JP2020053736A - Vco制御回路、pllシステム及びvco制御プログラム - Google Patents

Vco制御回路、pllシステム及びvco制御プログラム Download PDF

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【課題】本開示は、VCO回路のフリーラン周波数の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路への入力信号の周波数の偏差に関わらず、PLL回路の同期引き込み範囲を狭くしないとともに、PLL回路の同期引き込み時間を短くすることを目的とする。【解決手段】本開示は、PLL回路1への入力信号の周波数を計測する入力周波数計測部23と、PLL回路1への入力信号が入力されているときに、VCO回路14の実際のフリーラン周波数が、PLL回路1への入力信号の周波数に近づくように、VCO回路14の所定のフリーラン周波数と、PLL回路1への入力信号の周波数と、の間の差分に基づいて、VCO回路14をフィードフォーワード制御する入力周波数追従部24と、を備えることを特徴とするVCO制御回路2である。【選択図】図3

Description

本開示は、VCO回路のフリーラン周波数の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路への入力信号の周波数の偏差に関わらず、PLL回路の同期引き込み範囲を狭くしないとともに、PLL回路の同期引き込み時間を短くする技術に関する。
PLL回路は、同期検波型復調回路等に適用されている。VCO回路の出力信号の周波数及び位相が、PLL回路の入力信号の周波数及び位相に同期するように、VCO回路をフィードバック制御したうえで、VCO回路の出力信号をクロック信号として、復調回路の入力信号を同期検波している(例えば、特許文献1等を参照。)。
特開平06−216769号公報
従来技術のPLLシステムの解決課題を図1に示す。PLL回路への入力信号の周波数範囲は、PLL回路への入力信号の中心周波数の周りに、fIN1以上fIN2以下とする。
図1の上段において、VCO回路の制御電圧−出力周波数の特性直線が温度変化又は経時変化する前には、VCO回路のフリーラン周波数fFRは、PLL回路への入力信号の中心周波数に設定されている。そして、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路内の位相比較部に応じて制限されており、VCO回路のフリーラン周波数fFRの周りに、fPI1以上fPI2以下とする。ここで、fPI1はfIN1より小さく、fPI2はfIN2より大きい。よって、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路への入力信号の周波数範囲fIN1以上fIN2以下を含む。
図1の中段において、VCO回路の制御電圧−出力周波数の特性直線が温度変化又は経時変化した後には、VCO回路のフリーラン周波数fFR’は、PLL回路への入力信号の中心周波数から外れている。そして、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路内の位相比較部に応じて制限されており、VCO回路のフリーラン周波数fFR’の周りに、fPI1’以上fPI2’以下とする。ここで、fPI1’はfIN1より小さく、fPI2’はfIN1より大きくfIN2より小さい。よって、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路への入力信号の周波数範囲fPI2’以上fIN2以下を含まなくなり、VCO回路のフリーラン周波数fFR’によっては、PLL回路への入力信号の中心周波数を含まなくなる。
図1の下段において、PLL回路への入力信号が入力されるときに、VCO回路のフリーラン周波数fFR’は、PLL回路への入力信号の中心周波数から外れている。すると、PLL回路の同期引き込み時間は、VCO特性変化後には、VCO特性変化前より、PLL回路への入力信号の周波数fINによっては、長くなる。
そこで、前記課題を解決するために、本開示は、VCO回路のフリーラン周波数の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路への入力信号の周波数の偏差に関わらず、PLL回路の同期引き込み範囲を狭くしないとともに、PLL回路の同期引き込み時間を短くすることを目的とする。
前記課題を解決するために、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、PLL回路への入力信号の周波数に短時間で近づくように、VCO回路をフィードフォーワード制御することとした。ここで、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、VCO回路の所定のフリーラン周波数(PLL回路への入力信号の中心周波数)と等しいと仮定する。
よって、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、VCO回路の所定のフリーラン周波数(PLL回路への入力信号の中心周波数)と等しい必要がある。そこで、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、VCO回路の所定のフリーラン周波数(PLL回路への入力信号の中心周波数)に近づくように、VCO回路をフィードバック制御することとした。
