JP2020048552A - 麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法 - Google Patents

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理樹 廣島
優里 井上
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【課題】麺の粘り食感を向上させることができる麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法を提供することを目的とする。【解決手段】食用油脂と、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤とを含むことを特徴とする麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、麺の食感を改良する方法に関し、より詳細には、麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法である。
近年、コンビニエンスストアやスーパーマーケットの中食産業が拡大し、買ってきてすぐに食すことができる中食に注目が集まっている。なかでも、チルド麺は、年間を通して人気が高い。
チルド麺は、汁に浸して食べるラーメンやうどん、ソースをからめて食べるパスタなど様々な食べ方があり、食べ方に応じて適した食感に調整できることが求められている。
特許文献1には、乳化状態にあるモノグリセリン脂肪酸エステル及び蛋白質を配合することによって麺のほぐれ性と経時による弾力の低下を抑制することが記載されている。
再公表2015−041234号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、経時による麺の弾力と粘りの低下を防ぐものであり、そもそもの麺の食感を改良するものではない。
なお、特許文献1には、乳化剤によって麺の食感を改良可能である点について開示も示唆もない。
そこで、本発明は、麺の粘り食感を向上させることができる麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法を提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意検討の結果、特定の乳化剤を麺の表面に付着させることによって、麺の粘り食感を向上できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明の麺の粘り食感向上剤は、食用油脂と、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤とを含むことを特徴とする。
また、前記乳化剤の含有量が、0.1質量%以上10質量%以下であることを特徴とする。
さらに、加熱後の麺の表面への付着用であることを特徴とする。
本発明の麺の粘り食感向上方法は、食用油脂と、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤と、を含む油脂組成物を麺の表面に付着させることを特徴とする。
また、前記油脂組成物中に、前記乳化剤を0.1質量%以上10質量%以下含むことを特徴とする。
さらに、前記油脂組成物を加熱後の麺の表面に付着させることを特徴とする。
そして、前記油脂組成物を、前記麺100質量部に対して、0.5質量部以上5質量部以下付着させることを特徴とする。
本発明の麺の粘り食感向上剤は、麺の表面に付着させることにより、粘り食感を容易に向上させることができる。
また、本発明の麺の粘り食感向上方法は、容易に粘り食感に優れた麺を提供することができる。
本発明の麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法の実施形態について以下に説明する。
まず、本明細書において、「麺の粘り食感」とは、咀嚼時に麺の弾性によって歯を程よく押し戻すような食感であり、より具体的には、やわらかめの粘りであればモチモチ、硬めの粘りであればプリプリといった食感である。
[1.麺の粘り食感向上剤]
本発明の麺の粘り食感向上剤は、食用油脂と、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤とを含むことが重要である。
麺としては、乾麺、生麺、フライ麺、熱風乾燥即席麺、凍結乾燥即席麺などを茹でるなどしたチルド麺であることが好ましい。また、スパゲッティやマカロニ等のパスタ、中華麺、うどん、きしめん、素麺、フォー、韓国冷麺及び春雨であることがより好ましく、パスタであることがさらに好ましい。麺は、例えば、ソースを絡めたり、マヨネーズ等を和えた形態でもよい。
