JP2020051752A - レーダ装置及びレーダ装置のpriの制御方法 - Google Patents

レーダ装置及びレーダ装置のpriの制御方法 Download PDF

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【課題】 高PRF方式のレーダ装置において追尾対象の目標を追尾対象外の目標と区別する。【解決手段】 実施形態のレーダ装置は、追尾対象の目標のPRIを算出する追尾目標PRI範囲算出器(11)と、求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を前記第1期間及び前記第2期間に受信するように前記追尾対象外の目標のPRIを算出する第1対象外目標PRI範囲算出器(12)と、前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIと、前記第1対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断し、前記重複部分がある場合、前記重複部分が一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択するPRI選択器(14)とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、レーダ装置及びレーダ装置のPRIの制御方法に関する。
地上設置や航空機搭載のレーダ装置では、目標の速度を正確に求められる場合があり、高PRF方式の追尾レーダが用いられることがある。ただし、高PRF方式の場合は、送信波と受信波が重ならないように、レーダのパルス繰り返し周期(PRI)の調節の実施や、送信波直後の近距離クラッタが受信されることにより、特に遠距離の目標に対してはS/C比が低下することから、できるだけ送信波から離れた時間に受信波が到来するよう調整する技術がある。
図3は、従来のレーダ装置の機能ブロック図を示す。
図3に示すように、レーダ装置は、送信信号を生成する送信器1、送信波と受信波を切り換える送受切換器2、送信波を空間に放射また受信波を受信する空中線3、受信波を受信処理する受信器4、受信波の信号処理を行う信号処理器5、目標の検出処理を行う目標検出器6、検出した目標の追尾処理を行う追尾処理器7から成る。
ここで、追尾処理器7は、次の追尾機会での追尾目標の予測距離や予測速度から次の送信波のPRIを決定する。図4に追尾処理器7のPRI選択の動作原理を示す。受信波Rが送信波Tと重ならないように、さらに、送信波Tの送信時間から一定の期間をa、次の送信波の送信時間の手前の期間をbとし、距離をR、光速をcとすると以下の式(1)となるようなPRIを選択することとなる。なお、aは送信波直後の余裕期間や近距離クラッタを避けるための期間、またbは次の送信波との余裕期間である。(以下、a、bの期間を受信禁止期間と呼ぶ)
n・PRI+a<2R/c<(n+1)・PRI―b …(1)
特許第1699878号公報 特許第3364832号公報 特開昭61−270684号公報
従来技術によれば、送信波と受信波が重複せず、近距離クラッタを避けて受信波を受信できるようにし、S/C比が低下することなく目標の測定ができるが、同一ビーム内に、似たような速度の複数の目標が入った場合に、距離が大きく離れているにも係わらず、レンジ方向及び速度方向のどちらでも目標の分離ができず、追尾が外れる懸念が生ずる。
図5は、低PRF方式の場合の目標が2つ存在する場合の送信波Tと受信波R、Rとの関係を示す図である。図5に示すように、低PRF方式の場合、送信波Tに対する受信波R、Rは、その次の送信波Tの前に到来する。
図6は、高PRF方式の場合の目標が2つ存在する場合の送信波Tと受信波R、Rとの関係を示す図である。図6に示すように、高PRF方式の場合は、低PRF方式のようにある送信波に対する受信波が、その次の送信波の前に到来するのではないため、複数の目標同士の距離が離れているにも係わらず、近接して受信され、受信波R、Rを区別することができず、場合によっては追尾が外れる可能性がある。
実施形態によれば、追尾対象の目標の予測速度及びレーダの送信周波数に基づいて、前記追尾対象の目標のレーダの高PRFとなるパルス繰り返し周期(PRI)を求め、前記求められたPRIのうち第1送信波の送信時間からの第1期間及び前記第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間である第2期間に基づいて、前記追尾対象の目標のPRIを算出する追尾目標PRI範囲算出器と、前記求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を前記第1期間及び前記第2期間に受信するように前記追尾対象外の目標のPRIを算出する第1対象外目標PRI範囲算出器と、前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIと、前記第1対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断し、前記重複部分がある場合、前記重複部分が一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択するPRI選択器とを具備する、レーダ装置である。
