JP2020051546A - 焼結軸受、流体動圧軸受装置、及びモータ - Google Patents

焼結軸受、流体動圧軸受装置、及びモータ Download PDF

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Abstract

【課題】動圧溝の溝深さを深くすることなく、焼結軸受におけるトルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させること。【解決手段】多孔質の焼結材料からなり、支持対象である軸部材2の円筒面2a1との間にラジアル軸受隙間を形成するラジアル軸受面8a1を備え、ラジアル軸受面8a1に、複数の動圧溝G1,G2と、複数の動圧溝G1,G2の相互間で動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aに対して軸径方向内側に隆起した丘部Hとを有し、ラジアル軸受隙間に満たした潤滑油の動圧作用で生じた圧力により軸部材2を非接触支持する軸受部材8(焼結軸受)において、動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aにおける表面開孔率が、丘部Hにおける表面開孔率よりも大きくなる構成とした。【選択図】図5

Description

本発明は、焼結軸受、流体動圧軸受装置、及びモータに関する。
多孔質の焼結金属に潤滑油やグリースを含浸させた焼結軸受は、ハードディスクドライブ(HDD)等のディスク駆動装置、レーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータ、或いは、ファンモータ等の小型モータにおける軸の支持に使用されている。
上述の用途では、回転精度の向上や高速回転化等の観点から、焼結軸受の軸受面に動圧溝を形成し、軸受隙間に満たした潤滑流体の動圧作用で生じた圧力により軸を支持する場合がある。このように動圧作用で軸受隙間に圧力を発生させる焼結軸受は、流体動圧軸受と呼ばれており、その構成の一例が特許文献1に開示されている。
特開2004−116667号公報
近年、モータの低消費電力化を目的として、焼結軸受に対してはトルク低減、つまり支持対象である軸を回転させるためのトルクを抑制する性能が要求されている。ここで、軸受隙間(ラジアル軸受隙間)を大きくするほど、トルク低減が可能であるが、単純に軸受隙間を大きくするのみでは、トルク低減を実現できる反面、軸受剛性、つまり動圧作用で軸受隙間に発生する圧力が低下してしまう難点がある。
一般に、軸受隙間の大きさと動圧溝の溝深さ(ラジアル溝深さ)との比を1:1にすると、軸受剛性が最も高くなることが知られている。そのため、トルク低減を実現しつつ軸受剛性の低下をも防止するためには、軸受隙間を大きくするに際し、これに合わせて動圧溝の溝深さを深くし、上記の比を1:1に維持する必要がある。しかしながら、動圧溝は、その加工工程に基づく制約から、一例として2〜4μm程度の深さとすることが限界であり、これ以上深くすることができない。
上記の制約について説明すると、動圧溝の加工工程では、動圧溝に対応した形状の凹凸が形成されたコアロッドを焼結金属素材の内周面に挿入し、この状態で焼結金属素材をダイの内周に圧入する。これに伴って、コアロッドの凹凸に押し付けられた焼結金属素材の内周面が塑性流動して動圧溝が成形される。その後、焼結金属素材をダイの内周から取り出す。この際のスプリングバックにより焼結金属素材の内周面を拡径させ、拡径した内周面からコアロッドを引き抜く。このような工程を経て動圧溝が加工されることから、スプリングバック量を超えて溝深さを深くできないという制約がある。
上述のような事情から、本発明は、動圧溝の溝深さを深くすることなく、焼結軸受におけるトルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させることを技術的な課題とする。
