JP2020054113A - ブラシレスモータを用いた医療装置 - Google Patents

ブラシレスモータを用いた医療装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの組立て性を改善したブラシレスモータを用いた医療機器を提供。【解決手段】ハンドピースと、モータと、モータのコントローラを備えた医療機器において、モータは、モータケースと、ハンドピースと接続するインサート筒と、シャフトにマグネットとフロントベアリングとリアベアリングを固定したロータと、ステータコアとコイルユニットを有するステータと、リアホルダと、リング螺子を備え、モータケースにおいて、インサート筒が保持され、ステータはステータコアのフロント側の端面をインサート筒に当接した状態となり、ロータはステータの内部に位置し、リアホルダはステータコアとリアベアリングを保持し、リング螺子は、モータケースの螺子溝に螺子締められて、リアホルダに当接する。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラシレスモータを用いた医療装置に関する。
従来から、歯科医療装置であるハンドピースの回転駆動源として、ブラシレスモータが用いられている。
この様な従来技術として、突出させたロータ軸の両側に軸受体を備え永久磁石で構成されたロータユニットと、磁性体材料で構成されたコアユニットと、コイルを備え後方より導電端子を突出させ樹脂被覆したコイルユニットと、上記ロータユニットの前方の軸受体を嵌着させる軸受孔を前方に有し後方を開口させた外ケースと、この外ケースの開口を塞ぎ、上記ロータユニットの後方の軸受体を嵌着させる軸受孔とコイルユニットの後方より突出させた導電端子とを突出させる孔部とを形成した後ブラケットとで構成され、上記外ケース内には、上記ロータユニット、コイルユニット、コアユニットを内から外に同心状に収容し、上記外ケースの開口に上記後ブラケットを装着したときには、上記ロータユニットの前、後の軸受体のそれぞれが、上記外ケースの軸受孔と、上記後ブラケットの軸受孔とに嵌着され、かつ上記コイルユニットの後方より突出させた導電端子が、上記後ブラケットの孔部より突出する構造にしているブラシレスモータ、が開示されている(特許文献1)。
特開2001−86721号公報
しかしながら、特許文献1で開示されているブラシレスモータは、外ケースの前方に開口する軸受孔にロータユニットの軸受を嵌合し、更に軸受孔の前側にハンドピースとの結合部となる工具結合部を配置する構造であるので、モータの組み立て性が悪いという課題がある。
本発明は、このような課題を解決するものであり、モータの組み立て性を改善したブラシレスモータを用いた医療機器を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するためには、ハンドピースと、前記ハンドピースの駆動源となるモータと、モータの駆動制御を行うコントローラを備えた医療機器において、モータは、外殻を構成する円筒形状のモータケースと、ハンドピースの接続部を有するインサート筒と、シャフトにマグネットとフロントベアリングとリアベアリングを固定してなるロータと、円筒形のステータコアとコイルユニットを有するステータと、ロータ及びステータを保持するリアホルダと、外周部分に螺子溝が形成されたリング螺子を備え、モータケースの内壁面には螺子溝が形成されており、モータケースの内部において、インサート筒がフロント方向への動きが規制されると共に接続部がフロント側の開口から外側に突き出た状態で保持され、ステータはステータコアのフロント側の端面を前記インサート筒に当接した状態で保持され、ロータはステータの内部に位置し、リアホルダはリア側からステータコアとリアベアリングを保持し、リング螺子は、モータケースの螺子溝に螺子締められて、リアホルダに当接する様に構成すれば良い。
本発明によれば、モータの組み立て性を改善したブラシレスモータを用いた医療機器を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る医療装置を示す概念図 ブラシレスモータの側面図 ブラシレスモータの分解斜視図1 図2に示すA−A線矢視位置における断面図 図4におけるブラシレスモータのフロント側の拡大図 図4におけるブラシレスモータのリア側の拡大図 (a)インサート筒を後方から見た斜視図 (b)(a)に示すB−B線矢視位置における断面図 モータケースの断面図(図3に示すC−C線矢視位置における断面図) リアホルダを前方より見た斜視図 ブラシレスモータの分解斜視図2 図10に示すD−D線矢視位置における断面図(フロント側の拡大図) ブラシレスモータの分解斜視図3 図12に示すE−E線矢視位置における断面図 図13の状態からリアホルダをモータケースに取り付けた状態の断面図 本発明の実施の形態に係る医療装置の電気回路を示す概念図
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
〔医療装置M〕
本実施の形態に係る医療装置Mは、ブラシレスモータ200(以下、モータ200)を駆動源とし、歯科治療に用いられるものである。
図1に示すように、本実施の形態に係る医療装置Mは、歯科用ハンドピース100(以下、ハンドピース100)と、モータ200と、モータ200の駆動制御などを行うコントローラ300を備える。
