JP2020053861A - 通話制御装置、通話制御システム及び通話制御プログラム - Google Patents

通話制御装置、通話制御システム及び通話制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】着呼中に通話の目的や料金を着呼者が知ることができるようにする。【解決手段】通話制御システムSにおいて、通話制御装置1は、第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を第1端末から取得する通話条件取得部113と、第1端末が第2端末へ発呼した後に、通話条件取得部が取得した目的情報及び料金情報の少なくとも一方を、第2端末へ送信する通話条件送信部112と、通話条件送信部が送信した目的情報及び料金情報の少なくとも一方が第2端末において表示された後に、第1端末と第2端末との間の通話を確立する指示を第2端末から受け付ける指示受付部114と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末間の通話を制御するための通話制御装置、通話制御システム及び通話制御プログラムに関する。
近年、発呼者(例えば生徒)が、勉強や相談等の特定の目的に適した着呼者(例えば教師)を選択して発呼をし、着呼者は通話をすることによって対価を得るサービスの需要がある。特許文献1には、サーバが、生徒の話したい話題に適した教師を抽出し、生徒の端末が、抽出された教師の情報を表示していずれかの教師の選択を受け付け、選択された教師の端末が、生徒の情報を表示して生徒の端末との通話開始の許可を与えるシステムが開示されている。
特開2005−17318号公報
しかしながら、従来の通話システムでは、着呼者は着呼中に発呼者が指定した通話の目的及び料金を知ることができないため、通話を開始するか否かを判断することが難しいという問題があった。特許文献1に記載のシステムでは、発呼が行われる前に発呼者と着呼者とが互いの情報を参照して通話開始の許可を与える必要があるため手続きが煩雑であり、着呼者の端末は着呼中に通話の目的及び料金を示す情報を表示することができない。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、着呼中に通話の目的や料金を着呼者が知ることができる通話制御装置、通話制御システム及び通話制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の通話制御装置は、第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を前記第1端末から取得する取得部と、前記第1端末が前記第1端末とは異なる第2端末へ発呼した後に、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第2端末へ送信する送信部と、前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第2端末において表示された後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示を前記第2端末から受け付ける受付部と、を有する。
前記通話制御装置は、前記取得部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を取得する前に前記第2端末において設定された複数の前記目的情報を記憶する記憶部をさらに有し、前記取得部は、前記記憶部に記憶された複数の前記目的情報のうち前記第1端末において選択された1つの前記目的情報を、前記第1端末から取得してもよい。
前記通話制御装置は、前記取得部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を取得する前に、前記第2端末において設定された複数の前記目的情報と、複数の前記目的情報それぞれに対して設定された前記料金情報とを、前記第2端末から受け付けて前記記憶部に記憶させる設定部をさらに有してもよい。
前記通話制御装置は、前記目的情報及び前記料金情報を関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、前記取得部が前記目的情報を前記第1端末から取得した場合に、前記送信部は、前記目的情報と、前記記憶部において前記目的情報に関連付けられた前記料金情報とを、前記第2端末へ送信してもよい。
前記取得部は、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に加えて、前記第1端末において入力された文字列をさらに取得し、前記送信部は、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に加えて、前記取得部が取得した前記文字列を、前記第2端末へ送信してもよい。
前記受付部が前記指示を前記第2端末から受け付けた場合に、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1端末に関連付けられたユーザに課する料金を示す課金情報を出力する通話制御部をさらに有してもよい。
前記第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記第2端末が前記第1端末へ発呼した場合に、前記送信部は、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第1端末へ送信し、前記受付部は、前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第1端末において表示された後に、前記指示を前記第1端末から受け付け、前記通話制御部は、前記受付部が前記指示を前記第1端末から受け付けた場合に、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1端末に関連付けられた前記ユーザに課する料金を示す課金情報を出力してもよい。
