JP5120600B2 - 電動工具 - Google Patents

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本発明はブラシレスモータを使用した電動工具に関する。
一般に、電動工具では、回転軸に取付けられるロータに対しブラシおよび整流子を用いた電気的接続が不要であるブラシレスモータを、電動工具の小型化を実現する手段として使用することがある。しかしながら、ブラシレスモータは、ステータコイルへの通電をオンオフするためのスイッチング素子を要する。スイッチング素子を構成する出力トランジスタは、ステータコイルに大電流の駆動信号を供給することから発熱量が大きく、スイッチング素子が別部品とともに回路基板上に搭載されている場合には、スイッチング素子の発熱の影響により、周囲の部品が正常に動作しなくなるという問題がある。そこで、スイッチング素子に対する冷却構造が提案されている。
例えば、従来のスイッチング素子の冷却構造としては、下記特許文献1に開示されているように、ステータ鉄心に巻装されたコイルへの通電をオンオフさせるためのスイッチング素子を回路基板に設け、スイッチング素子と放熱部材とが接するように回路基板を放熱部材にネジ止めし、放熱部材をステータ鉄心に固定することにより、スイッチング素子が発した熱を、スイッチング素子から放熱部材を介してステータ鉄心へと放熱し、ステータ鉄心から放熱するようにしたものがある。
特開2004−357371号公報
しかし、上記従来例では、スイッチング素子の冷却(放熱)は可能であるものの、回路基板に搭載されているスイッチング素子に通電するためのリード線は導体の圧着端子に圧着され、圧着端子が回路基板に半田付け等により電気的に接続されている。一般的に、リード線には金属線の外周に被覆を施しているが、リード線のうち圧着端子が圧着されている部分は、リード線のうち被覆がなされていない部分であり、金属線が剥出しとなっているため振動等の応力に弱く、応力が加わるとリード線が圧着端子との接続部で断線や接続不良を起こしてしまうという問題があった。また、圧着端子を介さずにリード線を回路基板に直接接続する場合にも、振動により回路基板とリード線との接続部について同様の問題がある。そこで、振動対策として、リード線と回路基板との接続部に接着剤を塗布する方法があるが、部品点数の増加や製造工程の増加等の問題がある。
本発明は、斯かる実情に鑑み、部品点数を低減し、安価な構成であって、ブラシレスモータの耐震性の向上、特にリード線の断線防止を実現可能とする電動工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具であって、ハウジングと、該ハウジング内に保持されたブラシレスモータと、該ブラシレスモータを駆動制御する回路基板と、を有し、該ブラシレスモータは、筒体部と、該筒体部の内周面側から半径方向内方に放射状に突出し該筒体部の軸方向に延びる複数のティースとを有し、該筒体部の外周面側で該ハウジングの内面に支持されるステータと、それぞれの該ティースに沿って巻回されるコイルと、該ステータの内周面側に位置して、該ステータと略同心に回転可能に配置されたロータと、該ステータの軸方向の端部に位置する環状部と、該ティースを覆うことで該ティースと該コイルを絶縁するステータ被覆部とを有し、該ステータ被覆部に覆われた該ティースに該コイルを巻回することにより該ステータに保持される絶縁部材と、を有し、該絶縁部材の該環状部は、一端が該ブラシレスモータに半田付けされたリード線を保持するリード線保持部を備え、該リード線保持部は該環状部と一体成形されると共に、該リード線の半田付けされた該一端から離間した位置において該リード線を保持することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の特徴に加え、該リード線は、該回路基板から該ステータ方向に延出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の特徴に加え、該回路基板は、該絶縁部材の該環状部の端面で該絶縁部材に固定されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の特徴に加え、該環状部の該端面には雌ネジ部が設けられ、該回路基板は雄ネジを該雌ネジ部に螺合することにより、該絶縁部材に固定されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の電動工具によれば、絶縁部材の環状部は、一端が該ブラシレスモータに半田付けされたリード線を保持するリード線保持部を備え、リード線保持部は環状部と一体成形されると共に、該リード線の半田付けされた該一端から離間した位置において該リード線を保持するので、ブラシレスモータが駆動して振動を受けても、回路基板とリード線との接続部に応力を集中させることなく、リード線のうち絶縁部材のリード線保持部によって保持される部分へと応力を分散させることにより、回路基板とリード線とが外れ断線や接続不良を引き起こすことを防止できる。リード線のうち絶縁部材のリード線保持部によって保持される部分は、被覆がなされている部分であるため、応力が加えられても被覆によって応力を吸収できる。また、振動による断線防止のための接着剤をリード線の根元に塗布する工程を省くことができる。
本発明の請求項2に記載の電動工具によれば、請求項1に記載の電動工具による効果に加え、回路基板は絶縁部材の環状部で絶縁部材に固定され、絶縁部材はステータに固定され、リード線は回路基板からステータ方向に延出するので、リード線は絶縁部材の環状部の外周面から突出したリード線保持部に向かって延出する。よって、リード線が反ステータ方向に延出する場合と比べ、リード線は無駄に引き回されることなく、リード線が引き回される経路を短縮でき、引き回しが容易となる。また、リード線保持部の形状を単純にできる。
本発明の請求項3に記載の電動工具によれば、請求項1及び請求項2に記載の電動工具による効果に加え、回路基板は、絶縁部材の環状部の端面で絶縁部材に固定され、リード線を保持するためのリード線保持部を絶縁部材に設けているので、回路基板が絶縁部材の環状部の端面から離れた位置に固定された場合と比べ、リード線が引き回される経路を短縮でき、引き回しが容易となる。
本発明の請求項4に記載の電動工具によれば、請求項3に記載の電動工具による効果に加え、絶縁部材の環状部の端面には雌ネジ部が設けられ、回路基板は雄ネジを雌ネジ部に螺合することにより絶縁部材に固定されているので、回路基板と絶縁部材との位置決め精度が向上する。よって、回路基板からステータ方向に延出したリード線と、絶縁部材の環状部の外周面から突出しているリード線保持部との位置決め精度も向上する。
以下、本発明の実施の形態による電動工具について図1乃至図10を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電動工具の例としてインパクトドライバ1を示す。まず、図1を参照して、インパクトドライバ1の概略構成について説明する。
インパクトドライバ1は、外郭を構成するハウジング2を有し、ハウジング2は、モータハウジング部21と、モータハウジング部21に連続して形成された動力伝達ハウジング部22と、モータハウジング部21及び動力伝達ハウジング部22から垂下するハンドルハウジング部23とから構成される。
モータハウジング部21は、筒状の形状を有し、駆動源となるブラシレスモータ30と、ブラシレスモータ30を制御する回路基板40と、ファン50とを収容する。モータハウジング部21の後方には、ハウジング2外から空気を流入するための空気流入孔21aが形成され、モータハウジング部21の前方には、外部へ空気を排出するための空気排出孔21bが形成されている。また、ブラシレスモータ30の外側とモータハウジング21の内周面21Aとの間には空気通路21cが画成され、空気通路21cは空気流入孔21aと空気排出孔21bとの間を連通している。
