JP2020057696A5 - - Google Patents
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本開示は、プラズマ処理装置及び静電吸着方法に関するものである。
従来から、半導体ウェハなどの被処理体に対してプラズマを用いて、エッチングなどのプラズマ処理を行うプラズマ処理装置が知られている。このようなプラズマ処理装置は、例えば、被処理体を保持する下部電極と、下部電極の上方に配置された上部電極とを有する。プラズマ処理装置は、下部電極又は上部電極に所定の高周波電力を印加することにより、下部電極に配置された被処理体に対してプラズマ処理を行う。また、プラズマ処理装置では、上部電極の抜熱を目的として、上部電極が、冷却機構を有するクーリングプレートに固定される。
ところで、プラズマ処理装置では、被処理体に対してプラズマ処理を行うと、上部電極が消耗する。そして、プラズマ処理装置では、上部電極が消耗すると、上部電極の剛性が低下するため、上部電極が撓んで上部電極とクーリングプレートとの間に隙間が生じ、上部電極の抜熱が妨げられる。その結果、エッチングレートなどの処理特性が劣化してしまう。
そこで、プラズマ処理装置では、上部電極とクーリングプレートとを密着させる以下の技術が提案されている。すなわち、プラズマ処理装置では、上部電極が固定されるクーリングプレートの固定面に静電チャックを設け、プラズマ処理の期間中に静電チャックに対して一定の電圧を印加して静電チャックの吸着力で上部電極を吸着する。
本開示は、上部電極とクーリングプレートとの密着性の低下を抑制することができる技術を提供する。
本開示の一態様によるプラズマ処理装置は、上部電極が固定される固定面を有し、前記固定面に、印加電圧に応じた吸着力で前記上部電極を吸着する静電チャックが設けられたクーリングプレートと、前記静電チャックに電圧を印加する電源部と、前記上部電極の消耗度合いに応じて、前記静電チャックに印加される電圧の絶対値が増加されるように前記電源部を制御する電源制御部と、を有する。
本開示によれば、上部電極とクーリングプレートとの密着性の低下を抑制することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して種々の実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
従来から、半導体ウェハなどの被処理体に対してプラズマを用いて、エッチングなどのプラズマ処理を行うプラズマ処理装置が知られている。このようなプラズマ処理装置は、例えば、被処理体を保持する下部電極と、下部電極の上方に配置された上部電極とを有する。プラズマ処理装置は、下部電極又は上部電極に所定の高周波電力を印加することにより、下部電極に配置された被処理体に対してプラズマ処理を行う。また、プラズマ処理装置では、上部電極の抜熱を目的として、上部電極が、冷却機構を有するクーリングプレートに固定される。
ところで、プラズマ処理装置では、被処理体に対してプラズマ処理を行うと、上部電極が消耗する。そして、プラズマ処理装置では、上部電極が消耗すると、上部電極の剛性が低下するため、上部電極が撓んで上部電極とクーリングプレートとの間に隙間が生じ、上部電極の抜熱が妨げられる。その結果、エッチングレートなどの処理特性が劣化してしまう。
そこで、プラズマ処理装置では、上部電極とクーリングプレートとを密着させる以下の技術が提案されている。すなわち、プラズマ処理装置では、上部電極が固定されるクーリングプレートの固定面に静電チャックを設け、プラズマ処理の期間中に静電チャックに対して一定の電圧を印加して静電チャックの吸着力で上部電極を吸着する。
しかしながら、静電チャックに対して一定の電圧を印加して上部電極の吸着を行う場合、上部電極の消耗度合いに関わらず、静電チャックの吸着力が一定に維持される。このため、上部電極の消耗が進行して上部電極の剛性が低下するほど、静電チャックの吸着力が不足し、結果として、上部電極とクーリングプレートとの密着性が低下してしまう。
[プラズマ処理装置10の構成]
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10の構成例を示す断面図である。図1において、プラズマ処理装置10は、アルミニウム等からなり、内部を密閉可能な筒状のチャンバ11を有する。チャンバ11は、接地されている。チャンバ11の内部には、導電性材料、例えばアルミニウム等から構成された載置台12が設けられている。載置台12は、被処理体の一例である半導体ウェハ(以下、「ウェハ」ともいう。)Wを載置する円柱状の台であり、下部電極を兼ねている。
図1は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10の構成例を示す断面図である。図1において、プラズマ処理装置10は、アルミニウム等からなり、内部を密閉可能な筒状のチャンバ11を有する。チャンバ11は、接地されている。チャンバ11の内部には、導電性材料、例えばアルミニウム等から構成された載置台12が設けられている。載置台12は、被処理体の一例である半導体ウェハ(以下、「ウェハ」ともいう。)Wを載置する円柱状の台であり、下部電極を兼ねている。