本発明の第2の態様の通話制御システムは、通話制御装置と、第1端末と、第2端末とを備え、前記通話制御装置は、前記第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を前記第1端末から取得する取得部と、前記第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第2端末へ送信する送信部と、前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第2端末において表示された後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示を前記第2端末から受け付ける受付部と、を有し、前記第1端末は、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を指定する操作部と、前記操作部が指定した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を前記通話制御装置へ送信する通信部と、を有し、前記第2端末は、前記通話制御装置から受信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を表示する表示部と、前記表示部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を表示した後に、前記指示を入力するための操作部と、前記操作部によって入力された前記指示を前記通話制御装置へ送信する通信部と、を有する。
本発明の第3の態様の通話制御プログラムは、第2端末のプロセッサが実行する、前記第2端末とは異なる第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を表示部上に表示するステップと、前記表示するステップが前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を前記表示部上に表示した後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示の入力を受け付けるステップと、前記受け付けるステップが受け付けた前記指示を送信するステップと、を有する。
本発明によれば、着呼中に通話の目的や料金を着呼者が知ることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る通話制御システムの模式図である。 第1の実施形態に係る通話制御システムのブロック図である。 画面を表示している教師端末及び生徒端末の正面図である。 画面を表示している教師端末及び生徒端末の正面図である。 第1の実施形態に係る通話制御方法のシーケンス図である。 画面を表示している教師端末及び生徒端末の正面図である。 第2の実施形態に係る通話制御方法のシーケンス図であるである。
(第1の実施形態)
[通話制御システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る通話制御システムSの模式図である。通話制御システムSは、通話制御装置1と、生徒端末2と、教師端末3とを含む。通話制御システムSに含まれる生徒端末2及び教師端末3の数は限定されない。通話制御システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
通話制御装置1は、生徒端末2及び教師端末3との間で情報を送受信するとともに、生徒端末2及び教師端末3の通話を制御するコンピュータ(サーバ)である。通話制御装置1は、インターネット、ローカルエリアネットワーク等のネットワークNに接続される。
生徒端末2及び教師端末3は、有線又は無線の通信が可能な、コンピュータを含む通信端末である。生徒端末2及び教師端末3は、例えばパーソナルコンピュータや、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末である。生徒端末2及び教師端末3は、ネットワークNを介して通話制御装置1との間で情報を送受信する。また、生徒端末2及び教師端末3は、ネットワークNを介して互いに通話する。
生徒端末2(第1端末)は、生徒(第1ユーザ)によって利用され、教師端末3(第2端末)は、教師(第2ユーザ)によって利用される。生徒は通話によって教師から教えを受けることを希望しているユーザであり、教師は通話によって生徒に教えることを希望しているユーザである。1人のユーザは、通話の目的によって生徒及び教師のどちらにもなり得る。すなわち、1つの通信端末は、通話の目的によって生徒端末2及び教師端末3のどちらにもなり得る。
本実施形態に係る通話制御システムSが実行する処理の概要を以下に説明する。生徒は、生徒端末2を用いて、教師を選択し、通話の目的及び料金を指定する。生徒端末2は、指定された目的及び料金を、選択された教師へ発呼する発呼指示とともに通話制御装置1へ送信する(a)。
通話制御装置1は、通話の目的及び料金と、教師への発呼指示とを、生徒端末2から取得する(b)。通話制御装置1は、発呼している生徒を示す情報と、通話の目的及び料金とを、発呼指示が示す教師に関連付けられた教師端末3へ送信する(c)。通話制御装置1は、通話の目的及び料金を教師端末3へ送信した後、生徒端末2から教師端末3への発呼を開始する。
教師端末3は、着呼中に、発呼している生徒を示す情報と、通話の目的及び料金とを表示する(d)。教師端末3上に通話の目的及び料金が表示された後に、教師は、教師端末3を用いて、通話をするか否かを選択する。教師端末3は、通話をすることが選択された場合に、通話を確立するための通話指示を通話制御装置1へ送信する(e)。
