JP2020054583A - 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法 - Google Patents

芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020054583A
JP2020054583A JP2018186808A JP2018186808A JP2020054583A JP 2020054583 A JP2020054583 A JP 2020054583A JP 2018186808 A JP2018186808 A JP 2018186808A JP 2018186808 A JP2018186808 A JP 2018186808A JP 2020054583 A JP2020054583 A JP 2020054583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
fragrance
container
opening
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018186808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7085207B2 (ja
Inventor
秀人 三橋
Hideto Mihashi
秀人 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMEETA KK
Original Assignee
AMEETA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMEETA KK filed Critical AMEETA KK
Priority to JP2018186808A priority Critical patent/JP7085207B2/ja
Publication of JP2020054583A publication Critical patent/JP2020054583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7085207B2 publication Critical patent/JP7085207B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】芳香の量を任意の量に調整可能で容器本体に着脱可能な構成を有する芳香剤容器用蓋及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法の提供。【解決手段】芳香剤容器用蓋1は芳香剤を収容する容器本体2の開口縁部21に着脱可能に装着され、第1蓋部と第2蓋部とを備え、第2蓋部は第1蓋部に第2蓋部の中心軸周りに回動可能に取り付けられ、第1蓋部は略円盤状の第1蓋板と第2蓋板122の回動方向において第1蓋板に等間隔に形成された複数の第1開口部とを備え、第2蓋部は略円盤状の第2蓋板と回動方向において第2蓋板に等間隔に形成された複数の第2開口部124とを備え、第2蓋部は第1開口部と第2開口部とが重なり合う重複開口部における開口面積が最大となる第1開口状態と開口面積が最小となる第2開口状態との間で開口面積を変化させるように回動し、そして、芳香剤を充填した容器本体のみをレンタル先に持参し、交換する。【選択図】図1

Description

本発明は、芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法に関する。
芳香剤容器として、これまで種々のものが用いられてきた。特許文献1には、開口部より芳香剤を収容する容器本体と、前記開口部の外周に形成された環状のフランジの内周側に溶着された気体透過性シートと、前記気体透過性シートを覆って前記フランジの外周側に溶着された気体不透過性シートと、を備える芳香剤容器が開示されている。この構成によれば、気体不透過性シートを剥がすことで、収容された芳香剤の芳香成分が揮発し、気体透過性シートを透過する。
特開2015−97598号公報
しかしながら、上記構成によれば、気体透過性シートを透過する芳香の量を任意の量に調整することができないため、使用者のニーズに応じた芳香量に適宜設定することが困難である。また、気体透過性シートが容器本体に対して着脱可能な構成となっていないため、芳香剤を使い切った場合、容器本体の再利用が困難である。そのため、芳香剤を使い切るたびに廃棄費用が掛かるほか、産業廃棄物等の環境問題を引き起こす可能性があり、好ましくない。