チャンバ11の側壁と載置台12の側面との間には、載置台12の上方のガスをチャンバ11外へ排出する経路となる排気路13が形成されている。排気路13の途中には排気プレート14が配置される。排気プレート14は多数の孔を有する板状部材であり、チャンバ11を上部と下部とに仕切る仕切り板として機能する。排気プレート14によって仕切られたチャンバ11の上部は、プラズマエッチングが実行される反応室17である。また、チャンバ11下部の排気室(マニホールド)18には、チャンバ11内のガスを排出する排気管15が接続されている。排気プレート14は反応室17にて生成されるプラズマを捕捉又は反射して排気室18への漏洩を防止する。排気管15は、APC(Adaptive Pressure Control:自動圧力制御)バルブ16を介して排気装置に接続されている。排気装置は、チャンバ11内を減圧し、所定の真空状態に維持する。
載置台12には、整合器20を介して第1の高周波電源19が接続されている。第1の高周波電源19は、例えば400kHz〜13.56MHzのバイアス用の高周波電力を載置台12に供給する。整合器20は、載置台12からの高周波電力の反射を抑え、バイアス用の高周波電力の載置台12への供給効率を最大にする。
載置台12の上面には、静電電極板21を内部に有する静電チャック22が配置されている。静電チャック22は、下部円板状部材の上に、下部円板状部材より直径の小さい上部円板状部材を重ねた形状を有する。載置台12にウェハWを載置するとき、ウェハWは、静電チャック22の上部円板状部材の上に置かれる。静電電極板21には、第1の直流電源23が接続されている。静電チャック22は、第1の直流電源23から静電電極板21に印加される電圧により、クーロン力等の静電力を発生させ、静電力によりウェハWを吸着保持する。
また、静電チャック22には、ウェハWの周縁部を囲うように、円環状のフォーカスリング24が載置される。フォーカスリング24は、導電性部材、例えば、シリコンからなり、反応室17においてプラズマをウェハWの表面に向けて収束し、エッチング処理の効率を向上させる。
また、載置台12の内部には、例えば、円周方向に延在する環状の冷媒室25が設けられる。この冷媒室25には、冷媒用配管26を介してチラーユニットから低温の冷媒、例えば、冷却水やガルデン(登録商標)が循環供給される。該低温の冷媒によって冷却された載置台12は静電チャック22を介してウェハW及びフォーカスリング24を冷却する。
また、静電チャック22には、複数の伝熱ガス供給孔27が開口している。これら複数の伝熱ガス供給孔27には、伝熱ガス供給ライン28を介してヘリウム(He)ガス等の伝熱ガスが供給される。伝熱ガスは、伝熱ガス供給孔27を介して静電チャック22の吸着面とウェハWの裏面との間隙に供給される。その間隙に供給された伝熱ガスは、ウェハWの熱を静電チャック22に伝達するように機能する。
チャンバ11の天井部には、載置台12と対向するように、シャワーヘッド29が配置されている。シャワーヘッド29には、整合器20を介して第2の高周波電源31が接続されている。第2の高周波電源31は、例えば40MHz程度のプラズマ励起用の高周波電力をシャワーヘッド29に供給する。なお、整合器30は、シャワーヘッド29からの高周波電力の反射を抑え、プラズマ励起用の高周波電力のシャワーヘッド29への供給効率を最大にする。なお、プラズマ励起用の高周波電力は、載置台12に印加されてもよい。
シャワーヘッド29は、多数のガス穴32を有する上部電極33と、上部電極33を着脱可能に釣支するクーリングプレート34と、クーリングプレート34を覆う蓋体35とを有する。また、クーリングプレート34の内部にはバッファ室36が設けられ、バッファ室36にはガス導入管37が接続されている。シャワーヘッド29は、ガス導入管37から供給されたガスを、バッファ室36にて拡散し、多数のガス穴32を介して反応室17内へ供給する。
クーリングプレート34は、冷却機構を有し、上部電極33を冷却する。冷却機構は、円周方向に延在する渦巻状又は環状の冷媒室38と、冷媒用配管38aとを有する。冷媒室38は、冷媒用配管38aを介してチラーユニットから低温の冷媒、例えば、冷却水やガルデン(登録商標)を循環供給する。上部電極33は、プラズマからの入熱により高温になる。そこで、一実施形態に係るプラズマ処理装置10では、静電チャック41を介して上部電極33とクーリングプレート34とを密着させ、上部電極33の熱をクーリングプレート34に抜熱させることで上部電極33を冷却する。
シャワーヘッド29は、チャンバ11に対して着脱自在であり、チャンバ11の蓋としても機能する。チャンバ11からシャワーヘッド29を離脱させれば、作業者はチャンバ11の壁面や構成部品に直接触れることができる。これにより、作業者はチャンバ11の壁面や構成部品の表面をクリーニングすることができ、チャンバ11の壁面等に付着した付着物を除去することができる。
上記構成のプラズマ処理装置10は、制御部100によって、その動作が統括的に制御される。この制御部100は、例えば、コンピュータであり、プラズマ処理装置10の各部を制御する。プラズマ処理装置10は、制御部100によって、その動作が統括的に制御される。