〔ハンドピース100〕
ハンドピース100は、使用者が握る位置となるグリップ101と、グリップ101の先端に位置するヘッド102を有する。
ヘッド102には、歯槽骨を切削して開口を形成する切削工具や、歯槽骨に形成された開口に螺子溝を形成するタップや、インプラントを開口に規定トルクで螺子止めするインプラントドライバー等の各種工具を回転自在に保持する。以下の説明において、これらの各種工具を総称して工具103とする。
グリップ101の後端には、モータ200が接続する。また、グリップ101の内部には、接続するモータ200の回転駆動力を工具103へと伝達する伝達機構104が設けられる。
この様に構成されたハンドピースHは、使用者がグリップ101を手で持ち、モータ200により得られる駆動力で回転する工具103で、患部の治療に係る作業を行う。
〔モータ200の外観〕
図1〜図2に示すように、モータ200の一端側には、ハンドピース100が接続するインサート筒270を備える。モータ200の他端側には、コード201が設けられる。モータ200は、コントローラ300から通電することができるように、コード201によりコントローラ300と接続する。
本明細書では、モータ200において、ハンドピース100が接続する側を「前(フロント)」、その反対側(コード201側)を「後(リア)」と定義する。
実施の形態において、或る物の「外周」は、特に断りが無い限り、その物においてロータ210の回転方向に沿った外側の部位、および、その部位の周囲をいうものとする。ここでいう外側の部位のことを「外周部」という。「外周部」よりも径方向外側のことを、「その物よりも外側」という。
そして、実施の形態において、或る物の「内周」は、特に断りが無い限り、その物においてロータ210の回転方向に沿った内側の部位、および、その部位よりも内側をいうものとする。ここでいう内側の部位のことを「内周部」という。「内周部」よりも径方向内側のことを、「その物よりも内側」という。
〔モータ200の構成要素〕
主に図3〜図4を参照すると、モータ200は、ロータ210と、ステータ220と、モータケース250と、リング螺子260と、インサート筒270と、リアホルダー242と、リアナット280を備える。
モータケース250は、ロータ210とステータ220を内部に収容する。インサート筒270は、ハンドピース100を保持するフロントホルダーとなる部位であり、ハンドピース100が着脱可能に接続する部位である。
以下、これらの構成を説明する。
〔ロータ〕
主に図4〜図6に示すように、ロータ210は、回転軸となるシャフト211と、シャフト211に固定されるマグネット212と、マグネット212の外周部を覆うカバーホルダ213と、フロントベアリング214と、リアベアリング215と、フロントカラー216と、リアカラー217を備える。
マグネット212は、シャフト211の外周に接着して固定される。また、マグネット212は、4つの極を有しており、分割された4つのセグメントからなる。各セグメントは、パラレル異方性に配向されている。ただし、各セグメントは、ラジアル異方性に配向することもできる。
これらのセグメント・マグネットに代えて、4極に着磁された一体のリング状のマグネットを用いてもよい。この場合のセグメントの配向は、ラジアル異方性、極異方性のいずれも採用することができる。
また、マグネット212は、ネオジムマグネットを用いるとよい。ネオジムマグネットは、一般的なマグネット(例えば、フェライトマグネット)より強力な磁力を有するので、小型でより強力な回転トルクを生みだすことが可能なモータを構成することができる。
次に、カバーホルダ213はステンレスにより構成される筒形状の部材である。カバーホルダ213は、マグネット212を保護するものであり、マグネット212の外周を覆うように設けられる。
シャフト211は、マグネット212が設けられる中央部211Aと、中央部211Aよりも前方に位置する前端部211Bと、中央部211Aよりも後方に位置する後端部211Cとを有する。
前端部211Bは、シャフト211の回転を工具103に伝達するためにハンドピース100の内部に設けられた伝達機構104に接続される。
シャフト211の前端部211B側には、フロントベアリング214が設けられる。シャフト211の後端部211C側には、リアベアリング215が設けられる。これらのベアリング214,215は、各々、内輪と外輪との間にボールを備えるボールベアリングである。シャフト211の外周部には、これらのベアリング214,215の各々の内輪が固定される。
次に、図5を参照すると、フロントベアリング214のフロント側には、フロントベアリング214に予圧を加える予圧バネ243が配置される。
更に、予圧バネ243のフロント側には、フロントベアリング214に、フロント側から異物が入り込み難くするためのラビリンス構造を形成するシール構造部218が設けられる。
次に、図5〜図6を参照すると、フロントベアリング214とマグネット212の間には、フロントカラー216が設けられる。また、マグネット212とリアベアリング215の間には、リアカラー217が設けられる。