実施形態に係るレーダ装置の構成を示す図である。 実施形態に係るレーダ装置の動作について説明するためのフローチャートである。 従来のレーダ装置の機能ブロック図を示す。 追尾処理器7のPRI選択の動作原理を示す。 低PRF方式の場合の目標が2つ存在する場合の送信波Tと受信波R、Rとの関係を示す図である。 高PRF方式の場合の目標が2つ存在する場合の送信波Tと受信波R、Rとの関係を示す図である。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。実施形態の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることが出来る。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェア、のいずれか又は両者の組み合わせとして実現することが出来る。このため、各ブロックは、これらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から以下に説明される。このような機能が、ハードウェアとして実行されるか、又はソフトウェアとして実行されるかは、具体的な実施態様又はシステム全体に課される設計制約に依存する。当業者は、具体的な実施態様ごとに、種々の方法でこれらの機能を実現しうるが、そのような実現を決定することは、本発明の範疇に含まれるものである。
図1は、実施形態に係るレーダ装置の構成を示す図である。
実施形態のレーダ装置では、追尾対象の目標についてPRIを計算し、その他の追尾対象外の目標については、上記の受信禁止期間に入るようにして、受信しないようにする。なお、追尾対象の目標と追尾対象外の目標の選定は、ユーザにより又はレーダ装置の目標検出器6により行なわれる。
このため、従来のレーダ装置の追尾処理器7の後に、追尾対象の目標のPRIを計算する追尾目標PRI範囲算出器11と、追尾対象外の目標を受信禁止期間に入れるような対象外目標PRI範囲算出器12を設ける。なお、追尾処理器7の機能のうち、PRIの選択処理については、実施形態の追尾目標PRI範囲算出器11、対象外目標PRI範囲算出器12、対象外目標PRI範囲算出器13及びPRI選択器14にて行なわれる。
そして、PRI選択器14にて、追尾目標PRI範囲算出器11で求めた追尾対象のPRI範囲と、対象外目標PRI範囲算出器12で求めた追尾対象外の目標のPRI範囲からPRIを決定する。また、場合によっては、追尾対象外の目標を受信禁止期間に入れられない場合も考えられるので、その場合は、追尾対象外の目標を追尾したい目標から遠ざけるようにPRIを算出する対象外目標PRI範囲算出器13を設け、PRI選択器14にてPRIを決定する。
より具体的には、追尾目標PRI範囲算出器11は、追尾対象の目標の予測速度及びレーダの送信周波数に基づいて、追尾対象の目標のレーダの高PRFとなるパルス繰り返し周期(PRI)を求め、求められたPRIのうち第1送信波の送信時間からの期間a及び第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間である期間bに基づいて、追尾対象の目標のPRIを算出する。
高PRFは、PRI<c/2vfが成立するPRFを意味する。また、低PRFは、2R/c<PRIが成立するPRFを意味する。中PRFは、高PRF及び低PRF以外のPRFを意味する。ここで、cは光速、fはレーダの送信周波数、vは追尾対象の目標の予測速度である。
また、追尾目標PRI範囲算出器11は、求められたPRIのうち、下記(2)式に基づいて追尾対象の目標のPRIを算出する。
n×PRI+a<2Rt/c<(n+1)×PRI−b …(2)
ここで、nは2以上の正の整数(n=2、3、…)、aは第1送信波の送信時間からの第1期間、bは第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間、cは光速、Rtは追尾対象の目標までの予測距離である。
対象外目標PRI範囲算出器12は、追尾目標PRI範囲算出器11により求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を期間a及び期間bに受信するように追尾対象外の目標のPRIを算出する。
具体的には、対象外目標PRI範囲算出器12は、求められたPRIのうち、下記(3)式に基づいて追尾対象外の目標のPRIを算出する。
m×PRI−b<2Rn/c<(m+1)×PRI+a …(3)
ここで、mは2以上の正の整数(n=2、3、…)、aは第1送信波の送信時間からの第1期間、bは第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間、cは光速、Rnは追尾対象外の目標までの予測距離、である。
対象外目標PRI範囲算出器13は、追尾対象の目標を追尾対象外の目標から遠ざけるように追尾対象外の目標のPRIを算出する。
具体的には、対象外目標PRI範囲算出器13は、第1送信波から追尾対象の目標までの時間と、第1送信波から追尾対象外の目標までの時間との差の絶対値が最も大きくなるPRIを算出する。