通話制御装置1は、教師端末3から通話指示を受信した場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を確立させる(f)。通話制御装置1は、通話の料金と通話時間とに基づいて、生徒の金銭又はコインの残高から料金を減算するとともに、教師の金銭又はコインの残高に料金を加算する。
このように通話制御システムSでは、生徒端末2は生徒によって指定された通話の目的及び料金を示す情報を送信し、教師端末3は着呼中に通話の目的及び料金を示す情報を表示し、その後に通話をするか否かの選択を教師から受け付ける。これにより、教師は着呼中に通話の目的や料金を知ることができ、表示された目的や料金に基づいて通話をするか否かを判断できる。
[通話制御システムSの構成]
図2は、本実施形態に係る通話制御システムSのブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
通話制御装置1は、制御部11と、記憶部12とを有する。制御部11は、通話条件設定部111と、通話条件送信部112と、通話条件取得部113と、指示受付部114と、通話制御部115とを有する。記憶部12は、通話条件記憶部121と、ユーザ情報記憶部122と、履歴情報記憶部123とを有する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部11が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部12は、通話制御装置1の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部11との間でデータの授受を行ってもよい。
通話条件記憶部121は、通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を定める通話条件を記憶する。ユーザ情報記憶部122は、生徒及び教師のユーザ情報を記憶する。履歴情報記憶部123は、通話の履歴を示す履歴情報を記憶する。通話条件記憶部121、ユーザ情報記憶部122及び履歴情報記憶部123は、それぞれ記憶部12上の記憶領域であってもよく、あるいは記憶部12上で構成されたデータベースであってもよい。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、通話条件設定部111、通話条件送信部112、通話条件取得部113、指示受付部114及び通話制御部115として機能する。制御部11の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部11の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
生徒端末2は、通信部21と、表示部22と、操作部23とを有する。通信部21は、通信を実行するためのプロセッサ、コネクタ、電気回路等の通信部材を含む。表示部22は、液晶ディスプレイ等、情報を表示可能な表示装置を含む。操作部23は、キーボード、マウス等、ユーザの操作によって情報を入力可能な操作装置を含む。表示部22としてユーザによる接触の位置を検出可能なタッチスクリーンを用いることによって、表示部22と操作部23とを一体に構成してもよい。
教師端末3は、通信部31と、表示部32と、操作部33とを有する。通信部31は、通信を実行するためのプロセッサ、コネクタ、電気回路等の通信部材を含む。表示部32は、液晶ディスプレイ等、情報を表示可能な表示装置を含む。操作部33は、キーボード、マウス等、ユーザの操作によって情報を入力可能な操作装置を含む。表示部32としてユーザによる接触の位置を検出可能なタッチスクリーンを用いることによって、表示部32と操作部33とを一体に構成してもよい。
本実施形態に係る通話制御システムSは、図2に示す具体的な構成に限定されない。通話制御装置1、生徒端末2及び教師端末3は、それぞれ1つの装置に限られず、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。
[通信制御方法の説明]
生徒及び教師は、自身の情報を通話制御装置1に予め登録する。通話制御装置1のユーザ情報記憶部122は、生徒及び教師を識別するための識別情報(例えばユーザID)、生徒端末2及び教師端末3を識別するための識別情報(例えば端末ID)、名前、写真、性別、年齢等を関連付けたユーザ情報を記憶する。また、ユーザ情報は、生徒及び教師が保有する金銭又は金銭に対応するもの(例えばコイン)の残高を含む。また、ユーザ情報は、生徒及び教師が他の生徒及び教師から受けた評価を含む。
事前準備として、教師は、教師端末3の操作部33を用いて、通話条件の設定を開始するための所定の操作を行う。教師端末3は、教師が所定の操作を行った場合に、表示部32上に設定画面Aを表示する。
図3(a)は、設定画面Aを表示している教師端末3の正面図である。教師端末3は、設定画面A内に、カテゴリ設定欄A1と、完了ボタンA2とを表示する。カテゴリ設定欄A1は、通話の目的の設定を受け付ける。教師は、カテゴリ設定欄A1に表示された通話の目的(カテゴリ)の選択肢を押下することによって、1つ又は複数の通話の目的を設定する。カテゴリ設定欄A1は、通話の目的を示す文字列の入力を受け付けてもよい。
教師が通話の目的を設定した後に完了ボタンA2を押下すると、教師端末3は、設定画面A内に、料金設定欄A3と、登録ボタンA4とを表示する。料金設定欄A3は、カテゴリ設定欄A1で選択された1つ又は複数の通話の目的それぞれに関連付けて、通話の料金の設定を受け付ける。通話の料金は、単位時間あたりの金額であってもよく、単位時間あたりの金額に対応する値(コイン数)であってもよい。料金設定欄A3は、通話の料金の選択肢を表示して通話の料金の選択を受け付けてもよく、通話の料金を示す数値の入力を受け付けてもよい。