上記の課題を解決するための本発明は、多孔質の焼結材料からなり、支持対象である軸部材の外周面との間にラジアル軸受隙間を形成する軸受面を備え、軸受面に、複数の動圧溝と、複数の動圧溝の相互間で動圧溝の溝底面に対して軸径方向内側に隆起した丘部とを有し、ラジアル軸受隙間に満たした潤滑流体の動圧作用で生じた圧力により軸部材を非接触支持する焼結軸受であって、動圧溝の溝底面における表面開孔率が、丘部における表面開孔率よりも大きいことを特徴とする。ここで、「表面開孔率」とは、単位面積あたりに占める、各開孔(焼結材料に含まれた気孔による開孔)の面積の総和の比率を意味する。
この焼結軸受においては、動圧溝の溝底面と丘部とのうち、相対的に表面開孔率の大きい動圧溝の溝底面では、当該溝底面で開孔した気孔の影響により、動圧溝の溝深さが延長される。つまり、実質的な動圧溝の溝深さが、元来の溝深さ(設計上の深さ)に気孔による延長分を加えた深さとなる。一方で、相対的に表面開孔率の小さい丘部では、当該丘部で開孔した気孔による影響が、溝底面でのそれに比べて小さく、気孔が丘部の内径寸法に与える影響を略無視できる。そのため、丘部と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間の大きさは、気孔に左右されることなく、丘部の内径寸法と軸部材の外径寸法との差に基づいて決まる。従って、この焼結軸受によれば、動圧溝の元来の溝深さを深くしなくとも、気孔により溝深さが延長されている分だけ、これに合わせてラジアル軸受隙間を大きくでき、当該隙間の大きさと実質的な動圧溝の溝深さとの比を1:1にできる。以上のとおり、気孔による溝深さの延長に合わせてラジアル軸受隙間を大きくし、上記の比を1:1にできることで、この焼結軸受では、トルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させることが可能となる。
上記の焼結軸受において、動圧溝の溝底面における表面開孔率が40%以上で、且つ、丘部における表面開孔率が15%以下であってもよい。
このようにすれば、動圧溝の溝底面と丘部とのそれぞれについて、上述の作用を高める上で、より効果的な表面開孔率となる。
上記の焼結軸受と、焼結軸受の内周に挿入された軸部材とで流体動圧軸受装置を構成することができる。
また、上記の流体動圧軸受装置と、ステータコイルと、ロータマグネットとでモータを構成することができる。
本発明によれば、気孔による溝深さの延長に合わせてラジアル軸受隙間を大きくすることで、当該隙間の大きさと実質的な動圧溝の溝深さ(元来の溝深さと気孔による延長分との和)との比を1:1にできる。これにより、動圧溝の元来の溝深さを深くすることなく、焼結軸受におけるトルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させることが可能となる。
スピンドルモータを示す断面図である。 流体動圧軸受装置を示す断面図である。 軸受部材を示す断面図である。 軸受隙間および動圧溝の周辺を模式的に示す断面図である。 軸受部材のラジアル軸受面の写真を示す図である。 軸受部材の内周面における軸方向母線形状を示す図である。 軸受部材の底面図である。 動圧溝加工工程を示す断面図である。 動圧溝加工工程を示す断面図である。 動圧溝加工工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る流体動圧軸受装置1を組み込んだ情報機器用スピンドルモータの一構成例を示している。このスピンドルモータは、HDD等のディスク駆動装置に用いられるもので、軸部材2を回転自在に非接触支持する流体動圧軸受装置1と、軸部材2に装着されたディスクハブ3と、軸径方向のギャップを介して対向させたステータコイル4およびロータマグネット5とを備えている。ステータコイル4はケーシング6に取り付けられ、ロータマグネット5はディスクハブ3に取り付けられている。流体動圧軸受装置1のハウジング7の外周面は、ケーシング6の内周に装着されている。ディスクハブ3には、磁気ディスク等のディスクDが所定の枚数保持されている。ステータコイル4に通電すると、ステータコイル4とロータマグネット5との間に作用する電磁力でロータ5が回転し、それによって、ディスクハブ3および軸部材2が一体となって回転する。
