の下方角部に、左右方向中央部で上方に円弧状に凹んだ凹み部が設けられることで、グリップ部を把持する際に人差し指を一定の把持位置に誘導することができる。
図1は、本実施形態のステアリング装置1の外観構造を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る車両のステアリング装置1には、公知のチルト機構が備えられている。チルト機構は、ステアリングコラム2の基端側を中心として先端のステアリングホイール3側を上下に揺動可能とし、ステアリングホイール3の位置を調整可能する。
ステアリングコラム2を覆うステアリングコラムカバー5の側面には、凹部6が設けられている。チルトレバー4は、凹部6内で上下方向に揺動可能に配置されている。チルトレバー4の先端部には、運転者が把持するグリップ部10が設けられている。
チルトレバー4のグリップ部10は、略長方体に形成され、凹部6の底面に当たるステアリングコラムカバー2の側面5aに近接した位置を前後に延びるように配置されている。グリップ部10は、親指とその他の指(例えば人差し指や中指)とで挟んで持つように幅及び上下厚さが設定されている。
また、ステアリングコラムカバー5の凹部6の車両後方側斜面5bが上方に向かって前方に傾斜するように形成されている。
図3は、チルトレバー4のグリップ部10の詳細な形状を示す斜視図である。図4は、グリップ部10の側面図である。図5は、グリップ部10の後面図である。図6は、グリップ部10の断面形状を示し、(A)はA−A断面図、(B)はB−B断面図である。
図3〜6に示すように、本実施形態では、グリップ部10の外側の下方角部10aが前後方向中央部で上方に円弧状に凹んだ形状となっている。グリップ部10の外側の上方角部10bは、前後方向中央部で下方に円弧状に凹んだ形状となっている。このグリップ部10の外側の下方角部10aの凹み部11は、上方角部10bの凹み部12より大きなRが付けられている。また、グリップ部10の上面には、若干の凹み部13が設けられている。グリップ部10の後面10cの下方角部10dには、左右方向(外側及び内側の方向)中央部で上方に円弧状に凹んだ凹み部14が設けられている。
なお、グリップ部10の上面に設けられた凹み部13及び上方角部10bの凹み部12が、本発明の把持位置誘導部に該当する。また、グリップ部10に設けられた凸部15が本発明のはみ出し防止部に該当する。
以上のような形状により、本実施形態では図7に示すように、グリップ部10の外側の上方角部10bの凹み部12及び下方角部10aの凹み部11によって、グリップ部10を運転者が外側から親指Tとその他の指とで挟んで持ち易い構造となっている。特に、下方角部10aの凹み部11は大きくRを付けているので、グリップ部10を深く握る人と、浅く握る人の両方に対応して握り易い構造となっている。
したがって、グリップ部10がステアリングコラムカバー5の側面5aに近接して配置され、その間の隙間が小さい場合でも、親指Tあるいはその他の指の挟み込みが防止される。また、グリップ部10が持ち易い構造であるので、チルトレバー4の操作性が向上する。
4 チルトレバー
5 ステアリングコラムカバー
5b 車両後方側斜面
6 凹部
10 グリップ部
12 凹み部
13 凹み部
15 凸部
Claims (3)
- 車両のステアリングコラムカバーの側面に凹部が設けられ、前記凹部内を前記ステアリングコラムカバーの側面に沿って上下方向に揺動してステアリングホイールの上下動の固定及び解除を切換えるチルトレバーを備えた車両のステアリング装置であって、
前記チルトレバーのグリップ部に、親指を所定の把持位置に誘導する把持位置誘導部と、前記ステアリングコラムカバーの側面側に位置する内側の上方角部が上方に突出して、前記グリップ部を把持した親指が前記グリップ部から前記ステアリングコラムカバー側へはみ出すことを防止するはみ出し防止部と、を備え、
前記把持位置誘導部は、前後方向中央部で下方に円弧状に凹んだ外側の上方角部と、前記グリップ部の上面に設けられた凹み部と、からなり、
前記はみ出し防止部は、後端部がより上方に突出し、
前記グリップ部の外側の下方角部は、前後方向中央部で上方に円弧状に凹んだ形状であり、当該下方角部の凹みが前記外側の上方角部の凹みより大きいことを特徴とする車両のステアリング装置。 - 前記グリップ部の後面の下方角部には、左右方向中央部で上方に円弧状に凹んだ凹み部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のステアリング装置。
- 前記ステアリングコラムカバーは、親指が前記グリップ部の前記所定の把持位置に誘導されるように、前記凹部の車両後方側斜面が上方に向かって車両前方に傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011090113A JP5585782B2 (ja) | 2011-04-14 | 2011-04-14 | 車両のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011090113A JP5585782B2 (ja) | 2011-04-14 | 2011-04-14 | 車両のステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012218711A JP2012218711A (ja) | 2012-11-12 |
