JP2020044933A - ステアリング装置 - Google Patents

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克憲 小池
Katsunori Koike
克憲 小池
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Abstract

【課題】ラック軸の摺動抵抗の低減とラック軸の曲げ強度の向上とを実現できるステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、ステアリングホイールに連結されたピニオン7と、ピニオン7と噛合するラック9を一端側に備えたラック軸8と、ラック軸8をピニオン7側に押圧するラックガイド31と、ラック軸8の他端側を支持するラックブッシュ15とを備えている。ラックガイド31は、ラック軸8の軸方向でピニオン7よりも外側に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリング装置に関するものである。
車両用のステアリング装置は、ピニオンとラックとを有するラックアンドピニオン機構により、ステアリングホイールに加えられた操舵角をラック軸の車両左右方向への移動に変換して、車輪の向きを変化させるように構成されている。
従来のステアリング装置では、ラックをピニオン側に押し付けるラックガイドとピニオンとでラック軸の一端側を挟み込んで支持し、ラック軸の他端側をラックブッシュで支持することにより、ラック軸がラック軸方向に摺動可能に支持される。
しかし、ラックガイドとピニオンがラック軸方向で同位置に配置されている場合、ラックとピニオンに歯車精度の誤差を吸収できずに、ラック軸の摺動抵抗が増大するという問題があった。
また、従来のステアリング装置として、ボールねじをラック軸の一端部に組み付けた電動パワーステアリング装置であって、ラック軸の車両前後方向の振動を抑制すべく、ピニオンとボールねじの間にラックガイドを配置したものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第2940909号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、ラックガイドをピニオンよりも車両左右方向の内側に位置させているため、ラック軸の両端に車輪からの路面反力が入力し、ラック軸のラック部分がピニオンから離間する方向にラック軸が曲がった場合などに、ラック軸の曲げ強度を十分に確保できないという問題があった。ラック軸の曲げ強度が不足していると、車輪からの大入力でラック軸を曲げる入力が入った場合に、ラック軸が塑性変形して曲がる、もしくは折れてしまう。
本発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本発明のステアリング装置は、ステアリングホイールに連結されたピニオンと、前記ピニオンと噛合するラックを一端側に備えたラック軸と、前記ラック軸を前記ピニオン側に押圧するラックガイドと、前記ラック軸の他端側を支持するラックブッシュと、を備えたステアリング装置であって、前記ラックガイドは、前記ラック軸の軸方向で前記ピニオンよりも外側に配置されているものである。
本発明によれば、ピニオンとラックガイドの位置がラック軸方向でずれているので、多少の歯車精度の誤差であれば、ラック軸が撓んで荷重が逃げることで、ラック軸の摺動抵抗を低減できる。さらに、ラックガイドがピニオンよりもラック軸方向で外側に配置されているので、ラックガイドからラック軸端部までの距離が短くなり、ラック軸の曲げ強度を向上できる。
本発明のステアリング装置において、前記ラック軸、前記ピニオン、前記ラックガイド及び前記ラックブッシュを収容するハウジングに、車両へ連結するための取付部が、前記ラックガイドよりも前記軸方向で外側に設けられているようにしてもよい。
このような態様によれば、ハウジングの端部に近い位置に取付部を設けることができ、ステアリング装置を車両に取り付けたときのステアリング装置の支持剛性を向上できる。
本発明のステアリング装置は、ラック軸の摺動抵抗を低減できるとともに、ラック軸の曲げ強度を向上できる。
ステアリング装置の第1実施形態の概略構成を示す模式図である。 同ステアリング装置の全体構成を示す断面図である。 (A)は第2ハウジング周辺を示す拡大断面図、(B)は(A)のIIIB−IIIB線に沿った断面図である。 同ステアリング装置の第2実施形態の全体構成を示す断面図である。 同ステアリング装置の第3実施形態の全体構成を示す断面図である。 同ステアリング装置の第4実施形態の全体構成を示す断面図である。 同ステアリング装置の第5実施形態の全体構成を示す断面図である。
本願発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の説明で、各方向を特定するため、前後左右の文言を使用するが、前後左右の向きは、ステアリング装置が組み込まれる車両の直進方向を前方とする通常の基準に従うものとする。図中において、矢印FRは前方向を、矢印RRは後方向を、矢印LHは左方向を、矢印RHは右方向を示すものとする。