そこで、本発明は、芳香の量を任意の量に調整可能な構成を有すると共に、容器本体に着脱可能な構成を有する芳香剤容器用蓋を提供すること、及び、当該芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る芳香剤容器用蓋は、(1)芳香剤容器の蓋として用いられる芳香剤容器用蓋であって、芳香剤を収容する容器本体の開口縁部に着脱可能に装着され、第1蓋部と、第2蓋部と、を備え、前記第2蓋部は、前記第1蓋部に、前記第2蓋部の中心軸周りに回動可能に取り付けられており、前記第1蓋部は、略円盤状の第1蓋板と、前記第2蓋板の回動方向において前記第1蓋板に等間隔に形成された複数の第1開口部と、を備え、前記第2蓋部は、略円盤状の第2蓋板と、前記回動方向において前記第2蓋板に等間隔に形成された複数の第2開口部と、を備え、前記第2蓋部は、前記第1開口部と前記第2開口部とが重なり合う重複開口部における開口面積が最大となる第1開口状態と、前記開口面積が最小となる第2開口状態と、の間で前記開口面積を変化させるように回動することを特徴とする芳香剤容器用蓋。
(2)前記第1蓋部及び前記第2蓋部のうちいずれか一方の蓋部は、前記回動方向に延びるガイド溝を備え、他方の蓋部は、前記第2蓋部の回動時において前記ガイド溝にガイドされるスライド部を備えることを特徴とする(1)に記載の芳香剤容器用蓋。
(3)前記スライド部は、前記ガイド溝を、前記中心軸の軸方向に貫通して延びており、前記スライド部の先端部には、前記ガイド溝から前記スライド部が抜けることを抑制する抜け止め部が形成されていることを特徴とする(2)に記載の芳香剤容器用蓋。
(4)前記第2開口状態において、前記開口面積が0より大きいことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の芳香剤容器用蓋。
(5)前記第2蓋板の下面は、前記第1蓋板の上面より上方に位置することを特徴とする(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の芳香剤容器用蓋。
(6)前記第2蓋板のうち前記第2開口部の外縁を避けた位置には、突状の指掛け部が設けられていることを特徴とする(5)に記載の芳香剤容器用蓋。
(7)(1)乃至(6)のうちいずれかに記載の芳香剤容器用蓋を用いた、芳香剤容器のレンタル方法であって、レンタル先に届ける容器本体を第1容器本体、レンタル先に設置されている芳香剤容器が備える容器本体を第2容器本体と定義したとき、第1容器本体に芳香剤を充填するステップと、前記第1容器本体を持参してレンタル先を訪問するステップと、前記第2容器本体から前記芳香剤容器用蓋を取り外すステップと、この取り外した前記芳香剤容器用蓋を前記第1容器本体に取り付けるステップと、前記第2容器本体を回収するステップと、を含む、芳香剤容器のレンタル方法。
本発明によれば、芳香の量を任意の量に調整できるため、使用者(顧客)のニーズに合わせた芳香量を達成できる。また、本発明は容器本体に着脱可能な構成を有するため、芳香剤を使い切った後に容器本体を再利用することができる。これにより、コストを抑制できることに加え、廃棄物を削減できるため環境に与える悪影響を少なくできる。
本実施形態における芳香剤容器の分解斜視図である。 本実施形態において、重複開口部の開口面積が最大となるように第2蓋部を回動させた状態における、芳香剤容器用蓋の正面図である。 本実施形態において、重複開口部の開口面積が最小となるように第2蓋部を回動させた状態における、芳香剤容器用蓋の正面図である。 本実施形態において、図2aに記載の第2蓋部の回動状態における、芳香剤容器用蓋の背面図である。 本実施形態における、芳香剤容器用蓋の右側面図である。 本実施形態における、芳香剤容器用蓋の左側面図である。 本実施形態における、芳香剤容器用蓋の平面図である。 本実施形態における、芳香剤容器用蓋の底面図である。 本実施形態における、芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図面を参照しながら、本実施形態における、芳香剤容器用蓋の構成について説明する。図1は、本実施形態における芳香剤容器の分解斜視図である。図2aは、本実施形態において、重複開口部の開口面積が最大となるように第2蓋部を回動させた状態における、芳香剤容器用蓋の正面図である。図2bは、本実施形態において、重複開口部の開口面積が最小となるように第2蓋部を回動させた状態における、芳香剤容器用蓋の正面図である。図3は、本実施形態において、図2aに記載の第2蓋部の回動状態における、芳香剤容器用蓋の背面図である。図4は、本実施形態における、芳香剤容器用蓋の右側面図である。図5は、本実施形態における、芳香剤容器用蓋の左側面図である。図6は、本実施形態における、芳香剤容器用蓋の平面図である。図7は、本実施形態における、芳香剤容器用蓋の底面図である。ここで、図2a、図2b及び図3に記載のハッチング部は、第1開口部115と第2開口部124とが重なり合う重複開口部を示す。以下、「軸方向」とは、第2蓋部12の中心軸の軸方向を指すものとする。また、「周方向」とは、中心軸周りに第2蓋部12が回動する回動方向を指すものとする。さらに、「径方向」とは、軸方向に見た場合における第2蓋部12の径方向を指すものとする。
図1を参照して、芳香剤容器10は、芳香剤容器用蓋1と、芳香剤容器本体2と、から構成される。芳香剤容器用蓋1は、第1蓋部11と、第2蓋部12と、を備える。