教師が通話の目的及び通話の料金を設定した後に登録ボタンA4を押下すると、教師端末3は、設定された通話の目的を示す目的情報と、設定された通話の料金を示す料金情報とを関連付けた通話条件を通話制御装置1へ送信する。通話制御装置1において、通話条件設定部111は、教師端末3から受信した通話条件を教師の識別情報と関連付けて通話条件記憶部121に記憶させる。
教師端末3は、通話条件として、通話の目的及び通話の料金のうち一方のみの設定を受け付けてもよい。この場合に、通話条件設定部111は、教師端末3において設定された目的情報又は料金情報を受信し、受信した目的情報又は料金情報を示す通話条件を教師の識別情報と関連付けて通話条件記憶部121に記憶させる。
生徒は、通話を行いたい場合に、生徒端末2の操作部を用いて、通話条件の指定を開始するための所定の操作を行う。生徒が所定の操作を行った場合に、通話制御装置1において、通話条件送信部112は、通話条件記憶部121に記憶されている通話条件を取得するとともに、ユーザ情報記憶部122に記憶されている教師のユーザ情報を取得する。通話条件及びユーザ情報は、教師の識別情報によって関連付けられる。そして通話条件送信部112は、取得した通話条件及びユーザ情報を、生徒端末2へ送信する。生徒端末2は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、表示部22上に発呼画面Bを表示する。
図3(b)は、発呼画面Bを表示している生徒端末2の正面図である。生徒端末2は、発呼画面B内に、教師ごとに、ユーザ情報B1と、通話条件B2と、発呼ボタンB3とを表示する。ユーザ情報B1は、通話制御装置1が送信した教師の名前、写真及び評価を含む。ユーザ情報B1は、性別、年齢等のその他の情報を含んでもよい。通話条件B2は、通話制御装置1が送信した通話の目的及び通話の料金の少なくとも一方を含む。
生徒がいずれかの教師を選択して発呼ボタンB3を押下すると、生徒端末2は、発呼画面B内に、選択された教師に関連付けられた1つ又は複数の通話の目的B4と、通話の目的B4それぞれについて通話の料金B5及び通話可能時間B6とを表示する。通話可能時間B6は、通話制御装置1が送信した生徒が保有する金銭又はコインの残高を、通話の料金が示す単位時間あたりの金額又はコイン数で除算することによって算出される。
生徒は、1つ又は複数の通話の目的B4のうち、いずれか1つの通話の目的B4を含む領域を押下することによって、該領域に含まれる通話の目的B4及び通話の料金B5を指定する。これにより生徒は、教師ごとに対応可能な複数の通話の目的を参照して選択する知ることができ、教師及び通話の目的を選択することが容易になる。
生徒端末2は、発呼画面B内で、教師が設定した通話の目的及び通話の料金によらず、通話の目的及び通話の料金の少なくとも一方の数値の入力を受け付けてもよい。これにより、教師が設定画面Aで通話の目的及び通話の料金を設定していない場合であっても、生徒が通話の目的及び通話の料金を指定できる。
生徒端末2は、通話の目的のみの指定を受け付けてもよい。この場合に、通話制御装置1は、生徒が指定した通話の目的を生徒端末2から受信し、教師が予め設定した通話条件に基づいて、受信した通話の目的に関連付けられた通話の料金を、生徒が指定した通話の料金として取得する。また、生徒端末2は、発呼画面B内で、通話の目的及び通話の料金に加えて、メッセージの文字列の入力を受け付けてもよい。これにより、生徒は、通話の目的及び通話の料金のほかに、通話ごとにメッセージを指定して教師へ伝えることができる。
生徒が発呼画面Bでいずれかの通話の目的B4を含む領域を押下すると、生徒端末2は、指定された目的情報及び料金情報の少なくとも一方を、選択された教師の識別情報を示す発呼指示とともに通話制御装置1へ送信する。それに加えて、生徒端末2は、メッセージが入力された場合に、入力されたメッセージを通話制御装置1へ送信する。
通話制御装置1において、通話条件取得部113は、生徒端末2が送信した目的情報及び料金情報を受信して通話条件として取得し、指示受付部114は、生徒端末2が送信した発呼指示を受信して取得する。
通話条件送信部112は、発呼している生徒の識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。そして通話条件送信部112は、取得したユーザ情報を、通話条件取得部113が取得した通話条件とともに、発呼指示が示す教師に関連付けられた教師端末3へ送信する。それに加えて、通話条件送信部112は、生徒端末2からメッセージを受信した場合に、受信したメッセージを教師端末3へ送信する。
通話条件取得部113が取得した通話条件が目的情報のみを示し、料金情報を示していない場合に、通話条件送信部112は、目的情報に関連付けられた料金情報を通話条件記憶部121から取得してもよい。この場合には、通話条件記憶部121は、通話の目的と通話の料金とを予め関連付けて記憶している。通話の目的ごとに異なる通話の料金が関連付けられてもよく、複数の通話の目的に同一の通話の料金が関連付けられてもよい。これにより通話条件送信部112は、教師が通話条件として目的情報のみを設定した場合であっても、目的情報に予め関連付けられた料金情報を、教師端末3へ送信できる。
そして通話制御部115は、生徒端末2から教師端末3への発呼を開始する。教師端末3は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、表示部32上に着呼画面Cを表示する。
図4(a)は、着呼画面Cを表示している教師端末3の正面図である。教師端末3は、着呼画面C内に、発呼している生徒のユーザ情報C1と、目的情報C2と、料金情報C3と、通話ボタンC4と、停止ボタンC5とを表示する。教師端末3は、通話制御装置1からメッセージを受信した場合に、着呼画面C内に受信したメッセージを表示してもよい。