[シャワーヘッド29の構成]
次に、図2を参照して、シャワーヘッド29の要部構成について説明する。図2は、一実施形態におけるシャワーヘッド29の要部構成の一例を示す断面図である。
次に、図2を参照して、シャワーヘッド29の要部構成について説明する。図2は、一実施形態におけるシャワーヘッド29の要部構成の一例を示す断面図である。
シャワーヘッド29は、電極板(以下、適宜「上部電極」とも呼ぶ)33と、クーリングプレート34と、クランプ部材40とを有する。
上部電極33は、円盤状の部材であり、例えば、シリコン等の導電性材料で形成される。上部電極33には、処理ガスを通すための複数のガス穴32(図1参照)が形成される。
クーリングプレート34は、円盤状の部材であり、例えば、アルミニウム等の導電性材料で形成される。クーリングプレート34の下面は、上部電極33が固定される固定面34aとされている。クランプ部材40は、ネジ40aを介して上部電極33の外周部をクーリングプレート34の固定面34aに向かって押し付けることで、上部電極33をクーリングプレート34の固定面34aに固定する。
クーリングプレート34には、固定面34aに静電チャック41が設けられている。静電チャック41は、クーリングプレート34の固定面34aと上部電極33との間に介在している。静電チャック41は、導電膜からなる電極板42を一対の誘電膜の間に挟み込むことによって構成される。電極板42には、第2の直流電源43が電気的に接続されている。第2の直流電源43は、発生する直流電圧の絶対値を変更可能に構成されている。第2の直流電源43は、制御部100からの制御により、電極板42に直流電圧を印加する。静電チャック41は、第2の直流電源43から電極板42に印加される電圧によりクーロン力等の静電力を発生させ、静電力により上部電極33を吸着保持する。
[制御部100の構成]
次に、制御部100について詳細に説明する。図3は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を制御する制御部100の構成例を示すブロック図である。制御部100は、プロセスコントローラ101と、ユーザインターフェース102と、記憶部103とが設けられている。
次に、制御部100について詳細に説明する。図3は、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を制御する制御部100の構成例を示すブロック図である。制御部100は、プロセスコントローラ101と、ユーザインターフェース102と、記憶部103とが設けられている。
プロセスコントローラ101は、CPU(Central Processing Unit)を備えプラズマ処理装置10の各部を制御する。
ユーザインターフェース102は、工程管理者がプラズマ処理装置10を管理するためにコマンドの入力操作を行うキーボードや、プラズマ処理装置10の稼動状況を可視化して表示するディスプレイ等から構成されている。
記憶部103には、プラズマ処理装置10で実行される各種処理をプロセスコントローラ101の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や、処理条件データ等が記憶されたレシピが格納されている。また、記憶部103には、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との密着性の低下に対応するための各種の情報が格納されている。例えば、記憶部103には、上部電極33の消耗度合を示す消耗情報103aと、静電チャック41(つまり、電極板42)に印加される直流電圧の絶対値を示す電圧情報103bが記憶されている。なお、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータで読み取り可能なコンピュータ記録媒体(例えば、ハードディスク、DVDなどの光ディスク、フレキシブルディスク、半導体メモリ等)などに格納された状態のものを利用したり、或いは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
プロセスコントローラ101は、プログラムやデータを格納するための内部メモリを有し、記憶部103に記憶された制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムの処理を実行する。プロセスコントローラ101は、制御プログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、プロセスコントローラ101は、計測部101aと、電源制御部101bとを有する。なお、本実施形態に係るプラズマ処理装置10では、プロセスコントローラ101が、計測部101aと、電源制御部101bの機能を有する場合を例に説明するが、計測部101aと、電源制御部101bの機能を複数のコントローラで分散して実現してもよい。
ところで、プラズマ処理装置10では、ウェハWに対してプラズマ処理を行うと、上部電極33が消耗する。上部電極33の消耗度合いは、例えば、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど、大きくなる。そして、プラズマ処理装置10では、上部電極33が消耗すると、上部電極33の剛性が低下するため、上部電極33が撓んで上部電極33とクーリングプレート34との間に隙間が生じ、上部電極33の抜熱が妨げられる。