より具体的には、対象外目標PRI範囲算出器13は、追尾対象の目標の受信波に対応する送信波から追尾対象の目標までの時間は2Rt/cをPRIで割った余りであり、追尾対象外の目標の受信波に対応する送信波から追尾対象外の目標までの時間は2Rn/cをPRIで割った余りを算出する。
PRI選択器14は、追尾目標PRI範囲算出器11により算出された追尾対象の目標のPRIと、対象外目標PRI範囲算出器12により算出された追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断し、重複部分がある場合、一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択する。
また、PRI選択器14は、重複部分がない場合、追尾目標PRI範囲算出器11により算出された追尾対象の目標のPRIのうち、対象外目標PRI範囲算出器13により算出された追尾対象外の目標のPRIを選択する。
次に、実施形態に係るレーダ装置の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
まず、追尾目標PRI範囲算出器11は、追尾対象の目標の速度及びレーダの送信周波数に基づいて、追尾対象の目標のレーダの高PRFとなるパルス繰り返し周期(PRI)を求める(S1)。ここで、高PRFは、PRI<c/2vfが成立するPRFを意味する。cは光速、fはレーダの送信周波数、vは追尾対象の目標の予測速度である。
次に、追尾目標PRI範囲算出器11は、S1で求められたPRIのうち、第1送信波の送信時間からの期間a及び第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間である期間bに基づいて、追尾対象の目標のPRIを算出する(S2)。具体的には、追尾目標PRI範囲算出器11は、(2)式に基づいて追尾対象の目標のPRIを算出する。
次に、対象外目標PRI範囲算出器12は、追尾目標PRI範囲算出器11により求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を期間a及び期間bに受信するように追尾対象外の目標のPRIを算出する(S3)。具体的には、対象外目標PRI範囲算出器12は、(3)式に基づいて追尾対象外の目標のPRIを算出する。
次に、PRI選択器14は、追尾目標PRI範囲算出器11により算出された追尾対象の目標のPRIと、対象外目標PRI範囲算出器12により算出された追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断する(S4)。
そして、PRI選択器14は、重複部分があると判断した場合、重複部分のPRIの範囲の中で、一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択し(S5)、PRIの選択の処理を終了する。具体的には、(2)及び(3)式で表わされるPRIのうち、所定の範囲の整数のm、nのうち、重複部分のPRIの範囲の中で一番長いPRIのm、nが選択される。重複部分のPRI範囲の中で一番長いPRIのm、nは、異なる値であり、PRIが重複するm、nのうち、最初のnが選択される。
一方、PRI選択器14は、重複部分がないと判断した場合、追尾目標PRI範囲算出器11により算出された追尾対象の目標のPRIのうち、対象外目標PRI範囲算出器13により算出された追尾対象外の目標のPRIを選択し(S6)、PRIの選択の処理を終了する。ここで、対象外目標PRI範囲算出器13は、第1送信波から追尾対象の目標までの時間と、第1送信波から前記追尾対象外の目標までの時間との差の絶対値が最も大きくなるPRIを算出する。
<変形例>
上述の実施形態では、高PRF条件を満足する場合について説明した。上述のS5においてPRIの制御を行なっても、追尾対象の目標と、追尾対象外の目標との時間差が十分でない場合、必ずしも高PRF条件ではなく、速度が正確に求められる範囲内でMPRF(低PRFと高PRFとの間)のPRIを選択しても良い。
追尾対象の目標と、追尾対象外の目標との時間差が十分でない場合では、例えば、追尾対象の目標及び追尾対象外の目標が追尾フィルタの範囲内にあり、両者を区別することができない場合である。
また、実施形態では、追尾対象外の目標が1つの場合について説明したが、追尾対象外の目標が2つ以上の場合であっても、本実施形態を適用することが可能である。
従って、実施形態のレーダ装置によれば、高PRF方式のレーダ装置であっても、追尾対象外の目標を受信禁止期間内に受信することにより、追尾対象の目標を追尾対象外の目標と区別することができる。
また、受信禁止期間内に受信することができない場合であっても、追尾対象の目標の受信時間と追尾対象外の目標の受信時間が離れるようにPRIを制御するので、追尾対象の目標を追尾対象外の目標と区別することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…送信器、2…送受切換器、3…空中線、4…受信器、5…信号処理器、6…目標の検出処理を行う目標検出器、7…追尾処理器、11…追尾目標PRI範囲算出器、12、13…対象外目標PRI範囲算出器、14…PRI選択器。

Claims (8)