動力伝達ハウジング部22は、動力伝達機構部60を収容している。動力伝達機構部60は、遊星ギヤ61とリングギヤ62で構成される減速機構部と、スピンドル63およびスピンドル63上に前後摺動可能に配され、かつスプリング64によって打撃力が与えられるハンマ65から成るインパクト機構部と、ハンマ65によって回転打撃力が与えられ先端工具(図示なし)を保持可能なアンビル66とで構成される周知の構成である。動力伝達機構部により、ブラシレスモータ30の回転力を回転打撃力としてアンビル66へ伝達される。ハンマ65には突出した凸部(図示なし)が設けられている。また、アンビル66には、ハンマ65の凸部に対応する凹部(図示なし)が設けられている。ブラシレスモータ30が駆動されると、ブラシレスモータ30の回転軸35から伝達された回転力を遊星ギヤ61とリングギヤ62で減速し、その回転力をスピンドル63に伝達しネジ締め動作を開始する。アンビル66に所定以上の負荷がかかっていない時には、ハンマ65の凸部とアンビル66の凹部とが嵌め合うことによりハンマ65とアンビル66とは一体に回転し回転力を得る。一方、アンビル66に所定以上の負荷がかかっている時には、アンビル66がロックされて回転せず、ハンマ65の凸部とアンビル66の凹部とは外れ、スプリング64の作用によりハンマ65は前進し打撃力を得ることになる。
ハンドルハウジング部23の下端部は、図示されないリチウムイオン二次電池、ニッケル・カドミウム二次電池等から成る電池パック70を収容する電池パックケース71を着脱可能に構成されている。ハンドルハウジング部23には、トリガスイッチ24が設けられていると共に、電池パック70からブラシレスモータ30へ電力を供給するためのリード線43等の配線及びモータ駆動回路の一部が収納されている。電池パックケース71がハンドルハウジング部23に装着されると、トリガスイッチ24を介して電池パック70とモータ駆動回路装置とが電気的接続される。なお、ハウジング2に関し、アンビル66側を前方、空気流入孔側21aを後方、モータハウジング部21や動力伝達ハウジング部22側を上方、電池パックケース71側を下方として、以下に説明する。
以上のように構成されたインパクトドライバ1によれば、作業者がハンドルハウジング部23を把持しながら、トリガスイッチ24を引くと、トリガスイッチ24がオン状態となり、ブラシレスモータ30からの駆動力を伝達されたハンマ63がアンビル66に装着されている先端工具に回転打撃力を与えることにより、ネジを締付けることができる。
次に、図2乃至図10を参照して、本実施の形態のブラシレスモータ30の構成について説明する。モータ30は、円筒状の外形をもつステータ31と、コイル32と、ステータ31の内周部内に配置されたロータ33とから構成されたブラシレスモータである。
ステータ31は、筒体部31Aと、筒体部31Aの内周面側から半径方向内方に放射状に突出し筒体部31Aの軸方向に延びる複数のティース34とを有している。ティース34には、電気的に絶縁された絶縁部材81及び82が回転軸方向両端から装着されている。ステータ31の外周面31Bの一部は、モータハウジング部21に支持され、外周面31Bの残部とモータハウジング21の内周面との間には、空気通路21cが画成される(図3)。
絶縁部材81はステータ31の後端に取付けられ、絶縁部材82はステータ31の前端に取付けられている。図8に示されるように、絶縁部材81は、ティース34を覆うことでティース34とコイル32とを絶縁するステータ被覆部81Aと、雌ネジ孔81aが形成された環状部81Bとを有している。環状部81Bの外周面からは、保持片81Cが突出して設けられている。図10に示されるように、保持片81Cは、中央保持片81C1と、側方保持片81C2とから成る。中央保持片81C1には、引け(絶縁部材81を成形する際に、材料の厚みが均一でないと厚みのある部分が収縮する現象)防止の窪み81dが形成されている。中央保持片81C1と側方保持片81C2との間には、リード線43の外径と略等しい径の貫通孔81bと、リード線の径より小さい幅のスリット81cとが形成されている。また、図9に示されるように、絶縁部材82は、絶縁部材81と同様に、ティース34を覆うことでティース34とコイル32とを絶縁するステータ被覆部82Aを有している。図3、図7に示されるように、ステータ被覆部81A及び82Aに覆われたティース34にコイル32を巻回することにより、絶縁部材81及び絶縁部材82はステータ31に保持される。コイル32は、ティース34の軸方向の面に沿って巻かれる軸方向巻回部32Aと、ティース34の軸端面に沿って巻かれる軸端面巻回部32Bとを有し、係る巻回により、絶縁部材81及び82はティース34に保持される。コイル32は複数のティース34に順次巻回されることで、スター結線された3相コイルとなる。