図4は、上部電極33の消耗例を説明するための図である。図4の上側には、上部電極33が新品である場合(つまり、プラズマ処理の累計処理時間が0hである場合)の上部電極33の状態が示されている。図4の下側には、プラズマ処理の累計処理時間が所定時間以上である場合の上部電極33の状態が示されている。
クーリングプレート34の下面は、上部電極33が固定される固定面34aとされている。静電チャック41は、クーリングプレート34の固定面34aと上部電極33との間に介在している。静電チャック41には、電極板42が含まれている。例えば、従来技術では、静電チャック41(つまり、電極板42)に対して一定の電圧を印加して上部電極33の吸着を行う。
しかしながら、電極板42に対して一定の電圧を印加して上部電極33の吸着を行う場合、上部電極33の消耗度合いに関わらず、静電チャック41の吸着力が一定に維持される。このため、上部電極33の消耗が進行して上部電極33の剛性が低下するほど、静電チャック41の吸着力が不足する。例えば、図4の下側の例では、プラズマ処理の累計処理時間が所定時間以上である場合に、上部電極33の表面がエッチングされて上部電極33の厚さが減り、上部電極33の剛性が低下している。このように上部電極33の剛性が低下すると、上部電極33が撓む方向に作用する力に対して、静電チャック41の吸着力が不足し、結果として、上部電極33とクーリングプレート34との密着性が低下してしまう。
プラズマ処理装置10では、上部電極33とクーリングプレート34との密着性が低下すると、上部電極33の抜熱が妨げられ、上部電極33の温度が過度に上昇してプラズマ処理の処理特性が劣化してしまう。
そこで、一実施形態に係るプラズマ処理装置10は、上部電極33の消耗度合いに応じて、静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43の制御を行う。
図3の説明に戻る。計測部101aは、上部電極33の消耗度合いを計測する。例えば、計測部101aは、プラズマ処理の累計処理時間を計測し、計測したプラズマ処理の累計処理時間を、上部電極33の消耗度合いを示す情報として、消耗情報103aに記憶する。
電源制御部101bは、上部電極33の消耗度合いに応じて、静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。例えば、電源制御部101bは、計測部101aにより計測されるプラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど、静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。
プラズマ処理装置10では、上部電極33の消耗が進行して上部電極33の剛性が低下する場合でも、静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が増加されることにより静電チャック41の吸着力が増大し、上部電極33が撓む方向に作用する力がキャンセルされる。上部電極33が撓む方向に作用する力としては、例えば、上部電極33に作用する重力や、バッファ室36に導入されるガスの圧力に起因して上部電極33に作用する力等が挙げられる。上部電極33が撓む方向に作用する力が静電チャック41の吸着力によりキャンセルされることにより、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下を抑制することができる。
例えば、プラズマ処理装置10では、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が大きくなるように、プラズマ処理の累計処理時間ごとに、直流電圧の絶対値を示す電圧情報103bが記憶部103に事前に記憶される。
電源制御部101bは、ウェハWに対するプラズマ処理の所定のタイミングで、計測部101aにより計測されたプラズマ処理の累計処理時間に対応する直流電圧の絶対値を電圧情報103bから読み出す。そして、電源制御部101bは、読み出した絶対値に応じた直流電圧を供給するように第2の直流電源43を制御する。
これにより、プラズマ処理装置10では、上部電極33の消耗が進行するにつれて静電チャック41の吸着力を徐々に増大させることができ、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下を抑制することができる。
[制御の流れ]
次に、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を用いた静電吸着処理について説明する。図5は、一実施形態に係る静電吸着処理の流れの一例を示すフローチャートである。この静電吸着処理は、例えば、ウェハWに対するプラズマ処理を開始する所定のタイミングで、実行される。