図2に示すように、流体動圧軸受装置1は、軸部材2と、ハウジング7と、ハウジング7の内周に保持された軸受部材8と、ハウジング7の軸方向一端の開孔部に設けられたシール部9と、ハウジング7の軸方向他端を閉塞する蓋部10とを有する。なお、以下の説明では、便宜上、軸方向でハウジング7の閉塞側を下側、ハウジング7の開孔側を上側と表記するが、これは流体動圧軸受装置1を使用する態様を限定する趣旨ではない。
軸部材2は、軸部2aと、軸部2aの下端に設けられたフランジ部2bとを備える。軸部材2は、ステンレス鋼等の金属材料で形成され、本実施形態では、軸部2aおよびフランジ部2bを含む軸部材2全体が一体に形成されている。なお、軸部2aとフランジ部2bとが別体に形成されていてもよい。
軸部2aの外周面には、軸方向に離隔した2箇所に形成された円筒面2a1と、2箇所の円筒面2a1の相互間に位置し、円筒面2a1よりも小径な環状凹部2a2とが設けられている。円筒面2a1は、軸受部材8の内周面8aのラジアル軸受面8a1と軸径方向で対向する軸受対向面として機能する。
ハウジング7は軸受部材8を保持する部材であり、樹脂、或いは、金属で円筒状に形成されている。ハウジング7の内周面7aには、軸受部材8の外周面8dが接着によって固定されている。接着の形態としては、軸受部材8の外周面8dとハウジング7の内周面7aとを隙間嵌めの状態で接着した、いわゆる隙間接着が採用されている。
軸受部材8は、多孔質の焼結材料からなる円筒状に形成された焼結軸受である。焼結材料としては、焼結金属が使用されている。使用が可能な焼結金属としては、例えば、銅のみを主成分とする銅系焼結金属、銅と鉄を主成分とする銅鉄系焼結金属、銅とステンレス鋼を主成分とするステンレス系焼結金属等が挙げられる。
図3に示すように、軸受部材8の内周面8aには、軸方向に離隔した2箇所にラジアル軸受面8a1が形成されている。各ラジアル軸受面8a1には、動圧発生部としてヘリングボーン形状に配列された複数の動圧溝G1,G2が設けられている。図3中でクロスハッチングを施して示す領域は、複数の動圧溝G1同士、或いは、複数の動圧溝G2同士の相互間で、動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aに対して軸径方向内側に隆起した丘部Hを示している(図4も参照)。
上側の動圧溝G1は軸方向で非対称な形状をなし、下側の動圧溝G2は軸方向で対称な形状をなしている。軸方向で非対称な形状の上側の動圧溝G1により、ラジアル軸受隙間の潤滑流体が軸方向下向きに押し込まれ、ハウジング7の内部で潤滑流体が強制的に循環される(後述する)。2箇所のラジアル軸受面8a1の相互間領域には、円筒面8a2が設けられている。円筒面8a2は、動圧溝G1、G2の溝底面G1a,G2aと同一の円筒面上に連続して設けられている。なお、上下の動圧溝G1,G2の双方を軸方向で対称な形状としてもよい。また、上下の動圧溝G1,G2を軸方向で連続させてもよい。