(第1蓋部)
図1乃至3を参照して、第1蓋部11は、環状の天面部111と、天面部111の外縁の下面から軸方向下方に延びて円筒状を呈する側面部112と、側面部112の下端から径方向内側に突出した爪部113と、第1蓋板114と、を備える。爪部113を、芳香剤容器本体2の上方に設けられた開口縁部21に係合させることにより、芳香剤容器用蓋1が芳香剤容器本体2に着脱可能に取り付けられる。芳香剤容器用蓋1及び芳香剤容器本体2の装着状態において、芳香剤容器用蓋1の側面部112の下端を軸方向上方に押し上げることにより、容器本体2の開口縁部21と爪部113との係合が絶たれて、容器本体2から芳香剤容器用蓋1を容易に取り外すことができる。
開口縁部21は、爪部113が係合可能な適宜の形状に形成することができる。本実施形態において、開口縁部21には、爪部113が係合するためのねじ溝210が形成されている。また、容器本体2の形状は、円筒形状や円錐形状に限られず、例えば角柱や角錐等の形状であってよい。
図3を参照して、第1蓋板114は、略扇形状を呈する複数の蓋面114aと、第1環状部114bと、第1環状部114bを包囲する第2環状部114cと、から成る。複数の蓋面114aは、周方向に等間隔に形成されている。複数の蓋面114aはそれぞれ、中心角側が第1環状部114bに配置され、弧側が第2環状部114cに配置されることにより、第1環状部114bと第2環状部114cとを繋げている。蓋面114aは第1環状部114bと一体的に形成され、蓋面114aの上面における外縁と、第2環状部114cの下面とは接合されている。第1蓋板114には、複数の蓋面114aと、第1環状部114bと、第2環状部114cと、に包囲される位置に、複数の第1開口部115が形成されている。複数の第1開口部115は、略扇形状を呈しており、周方向に等間隔に形成されている。第1開口部115の大きさ及び形状は互いに略等しい。第1開口部115の周方向における幅A1は、隣り合う第1開口部115の間の第1蓋板114(すなわち、蓋面114a)の周方向における幅A2とほぼ均等である。また、第1環状部114bの中央部には、穴部116が形成されている。
環状部114cの外縁には、穴部116を挟んで対向する位置で切り欠かれた、一対の切欠き部117が形成されている。環状部114cの外縁のうち一対の切欠き部117を除く部分の上面が、天面部111の下面の内縁と接合している。
天面部111と切欠き部117とに包囲される位置には、一対のガイド溝118が形成されている。一対のガイド溝118は、周方向に延びており、穴部116を挟んで互いに対向している。後述するように、ガイド溝118にはスライド部123が挿通されており、ガイド溝118の始端部及び終端部によってスライド部123のスライド可能範囲が規定されている。
(第2蓋部)
第2蓋部12は、天面部111に包囲される位置に配置される。第2蓋部12は、軸方向に延びる円筒形状であって底面を備えた有底円筒部121と、有底円筒部121を包囲する円盤状の第2蓋板122と、第2蓋板122の外縁から軸方向下方に延びる一対のスライド部123と、を備える。有底円筒部121の底面部121aから軸方向下方に向かって、一対の凸部121bが延びている。この凸部121bの外面は穴部116の内周面の一部に対応した形状を呈しており、凸部121bの外面が穴部116の内周面に当接することによって、第2蓋部12が第1蓋部11に対して回動可能に配置される。
第2蓋板122は、略円盤状を呈している。第2蓋板122には、略扇形状を呈する第2開口部124が、周方向に等間隔に、複数形成されている。第2開口部124の大きさ及び形状は、それぞれほぼ等しい。第2開口部124の数は、第1開口部115の数と等しい。第2開口部124の周方向における幅B1は、隣り合う第2開口部124の間の第2蓋板122の周方向における幅B2より広い。
一対のスライド部123は、ガイド溝118を挿通して形成されている。一対のスライド部123は、有底円筒部121を挟んで、互いに対向する位置に形成されている。スライド部123の下端部は、径方向外側に向かって延びており、フランジ状に形成されている。スライド部123の下端部における径方向の幅は、ガイド溝118の径方向における幅より広い。この構成によれば、軸方向において、第1蓋部11と第2蓋部12とが離隔する方向に外力がかかった場合、スライド部123の下端部の上面が天面部111の下面に当接する。すなわち、スライド部123の下端部は、ガイド溝118からスライド部123が抜けることを抑制する機能を有している。
図2a及び図2bを参照して、第2蓋部12を回動させることにより、第2蓋部12の第2開口部124と、容器本体2に取り付けられた第1蓋部11の第1開口部115と、が重なり合う重複開口部における開口面積(すなわち、芳香剤容器用蓋1の開口面積)を、開口面積が最大となる開口状態(請求項1における「第1開口状態」に相当)と、開口面積が最小となる開口状態(請求項1における「第2開口状態」に相当)と、の間で種々変更することができる。この重複開口部の開口面積は、芳香が通過する通過面積に相当するため、重複開口部の開口面積を変化させることにより、放散される芳香の量を調整することができる。なお、第2蓋部12の回動動作に応じて、スライド部123はガイド溝118に沿って回動する。そのため、第2蓋部12の回動動作は、ガイド溝118の周方向における端部に接触することで停止する。