次に、一実施形態に係るプラズマ処理装置10を用いた静電吸着処理について説明する。図5は、一実施形態に係る静電吸着処理の流れの一例を示すフローチャートである。この静電吸着処理は、例えば、ウェハWに対するプラズマ処理を開始する所定のタイミングで、実行される。
電源制御部101bは、消耗情報103aに記憶されたプラズマ処理の累計処理時間を読み出す(ステップS10)。つまり、電源制御部101bは、計測部101aにより前回計測されたプラズマ処理の累計処理時間を消耗情報103aから読み出す。
電源制御部101bは、読み出したプラズマ処理の累計処理時間に対応する直流電圧の絶対値を電圧情報103bから読み出す(ステップS11)。電源制御部101bは、読み出した絶対値に応じた直流電圧を供給するように第2の直流電源43を制御する(ステップS12)。
計測部101aは、今回のプラズマ処理の処理時間が加算された、プラズマ処理の累計処理時間を計測し、計測結果を消耗情報103aに保存し(ステップS13)、処理を終了する。
以上のように、一実施形態に係るプラズマ処理装置10は、クーリングプレート34と、第2の直流電源43と、電源制御部101bとを有する。クーリングプレート34は、上部電極33が固定される固定面34aを有する。クーリングプレート34の固定面34aには、印加電圧に応じた吸着力で上部電極33を吸着する静電チャック41が設けられている。第2の直流電源43は、静電チャック41に直流電圧を印加する。電源制御部101bは、電極板33の消耗度合いに応じて、電極板42に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。これにより、プラズマ処理装置10は、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下を抑制することができる。その結果、プラズマ処理装置10は、上部電極33の抜熱の効率を高めて上部電極33の温度の上昇を抑制することができ、プラズマ処理の処理特性を改善することができる。
また、一実施形態に係るプラズマ処理装置10は、計測部101aをさらに有する。計測部101aは、プラズマ処理の累計処理時間を計測する。電源制御部101bは、計測されるプラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど、電極板42に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。これにより、プラズマ処理装置10は、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるにつれて静電チャック41の吸着力を徐々に増大させることができ、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下を抑制することができる。
以上、種々の実施形態について説明してきたが、開示の技術は、上述した実施形態に限定されることなく種々の変形態様を構成可能である。例えば、上述した実施形態では、計測部101aによりプラズマ処理の累計処理時間を計測することで、上部電極33の消耗度合いを計測する例を説明したが、上部電極33の消耗度合いを計測する手法はこれに限定されない。例えば、プラズマ処理装置10は、計測部101aにより、プラズマ処理の期間中に、上部電極33の温度と予め計測された消耗していない上部電極33の温度との差を計測することで、上部電極33の消耗度合いを計測してもよい。例えば、プラズマ処理装置10は、上部電極33の上方の部材に、光ファイバーにより温度を計測する温度計や、光干渉により温度を計測する温度計等を設けて、上部電極33の温度と予め計測された消耗していない上部電極33の温度との差を計測してよい。上部電極33の上方の部材は、例えば、クーリングプレート34等である。プラズマ処理装置10では、上部電極33の消耗が進行して上部電極33の剛性が低下するほど、上部電極33が撓む方向に作用する力に対して、静電チャック41の吸着力が不足し、結果として、上部電極33とクーリングプレート34との密着性が低下する。上部電極33が撓む方向に作用する力としては、例えば、上部電極33に作用する重力や、バッファ室36に導入されるガスの圧力に起因して上部電極33に作用する力等が挙げられる。上部電極33とクーリングプレート34との密着性が低下することにより、上部電極33の温度と予め計測された消耗していない上部電極33の温度との差が大きくなる。そこで、電源制御部101bは、計測される、上部電極33の温度と予め計測された消耗していない上部電極33の温度との差が所定の閾値を超える時点で、静電チャック41に印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。これにより、プラズマ処理装置10は、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下を抑制することができる。なお、電源制御部101bは、上記の時点で、静電チャック41に印加される電圧の絶対値が0から0よりも大きい値(例えば、2500V)に増加されるように第2の直流電源43を制御してもよい。言い換えると、プラズマ処理を開始してから一定期間、上部電極33はクランプ部材40により保持され、電源制御部101bは、静電チャック41に電圧が印加されないように第2の直流電源43を制御する。その後、計測される上部電極33の温度と予め計測された消耗していない上部電極33の温度との差が所定の閾値を超えた時点で、電源制御部101bは、静電チャック41に電圧が印加されるように第2の直流電源43を制御してもよい。