図4に示す、丘部Hと軸部材2の円筒面2a1との間のラジアル軸受隙間の寸法Aを大きくするほど、軸受部材8におけるトルク低減の性能が高まる。一方、潤滑流体の動圧作用でラジアル軸受隙間に発生する圧力、すなわち軸受剛性は、ラジアル軸受隙間の寸法Aと動圧溝G1,G2の溝深さの寸法Bとの比が1:1となる際に最も高くなる。トルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させるため、軸受部材8の特徴的な構成として、図5に示すように、動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aにおける表面開孔率が、丘部Hにおける表面開孔率よりも大きくなっている。これにより、後述の作用で両立が可能となる。なお、図5中で黒色の箇所が開孔である。また、図5中で極太線は動圧溝G1,G2と丘部Hとの境界を表す。
溝底面G1a,G2aの表面開孔率は40〜60%の範囲内とされている。本実施形態では、一例として溝底面G1a,G2aの表面開孔率は46%である。一方で、丘部Hの表面開孔率は2〜25%の範囲内とされており、好ましくは2〜15%の範囲内とされる。本実施形態では、一例として丘部Hの表面開孔率は6%である。溝底面G1a,G2aと丘部Hとの表面開孔率の大小関係から、図6に示す、軸受部材8の内周面8aにおける軸方向母線形状のとおり、溝底面G1a,G2aでは開孔した気孔による凹部が相対的に多く、丘部Hでは凹部が相対的に少なくなっている。
以上の構成から、溝底面G1a,G2aでは、当該溝底面G1a,G2aで開孔した気孔(凹部)の影響により、動圧溝G1,G2の溝深さが延長される。つまり、実質的な動圧溝G1,G2の溝深さが、元来の溝深さ(設計上の深さ)に気孔による延長分を加えた深さとなる。
本実施形態では、一例として元来の溝深さが3μmであり、溝底面G1a,G2aで開孔した気孔の深さが平均で3μmである。そして、既述のとおり、溝底面G1a,G2aの表面開孔率は46%である。このことから、溝底面G1a,G2aの46%の面積では、溝深さが元来の溝深さ3μmに加えて、気孔の深さ3μmの分が加算されて6μmとなる。一方、溝底面G1a,G2aの残りの54%の面積では、開孔が存在せずに気孔の影響を受けないため、溝深さが元来の溝深さ3μmのままとなる。これにより、気孔の影響を考慮した溝深さの平均値を算出すると、6μm×0.46+3μm×0.54≒4.4μmとなる。すなわち、実質的な動圧溝G1,G2の溝深さは、元来の深さ3μmに気孔による延長分1.4μmを加えた深さとなる。
これに対し、丘部Hでは、当該丘部Hで開孔した気孔(凹部)による影響が、溝底面G1a,G2aでのそれに比べて小さく、気孔が丘部Hの内径寸法に与える影響を略無視できる。そのため、丘部Hと軸部材2の円筒面2a1との間のラジアル軸受隙間の大きさは、気孔に左右されることなく、丘部Hの内径寸法と円筒面2a1の外径寸法との差に基づいて決定される。
従って、この軸受部材8では、動圧溝G1,G2の元来の溝深さ(3μm)を深くしなくとも、気孔により溝深さが延長(1.4μmの延長)されている分だけ、これに合わせてラジアル軸受隙間を大きく(1.4μmの分大きく)できる。これに伴って、ラジアル軸受隙間の大きさ(図4の寸法Aに相当)と、実質的な動圧溝G1,G2の溝深さ(図4の寸法Bに相当)との比を1:1にできる。このように気孔による溝深さの延長に合わせてラジアル軸受隙間を大きくし、上記の比を1:1にできることで、この軸受部材8では、トルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立できる。
図7に示すように、軸受部材8の下側端面8bにはスラスト軸受面が形成されている。スラスト軸受面には、動圧発生部として、ポンプインタイプのスパイラル形状の動圧溝8b1が形成されている。なお、動圧溝8b1の形状として、ヘリングボーン形状や放射溝形状等を採用してもよい。また、軸受部材8の下側端面8bを平坦面として、その代わりに軸部材2のフランジ部2bの上側端面2b1に動圧溝を形成してもよい。