図1は、第1実施形態のステアリング装置1のシステムを示す模式図である。本実施形態のステアリング装置1は、車両に組み込まれており、ステアリング装置1のステアリング軸2は、ダッシュボード等にステアリングコラムを介して支持されている。ステアリング軸2の車室内側の端部にはステアリングホイール3が取り付けられており、他端部にはインターミディエイトシャフト4を介してピニオン軸5が連結されている。
ピニオン軸5は、ハウジング6の内部に回動自在に支持されており、ピニオン軸5にはピニオン7が一体的に形成されている。ピニオン7は、ハウジング6に挿通されているラック軸8のラック9に噛合しており、これによりラックアンドピニオン機構が構成されている。
ラック軸8の左右端部(車幅方向端部)には、ボールジョイント10を介してタイロッド11が接続されている。タイロッド11の先端部は、ナックルアーム12を介して車輪13に連結されている。これにより、ステアリングホイール3の操舵が車輪13に伝わり、車輪13が操作される。
ハウジング6の軸方向両端部は、ラックブーツ14でそれぞれ覆われている。ラックブーツ14は、筒状且つ蛇腹状に形成された弾性を有する樹脂材料で形成され、ラック軸8の軸方向に延びており、ラック軸8の端部に連結されたボールジョイント10及びタイロッド11を覆っている。
図2は、ステアリング装置1の全体構成を示す断面図である。図2では、ステアリング装置1を車両上方から見た状態を示している。ステアリング装置1は、ハウジング6にピニオン7及びラック軸8を収容するハウジング6を備えている。
ハウジング6は、左右方向(車幅方向)に延びる筒状の形態を有し、左右方向に延びるラック軸8の中央部を収容する円筒状の第1ハウジング21と、第1ハウジング21の一端部に結合された第2ハウジング22と、第1ハウジング21の他端部に結合された第3ハウジング23とを備えている。本実施形態では、第1ハウジング21の右端部に第2ハウジング22が結合され、左端部に第3ハウジング23が結合されている。
図3にも示すように、ラック軸8の右端部側を収容する第2ハウジング22内に、ピニオン軸5及びピニオン7が回転自在に支持されている。ラック軸8は、ハウジング6内に挿通されて左右方向に延びて配置される。ラック軸8の一端側は第2ハウジング22内に収容されており、ラック軸8の一端寄り部位に、ラック軸8の前方に配置されたピニオン7と噛み合うラック9が形成されている。
第2ハウジング22には、ラック軸8をピニオン7側に向けて押圧するラックガイド31が設けられている。ラックガイド31は、ラック軸8の後方に配置されるとともに、ピニオン7よりもラック軸方向(左右方向)で外側に配置されている。
ラックガイド31は、ラック軸8に接触する当接部材32を介してラック軸8の後面側に配置されるガイド部材33と、ガイド部材33を圧縮ばね等の弾性部材34を介してラック軸8側へ向けて押圧する調整ボルト35と、調整ボルト35の位置を固定するロックナット36とを備えている。ガイド部材33は、ラック軸8の軸方向と直交する方向に摺動自在に設けられており、第2ハウジング22にねじ込む調整ボルト35のねじ込み加減を調整することで、弾性部材34を介してガイド部材33を適切な押圧力で押すことで、ラック軸8をピニオン7へ押し付ける。
また、ラック軸8の左端部側を収容する第3ハウジング23の左右方向中途部には、ラック軸8の左端部側を支持するラックブッシュ15が設けられている。ラックブッシュ15は、滑り軸受にて構成され、ラックブッシュ15の内周面でラック軸8の外周面を左右方向に摺動自在に支持している。
このように、ラック軸8は、ピニオン7とラック9とが噛み合う箇所と、ラックガイド31が接触する箇所と、ラックブッシュ15が接触する箇所の3箇所で、左右方向に摺動自在に支持されている。
ラック軸8の左右両端には、ボールジョイント10のボール収容部を構成するラックエンド16が取り付けられている。ラックエンド16の外径は、ラック軸8の外径よりも大きく設定されている。ハウジング6の中央部はラック軸8の外径よりも僅かに大きな内径に形成される一方、ハウジング6の左右両端部(第2及び第3ハウジング22,23の左右外側端部)には、ラックエンド16の外径よりも大きな内径のラックエンド収容部17が形成されている。
ラックエンド収容部17の左右内側端部には環状のストッパー部材18(図3参照)が配置される。ストッパー部材18の内径は、ラック軸8の外径よりも大きく、且つラックエンド16の外径よりも小さく設定されている。ラック軸8が軸方向に移動されて、ラックエンド16がストッパー部材18に接触することで、ラック軸8の移動可能範囲が制限される。
第2ハウジング22において、ラックガイド31は、ラックエンド収容部17よりも左右方向(ラック軸方向)で内側に配置されている。また、第3ハウジング23において、ラックブッシュ15は、ラックエンド収容部17よりも左右方向で内側に配置されている。
図4にも示すように、ハウジング6の左右両端部(第2及び第3ハウジング22,23の左右外側端部)の外周面には、車両100に連結するための取付部24が前向きに突設されている。取付部24は、ラックエンド収容部17と左右方向で同位置に設けられている。すなわち、取付部24は、ラックガイド31及びラックブッシュ15よりも左右方向(ラック軸方向)で外側に設けられている。
