JP2020051121A - 断熱折板二重葺き金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】予め固定ナットを断熱二重葺き金具に仮止めしておくことができて、吊子の固定作業を効率良く行うことが可能となる簡易構造の断熱折板二重葺き金具を提供すること。【解決手段】折板屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に断熱材3が設けられ、この断熱材3の上部に、前記折板屋根1の上方に配設する上層折板4取付用の吊子5を固定するための固定ボルト6が設けられている断熱折板二重葺き金具において、前記断熱材3に、前記吊子5を前記固定ボルト6に螺着固定するための固定ナット7を着脱自在な仮止め状態にして装着可能なナット仮止め部8が設けられている断熱折板二重葺き金具。【選択図】図1
Description
本発明は、老朽化した折板屋根上に新たな折板屋根を構築する場合や、折板を上下二重に配設すると共に上下の折板間に断熱層を設ける断熱折板二重葺き屋根を構築する場合に使用される断熱折板二重葺き金具に関するものである。
例えば、老朽化した折板屋根上に新たな折板屋根を構築する場合や、下層の折板屋根上にウレタンなどの断熱材などを敷設し、この断熱材を上層折板で覆って断熱二重葺き折板屋根を構築する場合には、下層折板屋根の頂部のはぜ部の根本部(首部)を挟持してこの下層折板屋根の頂部上に断熱二重葺き金具を取り付け、この断熱二重葺き金具の上部に断熱材を介して吊子を断熱状態で固定し、この吊子に上層折板を重合係止することにより断熱二重葺き金具を介して上層折板を下層折板屋根上に葺設する。
また、この種の断熱二重葺き金具としては、下層折板屋根上に固定可能な金具本体の上部に断熱材が設けられ、この断熱材の上部に、上層折板取付用の吊子を固定するための固定ボルトが設けられていて、この固定ボルトに吊子の底部を貫通装着した上で固定ボルトに螺着した固定ナットで吊子を締付固定可能に構成されている。
また、この断熱二重葺き金具を用いた断熱折板二重葺き屋根の葺設方法を更に詳しく説明すると、下層折板屋根に断熱二重葺き金具を取付けた後、断熱材上に上層折板の一端側頂部を載置し、次いで、この上層折板の一端部に設けられている下ハゼに吊子はぜ部を上から重ねるように吊子を配してその底部を前記固定ボルトに貫通装着し、この固定ボルトに螺着した前記固定ナットで吊子の底部を断熱材(断熱二重葺き金具)の上部に締付固定し、次いで、吊子はぜ部の上から上層折板の他端部に設けられている上ハゼを重ねるように配して下ハゼと上ハゼを吊子はぜ部にハゼ締め係止することにより上層折板を並設状態に葺設していく。
断熱折板二重葺き屋根の葺設作業に際しては、作業者が予め多数の前記固定ナットをポケットに入れておいて、下層折板屋根上に多数設置固定されている断熱二重葺き金具に、ポケットから固定ナットを一個ずつ取り出して吊子を固定していくが、作業途中でポケットの固定ナットが足りなくなると、他の作業者に声掛けして分けてもらったり、固定ナットを取りに戻ったりしなければならず、煩わしかった。
本発明は、この点、予め固定ナットを断熱二重葺き金具に仮止めしておくことができて、吊子の固定作業が効率良く行われる簡易構造の断熱折板二重葺き金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
折板屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に断熱材3が設けられ、この断熱材3の上部に、前記折板屋根1の上方に配設する上層折板4取付用の吊子5を固定するための固定ボルト6が設けられている断熱折板二重葺き金具において、前記断熱材3に、前記吊子5を前記固定ボルト6に締付固定するための固定ナット7を着脱自在な仮止め状態にして装着可能なナット仮止め部8が設けられていることを特徴とする断熱折板二重葺き金具に係るものである。
また、前記ナット仮止め部8は、前記固定ナット7の雌螺子孔9を着脱自在に掛止保持若しくは圧入保持可能な突起8で構成されていることを特徴とする請求項1記載の断熱折板二重葺き金具に係るものである。
また、合成樹脂製の前記断熱材3に、前記ナット仮止め部8が一体成形されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具に係るものである。
また、前記ナット仮止め部8は、前記断熱材3の屋根勾配下方側に配する前端面に設けられているか、若しくは前記断熱材3の屋根勾配上方側に配する後端面に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具に係るものである。