ユーザ情報C1は、通話制御装置1が送信した生徒の名前、写真及び評価を含む。目的情報C2は、通話制御装置1が送信した通話の目的である。料金情報C3は、通話制御装置1が送信した通話の料金である。教師端末3は、目的情報C2及び料金情報C3のどちらかのみを表示してもよい。
このように、教師端末3は、生徒からの着呼中に、生徒によって指定された通話の目的及び通話の料金を表示するため、教師はそれらの情報に基づいて生徒との通話を開始するか否かを判断できる。
教師が通話ボタンC4を押下すると、教師端末3は、通話を確立するための通話指示を、通話制御装置1へ送信する。教師が停止ボタンC5を押下すると、教師端末3は、発呼を停止するための停止指示を、通話制御装置1へ送信する。通話制御装置1において、指示受付部114は、通話指示又は停止指示を、教師端末3から受信して受け付ける。
通話制御部115は、指示受付部114が停止指示を受け付けた場合に、生徒端末2から教師端末3への発呼を停止する。通話制御部115は、指示受付部114が通話指示を受け付けた場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を確立させる。通話が確立された後に、教師端末3は、着呼画面C内に、通話時間C6と、切断ボタンC7とを表示する。通話時間C6は、通話が継続している時間である。
教師が切断ボタンC7を押下すると、教師端末3は、通話を切断するための切断指示を、通話制御装置1へ送信する。通話制御装置1において、指示受付部114は、切断指示を、教師端末3から受信して受け付ける。通話制御部115は、指示受付部114が切断指示を受け付けた場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を切断する。
また、通話が確立された後に、生徒端末2は、通話画面Dを表示部32上に表示する。図4(b)は、通話画面Dを表示している生徒端末2の正面図である。生徒端末2は、通話画面D内に、通話している教師のユーザ情報D1と、目的情報D2と、料金情報D3と、通話可能時間D4と、通話時間D5と、残高D6と、切断ボタンC7とを表示する。
ユーザ情報D1は、通話制御装置1が送信した教師の名前、写真及び評価を含む。目的情報D2は、通話制御装置1が送信した通話の目的である。料金情報D3は、通話制御装置1が送信した通話の料金である。生徒端末2は、目的情報D2及び料金情報D3のどちらかのみを表示してもよい。
通話可能時間D4は、通話制御装置1が送信した生徒が保有する金銭又はコインの残高を、通話の料金が示す単位時間あたりの金額又はコイン数で除算することによって算出される。通話時間D5は、通話が継続している時間である。残高D6は、通話制御装置1が送信した生徒が保有する金銭又はコインの残高である。
生徒が切断ボタンD7を押下すると、生徒端末2は、通話を切断するための切断指示を、通話制御装置1へ送信する。通話制御装置1において、指示受付部114は、切断指示を、生徒端末2から受信して受け付ける。通話制御部115は、指示受付部114が切断指示を受け付けた場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を切断する。
通話制御部115は、通話が終了した場合に、通話時間と、通話の料金とに基づいて、生徒端末2に関連付けられた生徒(発呼者)に課する金額又は金額に対応する値(コイン数)を算出する。そして通話制御部115は、算出した金額又は金額に対応する値を示す課金情報を出力する。通話制御部115は課金情報を記憶部12に記憶させてもよく、外部の装置へ送信してもよい。
また、通話制御部115は、発呼が停止した場合又は通話が終了した場合に、履歴情報を生徒又は教師の識別情報に関連付けて履歴情報記憶部123に記憶させる。履歴情報は、1回の着呼又は発呼の履歴ごとに、通話の目的、通話の料金、着呼又は発呼したこと、着呼又は発呼の相手のユーザ(生徒又は教師)の識別情報、着呼又は発呼の開始時刻、通話が確立したか否か、通話時間等の情報を含む。
[通話制御方法のシーケンス]
図5は、本実施形態に係る通話制御方法のシーケンス図である。教師端末3は、教師が操作部33を用いて所定の操作を行った場合に、表示部32上に設定画面を表示する。教師端末3は、設定画面において設定された通話の目的を示す目的情報と、設定された通話の料金を示す料金情報との少なくとも一方を、通話条件として通話制御装置1へ送信する(S11)。通話制御装置1において、通話条件設定部111は、教師端末3において設定された目的情報及び料金情報を受信し、受信した目的情報及び料金情報を示す通話条件を教師の識別情報と関連付けて通話条件記憶部121に記憶させる(S12)。
生徒は、通話を行いたい場合に、生徒端末2の操作部を用いて、通話条件の指定を開始するための所定の操作を行う。生徒が所定の操作を行った場合に、通話制御装置1において、通話条件送信部112は、通話条件記憶部121に記憶されている通話条件を取得するとともに、ユーザ情報記憶部122に記憶されている教師のユーザ情報を取得する。そして通話条件送信部112は、取得した通話条件及びユーザ情報を、生徒端末2へ送信する(S13)。
生徒端末2は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、教師のユーザ情報と、教師ごとに設定された通話条件とを含む発呼画面を表示部22上に表示する(S14)。生徒は、発呼画面において、発呼先の教師を選択するとともに、通話の目的及び通話の料金を指定する。生徒端末2は、発呼画面上で指定された目的情報及び料金情報の少なくとも一方を示す通話条件を、選択された教師の識別情報を示す発呼指示とともに通話制御装置1へ送信する(S15)。