図2に示すように、シール部9は、ハウジング7の上端から軸径方向内側に突出している。本実施形態では、シール部9がハウジング7と一体に形成されているが、シール部9をハウジング7とは別体にすることもできる。シール部9の内周面9aは、下方に向けて漸次縮径したテーパ状をなす。シール部9の内周面9aと軸部2aの外周面との間には、下方に向けて漸次に軸径方向幅が狭まるシール空間Sが形成される。この他、シール部9の内周面9aを円筒面とする一方で、軸部2aの外周面に上方に向けて漸次縮径するテーパ面を設け、これらの間にシール空間Sを形成してもよい。シール部9の下側端面9bには、軸受部材8の上側端面8cが当接している。
蓋部10は、黄銅等の金属や樹脂で形成されており、ハウジング7の内周面7aの下端部に、圧入、接着等の手段で固定されている。これにより、ハウジング7の内部の空間がシール空間Sでのみ大気に開放された密閉空間となる。なお、蓋部10は、ハウジング7と一体に形成することもできる。
蓋部10の端面10aにはスラスト軸受面が形成されている。このスラスト軸受面には、例えば、ポンプインタイプのスパイラル形状の動圧溝が形成されている(図示省略)。なお、動圧溝の形状として、ヘリングボーン形状や放射溝形状等を採用してもよい。また、蓋部10の端面10aを平坦面として、その代わりに軸部材2のフランジ部2bの下側端面2b2に動圧溝を形成してもよい。
ハウジング7の内部には、軸方向に延びる軸方向通油路11と、軸径方向に延びる軸径方向通油路12とが形成されている。軸方向通油路11は、軸受部材8の外周面8dとハウジング7の内周面7aとの間に形成され、軸径方向通油路12は、軸受部材8の上側端面8cとシール部9の下側端面9bとの間に形成されている。軸方向通油路11の下端は、軸受部材8の下側端面8bよりも下方の空間に開孔し、上端は軸径方向通油路12の外側端と連なっている。軸径方向通油路12の内側端はシール空間Sに開孔している。
本実施形態では、軸受部材8の外周面8dに軸方向に延びる軸方向溝8d1を設け、軸方向溝8d1とハウジング7の内周面7aとで形成された隙間により、軸受部材8の外周面8dに沿う軸方向通油路11が形成されている。軸受部材8の上側端面8cには、環状溝8c1と、環状溝8c1よりも内側に位置する複数の軸径方向溝8c2とが設けられ、環状溝8c1および軸径方向溝8c2と、シール部9の下側端面9bとで形成される隙間により、軸受部材8の上側端面8cに沿う軸径方向通油路12が形成されている。また、シール部9の下側端面9bの外径側領域は、軸受部材8の上側端面8cから離反した位置にあり、この外径側領域と軸受部材8の上側端面8cとの間に形成された環状隙間13に、軸方向通油路11の上端と軸径方向通油路12の外側端とがそれぞれ開孔している。環状隙間13は、軸方向通油路11、若しくは、軸径方向通油路12の一部を構成する。この構成から、軸受部材8の下側端面8bよりも下方の空間が、軸方向通油路11および軸径方向通油路12を介してシール空間S、更にはラジアル軸受隙間と連なった状態となる。
なお、軸方向通油路11および軸径方向通油路12は、軸受部材8の下側端面8bよりも下方の空間とシール空間Sとを連続させるものである限り、任意の形態を採用することができ、図2に示す形態には限定されない。例えば、軸方向溝8d1を、軸受部材8の外周面8dに代えてハウジング7の内周面7aに形成してもよい。また、環状溝8c1や軸径方向溝8c2を、軸受部材8の上側端面8cに代えてシール部9の下側端面9bに形成してもよい。
流体動圧軸受装置1の内部には、潤滑流体としての潤滑油が真空含浸等の手段により供給され、ハウジング7の内部の全ての空間、例えば、軸受部材8の内周面8aと軸部2aの外周面との間の隙間、軸受部材8の下側端面8bとフランジ部2bの上側端面2b1との間の隙間、フランジ部2bの下側端面2b2と蓋部10の端面10aとの間の隙間、軸方向通油路11、および軸径方向通油路12が、軸受部材8の内部の気孔を含めて全て潤滑油で満たされる。この時、油面は、シール空間S内に形成される。