ここで、第2開口部124の周方向における幅B1は、隣り合う第1開口部115の間の第1蓋板114の周方向における幅A2より広い。この構成によれば、芳香剤容器用蓋1の開口面積が最小となるように第2蓋部12を回動させた場合であっても、第1開口部115と第2開口部124とが重なる部分が生じる(開口面積が0より大きくなる)。そのため、容器本体内部に芳香を密閉することなく、最小限の芳香を放散させることができる。すなわち、重複開口部の開口面積が最小となる第2開口状態において、重複開口部は、蓋面114aの外縁に沿って径方向に延びるスリット形状を呈しており、このスリット状の重複開口部から最小限の芳香を放散することができる。
軸方向において、第2蓋板122の下面は第1蓋板114の上面より上方に位置する。この構成によれば、芳香剤容器用蓋1の開口面積が最小となるように第2蓋部12を回動させた場合であっても、第2蓋板122の下面と第1蓋板114の上面との間に軸方向の空隙を形成することができる。そのため、容器本体内部に芳香を密閉することなく、最小限の芳香を放散させることができる。また、第2蓋部12を回動させる際に第1蓋板114と第2蓋板122とが干渉しないため、第2蓋部12をスムーズに回動させることができる。
第2蓋板122のうち第2開口部124の外縁を避けた位置には、第2蓋板122から軸方向上方に突出する第1突出部125(請求項6における「指掛け部」に相当)が設けられている。この第1突出部125が奏する効果は以下の通りである。すなわち、第2蓋部12を第1蓋部11に対して回動させる場合、第2蓋板122と指との摩擦で回動させると、摩擦力が十分に働かず、所望の位置まで第2蓋部12をスムーズに回動させることができない。一方、第1突出部125に指を掛けて回動させることにより、より確実に周方向に力を加えることができるため、第2蓋部12をより容易に回動させることができる。そのため、芳香剤容器用蓋1の重複開口部における開口面積をより容易に調整することが可能となる。
なお、第2開口部124の外縁に沿って、第2蓋板122から軸方向上方に突出する第2突出部126が形成されている。第2突出部126が奏する効果は、第1突出部125と同様である。
(芳香剤容器のレンタル方法)
芳香剤容器用蓋1を用いた芳香剤容器のレンタル方法について、図8を参照して以下に詳細に説明する。図8は、本実施形態における芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法を示すフローチャートである。なお、レンタル先に届ける容器本体は、既に使用されたものを再利用するものとする。
まず、レンタル先に届ける容器本体(以下、第1容器本体と称す)に取り付けられている密閉シート(芳香剤容器用蓋1とは異なり、容器本体内部の保護に用いられるシート)を取り外し(S1)、その中に残存している芳香剤を取り除く(S2)。芳香剤が取り除かれた第1容器本体の中に、新たに芳香剤を充填する(S3)。充填する芳香剤は、レンタル先の顧客が所望する香り及び芳香期間を満たすものであり、例えば、40gで芳香期間が約4週間のシトラスの香りの芳香剤であってよいが、これに限られない。芳香剤充填後、第1容器本体に密閉シートを取り付け(S4)、第1容器本体を持参してレンタル先を訪問する(S5)。
レンタル先訪問時に、持参した第1容器本体の密閉シートを取り外す(S6)。芳香剤容器用蓋1を、レンタル先の顧客に設置された芳香剤容器から取り外してS6の第1容器本体に取り付けた後(S7)、芳香剤容器用蓋1の第2蓋部12を回動させて、芳香剤容器用蓋1の開口面積の調整を行う(S8)。この工程により、顧客のニーズに応じた芳香量の調整が行われる。なお、S8における開口面積の調整については、上述のため、説明を繰り返さない。この芳香剤容器を芳香器等に設置することにより(S9)、芳香剤容器の設置作業が完了する。一方、顧客がレンタルしていた芳香剤容器の容器本体(以下、第2容器本体と称す)には、S6において第1容器本体から取り外された密閉シートが取り付けられる(S10)。その後、第2容器本体は回収され(S11)、再利用される。
上述の通り、芳香剤容器用蓋1が容器本体に着脱可能な構成を有しているため、容器本体を廃棄することなく再利用することができ、コスト削減に加え、環境をも考慮したレンタル方法が実現可能となる。
なお、上記レンタル方法は、既に使用された容器本体を第1容器本体として再利用する場合を前提としているが、未使用の容器本体を第1容器本体として使用する場合、S1及びS2を省略し、芳香剤を充填する過程(S3)から始めることができる。
