JPH0531113Y2 - - Google Patents

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JPH0531113Y2
JPH0531113Y2 JP1986082060U JP8206086U JPH0531113Y2 JP H0531113 Y2 JPH0531113 Y2 JP H0531113Y2 JP 1986082060 U JP1986082060 U JP 1986082060U JP 8206086 U JP8206086 U JP 8206086U JP H0531113 Y2 JPH0531113 Y2 JP H0531113Y2
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tablet
flange
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ratchet teeth
package
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は長期間にわたり規則正しく服用する必
要のある錠剤等の分与機構を有する容器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、錠剤分与機構を有する容器として特開昭
54−112591号公報がある。この公報のものは第3
図に示すように、容器本体1にトレー50を軸着
し、トレー50内に錠剤包装体30を収納し、錠
剤包装体30の外側に突出する係合片36をトレ
ー50の周壁51に形成した切欠き52に係合
し、そして、トレー50の図示してないラチエツ
ト歯を容器本体1のラチエツト歯4に係合させ、
トレー50を筒状突出部21上面の記号表示部2
2に記載された記号に従つて一駒ずつ回転させ、
錠剤分与口7上に位置する錠剤収容部33を指で
押圧して、錠剤包装体30の下側のフイルムを破
り錠剤を錠剤分与口7から、決められた日時に間
違えることなく取り出すようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図に示す従来のものは、決められた日時に
過不足なく錠剤を取り出すことができ、長期間規
則正しく薬剤を服用する必要がある場合例えば径
口避妊薬等の分与容器として有効である。
しかしながら、錠剤分与口7が容器本体の底面
に開口しているため、錠剤収納部を押圧してこれ
を破ると、直ちに容器本体1の底面から錠剤が落
下する。したがつて押圧動作と錠剤の受け取り動
作を同時に行わなくてはならず扱いにくい。
また、不意に押圧して破断されると錠剤が床面
等に落下してしまう問題があつた。
さらに、錠剤収容部33の下部のトレー50
に、この錠剤収納部33に合致した形状、大きさ
の孔を形成する必要があり、その孔に合致した錠
剤分与口7を設けなければならない。
したがつて構造が複雑となるばかりでなく、こ
れらの正確な位置合わせをしなければならないの
で、製造上の煩雑さがあつた。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
錠剤を取り出し易いようにするとともに、構造を
簡素化して取扱性を向上させた錠剤分与機構を有
する容器を提供することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を達成するために以下のよ
うな構成としている。すなわち、容器本体1の底
部2に多数のラチエツト歯4を環状に設けるとと
もに、容器本体1の底部2の中央部に錠剤包装体
30を保持すべき保持体20を回転自在に軸着
し、この保持体20には錠剤包装体30の中央開
口部35が嵌入されるべき筒状突出部21を設
け、筒状突出部21の下縁から横方向に延びるフ
ランジ24を形成し、筒状突出部21の上面に
は、環状に多数の記号表示部22を設け、前記フ
ランジ24には前記環状に設けたラチエツト歯4
に係合するラチエツト歯26を設け、また、容器
本体1の一側には収容された錠剤包装体30を覆
う蓋40をヒンジ41により軸着して設けた錠剤
分与機構を有する容器において、 前記フランジ24の径よりも錠剤包装体30の
径を大きく形成し、この錠剤包装体30の外周縁
がフランジ24から突出するようにするととも
に、この突出した外周縁部に底面が破断できる錠
剤収納部33を形成し、錠剤包装体30の中央開
口部35には係合片36を突設し、筒状突出部2
1の外周にはこの係合片36が嵌入する凹部23
を設けるとともに、容器本体1の一端に、錠剤包
装体30に面した上面と側面が開口して底面が閉
塞した錠剤分与口7を、ラチエツト歯4の外側に
形成した。
〔作用〕
本考案は、保持体20のフランジ24に錠剤包
装体30を載せ、錠剤包装体30を筒状突出部2
1に嵌入して係合片36を凹部23に係合する。
次に、保持体20を回転させて記号表示部22の
記号を錠剤分与口7に合わせて、錠剤収容部33
を指で押すと錠剤34は錠剤包装体30を破り、
錠剤分与口7に落下する。この錠剤は、錠剤分与
口7内に留まつているので、容器本体1を傾ける
ことにより外部に容易に取り出せる。
錠剤収納部33はフランジ24上から突出して
いるので、これが錠剤分与口7上に位置している
ときに破断すれば、フランジを貫通させることな
く、内部の錠剤を取り出せる。
このようにして、所定の日時に錠剤34を服用
したかどうかを、記号表示部22の記号により知
ることができる。
〔実施例〕
第1図・第2図は本考案の一実施例の錠剤分与
機構を有する容器と錠剤包装体を示すものであ
る。
この容器は、円盤形の皿状の容器本体1と、リ
ング状の保持体20と、ドーナツ形の板状の錠剤
包装体30を備えている。
前記容器本体1の底部2には、21個のラチエツ
ト歯4を環状が設けられている。これらのラチエ
ツト歯4の外側には、区画6,6で仕切られた錠
剤分与口7が形成され、その外側には錠剤分与口
7を除いて周壁5が設けられている。この錠剤分
与口7は、上面側と周壁側が開口している。
容器本体1の底部2の中心部には、軸孔3が設
けられ、この軸孔3に、錠剤包装体30の保持体
20に設けた軸26が、回転自在に軸着されてい
る。
さらに、この保持体20には、錠剤包装体30
の中間開口部35が嵌入される筒状突出部21を
設けるとともに、筒状突出部21の下縁から横方
向に延びるフランジ24を設けている。このフラ
ンジ24の径は、錠剤包装体30の径よりも小さ
く、この錠剤包装体30の外周部はフランジ24
よりも外側に突出している。
また錠剤包装体30は円形の中央開口部35が
形成された環状に形成され、21個の錠剤収容部3
3が形成された被覆層31の錠剤収容部33内に
錠剤34が収容され、その下側より破れ易く形成
されたフイルム32が張設され、中央開口部35
に突出する係合片36が設けられている。
筒状突出部21の外周には、錠剤包装体30の
中央開口部35に突出する係合片36を嵌入する
凹部23が、等間隔に21個設けられている。他
方、筒状突出部21の上面には、前記凹部23に
一致させて環状に21個の記号表示部22が設けら
れ、3週間の曜日が記入されている。そして、フ
ランジ24にはコ字形のスリツト25が設けら
れ、このスリツト25によりラチエツト歯26が
形成されている。このラチエツト歯26が前記ラ
チエツト歯4に係合し、保持体20が容器本体1
に対しラチエツト歯4の1個分ずつ一方向に回転
できるようになつている。また、容器本体1の一
側には容器本体1に収容された錠剤包装体30を
覆う蓋40がヒンジ41により軸着して設けられ
ている。
なお、前記保持体20の凹部23は1個だけで
もよい。また、保持体20の中央部には軸孔を設
け、この軸孔に容器本体1の底部2中央部に形成
した軸を嵌着して、保持体20を容器本体1に回
転自在に軸着することもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、フランジ24の径よりも錠剤包装体
30の径を大きく形成して、この錠剤包装体30
の外周縁がフランジ24から突出するようにし、
この突出した外周縁部に底面が破断できる錠剤収
納部を形成したので、錠剤が貫通する孔を有する
トレーを廃止できるので複雑な構造が回避でき、
また錠剤を錠剤収納部から、錠剤分与口を介して
容易に取り出せる。
また容器本体1の一端に、錠剤包装体に面した
上面と側面が開口して、底面が閉塞した錠剤分与
口を形成したので、押圧動作のみによつて、直ち
に錠剤が外部に排出されてしまうことがなく、一
方の手で容器を持ち、他方の手で押圧動作ができ
るので扱い易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の錠剤分与機構を有
する容器と収容される錠剤包装体の分解斜視図、
第2図はその断面図、第3図は従来例の分解斜視
図である。 1……容器本体、2……底部、4,26……ラ
チエツト歯、7……錠剤分与口、20……保持
体、21……筒状突出部、22……記号表示部、
23……凹部、24……フランジ、30……錠剤
包装体、35……中央開口部、36……係合片、
40……蓋、41……ヒンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器本体1の底部2に多数のラチエツト歯4を
    環状に設けるとともに、容器本体1の底部2の中
    央部に錠剤包装体30を保持すべき保持体20を
    回転自在に軸着し、この保持体20には錠剤包装
    体30の中央開口部35が嵌入されるべき筒状突
    出部21を設け、筒状突出部21の下縁から横方
    向に延びるフランジ24を形成し、筒状突出部2
    1の上面には、環状に多数の記号表示部22を設
    け、前記フランジ24には前記環状に設けたラチ
    エツト歯4に係合するラチエツト歯26を設け、
    また、容器本体1の一側には収容された錠剤包装
    体30を覆う蓋40をヒンジ41により軸着して
    設けた錠剤分与機構を有する容器において、 前記フランジ24の径よりも錠剤包装体30の
    径を大きく形成し、この錠剤包装体30の外周縁
    がフランジ24から突出するようにするととも
    に、この突出した外周縁部に底面が破断できる錠
    剤収納部33を形成し、錠剤包装体30の中央開
    口部35には係合片36を突設し、筒状突出部2
    1の外周にはこの係合片36が嵌入する凹部23
    を設けるとともに、容器本体1の一端に、錠剤包
    装体30に面した上面と側面が開口して底面が閉
    塞した錠剤分与口7を、ラチエツト歯4の外側に
    形成したことを特徴とする錠剤分与機構を有する
    容器。
JP1986082060U 1986-05-30 1986-05-30 Expired - Lifetime JPH0531113Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62194582U JPS62194582U (ja) 1987-12-10
JPH0531113Y2 true JPH0531113Y2 (ja) 1993-08-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11511101A (ja) * 1995-08-23 1999-09-28 エヌピーケー インダストリアル デザイン ビーヴィ ブリスタパックからピルを取り出すための装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112591A (en) * 1978-01-24 1979-09-03 Ortho Pharma Corp Tablet dispenser

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