フロントカラー216とリアカラー217は、ロータ210の回転バランスを修正する際に削り取られる部位を有するバランス修正部となる。フロントカラー216とリアカラー217は、磁性材料により構成されている。また、フロントカラー216とリアカラー217には、カバーホルダ213が部分的に重なる。この重なる部分を溶接することで、各カラーに対してカバーホルダ213が固定される。
〔ステータ〕
次に、図4〜図6を参照すると、ステータ220は、コイルユニット222と、コイルユニット222の外周に配置される円筒形のステータコア221とを備える。ステータコア221は、表面に絶縁膜が形成された磁性体金属の円環状の板を積層して形成されている。
(コイルユニット、光源)
コイルユニット222は、3相のコイル223,224,225このコイルを保持するボビン226を備える。
光源Lは、白色LED(Light Emitting Diode)等の発光デバイスと、発光デバイスを保持するハウジングとを有する。発光デバイスは、単一または複数のLEDにより構成することができる。この光源Lには、照明電線が接続し電力が供給される。
(コイル)
コイル223,224,225は、銅などの良導体を樹脂で覆った被覆導線を用いて平面視矩形状に巻かれており、ボビン226の外周部に沿って湾曲した形状に成形される。他のコイル224,225も、コイル223と同様に形成されている。これらのコイル223,224,225をコントローラ300と結線することで電機子コイルが形成される。
コイル223,224,225には、断面円形状である丸線、断面矩形状である平角線などを用いることができる。コイル223,224,225は、平面視矩形状に限らず、トラック形状、長円、楕円等、任意の形状であってよい。
(ボビン)
ボビン226は、絶縁性の合成樹脂から形成され、シャフト211と同軸に配置される円筒状の筒部226Aと、筒部226Aの外周部に突設された6つの凸部226B(図示せず)を一体に備える。
凸部226Bは、コイル223,224,225の厚みとほぼ同じ高さであり、軸方向に長い形状を成している。また、各凸部226Bは、ボビン226の周方向において等間隔に配置されている。
各コイル223,224,225は、コイルの開口が1つの凸部226Bを挟んだ2つの凸部226Bに掛るように、ボビン226に設けられる。そして、各コイル223,224,225が設けられたボビン226が、ステータコア221の開口内部に固定されることで、ステータ220が形成される。
(コイル、照明電線)
本実施の形態の医療装置Mは、ハンドピース100の前端から照射される光により口腔内の治療対象となる切削部位を照明する。この機能を実現するために、照明電線がモータ200に設けられている。照明電線は、ボビン226の軸方向に沿って配置されている。
照明電線は、光源Lに接続される。光源Lにより照射される光は、光の伝送経路としての光ファイバ(図示しない)を通じてハンドピース100の前端まで導かれる。
リアホルダー242には、基板242Hが設けられている。基板242Hには、照明電線が接続する端子や、モータ端子233U,233V,233Wが設けられている。モータ端子233U,233V,233Wは、それぞれ、コイル223,224,225に接続すると共に、コード201を介してコントローラ300に接続する。
コントローラ300により生成される三相交流電流が、モータ端子233U,233V,233Wを介してコイル223,224,225に印加されると、ステータ220に回転磁界が発生する。この回転磁界とマグネット212の作る磁界の相互作用により、ロータ210がシャフト211を中心に回転する。
〔モータの保持要素〕
次に、ロータ210およびステータ220を収容、保持するための要素として、モータケース250、リング螺子260、リアホルダ242について説明する。
〔インサート筒〕
図5、図7を参照すると、インサート筒270は、ステンレス等の磁性材料により構成された筒状の部材である。また、インサート筒270は、モータケース250の内側に保持される基部271と、基部271の中心部分から前方へと突出する接続部272とを備える。
基部271は円筒形状を成しており、フロント側に第1の外径部271E、リア側に第2の外径部271Fが形成されている。第1の外径部271Eは、第2の外径部271Fより外径が小さく構成されている。このように基部271には、大きさが異なる第1の外径部271Eと第2の外径部271Fを有するので、外周面に段差が生じて基部側段部271Aが形成される。
また、基部271のリア側の開口縁271Bは、ステータコア221が突き当たる面となる。
また、インサート筒270の中心となる部分には、接続部272から基部271を貫く挿通孔273が形成されている。この挿通孔273には、シャフト211の前端側が挿通される。つまり、シャフト211の前端部211Bが挿通孔273の内部に位置する。
また、基部271の内側には、第1の外径部271Eと第2の外径271Fと同軸の内円筒部271Cを有する。この内円筒部271Cの内側には、挿通孔273が連通している。つまり、内円筒部271Cの内側には、シャフト211が挿通される。また、内円筒部271Cの内部は、フロントベアリング214を保持するフロントベアリング保持部271Iとなる。
また、内円筒部271Cの外側であって基部271の内側の部分である基部環状凹部271Dは、各コイル223,224,225のフロント側の一部分が入り込む空間となる。