また、上記レンタル方法は、密閉シートを付けて容器本体を回収及び保存する場合を前提としているが、密閉シートを取り付けることなく容器本体を回収及び保存してもよい。この場合、S1、S4、S6及びS10を省略することができる。また、レンタル先に第1容器本体を運搬する際(S4)にのみ、密閉シートを第1容器本体に取り付けるようにしてもよい。この場合、S1及びS10を省略することができる。
さらに、上記レンタル方法は、芳香器等に設置する芳香剤容器を前提としているが、芳香器等を要さない芳香剤容器であってよい。
なお、芳香剤容器用蓋及び容器本体の材質は、芳香剤容器用蓋及び容器本体として一般的に用いられる材質であればよく、例えばポリプロピレン(PP)が使用される。
(変形例1)
本実施形態において、第1開口部115及び第2開口部124は、周方向に等間隔に4つずつ設けられているが、これに限られず、周方向に等間隔にそれぞれ3つ以下又は5つ以上設けられていてもよい。
(変形例2)
本実施形態において、芳香剤容器用蓋1は、爪部113を備えることにより、容器本体に着脱可能となっている。しかしながら、これに限られず、例えば、側面部112の内周面に、容器本体2の開口縁部21のねじ溝210に対応するねじ溝が形成されている構成であってよい。この場合、側面部112を容器本体の開口縁部に螺合させることにより、芳香剤容器用蓋1が容器本体2に装着される。
(変形例3)
本実施形態においては、第1蓋板114の穴部116の内周面に、有底円筒部121の一対の凸部121bの外面が当接することにより、第2蓋部12が第1蓋部11に対して回動可能に配置されている。しかしながら、これに限られず、例えば、第1蓋板114の中央部から軸方向上方に凸部が形成され、この凸部の外周が、第2蓋部に形成された穴部の内周面と当接することにより、第2蓋部12が第1蓋部11に対して回動可能に配置されてもよい。
(変形例4)
本実施形態においては、第1蓋部11がガイド溝118を備え、第2蓋部12がスライド部123を備えた構造であるが、これに限られず、第1蓋部11がスライド部を備え、第2蓋部12がガイド溝を備えた構造であってよい。この場合、スライド部の上端部がフランジ状に形成される。
1:芳香剤容器用蓋 2:芳香剤容器本体 11:第1蓋部 12:第2蓋部 21:開口縁部 114:第1蓋板 115:第1開口部 118:ガイド溝 122:第2蓋板 123:スライド部 124:第2開口部 125:第1突出部 126:第2突出部

Claims (7)

  1. 芳香剤容器の蓋として用いられる芳香剤容器用蓋であって、
    芳香剤を収容する容器本体の開口縁部に着脱可能に装着され、
    第1蓋部と、第2蓋部と、を備え、
    前記第2蓋部は、前記第1蓋部に、前記第2蓋部の中心軸周りに回動可能に取り付けられており、
    前記第1蓋部は、略円盤状の第1蓋板と、前記第2蓋板の回動方向において前記第1蓋板に等間隔に形成された複数の第1開口部と、を備え、
    前記第2蓋部は、略円盤状の第2蓋板と、前記回動方向において前記第2蓋板に等間隔に形成された複数の第2開口部と、を備え、
    前記第2蓋部は、前記第1開口部と前記第2開口部とが重なり合う重複開口部における開口面積が最大となる第1開口状態と、前記開口面積が最小となる第2開口状態と、の間で前記開口面積を変化させるように回動することを特徴とする芳香剤容器用蓋。
  2. 前記第1蓋部及び前記第2蓋部のうちいずれか一方の蓋部は、前記回動方向に延びるガイド溝を備え、他方の蓋部は、前記第2蓋部の回動時において前記ガイド溝にガイドされるスライド部を備えることを特徴とする請求項1に記載の芳香剤容器用蓋。
  3. 前記スライド部は、前記ガイド溝を、前記中心軸の軸方向に貫通して延びており、
    前記スライド部の先端部には、前記ガイド溝から前記スライド部が抜けることを抑制する抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の芳香剤容器用蓋。
  4. 前記第2開口状態において、前記開口面積が0より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の芳香剤容器用蓋。
  5. 前記第2蓋板の下面は、前記第1蓋板の上面より上方に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の芳香剤容器用蓋。
  6. 前記第2蓋板のうち前記第2開口部の外縁を避けた位置には、突状の指掛け部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の芳香剤容器用蓋。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の芳香剤容器用蓋を用いた、芳香剤容器のレンタル方法であって、
    レンタル先に届ける容器本体を第1容器本体、レンタル先に設置されている芳香剤容器が備える容器本体を第2容器本体と定義したとき、
    第1容器本体に芳香剤を充填するステップと、
    前記第1容器本体を持参してレンタル先を訪問するステップと、