  1. 追尾対象の目標の予測速度及びレーダの送信周波数に基づいて、前記追尾対象の目標のレーダの高PRFとなるパルス繰り返し周期(PRI)を求め、前記求められたPRIのうち第1送信波の送信時間からの第1期間及び前記第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間である第2期間に基づいて、前記追尾対象の目標のPRIを算出する追尾目標PRI範囲算出器と、
    前記求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を前記第1期間及び前記第2期間に受信するように前記追尾対象外の目標のPRIを算出する第1対象外目標PRI範囲算出器と、
    前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIと、前記第1対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断し、前記重複部分がある場合、前記重複部分が一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択するPRI選択器と
    を具備する、レーダ装置。
  2. 前記追尾対象の目標を前記追尾対象外の目標から遠ざけるように前記追尾対象外の目標のPRIを算出する第2対象外目標PRI範囲算出器をさらに具備し、
    前記PRI選択器は、前記重複部分がない場合、前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIのうち、前記第2対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIを選択する、
    請求項1記載のレーダ装置。
  3. 第2対象外目標PRI範囲算出器は、前記第1送信波から前記追尾対象の目標までの時間と、前記第1送信波から前記追尾対象外の目標までの時間との差の絶対値が最も大きくなるPRIを算出する、請求項2記載のレーダ装置。
  4. 前記追尾目標PRI範囲算出器は、下記(A)式に基づいて前記追尾対象の目標のPRIを算出する、
    請求項1記載のレーダ装置。
    n×PRI+a<2Rt/c<(n+1)×PRI−b …(A)
    ここで、
    nは2以上の正の整数(n=2、3、…)、
    aは第1送信波の送信時間からの第1期間、
    bは第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間、
    cは光速、
    Rtは追尾対象の目標までの予測距離、
    である。
  5. 前記第1対象外目標PRI範囲算出器は、下記(B)式に基づいて前記追尾対象外の目標のPRIを算出する、
    請求項1記載のレーダ装置。
    m×PRI−b<2Rn/c<(m+1)×PRI+a …(B)
    ここで、
    mは2以上の正の整数(n=2、3、…)、
    aは第1送信波の送信時間からの第1期間、
    bは第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間、
    cは光速、
    Rnは追尾対象外の目標までの予測距離、
    である。
  6. 前記高PRFは、PRF<c/2vfを満たす、請求項1記載のレーダ装置。
    ここで、
    cは光速、
    fはレーダの送信周波数、
    vは追尾対象の目標の予測速度、
    である。
  7. 追尾目標PRI範囲算出器により、追尾対象の目標の予測速度及びレーダの送信周波数に基づいて、前記追尾対象の目標のレーダの高PRFとなるパルス繰り返し周期(PRI)を求め、前記求められたPRIのうち第1送信波の送信時間からの第1期間及び前記第1送信波の次に送信される第2送信波の送信時間の余裕期間である第2期間に基づいて、前記追尾対象の目標のPRIを算出し、
    第1対象外目標PRI範囲算出器により、前記求められた高PRFとなる追尾対象の目標のPRIのうち、追尾対象外の目標を前記第1期間及び前記第2期間に受信するように前記追尾対象外の目標のPRIを算出し、
    PRI選択器により、前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIと、前記第1対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIとの重複部分があるかを判断し、前記重複部分がある場合、前記重複部分が一番長いPRIを次の追尾のPRIとして選択する、
    レーダ装置のPRIの制御方法。
  8. 第2対象外目標PRI範囲算出器により、前記追尾対象の目標を前記追尾対象外の目標から遠ざけるように前記追尾対象外の目標のPRIを算出することをさらに具備し、
    前記PRI選択器は、前記重複部分がない場合、前記追尾目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象の目標のPRIのうち、前記第2対象外目標PRI範囲算出器により算出された前記追尾対象外の目標のPRIを選択する、
    請求項7記載のレーダ装置のPRIの制御方法。
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