次に、接続部272は、ハンドピース100の接続部105の内側に挿入され、シャフト211と、ハンドピース100の伝達機構104の軸104Aとの軸心を合わせる。シャフト211は、接続部272の軸方向長さの半分程度にまで延びている。
接続部272の内側には、伝達機構104の軸104Aとシャフト211とを接続するための爪クラッチが配置されている。
基部271には、光源Lが収容される光源収容孔275が貫通して形成されている。また、基部271には、係合孔276が形成されている。
接続部272にハンドピース100が装着されると、係合孔276にハンドピース100側の突起が係合されることで、ハンドピース100とモータ200とが周方向において位置決めされる。それにより、光源Lと、ハンドピース100が内蔵する光ファイバを確実に接続することができる。
また、基部271には、第2の外径部271Fの部分に、表面より凹んだ凹部271Jが形成されている。そして、この凹部271Jの内部には、インサート回り止め部271Kが保持される。インサート回り止め部271Kは、球体の形状又は曲面形状を成している。このインサート回り止め部271Kは、凹部271Jに保持された状態において、凹部271Jの外部に突出有する。つまり、インサート回り止め部271Kは、第2の外径部271Fの表面より突出した状態である。
この様なインサート回り止め部271Kは、後述するモータケース250のフロント側回り止め受け溝255に嵌ることで、インサート筒270のケース250に対する回転方向の動きを抑止する。
(モータケース)
次に、図5、図6、図8を参照すると、モータケース250は、モータ200の外殻を構成するものであり、ステータ220の外周部を包囲する円筒形状の部材である。モータケース250の形状は、フロント側からリア側に向けて外径が徐々に大きくなるように構成されている。モータケース250のリア側の内壁面には、リアの開口側からフロント方向に向けて螺旋状に螺子溝251が形成されている。
尚、モータケース250は、純チタン又はチタニウム合金(以下、チタン)により構成されている。モータケース250をチタンで構成することで、軽量で剛性の高いモータの外殻にすることができる。
また、モータケース250の内部のフロント側には、インサート筒270が収まるインサート保持部252が形成されている。
インサート保持部252は、フロント側の第1の内径部252Aと、第1の内径部252Aとリア側に隣接する第2の内径部252Bを有する。第1の内径部252Aは、第2の内径部252Bの部分より内径が小さく構成されている。
また、第1の内径部252Aは、インサート筒270の基部271の第1の外径271Eの部分がちょうど内部に収まる大きさである。また、第2の内径部252Bは、インサート筒270の基部の第2の外径271Fの部分がちょうど収まる大きさである。
このように、インサート保持部252は、フロント側の内径をリア側の内径より小さく構成することで、表面に段差が生じてケース側段部253が形成される。ケース側段部253は、インサート保持部252にリア側からインサート筒が挿入されて取り付けられた際に、インサート筒の基部側段部271Aが突き当たる部分となる。
また、モータケース250内面であって、第2の内径部252Bの部分には、リア側からフロント側に向けて線状の溝であるフロント側回り止め受け溝255が形成されている(図5参照)。このフロント側回り止め受け溝255には、インサート筒270に設けられたインサート回り止め部271Kが嵌り込む部位となる。
インサート筒270がモータケース250の内部に保持されて、インサート回り止め部271Kがフロント側回り止め受け溝255に嵌り込むことで、インサート筒270のケース250に対する回転方向の動きが抑止される。
同様に、モータケース250内面であって、リアの開口側から螺子溝251にかけてリア側からフロント側に向けて線状の溝であるリア側回り止め受け溝256が形成されている(図6参照)。このリア側回り止め受け溝256には、後述するリアホルダ242に設けられたリアホルダ回り止め部243が嵌り込む部位となる。
リアホルダ242がモータケース250の内部に保持されて、リアホルダ回り止め部243がリア側回り止め受け溝256に嵌り込むことで、リアホルダ242のケース250に対する回転方向の動きが抑止される。
(リアホルダ)
図6、図9を参照すると、リアホルダ242は、ロータ210のリア側を保持する部材である。また、リアホルダ242は、ステンレス等の磁性材料により構成されており、フロント側に向けて開口するカップ形状を成している。
リアホルダ242のフロント側の部分は、内径及び外径ともリア側より大きく形成されている。これにより、リアホルダ242の外周面にリアホルダ外段部242Eと、リアホルダ242の内周面にリアホルダ内段部242Fが形成される。
リアホルダ外段部242Eは、後述するリング螺子260が当たる部分となる。リアホルダ内段部242Fは、ステータコア221のリア側の端面が当たる部分となる。
リアホルダ242の内側の底面には、フロント側に突出する円筒部242Cが形成されている。この円筒部242Cの内部は、リアベアリング215を保持するリアベアリング保持部242Bとなる。また円筒部242Cの外側に隣接して位置するリアホルダ環状凹部242Gは、コイル223,224,225のリア側の一部分が入り込む空間となる。