取付部24には、左右方向に略直交する方向に貫通する取付孔25が形成されている。取付孔25にはブッシュ26が嵌入されている。ブッシュ26は、金属部材で形成された筒状部材27と、筒状部材27の外周面に固着された筒状の弾性部材28で構成されている。弾性部材28は、例えばゴムで形成される。
ボルト29をブッシュ26の筒状部材27と車両100のボルト挿通孔に挿通し、車両100の裏面側からナット30で締結することで、ハウジング6が車両100に取り付けられる。
以上のように、本実施形態のステアリング装置1は、ステアリングホイール3に連結されたピニオン7と、ピニオン7と噛合するラック9を一端側に備えたラック軸8と、ラック軸8をピニオン7側に押圧するラックガイド31と、ラック軸8の他端側を支持するラックブッシュ15と、を備えている。そして、ラックガイド31は、ラック軸8の軸方向でピニオン7よりも外側に配置されている。
ステアリング装置1では、ピニオン7とラックガイド31の位置がラック軸8の軸方向でずれているので、多少の歯車精度の誤差であれば、ラック軸8が撓んで荷重が逃げることで、ラック軸8の摺動抵抗を低減できる。さらに、ラックガイド31がピニオン7よりもラック軸8の軸方向で外側に配置されているので、ラックガイド31からラック軸8端部までの距離が短くなり、ラック軸8の曲げ強度を向上できる。
また、ラック軸8、ピニオン7、ラックガイド31及びラックブッシュ15を収容するハウジング6に、車両100へ連結するための取付部24が、ラック軸8の軸方向でラックガイド31よりも外側に設けられている。これにより、ハウジング6の端部に近い位置に取付部24を設けることができ、ステアリング装置1を車両100に取り付けたときのステアリング装置1の支持剛性を向上できる。
上記実施形態では、ハウジング6の左右両端部に1つずつ取付部24が設けられているが、図4に示すように、第2ハウジング22でラックエンド収容部17と左右方向で同位置(ラックガイド31よりも右側)に追加で取付部24を後向きに突設して、ハウジング6に合計3つの取付部24を設けてもよい。また、図5に示すように、第1ハウジング21の中央部に後向きに突出する取付部24を追加で設けてもよい。また、図6に示すように、第2及び第3ハウジング22,23のそれぞれに平面視でラックエンド収容部17を挟んで前後2つの取付部24を設けて、ハウジング6に合計4つの取付部24を設けてもよい。これらの構成によれば、ステアリング装置1を車両100に取り付けたときのステアリング装置1の支持剛性をさらに向上できる。
また、図7に示すように、第2ハウジング22に平面視でラックエンド収容部17を挟んで前後2つの取付部24を設ける一方、第3ハウジング23の外周面を覆うゴムからなる取付緩衝部材37を設け、取付緩衝部材37の外周面に沿って湾曲する平板略U字形部分を有する取付ブラケット38にて、取付緩衝部材37を介してハウジング6の左端部(第3ハウジング23)を車両に取り付けてもよい。取付緩衝部材37及び取付ブラケット38は、第3ハウジング23のラックエンド収容部17と左右方向で同位置(ラックブッシュ15よりも左側)に配設される。このような構成によれば、ハウジング6の右端側(第2ハウジング22側)でハウジング6の右端部に近い位置に取付部24を設けることができるとともに、ハウジング6の左端側(第3ハウジング23側)でハウジング6の左端部に近い位置に取付ブラケット38を設けることができるので、ステアリング装置1を車両100に取り付けたときのステアリング装置1の支持剛性を向上できる。
本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、上記実施形態では、ラック軸に対してピニオンを車両前方側に配置し、ラックガイドを車両後方側に配置しているが、これらピニオンとラックガイドの配置を車両前後方向で逆転させてもよい。また、上記実施形態では、ハウジングは複数のハウジングが連結されて構成されているが、ハウジングは一体成形品であってもよい。
3 ステアリングホイール
5 ピニオン軸
6 ハウジング
7 ピニオン
8 ラック軸
9 ラック
15 ラックブッシュ
24 取付部

Claims (2)

  1. ステアリングホイールに連結されたピニオンと、前記ピニオンと噛合するラックを一端側に備えたラック軸と、前記ラック軸を前記ピニオン側に押圧するラックガイドと、前記ラック軸の他端側を支持するラックブッシュと、を備えたステアリング装置であって、
    前記ラックガイドは、前記ラック軸の軸方向で前記ピニオンよりも外側に配置されている、ステアリング装置。
  2. 前記ラック軸、前記ピニオン、前記ラックガイド及び前記ラックブッシュを収容するハウジングに、車両へ連結するための取付部が、前記軸方向で前記ラックガイドよりも外側に設けられている、請求項1に記載のステアリング装置。
JP2018173917A 2018-09-18 2018-09-18 ステアリング装置 Pending JP2020044933A (ja)

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