JPS6132688Y2 - - Google Patents

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JPS6132688Y2
JPS6132688Y2 JP7029380U JP7029380U JPS6132688Y2 JP S6132688 Y2 JPS6132688 Y2 JP S6132688Y2 JP 7029380 U JP7029380 U JP 7029380U JP 7029380 U JP7029380 U JP 7029380U JP S6132688 Y2 JPS6132688 Y2 JP S6132688Y2
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JP
Japan
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vial
vial opening
holders
circumferential surface
partition wall
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JP7029380U
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JPS56171046U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバイアル薬液混合器の構造の改良に関
する。
従来、バイアル薬液混合器としては種々の構造
が提案されているが、第5図示の如く隔壁3の上
下側に円筒状のバイアル口保持具1,2を一体に
連設し、両バイアル口保持具1,2に跨つて隔壁
3の中央部に薬液混合針4を貫通せしめて設けた
合成樹脂から成るものが知られている。(実開昭
52−112194号) この種の構造のバイアル薬液混合器にあつては
一方のバイアル口保持具1には蒸留水等の液体を
収納した栓a付のバイアルbを薬液混合針4に刺
通して装着し他方のバイアル口保持具2には粉末
の薬剤を収納した栓a′付のバイアルb′を薬液混合
針4に刺通して装着し薬液混合する。この際、バ
イアル口保持具1,2とバイアル口c,c′とは嵌
着され接続が一体化されるほど取扱い易いが、バ
イアル口c,c′に装着された栓a,a′はその外径
が一定でないためバイアル口保持具1,2の内径
をある程度の余裕をもつて定めなければならない
ので、現実には充分な嵌着ができず、接続が一体
化されず取扱いが不便であつた。このためバイア
ル口保持具1,2の下縁に切込溝8を設けて栓
a,a′の外径に多少の誤差があつても嵌着するこ
とができるように改良されているがバイアル口保
持具1,2の周壁の肉厚が薄いと切込溝8のため
にかえつて接続の一体化が失われ更に切込溝8を
設けたため外力が加わると破損する危険があり、
他方、周壁の肉厚を厚くすると切込溝8を設けて
も周壁の剛性によつて栓a,a′付のバイアル口
c,c′を挿入するのが困難になるため切込溝8の
幅を調整して形成する必要があるなどの不都合が
ある。
本考案はかかる従来の欠点を解消しバイアル口
に装着した栓の外径が多少の相違があつてもバイ
アル口保持具に容易に挿入し易く且つ挿入嵌着後
にあつても接続が一体化することができて取扱い
が容易であるバイアル薬液混合器を提供するもの
で、隔壁3の上側と下側との両方に筒状バイアル
口保持具1,2一体に連設し、両バイアル口保持
具1,2に跨つて隔壁3の中央部に薬液混合針4
を貫通せしめて設けたものにおいて、両バイアル
口保持具1,2の内周面5の横断面形状を円形
に、外周面6の横断面形状を多角形に形成し、外
周面6に形成される角部7,7間の中央に下縁に
至る切込溝8を設けて成る。
本考案の実施の一例を示す第1図乃至第3図に
従つて更に詳説すると、隔壁3の下側に大径の筒
状バイアル口保持具1、隔壁3の上側に小径の筒
状バイアル口保持具2を一体に形成し、該隔壁3
の中央部に両バイアル口保持具1,2に跨つて薬
液混合針4を貫通せしめて設けた硬質合成樹脂か
ら成る構成は従来品と同様であるが両バイアル口
保持具1,2の内周面5の横断面形状を装着する
バイアル口c,c′の外径より多少小さい内径を有
する円形とし、外周面6の横断面形状を八角形に
形成し、更に外周面6の角部7,7間の中央に下
縁に至る切込溝8を夫々90度の角度を相違させて
四箇所に設けた。
従つて第2図示のように切込溝8を設けた部位
は角部7,7間の中央でバイアル口保持具1,2
の周壁の肉厚が薄くなり切込溝8により開拡し易
くなるため、バイアル口c,c′に装着した栓a,
a′の外径がバイアル口保持具1,2の内径より多
少大きい場合であつても挿入し易い。また第3図
示のように切込溝8を設けていない部位は角部
7,7で肉厚が大となると共に外周面6に形成さ
れる角部7がリブとして機能しバイアル口保持具
1,2の周壁が切込溝8を設けたことにより必要
以上に開拡するのを阻止してバイアル口保持具
1,2に装着されたバイアル口c,c′を嵌着し接
続を一体化し取扱い容易にしている。
第4図に示すものは、本考案の他の実施例を示
し、バイアル口保持具1,2の内外径を共通にし
た以外は前記実施例と同様の構成であり、同径の
バイアル口c,c′を有するバイアル口b,b′に使
用する例を示す。
しかして本考案によるときは、両筒状バイアル
口保持具1,2を内周面の横断面形状が円形で外
周面の横断面形状が多角形状に形成し、外周面に
形成される角部7,7間の中央に下縁に至る切込
溝8を設けたので、バイアル口c,c′に装着され
た栓の外径が多少大きい場合であつても挿入し易
く且つバイアル口保持具1,2とバイアル口c,
c′との嵌着が十分であり接続が一体化されて薬液
の混合の操作が容易であり、且つ該操作中にバイ
アル口保持具1,2に交叉する外力が加えられた
場合にも切込溝8が存しても外周面6の角部7が
外力に抗じるようリブとして機能するのでバイア
ル口保持具の破損を防止すると共に該角部7はバ
イアル口c,c′への挿脱の際に指懸け部となり操
作し易いバイアル薬液混合器を提供するの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施の一例を示
し、第1図はその斜視図、第2図は第1図の−
線截断面図、第3図は第1図の−線截断面
図、第4図は本考案の他の実施例を示す縦截断面
図、第5図は従来品の縦截断面図である。 1,2……バイアル口保持具、3……隔壁、4
……薬液混合針、5……バイアル口保持具内周
面、6……バイアル口保持具外周面、7……角
部、8……切込溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隔壁3の上側と下側との両方に筒状バイアル口
    保持具1,2一体に連設し、両バイアル口保持具
    1,2に跨つて隔壁3の中央部に薬液混合針4を
    貫通せしめて設けたものにおいて、両バイアル口
    保持具1,2の内周面5の横断面形状を円形に、
    外周面6の横断面形状を多角形に形成し、外周面
    6に形成される角部7,7間の中央に下縁に至る
    切込溝8を設けて成るバイアル薬液混合器。
JP7029380U 1980-05-23 1980-05-23 Expired JPS6132688Y2 (ja)

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JP7029380U JPS6132688Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

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JP7029380U JPS6132688Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

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Publication Number Publication Date
JPS56171046U JPS56171046U (ja) 1981-12-17
JPS6132688Y2 true JPS6132688Y2 (ja) 1986-09-24

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ID=29664163

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JP7029380U Expired JPS6132688Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

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JP4515626B2 (ja) * 2000-12-08 2010-08-04 ニプロ株式会社 液体移注具

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JPS56171046U (ja) 1981-12-17

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