更に、リアホルダ242のリア側の端面には、複数の端子233U,233V,233Wを備えた基板242Hが設けられている。また、リアホルダ242の底面には、フロント側からリア側に貫通する複数の孔242Dが形成されている。これらの孔は、LEDやコイルの配線を基板242H側に通すための開口である。この孔を通った各配線は、端子に電気的に接続する基板242H上のターミナルに、半田付けされる。
そして。各端子233U,233V,233Wには、コントローラ300と電気的に接続するリード線210A(コード210)が接続する。これにより、各コイルとLEDが、コントローラ300と電気的に接続して、通電可能な状態となる。
更に、また、リアホルダ242の外周面には、表面より凹んだ凹部242Jが形成されている。そして、この凹部242Jの内部には、リアホルダ回り止め部242Kが保持される。リアホルダ回り止め部242Kは、球体の形状又は曲面形状を成している。このリアホルダ回り止め部242Kは、凹部242Jに保持された状態において、凹部242Jの外部に突出有する。つまり、リアホルダ回り止め部242Kは、リアホルダ242の表面より突出した状態である。
この様なリアホルダ回り止め部242Kは、後述するモータケース250のリア側回り止め受け溝256に嵌ることで、リアホルダ242のケース250に対する回転方向の動きを抑止する。
(リングねじ)
図3、図4、図6を参照すると、リング螺子260は、インサート筒270、ロータ210、ステータ220、及び、リアホルダ242を、モータケース250に対して固定するものである。
リング螺子260は、リング形状のステンレスの部材の外周部分に、螺子溝261を設けることで形成されている。このように構成することで、リング螺子260をモータケース250の内壁面の螺子溝251に締め付けて螺子固定することができる。
(リアナット280)
リアナット280は、コード210(リード線)と端子の接続位置を覆い、コード210をモータケース250に固定するものである。
リアナット280はカップ形状を成している。リアナット280のフロント側の外周面には、フロント側の開口端から螺子溝281が形成されている。また、リアナット280のリア側には、コード210を通してリアナット280の外部に導出するコード開口280Aが形成されている。
〔モータの組み立て〕
次に、図10〜図14を参照して、モータ200の組み立てについて説明する。
モータ200の組み立て手順は、まず、インサート筒270とステータ220とロータ210を仮組みをする。そして、この仮組みをした構造体をモータケース250の内部に挿入する。そして、リアホルダ242をモータケース250の内部に挿入した後、リング螺子260をモータケースに250に螺子締めて固定する。その後、コード210をリアホルダ242に接続して、コード210をリアナット280で固定することで、モータ200が組み立てられる。
具体的な組み立て状態と各部の関係は、以下の通りである。
図10〜図11を参照すると、まず、インサート筒270のリア側にステータ220を位置させる。この状態において、ステータ220は、ステータコアのフロント側の端面221Aをインサート筒270の開口縁271Bに当接した状態となる。当接とは、例えば、一方の物体が他方の物体に突き当たり接触している状態をいう。これにより、ステータ220は、インサート筒270によりフロント方向の動きが規制される。
また、各コイル223,224,225のフロント側の一部分は、基部環状凹部271Dに入り込んだ状態となる。尚、各コイル223,224,225とインサート筒270の間には絶縁部材271Hが設けられる。
次に、インサート筒270のリア側にステータ220を位置させて仮組みされた構造体において、ロータ210がステータ220の内部に設けられる。
この状態において、フロントベアリング保持部271Iには、シール部材と予圧バネ243とフロントベアリング214が入り込み保持される。そして、シャフト211は挿通孔273に入り込み、前端部211Bは挿通孔273の内部に位置する。
このように、ロータ210は、フロントベアリング保持部271Iにおいてフロントベアリング214が保持されることで、フロント方向の動きが規制される。
上記のようにロータ210がステータ220の内部に設けられることで、マグネット212は、ボビン226を挟んで各コイル223,224,225と対向する。
また、基部271の内部において、基部環状凹部271Dに入り込んだ各コイル223,224,225の一部分とフロントベアリング214は、フロントベアリング保持部271Iを形成する内円筒部271Cを挟んで径方向に対向する。
このように、フロントベアリング214と各コイル223,224,225が径方向に対向することで、各コイル223,224,225とフロントベアリング214は、径方向に重なりあう。これにより、モータ200の内部において、径方向のスペースを有効に使うことができ、モータ200の軸方向のサイズをより小さく構成することができる。
更に、各コイル223,224,225とフロントベアリング214の間には、フロントベアリング214を保持する内円筒部271Cが位置している。これにより、コイルで生じる磁力は、内円筒部271Cで遮蔽されて、フロントベアリング214に届きにくい状態となる。