通話制御装置1において、通話条件取得部113は、生徒端末2が送信した目的情報及び料金情報を受信して通話条件として取得し、指示受付部114は、生徒端末2が送信した発呼指示を受信して取得する。通話条件送信部112は、発呼している生徒の識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。そして通話条件送信部112は、取得したユーザ情報を、通話条件取得部113が取得した通話条件とともに、発呼指示が示す教師に関連付けられた教師端末3へ送信する(S16)。そして通話制御部115は、生徒端末2から教師端末3への発呼を開始する。
教師端末3は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、発呼している生徒のユーザ情報と、生徒によって指定された通話条件とを含む着呼画面を表示部32上に表示する(S17)。教師が着呼画面において停止ボタンを押下すると、通話制御装置1は、生徒端末2から教師端末3への発呼を停止する。教師が着呼画面において通話ボタンを押下すると、教師端末3は、通話を確立するための通話指示を、通話制御装置1へ送信する(S18)。
通話制御装置1において、通話制御部115は、指示受付部114が通話指示を受け付けた場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を確立させる(S19)。通話制御部115は、通話が終了した場合に、通話時間と、通話の料金とに基づいて、生徒端末2に関連付けられた生徒に課する金額又は金額に対応する値を算出し、算出した金額又は金額に対応する値を示す課金情報を出力する(S20)。また、通話制御部115は、履歴情報を履歴情報記憶部123に記憶させる。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る通話制御システムSでは、生徒が生徒端末2を用いて通話の目的及び通話の料金を指定して発呼し、教師端末3は、生徒からの着呼中に、生徒によって指定された通話の目的及び通話の料金を表示する。そのため、教師は教師端末3に表示された情報に基づいて、生徒との通話を開始するか否かを判断できる。
(第2の実施形態)
生徒が教師へ発呼して通話が確立した後又は通話が確立できなかった後に、その後に教師から生徒へ折り返す場合がある。本実施形態に係る通話制御システムSは、このような折り返し通話においては、発呼者である教師ではなく、着呼者である生徒に課金する。
教師が教師端末3において履歴情報を表示するための操作を行った場合に、通話制御装置1において、通話条件取得部113は、教師の識別情報に関連付けられた履歴情報を履歴情報記憶部123から取得するとともに、履歴情報が示すユーザ(教師又は生徒)の識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。そして通話条件送信部112は、通話条件取得部113が取得した履歴情報及びユーザ情報を、教師端末3へ送信する。教師端末3は、通話制御装置1から受信した履歴情報及びユーザ情報に基づいて、表示部32上に履歴画面Eを表示する。
図6(a)は、履歴画面Eを表示している教師端末3の正面図である。教師端末3は、履歴画面E内に、1回の着呼又は発呼の履歴ごとに、着呼又は発呼の相手のユーザ情報E1と、通話条件E2と、通話実績E3と、発呼ボタンE4と表示する。
ユーザ情報E1は、履歴情報が示す着呼又は発呼の相手のユーザ(生徒又は教師)について、通話制御装置1が送信した名前、写真及び評価を含む。ユーザ情報E1は、性別、年齢等のその他の情報を含んでもよい。通話条件E2は、履歴情報が示す通話の目的及び通話の料金の少なくとも一方を含む。通話実績E3は、履歴情報が示す着呼又は発呼の開始時刻、通話が確立したか否か、通話時間等を含む。
教師がいずれかの履歴を選択して発呼ボタンE4を押下すると、教師端末3は、折り返し通話か否かを判定する。選択された履歴が生徒からの着呼でない場合に、教師端末3は、第1の実施形態と同様に発呼を開始する。すなわち、教師端末3は、発呼者である教師を生徒とし、履歴の相手を教師として発呼する。
選択された履歴が生徒からの着呼である場合に、教師端末3は、折り返し通話と判定し、以下のように折り返し通話処理を開始する。折り返し通話処理を開始する際に、教師端末3は、履歴画面E内に、通知E5と、決定ボタンE6とを表示する。通知E5は、折り返し通話のため発呼者である教師に課金されない旨を表す文字列を含む。これにより、教師は、折り返し通話を行おうとしていることを認識できる。
教師が折り返し通話を行わないことを示す決定ボタンE6を押下すると、教師端末3は発呼せずに処理を終了する。教師が折り返し通話を行うことを示す決定ボタンE6を押下すると、教師端末3は、選択された履歴が示す通話条件と、選択された履歴が示す生徒の識別情報を示す発呼指示とを、通話制御装置1へ送信する。
通話制御装置1において、通話条件取得部113は、教師端末3が送信した通話条件を受信して取得し、指示受付部114は、教師端末3が送信した発呼指示を受信して取得する。
通話条件送信部112は、発呼している教師の識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。そして通話条件送信部112は、取得したユーザ情報を、通話条件取得部113が取得した通話条件とともに、発呼指示が示す生徒に関連付けられた生徒端末2へ送信する。
そして通話制御部115は、教師端末3から生徒端末2への発呼を開始する。生徒端末2は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、表示部22上に着呼画面Fを表示する。
図6(b)は、着呼画面Fを表示している生徒端末2の正面図である。生徒端末2は、教師端末3は、着呼画面C内に、発呼している教師のユーザ情報F1と、通知F2とを表示する。