軸部材2が回転すると、軸受部材8のラジアル軸受面8a1と軸部材2の円筒面2a1との間にラジアル軸受隙間が形成される。そして、動圧溝G1,G2によりラジアル軸受隙間に形成された油膜の圧力が高められ、これにより軸部材2を非接触支持する第1ラジアル軸受部R1及び第2ラジアル軸受部R2が構成される。これと同時に、軸受部材8の下側端面8b(スラスト軸受面)とフランジ部2bの上側端面2b1との間、及び、蓋部10の端面10a(スラスト軸受面)とフランジ部2bの下側端面2b2との間に、それぞれスラスト軸受隙間が形成される。そして、軸受部材8の下側端面8bの動圧溝8b1、及び、蓋部10の端面10aの動圧溝により、各スラスト軸受隙間に形成された油膜の圧力が高められ、これにより軸部材2を非接触支持する第1スラスト軸受部T1及び第2スラスト軸受部T2が構成される。
また、軸部材2の回転中は、第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2の各動圧溝G1,G2の非対称性等に起因して、軸受部材8の内周面8aと軸部材2の外周面との間の隙間を満たす潤滑油に一定方向の流れ(例えば下向き)が生じる。そのため、第2ラジアル軸受部R2のラジアル軸受隙間から流出した潤滑油は、スラスト軸受隙間、軸方向通油路11、軸径方向通油路12を経てシール空間Sに達し、更には第1ラジアル軸受部R1のラジアル軸受隙間を介して、第2ラジアル軸受部R2のラジアル軸受隙間に還流する。
流体動圧軸受装置1における軸受部材8(焼結軸受)は、原料粉から軸受部材8に対応した形状の圧粉体を成形する成形工程と、圧粉体を焼成して焼結体8’(焼結金属素材)を得る焼結工程と、焼結体8’に動圧溝G1,G2および動圧溝8b1を成形する動圧溝加工工程とを、主たる工程として製造される。
このうち、動圧溝加工工程では、図8に示すように、焼結体8’の内周面8a’および下側端面8b’に対し、それぞれ動圧溝G1,G2および動圧溝8b1の成形を行うと同時に、焼結体8’の内周面8a’、外周面8c’、および両端面8b’,8d’の寸法矯正を行う。同工程は金型を用いて行う。金型は、ダイ14、コアロッド15、下パンチ16、および上パンチ17を備えている。コアロッド15の外周面には、ラジアル軸受面8a1の動圧溝G1,G2に対応した形状の成形部15aが形成され、下パンチ16の端面には、スラスト軸受面の動圧溝8b1に対応した形状の成形部16aが形成されている。
同工程では、コアロッド15を焼結体8’の内周面8a’に挿入し、この状態で焼結体8’をダイ14の内周に圧入する。このとき、上下のパンチ16,17で焼結体8’を圧迫し、コアロッド15の成形部15aを焼結体8’の内周面8a’に食い込ませ、塑性流動により動圧溝G1,G2および丘部Hをそれぞれ成形する。また、下パンチ16の成形部16aを焼結体8’の下側端面8b’に食い込ませ、塑性流動により動圧溝8b1、および、隣り合う動圧溝8b1の間の丘部8b2(図7も参照)をそれぞれ成形する。加えて、焼結体8’の各面がダイ14の内周面、コアロッド15の外周面、および上下のパンチ16,17の端面に押し付けられて成形され、各面の寸法矯正が行われる。この時点では、動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aにおける表面開孔率と、丘部Hにおける表面開孔率とは同一である(ここでは、共に46%)。なお、この時点における溝底面G1a,G2aおよび丘部Hの表面開孔率や気孔の深さ(大きさ)は、一例として成形工程における成形圧力の大小により調節できる。