この様に、フロントベアリング214と各コイル223,224,225の間には、内円筒部271Cが介在するので、フロントベアリング214が受けるコイルが発生する磁界の影響を低減することができる。
特に、基部271を一体に備えるインサート筒270は、ステンレスなどの磁性材料により構成されているので、より効果的にフロントベアリング214が受けるコイルからの磁界の影響を低減することができる。
次に、図12〜図13に示すように、インサート筒270とステータ220とロータ210が仮組みされた状態の構造体を、モータケース250の内部に取付ける。
モータケース250の内部へは、上記の構造体はインサート筒270をフロント側にして、モータケース250のリア側の開口から内部に挿入される。インサート筒270は、モータケース250の内部において、インサート保持部252で保持される。
インサート保持部252においてインサー筒270は、基部側段部271Aがケース側段部253に当接した状態となる。つまり、インサート筒270は、ケース側段部253によりフロント方向の動きが規制される(図5の状態)。
また、基部271とインサート保持部252の隙間は、基部271がインサート保持部252に入り込む程度の隙間となるよう設定される。つまり、基部271は、インサート保持部252に嵌り込んだ状態となる。
そして、接続部272は、モータケース250のフロント側の開口から、モータケース250の外側に突き出た状態となる。インサート筒270に開口する挿通孔273は、ケース250の内部と外部を連通した状態となる。
また、モータケース250にインサート筒270が挿入されるとき、フロント側回り止め受け溝255にインサート回り止め部271Kを嵌め込む。フロント側回り止め受け溝255は、リアからフロント方向に向けて直線的に伸びていることから、モータケース250にインサート筒270を挿入する方向と一致している。従って、モータケース250にインサート筒270を組み立てやすい。
特に、インサート回り止め部271Kは球形状であることから、インサート回り止め部271Kとフロント側回りとめ受け溝255との間の接触抵抗がより小さくなるよう構成されている。つまり、インサート回り止め部271Kがフロント側回り止め受け溝255内部をフロント方向に進む際の抵抗がより小さくなるように構成されており、効率良く組み立てを行うことができる。
次に、インサート筒270とステータ220とロータ210がモータケース250の内部に取り付けられた状態の構造体に対して、リアホルダ242が組み付けられる。リアホルダ242がこの構造体に組み付けられた状態において、各部は次の状態となる。
まず、ロータ210のリアベアリング215は、リアベアリング保持部242Bの内部に入り込み保持される。リアベアリング215はリアベアリング保持部242Bにおいて、リア方向の動きが規制される。これにより、ロータ201は、リアホルダ242に保持された状態となる。また、リアホルダ環状凹部242Gの内部には、各コイル223,224,225のリア側の一部分が入り込んだ状態となる。
尚、各コイル223,224,225及びLEDの配線は、リアホルダ242の孔242Dを通りリアホルダ242のリア側に導かれ、基板242H上のターミナル242Iに半田付け等により接続する。ターミナル242Iには、それぞれモータ端子233が設けられている。
更に、リアホルダ242の内部には、フロント側の開口からステータコア221のリア側の一部分が入り込む。つまり、リアホルダ242の内部に、ステータコア221が保持された状態となる。そして、ステータコア221のリア側の端面221Bが、リアホルダ内段部242Fに当接した状態となる(図6と同じ状態)。
また、モータケース250にリアホルダ242が挿入されるとき、リア側回り止め受け溝256にリアホルダ回り止め部242Kを嵌め込む。リア側回り止め受け溝256は、リアからフロント方向に向けて直線的に伸びていることから、モータケース250にリアホルダ242を挿入する方向と一致している。従って、モータケース250にリアホルダ242を組み立てやすい。
特に、リアホルダ回り止め部242Kは球形状であることから、リアホルダ回り止め部242Kとリア側回り止め受け溝256との間の接触抵抗が小さく構成されている。つまり、リアホルダ回り止め部242Kがリア側回り止め受け溝256内部をフロント方向に進む際の抵抗がより小さくなるように構成されており、効率良く組み立てを行うことができる。
以上のように、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ242が内部に設けられたモータケース250に、リング螺子260が取り付けられる。
リング螺子260は、モータケース250のリア側の開口側から内部に挿入される。そして、リング螺子260は、リングの中心周りに回転させられることで、リング螺子260の螺子溝261がモータケースの内壁面に形成された螺子溝251に螺子結合する。つまり、リング螺子260の螺子溝261がモータケース250の螺子溝251に螺合する。
リング螺子260を更に螺子溝261に螺子締めすることで、リング螺子260のフロント側の面がリアホルダ262のリアホルダ外段部242Eに当接する。この状態でリング螺子260が規定のトルクで螺子締められる(図6参照)。