    前記第2容器本体から前記芳香剤容器用蓋を取り外すステップと、
    この取り外した前記芳香剤容器用蓋を前記第1容器本体に取り付けるステップと、
    前記第2容器本体を回収するステップと、
    を含む、芳香剤容器のレンタル方法。
JP2018186808A 2018-10-01 2018-10-01 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法 Active JP7085207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018186808A JP7085207B2 (ja) 2018-10-01 2018-10-01 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018186808A JP7085207B2 (ja) 2018-10-01 2018-10-01 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020054583A true JP2020054583A (ja) 2020-04-09
JP7085207B2 JP7085207B2 (ja) 2022-06-16

Family

ID=70105621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018186808A Active JP7085207B2 (ja) 2018-10-01 2018-10-01 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7085207B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3150637U (ja) * 2009-03-06 2009-05-28 アウグ株式会社 芳香剤容器用の蓋
JP2018094230A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 エステー株式会社 揮散装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3150637U (ja) * 2009-03-06 2009-05-28 アウグ株式会社 芳香剤容器用の蓋
JP2018094230A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 エステー株式会社 揮散装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7085207B2 (ja) 2022-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5489026A (en) Cartonless packaging system
WO2018230307A1 (ja) 揮散容器
JP5782372B2 (ja) レフィル容器、レフィル容器組立用治具、およびレフィル容器の組立方法
JP2020054583A (ja) 芳香剤容器用蓋、及び芳香剤容器用蓋を用いた芳香剤容器のレンタル方法
JP2008296940A (ja) 二重容器
EP1681032B1 (en) Dental liquid container with plugging type closure
JP4841176B2 (ja) 容器
WO2010073546A1 (ja) 流動体収納容器
KR20230150987A (ko) 유체 제품 용기 밀봉장치
JP7222506B2 (ja) ローラケース
JP2012096817A (ja) 蓋付き容器
JP4068183B2 (ja) 合成樹脂製ヒンジキャップ
JP3298065B2 (ja) トナー補給装置及びそれに使用されるトナーカートリッジ
JP2006240685A (ja) キャップ、容器本体、およびそれらを含む容器
JP2020059538A (ja) キャップ
JP2020100290A (ja) 車両下部カバー構造
SE509830C2 (sv) Behållare för förvaring av tabletter
JP5186414B2 (ja) 密封容器
JPH0531113Y2 (ja)
JP3298064B2 (ja) トナーカートリッジ
JP2017197198A (ja) 缶の施蓋装置
CA3041506C (en) Container for a tobacco related product
JP5767954B2 (ja) 二重容器
JP2004180874A (ja) パウダー容器
JP5315144B2 (ja) 粒体容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7085207

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150