また、上述した実施形態では、クーリングプレート34の固定面34a全体に、1つの静電チャック41が設けられ、1つの静電チャック41が上部電極33を吸着する例を説明したが、開示の技術はこれに限られない。静電チャック41は、中央側静電チャックと、外周側静電チャックとに分離されてもよい。例えば、中央側静電チャックは、クーリングプレート34の固定面34aのうち、上部電極33の中央部に対応する領域に設けられる。一方、外周側静電チャックは、クーリングプレート34の固定面34aのうち、上部電極33の外周部に対応する領域に設けられる。中央側静電チャックの電極板及び外周側静電チャックの電極板には、第2の直流電源43が電気的に接続される。第2の直流電源43は、制御部100からの制御により、中央側静電チャックの電極板と外周側静電チャックの電極板とに個別に直流電圧を印加する。ここで、電極板33は、電極板33の外周部がクランプ部材40によりクーリングプレート34の固定面34aに押し付けられることで、クーリングプレート34の固定面34aに固定される。このため、上部電極33の消耗が進行して上部電極33の剛性が低下すると、クランプ部材40により固定面34aに押し付けられていない上部電極33の中央部が撓み易くなる。そこで、電源制御部101bは、外周側静電チャックに印加される直流電圧の絶対値が一定に維持された状態で、上部電極33の消耗度合いに応じて、中央側静電チャックに印加される直流電圧の絶対値が増加されるように第2の直流電源43を制御する。これにより、プラズマ処理装置10は、上部電極33の消耗に起因した、上部電極33とクーリングプレート34との間の密着性の低下をより効率的に抑制することができる。
10 プラズマ処理装置
29 シャワーヘッド
33 上部電極
34 クーリングプレート
34a 固定面
40 クランプ部材
41 静電チャック
42 電極板
43 第2の直流電源
100 制御部
101 プロセスコントローラ
101a 計測部
101b 電源制御部
103 記憶部
103a 消耗情報
103b 電圧情報
W ウェハ
29 シャワーヘッド
33 上部電極
34 クーリングプレート
34a 固定面
40 クランプ部材
41 静電チャック
42 電極板
43 第2の直流電源
100 制御部
101 プロセスコントローラ
101a 計測部
101b 電源制御部
103 記憶部
103a 消耗情報
103b 電圧情報
W ウェハ
Claims (20)
- クーリングプレート、上部電極、及び前記クーリングプレートと前記上部電極との間に配置される静電チャックを含むシャワーヘッドと、
前記静電チャックに電圧を印加する電源部と、
前記電源部が前記静電チャックに印加する電圧の絶対値を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記上部電極の消耗度合いに応じて、前記絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程
を含む処理を実行する、プラズマ処理装置。 - プラズマ処理の累計処理時間を計測する計測部をさらに有し、
前記制御部は、
前記計測部によりプラズマ処理の累計処理時間を計測する工程と、
前記計測された累計処理時間に応じて前記上部電極の消耗度合いを決定する工程と、
をさらに含む処理を実行する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - プラズマ処理の累計処理時間を計測する計測部と、
前記絶対値を記録する記憶部と、
をさらに有し、
前記制御部は、
予め、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど前記絶対値が大きくなるように、前記累計処理時間ごとに前記絶対値を示す電圧情報を前記記憶部に記憶する工程と、
前記計測部によりプラズマ処理の累計処理時間を計測する工程と、
前記記憶部から前記累計処理時間に対応する前記電圧情報を読み出す工程と、
前記読み出された電圧情報に応じた電圧を前記静電チャックに印加する工程と、
をさらに含む処理を実行する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - プラズマ処理の累計処理時間を計測する計測部と、
前記上部電極の消耗度合いを示す消耗情報と、前記絶対値を示す電圧情報との関係を記憶する記憶部と、
をさらに有し、
前記制御部は、
前記関係を参照して、前記絶対値を決定する工程
をさらに含む処理を実行する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記制御部は、
前記電源部を制御する工程を、ウェハの処理後、次のウェハを処理する前に、又はウェハの処理中に実行する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記上部電極の温度を計測する温度計をさらに有し、