この様に各部は、リア側からフロント側に向かって、インサート筒270はモータケース250にフロント方向の動きを規制された状態で接し、ステータコア221はインサート筒270に接し、リアホルダ262はステータコア221に接し、リアホルダ262はリング螺子260に接している。
つまり、モータケース250とリング螺子260の間に、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ262が、フロント方向に向けて並んだ状態となる。
従って、リング螺子260をモータケース250に螺子締めることで、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ242が、モータケース250に対して固定される。
言い換えると、モータケース250とリング螺子260に、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ262が、挟まれて固定された状態となる。
このように、モータケース250の内部に対して、リア側から、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ262とリング螺子260を挿入するので、各部品を組み付ける向きが一方向となり組み立て効率が良い。また、モータケース250に挿入された各部品を1つのリング螺子260で、モータケース250に対して全て固定することができる。
また、このように各部がリング螺子260により固定された状態において、リアホルダ242の内部では、リアホルダ環状凹部242Gに入り込んだ各コイル223,224,225の一部分とリアベアリング215は、リアベアリング保持部242Bを形成する円筒部242Cを挟んで径方向に対向する。
このように、リアベアリング215と各コイル223,224,225が径方向に対向することで、各コイル223,224,225とリアベアリング215は、径方向に重なりあう。これにより、モータ200の内部において、径方向のスペースを有効に使うことができ、モータ200の軸方向のサイズをより小さく構成することができる。
更に、各コイル223,224,225とリアベアリング215の間には、リアベアリング215を保持する内円筒部242Cが位置している。これにより、コイルで生じる磁力は、内円筒部242Cで遮蔽されて、リアベアリング215に届きにくい状態となる。
つまり、リアベアリング215と各コイル223,224,225の間には、円筒部242Cが介在するので、リアベアリング215が受けるコイルが発生する磁界の影響を低減することができる。
特に、円筒部242Cを一体に備えるリアホルダ242は、ステンレスなどの磁性材料により構成されているので、より効果的にリアベアリング215が受けるコイルからの磁界の影響を低減することができる。
次に、リアホルダ242に設けられた基板242Hにコード210が接続する。コード201は、複数のリード線を束ねたものである。この各リード線が、基板242H上に設けられた端子に接続する。このように各端子に各リード線が接続することで、ターミナル242Iに接続する各コイルやLEDが、コントローラ300と電気的に接続して、通電可能な状態となる。
次に、図14に示すように、リング螺子260により、インサート筒270とステータ220とロータ210とリアホルダ262が固定されたモータケース250には、リア側からリアナット260が設けられる。
リアナット280のコード開口280Aには、あらかじめコード210がコードカバーに取り付けられた状態で通してある。コードカバー201Aは、コード開口280Aからコード201が抜けないようにするためのものである。また、リアナット280は、フロント側の外周面に螺子溝281と、螺子溝281のリア側に隣接したリアナット段部282が形成されている。
この様に構成されたリアナット280は、フロント側の開口端をモータケース250のリア側の開口側から、モータケース250の内部に挿入される。そして、リアナット280は、中心周りに回転させられることで、リアナット280の螺子溝281が、モータケースの内壁面に形成された螺子溝251に螺子結合する。
リアナット280は、リアナット段部282がモータケース250のリアの開口縁254と接触するまで回されて、モータケース250のリア側の開口を塞ぐように、螺子固定される。
以上、モータの組み立てについて説明したが、組み立ての順番は他の形態でもよい。例えば、モータケース250にインサート筒270を取り付け、次にステータ220を取り付け、次にロータ210を取り付け、次にリアホルダ242を取り付け、そして、リング螺子260をモータケース250に螺子止めして各部を固定する方法でもよい。
〔コントローラ300〕
次に、モータ200の動作を制御するコントローラ300について説明する。
図15は、本発明のコントローラ300と、このコントローラ300に接続するモータ200の回路図を示す。
コントローラ300は、インバータ301と制御手段302とロータ位置検出回路303(以下、位置検出回路303)を有する。制御手段3は、記憶手段を有する。モータ200の3相のコイル(コイル(U相)223、コイル(V相)224、コイル(W相)225)は、インバータ301に接続する。
位置検出回路300は、ステータ220のそれぞれコイル223,224,225に対するロータ210のマグネット212の磁極の位置を検出する。位置検出回路300は、位置検出に係る信号を制御手段302に出力する。