具体的には、本開示は、PLL回路への入力信号の周波数を計測する入力周波数計測部と、前記PLL回路への入力信号が入力されているときに、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記PLL回路への入力信号の周波数に近づくように、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、前記PLL回路への入力信号の周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードフォーワード制御する入力周波数追従部と、を備えることを特徴とするVCO制御回路である。
また、本開示は、以上に記載のVCO制御回路と、前記PLL回路と、を備えることを特徴とするPLLシステムである。
また、本開示は、PLL回路への入力信号の周波数を計測する入力周波数計測ステップと、前記PLL回路への入力信号が入力されているときに、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記PLL回路への入力信号の周波数に近づくように、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、前記PLL回路への入力信号の周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードフォーワード制御する入力周波数追従ステップと、を順にコンピュータに実行させるためのVCO制御プログラムである。
これらの構成によれば、PLL回路への入力信号の周波数の偏差に関わらず、PLL回路の同期引き込み時間を短くし、PLL回路の同期引き込み範囲に含めることができる。
また、本開示は、前記VCO回路の実際のフリーラン周波数を計測するフリーラン周波数計測部と、前記PLL回路への入力信号が入力されていないときに、前記VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数に近づくように、前記VCO回路の実際のフリーラン周波数と、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードバック制御するフリーラン周波数補正部と、をさらに備えることを特徴とするVCO制御回路である。
この構成によれば、VCO回路のフリーラン周波数の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路の同期引き込み範囲を狭くしないことができる。
また、本開示は、まず、前記フリーラン周波数補正部が、前記VCO回路をフィードバック制御し、次に、前記入力周波数追従部が、前記VCO回路をフィードフォーワード制御し、次に、前記PLL回路において、前記VCO回路をフィードバック制御することを特徴とするVCO制御回路である。
この構成によれば、VCO回路のフリーラン周波数補正・フィードバック制御を前提に、VCO回路の入力周波数追従・フィードフォーワード制御を実行することができる。
このように、本開示は、VCO回路のフリーラン周波数の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路への入力信号の周波数の偏差に関わらず、PLL回路の同期引き込み範囲を狭くしないとともに、PLL回路の同期引き込み時間を短くすることができる。
従来技術のPLLシステムの解決課題を示す図である。 本開示のPLLシステムの解決手段を示す図である。 本開示のPLLシステムの構成を示す図である。 本開示のPLLシステムの処理を示す図である。 本開示のフリーラン周波数補正の処理を示す図である。 本開示の入力周波数追従の処理を示す図である。
添付の図面を参照して本開示の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本開示の実施の例であり、本開示は以下の実施形態に制限されるものではない。
本開示のPLLシステムの解決手段を図2に示す。PLL回路への入力信号の周波数範囲は、PLL回路への入力信号の中心周波数の周りに、fIN1以上fIN2以下とする。
図2の上段において、VCO回路の制御電圧−出力周波数の特性直線が温度変化又は経時変化した後には、VCO回路のフリーラン周波数fFR’は、PLL回路への入力信号の中心周波数から外れている。そして、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路内の位相比較部に応じて制限されており、VCO回路のフリーラン周波数fFR’の周りに、fPI1’以上fPI2’以下とする。ここで、fPI1’はfIN1より小さく、fPI2’はfIN1より大きくfIN2より小さい。よって、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路への入力信号の周波数範囲fPI2’以上fIN2以下を含まなくなり、VCO回路のフリーラン周波数fFR’によっては、PLL回路への入力信号の中心周波数を含まなくなる。
図2の中段において、VCO回路のフリーラン周波数fFR’が補正された後には、VCO回路のフリーラン周波数fFRは、PLL回路への入力信号の中心周波数に補正されている。そして、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路内の位相比較部に応じて制限されており、VCO回路のフリーラン周波数fFRの周りに、fPI1以上fPI2以下とする。ここで、fPI1はfIN1より小さく、fPI2はfIN2より大きい。よって、PLL回路の同期引き込み範囲は、PLL回路への入力信号の周波数範囲fIN1以上fIN2以下を含む。
図2の下段において、PLL回路への入力信号が入力されるときに、PLL回路への入力信号の周波数fINは、PLL回路への入力信号の中心周波数から外れている。しかし、VCO回路のフリーラン周波数fFR”は、PLL回路への入力信号の周波数fINに追従されている。すると、PLL回路の同期引き込み時間は、VCO特性変化後には、VCO特性変化前より、PLL回路への入力信号の周波数fINによらず、短くなる。