ユーザ情報F1は、通話制御装置1が送信した教師の名前、写真及び評価を含む。通知F2は、通話制御装置1が送信した通話の目的及び通話の料金の少なくとも一方とともに、折り返し通話のため着呼者である生徒に課金される旨を表す文字列を含む。これにより、生徒は、折り返し通話のため自身に課金されることを通話開始前に認識できる。
その後は、通話制御システムSは、図4と同様に、各ユーザの操作に応じて通話を開始、通話を切断又は発呼を停止する。通話制御部115は、通話を切断した場合に、通話時間と、通話の料金とに基づいて、生徒端末2に関連付けられた生徒(着呼者)に課する金額又は金額に対応する値(コイン数)を算出する。そして通話制御部115は、算出した金額又は金額に対応する値を示す課金情報を出力する。通話制御部115は課金情報を記憶部12に記憶させてもよく、外部の装置へ送信してもよい。
図7は、本実施形態に係る通話制御方法のシーケンス図である。教師が教師端末3において履歴情報を表示するための操作を行った場合に、通話制御装置1において、通話条件取得部113は、教師の識別情報に関連付けられた履歴情報を履歴情報記憶部123から取得するとともに、履歴情報が示すユーザの識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。通話条件送信部112は、通話条件取得部113が取得した履歴情報及びユーザ情報を、教師端末3へ送信する(S21)。
教師端末3は、通話制御装置1から受信した履歴情報及びユーザ情報に基づいて、発呼又は着呼の履歴と、履歴情報が示す着呼又は発呼の相手のユーザ情報とを含む履歴画面を表示部32上に表示する(S22)。教師は、折り返し通話をする履歴を選択して発呼ボタンを押下する。このとき、教師端末3は、折り返し通話のため発呼者である教師に課金されない旨を表す通知を表示部32上に表示する。その後、教師端末3は、選択された履歴が示す通話条件と、選択された履歴が示す生徒の識別情報を示す発呼指示とを、通話制御装置1へ送信する(S23)。
通話制御装置1において、通話条件取得部113は、教師端末3が送信した通話条件を受信して取得し、指示受付部114は、教師端末3が送信した発呼指示を受信して取得する。通話条件送信部112は、発呼している教師の識別情報に関連付けられたユーザ情報をユーザ情報記憶部122から取得する。そして通話条件送信部112は、取得したユーザ情報を、通話条件取得部113が取得した通話条件とともに、発呼指示が示す生徒に関連付けられた生徒端末2へ送信する(S24)。そして通話制御部115は、教師端末3から生徒端末2への発呼を開始する。
生徒端末2は、通話制御装置1から受信した通話条件及びユーザ情報に基づいて、発呼している教師のユーザ情報と、折り返し通話のため着呼者である生徒に課金される旨を表す通知とを含む着呼画面を表示部22上に表示する(S25)。
生徒が着呼画面において停止ボタンを押下すると、通話制御装置1は、教師端末3から生徒端末2への発呼を停止する。生徒が着呼画面において通話ボタンを押下すると、生徒端末2は、通話を確立するための通話指示を、通話制御装置1へ送信する(S26)。
通話制御装置1において、通話制御部115は、指示受付部114が通話指示を受け付けた場合に、生徒端末2と教師端末3との間の通話を確立させる(S27)。通話制御部115は、通話が終了した場合に、通話時間と、通話の料金とに基づいて、生徒端末2に関連付けられた生徒に課する金額又は金額に対応する値を算出し、算出した金額又は金額に対応する値を示す課金情報を出力する(S28)。また、通話制御部115は、履歴情報を履歴情報記憶部123に記憶させる。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る通話制御システムSでは、通話制御装置1は、一旦生徒から教師へ発呼した後に、改めて教師から生徒へ折り返し通話を行った場合に、発呼者である教師ではなく着呼者である生徒に課金する。そのため、折り返し通話によって発呼者と着呼者とが逆になっても、生徒から教師へ料金を適切に支払うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
通話制御装置1、生徒端末2及び教師端末3のプロセッサは、図5、図7に示す通話制御方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、通話制御装置1、生徒端末2及び教師端末3のプロセッサは、図5、図7に示す通話制御方法を実行するためのプログラムを記憶部から読み出し、該プログラムを実行して通話制御システムSの各部を制御することによって、図5、図7に示す通話制御方法を実行する。図5、図7に示す通話制御方法に含まれるステップは一部省略されてもよく、ステップ間の順番が変更されてもよく、複数のステップが並行して行われてもよい。
S 通話制御システム
1 通話制御装置
11 制御部
111 通話条件設定部
112 通話条件送信部
113 通話条件取得部
114 指示受付部
115 通話制御部
12 記憶部
121 通話条件記憶部
2 生徒端末
21 通信部
22 表示部
23 操作部
3 教師端末
31 通信部
32 表示部
33 操作部

Claims (9)

  1. 第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を前記第1端末から取得する取得部と、
    前記第1端末が前記第1端末とは異なる第2端末へ発呼した後に、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第2端末へ送信する送信部と、
    前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第2端末において表示された後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示を前記第2端末から受け付ける受付部と、
    を有する通話制御装置。