その後、図9に示すように、焼結体8’をダイ14の内周から取り出す。この際のスプリングバックにより、焼結体8’の内周面8a’が拡径する。そして、拡径した内周面8a’からコアロッド15を引き抜く。このとき、図10に示すように、コアロッド15の外周面により焼結体8’に成形された丘部Hを擦りながら引き抜く。これにより、丘部Hで開孔した気孔が潰されて封孔処理がなされる。この処理に伴って、封孔処理がなされていない動圧溝G1,G2の溝底面G1a,G2aにおける表面開孔率が、封孔処理がなされた丘部Hにおける表面開孔率(ここでは、6%)よりも大きくなる。なお、封孔処理により丘部Hの表面開孔率をどの程度小さくするかは、一例としてコアロッド15の外周面を丘部Hに押し付ける力の大小により調節できる。以上により動圧溝加工工程が完了する。その後、焼結体8’に潤滑油を含浸(真空含浸)させて気孔に潤滑油を保有させる等の処理を施すことで、軸受部材8が製造される。
ここで、従来の軸受部材の製造工程では、上記の成形工程、焼結工程を経た後、焼結体の寸法矯正を行う1次サイジング工程、焼結体の内周面に対して封孔処理を行う回転サイジング工程を行うのが一般的である。これに対し、本実施形態の製造工程では、成形工程、焼結工程を経た後、1次サイジング工程および回転サイジング工程の両工程を省略し、動圧溝加工工程を行う。このように両工程を省略できるため、本実施形態における軸受部材8は、低コストで製造できるという利点がある。
また、本実施形態における軸受部材8では、上述のとおり、トルク低減と軸受剛性低下の防止とを両立させるために、動圧溝G1,G2の元来の溝深さ(設計上の深さ)を深くする必要がない。従って、溝深さを深くすることを目的として、軸受部材8の製造に際してスプリングバック量の大きい材質に変更するような必要性が当然になくなる。このため、材質の変更に伴う軸受特性の変化についても防止できる。その上、下記のような不具合も回避できる。すなわち、材質を変更して動圧溝G1,G2の溝深さを深くしようとすると、コアロッド15の凹凸に対する充填性が悪化し、これに起因して、一部箇所で溝深さが浅くなる「ダレ」と呼称される不良が生じやすくなる。しかしながら、本実施形態における軸受部材8では、動圧溝G1,G2の溝深さを深くする必要がなく、ダレの発生を防止できる。このため、ダレの発生に伴って軸受剛性が低下したり、ラジアル軸受隙間に負圧が発生したりする不具合を回避できる。
以上に説明した軸受部材8は、HDD等のディスク駆動装置用のスピンドルモータに限らず、レーザビームプリンタ用のポリゴンスキャナモータ、或いは、ファンモータ等の小型モータに組み込んで使用することもできる。
1 流体動圧軸受装置
2 軸部材
2a1 円筒面
4 ステータコイル
5 ロータマグネット
8 軸受部材(焼結軸受)
8a1 ラジアル軸受面
G1、G2 動圧溝
G1a,G2a 溝底面
H 丘部

Claims (4)

  1. 多孔質の焼結材料からなり、
    支持対象である軸部材の外周面との間にラジアル軸受隙間を形成する軸受面を備え、
    前記軸受面に、複数の動圧溝と、該複数の動圧溝の相互間で該動圧溝の溝底面に対して軸径方向内側に隆起した丘部とを有し、
    前記ラジアル軸受隙間に満たした潤滑流体の動圧作用で生じた圧力により前記軸部材を非接触支持する焼結軸受であって、
    前記動圧溝の溝底面における表面開孔率が、前記丘部における表面開孔率よりも大きいことを特徴とする焼結軸受。
  2. 前記動圧溝の溝底面における表面開孔率が40%以上で、且つ、前記丘部における表面開孔率が15%以下であることを特徴とする請求項1に記載の焼結軸受。
  3. 請求項1又は2に記載の焼結軸受と、該焼結軸受の内周に挿入された軸部材とを備えた流体動圧軸受装置。
  4. 請求項3に記載の流体動圧軸受装置と、ステータコイルと、ロータマグネットとを備えたモータ。
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