前記制御部は、
前記温度計により前記上部電極の温度を測定する工程と、
前記測定された上部電極の温度と、予め計測された消耗していない上部電極の温度との差を算出する工程と、
前記差が所定の閾値を超える時点で、前記絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程と、
をさらに含む処理を実行する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記温度計は、前記クーリングプレートに設けられた光ファイバーにより温度を計測する温度計及び/又は光干渉により温度を計測する温度計である、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
- 前記静電チャックは、中央側静電チャックと外周側静電チャックとを含む、請求項1〜7のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置。
- 前記制御部は、
前記中央側静電チャックと前記外周側静電チャックのそれぞれに前記電圧を印加する工程
をさらに含む処理を実行する、請求項8に記載のプラズマ処理装置。 - 前記制御部は、
前記外周側静電チャックに印加される電圧の絶対値を一定に維持した状態で、前記上部電極の消耗度合いに応じて、前記中央側静電チャックに印加される電圧の絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程
をさらに含む処理を実行する、請求項9に記載のプラズマ処理装置。 - クーリングプレート、上部電極、及び前記クーリングプレートと前記上部電極との間に配置される静電チャックを含むシャワーヘッドと、
前記静電チャックに電圧を印加する電源部と、
前記電源部が前記静電チャックに印加する電圧の絶対値を制御する制御部と、
を有するプラズマ処理装置を用いたプラズマ処理方法であって、
前記上部電極の消耗度合いに応じて、前記絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程
を含む、プラズマ処理方法。 - 前記プラズマ処理装置は、計測部をさらに有し、
前記計測部によりプラズマ処理の累計処理時間を計測する工程と、
前記計測された累計処理時間に応じて前記上部電極の消耗度合いを決定する工程と、
をさらに含む、請求項11に記載のプラズマ処理方法。 - 前記プラズマ処理装置は、
プラズマ処理の累計処理時間を計測する計測部と、
前記絶対値を記録する記憶部と、
をさらに有し、
予め、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるほど前記絶対値が大きくなるように、前記累計処理時間ごとに前記絶対値を示す電圧情報を前記記憶部に記憶する工程と、
前記計測部によりプラズマ処理の累計処理時間を計測する工程と、
前記記憶部から前記累計処理時間に対応する前記電圧情報を読み出す工程と、
前記読み出された電圧情報に応じた電圧を前記静電チャックに印加する工程と、
をさらに含む、請求項11に記載のプラズマ処理方法。 - 前記プラズマ処理装置は、
プラズマ処理の累計処理時間を計測する計測部と、
前記上部電極の消耗度合いを示す消耗情報と、前記絶対値を示す電圧情報との関係を記憶する記憶部と、
をさらに有し、
前記関係を参照して、前記絶対値を決定する工程
をさらに含む、請求項11に記載のプラズマ処理方法。 - 前記電源部を制御する工程を、ウェハに対してプラズマ処理を開始するタイミングで実行する、請求項11に記載のプラズマ処理方法。
- 前記電源部を制御する工程において、プラズマ処理の累計処理時間が長くなるにつれて、前記上部電極に対する前記静電チャックの吸着力が徐々に増加するように、前記電源部を制御する、請求項11に記載のプラズマ処理方法。
- 前記プラズマ処理装置は、
前記上部電極の温度を計測する計測部
をさらに有し、
前記計測部により前記上部電極の温度を計測する工程と、
前記計測された上部電極の温度と、予め計測された消耗していない上部電極の温度との差を算出する工程と、
前記差が所定の閾値を超える時点で、前記絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程と、
をさらに含む、請求項11に記載のプラズマ処理方法。 - 前記電源部を制御する工程において、前記閾値を超える時点で、前記絶対値が0から0よりも大きい値に増加するように前記電源部を制御する、請求項17に記載のプラズマ処理方法。
- 前記静電チャックは、中央側静電チャックと外周側静電チャックとを含み、
前記中央側静電チャックと前記外周側静電チャックのそれぞれに前記電圧を印加する工程
をさらに含む、請求項11〜18のいずれか一項に記載のプラズマ処理方法。 - 前記電圧を印加する工程は、
前記外周側静電チャックに印加される電圧の絶対値を一定に維持した状態で、前記上部電極の消耗度合いに応じて、前記中央側静電チャックに印加される電圧の絶対値が増加するように前記電源部を制御する工程
を含む、請求項19に記載のプラズマ処理方法。
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