本開示のPLLシステムの構成を図3に示す。PLLシステムPは、PLL回路1、VCO制御回路2及び同期アラーム生成部3から構成される。PLL回路1は、位相比較部11、ループフィルタ12、加算部13及びVCO回路14から構成される。VCO制御回路2は、フリーラン周波数計測部21、フリーラン周波数補正部22、入力周波数計測部23、入力周波数追従部24及び加算部25から構成される。
PLLシステムPは、PLL回路1を備えるシステム(例えば、同期検波型復調回路等。)に適用することができる。VCO制御回路2は、図5及び図6に示すVCO制御プログラムをコンピュータにインストールすることにより実現することができ、又はプログラマブルロジック等を使用することにより実現することもできる。
本開示のPLLシステムの処理を図4に示す。PLLシステムPの電源が投入されているときには(ステップS1においてYES)、ステップS2〜S7の処理が実行される。PLLシステムPの電源が投入されていないときには(ステップS1においてNO)、ステップS2〜S7の処理は実行されない。なお、ステップS1に加えて、PLLシステムPが生産されている段階において、VCO回路14のフリーラン周波数fFRが初期設定されているときには、ステップS2〜S7の処理が実行されないようにしてもよい。
そして、図2の下段に示したように、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR”が、PLL回路1への入力信号の周波数fINに短時間で近づくように、VCO回路14をフィードフォーワード制御する(ステップS3)。ここで、図2の中段に示したように、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’が、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)と等しいと仮定する。
よって、図2の中段に示したように、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’が、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)と等しい必要がある。そこで、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’が、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)に近づくように、VCO回路14をフィードバック制御する(ステップS2)。
そして、PLL回路1において、位相比較部11、ループフィルタ12及び加算部13を用いて、VCO回路14を通常通りフィードバック制御する(ステップS4)。なお、ステップS2及びステップS3については、図5及び図6を用いて詳述する。
同期アラーム生成部3が同期アラームを生成しているときには(ステップS5においてYES)、ステップS2の処理に戻る。同期アラーム生成部3が同期アラームを生成していないときには(ステップS5においてNO)、ステップS6の処理に進む。なお、同期アラーム生成部3は、以下の(1)又は(2)の事実等を用いて、同期アラームを生成すればよい。(1)PLL回路1への入力信号にPNパターン等のスクランブルがかかっているときに、同期が確立していれば、IQ積信号の最高周波数がデータ伝送レートの1/4程度となるが、同期が確立していなければ、IQ積信号の最高周波数がデータ伝送レートの1/2以上となる。(2)PLL回路1への入力信号にPNパターン等のスクランブルがかかっているときに、同期が確立していれば、マーク又はスペースの割合が1/2程度となるが、同期が確立していなければ、マーク又はスペースの割合が1/2から大きく外れる。
PLLシステムPがリセットされているときには(ステップS6においてYES)、ステップS2の処理に戻る。PLLシステムPがリセットされていないときには(ステップS6においてNO)、ステップS7の処理に進む。なお、ステップS4の処理が実行されているときでも、所定の時間間隔でステップS4の処理を中断したうえで、ステップS2、S3の処理に戻るようにしてもよい。
PLLシステムPの電源が遮断されているときには(ステップS7においてYES)、図4の処理が終了される。PLLシステムPの電源が遮断されていないときには(ステップS7においてNO)、ステップS4〜S7の処理が繰り返される。
本開示のフリーラン周波数補正の処理を図5に示す。PLL回路1は、PLL回路1への入力信号を遮断する(ステップS21)。フリーラン周波数計測部21は、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’を計測する(ステップS22)。
フリーラン周波数補正部22は、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’と、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)と、の間の差分周波数fFR−fFR’を算出する(ステップS23)。
フリーラン周波数補正部22は、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR’が、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)に近づくように、差分周波数fFR−fFR’と、VCO回路14の制御電圧−出力周波数の特性直線の傾きと、に基づいて、VCO回路14の制御電圧VFRをフィードバック制御する(ステップS24)。なお、VCO回路14の制御電圧−出力周波数の特性直線について、ゼロ点は温度変化又は経時変化が大きい一方で、傾きは温度変化又は経時変化が小さいため、PLLシステムPの生産段階での傾きを採用することができる。