ロータ33は、モータハウジング部21に支持されたベアリングによって回転可能に両端が支承された回転軸35と、回転軸35に同軸に圧入され回転軸35と一体に回転する本体部36とから成る。本体部36には、回転軸方向に4つの永久磁石部材37が埋込まれている。回転軸35の前方側であって、モータハウジング部21の空気排出孔21b側にはファン50が固定されている。ファン50は、ブラシレスモータ30が駆動されると回転軸35と一体に回転し、空気流入孔21aから外部の空気を吸入し、空気通路21c、空気排出孔21bを通じて外部に排出する。
次に、モータ駆動回路について説明する。モータ駆動回路は、回路基板40を含み、コイル32に電気的に接続され、ロータ33を回転駆動させる働きを持つ。コイル32の端末は回路基板40に形成された配線用孔40aにおいて半田付けされることにより、回路基板40と電気的に接続されている。回路基板40には、配線用孔40aが6箇所形成されている。ブラシレスモータ30のコイル32に駆動電流を通電するための周知のブリッジ回路から成るインバータ回路やインバータ回路を制御するCPU等から成る制御回路等からなる。回路基板40はスイッチング素子を備えたインバータ回路が形成され、インバータ回路以外の制御回路は幾つかの基板に分けて適切に配置されている(図示省略)。
回路基板40は、空気流入孔21a側に位置する絶縁部材81の環状部81Bの端面により画成される環状の開口全体を覆うように絶縁部材81に固定されている。具体的には、絶縁部材81の上述した雌ネジ孔81aに対応する位置に貫通孔が4つ形成されており、回路基板40の前面40Aが絶縁部材81に密着するように雄ネジ90で固定されている。具体的には、回路基板40は、雄ネジ90を絶縁部材81の環状部81Bの雌ネジ孔81aに螺合することにより、絶縁部材81に固定されている。回路基板40の絶縁部材81側である前面40Aは、ロータ33の回転位置検出を行うためのホール素子41を備えている。また、図6に示されるように、回路基板40の前面40Aからは、半田付けによって回路基板40と電気的に接続され回路基板40に通電するリード線43がステータ方向に延出している。リード線43は、リード線43と整合する位置に配置される保持片81Cによって保持されている。具体的には、保持片81Cの貫通孔81bによってリード線43が保持されている。回路基板40の反絶縁部材81側の面である後面40Bは、コイル32に流す電流のオンオフを行うための上述したスイッチング素子であるFET42を6個備え、回路基板40に設けられた配線パターンを介してコイル32と電気的に接続されている。また、コイル32がスター結線されるように、ステータ31の3相の各コイル32の中性点用のコイル32端末は駆動制御回路基板の配線パターンを介して電気的に接続され中性点を成している。FET42の足部には、工具使用時の振動による断線防止のための接着剤が塗布されている。
回路基板40はコイル32が電気的に接続されると共に、絶縁部材81の環状部81Bによって絶縁部材81に固定され、回路基板40からはリード線43が延出し、環状部81Bの外周面からはリード線43と整合する位置にリード線43を保持するための保持片81Cが突出して設けられているので、ブラシレスモータ30が駆動して振動を受けても、回路基板40とリード線43との接続部に応力を集中させず、リード線43のうち絶縁部材81の保持片81Cによって保持される部分へと応力を分散させることにより、回路基板40とリード線43とが外れ断線や接続不良を引き起こすことを防止できる。リード線43のうち絶縁部材81の保持片81Cによって保持される部分は、被覆がなされている部分であるため、応力が加えられても被覆によって応力を吸収できる。また、振動による断線防止のための接着剤をリード線43の根元に塗布する工程を省くことができる。
また、回路基板40は絶縁部材81の環状部81Bで絶縁部材81に固定され、絶縁部材81はステータ31に固定され、リード線43は回路基板40からステータ方向に延出するので、リード線43は絶縁部材81の環状部81Bの外周面から突出した保持片81Cに向かって延出する。よって、リード線43が反ステータ方向に延出する場合と比べ、リード線43は無駄に引き回されることなく、リード線43を引き回す経路を短縮でき、引き回しが容易となる。また、保持片81Cの形状を単純にできる。