食用油脂としては、特に限定するものではないが、豚脂、牛脂、乳脂、鶏脂等の動物性油脂;大豆油、菜種油、カカオ脂、米ぬか油、コーン油、ヒマワリ油、綿実油、パーム油、ヤシ油、オリーブ油、ゴマ油、エゴマ油等の植物性油脂;前記動物性油脂及び植物性油脂を硬化、分別及びエステル交換から選ばれる1種又は2種以上の処理をした加工油脂;である。食用油脂は、1種又は2種以上を調合して用いてもよい。好ましくは大豆油、菜種油、コーン油、ヒマワリ油、オリーブ油及びゴマ油であり、より好ましくは大豆油、菜種油、オリーブ油及びゴマ油であり、さらに好ましくは菜種油である。食用油脂の上昇融点は、5℃以下であることが好ましく、0℃以下であることがより好ましい。なお、前記上昇融点は、基準油脂分析試験法の3.2.2.2−2013によって測定することができる。
食用油脂の含有量の下限は、70質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、85質量%以上であることがさらに好ましく、90質量%以上であることがさらにより好ましい。また、食用油脂の含有量の上限は、特に限定するものではないが、食用油脂と乳化剤の合計量が100質量%以下であることが好ましい。
プロピレングリコール脂肪酸エステルの脂肪酸は特に限定するものではないが、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸及びベヘン酸から選ばれる1種又は2種以上であることが好ましく、より好ましくはオレイン酸である。また、HLBは、1以上6以下であることが好ましく、2.5以上5以下であることがより好ましく、2.8以上4以下であることがさらに好ましく、3以上3.8以下であることがさらにより好ましい。
ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルは、グリセリン平均重合度が、4以上10以下であることが好ましく、4以上8以下であることがより好ましく、4以上7以下であることがさらに好ましい。また、HLBは、0以上3以下であることが好ましく、0以上2以下であることがより好ましく、0以上1.5以下であることがさらに好ましい。
ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸は特に限定するものではないが、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸及びベヘン酸から選ばれる1種又は2種以上であることが好ましく、ベヘン酸及びオレイン酸から選ばれる1種又は2種であることがより好ましい。グリセリン平均重合度は、4以上20以下であることが好ましく、5以上20以下であることがより好ましく、5以上16以下であることがさらに好ましく、5以上12以下であることがさらにより好ましく、8以上12以下であることがことさら好ましい。また、HLBは、1以上16以下が好ましく、1以上13以下がより好ましく、1以上6以下であることがさらに好ましく、1.5以上5以下であることがさらにより好ましく、2以上4以下であることがことさら好ましい。
前記乳化剤の含有量は、0.1質量%以上10質量%以下であることが好ましく、0.3質量%以上8質量%以下であることがより好ましく、0.3質量%以上6質量%以下であることがさらに好ましく、0.3質量%以上4質量%以下であることがさらにより好ましい。乳化剤を所定の含有量とすることで、風味が良好な麺を得ることができる。
本発明の麺の粘り食感向上剤には、上記の食用油脂及び乳化剤以外にも、上記以外の乳化剤;調味料;酸化防止剤等が含まれてもよい。また、本発明の麺の粘り食感向上剤の水の含有量は、0質量%以上1質量%未満であることが好ましい。
また、本発明の麺の粘り食感向上剤は、加熱後の麺の表面への付着用として用いることが好ましい。
本発明の麺の粘り食感向上剤によれば、加熱後の麺の表面へ付着させることによって、麺、特にチルド麺の粘り食感を向上させることができる。
[2.麺の粘り食感向上方法]
本発明の麺の粘り食感向上方法は、食用油脂と、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤と、を含む油脂組成物を麺の表面に付着させることが重要である。なお、食用油脂及び乳化剤については、[1.麺の粘り食感向上剤]において説明した内容と同じであるので説明を省略する。
前記油脂組成物中には、前記乳化剤が0.1質量%以上10質量%以下含まれていることが好ましく、0.3質量%以上8質量%以下含まれていることがより好ましく、0.3質量%以上6質量%以下含まれていることがさらに好ましく、0.3質量%以上4質量%以下含まれていることがさらにより好ましい。
前記油脂組成物中における食用油脂の含有量は、70質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましく、85質量%以上であることがさらに好ましく、90質量%以上であることがさらにより好ましい。また、前記油脂組成物中における食用油脂の含有量の上限は、特に限定するものではないが、食用油脂と乳化剤の合計量が100質量%以下であることが好ましい。
前記油脂組成物中には、上記の食用油脂及び乳化剤以外にも、上記以外の乳化剤;調味料;酸化防止剤等が含まれてもよい。また、前記油脂組成物中における水の含有量は、0質量%以上1質量%未満であることが好ましい。
前記油脂組成物を麺の表面に付着させる方法は、特に限定するものではないが、噴霧、塗布、浸漬、和える等から適宜採用することができる。前記油脂組成物を麺の表面に付着させるタイミングは、麺を加熱した後であることが好ましく、麺が60℃以上100℃以下の時であることがより好ましい。
前記油脂組成物の付着量は、麺100質量部に対して、0.5質量部以上5質量部以下であることが好ましく、0.8質量部以上5質量部以下であることがより好ましく、0.8質量部以上3質量部以下であることがさらに好ましい。
本発明の麺の粘り食感向上方法によれば、粘り食感に優れた麺、特にチルド麺を容易に提供することができる。
以下に、本発明の麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法の具体的な実施例を説明する。
本実施例において検討した食用油脂及び乳化剤を以下に説明する。
<食用油脂>
精製菜種油:さらさらキャノーラ油、上昇融点0℃以下、株式会社J−オイルミルズ製
<乳化剤>
(1)プロピレングリコール脂肪酸エステル:モノオレート、HLB3.6、PO−100V、理研ビタミン株式会社製
(2)ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル:HLB1.0、グリセリン平均重合度6、CRS−75、阪本薬品工業株式会社製
(3)ポリグリセリン脂肪酸エステル1:デカ・オレイン酸、HLB3.0、グリセリン平均重合度10、Q−1710S、太陽化学株式会社製
(4)ポリグリセリン脂肪酸エステル2:ペンタ・オレイン酸、HLB7.0、グリセリン平均重合度10、O-50D、三菱ケミカルフーズ株式会社製
(5)ポリグリセリン脂肪酸エステル3:ペンタ・オレイン酸、HLB2.9、グリセリン平均重合度4、PO-3S、阪本薬品工業株式会社製
(6)ポリグリセリン脂肪酸エステル4:モノ・オレイン酸、HLB7.4、グリセリン平均重合度2、DO-100V、理研ビタミン株式会社製
(7)ポリグリセリン脂肪酸エステル5:モノ・オレイン酸、HLB13.0、グリセリン平均重合度5、A−171E、太陽化学株式会社製
(8)ポリグリセリン脂肪酸エステル6:ベヘン酸、HLB2.5、グリセリン平均重合度10、CV-1L、阪本薬品工業株式会社製
<実施例1−1〜3>
本実施例においては、上記の食用油脂100質量部に対して、各乳化剤を1質量部添加した油脂組成物(乳化剤含有量0.99質量%)を調製し、パスタの粘り食感について検討した。
試験用のパスタは、以下の(a)乃至(d)の手順に従って調製した。
(a)ボウルに油脂組成物4gを量りとっておいた。
(b)パスタ乾麺(マ・マースパゲティ、太さ1.8mm、日清フーズ株式会社製)を茹でて得たパスタを30秒間ザルに静置して湯切りした。
(c)(a)のボウルに(b)のパスタ200gを測りとり30秒間和えた。
(d)4℃の冷蔵庫で18時間静置し、試験用のパスタを得た。
評価は、精製菜種油のみを和えたものを対照として、各油脂組成物を和えたパスタの粘り食感について、専門パネラー4名の官能評価にて行い、合議にて結果を決定した。得られた評価結果を表1に示す。
表1に示すように、実施例1−1乃至1−3の乳化剤を添加した油脂組成物をパスタに和えることにより、精製菜種油のみを和えた場合と比較して、粘り食感が向上した。
<実施例1−4〜8>
さらに、乳化剤(4)〜(8)について、実施例1−1と同様に評価した。得られた結果を表2に示す。
表2に示すように、実施例1−4乃至1−8の乳化剤を添加した油脂組成物をパスタに和えることにより、精製菜種油のみを和えた場合と比較して、粘り食感が向上した。
実施例1−1の結果から、プロピレングリコール脂肪酸エステルについては、脂肪酸がオレイン酸であることが好ましく、HLBが3.6であることが好ましい。