また、前記断熱材3は、前記上層折板4の下面を載置可能な載置上段部10と、前記吊子5の底部12を載置可能な載置下段部11とが並設する上下二段の段差形状に形成されており、前記ナット仮止め部8は、前記載置下段部11の屋根勾配下方側に配する前端面に設けられているか、若しくは前記載置下段部11の屋根勾配上方側に配する後端面に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具に係るものである。
また、前記断熱材3は、前記吊子5を着脱自在な仮止め状態にして装着可能な吊子仮止め部13が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、断熱材に設けられているナット仮止め部に、固定ナットを着脱自在に仮止め装着でき、従って予め多数の断熱折板二重葺き金具に固定ナットを仮止め装着しておけば、その後の吊子固定作業時に作業者がポケットに固定ナットを入れて持ち運ぶような手間も、作業途中で固定ナットが足りなくなるような不都合もなく、夫々の断熱折板二重葺き金具に仮止めされている固定ナットを使用して吊子を効率良く固定していくことが可能となり、しかも本発明は、断熱材にナット仮止め部が設けられているため、この構成は、例えば断熱材にナット仮止め部を一体成形するなどして簡易に設計実現可能であるなど、極めて実用性・量産性に優れた断熱折板二重葺き金具となる。
また、請求項2,3記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮するナット仮止め部を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れた構成の断熱折板二重葺き金具となる。
また、請求項4,5記載の発明においては、ナット仮止め部に固定ナットを仮止めした状態で断熱材上に吊子を配設しても固定ナットが邪魔にならない一層実用性に優れた構成の断熱折板二重葺き金具となる。
また、請求項6記載の発明においては、固定ナットに加えて吊子も予め仮止めしておくことができ、吊子の固定作業を一層効率良く行うことができる極めて実用性に優れた構成の断熱折板二重葺き金具となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
折板屋根1上に金具本体2を固定し、この金具本体2上部の断熱材3の上部に設けられている固定ボルト6に、この固定ボルト6に螺着した固定ナット7によって吊子5を締付固定する。そして、この金具本体2上部に固定された吊子5に、上層折板4を取付けて断熱折板二重葺き屋根を構築できる。
また、本発明は、断熱材3に設けられているナット仮止め部8に、固定ナット7を着脱自在に仮止め装着することができる。
従って、例えば予め多数の本断熱折板二重葺き金具のナット仮止め部8に固定ナット7を仮止め装着してから、本断熱折板二重葺き金具を折板屋根1上に固定するようにすると、その後の吊子5固定作業時に作業者がポケットに固定ナット7を入れて持ち運ぶような手間も、作業途中で固定ナット7が足りなくなるような不都合もなく、多数の本断熱折板二重葺き金具に、夫々のナット仮止め部8から固定ナット7を取り外して吊子5を効率良く固定していくことが可能となる。
また、この種の断熱折板二重葺き金具は、一般的に断熱材3が合成樹脂製であるので、例えばこの断熱材3にナット仮止め部8を一体成形するなどして、容易に本発明を実現可能である。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図5に基づいて説明する。
本実施例の断熱折板二重葺き金具は、折板屋根1上に固定可能な金具本体2の上部に断熱材3が設けられ、この断熱材3の上部に、前記折板屋根1の上方に配設する上層折板4取付用の吊子5を固定するための固定ボルト6が設けられている。
具体的には、金具本体2は、図1,図2に示すように、一対の挟持体14が左右に対向配設され、この挟持体14間に締付ボルト15が貫通配設され、この締付ボルト15に螺着した締付ナット16により各挟持体14の下部に形成した挟持対向部17を締付接近させて下側に配する折板屋根1(下層折板屋根1)のはぜ部18に締付挟持固定し得るように構成されており、この一対の挟持体14上に合成樹脂製の前記断熱材3が設けられ、この断熱材3の上部に、前記吊子5を固定可能な吊子固定部19が設けられている。
即ち、図5に示すように、この断熱材3により前記吊子5と金具本体2(の各挟持体14)とが断熱されて、前記下層折板屋根1と前記上層折板4とが断熱状態となるように構成されている(下層折板屋根1上に、本断熱折板二重葺き金具を介して上層折板4を断熱状態に支持して断熱折板二重葺き屋根を構築できるように構成されている。)。図中符号20はタイトフレーム、21は下層屋根5係止用の吊子である。