  2. 前記取得部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を取得する前に前記第2端末において設定された複数の前記目的情報を記憶する記憶部をさらに有し、
    前記取得部は、前記記憶部に記憶された複数の前記目的情報のうち前記第1端末において選択された1つの前記目的情報を、前記第1端末から取得する、請求項1に記載の通話制御装置。
  3. 前記取得部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を取得する前に、前記第2端末において設定された複数の前記目的情報と、複数の前記目的情報それぞれに対して設定された前記料金情報とを、前記第2端末から受け付けて前記記憶部に記憶させる設定部をさらに有する、請求項2に記載の通話制御装置。
  4. 前記目的情報及び前記料金情報を関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、
    前記取得部が前記目的情報を前記第1端末から取得した場合に、前記送信部は、前記目的情報と、前記記憶部において前記目的情報に関連付けられた前記料金情報とを、前記第2端末へ送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の通話制御装置。
  5. 前記取得部は、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に加えて、前記第1端末において入力された文字列をさらに取得し、
    前記送信部は、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に加えて、前記取得部が取得した前記文字列を、前記第2端末へ送信する、請求項1から4のいずれか一項に記載の通話制御装置。
  6. 前記受付部が前記指示を前記第2端末から受け付けた場合に、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1端末に関連付けられたユーザに課する料金を示す課金情報を出力する通話制御部をさらに有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の通話制御装置。
  7. 前記第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記第2端末が前記第1端末へ発呼した場合に、前記送信部は、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第1端末へ送信し、
    前記受付部は、前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第1端末において表示された後に、前記指示を前記第1端末から受け付け、
    前記通話制御部は、前記受付部が前記指示を前記第1端末から受け付けた場合に、前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方に基づいて、前記第1端末に関連付けられた前記ユーザに課する料金を示す課金情報を出力する、請求項6に記載の通話制御装置。
  8. 通話制御装置と、第1端末と、第2端末とを備え、
    前記通話制御装置は、
    前記第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を前記第1端末から取得する取得部と、
    前記第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記取得部が取得した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を、前記第2端末へ送信する送信部と、
    前記送信部が送信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方が前記第2端末において表示された後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示を前記第2端末から受け付ける受付部と、
    を有し、
    前記第1端末は、
    前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を指定する操作部と、
    前記操作部が指定した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を前記通話制御装置へ送信する通信部と、
    を有し、
    前記第2端末は、
    前記通話制御装置から受信した前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を表示する表示部と、
    前記表示部が前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を表示した後に、前記指示を入力するための操作部と、
    前記操作部によって入力された前記指示を前記通話制御装置へ送信する通信部と、を有する通話制御システム。
  9. 第2端末のプロセッサが実行する、
    前記第2端末とは異なる第1端末が前記第2端末へ発呼した後に、前記第1端末において指定された通話の目的を示す目的情報及び通話の料金に関する料金情報の少なくとも一方を表示部上に表示するステップと、
    前記表示するステップが前記目的情報及び前記料金情報の少なくとも一方を前記表示部上に表示した後に、前記第1端末と前記第2端末との間の通話を確立する指示の入力を受け付けるステップと、
    前記受け付けるステップが受け付けた前記指示を送信するステップと、
    を有する通話制御プログラム。
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