また、回路基板40は、絶縁部材81の環状部81Bの端面で絶縁部材81に固定され、リード線43を保持するための保持片81Cを絶縁部材81に設けているので、回路基板40が絶縁部材81の環状部81Bの端面から離れた位置に固定された場合と比べ、リード線43を引き回す経路を短縮でき、引き回しが容易となる。
また、絶縁部材81の環状部81Bの端面には雌ネジ部81aが設けられ、回路基板40は雄ネジ90を雌ネジ部81aに螺合することにより絶縁部材81に固定されているので、回路基板40と絶縁部材81との位置決め精度が向上する。よって、回路基板40からステータ方向に延出したリード線43と、絶縁部材81の環状部81Bの外周面から突出している保持片81Cとの位置決め精度が向上する。
尚、本発明の電動工具は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上述した実施の形態では、保持片81Cは、1つの中央保持片81C1と2つの側方保持片81C2とから成るとしたが、側方保持片81C2と対称な形状の中央保持片を2つ設けてもよい。
本発明の電動工具はインパクトドライバなどの衝撃を伴う工具に好適に利用できる。
本発明の実施の形態に係る電動工具の全体断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1におけるIII−IIIに沿った断面図である。 図1におけるIV−IVに沿った断面図である。 図1におけるV−V線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係る電動工具のリード線と保持片についての説明図である。 本発明の実施の形態に係る電動工具のコイルについての説明図である。 本発明の実施の形態に係る電動工具の後側の絶縁部材の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電動工具の前側の絶縁部材の斜視図である。 図8における矢印Xから見た平面図である。
符号の説明
1 インパクトドライバ
2 ハウジング
30 モータ
31 ステータ
31A 筒体部
31B 外周面
32 コイル
33 ロータ
34 ティース
35 回転軸
40 回路基板
43 リード線
50 ファン
81 絶縁部材
81A ステータ被覆部
81B 環状部
81C 保持片
81a 雌ネジ孔
90 雄ネジ

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に保持されたブラシレスモータと、
    該ブラシレスモータを駆動制御する回路基板と、を有し、
    該ブラシレスモータは、筒体部と、該筒体部の内周面側から半径方向内方に放射状に突出し該筒体部の軸方向に延びる複数のティースとを有し、該筒体部の外周面側で該ハウジングの内面に支持されるステータと、
    それぞれの該ティースに沿って巻回されるコイルと、
    該ステータの内周面側に位置して、該ステータと略同心に回転可能に配置されたロータと、
    該ステータの軸方向の端部に位置する環状部と、該ティースを覆うことで該ティースと該コイルを絶縁するステータ被覆部とを有し、該ステータ被覆部に覆われた該ティースに該コイルを巻回することにより該ステータに保持される絶縁部材と、を有し、
    該絶縁部材の該環状部は、一端が該ブラシレスモータに半田付けされたリード線を保持するリード線保持部を備え、
    該リード線保持部は該環状部と一体成形されると共に、該リード線の半田付けされた該一端から離間した位置において該リード線を保持することを特徴とする電動工具。
  2. 該リード線は、該回路基板から該ステータ方向に延出することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 該回路基板は、該絶縁部材の該環状部の端面で該絶縁部材に固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
  4. 該環状部の該端面には雌ネジ部が設けられ、該回路基板は雄ネジを該雌ネジ部に螺合することにより、該絶縁部材に固定されていることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
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