また、図示したように、一方(図面右側)の挟持体14より他方(図面左側)の挟持体14の方が高さのある形状に形成され、左右に対向配設されたこの挟持体14の側板部間に、図示省略の貫通孔を介して六角ボルトが採用された前記締付ボルト15が回り止め状態に水平貫通配設され、この締付ボルト15の先端部に締付ナット16が螺着されていて、この締付ナット16を締付回動することで各挟持体14の下部に形成した前記挟持対向部17が接近して前記はぜ部18を締付挟持するように構成されている(図3〜図5参照)。尚、回り止め状態の締付ナット16に対して締付ボルト15を締付回動させる構成が採用されていても良い。
また、高さの異なる一対の挟持体14に対応させて、前記断熱材3も一側(図面右側)より他側(図面左側)が高い形状であって、前記上層折板4の頂部の下面を載置可能な載置上段部10と、前記吊子5の底部12を載置可能な載置下段部11とが並設する上下二段の段差横板形状に形成(一体成形)されている。
さらに、この断熱材3の載置下段部11に、この載置下段部11と前記金具本体2の天板部(図示省略)とを貫通させて前記固定ボルト6が立設状態に設けられていて、この固定ボルト6を吊子5の底部12に貫通形成されたボルト孔(図示省略)に挿通させて吊子5の底部12を載置下段部11上に載置装着でき、この際に固定ボルト6先端(上端)に螺着した固定ナット7で吊子5(の底部12)を固定ボルト6及び載置下段部11に締付固定できるように構成されている(図5参照)。
即ち、この吊子5の底部12を載置可能な載置下段部11と、吊子5固定用の固定ボルト6及び固定ナット7とにより前記吊子固定部19が構成されている。図中符号22は載置下段部11に貫通形成された固定ボルト6貫通用のボルト通し孔である。
本実施例は、前記断熱材3に、前記固定ナット7を着脱自在な仮止め状態にして装着可能なナット仮止め部8が設けられている。
具体的には、ナット仮止め部8は、前記固定ナット7の雌螺子孔9を着脱自在に圧入保持可能な突起8で構成されていると共に、この突起8は、前記断熱材3に一体成形されている。尚、ナット仮止め部8(突起8)は、例えば上向きに突設する形状に形成されていることにより固定ナット7の雌螺子孔9を着脱自在に掛止保持可能な構成が採用されていても良いし、その他の仮止め可能な構成が採用されていても良い。
また、このナット仮止め部8は、吊子5固定前に上層折板4の頂部の下面が載置されて隠れてしまう載置上段部10側に設けるのではなく、載置下段部11側に設けられていると共に、吊子5(の底部12)を載置下段部11上に載置しても邪魔にならない載置下段部11の屋根勾配下方側に配する前端面に水平前方へ向けて突設されている(図1参照)。尚、このナット仮止め部8が、載置下段部11の屋根勾配上方側に配する後端面に後方へ向けて突設されていても良い。
また、このナット仮止め部8(突起8)について更に詳しく説明すると、水平突出する円柱状突起であって、上下に二分割された割ピン形状に形成(一体成形)されており、更に突出先端側の外径が前記固定ナット7の雌螺子孔9の孔径よりもやや径大となる形状に形成されていて、この突起8に固定ナット7の雌螺子孔9を圧入すると固定ナット7が簡単には取外せなくなり、且つ固定ナット7をナット仮止め部8に対して前方へ引っ張ると割ピンが内方へ撓んで取外すことが可能な仮止め状態となるように構成されている。
従って、例えば予め多数の本断熱折板二重葺き金具のナット仮止め部8に固定ナット7を仮止め装着してから、本断熱折板二重葺き金具を折板屋根1上に固定するようにすると、その後の吊子5固定作業時に作業者がポケットに固定ナット7を入れて持ち運ぶような手間も、作業途中で固定ナット7が足りなくなるような不都合もなく、多数の本断熱折板二重葺き金具に、夫々のナット仮止め部8から固定ナット7を取り外して吊子5を効率良く固定していくことが可能となるように構成されている。
また、本実施例の前記断熱材3には、前記吊子5を着脱自在な仮止め状態にして装着可能な吊子仮止め部13が設けられている。
具体的には、断熱材3の前記載置下段部11上面の図面右側の端部に、屋根勾配方向と平行な溝長を有する掛止溝13Aが形成(一体成形)されて、この掛止溝13Aが前記吊子仮止め部13として構成されており、この吊子仮止め部13(掛止溝13A)に、吊子5上部の吊子はぜ部23の下向き先端部を上方から着脱自在に掛止め(仮止め)可能に構成されている(図4参照)。