インバータ301は、モータ200の駆動手段であり、6個のスイッチング素子(U+,U−,V+,V−,W+,W−)を有する。
直流電源DCは、インバータ301に電圧Vdを供給する。制御手段302は、インバータ301のコントローラであり、ロータ位置検出回路303から出力される信号に基づき、6個のスイッチング素子を循環してオン,オフ制御する。
これにより、コイル223,224,225に流れる電流が変化して、コイルから生じる磁界が変化して、ロータ210が回転する。尚、直流電源DCは、商用電源を直流に変換するコンバータにより供給される。
M 医療装置
100 歯科用ハンドピース
101 ヘッド
103 工具
104 伝達機構
104A 軸
105 接続部
200 ブラシレスモータ
201 コード
201A コードカバー
210 ロータ
211 シャフト
211A 中央部
211B 前端部
211C 後端部
211D 嵌合部
211E バランス修正部
211F ベアリング配置部
212 マグネット
212A セグメント
213 カバーホルダ
213A カバー部
213B バランス修正部
214 フロントベアリング
214A フロントベアリングの外輪
214B フロントベアリングの内輪
215 リアベアリング
215A リアベアリングの外輪
215B リアベアリングの内輪
216 フロントカラー
217 リアカラー
218 シール構造部
220 ステータ
221 ステータコア
221A ステータコアのフロント側の端面
221B ステータコアのリア側の端面
222 コイルユニット
223 コイル(U相)
223A 開口
224 コイル(V相)
224A 開口
225 コイル(W相)
225A 開口
226 ボビン
226A 筒部
226B 凸部
226C リアフランジ
226D フロントフランジ
227 注水パイプ
228 チップエアパイプ
229 照明電線
230 媒体経路
231 孔
231A 孔
231B 孔
231C 孔
232 突起
233 モータ端子
233U モータ端子(U相)
233V モータ端子(V相)
233W モータ端子(W相)
234 冷却用エアパイプ
240 インナーケース
242 リアホルダ
242A
242B リアベアリング保持部
242C 円筒部
242D 孔
242E リアホルダ外段部
242F リアホルダ内段部
242G リアホルダ環状凹部
242H 基板
242I ターミナル
242J 凹部
242K リアホルダ回り止め部
243 リアホルダ回り止め部
243 ウェーブワッシャ
250 モータケース
251 リア開口螺子溝
252 インサート保持部
252A 第1の内径
252B 第2の内径
253 ケース側段部
254 モータケースリア開口縁
255 フロント側回り止め受け溝
256 リア側回り止め受け溝
260 リングねじ
261 螺子溝
270 インサート筒
271 基部
271A 基部側段部
271B 開口縁
271C 内円筒部
271D 基部環状凹部
271E 第1の外径部
271F 第2の外径部
271G 基部リア側端面
271H 絶縁部材
271I フロントベアリング保持部
271J 凹部
271K インサート回り止め部
272 接続部
273 挿通孔
274 爪クラッチ
275 光源収容孔
276 係合孔
280 リアナット
280A コード開口
281 螺子溝
282 リアナット段部
300 コントローラ
301 インバータ
302 制御手段
303 ロータ位置検出回路

Claims (3)

  1. ハンドピースと、前記ハンドピースの駆動源となるモータと、前記モータの駆動制御を行うコントローラを備え、
    前記モータは、外殻を構成する円筒形状のモータケースと、前記ハンドピースの接続部を有するインサート筒と、シャフトにマグネットとフロントベアリングとリアベアリングを固定してなるロータと、円筒形のステータコアとコイルユニットを有するステータと、前記ロータ及び前記ステータを保持するリアホルダと、外周部分に螺子溝が形成されたリング螺子を備え、
    前記モータケースの内壁面には螺子溝が形成されており、
    前記モータケースの内部において、前記インサート筒がフロント方向への動きが規制されると共に前記接続部がフロント側の開口から外側に突き出た状態で保持され、前記ステータは前記ステータコアのフロント側の端面を前記インサート筒に当接した状態で保持され、前記ロータは前記ステータの内部に位置し、前記リアホルダはリア側から前記ステータコアと前記リアベアリングを保持し、
    前記リング螺子は、前記モータケースの螺子溝に螺子締められて、前記リアホルダに当接することを特徴とするブラシレスモータを用いた医療機器。
  2. 前記インサート筒には、前記モータケースに対して回転方向の動きを抑止する回り止め部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータを用いた医療機器。
  3. 前記リアホルダには、前記モータケースに対して回転方向の動きを抑止する回り止め部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータを用いた医療機器。
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