加算部13は、VCO回路14の通常通りのフィードバック制御において(ステップS4)、VCO回路14の制御電圧VFRをループフィルタ12の出力電圧VLFに加算する(ステップS25)。なお、加算部25は、ステップS25のVCO回路14の制御電圧VFRと、ステップS35のVCO回路14の制御電圧VINと、を加算するものである。
図2の中段に示したように、VCO回路14のフリーラン周波数fFR’の温度変化又は経時変化に関わらず、PLL回路1の同期引き込み範囲を狭くしないことができる。
本開示の入力周波数追従の処理を図6に示す。PLL回路1は、PLL回路1への入力信号を入力する(ステップS31)。入力周波数計測部23は、PLL回路1への入力信号の周波数fINを計測する(ステップS32)。
ここで、PLL回路1への入力信号の周波数fINが、PLL回路1の入力帯域内(又は、同期検波型復調回路等の受信帯域内。)であれば、ステップS33〜S35の処理が実行されるようにしてもよい。一方で、PLL回路1への入力信号の周波数fINが、PLL回路1の入力帯域外(又は、同期検波型復調回路等の受信帯域外。)であれば、ステップS33〜S35の処理が実行されないようにしてもよい。
入力周波数追従部24は、VCO回路14の所定のフリーラン周波数fFR(PLL回路1への入力信号の中心周波数)と、PLL回路1への入力信号の周波数fINと、の間の差分周波数fIN−fFRを算出する(ステップS33)。
入力周波数追従部24は、VCO回路14の実際のフリーラン周波数fFR”が、PLL回路1への入力信号の周波数fINに近づくように、差分周波数fIN−fFRと、VCO回路14の制御電圧−出力周波数の特性直線の傾きと、に基づいて、VCO回路14の制御電圧VINをフィードフォーワード制御する(ステップS34)。なお、VCO回路14の制御電圧−出力周波数の特性直線について、ゼロ点は温度変化又は経時変化が大きい一方で、傾きは温度変化又は経時変化が小さいため、PLLシステムPの生産段階での傾きを採用することができる。
加算部13は、VCO回路14の通常通りのフィードバック制御において(ステップS4)、VCO回路14の制御電圧VINをループフィルタ12の出力電圧VLFに加算する(ステップS35)。なお、加算部25は、ステップS25のVCO回路14の制御電圧VFRと、ステップS35のVCO回路14の制御電圧VINと、を加算するものである。
図2の下段に示したように、PLL回路1への入力信号の周波数fINの偏差に関わらず、PLL回路1の同期引き込み時間を短くし、PLL回路1の同期引き込み範囲に含めることができる。
本開示のVCO制御回路、PLLシステム及びVCO制御プログラムは、PLL回路を備えるシステム(例えば、同期検波型復調回路等。)に適用することができる。
P:PLLシステム
1:PLL回路
2:VCO制御回路
3:同期アラーム生成部
11:位相比較部
12:ループフィルタ
13:加算部
14:VCO回路
21:フリーラン周波数計測部
22:フリーラン周波数補正部
23:入力周波数計測部
24:入力周波数追従部
25:加算部

Claims (5)

  1. PLL回路への入力信号の周波数を計測する入力周波数計測部と、
    前記PLL回路への入力信号が入力されているときに、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記PLL回路への入力信号の周波数に近づくように、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、前記PLL回路への入力信号の周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードフォーワード制御する入力周波数追従部と、
    を備えることを特徴とするVCO制御回路。
  2. 前記VCO回路の実際のフリーラン周波数を計測するフリーラン周波数計測部と、
    前記PLL回路への入力信号が入力されていないときに、前記VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数に近づくように、前記VCO回路の実際のフリーラン周波数と、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードバック制御するフリーラン周波数補正部と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のVCO制御回路。
  3. まず、前記フリーラン周波数補正部が、前記VCO回路をフィードバック制御し、次に、前記入力周波数追従部が、前記VCO回路をフィードフォーワード制御し、次に、前記PLL回路において、前記VCO回路をフィードバック制御する
    ことを特徴とする、請求項2に記載のVCO制御回路。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のVCO制御回路と、前記PLL回路と、
    を備えることを特徴とするPLLシステム。
  5. PLL回路への入力信号の周波数を計測する入力周波数計測ステップと、
    前記PLL回路への入力信号が入力されているときに、VCO回路の実際のフリーラン周波数が、前記PLL回路への入力信号の周波数に近づくように、前記VCO回路の所定のフリーラン周波数と、前記PLL回路への入力信号の周波数と、の間の差分に基づいて、前記VCO回路をフィードフォーワード制御する入力周波数追従ステップと、
    を順にコンピュータに実行させるためのVCO制御プログラム。
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