従って、本実施例は、固定ナット7に加えて吊子5も予め仮止めしておくことができるので、吊子5の固定作業を極めて効率良く行うことができる。
本発明の具体的な実施例2について図6,図7に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1とは異なる吊子仮止め部13が採用されている場合である。
具体的には、前記断熱材3の段差部の下方に、前記載置上段部10側に向かって凹設されて屋根勾配方向と平行な長さを有する嵌合凹部13Bが形成(一体成形)されて、この嵌合凹部13Bが前記吊子仮止め部13として構成されている。
また、この吊子仮止め部13(嵌合凹部13B)は、その下面が前記載置下段部11(の上面)と面一となる凹状に形成されていて、この嵌合凹部13Bに、上下を反転させた(逆さまにした)吊子5の吊子はぜ部23を側方から嵌合しつつ吊子はぜ部23の上面を載置下段部11に載置することで、吊子5を立設状態(逆立ち状態)で着脱自在に仮止め可能に構成されている(図7参照)。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 折板屋根
2 金具本体
3 断熱材
4 上層折板
5 吊子
6 固定ボルト
7 固定ナット
8 ナット仮止め部・突起
9 雌螺子孔
10 載置上段部
11 載置下段部
12 底部
13 吊子仮止め部
2 金具本体
3 断熱材
4 上層折板
5 吊子
6 固定ボルト
7 固定ナット
8 ナット仮止め部・突起
9 雌螺子孔
10 載置上段部
11 載置下段部
12 底部
13 吊子仮止め部
Claims (6)
- 折板屋根上に固定可能な金具本体の上部に断熱材が設けられ、この断熱材の上部に、前記折板屋根の上方に配設する上層折板取付用の吊子を固定するための固定ボルトが設けられている断熱折板二重葺き金具において、前記断熱材に、前記吊子を前記固定ボルトに締付固定するための固定ナットを着脱自在な仮止め状態にして装着可能なナット仮止め部が設けられていることを特徴とする断熱折板二重葺き金具。
- 前記ナット仮止め部は、前記固定ナットの雌螺子孔を着脱自在に掛止保持若しくは圧入保持可能な突起で構成されていることを特徴とする請求項1記載の断熱折板二重葺き金具。
- 合成樹脂製の前記断熱材に、前記ナット仮止め部が一体成形されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具。
- 前記ナット仮止め部は、前記断熱材の屋根勾配下方側に配する前端面に設けられているか、若しくは前記断熱材の屋根勾配上方側に配する後端面に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具。
- 前記断熱材は、前記上層折板の下面を載置可能な載置上段部と、前記吊子の底部を載置可能な載置下段部とが並設する上下二段の段差形状に形成されており、前記ナット仮止め部は、前記載置下段部の屋根勾配下方側に配する前端面に設けられているか、若しくは前記載置下段部の屋根勾配上方側に配する後端面に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具。
- 前記断熱材は、前記吊子を着脱自在な仮止め状態にして装着可能な吊子仮止め部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の断熱折板二重葺き金具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018181613A JP2020051121A (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 断熱折板二重葺き金具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022167595A (ja) * | 2021-04-23 | 2022-11-04 | 株式会社サカタ製作所 | 取付器具 |
-
2018
- 2018-09-27 JP JP2018181613A patent/JP2020051121A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022167595A (ja) * | 2021-04-23 | 2022-11-04 | 株式会社サカタ製作所 | 取付器具 |
JP7333656B2 (ja) | 2021-04-23 | 2023-08-25 | 株式会社サカタ製作所 | 取付器具 |
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