実施例1−2の結果から、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルについては、グリセリン平均重合度が6であることが好ましく、HLBが1以下であることが好ましい。
実施例1−3乃至1−8の結果から、ポリグリセリン脂肪酸エステルについては、脂肪酸がベヘン酸またはオレイン酸であることが好ましく、また、HLBが2.5以上13.0以下であることが好ましい。
この結果から、精製菜種油にプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる少なくとも1種を添加した油脂組成物をパスタに和えることによって、粘り食感に優れたチルドパスタが得られることが明らかとなった。
<実施例2>
本実施例においては、上記の食用油脂に対して、(1)及び(2)の1種又は2種の乳化剤を添加量した油脂組成物を調製し、該油脂組成物を和えたスパゲティにミートソースを絡めたミートソーススパゲティを調製して食感の評価を行った。
(スパゲティ1)
精製菜種油100質量部に対して、乳化剤(1)を1質量部添加した油脂組成物(乳化剤含有量0.99質量%)を用いて、実施例1に示す(a)乃至(d)のパスタの調製手順にてスパゲティ1を得た。
(スパゲティ2)
精製菜種油100質量部に対して、乳化剤(1)を0.4質量部及び乳化剤(2)を0.8質量部添加した油脂組成物(乳化剤含有量1.19質量%)を用いて、実施例1に示す(a)乃至(d)のパスタの調製手順にてスパゲティ2を得た。
スパゲティ1及びスパゲティ2に対して、ミートソース(マ・マートマトの果肉たっぷりのミートソース、日清フーズ株式会社製)を130gずつ絡めてミートソーススパゲティ1及び2を調製し、各ミートソーススパゲティを食して麺の粘り食感を評価した。
評価の結果、本実施例のミートソーススパゲティは、いずれのスパゲティにおいても、麺が粘り食感に優れており、モチモチとした食感のおいしいスパゲティであった。
<実施例3>
本実施例においては、上記の食用油脂100質量部に対して、乳化剤(1)を1質量部添加した油脂組成物(乳化剤含有量0.99質量%)を調製し、該油脂組成物を和えたマカロニを用いてマカロニサラダを調製して麺の食感の評価を行った。
試験用のマカロニは、以下の(e)乃至(k)の手順に従って調製した。
(e)ボウルに油脂組成物3gを測りとっておいた。
(f)マカロニ乾麺(マ・マーサラダマカロニ、日清フーズ株式会社製)を茹でて得たマカロニを30秒間ザルに静置して湯切りした。
(g)(e)のボウルに(f)のマカロニ150gを測りとり30秒間和えた。
(h)タマネギ2分の1個(100g)を薄切りにして、耐熱皿にのせてラップをかけ電子レンジ(500W)で2分間加熱し、水分を絞った。
(i)キュウリ1本(100g)を2mmの厚さに輪切りした。
(j)ハム4枚(60g)を5mm幅の短冊切りにした。
(k)(g)のボウルに(h)のタマネギ、(i)のキュウリ、(j)のハムを混ぜたら、マヨネーズ100g(キユーピーマヨネーズ、キユーピー株式会社製)、塩1g及びコショウ1gを加えてさらに混ぜてマカロニサラダを得た。
評価の結果、本実施例のマカロニサラダのマカロニは粘り食感に優れており、モチモチとした食感のおいしいマカロニサラダであった。
本発明の麺の粘り食感向上剤及び麺の粘り食感向上方法は、上述の実施形態及び実施例に限定するものではなく、発明の効果を損ねない範囲で、種々の変更が可能である。

Claims (7)

  1. 食用油脂と、
    プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤と、
    を含む、麺の粘り食感向上剤。
  2. 前記乳化剤の含有量が、0.1質量%以上10質量%以下である、請求項1に記載の麺の粘り食感向上剤。
  3. 加熱後の麺の表面への付着用である、請求項1又は2に記載の麺の粘り食感向上剤。
  4. 食用油脂と、
    プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上の乳化剤と、
    を含む油脂組成物を麺の表面に付着させる、麺の粘り食感向上方法。
  5. 前記油脂組成物中に、前記乳化剤を0.1質量%以上10質量%以下含む、請求項4に記載の麺の粘り食感向上方法。
  6. 前記油脂組成物を加熱後の麺の表面に付着させることを特徴とする請求項4又は5に記載の麺の粘り食感向上方法。
  7. 前記油脂組成物を、前記麺100質量部に対して、0.5質量部以上5質量部以下付着させることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の麺の粘り食感向上方法。
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