JP5585782B2 true JP5585782B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=47270667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011090113A Active JP5585782B2 (ja) | 2011-04-14 | 2011-04-14 | 車両のステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5585782B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59106769U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-18 | トヨタ自動車株式会社 | チルトステアリング装置 |
JPH01178174U (ja) * | 1988-06-07 | 1989-12-20 | ||
US5481938A (en) * | 1994-05-02 | 1996-01-09 | General Motors Corporation | Position control apparatus for steering column |
JP5086724B2 (ja) * | 2007-06-14 | 2012-11-28 | 富士機工株式会社 | ステアリングコラム装置 |
US8443695B2 (en) * | 2008-01-30 | 2013-05-21 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Adjustable steering column assembly with break-away lever |
JP5332524B2 (ja) * | 2008-11-11 | 2013-11-06 | 日本精工株式会社 | ステアリングコラム及びこれを使用した電動パワーステアリング装置 |
JP2010126142A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Fuji Kiko Co Ltd | ステアリングコラム装置 |
US8661930B2 (en) * | 2010-07-21 | 2014-03-04 | Nsk Ltd. | Steering device |
-
2011
- 2011-04-14 JP JP2011090113A patent/JP5585782B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012218711A (ja) | 2012-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5235005B2 (ja) | グリップ | |
JP6589914B2 (ja) | 車両用入力操作支援装置 | |
EP3061680B1 (en) | Saddle-ride-type vehicle | |
EP3061681B1 (en) | Saddle riding type vehicle | |
WO2007066507A1 (ja) | ステアリングホイール | |
JP5898157B2 (ja) | 車両用ステアリングスイッチ | |
JP5585782B2 (ja) | 車両のステアリング装置 | |
JP6220513B2 (ja) | シフト装置 | |
US8096209B2 (en) | Speed ratio shift control device for vehicle, proximate the steering wheel | |
US11827269B2 (en) | Steering apparatus | |
JP2011184006A (ja) | 車両のインストルメントパネル周辺構造 | |
JP7240976B2 (ja) | 穿孔機械用操作装置 | |
JP6726339B2 (ja) | 車両用操舵ハンドル | |
JP6845171B2 (ja) | インストルメントパネル周辺構造 | |
JP6581865B2 (ja) | 車両用操舵ハンドル | |
JP2014020351A (ja) | 車両用制御装置の手動操作レバー | |
JP6581866B2 (ja) | 車両用操舵ハンドル | |
JP6864869B2 (ja) | レバー周辺構造及びレバーカバー | |
JP5170674B2 (ja) | 操作装置 | |
JP6581868B2 (ja) | 車両用操舵ハンドル | |
JP2014022340A (ja) | 車両用制御装置の手動操作レバー | |
JP6801212B2 (ja) | 小型電動車両 | |
JP5873908B1 (ja) | フォークリフト | |
JP2016047746A (ja) | リーチ式フォークリフト | |
JP2020125092A (ja) | 車両用ステアリングホイール構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140120 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140120 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140708 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5585782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |